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2006年01月31日
プロ野球球団、いよいよ宮崎入り! [ 野球 ]
明日からいよいよプロ野球のキャンプが各地で行なわれます。そんな中、今日は、宮崎空港にて各球団の歓迎セレモニーが開催されました。その模様をお伝えいたします。
(レポート 文:木原 写真:甲斐・黒田)
オアシス広場は野球ムード一色。早い時間からファンのみなさんが増え始めていました。
それでは、早速一番乗りしたこちらの球団から・・・
読売巨人軍(11:30~)
まずは、宮崎サンシャインレディ達から、清武球団代表・原監督・高橋選手会長・小久保キャプテンへ花束の贈呈があり、その後地元協力会の代表津村市長の挨拶、そして原監督の挨拶がありました。
皆さんこれからのキャンプに向けて、顔が引き締まっていますね。では、そのコメントをどうぞ!
-津村市長挨拶-
読売巨人軍の皆さん、ようこそ宮崎にお越しくださいました。宮崎県民・市民こぞって歓迎いたします。今年で巨人軍の宮崎キャンプは48年目となります。プロ野球球団やJリーグ球団が数多くキャンプを張る宮崎でございますが、今年は7月にはオールスターゲームがサンマリンスタジアムで行なわれますし、11月開催のフェニックスリーグには今年はプロ野球12球団全てが参加されるということも聞いております。"スポーツランド宮崎"の礎はまさしく巨人軍のおかげであると思っております。今年は、"Show the spirit! Over the top"の精神で、日本一奪還を目指して頑張ってください!
-原監督-
こんにちは!多くの方の大歓迎を頂きまして、本当にありがとうございます。いよいよ球春到来です。明日からキャンプ開始となりますが、目標は一つ。優勝です! この高い目標を持ちまして、この一ヶ月間多くの猛練習をいたしまして、我々は生まれ変わります!どうぞ、多大なる応援の程、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
Ⅴ奪還に向けて動き出した巨人軍。今年は、猛特訓!のメニューが用意されているということです。小久保選手や上原投手もこれからの練習に向けて気合が入った表情をしていました。ぜひ今年こそは頑張ってもらいたいですね☆
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ソフトバンクホークス(12:50~)
ソフトバンクホークスキャンプ情報は
http://www.softbankhawks.co.jp/にて毎日更新中!
セレモニーでは、巨人軍同様宮崎サンシャインレディから、角田球団代表・王監督・斉藤選手会長・秋山二軍監督に花束が贈呈され、地元協力会挨拶の後王監督から決意のこもった挨拶がありました。
-津村市長挨拶-
ソフトバンクホークスの皆さん、ようこそ宮崎にお越しくださいました。宮崎県民・市民こぞって歓迎いたします。いよいよ2月のキャンプが始まりますが、ソフトバンクホークスさんは日本で一番観客の多いキャンプでございまして、宮崎市としましても大変歓迎いたしております。生目の森のほうも、いろんな施設の方の充実も進めてきたところでございますし、また、ホークスビレッジということで、宮崎の特産品・食べ物・ちびっ子広場もございまして、家族で楽しんでいただける生目の森キャンプ場を作ろうと一生懸命努力しているところでございます。ぜひ、2月のキャンプが充実したものとなりまして、今年こそ日本一の座を獲得されますように、あつい期待を持ちまして、歓迎のご挨拶とさせていただきます。
-王監督挨拶-
たくさんの方にお出迎えいただきまして、本当にありがとうございます。宮崎キャンプもこれで3年目になりますが、我々のキャンプする生目の森運動公園は、プロ野球12球団の中で一番充実してるといいますか、施設の整ったグラウンドだと思っております。その中で、大変暖かいこの2月に約一月間キャンプできることを本当に、年が変わりましてからも大変楽しみにしておりました。過去2年間は、リーグではいい成績を残せたのですが、残念ながらプレーオフでいい結果が出せず、日本一の座につくことは出来ませんでした。今年こそ、必ずやプレーオフを勝ち抜き、日本一になる!そういう決意を固めております。またここで皆さんにお誓いをしたいと思います。どうぞキャンプ地にお足をお運びいただきまして、楽しい練習をしている選手達を励ましていただきたいと、このように思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。
そして、つい先日7年契約という大リーグのような契約を結んだ松中選手のインタビューが聞けました。そちらの模様もどうぞ!
松中選手インタビュー
---今年の抱負を
7年契約となったので、非常に注目されていると思う。しっかりとこのキャンプで調整したいですね。
---キャンプの意気込みを
120%疲れ切るくらいに練習したいと思っています。
----九州のファンの方へ一言
今年は若手の競争も激しく、活気あるキャンプになると思います。ぜひキャンプを見に来ていただきたいですね。
2年連続プレーオフで涙を呑んだ福岡ソフトバンクホークス。城島選手が抜けた穴は大きいですが、その分若手の選手にチャンスが来たということ。今年は、その若手組の動向に期待したいですね☆また、王監督はWBCの日本代表監督という重責もありますが、ぜひ頑張って欲しいと思います!
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西武ライオンズ(13:30~)
そして、地元宮崎出身の赤田選手が所属する西武ライオンズも本日到着です!伊東監督・松坂選手会長・赤田選手への花束贈呈の後、地元協力会副会長の坂田町議会議長から挨拶がありました。そして、伊藤監督の挨拶の後、ライオンズのマスコットが南郷町に贈呈されました。
-坂田南郷町議会議長-
伊藤監督をはじめ選手の皆さん、ようこそ宮崎へお帰りになりました。お帰りなさい。南郷町民の多くは、地元の南郷で選手の皆さんが来られるのを首を長くして待っております。いよいよ、明日からプロ野球球団いっせいに、キャンプインいたします。監督さんを始め、選手の皆さん方は昨年の思いをいろいろと胸に秘められまして、今年こそ必ずやるんだ!という意気込みで、この空港の地を踏まれたと思います。我々も約一月間のキャンプ期間中、安心して練習できる環境づくりを行なってまいりました。伊東監督を中心に、開幕前最後の調整の仕上げを行っていただきたいと思います。南郷は暖かく自然豊かで、おいしい食事で栄養を取っていただきまして、監督の下厳しい練習で鍛えて、過ごしていただきたいと思います。怪我の無い様3月25日の開幕に向けて、精一杯頑張っていただきますよう、そして今年こそ優勝の二文字を引っさげて、秋には南郷に帰ってきた頂きたいと思います。どうぞ、頑張ってください!
-伊東監督-
みなさんこんにちは。今日は町長のお顔を拝見できなかったのが非常に残念ですけれども(所要により欠席)、また今年もすばらしい南郷という土地でスタートを切れるということは、非常に嬉しく思っております。いよいよ明日からキャンプが始まりますが、一年間しっかりと戦える体の強化、そして技術の向上をこの一ヶ月間できっちりと鍛錬して行きたいと思っております。秋には臣上げを持って帰ってきたいと思っております。約一ヶ月間、皆様にはいろいろとお世話していただくと思いますけれども、よろしくお願い致します。今日は多くの方にお集まりいただいて、本当にありがとうございました。よろしくお願い致します!
今年は巨人軍から江藤選手も加わり、打撃陣に厚みを増したライオンズ。エース松坂投手もWBC出場ということもあり、精悍な表情をしていました。
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そして、そのセレモニーが行なわれている横では、広島東洋カープの二軍選手も到着していました。コメントは撮れませんでしたが、画像だけでもぜひご覧下さい!
今年の県内キャンプは、プロ野球だけでなくサッカー日本代表やJリーグチーム、また韓国のKリーグチームも来るとあって、まさにスポーツランドな2月となりそうです。当パワスポチームも、県内各地いろいろなチームの取材を行なっていきますので、ぜひお楽しみに☆
なお、この宮崎空港オアシス広場は2月2日~28日まで
プロ野球宮崎キャンプ記念展
「ミヤザキ エアポート ボール パーク2006」が開催されます。
宮崎にキャンプインする6球団の150点の写真やユニフォームなど選手の実際に使用していたグッズなども展示されるそうです。みなさん、是非、足を運んでみて下さい!
投稿者 pawaspo : 23:52 | コメント (0) | トラックバック
ベガルタ仙台歓迎セレモニー [ サッカー ]
1月31日、今年もJ2リーグサッカーチーム”ベガルタ仙台”が、延岡市にやってきた。歓迎セレモニーはJR延岡駅広場で開催され、式典には地元、旭小学校の6年生68名も参加。それぞれが「歓迎ベガルタ仙台延岡キャンプ」と書かれた横断幕を手に、選手陣(下左)を迎えた。同チームは2006年1月31日(火)~2月17日(金)まで、延岡市西階運動公園陸上競技場を中心にキャンプを行う事となるが、昨年は惜しくもJ1昇格はならず、今シーズンにかけるチームの熱い気持ちは、代表として挨拶をした、ジョエル・サンタナ監督(下右)の『プレイヤーもスタッフも、そしてフロント陣も一丸となり、責任をもってJ1昇格を目指します』というコメントからもうかがう事ができた。尚、ベガルタ仙台の延岡キャンプは今年で満六年目を迎え、様々な歓迎行事などは、以前パワスポでもご紹介した、NPOアスリートタウンのべおかが中心となってとり行われ、2月5日には、参加自由のウェルカムパーティー(詳細下記)も開催されるとの事。
(撮影・文:松田秀人)
~セレモニーには68名の小学生が参加~
歓迎セレモニーは、JR延岡駅前広場で開催された、NPOアスリートタウンのべおか・有村理事長をはじめ、アスリートタウンのべおか関係者、延岡サッカー協会のメンバー、延岡スポーツボランティア団体NATSのメンバー、延岡青年会議所(JC)のメンバーなどが駆けつけた。みんなお揃いの”ベガルタハッピ”を着込んでいたのが印象的だった。さらに、地元、旭小学校の6年生68名も「歓迎ベガルタ仙台延岡キャンプ」と書かれた横断幕を手にとり、セレモニーに参加した。
ベガルタ仙台の選手達が、駅前広場に姿を現すと、子供達は大きな拍手で出迎えた。
~歓迎のあいさつ~
NPOアスリートタウン延岡・有村理事長より、「早朝はここ延岡も雨模様でしたが、選手の到着にあわせるかのように、太陽が出てきました」との言葉から、牧野延岡市教育長(下左)より歓迎の挨拶へと続く。
- 牧野延岡市教育長あいさつ -
「1年ぶりですね、ようこそ延岡へ。市民を代表して挨拶をいたします。昨年は、仙台との交流に協力をいただいたり、台風時のお見舞いなどをいただきまして誠にありがとうございました。今年は、是非、待望のJ1リーグ昇格を目指して頑張ってください。今日から2月17日までの延岡キャンプが、選手ひとり一人、またチームにとって実りあるキャンプになる事をお祈りいたします。」
~ジョエル・サンタナ監督あいさつ~
- ジョエル・サンタナ監督あいさつ -
「まず我々を迎えてくえる延岡のみなさんに感謝します。そして我々を応援してくれる子供達に感謝します。今日から本格的なキャンプが始まりますが、延岡に住まわれているみなさんは、ぜひ、試合を見に来てください。そしてベガルタ仙台はプレイヤーもスタッフも、そしてフロント陣も一丸となり、責任をもってJ1昇格を目指します。苦しい戦いになると思いますが、チームとサポーターが一体となって頑張っていきましょう。応援よろしくお願いします。」
~花束贈呈~
セレモニーの最後に、チームを代表して、ジョエル・サンタナ監督と、MF村上和弘選手(下右)に、延岡わかあゆレディー(下左)から花束の贈呈が行われた。
~今後の予定~
延岡のスポーツイベントの運営を円滑に行うため、平成11年(1999年)に発足された、学生や市民が中心となったボランティア団体”延岡アスリートタウンサポーターズ”通称NATSの齋藤真之介さんに、今後の予定をうかがった。このNATSというボランティア団体も、今回のベガルタ仙台キャンプに深くかかわっており、様々なイベントの補助などを、ボランティアで行っている。
(下画像 左:ATN有村理事長 / 右:NATS齋藤真之介さん)
- NATS齋藤真之介さんコメント -
-----キャンプに関してのNATSの動きは?
近いところでは、本日の歓迎セレモニー関連の準備や、2月5日にホテルメリージュ延岡にて開催される、歓迎レセプション(詳細は下記参照)の準備などですね。
-----レセプションの内容は?
有料ですが、自由参加なので、選手達ととても近くで交流ができます。サイン入りボールやグッズ等の抽選会もありますし、たとえばボールなどを持参いただければ、サインなどもしてくかもしれませんよ!
-----レセプションではどのようなお仕事を?
司会などもNATSのメンバーが行ったり、会場も、仙台の七夕祭りをイメージしたものをみんなで作ったりしています。
-----その他キャンプ中の活動は?
そうですね・・・小さくてもいいから、子供達に夢を与えられるようなイベントなどを企画して、それが実現できればいいと思います。ちょっとした事でも、子供達にとっては大切な思い出になりますから。
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~ベガルタ仙台キャンプ情報~
公式ホームページ:http://www.vegalta.co.jp/
キャンプスケジュール
期間:平成18年1月31日(火)~2月17日(金)
開催場所:延岡市西階運動公園陸上競技場
練習時間:9:30~12:00予定、15:00~17:00予定
歓迎セレモニー(終了)
1月31日(火)午後時1:10~1:20分
場所:延岡駅前
1月31日(火)午後1時10分から延岡駅前で行いますので、
多くのサッカー関係者や市民皆様の参加をお願いします。
ウェルカムパーティー
日時:平成18年2月5日(日)
受付 18:00~/開会 18:30~
場所:ホテルメリージュ延岡
会費:大人3,000円、大学生2,000円、高校生以下1,000円
チケット取り扱い店 NPO、観光協会、JC、ホテルメリージュ等
2月5日(日)午後6時30分からホテルメリージュ延岡で開催されます。
会費は大人3,000円、大学生2,000円、高校生以下1,000円です。
プロの選手達と接する貴重な機会ですので、多くの方々の参加をお願いします。
チケットはNPOアスリートタウンのべおか事務局、ホテルメリージュ延岡、
延岡市観光協会、延岡市サッカー協会事務局で販売します。
お問い合わせ NPO事務局
TEL:0982-42-3700
延岡市サッカー協会(NFA)
URL:http://satukich.hp.infoseek.co.jp/
投稿者 pawaspo : 17:37 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月30日
サッカー日本代表宮崎キャンプ2日目 [ サッカー ]
あいにくの曇り空の中行なわれたサッカー日本代表宮崎キャンプ2日目。本日は宮崎合宿恒例、走る日!午前中は有酸素系の運動能力を計測するVMAというトレーニングを行い、MF小笠原(鹿島アントラーズ)とDF中沢(横浜F・マリノス)は運動能力の高さを数字で示した。さらに午後のメニューとしてはクロスカントリーコースを走り込むなど、キャンプ早々から選手達はハードなメニューをこなしてした。
(文・撮影:黒田 健)
9:00組
GK土肥洋一(FC東京)、DF田中 誠(ジュビロ磐田)、DF宮本恒靖(ガンバ大阪)
DF坪井慶介(浦和レッズ)、DF加地 亮(FC東京)、MF福西崇史(ジュビロ磐田)
MF小笠原満男(鹿島アントラーズ)、MF長谷部 誠(浦和レッズ)
FW巻 誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)、FW佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
FW久保竜彦(横浜F・マリノス)は別メニュー
腰に不安を抱える、FW久保竜彦(横浜F・マリノス)は午前中の体力測定は別メニュー。入念にストレッチを行い、体を気づかいながらも、午後からのクロスカントリーには参加するなど、やる気が伝わってきた。
10:00組
GK川口能活(ジュビロ磐田)、GK曽ヶ端 準(鹿島アントラーズ)
DF三都主アレサンドロ(浦和レッズ)、DF中澤佑ニ(横浜F・マリノス)
DF村井慎二(ジュビロ磐田)、DF駒野友一(サンフレッチェ広島)
DF茂庭照幸(FC東京)、MF本山雅志(鹿島アントラーズ)
MF遠藤保仁(ガンバ大阪)、MF阿部勇樹(ジェフユナイテッド千葉)
午前の練習は9:00開始組と10:00開始組みに分かれて行なわれた。ウォーミングアップのあと、短距離のタイムを測るトレーニング、ジャンプ能力を測るトレーニングが各組5人ずつに分かれて開始。
そして次が有酸素系の運動能力を計測するVMAというトレーニング。これが自分の限界に挑戦するハードな内容。45秒間で少しずつ走る距離を伸ばしていく内容。インターバルは15秒で持久力と回復力を測るテスト。9:00組一位は小笠原選手。10:00組は中澤選手。後半組の中澤選手はサポーターの声援に応えてラストは猛ダッシュ。ゴール後暖かい声援をあびていた。
午後の練習はクロスカントリー
3時間ほどの休憩のあと、キーパーの三人を除くメンバーは再び午後の走るトレーニングに挑んだ。恒例海岸沿いの松林のクロスカントリーコースを使い自然の激しい起伏のがあるコースで10km以上の距離を走った。さすがに今日は選手も走り疲れの模様。
-中澤選手共同インタビュー-
-----トレーニングでは最高記録を出しましたが?
今年は始動が早くて他の選手に比べればコンディションもよかったんで。実戦になった時にこういった練習の成果が出ればと。
-----チームの雰囲気は?
チームメイトのワールドカップへの意識が高くワールドカップへの意気込みを強く感じています。
-----残り4ヶ月と2週間という期間については?
自分としてはワールドカップに照準を合わしているわけではなく今の合宿をいいものにする為に決められた練習を小さな練習でも手を抜かず1つ1つ頑張って行きたいです。
-----アメリカ戦については?
久しぶりの実戦になりますのでチームメイトと話し合ってコミュニケーションをしっかりとっていきたいです。
-----宮崎合宿については?
サポーターがいると燃えるタイプなんで声援のおかげでがんばれました。(笑)
-加地選手共同インタビューー
-----2日終わりましたが宮崎キャンプは?
ハードな練習で充実しています。サポーターの数が年々増えてるので、それだけ期待されているのだと思いました。結果を残していかなければと思います。怪我をせずに体調をしっかり整えて、一日一日気をつけていきたいです。
-----ガンバへの移籍については?
チームが変わりましたが自分ではいつも通りマイペースで頑張りたいと思います。
-----アメリカ戦については?
練習で追い込んで妥協せずに頑張って試合に臨みたいと思います。ワールドカップの相手も決まりましたが自分のサッカーが出来ればいいと思ってます。
-----コンディションは?
昨年の怪我はほとんど治っている状態です。全く順調にいってるのでいい雰囲気の中(自分のレベルも)高めていきたいと思います。
投稿者 pawaspo : 22:21 | コメント (1) | トラックバック
サッカー日本代表宮崎キャンプ初日 [ サッカー ]
2006年1月29日、サッカー日本代表宮崎キャンプ初日、ジーコ監督は次のように語った。
- ジーコ監督のコメント -
『2004年、宮崎で代表の練習のスタートを切ったが今までと違うのはファンの数が年々増えている。我々はこの期待に応えなければいけない。そのためにはこれから先のハードルを一つ一つ乗り越えて今までよりも、ほんの少しだけでもレベルを上げるように今日から努力してほしい。クラブでも同じような量とレベルで練習にのぞんでほしい。皆で手を取り合いここまできた力をもう一段上げて集大成としてほしい。今年は厳しい年になる。皆に対してだけでなく自分にも厳しくいくと思う。』
いつになく気合を全面に押し出しているジーコ監督、ワールドカップまで4ヶ月と2週間、ジーコジャパンが今年もまた宮崎で始動した。また、歓迎セレモニーでは宮崎牛、県産の果物がジーコ監督、川口キャプテンに送られた。
(文・撮影:黒田 健)
昨日まで寒かったのがウソのように暖かく、雨の予報も雲の隙間から日差しが差し込むなど、天気は日本代表の味方となった。キャンプに訪れた観客の数は8000人、選手の登場にはものすごい数のフラッユが・・。ここは国立??という声がこれまたたくさん集まった報道陣の中からも聞こえてきた。ワールドカップ開催時期から考えても、どれほど、この宮崎キャンプが注目されているかがわかる。今回の宮崎キャンプはフィジカル中心、ボールはほとんど使わない。これは今年もかわらない模様。それでも日本代表のトレーニングを目の前で見ることが出来るのは貴重な体験。ゲームが中心ではないため、サッカーをする人も他のスポーツの競技者の方にも実際に現地に足を運び、しっかりとトレーニング方法を見て、ぜひ参考にしてもらいたいと思う。 それでは初日練習を終えたあとの選手のコメントを。
-初代表の長谷部選手-
- コメント -
『多くの観客の方、周りの選手、いい意味で皆が見ているので緊張感がありました。走ることが中心の練習で、ボールに触ることがなかったのでちょっとさびしかったです(笑)。でも、ぐっすり寝れるぐらい疲れました。ここ宮崎はサッカーに集中できる環境なのでいいと思います。最初にジーコ監督より「ワールドカップに向けて頑張ろう」という内容の話が出たときは、緊張感と心の高ぶりを感じました。実戦ではボール使ってアピールしたいですね!』
-同じく初代表の佐藤選手-
- コメント -
『初練習は楽しかったです。チームでの練習とは違い、走ることが中心ですが問題なくついていけました。代表チームについては、チームメイトもいますし同年代の選手もいたので、事前にいろいろと話を聞いていました。個人的にも無理なくチームに溶け込めると思います。今日の練習については、予想ではランニングぐらいで練習が終わるかと思っていたのですが、しっかりとした練習がありました・・・。みんなJリーグの選手で知ってる顔なのですが、宮崎の一週間でもっとしっかりとコミュニケーションをとって行きたいと思います。ずっと代表にいる人にとってはワールドカップまであ4ヶ月と2週間ですが、僕にとってはキャンプで結果を出さないとダメなんでしっかりとやっていきたいです。』
宮崎キャンプ参加メンバー
GK 土肥 洋一 FC東京
GK 川口 能活 ジュビロ磐田
GK 曽ヶ端 準 鹿島アントラーズ
DF 田中 誠 ジュビロ磐田
DF 宮本 恒靖 ガンバ大阪
DF 三都主 アレサンドロ 浦和レッズ
DF 中澤 佑ニ 横浜F・マリノス
DF 坪井 慶介 浦和レッズ
DF 村井 慎二 ジュビロ磐田
DF 加地 亮 FC東京
DF 駒野 友一 サンフレッチェ広島
DF 茂庭 照幸 FC東京
MF 福西 崇史 ジュビロ磐田
MF 小笠原 満男 鹿島アントラーズ
MF 本山 雅志 鹿島アントラーズ
MF 遠藤 保仁 ガンバ大阪
MF 阿部 勇樹 ジェフユナイテッド千葉
MF 長谷部 誠 浦和レッズ
FW 久保 竜彦 横浜F・マリノス
FW 巻 誠一郎 ジェフユナイテッド千葉
FW 佐藤 寿人 サンフレッチェ広島
今回の宮崎キャンプ、今年初日ということで新しい代表ユニフォームのお披露目も行なわれた。
-ユニフォームを着てインタビューの宮本選手
- コメント -
『4ヶ月と2週間というワールドカップまでの期間を短く感じました。新加入の選手もいますが1週間で入ってこれると思います。久しぶりの久保選手も調子はいいといってました。去年は勝たなければいけない試合がキャンプのあとに続いていましたが、今年は勝ちにこだわりながらもワールドカップへの準備をしていきたいです。相手についてはこれから考えて生きます。ユニフォームは白の中に赤が入っていたりして日の丸のイメージも入ってますし、今までにないデザインで11本の刀がデザインされているので切れ味鋭く皆で頑張って行きたいです。アウェイのユニフォームでは負けていないんで。』
宮崎から始まるワールドカップへの道のり。
明日からも代表キャンプレポートお楽しみに。
ユニフォームの詳細はアディタス
URL:http://www.adidas.co.jp/jfa
投稿者 pawaspo : 11:25 | コメント (0) | トラックバック
06年第41回 新春馬術大会 2日目レポート [ JRA宮崎育成牧場 ]
今年のメインイベント場長杯は昨日の懇親会で『明日は僕が主役!』と語っていたJRA草薙選手(下左画像)が優勝!今日は気合のジャンプを見せてもらいました。『とても充実してたよ!』とのコメントどおり、馬上でもとてもいい表情をしていたのが印象的でした。それでは昨日の「1日目レポート」に続き2日目のレポートをご覧ください。
場所:JRA宮崎育成牧場
日時:2006年1月28日(1日目)、1月29日(2日目)
(撮影・文:黒田 健)
第6競技 クロス障害飛越競技「一般・少年の部」
初心者を中心に行なわれたこの競技、9:00開始ということでまだまだ寒い中行なわれたのですが、小黒選手(下画像/クライングフリーマン号)が減点0 (65.9のタイム)で優勝。ちなみにこの競技、クライングフリーマン号は2度走って減点0。
第6競技 クロス障害飛越競技「ジュニアの部」
2人で争われたこの競技、串間選手(下左画像/ターフィー号)が共に減点0の争いをタイムの差で勝利した。井上選手はタイムが速すぎて2位に。
第7競技 チャレンジカップ競技「一般の部」
韓国からのJRA研修生、朴選手(下画像左上/グッティーツーシューズ号)が安定した飛越で優勝。19人中14人が減点0、出場選手もベテランが多く、さすがの飛越を見ることが出来た。
第7競技 チャレンジカップ競技「少年・ジュニアの部」
昨日落馬棄権の湯川選手(下左画像/ポエッコーナー号)が意地を見せて優勝。ゴール後のホッとした表情が印象的だった。宮崎のジュニアのレベルが毎年上がっているのを実感できた競技内容が続いていた。
Jra-20060129-d705 jra-20060129-d706
第8競技 小障害飛越競技「一般の部」
馬事公苑の福島選手が登場!日本チャンピオンの飛越に注目が集まった。減点0でジャンプオフに進出。日頃乗りなれていない馬でのこの成績はさすが!馬も飛び方を覚えよくなったとのこと。競技の結果はジャンプオフに残ったのが10名。そんな混戦を制したのは奥山選手(下左画像/フェアゲーム号)。2位児玉選手との差は0.05秒。競馬なら鼻の差??
第8競技 小障害飛越競技「少年・ジュニアの部」
茜ヶ久保選手(下左画像/タマモシルバー号)が平永選手とのジャンプオフを制して優勝。昨日の2位がきっかけになった模様。これをステップに大きく飛躍してほしい。
第9競技 場長杯飛越競技(M級B)
前日優勝宣言をしていた草薙選手(下左画像/タマモシルバー号)。一番目のスタートということでプレッシャーを感じずスタート。減点0でジャンプオフの権利を得た。優勝候補の選手が次々とバーを落とし難コースに苦戦する中、松田選手(シルバーエルム号)が気合の飛越。減点0でゴール後には声をあげ喜びを表現。結局2人によるジャンプオフに!最初にとんだ草薙選手は後半の障害を一つ落とし競技終了。注目が集まる中競技が始まり無難に障害を飛んでいたのだが、後半、あと少しのところで障害を前に松田選手の馬が立ち止まってしまった。この瞬間草薙選手の優勝が決まった。これまであと一歩のところで、優勝を逃してしる草薙選手・・・。そんな姿を僕自身も見てきているだけに優勝の瞬間は感動的だった・・・。草薙選手に関しては、今回は上記で紹介したコメントどおり、心技体が充実し、一つひとつの技に集中できていたのでしょう。
今年も多くの人が馬と一緒にたたかい素晴しい演技を見せてくれた新春乗馬大会。来年へ向けてまた皆さんの練習が始まる。関係者の方お疲れ様でした。
投稿者 pawaspo : 10:20 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月29日
06年第41回 新春馬術大会 1日目レポート [ JRA宮崎育成牧場 ]
今年もまた新春乗馬大会の季節がやってきました。毎年恒例のこのイベント、寒さの中県内外の乗馬関係者が集まりました。初心者からトップレベルの選手までの幅広い競技者が2日間にわたる熱い戦いを繰り広げます。ということで、今日は初日の結果をレポート!
(撮影・文:黒田 健)
第一競技 馬場馬術競技(第3課目)
JRA宮崎育成牧場の秋山選手が62.7%の得点率で優勝!この競技、地味ではありますが馬と人との呼吸が合わないと減点が一気に増える緊張感のある競技です。優勝した秋山選手とアキノアイランド号の呼吸はぴったりでした。
トップ3
1位 11番 秋山康次郎 アキノアイランド JRA宮崎育成牧場 186 210 188 計584P
2位 08番 又川愛美 ダニー 宮崎県馬術連盟 182 179 185 計546P
3位 04番 塚本敏一 ポエッツコーナー JRA宮崎育成牧場 181 177 175 計533P
第二競技 ジムカーナー競技
初心者向けのこの競技。課題のコースを回り、基準タイムに近い人が勝つことになるのですが、初心者といってもレベルは様々。馬に乗って一人で走っている人もいますが、最初から最後まで引っ張ってもらった福井選手(スイアクララール号)が優勝。優勝が決まって嬉しそうな福井選手の笑顔を見ていると良かったなあって思いました。これでもっともっと乗馬を好きになってくれればいいですね。
トップ3
1位 10番 福井文子 スイアクララール 宮崎乗馬クラブ 49.36秒 減点0
2位 16番 山元幸子 スイアクララール 宮崎乗馬クラブ 48.67秒 減点0
3位 13番 串間眞和 ターフィー 綾馬事公苑 45.75秒 減点0
第三競技 低障害飛越競技「一般・少年の部」
最初の障害飛越競技。少し低めの障害ですが、比較的乗馬経験の少ない人が参加。日高選手(クライングフリーマン号)が減点0 44.99のタイムで優勝。2位との差は0.6秒の大接戦を制しました。重賞勝ち馬トッププロテクター号も参加!
トップ3
1位 21番 日高由美子 クライングフリーマン レッド・リバー・ランチ 44.99秒 減点0
2位 19番 藤本一樹 ディアナ 熊本県立南綾高校 44.39秒 減点0
3位 10番 上村博行 キャロル 延岡乗馬クラブ 43.11秒 減点0
第三競技 低障害飛越競技「ジュニアの部」
将来を期待される選手が集まったジュニアの部。川原純選手(グッディーツーシューズ号)が優勝。減点0 45.75のタイムは一般少年の部をうわまわる記録。まだまだ伸びる小学生に期待!
トップ3
1位 04番 川原 純 グッティーツーシューズ JRA宮崎育成牧場 45.75秒 減点0
2位 07番 杉田祥恵 アイキューベスト 丸小野牧場 42.76秒 減点0
3位 05番 武田梨奈 天瓢 JRA宮崎育成牧場スポーツ少年団 40.28秒 減点 0
第四競技 二段階障害飛越競技「一般の部」
1段階目を減点0で通過した選手だけが2段階目にチャレンジできる飛越の安定性が必要とされる競技。1段階目通過者は34名中12名。トップクラスの選手も通過できなかった混戦を制したのは昨年は低障害で優勝の赤坂選手(ポーラーポップ号)。一つ上のクラスで優勝で着実にステップアップしている。「馬に助けられた優勝です。これからも馬と共にたくさん学んで努力していきたいです」とのこと。
トップ3
1位 27番 赤坂幸保 ポーラポップ JRA宮崎育成牧場 69.0秒 減点0 22.41秒 減点0
2位 32番 井本貴典 シルバーエルム 松田ライディングファーム 57.0秒 減点0 22.68秒 減点0
3位 15番 東郷正也 クオリティーM ライディング・パーク鹿児島 65.0秒 減点0 23.3秒 減点0
第四競技 二段階障害飛越競技「少年・ジュニアの部」
ジュニアの選手には少々難しかったこのコース。減点0は優勝した吉武選手(シロニナルカモ号)と茜ヶ久保選手のみ。吉武選手はスピード感のある飛越とあし毛の白い馬体が目立っていた。
トップ3
1位 10番 吉武亮一 シロニナルカモ 宮崎県立高原高校 67.94秒 減点0 23.59秒 減点0
2位 04番 茜ケ久保知佳 タマモシルバー JRA 宮崎育成牧場スポーツ少年団 62秒 減点0 25.14
3位 02番 平永健太 リュウサンゼン 熊本県立南綾高校 82.34秒 減点6
第五競技 スピード&ハンディネス(M級C)
JRA少年団の先生でもある草薙選手。今年もなぜだか1番最初に登場。日ごろからお世話になっているので期待をしながら見ていたが、猛スピードで二つ落としながらもゴール。あとは他の選手を待つだけ。残り三人のところまでトップ!悲願の優勝もなんて考えていると・・・。残り三人のところで渕上選手(マルコスルー号)が逆転。今年もまた草薙選手は2位に終わった。優勝した渕上選手、安定した飛越で減点0。明日の大一番「場長杯」にむけて好発進。
トップ3
1位 21番 渕上裕仁 マルコスルー 熊本県立南綾高校 86.24秒 減点0 計86.24秒
2位 01番 草薙 裕 タマモシルバー JRA宮崎育成牧場 81.41秒 減点8 計89.41秒
3位 05番 高橋秀行 ポーラーポップ JRA宮崎育成牧場 86.29秒 減点8 計94.29秒
さあ、いよいよ明日が本番 場長杯に注目!詳しい事はこちらのHPで↓
http://www15.plala.or.jp/akenki/JRAinfo1.htm
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競馬予想06~根岸S・京都牝馬S [ 競馬 ]
松田&黒田の週間競馬予想
今回は2006年1月29日に開催される根岸Sと京都牝馬Sを予想しました。
▼根岸S G3
サラ系4歳以上 ○国際○指(別定) ダ1400m 東京競馬場
▼京都牝馬S G3
サラ系4歳以上 牝○国際□指(別定) 芝1600m 京都競馬場
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2006年01月28日
第12回 V.LEAGUE 男子大会(延岡)レポート [ バレーボール ]
本日、延岡市市民体育館にて「第12回 V.LEAGUE 男子大会」が開催された。対戦チームは13:00より「東レ・アローズ」vs「NEC・ブルーロケッツ」、15:00より「旭化成・スパーキッズ」vs「JT・サンダース」。会場となった延岡市市民体育館には約1,800人のバレーボールファンが訪れ、応援グッズを手にひいきのチームに声援をおくっていた。中でもイエローのハッピやジャンパーを着た「旭化成・スパーキッズ」の応援団が特に多く、ホームでの人気の高さを物語っていた。「旭化成・スパーキッズ」に関しては、一昨日に延岡での練習風景を取材したので、参考にしていただきたい。南・甲斐、地元出身両選手のインタビューも掲載している。下の画像は、この日の2試合目、「旭化成・スパーキッズ」vs「JT・サンダース」戦より、真鍋智彦選手(13番/旭化成)とガードナー・ガブリエル選手(15番/JT)、どちらもチームの核となる選手だ。
(撮影:松田 文:木原)
~会場には1,800人のバレーボールファンが~
会場となった延岡市市民体育館には約1,800人のバレーボールファンが訪れた。会場に入り、直ぐに目にとまったのが、黄色い軍団・・・。黄色のハッピやジャンパーを着た「旭化成・スパーキッズ」の応援団だ。試合前開始と同時に2階席の約70%が黄色く染まったのにはビックリした。ちなみに下の画像は会場風景と、「旭化成・スパーキッズ」の応援団。
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~1試合目~
NEC・ブルーロケッツ (19,21,23) 0 - 3 (25,25,25)東レ・アローズ
スターティングメンバー(ローテ順)
NEC・ブルーロケッツ
朝倉 勇(3番),宇佐美 大輔(8番),大角 竜敏(16番),奥谷 信彦(12番),松本 慶彦(11番),ペレイラマックス(21番),L足立 和弘(5番)
東レ・アローズ
ディアスルイス(18番),柴田 恭平(3番),小林 敦(11番),越谷 章(10番),山本 太二(20番),齋藤 信治(7番),L田辺 修(2番)
今年のVリーグ延岡大会は、リーグ1位のNECと3位の東レのリーグ上位同士の試合で幕を上げた。キャプテン大村を欠いているNECに対し、先週からの連敗を避けたい東レはこのゲームを確実にものにするべく気合ものっている。さすがにリーグトップ3の両チームだけあって、メンバー構成には、日本代表の選手が含まれている。NECには日本の司令塔、セッター宇佐美選手(8番)。東レには齋藤選手(7番)・柴田選手(3番)と計3名の日本代表が名を連ねている。またその他にも、ペレイラ・マックス選手(NEC)やディアス・ルイス選手(東レ)といった外国人選手、さらに多数の有力選手がスタメンに起用され、嫌が応にも好ゲームの期待は膨らむ。試合前から両チーム応援団もヒートアップしている。(左:NEC応援団 右:東レ応援団)
1セット目、中盤までは両チーム共にサーブレシーブがきっちりセッターに返り、サイドアウトを取り合っていく互角の試合。こう着状態が破れたきっかけは、東レ柴田選手のサービスエース!これで点差が16-19となり、そのまま流れに乗った東レが、最後は10番越谷選手のブロックポイントで19-25となり、第一セットをモノにした。
流れを変えたいNECは2セット目、朝倉選手・マックス選手にトスを集めるが、流れは変わらない。圧巻は9-9の時、越谷選手のスパイクをきっかけに3連続ポイント!柴田選手のサーブが相手を崩し、反撃のチャンスを渡さない。この柴田選手、ものすごいジャンプ力を持っていて、重要な場面できっちりと仕事をしている。しかしこのまま終われないNECは、14-21の劣勢からサーブをきっかけに一気に攻め立て、19-21と5連続ポイントを獲得する。しかし、この後東レは流れをきっちりと切り、21-25として勝利に王手をかけた。
セットの合間に、両チーム応援団のチアリーダーがパフォーマンスを見せてくれた。
(左:NECチアリーダー 右:東レチアリーダー)
勝負のかかった第3セット、NECは何とか流れをつかみ20-19までリードを保ったまま試合を進める。しかしここで痛恨のバックアタックミス!タイムアウトを取ってなんとか切りたいNECだったが、その直後東レ齋藤選手のブロックを皮切りに3連続ブロックで21-23とする。最後は、その齋藤選手の速攻が決まり、23-25として、東レがこの試合をストレートでものにした。この試合では、レシーブ力(サーブ・レシーブ共に)の差が出たようだった。NECはイージーなレシーブミスが多く、なかなか流れに乗り切ることが出来なかった。試合後の宇佐美選手の悔しそうな表情がなんとも印象的だった。
-----試合の感想は?
前節まで連敗していたので、勝てて非常に嬉しいです。
-----プレー中に気をつけていることは?
とにかく怪我をしないようにしています。特に体のケア・ストレッチは、入念に行なっています。
-----会場の皆さんに一言
たくさん応援を頂きましてありがとうございます。リーグ戦はこの後も残っているので、4強に残れるように頑張ります。ありがとうございました!
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~2試合目~
旭化成・スパーキッズ (25,23,26,23) 1 - 3 (21,25,28,25)JT・サンダーズ
スターティングラインアップ(ローテ順)
旭化成・スパーキッズ
真鍋 智彦(13番),南 克幸(23番),丸山 利明(9番),熊谷 豪(6番),末次 士朗(10番),甲斐 裕之(1番),L船越 健太郎(11番)
JT・サンダーズ
直弘 龍治(10番),ガードナー・ガブリエル(15番),宮下 雅寛(1番),徳元 幸人(8番),前田 悟(11番),苅谷 淳司(3番)L酒井 大祐(21番)
第1試合終了後多少のインターバルをはさみ、いよいよホームの旭化成の試合。対戦相手は、海外でプレーしていた加藤選手や前代表の尾上選手・直弘選手を擁するJT。一方ここまでJTに連敗中の旭化成は今日も苦戦が予想されるが、スパイク本数・決定率でリーグ5位(1/27現在)の真鍋選手や日本代表の延岡出身のキャプテン南選手、そして宮崎出身の甲斐選手らの活躍で何とか一矢報いたいところ。大勢詰め替けた旭化成・スパーキッズの応援団も、地元にゆかりのある選手の活躍と、チームの勝利を信じて、割れんばかりの声援をおくっていた。(左:旭化成応援団 右:JT応援団)
さらに、旭化成・スパーキッズにとってはホームゲームという事もあり、選手入場時には地元小学校の生徒と手を繋ぎ入場。各選手達が生徒達のTシャツにサインを書いたときには、会場から「いいな~」との声が多数聞こえてきた。地元小学生にとってはいい思い出となったことだろう。(旭化成:南小学校、城小学校 JT:東海小学校、伊形小学校)
JTは加藤・尾上選手を温存しての1セット目、序盤は緊張からかなかなかホームの利を生かすことの出来ない旭化成だったが、丸山選手のサービスエースを皮切りに16-13とリードする。JTは途中から加藤選手を送り出すが、それでも細かい選手交代などで旭化成はつかんだ流れを離さない。最後は真鍋選手・甲斐選手の強打でこのセットを25-21とものにする。旭化成は、JTのガードナー選手をブロック・レシーブ等できっちりマークし、仕事をさせなかった。
続く2セット目、自力に勝るJTが徐々に力を見せ付け始める。トスを加藤選手・直弘選手に散らすと、旭化成はなかなかブロックを絞りきれずサーブ等もミスが多くなる。また、サーブレシーブがきっちりセッターに返らない状況ではなかなかリズムに乗り切れない。しかし、1セット同様細かい選手交代でリズムを引き寄せた旭化成は、真鍋選手の強打でついに22-22の同点とする!ここでJTは尾上選手を投入。最後はJTのブロックが決まり23-25でタイスコアとした。ここまで、コンビプレーはJT、ブロックは旭化成と互いに見せ場を作っている。旭化成は、もっとサーブで崩していきたいところ。
第1試合同様、セットの合間に両チーム応援団のチアリーダーがパフォーマンスを見せてくれた。ホームという事もあり、旭化成のチアリーダーの人数が多かった。
(左:旭化成チアリーダー 右:JTチアリーダー)
そして第3セット、旭化成は甲斐選手のスパイクサーブがなかなか入らない。9-14となったところで、早くも2回目のタイムアウトを取る。しかし、ここから真鍋選手のサーブ・バックアタック等で14-15と追い上げる。ここでJTは2枚換えで引き戻し、加藤選手のサービスエースで18-22と引き離しにかかる。が、このままでは終われない旭化成は、大坪選手のサーブで相手を崩し22-23と追い上げる。そして真鍋選手の強打が決まり遂に24-24のデュース!きっちりサイドアウトを取る両チームだが、26-26となった時、旭化成の丸山選手が痛恨の負傷退場!!そのまま、26-28とこのセットを落とした。
マッチポイントのかかった第4セット、旭化成は南選手の速攻を主体に攻め立てる。その後もブロック・スパイク共に決まり、14-10となったところでJTのタイムアウト。JTは、疲れの見え始めた直弘選手・ガードナー選手を下げるが、凡ミスが続き上手く波に乗れない。が、自力に勝るJTはじわりと点差を詰め、その後旭化成のミスもあり19-19と追い上げる。たまらずタイムアウトをとる旭化成。直後の勝負どころになりそうな20ポイント目を上げたのは…甲斐選手をブロックに仕留めたJT!しかし、負傷した丸山選手に代わり出場した西沢選手がブロックを決め22-21とする!何とかこのセットをものにしたい旭化成だったが、最後はエース真鍋選手がブロックにかかり22-25でセットスコア1-3。JTが勝利した。
-----試合の感想は?
土曜日なのに、多くの方に応援に来て頂いた中、勝つことが出来大変嬉しく思います。
-----プレー中に心掛けていることは?
チームワークを大事にしています。特に人を思いやる心を持ってプレーを心掛けていますね。
-----会場の皆さんに一言
全国からたくさんの方に会場に起こし頂き本当にありがとうございました。明日は宮崎市で開催されます。ぜひ明日も会場にお越しください!
あいさつ 旭化成・スパーキッズ 南 克幸主将
「たくさんのご声援本当にありがとうございました。勝利は出来ませんでしたが、明日こそはぜひ勝ちたいと思います。明日の宮崎市へもたくさんの方に来ていただきたいです。ありがとうございました!」
南選手の挨拶のあとは、旭化成・スパーキッズの選手達が地元ファンと握手をしたり、プレゼントを投げ込んだりといったサービスがあり、この日のプログラムは全て終了した。
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試合後の記者会見
-----ホームでの敗戦。大変残念です?
南:ホームで負けてしまい大変残念です。なかなか勝てないが、今日は気持ちを一つにして自分達のバレーをある程度はやれたと思う。途中から入った高橋選手や西沢選手も冷静に戦っていた。気持ちを次に切り替えて、集中して行こうと思う。ただ、勝ちたかった…。
甲斐:チームの雰囲気は悪くない。小さなミスが多かった。個人的にもスパイクミスが目立った。明日も頑張る。
真鍋:ホームだけに勝ちたかった。うちの弱点である連続失点、ミスが多く非常に悔しい試合だった。明日はミスを減らして今日以上に頑張りたい。
-----宮崎出身のお二人は特に勝ちたかったのでは?
南:生まれはこちらなので父母の知り合いがたくさん来ていました。旭化成の街ということで、お客さんもたくさん来ていただき、またホームゲームという事もあり、会場の設営やチケット販売でたくさんの方にお世話になったので、恩返しの意味もこめて本当に勝ちたかったです。明日はリーグ首位のNECが相手ですが、いい形のリズムで勝ちたいです。
甲斐:先生とか知り合いが沢山来ていた中、結果が残せなかったのが悔しいです。
-----セットカウント1-3だったが、より競った感じがある。
最後の詰めが甘く、25点目をとりきれない。スパイクが決まらなかったりトスが少しずれたり…ここ一番で結果が出せない。
-----ホームでも開催、勝ちたい試合でしたね。
あまり機会もないので、勝ってもっとアピールしたかった。
-----JTの印象について
4強を狙うチームだけあって、選手層が厚い。そんな相手と戦うので、いろいろ試行錯誤しているが、ある程度は出来たと思う。
-----前節の試合からのいい部分を維持していたのでは?
良いイメージ付けを、特にジャンプサーブを使う選手達に行なった。それについてはしっかり打っていたので出来ていたと思う。途中、サーブミスが多くなってきたが、攻めていかないとうちは厳しい。どんどん打たせていった。
-----明日のNEC戦について
どの試合でも全力で一試合一試合を120%出して戦っていきたい。うちは100%じゃ負けてしまう。残り20%をいかに出して行くか。良いパフォーマンスをしてこれからも頑張って行きたい。
~1月29日(日) 宮崎県武道館~
13:00より「東レ・アローズ」vs「JT・サンダース」
15:00より「旭化成・スパーキッズ」vs「NEC・ブルーロケッツ」
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2006年01月27日
33時間で246km! スパルタスロンを完走した辻くん [ 陸上 ]
市民ランナーとして走る2人の友人。1人目は青島太平洋マラソン(42.195km)を5時間10~20分のマイペースで走り続ける宮崎市在住の野辺博隆くん(通称・バン)を紹介した。
2人目は凄い奴だ! 神戸大学からの友人・辻誠彦くん。4回生でも同じ講座だったし(大学院に行って自分の研究を引き継いだ)、『バーチャファイター2』の遠征で京都や東京にも行ったほどの仲だ。
コイツがなんと、スパルタスロンを完走していたのだ。スパルタスロンはギリシャのアテネからスパルタまで、246kmを36時間以内に走るというとんでもない競技である!(照屋)
スパルタスロンとは?
スパルタスロンは9月下旬にギリシャで開催されるレース。コースはアテネからスパルタまで。レースはマラトンの戦いにおいて、歴史家のヘロドトスが「フェイディピデスが出発の翌日にアテネからスパルタに着いた」と書いたことに由来している。詳しくはランナーズ・ウェルネスを。2005年のレポートには「30位 辻誠彦 32時間53分25秒」と書かれている。
それにしても246kmを走るとは! マラソンでも凄いのに、距離はその6倍だ。246kmなら宮崎市からどこまで行けるんだろうか…。
辻はもともと運動好きな奴だ。大学時代は空手部で、大学を出てからもジムに通っていた。たしか、運動するためだけにシドニーまで行ったことがあるような。まさか、こういうレースに出ていたとは…。自分はスパルタスロンの存在をまったく知らなかったので、初めて聞いたときはビックリした。
辻はなぜスパルタスロンに出たのか? 走ってみてどうだったか? 自分の質問にメールで答えてくれた。
「走りきった後の達成感は他にはない」
最初は、スパルタスロンはとてつもない距離で自分では完走は絶対無理と思っていました。しかし、2回目の100kmマラソンを完走した後、それは夢(目標)に変わりました。
2003年の1回目のチャレンジはリタイヤ、2004年はアテネオリンピックの開催とイラク情勢の悪化があり、テロを恐れて断念しました。そして2005年、1年越しのチャレンジで完走できました。
完走に向け、7月に六甲山縦走(約40km)、8月に24時間マラソン(174km)を行って脚力をつけました。
2005年のスパルタスロンは例年になく1日目の夕方と2日目の午前にスコールがあり、凍え死ぬかと思うほどの寒さで何度もリタイアを考えました。しかし、何のためにここまで来たのかと自問自答し、気力で走りぬきました。エイド(給水所)では毛布に身を包んだ選手がいきなり倒れこみ、心臓マッサージを受け、その間にスタッフが救急車を呼んでいる場面も見かけました。8月の24時間マラソンに一緒に出場した仲間が膝の調子が悪くなって歩くなり、救急車で運ばれるということもありました。
一銭にもならない、わざわざお金を払って体力の限界まで走るこの競技について理解は絶対に得られないでしょうが、走りきった後の達成感は他にはありません。恥ずかしながら、ゴール手前1kmあたりから涙が少し出てきたほど感無量でした。おそらく、これまでの練習と最後にリタイヤしたい自分に打ち克ったことに対し、気持ちが昂っていたのだと思います。
次は4月に名古屋で開催される「さくら道ネイチャーラン」(名古屋城スタート、金沢の兼六園ゴール。太平洋から日本海までの250kmを走る)に出場し、6月に東京で「あきるの24時間走ジャパンカップ」に出場します。夢は24時間走の世界選手権です。
好きな言葉は、どこかの社長が言っていた受け売りですが、「夢を見、夢を追いかけ、夢を叶える」です。スパルタスロンは完走できましたので、次の夢を叶えることができるよう、いつも努力の精神を持って精進します。(辻)
「フルマラソンが走れたら、100kmも必ず走れる」
辻はバンがマラソンをやっていることに驚いていた。バンについても、メールでこう語ってくれた――。
野辺くんがマラソンをしているのは、少しも不思議には思っていません。身近で一番とっつきやすいスポーツはウォーキングとジョギングなので、その延長であるマラソンをしていても不思議ではありません。でも、失礼ながらスポーツのイメージが全然なかったので、少し違和感はあります。
毎年2月に東京国際マラソンというトップランナーのみが出場できる大会があるのですが、2007年から国際マラソンを兼ねた市民マラソンになります。3万人以上を集めて、ニューヨークマラソンやベルリンマラソンのような大規模な大会にするそうです。たぶん、集まるでしょう。
100kmマラソンもじつな年々、出場者が増えてきています。タイムを狙うのではなく、他の出場者や地元の人々と交流を深めたり、完走したときの達成感を求める人が大半です。野辺くんにも一度、100kmマラソンに出てほしいなと思います。フルマラソンを走れたら、100kmも必ず走れます。(辻)
バンと辻のことを紹介したわけだが、2人の共通点というのがある。それは2つの記事を見ればわかるし、そしてそれはマラソンの魅力に通じていると思う。
【関連記事】
市民ランナー・野辺さんの青島太平洋マラソン
投稿者 pawaspo : 01:43 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月26日
旭化成・スパーキッズ延岡入り! [ バレーボール ]
今週末の1月28日(土)、延岡市市民体育館で「第12回V.LEAGUE男子大会」が開催される。それにともない、本日16:00時より「V.LEAGUE」で活躍している、男子プロバレーボールチーム「旭化成・スパーキッズ」が同体育館で練習を行った。旭化成・スパーキッズにとってはホームでの試合という事もあり、28日の相手となる「JT・サンダース」には目下連敗中ではあるが、この日ばかりは負けられない!中でもキャプテンである南 克幸選手は延岡生まれ、そして甲斐祐之選手は宮崎市(宮崎工高)出身と、地元ファンからの声援がひときわ大きくなるホームゲームで「いいプレイがしたい!」と、練習後にインタビューの時間を割いていただき、地元宮崎のファンに向けて熱いメッセージをおくってくれた。
(撮影:松田 文:木原)
V.LEAGUE男子大会宮崎スケジュール
1月28日(土) 延岡市市民体育館
13:00より「東レ・アローズ」vs「NEC・ブルーロケッツ」
15:00より「旭化成・スパーキッズ」vs「JT・サンダース」
1月29日(日) 宮崎県武道館
13:00より「東レ・アローズ」vs「JT・サンダース」
15:00より「旭化成・スパーキッズ」vs「NEC・ブルーロケッツ」
練習風景
全体的な練習内容としては、ハードなものはなく、ボールを使ってのアップやランニング、ストレッチなどにタップリと時間をかけ、あとはトスやスパイク、サーブなど、これらの基礎練習を2時間かけて行った。チームにとってはホームの延岡という事もあり、選手間での掛け声も明るく、終始リラックスムードの中での練習だったが、基礎練習とはいえ、プレイに入ってからの集中力はさすがにプロのものだった。そして日本最高峰のリーグだけに、どの選手も実に綺麗なフォームでプレイしているのが印象的だった。学生時代バレーボール部だった自分としては、ついつい見惚れてしまう場面が何度もあった。
練習会場には、延岡工業高校男子バレーボール部と、延岡商業高校女子バレーボール部の部員達の姿があった。積極的にボールを拾っていたかと思えば、みんなでミーティングをしたりと、ただ見学にきていたわけではなさそうだったので、関係者に話を聞くと、28日の「第12回V.LEAGUE男子大会」では、ボランティアで会場設営や試合進行のお手伝いをするそうで、今日は打ち合わせを兼ねての集まりだったそう。しかし、なんにせよプロ選手達のプレイを直ぐ近くで見れるのは素晴らしいことだ。当日は選手達と一緒にいい試合を作っていってもらたいと思う。
ここで少し「旭化成・スパーキッズ」についてふれてみたい。下記は、関係者からいただいた資料から抜粋したもの。チームの歴史と近況がわかるので、ぜひ、ご覧いただきたい。
旭化成・スパーキッズ、チームの歴史
■チームの歴史
創部は1946年8月。旭化成発祥の地、宮崎県延岡市に誕生した。1963年に9人制から6人制へ移行。1969年、第1回実業団リーグ(現・V1リーグ)を10戦全勝で制し、日本リーグ昇格を決めた。初参戦となった第4回日本リーグは10戦全敗で6位。入替戦を切り抜けて臨んだ第5回リーグでは4勝6敗、4位となった。翌1971年に本拠地を延岡から倉敷(水島)へ移転。翌年の第6回リーグは5位。さらにその翌年には千葉国体優勝、都市対抗(現・全日本選手権)で3位に入った。当時の大黒柱は東京(銅)、メキシコ(銀)、ミュンヘン(金)各オリンピックのメダリスト、南将之。その後、第7回リーグで6位となり、実業団リーグに降格。一時は地域リーグにまで転落したものの、1993年、南克幸の入社を機にチーム再建が軌道に乗り、第24回、第26回実業団リーグで2位。このときは入替戦に敗れVリーグ昇格はならなかったが、第29回案業団リーグで三たび2位となると、Vリーグが8チーム制から10チーム制へ移行するのに伴って自動昇格の権利を獲得。前身の日本リーグから数えて25年ぶり、悲願の1部リーグ復帰を果たした。Vリーグとなって初の参戦となった第5回リーグと、続く第6回リーグは決定力不足に泣き、最下位となったが、いずれも入替戦を切り抜けて残留。第7回リーグは司令塔・真鍋政義を軸としたバレーで最下位から脱出(7位)したが、第8~10回リーグでは8位に終わった。
インタビュー
~南 克幸キャプテン~
■氏名 南 克幸(ミナミ カツユキ)
■生年月日 1970-09-30
■身長 200
■体重 85
■指高 260
■出身地 宮崎
■出身校 宇部商高→法政大
-----宮崎県・・・というか、ここ延岡生まれなんですよね
そうです。みなさんもご存知の県病院で生まれました(笑)。当時は長浜に住んでいたんですよ!そういえば延岡の駅前にアスリートの手がた・足がたモニュメントがあるでしょ!あれ僕の手がたもあるんですよ!でもね、あれ本物の僕の手形より、1センチぐらい小さいんですよ!はじめ手がたをラバー状にして製作現場に運ぶんだけど、多分かなり距離があったから、縮んじゃったんじゃないかな~?だから本当の僕の手はあとひとまわり大きいですよ(笑)。
-----ホームでの試合、そして相手は連敗中のJTです
昨年の試合でも、当日はたくさんの市民が応援に駆けつけてくれたので、フルセットまで粘り勝利することができました。やはり、地元のみなさんからの声援は大きいですよ!チームの調子も上がってきていますし、いいプレイをして会場を盛り上げたいとおもいます。
-----宮崎のファンへひとことお願いします
宮崎でバレーボールをプレイしている学生さん達の目標になるような試合を見せたいですね!彼らが今よりも上を目指したくなるきっかけがつくれるように僕も精一杯プレイします。ぜひ試合を見に来てくださいね!
~甲斐祐之選手~
■氏名 甲斐 祐之(カイ ヒロユキ)
■生年月日 1978-07-17
■身長 190
■体重 85
■指高 245
■出身地 宮崎
■出身校 高岡中→宮崎工
-----地元の宮崎での試合です
そうですね。やっぱり空気が良いというか、合いますね。ホッとできる環境があるんでしょう。
-----日本代表でもプレーされていますが
代表チームとクラブチームでは自分の立場や役割は多少違いますが、どちらも重要なポジションなのでモチベーションは常に高く保っています。
-----今シーズンから旭化成に移籍されていますが
昨シーズンまで堺ブレイザーズで4年間プレーしていました。環境が変わったので、チームメイトともコミュニケーションをたくさん取りながら、より高度な連携プレーが出来る様に頑張っているところです。今は常に密度の濃い時間を過ごしていますね。
-----地元宮崎の方へ、試合に向けて一言お願いします
今回は延岡と宮崎で試合があるということで、特に小中高とバレーボールをやっている学生の方たちに何かを伝えられればと思います。自分は中学生の頃から、全日本を目指して頑張ってきました。常に何事にも負けない強い気持ちで、目標を高く持ちながら頑張ってほしいと思います。試合当日は、たくさんの地元の方が応援に駆け付けてくださると伺っていますので、ぜひとも勝利したいと思います。応援よろしくお願いします!
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サン宮崎FCセレクションのお知らせ [ ☆お知らせ・案内 ]
『まずはKyuリーグへ! サン宮崎FCの2006年が始まる』で記事にした通り、サン宮崎FCは「宮崎からJリーグを!」という夢を目指し、2006年は県1部リーグ優勝とKyuリーグ昇格を目標に戦います。
今シーズンを前に、サン宮崎FCは2月に2回のセレクションを行います。我こそはという方は、以下の案内をよく読んで応募してください。参加される方は事前に連絡を入れたほうがいいでしょう。
【日程】
1回目:2月12日(日)、13:00START
2回目:2月26日(日)、13:00START
【会場】
大瀬町河川敷(宮崎市)
【参加費】
1000円(保険料込み)
【資格】
年齢:16~28歳
【持参するもの】
簡単な履歴書。未成年は親の承諾書も
【テスト内容】
ゲーム形式、他
【問合せ先】
電話:0985-55-8533(担当 サカウエ)
メール:office@miyazakifc.net
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2006年01月25日
まずはKyuリーグへ! サン宮崎FCの2006年が始まる [ サッカー ]
やっと書く時が来た――これが今の自分の素直な気持ちだ。
「Jリーグを目指す」と宮崎のクラブチームのなかで唯一宣言し、2005年のKyuリーグ(九州リーグ)を戦ったサン宮崎FC。終わってみれば勝ち点3で断トツの最下位だった(0勝1PK勝1PK敗16敗)。ロッソ熊本とFC琉球が1年でJFLに昇格したのはKyuリーグの高いレベルを証明したとも言えるけど、同じ目標を持ちながらもがき苦しんだ末に県リーグ降格となったサン宮崎FCにとっては皮肉だったのかもしれない。1つもない90分の勝利、「ここで勝たなきゃどこで勝つんだよ!」という試合での敗戦(9月のvs三菱重工長崎)、最終戦での14失点(vsニューウェーブ北九州)など屈辱の連続だったのは間違いない。
リーグ終了後、サン宮崎FCの公的な情報発信は止まった。動きがわからないのだから、チームとしてストップしたのではと考えた人も多いだろう。残った選手で練習しているとは聞いていたし、スタッフが来季の県リーグ参戦に向けて動いていることも少しは聞いていたけど、自分自身「どうなるんだろう?」という不安が強かった。
しかし、サン宮崎FCはちゃんと動いていた。そして、やっと自分がこうやって書けるようになった。新体制、チームのビジョン、そして2006年の目標などを紹介したい。サン宮崎FCは県1部リーグ優勝、そしてKyuリーグ復帰に向けて動きだす。(照屋)
新監督は秋山亮
まずは監督と選手について。監督は選手兼任で秋山亮が務める。秋山は宮崎出身で日章学園OB。ホンダロックSCの大串主将の先輩に当たる。昨シーズンは最年長選手として活躍していた。指導者のライセンスも持っている。
選手は8名ほど。日章学園や宮崎第一高校を卒業する選手4、5名が新入団の予定だ(聞くだけでワクワクした選手)。2月にはセレクションを行うし、県リーグ開幕に向けて選手を増やしていく。
選手たちは昨シーズンと同じ週5回(月水金土日)の練習を国富町などで行っている。
目標は県1部リーグ優勝、そしてKyuリーグ復帰
サン宮崎FCの2006年の目標は県1部リーグ優勝、そしてKyuリーグに行くことだ。
今年の県1部リーグは9チームで行われる。参戦するのはサン宮崎FC、延岡市SC、綾SC、楽蹴クラブ、サザンクロスFC1974、ディナモ都城、宮崎県庁SC、日向太陽SC1973、西諸ドリームズor都農FC(2月の入替戦でどちらかに)。県リーグでは抜けた存在で、「Kyuリーグに行きたい」と言っていた延岡市SCが一番のライバルとなる。
県リーグのスタートは遅い。昨年は5月だった。だから、2月にセレクションというのは間に合う(県リーグの選手登録は3月いっぱい)。じつはJリーグ→JFL→地域リーグとカテゴリが下がるにつれて開幕も遅くなるので、地域リーグ以上でプレイしていた選手が加わる可能性もある。
県リーグ以外だと、まずは天皇杯。宮崎予選はホンダロックSC(JFL上位でない場合)、産経大、九保大、鵬翔高校、日章学園など県リーグよりも手強い相手がいる。あとは九州社会人選手権の宮崎予選か。
若い選手で走り勝つ攻撃的サッカーを
選手の大部分がこれから加入するとして、どういう選手によるどういうサッカーを目指すのか?
それは「若いチーム」による「走り勝つサッカー」。若い選手は試合終了の笛が鳴るまで走れるだけのスタミナを持っている。そういった若い選手をどんど使い、Kyuリーグを経験した中軸の選手を上手く融合させて攻撃的なサッカーを展開していく――これが狙いだ。
残留した選手たちはKyuリーグというステージを経験している。2005年のKyuリーグはロッソ熊本、FC琉球、V・ファーレン長崎、新日鐵大分、ヴォルカ鹿児島、ニューウェーブ北九州といった強豪がひしめいていた。ここでもまれた経験は大きい。そして、チームとしてはこのときの失敗(コミュニケーション不足など)を活かそうとしている。
獲得したいのは地元の選手。硬式野球の宮崎ゴールデンゴールズがそうであるように、高校や大学を出た選手の受け皿になろうとしている。これは地域スポーツの活性化、地域への貢献につながる。サン宮崎FCにとっては、若い選手を育てるチーム作りが大きな課題となる。
THE LOCALISM
昨年のスローガン「THE LOCALISM」は今年も継続していく。献血やサッカースクールなどのボランティア活動を行い、地元への貢献を心がけていく。目指すは宮崎に根付いたチーム、地元に応援してもらえるクラブチームだ。
マネージャーはシーズン終了後に解散していた。人に任せるのではなく、グランドのことや道具の運搬など自分たちでできることは選手自身がやっていく。
画像にあるとおり、チームのエンブレムが変わった。ユニフォームもオレンジを基調に変わる。
もう一度、原点に帰る年
今回紹介した内容は、広報の坂上さんに語ってもらったものだ。では、最後に坂上さんから――。
今年はクラブにとってもう一度、原点に帰る年です。地元のクラブチームとは何なのか、足もとを見つめるチャンスでもあります。そう考えてやっていくつもりだし、これからもずっとこのクラブを継続していけるようにしたい。なおかつ、強くならないといけません。選手を作っていく指導をどういうふうにやっていくのか、どう上を目指すのか。中心になって活動していくクラブにしたいし、楽しいサッカークラブを目指していきたいと思っています。
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2006年01月23日
第37回高校バレーボール宮崎県予選 [ バレーボール ]
「春高バレー」の季節到来!という事で、宮崎県でも”第37回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会宮崎県予選大会”が県内各地の高校体育館にて開催された。日程は男女共に、1月21日(土)に1・2・3回戦が、1月22日(日)に準々決勝、準決勝が開催され、2月5日(日)宮崎市総合体育館にて、男女決勝戦が開催される。決勝戦に名乗りを上げたのは男子が「宮崎工業」と「日向学院」。女子が「延岡学園」と「都城商業」。今回の記事では男女ベスト16からの試合結果を下記にまとめてみた。昨年の夏、今年の”春高バレー”に向け、延岡市で開催された強化合宿をレポートしたが、その時のメンバー達も各地で活躍していることだろう。今思えばアッという間の出来事で、その間どれだけ課題をクリアし、準備が整ったかはわからない。すでに代々木に向けての本番は始まってしまった。
(レポート:松田秀人)
≪男子ベスト16≫
日向学院 (25,25) 2 - 0 (3,8) 妻
小 林 (25,25) 2 - 0 (12,15) 宮崎西
日章学園 (25,25) 2 - 0 (13,17) 延岡工業
都城泉ヶ丘 (25,25) 2 - 0 (9,11) 高千穂
宮崎工業 (25,25) 2 - 0 (11,11) 高 鍋
都城工業 (25,25) 2 - 0 (20,17) 宮崎北
福 島 (25,25) 2 - 0 (2,3) 都 農
小林西 (25,25) 2 - 0 (10,16) 日 向
≪男子ベスト8≫
日向学院 (25,25) 2 - 0 (14,16) 小 林
日章学園 (13,25,25) 2 - 1 (25,20,22) 都城泉ヶ丘
宮崎工業 (25,25) 2 - 0 (15,17) 都城工業
小林西 (25,25) 2 - 0 (20,16) 福 島
≪男子ベスト4≫
日向学院 (25,25) 2 - 0 (20,20) 日章学園
宮崎工業 (25,26) 2 - 0 (19,24) 小林西
≪男子決勝≫
日向学院 vs 宮崎工業 ~2月5日(日)宮崎市総合体育館
≪女子ベスト16≫
都城商業 (25,25) 2 - 0 (8,10) 小林商業
小 林 (25,25) 2 - 0 (20,6) 飯 野
宮崎農業 (25,25) 2 - 0 (20,20) 高 鍋
小林西 (25,25) 2 - 0 (10,12) 高千穂
宮崎日大 (25,25) 2 - 0 (9,8) 本 庄
日南学園 (25,25) 2 - 0 (11,9) 日南農林
宮崎北 (25,25) 2 - 0 (8,15) 都城東
延岡学園 (25,25) 2 - 0 (18,10) 延岡商業
≪女子ベスト8≫
都城商業 (25,25) 2 - 0 (14,11) 小 林
小林西 (25,25) 2 - 0 (18,17) 宮崎農業
宮崎日大 (25,25) 2 - 0 (23,16) 日南学園
延岡学園 (25,25) 2 - 0 (12,13) 宮崎北
≪女子ベスト4≫
都城商業 (25,25,25) 2 - 1 (12,27,13) 小林西
延岡学園 (25,25) 2 - 0 (19,16) 宮崎日大
≪女子決勝≫
都城商業 vs 延岡学園 ~2月5日(日)宮崎市総合体育館
■お知らせ
JA共済杯UMK中学校バレーボール選抜大会
開催日:2006年2月4日(土)、5日(日)、12日(日)
会場:宮崎県武道館、宮崎市郡内各中学校
主催:宮崎県バレーボール協会 UMKテレビ宮崎
協賛:JA共済連宮崎
後援:宮崎県体育協会、宮崎市、宮崎市教育委員会、
宮崎県教育委員会、宮崎日日新聞社
4日(土):開会式、歓迎レセプション
5日(日):男女1~3回戦
12日(日):男女準々決勝~決勝
会場詳細↓
宮崎県武道館、木花中学校体育館、日向学院中学校体育館
生目中学校体育館、生目南中学校体育館、生目台中学校体育館
宮崎北中学校体育館、住吉中学校体育館、清武中学校体育館
投稿者 pawaspo : 15:52 | コメント (1) | トラックバック
陸奥部屋新富合宿 稽古レポ&インタビュー [ 格闘技 ]
朝青龍の偉業達成(7連覇、年間完全優勝、年間84勝)で終わった昨年の九州場所。直後の12月上旬、新富町で陸奥部屋の合宿が行われた。
陸奥部屋の師匠・陸奥親方は元大関の霧島。自分が10代の頃、いつもテレビで見ていた力士だった。陸奥部屋には3人の関取(十文字、豊桜、琉鵬)がいる。宮崎出身の取的(幕下以下の力士)も3人いる。
宮崎で大相撲の力士を、しかも力士と力士がぶつかる姿を見る機会というのはそうはない。絶好の機会だ。しかも、自分は大相撲ファン。行かないわけにはいかない。関西と首都圏で長く暮らしながら、大相撲は一度も行かなかったし…。
12月8日、陸奥部屋の合宿に足を運んだ。豊桜関へのインタビューはむちゃくちゃ緊張してしまった…。宮崎出身、平成生まれの2人にも話を聞くことができた。稽古レポートともにお送りしたい。
(文:照屋、撮影:黒田&照屋)
12月8日、朝。寒いっす…
12月8日の7時頃、始発電車でJR日向新富駅に降りた。新富町といえば航空自衛隊新田原基地のある町で、自分が来たのは航空祭を控えた数日前だった。
それにしても寒い寒い! 12月の寒さは厳しかった。自分は重ね着をして行ったけど、朝の冷たさは身に染みるもので「さみぃ~!」とばかり言っていた。あと、自分は始発に乗るため徹夜したので、眠くてたまらんかった…。
7時半ごろ、稽古場所となっているさくら南公園(るぴーモール商店街沿い)に到着した。静かな町にある、静かな公園。そこに「歓迎 陸奥部屋合宿御一行様」「十文字関」「豊櫻関」と書かれたのぼりが立っている。一角に大きなテントがあり、その下に土俵がある。そこで、力士たちが20名ほど稽古に取り組んでいた(稽古開始は7時)。土俵の他にてっぽう柱まである。向こう側に陸奥親方がドンと座っていて、その上に「陸奥部屋」と書かれた板が飾られている。こちら側はゴザやパイプ椅子、ストーブなどが置かれてあって、ここから稽古を眺めることができる。
力士たちはもちろん裸! まわしを着けているだけだ。こっちは重ね着しまくって、ストーブに当たりながら温まっているのに…。まずはこれに驚いた。凄いよ、力士は! 自分が着いたときは学校に行く前の小学生たちがいて、稽古を見学していた。
十文字、豊桜、琉鵬。新十両の猛虎浪も!
テントに置いてあったスケジュール表、かわら版(相撲豆知識がHYPER高砂部屋のと同じ)、参加者名簿を読んでみる。合宿には他の部屋からも参加していた。
【陸奥部屋】15名
十文字(東前頭8・青森・29歳)、豊桜(西前頭12・広島・31歳)、琉鵬(東十両8・沖縄・28歳)、霧の若(東幕下15・熊本・21歳)、白馬(西幕下24・モンゴル・21歳)、霧の海(東幕下40・青森・25歳)、霧錦(東三段目17・茨城・22歳)、山竜(東三段目47・東京・23歳)、霧桜(東三段目98・鹿児島・22歳)、霧美山(西序二段22・千葉・26歳)、土佐(東序二段54・熊本・24歳)、霧丸(西序二段110・愛知・20歳)、勇大(西序二段112・宮崎・16歳)、播谷(東序二段113・茨城・22歳)、岩永(東序ノ口28・宮崎・16歳)
【湊部屋】2名
仲の国(西幕下19・中国・22歳)、松原(西序二段61・青森・17歳)
【立浪部屋】3名
猛虎浪(西十両10・モンゴル・21歳)、豊丸(西幕下34・福岡・21歳)、立豊(西三段目4・愛知・22歳)
なんと、猛虎浪がいる! 次の初場所から新十両、関取だ。注目度は大きい。その力士がいるのだから、ビックリした。九州場所は幕下以下をほとんど見てなかったので、誰が猛虎浪かわかるまでに時間がかかったけど…。まわしが取的と同じものだった。他にも中国人では唯一の力士・仲の国、名前を覚えやすい豊丸(ゆたかまる)もいる。
陸奥部屋の注目はやはり関取3人。幕内で勝ち越した十文字、幕内復帰を決めた豊桜、再十両2場所目で勝ち越した琉鵬。取的は誰が誰だがまったくわからん…。宮崎出身の勇大、岩永は「この力士かなぁ…?」と思いながら見守り、はっきりわかったのは合宿所(公民館)に行ってからだった…。
合宿スケジュールは以下の通り。
【2日】合宿者到着
【3日】けいこ準備
【4日】けいこ(運動)、わんぱく相撲、親方たち到着
【5日】けいこ、保育所園児見学、取材打合せ、テレビ取材
【6日】けいこ、テレビ取材、激励会
【7日】けいこ、保育所園児見学、養護学校など3施設訪問
【8日】けいこ、保育所園児見学
【9日】けいこ
【10日】けいこ
【11日】けいこ、交流けいこ、もちつき大会・ファンサービス
【12日】けいこ(仕上げ)、保育所園児見学
【13日】後片付け
【14日】町長にお礼
地元との交流がけっこう多い。1日の流れは7~10時が稽古、11~12時が朝食、12~15時が昼寝、18~19時が夕食となっている。
稽古前半、取的同士の激しい取組
土俵の上ではぶつかり稽古をやっていた。はず(脇と胸のあたり)を押して、土俵の反対側まで相手を押していく。土俵の下では力士たちが四股をずっと踏んでいる。他はタイヤを引っ張ったり、バーベルを上げたり。早朝の静かな田舎町に「オリャー!」という声が響いていく。
関取のまわしは白の木綿(本場所の取組で使う締め込みは朱子織)、取的は黒の木綿だから誰が関取かはすぐわかる。でも、その関取が誰かわからないお客さんもいて、「あれは誰?」と聞かれることが多かった。力士を見て感じたことは、テーピングを付けている力士が多いなぁと。
8時をまわると、仕切りからの実戦的な稽古が始まった。稽古の激しさがグッと増す。髷もどんどん崩れていく。(力士のなかでは)身体の大きくない取的同士の一番でも、間近で見ると迫力がある。「やっぱ、生が一番面白いわ!」としみじみ思う。関取はまだ土俵に上がらない。陸奥親方はジッと見つめているけど、ときどき立ち上がって指導している。関取たちもアドバイスを送っている。取組を終えた取的は、関取に水を付けに行く。それにしても寒い! 自分は震えながらストーブから離れないようにしている…。
また、ぶつかり稽古が始まった。そして実戦的な取組。蛇の目に7人が立って、勝負がつくと名乗りを挙げていく。そして、勝者と名乗りが認められた者の一番。これが延々と続く。
大相撲グッズ売ってます
近くではホットコーヒーと大相撲グッズを販売していた。品物はカレンダー、歴代横綱灰皿、歴代横綱扇、ストラップ(千代大海・似顔絵・座布団)、十文字のぼり、決まり手湯呑、タオルなど。グッズ販売というのは本場所中や巡業中など、相撲協会が認めた場でしかされない。
稽古後半、関取も土俵に
自分が着いたときはお客さんは数人いるだけだったけど、9時をまわると20人を越えてきた。お爺さんが力士を見て「大きいね~」と言っている。保育園の園児たちもやって来た。
土俵も熱気が高まっている。やっと関取が土俵に上がった。琉鵬vs猛虎浪、十文字vs豊桜が目の前で実現していく。陸奥部屋の力士は投げない。ほとんど前に出る相撲だ。互いに押し合う。関取同士のド迫力の稽古に自分やまわりの人たちは見入るばかりだ。勇大など下の力士は関取のため、タオルを持って立っている。関取はここでも下のものにアドバイスを送っている。
最後は関取が取的に胸を貸すもの。「さあ、来い!」と関取が胸を突き出すと、取的が反対側まで押していく。これを何度も繰り返す。どんどんスピードが落ちていく。「早く!」と声がかかる。取的の息づかいが荒くなって、バテテくる。関取に投げられるとなかなか立てない。汗かいて、砂まみれになって、ボロボロになっていく。それでも続けさせる。ヘロヘロになって、やっと終わり。取的は関取に水をつけて「ありあした…」と言う。これが何人も続く。最後に関取が登場。やはり関取は押す力が違う! この日一番、関取と取的の違いを感じるシーンだった。〆はすり足。
稽古終了後
取的たちは整理運動。さすが力士、脚が見事に開いている。関取3人はいつの間にか多数訪れてた園児や擁護施設の人たちと記念撮影をしていた。ほんとに多くてビックリ。
すべてが終わったのは10時半ごろ。力士たちは宿舎(公民館)に戻って、お風呂に行ったり、チャンコを食べたり…となった。
豊桜関「なんじゃこら大福がいいですね」
さあ、力士インタビュー。豊桜関だ。昭和49年3月の広島生まれ、兄は北桜(北の湖部屋)。これまでの最高位は前頭5枚目。優勝争いに絡んだこともある。九州場所は十両に落ちたものの、1場所で幕内復帰を決めた。売りは突っ張りや押しだ。
さて、じつは謝らないといけないことが。大好きな大相撲の関取を目の前にし、しかも話すのは初めてなので、極度の緊張で聞きたいこと忘れてしまった…。自分、「宮崎は民放が少ないから大変ですよね」とか、今思うと「自分は何聞いとるんじゃ…」ということも聞いてしまった(豊桜関は「夕方からお昼休みはウキウキ…♪って県もありますよ」とか答えてくれた)。こんな自分でも今までいろんな業界の方々にインタビューしてきたけど、一番ダメでした…。
豊桜関、元気な相撲が魅力だけど、静かで気配りの利く方でした。
――十両復帰おめでとうございます。どうですか?
ありがとうございます。うれしいですねぇ。
――初場所の目標は幕内定着?
そうですねぇ、いい加減定着しないと。
――ところで、自分はこんなに厚着してるんですけど、力士の皆さんはこんなに寒いのにまわし1枚でビックリしました。
寒いです。土俵に上がる頃には温まってきましたけど、寒さは堪えますよ。
――下の力士たちにアドバイスをしていて感心したのですが。
関取になったら気を配れるようにならないと。
――ところで、最近の大相撲で厳しいと感じてることがあります。それは怪我。怪我をして番付をガクッと落とす力士が多いですよね…。
そうですね。怪我をしないようにするための稽古も大事なんですよ。
――そうですか。ところで、宮崎で好きな食べ物は?
「なんじゃこら大福」ですねぇ。
――なんじゃこら大福ですか(笑)
はい。あとは名前がわからなくて…。
――それではファンの方々に一言。
いい相撲を取れるように頑張ります。
勇大「同級生に負けないように頑張ります」
陸奥部屋には宮崎出身の力士が3人いる。うち2人が今回の合宿に参加していた。勇大(ゆうだい)と岩永(いわなが)だ。勇大は平成元年9月生まれ、岩永が平成元年6月生まれ。そう、2人とも平成生まれの16歳である。若いよ!
この2人に話を聞くことができた。彼らが朝食を食べ終わるのを待った。彼らは一番下っ端なので、食事も一番最後。じつは自分は朝から何も食べてなくて(しかも徹夜)、お腹はグーグー。部屋の隅っこで彼らが飯食ってるのを見ながら待つのは正直きつかった…。でも、彼らは激しい稽古をして、そしていろいろ準備とか後片付けをした後だからもっと辛かったと思う(しかもこれが毎日)。
まずは勇大。ざんばら髪で、まだ髷は結えていない。九州場所では4勝3敗、序二段昇進を決めている。稽古のとき、陸奥親方が直接指導している姿を見た。強くなりそうな空気はある。
――入門はいつ?
3月です。
――出身は?
宮崎出身です。中学は住吉中です。
――あ、自分は東大宮中だから近くだね。
そうですか(笑)
――そうです(笑) 入門したキッカケは?
相撲はよく見てて、(陸奥部屋の)昨年の合宿を見て「相撲をやりたいな」と思って。
――それが陸奥部屋を選んだキッカケにもなってるんだね。
はい。
――何かスポーツは?
野球をやってました。
――好きだった力士は?
凄いなと思ったのは小錦。
――ああ、凄かったよね。入門してからこれまでを振り返ってどう?
ちょっと物足りないですね。上がったり下がったりで…。
――辛いと思ったことは?
朝早いのが嫌でした。今はパッと起きれます。
――朝は何時から?
5時半です。
――早いね…。稽古もこなしながら、部屋の仕事もこなすというのは?
両立は大変ですね。
――付け人をしてるのは?
十文字関です。
――相撲のスタイルは?
理想は押していきたいです。立会いは頭で当たっていきたい。
――入門してから宮崎に戻ったことは?
今回、早めに宮崎で来て、実家でゆっくりさせてもらいました。
――入門からは慣れた? それともまだ大変?
今はそうでもないです。
――1日のなかで楽しみなのは?
昼の時間です。
――どういうことをして過ごすのかな?
洗濯したり、片づけをしたり。自分の時間はなかなか取れないです。
――体重は?
入門してから12kg増えました。今は103kg。ただ、序ノ口ではちょっと軽いほうです。
――103kgで軽いほうかぁ…。
同期で曹(初場所から萬華城)というのが春日野部屋にいますけど、210kgです。
――ええ! 16歳で210kg!?
はい。相撲教習所で知り合った同期が4人いるんですけど、一番出世してます。
――すげぇ…。意識する?
負けたくないけど…。
――それでは、最後に一言。
同級生に負けないように頑張ります。宮崎日大の野球部の4番が同級生なんです。
岩永「頑張りますので、応援してください」
次は岩永。こちらは髷を結っている。九州場所では2勝5敗。おとなしい性格のようだ。
――出身は?
北諸県郡の高城町です。来年(2006年)、都城市になります。
――入門はいつ?
3月です。
――入門のキッカケは?
昨年の合宿を観に来て、やってみたいと思いました。
――勇大君と同じだね。相撲は好きだったの?
興味はなかったです。
――スポーツの経験は?
スポーツ歴はないです。
――それでも相撲に飛び込んだ…。これまでを振り返っては?
前相撲から始めて、名古屋場所で2勝5敗。東京(秋場所)で1勝6敗。九州で2勝5敗。まだ勝ち越してないんで…。
――まずは勝ち越すことが目標だね。体重は?
96kgです。入った頃は108kgでした。
――え!? 減ったの?
脂肪が多かったんで、減ったんです。93kgまで痩せました。それからなんとか太りました。
――部屋での生活は?
入ってみたら、厳しかったです。
――そのなかでの楽しみは?
昼寝です。
――付き人をしているのは?
豊桜関です。
――実家に戻ったことは?
学校を卒業したときに一度帰りました。2月から東京に出てたんで。
――同期への意識というのは?
いや……。
――ははは。
同じ高城町出身の二十山部屋にいる男佑さん…。
――三段目の男佑?
はい。
――彼が目標?
はい。
――では、最後に一言。
頑張りますので、応援してください。
まずは三段目を(あとがき)
今回の合宿取材はいい経験になった。じつは勇大と岩永を待ってるとき、同じ部屋で床山さんが力士たちの髷を直していた。見るのはもちろん初めて。びんつけ油の香りも初体験だった。ブラウン管の中継では見れないものがたくさん見れた。
見学に来ていた園児たちを見て思ったことは、「力士というのはわかりやすいものだな」と。でかくて強いと感じ、親しみを持ちやすい存在なのではないかと。「力士」ではなく「おすもうさん」として。
この合宿から1ヵ月後の初場所。幕内の2人は苦しい星取りとなったけど、十両の琉鵬と猛虎浪は優勝争いに絡んだ。2人は来場所、幕内を狙える位置に上がるだろう(琉鵬は来場所入幕の可能性あり)。幕下では白馬、霧の海が優勝決定戦まで進んだ。初場所で活躍した4人のスタートが新富町合宿だったと言える。
宮崎出身の2人は厳しい場所となった。勇大は序二段で1勝6敗。序ノ口に陥落となる。序ノ口の岩永は1勝6敗。いまだに勝ち越せない。210kgの萬華城は三段目で負け越し、合宿に参加していなかった金井も2勝5敗で負け越しだ。陸奥部屋の3人はまだまだ苦労しそうだ。ただ、彼らは若い。4年経ってもまだ20歳だ。気長に見守ろうと思う。自分は勇大と岩永に言った。「まずは三段目まで上がってきて」と。三段目の上位まで来ないと、テレビで相撲を見れないから。頑張ってほしい。
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2006年01月21日
競馬予想06~AJCC・平安S [ 競馬 ]
松田&黒田の週間競馬予想
今回は2006年1月22日に開催されるAJCCと平安Sを予想しました。
▼AJCC G2
4歳上 ○国際□指(別定) 芝2200m 中山競馬場
▼平安S G3
4歳上 ○国際○指(別定) ダ1800m 京都競馬場
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2006年01月19日
市民ランナー・野辺さんの青島太平洋マラソン [ 陸上 ]
自分の友人に、市民ランナーとして走っているのが2人いる。その2人を紹介したい。
最初の1人目は宮崎市在住の野辺博隆さん(通称・バン)。自分の高校からの友人である。今は2児の父親であり、スポーツは早朝ソフトボールを楽しんでいる。コイツが結婚したとき、自分はライガーのマスクを被って友人代表の挨拶をして盛り上げてやった。
このバンが市民ランナーとして青島太平洋マラソンに参加して、そして完走している。これは自分にとって驚きだった。長距離走は嫌がるような奴だったし、一時期お腹がポッコリ出てて運動不足を感じさせたから。
昨年の暮れ、某ファミレスでバンにインタビューを行った。そして、参加者の視点で青島太平洋マラソンに参加する理由や大会の様子などを語ってもらった。
(レポート:照屋盛義)
朝食は3時間前に
――まずは当日のスタートするまでについて聞きたいんだけど。スタートは何時だったっけ?
スタートは9時。起きたのは5時40分。「朝食は3時間前に食べてください」って申し込んだときに通達があったかいね。家で出てきた朝食は豚汁で、消化に悪いものばかり入ってた。でも、力を付けるために餅と卵を入れた。餅は腹持ちがいいっちゃが。グリコーゲンを蓄えるために、オレンジジュースも飲んだ。食べ終わったのは6時15分。
――会場まではどうだったん?
宮崎駅から運動公園までシャトルバスで行ったけど、45分かかったね。8時10分に着いた。
――交通量が多かったんだ。参加者は7000人いたんだよね?
うん。マラソンは6割が県外の人だった。
――ああ、そうなんだ。凄いな、それ。
それんしても、今年は寒かったが。毎年暑いのに、今年は寒かった。風が強かったし、スタート直前に小雨が降ったし。
――俺はサッカーで高城町に行ってたけど、こっちも雨がパラパラ降ってたよ。
アクエリ、梅干し、若いエキス
――バンは今年で何回目だったの?
6回目か7回目。ずっと完走してる。1回目は4時間50分。2回目からは「完走すればいいや」で5時間10~20分。今回は5時間14分。時速にすると……8kmやね。
――そうなるな。
同じぐらいの人が多いよ。見るからに遅そうなのばっかり。ジャージで走ってたりとか。日向の消防団で『火の用心』の旗を持って走ってる人がおっちゃわ。
――はぁ? 旗持って走ってんのかよ。
いつもは24kmぐらいで抜かれるっちゃけど、今年は21kmで抜かれたかい、「やばい」と思った。
――いつもよりペースが遅かったんだな。
栄養剤とか飴をポーチに入れてたけど、邪魔になって木にぶら下げていった。(制限時間が書いてある)紙を持ちながら走ってた。
――失敗したのね。
でも、今年は給水所が多かったかいね。
――2.5kmおきにあったみたいだな。食べ物は何があったの?
バナナ、みかん、日向夏ゼリー、おび天。全部食べたら、胃がもたれてペースダウンした。
――わはは(笑) アホや、おまえ。おび天は走ってるときは良くないだろ(自分はおび天が好きだけど)。
おび天は2ヶ所目でも食べようと思ったけどなかった。こういうときのバナナは美味いね。
――ドリンクは?
アクエリアスと水。もったいないから、アクエリばかり飲んでた。水はタダやけど、アクエリは金がかかるかい。アクエリを飲んだほうがお得やろ。
――わはは(笑) おまえ、マラソン走ってるときもそういうの気にするのかよ。
あと、沿道の人がチョコ、梅干し、塩を出してくれた。
――へぇ~。
でも、チョコは口の中が乾きまくった記憶があっとよ。死にそうになったかいね。給水の手前で食べた。
――梅干しとかいいみたいだね。
梅干しは元気が出るね。
――天気は?
7年連続でいつも晴れてるね。いつも暑いし。県外の人は宮崎らしさも楽しんでると思うよ。あと、沿道の人は重要やね。女子高生の前では頑張るっちゃが。
――女子高生? 運動会で女子の前だけで速く走るようなもんか?
たまにハイタッチできっとよ。それで若いエキスを吸い取っちゃが。
――まあ、俺らが女子高生と触れ合う機会はそうそうないからな(笑)
マラソンは気合い
――バンはなんでマラソンに参加するの?
目標を立てんと運動せんしね。達成感はあるよ。子供が産まれても泣かんかったけど、(マラソンで)ゴールが見えると涙が出るときもある。自分にできないことはないって自信がつく。これよりキツイことはないから。
――翌日は筋肉痛だろ?
次の日は筋肉痛で地獄やね。筋肉痛は塗り薬をすりこんでやるのがいいっちゃが。湿布は治るのに3、4日かかるけど、塗り薬なら1日。
――さすが薬剤師。バンは何か部活してたっけ?
ずっと帰宅部。マラソンは気合いだと思う。来年走ってみる?
――う~ん、俺は無理かなぁ…。
みんなが走ってるし、沿道の人が見てるから走れるっていうのはあるよ。1人じゃ無理。
――キッカケは何だったの?
自衛隊の友人が綾照葉樹林のハーフマラソンに出るとき、その付き合いで出て味をしめた。綾は時間の制限がない。コースは下りやから膝を痛めやすい。綾はぶっつけだった。それで「やばい」と思って、1ヶ月に2、3回60分ぐらいチンタラ走るようになった。昨年は1ヶ月前に足を捻挫してぶっつけ。それも気合いだった。今年は38kmから歩いた。
――マラソンで知り合った人とかいる?
「次の関門はどこですか?」と聞いてきた人がいて、話してるうちに仲良くなったよ。シーガイアの人やったかな。
――ふ~ん。
今回は最後のほうで嫁と子供が待ってたっちゃが。
――ああ、そうなんだ。
子供2人を抱っこして、入口まで走っていって。テレビがおるかなと思ってたけど、遅かったからいなくて空しかった。
――わははははは(笑)
インタビューされたら、言葉も考えてたっちゃけどね。「青島太平洋マラソンって最高だぜ、フォ~~!」って。
――それはカットされてただろう。
ゴールの一瞬の感動のために苦しむ
――完走したら何かもらえるの?
完走証が1枚。「○時間○分○秒、○位」と書いてる。自分はケツから100番ぐらいやった。紙で関門の時間を見ながら、ギリギリ走ってるかいね。
――嫁さんはどうなの?
ウチのカミさんは毎年無関心。「よくやったね」とは言うけど。
――弁当は出ないの?
出るよ。でも、マラソンの後は胃腸がもたれまくって美味しく感じない。消化のいいものが美味しいね。弁当は県外の人向けに、チキン南蛮とか宮崎のものが入ってる。
――表彰式は?
終わってる。今年はアナウンサーがおらんかったね。叔父さんと会おうって言ってたっちゃけど、叔父さんは3時間10分で走って、もう鹿児島に帰ってた。
――あらら。お金はいくらかかるの?
参加料が4200円。200円値上げした。
――それだけ払えば、自分も食うもの食って、アクエリ飲みまくるな(苦笑) 体重は?
1.5kg落ちた。次の日には戻ったけど。
――どういう人が多かった?
マラソンは3、40代が多いね。次が50代。中年の意地というか、若い者に負けたくないってのがあるんやろうね。1人だから気楽にできるし。
――バンの夢は?
子供が成人になったときに一緒に走って、勝って父親の威厳を見せつけたい。親子で走ってる人もいるよ。
――マラソンの楽しさは?
楽しいのは最初の1、2kmまで。ゴールの一瞬の感動のために苦しんでるよ。
≪おわり≫
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日本一の産経大サーフィン部 (2) [ マリンスポーツ ]
「日本一の産経大サーフィン部」の第1回、選手たちのインタビューは読んでいただいただろうか?
さて、彼らを指導する立場、産経大サーフィン部の監督を務めているのが坂上司さん。サン宮崎FCの広報でもある。今回、自分を練習のあった木崎浜まで送り迎えしてくれた。
第2回(全2回のラスト)は坂上さんから車の中や木崎浜で聞いた話を紹介する。自分は“サーフィン素人”なので、基本的なことや宮崎のことなどを教えてもらった。
(レポート:照屋盛義)
サーフィンとは?
サーフィンの魅力や難しさなどは選手たちが語ってくれた。一番は「自然が相手」ということだろう。
では、競技としてのサーフィンはどういうものなのか? 坂上さん曰く「サーフィンは10点満点の採点競技」。ジャッジは5人いて、ハイアンドローポイント(最高点と最低点をつけたジャッジの点数)をカットして3人の平均を取る。選手に与えられる時間はアマが12~15分、プロは20分。マキシマム8で(8本乗れる)、ベスト2ウェーブ(得点の高い2本が記録に)。だから、1人当たり20点満点ということになる。
改めて書くけど、サーフィンは自然が相手だ。だから、波は選べない。これについては坂上さんは「コンテストではコンディションは選べない。どんな波でも乗らないといけない。日本は特に小さいから。いい波というのは誰でも乗りやすいし、身につくこともある。でも、悪い波でも練習するというのが1つの手なんだよね」と話してくれた。
日本のサーフィンの歴史というのはまだ浅い。オーストラリアやカリフォルニアといった海外にはビーチカルチャーがあるし、子供の大会もあるそうだ。
宮崎について
選手たちは宮崎について「最高ですね」と口を揃えていた。坂上さんによると「サーフィンの世界では宮崎ナンバーというのは一目置かれてる」そうだ。
宮崎がサーフィンの盛んな土地であり、いい環境というのはサーフィンをしない人でも知ってることだと思う。そういう土地だから、夏場になると多くの人が訪れる。サーフィンは観光産業の柱になり、経済効果も生んでいる。サーフィンのために宮崎に暮らす人さえいる。
宮崎が日本の中でも優れていること。それはサーフスポットと中心街が近いことだそうだ。仕事をしながらサーフィンをするにはバッチリらしい。欠点をあげれば「波が良すぎること」。これは悪い波でも上手く乗れるかどうかに関わってくる(上のほうで書いたこと)。
宮崎では産経大のほか、南九州大などにもサーフィン部がある。産経大は5年、南九州大は30年の歴史があるらしい。坂上さんは「大学のサーフィン部が高校に手本を示すことが大切」と話していた。
産経大サーフィン部の強さ
最後に、産経大サーフィン部の強さについて。坂上さんは監督としてどういうことを教えてるのだろうか。そして、強さのカギは何なのだろうか。
「自分の教えは精神的なことが多いよ。選手をその気にさせるというか、自信をつけさせる。細かいこともいうけど、精神的なことが多い。サーフィンはメンタルスポーツだから。自分との闘いだよ。あとは得意技とか、得意なものを持たせるようにしてる」
「サーファーはビギナー、オープン、スペシャルに分けられる。大学に入ったときはビギナー。でも、出るときは間違いなくスペシャルになってる。環境とか仲間とか、クラブが成長させてるんだよ。上手い人がいれば、まわりも上手くなる。自分はその手伝いをしてる。生活指導とか(苦笑)」
あとがき
もう一度書くけど、恥ずかしながら自分はサーフィン素人。砂浜でサーフィンをじっくり見るのは今日が初めてだった。だから、今回は坂上さんの話に「へぇ~」「そうなんですか」と頷いてばかりだった…。
サーフィンといえば、数年前にチネチッタ川崎(自分が一番足を運んだ映画館)で『ブルークラッシュ』という映画を観た。ガールサーファーの映画でストーリーも良かったし、映像も迫力があって美しかった。オススメです。
それにしても、木崎浜はサーファーでいっぱいだった。土曜の午前だったけど、車がいっぱいあって、海にいる人もいっぱいいて。年配のサーファーもいた。「宮崎ってサーフィンが盛んなんだなぁ」と実感した一日になった。
産経大サーフィン部はこれからも取り上げていく予定です。
≪おわり≫
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2006年01月18日
宮崎ゴールデンゴールズ・片岡監督に聞く <2> [ 野球 ]
昨年暮れに行った、宮崎ゴールデンゴールズの片岡監督のインタビュー特集。第2回は宮崎ゴールデンゴールズの目的、目標などについて。
(レポート:照屋盛義)
指導者や審判の養成、そして人間形成
セレクションを通った選手のなかにはバカもいるよ。県民の支えとかがあって野球ができることをわかっていない。
――選手の負担というのはどれぐらいなんですか?
会費が月2000円。
――格安ですよね。それで野球ができるんだから…。
そういうことをわかってほしいよ。
あと、(チームから)いい指導者を出していかないと。選手は年齢が30、40にいくとそうなる。自分がプロ野球を辞めたのは、辞めたくて辞めたんじゃない。ユニフォームを脱がされたんだよ。そうして、新しい選手が入ってくる。ほとんどがユニフォームを脱がされたり、自由契約になったりする。そこで辞めた人間がどうするか、なんだよね。
指導者になるとして、ちゃんとした説明ができる指導者にならないといけない。ボールの基本的な持ち方を教えれるのは、指導者が10人いたとしたら半分。持ち方の理由まで教えれるのは1人だけだよ。
――そうなんですか…。
チームの練習では1時間の奉仕活動をやるようにしてる。使ったグランドを、使う前よりもきれいにするために。窓ガラスを拭いたりとかしてね。たとえば、延岡で練習して、近くから要請があれば1時間でも掃除しに行きますよ!
選手にはポケットに手帳とペンを入れさせる。バットやボールの持ち方などを説明してから練習に入る。説明したことは全員に書かせる。そして、家でノートにまとめてもらう。2、3年たったらそれが教科書になるんだよ。指導者の教科書に。そういうふうに作っていってる。
――へぇ~。
次に審判の養成。審判が少なくて、高校野球でも困ってるんだよ。宮崎ゴールデンゴールズが5、60人になって選手としてやっていくのは無理な人間が出てきたとき、審判の養成もしていれば派遣することができる。地域のお手伝いのためにね。
宮崎GGのスタッフ
ここで宮崎GGのスタッフについて教えてもらった。主なメンバーは以下の通り。応援として県内テレビ3局のアナウンサーもついている。詳しくはチームの組織図を。
≪団長≫萩本欽一(総監督でもある)
≪チームアドバイザー≫古葉竹識(元広島東洋カープ監督)
≪監督≫片岡光宏(元広島東洋カープ)
≪監督代行・野手コーチ≫本村信吾(中日→広島→ダイエー)
≪統括コーチ≫椿義人(東海大出身、保険会社の社長)
≪ヘッドコーチ≫池田親興(高鍋高校→阪神→ダイエー→ヤクルト)
≪投手コーチ≫若林隆信(日南在住、中日や広島など)
≪プロデューサー≫千代反田功、日高博之(日向市議)、菊永憲一、毛利伸二郎
≪事務局≫片岡順子(片岡監督の奥さん)
≪マネージャー≫有馬宗隆(元日南学園野球部部長)、小田満和、福田みづほ、渡部由希
≪チームドクター≫戸田理一郎(選手として受けに来た48歳、外科医)
≪チームトレーナー≫河野哲史(おすず治療室)
≪チーム弁護士≫近藤日出男(片岡監督のブレーン)
アマチュアチームとしてはかなり立派な陣容だ(ビックリした)。ボランティアのスタッフなど、片岡さんに賛同した人たちが集まっている。野球については片岡さんを含めて4人が指導するとのこと。
県内各地をまわって地域に貢献
――選手については?
12月が最初の会費の納期で、同意書を送ってきてるのが45人。最初は50人かな。もっと多くするよ。セレクションのとき、「基本的に全員採ってください」と言ったから。
――どんな選手がいるんですか?
高鍋農業の先生、医者、中学生が3人、女の子が2人。最高齢が38歳。選手に求めるのは、礼節があって野球ができる人。野球バカは作らないから(笑)
――練習は?
練習は現状、来て15人だね。球場使用料は月10万ほどいっちゃう。
――12月の練習スケジュールを見ると日向、日南、小林、宮崎といろんなところで練習してるんですね。
本拠地は選手がいる宮崎市になるだろうけど、県内各地をまわって地域に貢献していきたい。
長い目で見てほしい
――目標は? 大会を挙げれば都市対抗、クラブ選手権、全日本選手権だと思うんですが。
勝ち続けるのが目標だよ。ただ、現状を言うと、企業チームは年間に何億もかけてやっている。選手はプロに行けなかった奴ばかり。彼らと同じ土俵に上がらないといけない。「都市対抗に行く」とか言ったら、彼らに失礼だよ。
2、3年は待ってほしい。「今はそんな質問しないで」というのはあるよ。長い目で見てほしい。
――予定は?
連盟主導の3大大会の日程が2月上旬に決まるから、それに沿ってだね。日程のないところでは芸能人がらみで有料試合をするとかね。2月に茨城ゴールデンゴールズと試合をするかもしれないし、山本譲二さんのチーム(山口きららマウントG)とできるかもしれない。未定だけどね。
――硬式野球連盟も作らないといけないんですよね。
野球連盟の設立はこれから。3チーム(宮崎GG、梅田学園ベースボールクラブ、宮崎シティー硬式野球倶楽部)が相談しながら進めている。連盟だけでもいろいろお金がかかる。宮崎から審判を派遣するときとかね。
他のチームとは合同練習をしようと言ってるし、助け合っていくよ。
あとがき
片岡さんの苦労というのは相当なものだ。ただ監督をやるだけではない。チームをゼロから作らないといけなかった。選手を集めたり、練習場所を確保したり、スタッフを集めたり、お金を集めたり、その他もろもろ…。さらに、硬式野球連盟も作らないといけなかった。こちらもかなりの苦労がかかる。これを片岡さんは本業をこなしながらやっているのだ。
そして、片岡さんはどんどん形にしていってる。話をすればわかるけど、とってもエネルギッシュな人だ。大きなやりがいと目的を持ちながらやっている。野球のため、宮崎のため、選手のために。片岡さんと話をして「へぇ~」となることばかりだった。
宮崎GG設立の話があったとき、自分は素直にうれしかった。そのメリットの大きさは片岡さんが語っている通り(一番は「スポーツを通しての活性化」)。野球に限らず、宮崎のチーム、しかも宮崎の外で戦うチームというのは重要なのだ。先日のサッカー九州各県リーグ決勝大会で延岡市SCが負けたけど、Kyuリーグという宮崎の外と戦えるステージに立つチャンスを逃したことが自分はとっても悔しかった。
安心したことがある。それは宮崎の3チームが協力して、助け合おうとしてること。たとえば地方競馬だと協力すべきところで争い、競争すべきところで馴れ合っていたりする。自分がよくガッカリすることだ。宮崎の3チームには上手く協力し、そして競争していってほしい。
2006年は宮崎の社会人硬式野球のスタートとなる。楽しみにしつつ、長い目で見守っていきたい。
≪おわり≫
投稿者 pawaspo : 19:31 | コメント (0) | トラックバック
宮崎ゴールデンゴールズ・片岡監督に聞く <1> [ 野球 ]
1月15日、宮崎ゴールデンゴールズ(宮崎GG)のユニフォーム披露会があった。テレビや新聞などで、このニュースを見かけた人は多いだろう。宮崎GGは“欽ちゃん球団”こと茨城ゴールデンゴールズの姉妹球団として発足し、宮崎県初の硬式野球チームとしての活動をスタートさせる。
宮崎GGはチーム発足やセレクションがテレビや新聞で大きく取りあげられるなど注目度は大きいし、イコール県内での知名度は高いと思う。しかし、チームの姿というのは自分にとっては不明瞭だった。どんな選手がいて、どういう目的で、何を目標に、どういう活動をしていくのか――これがわからなかった。
昨年暮れ、宮崎GGの監督・片岡光宏さんにインタビューを行った。場所は宮崎GGの事務局でもある片岡さんのお店「お好み焼 かたおか」。片岡さんは熱心に2時間ほど語ってくれた。注文があるときは、お好み焼きを作りながら。
インタビュー特集は2回に分けてお送りする。第1回はチーム発足のきっかけなどについて。
やらなくちゃいけない
――設立のキッカケは6月の試合(茨城GGvs宮崎選抜)で、宮崎選抜の監督をされていた片岡さんに萩本さんが声をかけたと新聞で見ました。
6月の試合で話が出て。「そうなったときに監督をやってください」と。宮崎には硬式野球のチームがなかったし、(高校を出た選手の)受け皿ができるのであれば協力するつもりだった。
ただ、事務的なことは聞いてなくてね。8月に「事務局からすべてやってください」と言われて、1ヶ月考えた。お金のことも含めて、1ヶ月の間に欽ちゃん(萩本さん)のことも調べた。どういう考えでやってる、とかね。最終的には「やらなくちゃいけない」と思って決めた。
底辺拡大=やってない人を拾うこと
――ええと……。
次は、賛同した部分ね。
――はい(片岡さんが順序だてて話してくれるので、自分はうなずくだけに)。
自分は野球人としてやってきたし、野球が手助けしてくれた。だから、野球に対する恩返しがしたい。技術を上げるのは指導者がやればいい。やらなきゃいけないのは底辺拡大。「片岡さん、してます?」と聞かれたら、自分は「やってます」と答える。少年野球教室とか。野球をやってた人間はみんなこう答える。
でも、欽ちゃんは「それは底辺拡大じゃなくて、底上げじゃないの?」と言う。「底辺拡大というのはやってない人を拾うことだよ」と。それをなぜ、今やらなきゃいけないのか? 「野球というのはテレビの王様だったんだよ」と。戦後から現代まで、ゴールデンタイムを2時間独占し続けてきたのは野球だけ。欽ちゃんでも番組は10年しか続かなかった。今、野球が元気でなくなっている。王様が元気ないと、国民も元気がなくなる――そういうことなんだね。
野球はインターバルのあるスポーツ。インターバルに演出を加えたら、もっと面白くなる。あと、野球界から芸能界に行く人間はいるけど、芸能界から野球界に行く人間はいない。欽ちゃんはその牙城を崩したかったんだね。
試合については野球はマジメ、おちゃらけはインターバルのみ。欽ちゃんが見たいとか、キッカケは何でもいい。日向ではお爺ちゃんやお婆ちゃんとか、野球場に来なかった人たちも来ていた。そこで欽ちゃんが面白おかしく説明して、「野球って面白い」となった。興味がなかった人の底辺拡大になった。これはプロ野球が認めているんだよ。
――ああ。だから、10月のプロ野球選抜との試合とかあったんですね。
野球をやる選手の受け皿を
チームを作らないと試合はできない。それは野球人がすべきこと。社会人野球はいま、企業チームが減ってクラブチームが増えている。
宮崎は高校で終わって、次に行ってやるところがない。軟式野球をやっている。大学もいい条件では入れてくれない。地元で野球を続けたいという子の受け皿が宮崎にはない。
もしかしたら、これからプロ野球に行く奴が出るかもしれない。でも、それはそういう状況を作らないと、夢も語れない。
県民球団による本当の都市対抗
じゃあ、お金はどうするのか? たとえば、都市対抗予選のエントリーだけで32万円が必要。さらに遠征費がいる。裏方にまわって初めて、現実の大変さがわかったね。
でも、子供たちのことを考えると誰かが作らないと。どういう運営をするのか? 行政も含めてどこかの冠じゃなくて、スポーツランドとして謳っている宮崎は県民で盛り上げるようにしたい。
たとえば、1つの企業に100万円とか出してもらうんじゃなくて、1口1000円とか県内で幅広く集めることが一番長続きできるんじゃないかと思う。勝ち負けを県民の方々に見てもらうチームを作っていくのがベスト。
宮崎ゴールデンゴールズがこれで都市対抗に出たら、“本当の都市対抗”だよ。高校野球はどちらかといえば“学校対抗”。宮崎ゴールデンゴールズは“県民球団”。
スポーツ間の交流も
スポーツコンテンツ的にいったら、これからやることは全国発信できる題材。宮崎ゴールデンゴールズは野球だけじゃないよ。たとえば、夏はサーフィンを教えてもらう。野球に活かすために。これがニュースになる。柔道場に行って、受身を教えてもらうとかね。受身に強い人間は球際に強いんだよ。
――え? そうなんですか。
そうなんだよ。(ここから細かく理由を教えてもらった。たとえばスライディングキャッチのとき、受身のできない選手はボールを獲りに行けないなど)
――ああ、なるほど。
まあ、賛同してくれる人がいればだけどね。宮崎ゴールデンゴールズが都市対抗に出たら、「俺たちが教えたんだ」といばってほしい。スポーツ間の交流はやっていきたい。何かのプラスになれば、スポーツランドの地域の活性化にマッチする。こういう理念を持ってやってる。
投稿者 pawaspo : 00:37 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月14日
競馬予想06~京成杯・日経新春杯 [ 競馬 ]
松田&黒田の週間競馬予想
今回は2006年1月15日に開催される京成杯と日経新春杯予想しました。
▼京成杯 G3
サラ系3歳/○混○特指/オープン/別定/ 芝2000m 中山競馬場
▼日経新春杯 G2
サラ系4歳上/○国際□指/オープン/ハンデ 芝2400m 京都競馬場
投稿者 pawaspo : 17:48 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月12日
高鍋高校ラグビー部 杉尾君・一政君インタビュー [ ラグビー ]
宮崎で頑張っているアスリートの皆さんに大会を振り返ってもらう「宮崎アスリートインタビュー」。2006年の第1弾は”全国高校ラグビー2勝ベスト16進出”高鍋高校ラグビー部(下画像)、杉尾くんと一政くんのお二人です。二人は中学から一緒だという事ですが、これから先は別々の道を歩んでいかなければなりません・・・。とても複雑な時期ではあるとは思いますが、記憶に新しいうちに2005-2006第85回全国高校ラグビー大会を振り返ってもらいました。
(レポート&撮影:黒田 健)
杉尾叔彦
高鍋高校ラグビー部にて
第85回全国高校ラグビー大会でベスト16に
出身校 国光原中学校
身長体重 177cm 76kg
進路 東芝大分
Q.ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
2人の兄がラグビーをやっていたこともあって、小学生のころからラグビーの試合を見に行ったりしていました。中学までは野球をやってたので、ラグビーを本格的に始めたのは高校からです。
Q.全国大会出場を決めた決勝戦を振り返ってください。
ずっと戦ってきた相手でもあったので相手のことはよくわかっていました。かなりの練習をしてきたので力的には自信もあったのですが、流れが悪くなったときには少し焦りました。トライを決められたのはみんなのおかげです。負けられないというプレッシャーもあったので・・・。
Q.全国大会初戦ですが?(対東京農業大学第二高等学校)
はじめにトライされたときは相手フォワードの重さとプレッシャーが予想以上だったので少し焦りました。試合では持ち前の展開とディフェンスに力を入れて相手の攻撃を防ぎきりました。守り勝ちです。キャプテンの故障もあったのですが、代表でキャプテンがいないときにもしっかり練習していたのでそのときの経験がすごく役にたちました。
Q.キャプテン不在の二回戦(対新田高等学校)は?
最初のトライで相手の力はわかりました。モールでしっかりと押し込めることができ、公式戦でははじめての1試合5トライ。しっかりとキャプテンの穴を埋めることができました。気持ちも良かったです。
Q.最後の試合は?(対啓光学園高等学校)
さすがに連覇をしている高校だけあって、試合運びもうまく一つ一つの当りが激しかったです。自分たちが完全に受けにまわってしまいました。最後の1本はこのままでは帰れないという意地で返した1本でした。ベスト8の壁は本当に高かったです。厳しい練習で忍耐と自信を手に入れることができました。大会での経験を今後に活かしていきたいです。
Q.後輩に一言。そして夢を話してください。
自分たちの超えることのできなかった全国ベスト8の壁を超えるようにがんばって下さい。夢(目標)ですが、まずは体をしっかり作って、高校までに培ってきたものに自信を持って倒れない選手になりたいです。チームメイトは卒業後ばらばらになりますが、お酒を飲めるようになったらみんなで飲んで話したいです。
一政豪紀
高鍋高校ラグビー部にて
第85回全国高校ラグビー大会でベスト16に
出身校 国光原中学校
身長体重 173cm 80kg
進路 大阪で働きながら進学予定
Q.ラグビーを始めたきっかけと高校での練習について話してください。
中学までは野球をやっていたのですが、高鍋高校のラグビーにあこがれて高校からはじめました。毎日5:00~7:30までの練習、その後の個人練習、多い日では10kmを超える走り込みなど、厳しい練習で体力には自信を持てました。
Q.全国大会出場を決めた決勝戦を振り返ってください。
試合前から自分たちの戦いをすれば負けないと思っていました。個人的には試合中も焦りはなかったです。試合前に監督に水をかけてもらって気合が入りました。
Q.全国大会の感想は?
花園のグラウンドや環境はすごく良かったです。最後の啓光戦でトライを決めることができたのが一番の思い出です。試合慣れしている相手に一矢報いることができてすごく嬉しかったです。3年間大きな怪我もなくチームメイトと一緒にやってこれてよかったです。本当に仲の良いチームだったので。
Q.後輩に一言
高鍋の練習はきついけど勝利の感動を目指して頑張ってください。
投稿者 pawaspo : 00:59 | コメント (2) | トラックバック
2006年01月10日
アスリートタウンのべおか有村理事長インタビュー [ 陸上 ]
延岡市のみなさんには聞きなじみのある「アスリートタウンのべおか」という言葉・・・。正式には「特定非営利活動法人(NPO)アスリートタウンのべおか
」というスポーツ活動支援団体の名称でる。「延岡市内で開催されるスポーツ大会(下画像:ゴールデンゲームズinのべおか/画像提供・ATN)や合宿への誘致推進、支援を通してのまちづくり(活性化)」を目的とし、ボランティアを含む様々な活動をしているのだが、果たしてどれほどの方がこの団体の活動内容や、現在の延岡とアスリート達との係わり合いを理解しているかは疑問である。延岡というまちとアスリートという言葉がひとつになる事にあまり違和感はない・・・。横浜出身の私ですら「宮崎県といえば?」の問いに対して「延岡・マラソン・旭化成」というのは以前から当たり前のように知っていたし、よくもわるくも、マラソン旭化成と読売ジャイアンツキャンプは当時の私が知りうる宮崎県の全てでもあった・・・。やがてゴルフをやるようになってダンロップフェニックストーナメントの事を知るに至る・・・。よくよく考えると「サーフィンも盛んだよな~」「温暖な土地だからスポーツには適しているよな~」とイメージが広がっていく。そんなことから県外の人間にとって宮崎=スポーツはなんの違和感もない。現在でもマラソンの有名選手達が延岡の街中を走っていたり、柔道の日本代表選手達が合宿を行ったりもしている。そこで、今回、パワスポでは”アスリートタウンのべおか”の理事長、有村 誠氏(下画像)に、団体発足~活動、そして今後の展開について話を伺い、市民達の手によるスポーツを通してのまちづくりがどのようなスタイルで行われているかを紹介する。
(レポート:松田秀人)
■有村 誠氏インタビュー
(特定非営利活動法人/NPO アスリートタウンのべおか理事長)
URL:http://www.athlete-town.com/
※お知らせ:2月19日に延岡西日本マラソンが開催されます
----- 団体発足のきっかけと、現在までの流れを教えてください
古い話になりますが、元々私はスポーツをするのも見るのも好きだった事から、みなさんもご存知の宗兄弟はじめ、世界的な旭化成マラソン選手団が延岡にいることがとても誇りに感じてしました。もちろん選手個人や旭化成といった名前は全国に鳴り響いていたわけですが、もっと延岡という土地を絡めた情報を全国に発信できないか?と考えていました。そうこうしているうちに月日は流れ、平成3年に開催された世界陸上で大会初の男子マラソン日本人金メダリストに谷口浩美さん(当時旭化成)が輝いた年、延岡青年会議所(以下:JC)親睦事業として開催した”JCリレーマラソン”がきっかけとなって、翌平成4年にJCのメンバーとともに「アスリートタウン延岡構想」を提言したのが始まりです。ちなみにこの年にはバルセロナ五輪で森下広一さん(当時旭化成)が銀メダルと獲得しています。そんなことからかなり盛り上がっていたのを記憶しています。それから4年間の間、JCのメンバー達と様々な方面に働きかけをし、平成8年に延岡市長期総合計画として「アスリートタウンのべおか」構想を打ち出しました。この年にはジョギングコースの整備や合宿の誘致や補助を行っています。そして平成10年に行政サイドの事務局というかたちで”アスリートタウン推進協会”を設立、さらに平成11年には延岡アスリートタウンサポーターズ”NATS”を開設しました。この団体はあくまでもサポーターという立場で、学生や市民が中心となったボランティア団体です。しかし”アスリートタウン推進協会”は行政主体の団体だったために、制約も多く、私達が思っているような活動がなかなかできなかったため、平成14年にNPO特定非営利活動法人として”アスリートタウンのべおか”を設立し今に至っています。そして設立時、代表を決める際に「言いだしっぺのお前が代表をやれ!」との事で、平成14年より私が理事長を務めています。平成4年の提言から始まり、14年の設立までの10年間はJCのメンバーやNATSのメンバー、推進協会の方達が実に根気よく、地道に努力をされ、企画を暖めてくれたてきたと思います。本当に感謝しています。
----- 団体の活動内容を詳しく教えてください
大会、合宿などスポーツ活動の場として延岡をご利用される方、又は団体が円滑に活動ができるように様々な面で動いています。会場や宿泊先、大会の運営や進行、チケット販売やイベントPR、看板やポスターの作成など、やることはたくさんあります。これに大会の主催者や、先ほどご紹介したボランティア団体”NATS”の方々と共に役割分担を決め、人的・物的サポートをしています。これからのシーズンの主なプログラムとしては2月にべガルタ仙台キャンプと延岡西日本マラソン大会ありますし、5月はおなじみゴールデンゲームズinのべおかが、9月は磯貝柔道杯、11月にはわかあゆマラソンがあります。それらのスポーツイベントを通して、市内外の方達にもっとを知ってもらい、リピーターを増やす事で、延岡のPR、交流人口の拡大、経済効果などに繋げ、スポーツを通したまちづくりができればと考えています。
※べガルタ仙台キャンプ
http://www.vegalta.co.jp/
今年で5年目となるJ-2リーグ所属のべガルタ仙台、延岡キャンプ。九州保健福祉大学や延岡西高校(現・星雲高校)といった地元チームとの練習試合も行いました。また、歓迎会などでは延岡サッカー協会の方達と一緒に、延岡のサッカー少年との交流会を企画したりしています。さらに”アスリートタウンのべおか”では、来延歓迎会や歓迎式典の企画運営などを行っています。
※延岡西日本マラソン大会
http://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/kyoik/taiik/n_marath/oshirase/oshirase.html
九州3大マラソンのうちの1つとされ、新人マラソンの登竜門として有名。日本陸連公認のフルマラソンである本大会は、宗兄弟や川嶋伸次選手などの名アスリートを輩出しています。”アスリートタウンのべおか”では大会の速報版発行や選手達の写真撮影をし、即現像して手渡したり、大会運営の手伝いを行っています。
※ゴールデンゲームスinのべおか
中学生から国内のトップランナーまで一堂に集うこの大会。毎年会場には3万人近い観客が訪れ、一流選手達を近くで見る事ができ、運がよければ言葉を交わすこともできるといった距離感が人気!陸上ファンなら一度は見てみたい全国的な大会です。”アスリートタウンのべおか”では大会運営のお手伝いを行っています。
----- 発足後の変化と今後の課題を教えてください
やはり、スポーツをテーマに、民間によるアイデアをどんどん取り入れられる事が、活動の上で重要です。中でも上記で上げた”延岡西日本マラソン”での出場選手写真撮影は市民のアイデアによるもので、普段、走っている姿をあまり撮られる事がないという選手達からは好評です。これらもちょっとしたことですが、延岡に来た人たちに喜んでもらえるという事が肝心で、ひとつひとつは小さな事かもしれませんが、こういった民間からのアイデアを即実行できるようなスタンスこそが、大きなまちづくりに繋がると思います。今後も私達の団体が間に入り、民間からのアイデアをしっかりと受け止め、行政と手をとり、得意な分野を得意な人たちがストレスなくできるように出来ればと思います。あくまでも私達はスポーツがテーマですが、そうしたアクティブさが全てのまちづくりに繋がることだと考えます。今後の課題についてですが、短期的なものとしては、やはり収益事業の確立が第一ですね。これによって今後の活動の幅が広がったりもするわけですから・・・。そして中期的なものとして、スポーツ施設の充実の提言です。たとえば老朽化が進んでいるスポーツ施設の問題など、市民が安心して利用できるようにしなければなりません。長期的なものとしては・・・ん~これは本当に大きな夢ですが、世界的規模の大会の誘致ですかね!
----- 最後にひとことお願いします
延岡・宮崎間の高速道路の完成後、ただ通過するだけのまちにしないためには、地域の特色を生かしたオンリーワンのまちづくりが必要不可欠なことだと思います。そのひとつとして、自然環境や人的環境などに恵まれたアスリートタウンづくりが挙げられると思います。スポーツ大会や合宿で訪れた人で延岡のまちがにぎわっているところを夢に描きながら、この活動を進めていきたいと思っています。ただいま、会員も募集しているところです。市民の皆様ご支援とご協力をお願いいたします。
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2006年01月07日
競馬予想06~ガーネット・シンザン [ 競馬 ]
松田&黒田の週間競馬予想
今回は2006年1月8日に開催されるガーネットS、
9日に開催されるシンザン記念を予想しました。
▼ガーネットS G3
サラ系4歳以上 ○国際○指(ハンデ) ダ1200m 中山競馬場
▼シンザン記念 G3
サラ系3歳 ○混○特指(別定) 芝1600m 京都競馬場
投稿者 pawaspo : 01:51 | コメント (0)
第26回宮崎女子ロードレース [ 陸上 ]
女子長距離の年初めを告げる宮崎女子ロードレースが6日に行われた。
今年から県庁楠並木通りからのスタートとなったハーフマラソンは55名の選手が出場。最後の最後まで激しい先頭争いが繰り広がられる展開となり、九電工の奥永美香が1時間9分57秒で優勝した。6秒差の2着はジェーン・ワンジク(パナソニック)、3着はルース・ワンジル(日立)。沖電気の宮内洋子は4着、昨年優勝のリディア・シモンは13着だった。
5km・一般の部は福士加代子(ワコール)が大会新の15分32秒で優勝。5km・高校生の部は1着の枡田悠里など小林高校の選手が10位以内に6名入る強さを見せた。3km・中学生の部は妻中学の柴田彩香が1着だった。
(レポート:照屋 撮影:黒田)
開会式&レセプション
大会の前日(1月5日)、シーガイアのワールドコンベンションサミットで開会式とレセプションが行われた。開会式では昨年のハーフ優勝者、リディア・シモン(ルーマニア)が優勝カップを返還。選手代表による宣誓は、先日の全日本実業団女子駅伝で沖電気3位の原動力となった宮内姉妹が務めた。
レセプションは招待選手の紹介などがあり、シモンは日本語で「ガンバリマス!」と言って会場を沸かせた。また、今回で11回目の出場となる小幡佳代子(アコム)に記念のプレートが贈られた。
選手たちが食事をするなどして楽しむなか、宮内姉妹にコメントをいただいた。
【宮内宏子】
脚の調子が悪いので、明日出れるかかわらないんです。脚は今日の練習で痛めました。もし出れるなら昨年の9位以上、1時間10分台が目標です。
(今年の上半期について)トラックでは昨年、自己新記録を出したんです。ただ、ロードのハーフは1時間11分台まで。今年こそは1時間10分台を出したいです。
【宮内洋子】
昨年は3位だったので、明日はそれ以上を目指して頑張ります。
(今年の上半期について)都道府県対抗女子駅伝(1月15日、京都)に出場する予定なので、体調を上げていきたいと思ってます。
ハーフマラソン
ハーフマラソンは55名が出場。脚を痛めたと語っていた宮内宏子(沖電気)、平良茜(沖電気)、西薫(旭化成)ら18名が欠場した。
スタート地点は昨年のシーガイアから、県庁通りの宮崎県警本部前に変更となった。スタート前に足を運ぶと、選手や大会スタッフ、選手の応援団(企業)、ギャラリーなどが多数いてビックリ。天候は曇り、気温は7.9度、風は強め。12時10分、選手たちはスタートした。
レースは10kmを過ぎても団子状態。12km過ぎでワンジク(パナソニック)が抜け出した。しかしワンジクは失速。15km時点では嶋原(資生堂)、ワンジル(日立)、扇(十八銀行)、宮内(沖電気)ら2位集団(7名)との差は5秒に。レースは混戦となり、20km地点では宮内がトップに立つも、7位までの差はわずか19秒。この中から抜け出したのが奥永(九電工)で、宮内らを引き離して競技場に入って、そのまま1着でゴールした。
レースが終わってからは、奥永は常に報道陣に囲まれる状態に。勝因については「ワンジクが下がってきたので、よし勝とうと」「気持ちを切り替えたらスパッと行けて、それが自然にスパートになった」と語っていた。奥永は29日の大阪国際女子マラソンに出場する。だから、今回は「マラソンのための調整レース」だった。「私のこと知らない人が多いと思いますけど、覚えてください」と話す彼女が有名になれるかは、大阪での活躍次第かなと思う。
4位の宮内洋子は自己ベストを更新した。昨年より順位を1つ下げる格好になったけど、優勝争いに最後まで絡んだし内容は上々。今年はどれだけ飛躍できるか楽しみになった。宮内以外に10位以内に入る宮崎県勢がいなかったのは残念だ。
昨年の優勝者・シモンは調子が悪かったのか13位。十八銀行が6位の扇まどかなど、11位以内に3名が入った。今回の結果は、九電工と十八銀行が沖電気や旭化成のライバルであることを強く感じさせた。
≪ハーフマラソン順位≫
1位 奥永美香(九電工) 1時間9分57秒
2位 ジェーン・ワンジク(パナソニック) 1時間10分3秒
3位 ルース・ワンジル(日立) 1時間10分4秒
4位 宮内洋子(沖電気) 1時間10分4秒
5位 八木洋子(スズキ) 1時間10分6秒
6位 扇まどか(十八銀行) 1時間10分11秒
7位 嶋原清子(資生堂) 1時間10分16秒
8位 小幡佳代子(アコム) 1時間11分0秒
9位 野田頭美穂(ワコール) 1時間11分7秒
10位 藤田真弓(十八銀行) 1時間11分11秒
5km 一般の部
先月の全日本実業団対抗女子駅伝で驚異の14人抜きをやってのけた福士加代子(ワコール)が力の差を見せつけた。ピースしまくる余裕を見せながら、大会新記録でゴール。今年ももちろん、女子の長距離界を引っ張っていきそうだ。ちなみに、福士の出身地は青森県板柳町。あの高見盛と同じだ。
旭化成の宗由香利は9位だった。
≪5km 一般の部順位≫
1位 福士加代子(ワコール) 15分32秒
2位 ウィンフリーダ・ケバソ(デオデオ) 15分44秒
3位 湯田友美(ワコール) 15分45秒
4位 津隈久美(日立) 15分50秒
5位 藤永佳子(資生堂) 15分57秒
6位 佐藤絵理(名城大学) 15分58秒
7位 清家愛(シスメックス) 16分7秒
8位 神品枝里(デオデオ) 16分9秒
9位 宗由香利(旭化成) 16分10秒
10位 高木美沙紀(シスメックス) 16分11秒
5km 高校生の部順位
10位以内に小林の選手が6人! そら、強いわな…。
≪5km 高校生の部順位≫
1位 枡田悠里(小林) 16分36秒
2位 永田あや(小林) 16分41秒
3位 黒木沙也花(宮崎日大) 16分43秒
4位 甲斐みのり(小林) 16分55秒
5位 田平彩菜(小林) 17分0秒
6位 矢野真理絵(デオデオ) 17分16秒
7位 川畑静香(小林) 17分24秒
8位 狩野美砂(小林) 17分29秒
9位 竹内理沙(戸畑商業) 17分32秒
10位 小山内春香(宮崎日大) 17分37秒
3km 中学生の部
204名が出場した中学生の3km。妻の選手5名が15位以内に入った。さすがは全国中学駅伝の代表校。
≪3km 中学生の部順位≫
1位 柴田彩香(妻) 10分29秒
2位 肥田木理菜(生目台) 10分37秒
3位 宮路葵(三股) 10分49秒
4位 黒木春那(妻) 10分54秒
5位 荒竹知代(松尾) 10分56秒
6位 河原真奈美(高鍋東) 10分57秒
7位 田之上まどか(中郷) 10分58秒
8位 黒木美乃里(妻) 10分59秒
9位 工藤萌容(岩戸) 11分5秒
10位 森崎未来(住吉) 11分6秒
現場で感じたこと
スタート地点はほんと人が多くて、ビックリした。選手がスタートしたら、橘通に移動する人が多かった。選手が来るのは先なのに。そこから道路を南下したけど、選手を待つ人たちが並んでいた。
地元の宮内洋子への声援は大きかった。スタートのときは「宮内、頑張れ~!」の声がかかっていたし、競技場での拍手は一番。活躍することで知名度と人気が上がってるからこそと思う。
多かったといえばスタッフの数。青いジャンパーのボランティアがたくさんいたし、宮崎北など10校の高校生が補助員を務めていた。演奏は宮崎南高校。ふつうの観客として観ていると気にならないけど、取材する側として観ると大会を支えるスタッフが気になるし関心もする(他の競技でも)。
取材陣の関心が優勝した奥永や有力選手に向かっているなか、最下位(53位、2名はリタイア)の選手が競技場に入ってきた。奥永がゴールしてから20分後だ。彼女を見ていると、演奏が始まった。そして、ゴールする瞬間に合わせて指揮者が演奏を止めた。タイムは1時間31分29秒だった。
(文:照屋、画像:黒田&照屋)
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2006年01月06日
アクアサーカスでNEW YEAR [ スポーツ ]
05-06 オーシャンドーム~カウントダウンパーティー
県内各地で様々なカウントダウンイベントが開催されたと思われますが、やはりパワスポとしては、スポーツエンターテイメントでカウントダウンしたいという事で、先日リニューアルオープンしたオーシャンドームで開催されたオーシャンドームカウントダウンショー『AQua CIRCUS(アクアサーカス)』のレポートに行きました。昨年のカウントダウン、夏の公演と宮崎でもお馴染みの『水の道化師、トゥリトネス』と、空中を命綱なして駆け巡る『G-Rockets(ジーロケッツ)』のコラボレーションによる水と空のスペクタクルエンターテイメントを中心に県内のパフォーマーによるステージ、カウントダウンの花火から初泳ぎまでをご紹介します!
(レポート&撮影:黒田 健)
2005年12月31日の通常営業(~17時まで)の終了後2時間の休憩を挟んで19時から始まったオーシャンドームでのカウントダウンパーティ。今日は遅くまで泳ぐ事が出来る事もあって多くのお客さんが訪れました。県内では様々なカウントダウンイベントが行われていましたが、半袖でイベントを楽しめたのはここだけかと思います。なんとも南国宮崎っぽいですね(笑)。
『カウントダウンパーティ オープニングコール』(21時)でイベントは本格的に始まりました。オープニングアクトを勤めたのは「響座」!宮崎ではお馴染みの響座は昨年は積極的に海外公演を行い活動を世界に広め、飛躍の年の締めくくりとしてここオーシャンドームで熱いステージを見せてくれました。鍛え抜かれた男たちの力強い動きと体中に響き渡る太鼓の鼓動がドームに響き、お客さんと一体になったステージはこれから迎える新年への緊張感と喜びをますます膨らませてくれました!
次に、県内で活躍するダンスチーム【コンビネーション】によるステージ!男性5人組によるヒップホップでスタート!ボーカルの女性が2人が加わりメロディアスな曲が続いた後には、マウンテンバイク(MTB)に乗る2人とのコラボレートステージ!音楽に合わせてステージ前で行われるMTBのテクニカルな動きに訪れた子供たちは大興奮!ダンスユニットの登場、女性シンガーによる美しい歌声、そして女の子のユニットのダンスパフォーマンスなど、盛りだくさんの内容でドーム内のボルテージは徐々にあがっていった。22時を過ぎた頃から、DJタイムが始まりいよいよクライマックスのアクアサーカスへの期待がどんどん高まっていく。【ちなみに今回のDJさん。パワナビ松田代表にそっくりでした。2人で一瞬、こんな事も出来るんやと勘違いするぐらい!声かけなくてよかった(笑)??】
そして今年もあと一時間になった23時『AQua CIRCUS(アクアサーカス)』がはじまりました!!「水の道化師 トゥリトネス」と「G-Rockets」の夢のコラボレーション!実は撮影の為、昼の公演も見たので内容はだいたい把握していたのですが、それでも何回見ても楽しめるステージが繰り広げられました。
ステージ上から吊るされた三本のシルク!命綱なしで地上8メートルで行われるパフォーマンス。女性ならではのしなやかな動きとあでやかな美しさを共有する「G-Rockets」のステージに大興奮。テレビや舞台で活躍する4人が空中を駆け巡る姿はまるで空を飛んでいるように見えました。もっともっとみたくなる最高のステージでした。
次にアップテンポな音楽と共に登場したのが『水の道化師、トゥリトネス』http://www.tritones.jp/ の新ユニット「男子学ラン隊」。映画ウォーターボーイズ(以下WB)に出演した森本政輝、平田まさる、ドラマWB2005夏に出演した杉浦由悟、映画交渉人・真下正義出演の永峰寛とシンクロだけではなくドラマや舞台での大活躍の若手による新ユニットが大人気!もちろんステージもコミカルでお客さんと一体化して大盛りあがり!
そしていよいよ本日の主役が波にイルカに乗って登場!独特のキャラクターでドームを沸かしたトゥリトネス主宰者、不破央!男子のシンクロをこの世に広め、ブームを作ったのはこの人!ちなみにレポートを書いてる私にとっても特別な存在。5歳から高校まで水泳をやっていた私にとって、雲の上の存在だった平泳ぎの元日本記録保持者。全盛期の泳ぎを僕も微かながら覚えています。後ろに進むクロールや平泳ぎ、背面でバタフライ、クロールなど見た目以上に高度な技術を必要とするパフォーマンスに感動。
続いてドラマWB出演の安部篤史とシンクロナショナルチーム経験者を中心に構成された女性チーム「effe(エッフェ)」の5人が登場。息のピッタリあったシンクロはハイレベルな内容で見所たっぷり。シンクロの美しさを堪能できる構成となっていました。Effeのメンバーが演技をする姿をみて一人ひとりが美しいなと写真を撮りながら思いつつ・・・。それにしてもみんな笑顔で楽しそうに演技してます。
コミカルなステージとシンクロのパフォーマンスが終わった後には再び、「G-Rockets」が登場!「トゥリトネス」とのコラボレーションショーが始まりました。前半よりも激しく空を舞うG-Rocketsとダンスとシンクロで盛り上げる「トゥリトネス」オーシャンドームで今日しか見れない最高のパフォーマンスでした。
ショーの終了と共にウォータースクリーンには新年を迎えるカウントが映し出されました。残り8秒から全員でカウントダウン!大きな声でカウントが進みついに私達は新しい年を迎えました。
「HAPPY NEW YEAR!」の文字がウォータースクリーンに映し出されたあと、オーシャンドーム内で花火が打ち上げられました!室内での花火は水面にも色が広がり、音の反響もすごいです!司会者のMCのあと「どうぞ~!」の声がかかると、ビーチに待ち構えていたお客さんが一気に駆け込みました!全国のどこよりも早い初泳ぎに訪れたお客さんたちは大はしゃぎ!新年を最高の気分で迎える事が出来たでしょう。
A HAPPY NEW YEAR!
実は僕はオーシャンドームで泳いだ事がありません。と言う事で今年こそはここで泳ぐぞ!!
今年の目標です(笑)。
※「トゥリトネス」公演の写真はよりシンクロの内容を詳しく伝える為、1月2日正月公演のものも含んでいます。
投稿者 pawaspo : 18:01 | コメント (0)
第4回宮崎ひむか旗 高等学校柔道競技大会 [ 格闘技 ]
厳しい練習は明日へ続く
西日本各県から40校、約450名の選手が集まって行われた第4回宮崎ひむか旗高等学校柔道競技会。3月に東京で行われる全国高等学校柔道選手権大会を目指して、「技と力」を試しあう絶好の機会として熱い戦いが繰り広げられました。大会は初日に「競技会」二日目、三日目は「錬成会」が行われました。何試合も何試合も力の限り戦う高校生の姿に感動!柔道って本当に楽しいです。
日時:12月26日~28日
場所:宮崎県武道館
(レポート&撮影:黒田 健)
競技会成績
1部:優勝 西日本短大 決勝3-2
準優勝 国東
3位 鎮西
4位 鹿児島商
宮崎県の出場校
延岡学園 決勝トーナメント1回戦敗退
宮崎工 決勝トーナメント1回戦敗退
宮崎日大 決勝トーナメント2回戦敗退
2部:優勝 鹿児島工 決勝3-1
準優勝 中種子
3部:優勝 西日本短大
柔道の大会を現場で見るのはソウルオリンピック以来。そんな古い記憶を思いおこしながら一日試合を観戦しましたが、力と魂のぶつかり合い、闘志溢れる高校生の姿に僕は感動しました。これからもしっかりと柔道を追い続けたいと思います。
投稿者 pawaspo : 15:02 | コメント (0)
2006年01月05日
プロ野球宮崎県人会チャリティーオークション [ 野球 ]
宮崎県出身の選手達からのプレゼント!
2005年12月28日、宮崎市にあるホテルスカイタワーで行われたプロ野球宮崎県人会(池田親興代表)のチャリティーオークションのレポート風景。今年2年目で200本安打で大ブレークしたヤクルトの青木選手をはじめ、復活し日本一にも貢献したロッテの黒木投手、レギュラー定着で大活躍の西武の赤田選手、2000本安打を目指すベテラン日本ハム田中選手、広島の木村選手など宮崎県出身のスタープレイヤーが使用したスポーツ用品などを格安で提供した。
(レポート&撮影:黒田 健)
150名を越す参加者が集まりオークションでは選手愛用のユニフォームやバット、スパイクなどが大人気で金額はどんどん上がり大変な盛り上がりを見せた。UMKの高橋アナウンサーとパワナビ市民レポーターでもお馴染みの遠目塚文美さん、ロッテの黒木投手が行なったが、宮崎弁が飛び交う和やかな進行で訪れた参加者は大満足。青木選手のバットが28000円で競り落とされたが、青木選手は他の選手のセリに参加するなど今日も大活躍。オークションの間にはサイン会、写真撮影会もおこなわれた。
翌日は宮崎市新名爪のUMKCCでチャリティーゴルフ大会が行なわれ、両日の収益金は台風14号被災義援金、宮日母子福祉事業団などに寄付される。
さてこの日の司会はUMKジャガ天の顔、高橋巨典さんと、パワナビでもおなじみの遠目塚文美さん!この模様はUMKジャガ天で1月7日(土)に放送されます。文美さんの大活躍もここで!
http://www.umk.co.jp/jaga/yokoku.html
投稿者 pawaspo : 15:28 | コメント (0) | トラックバック
競馬予想 06 東西金杯 [ 競馬 ]
松田&黒田の週間競馬予想
今回は2006年1月5日に開催される東西の金杯を予想しました。
▼京都金杯 G3
4歳上 ○国際□指(ハンデ) 芝1600m 京都競馬場
▼中山金杯 G3
4歳上 ○国際□指(ハンデ) 芝2000m 中山競馬場