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2005年12月28日

全国へ向けて! プーマカップ最終日と選手権展望 [ サッカー ]

 最終日は初日の雪の影響で予定が変更され、高松商vs鵬翔、多々良学園vs鹿児島実業、大津vs作陽、佐賀東vs松山工、国見vs柳ヶ浦の5試合が行われました。選手権直前のラストゲームに、調整試合とは思えない熱い戦いが繰り広げられました。
(レポート&撮影:黒田 健)
イメージ画像 イメージ画像

<錦原>

■高松商 0-5 鵬翔

高松商<br />
高松商
高松商:先制されてリズムが狂い、失点を重ねました。ゴールキーパーのキャッチミス、ディフェンスのボールの持ちすぎ――単純なミスが原因で5失点。選手権前の試合としては少々不安が残りました。攻撃も要所でしっかりDFに詰められて形を作れず。
 選手権初戦は麻布大渕野辺。激戦区神奈川を勝ち残ったチームだけに苦戦??

鵬翔 鵬翔
鵬翔 鵬翔
鵬翔:3試合目にして初めての先制。その後も速いテンポでパスをまわして中盤を支配。効果的なサイドアタックや中盤のプレスなど、昨日とは見違えるような内容でした。前日の試合後の練習が大きくチームの雰囲気を変えたようです。デフェンスも安定して5得点で圧勝。攻撃の幅が出てきたのが大きな収穫で、悲願の国立を目指して最終戦できっかけをつかんだように見えます。
 初戦は鹿島学園。豊富なタレントを要するチームを相手にまずは先制! リズムを崩さず我慢して試合を運べば、勝利は見えてくるはず。

■多々良学園 1-2 鹿児島実

多々良 多々良
多々良 多々良
多々良学園:たくさんの困難を乗り越えてきたこのチームの一番の特徴は明るさ! チームの雰囲気が非常に良い。試合は注目のハウバート・ダンの個人技で先制するも、終盤にセットプレイで失点して敗れました。ダンの能力はデフェンス1枚ではなかなか止めることが出来ないほど。中盤は突破力もあり、もう一枚のFW山田のスピードを活かした速攻に注目です。勢いに乗ると一気に勝ち上がりそうな雰囲気を感じました。
 初戦は流通経済大柏。昨年は後一歩で国立を逃しただけに、今年こそはの想いで選手権に!

鹿児島実 鹿児島実
鹿児島実:前半は相手FWダンにDFが集中して攻撃の形を作れずにいたましが、後半になって修正。持ち前のサイドアタックで両サイドにボールを散らし、ゴール前で合わす形はさすがに超高校レベル。最後まで運動量が落ちないため、後半は一方的に攻める内容。2連覇へ向けて好内容のゲームでした。
 初戦は上田西。力さえ出し切れば勝利はついてくるはず。選手権常連校に油断はない?

■大津 1-2 作陽

大津 大津
大津 大津
大津:Jリーグ内定者4名を抱え、訪れたスカウトも注目するなかの試合は、前半が0-1で終わってから選手がガラリと替わりました。カウンター中心のチームで司令塔本田の視野の広いゲームメイク、スピードのあるFW陣、ゴールマウスはU-18代表武田が守るという攻守ともに優勝候補の名にふさわしいメンバー! 後半に変わったメンバーのスキルも非常に高く、選手層の厚さが本当に目立ちました。
 初戦は北海。初戦を突破して最激戦グループを勝ち抜けば国立も見えてくる?

作陽 作陽
作陽:両サイドの早いクロスを使ったシンプルな攻撃が目立ちました。個人技の高いMFの早いパス回しで中盤を支配。サイドの深いスペースに放り込み、そこから早いクロスでゴール前に。きちっとした形を持つチームだけに堅実な試合で勝ちあがりも。
 初戦は成立学園。似たような相手だけに苦戦も必至?


<てるは>

■松山工 2-0 佐賀東

松山工 松山工
松山工 松山工
松山工:しっかりとした組織的なディフェンスで相手に攻めさせながらカウンター狙いのサッカー。FWのスピードはなかなかで、試合を重ねるたびにその精度が上がってるように感じました。両サイドを広く使っているので攻撃のバリエーションも豊か。
 初戦は中京大中京。相手エース伊藤翔を抑えるかが鍵になります。

佐賀東 佐賀東
佐賀東:右サイドの攻撃が良かったのですが、逆にそこを攻められるともろさも感じました。左サイドがディフェンスでしか目立たなかったため攻撃が単調に。FWのスピード感がなかったのが課題か?
 初戦は丸岡。先取点を取れば一気に!

■国見2-1柳ヶ浦

総評:期待の宮崎代表、鵬翔は最終日にやっと形が出来てきたという内容。「初戦に勝ち、1つ1つ悔いの残らないよう全力を尽くして頑張りたい。監督と一緒に海外にも行きたい」とキャプテン宮路君は話してくれました。3年連続になる今大会こそは国立を目指して頑張ってくれるはず。1月2日初戦、みんなで鵬翔高校を応援しましょう!

●大会詳細は公式HPにて http://www.ntv.co.jp/soc84/
●鵬翔高校HP http://www.hosho-h.ed.jp/
●鵬翔高校応援HP http://www.geocities.jp/hosho_fc/

投稿者 pawaspo : 18:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月25日

全国大会へ向けて! プーマカップレポ2日目 [ サッカー ]

 今日も宮崎は晴天に恵まれ、予定通り6試合が行われました。今日は昨日より多くのお客さんが訪れ、好プレイには歓声や拍手が起こっていました。
 鵬翔高校は2日連続の0-3での完敗。調整試合とはいえ、選手権に不安の残る内容ではありましたが、最終日にはきっちり問題を解消して本番に向かってもらいたいと思います。(レポート&撮影:黒田 健)
大会イメージ 大会イメージ

12月24日試合結果
(メンバー未発表のため総評のみ)

【錦 原】

●米子北0-1大津
●鵬翔0-3作陽
鵬翔-作陽 鵬翔-作陽
鵬翔-作陽 鵬翔-作陽
鵬翔-作陽

鵬翔:前半開始後すぐに失点。昨日に続き、またまた先制点を奪われてしまいました。ディフェンス面での連携に不安があり、攻撃に移るスピードも選手権予選のときより遅く感じます。相手が強化しているのが原因と考えられますが、全国大会ではこのレベルでの戦いは必至で、明日こそはしっかりとした守備を見たいと思います。
 攻撃は前半、セットプレーでチャンスをつかみますが、相手キーパーの攻守に阻まれて得点できず。後半に入り、前がかりになったところをロングパスで返され2失点。再三チャンスを作っていただけに残念な失点ですが、とにかく先に点を取ることがこのチームにとっては大事! 気迫のあるプレイが最後になって見られたのは収穫でしょう。

作陽:リズム良いパスワークで早々にチャンスを作り先制! しっかり守ってからのカウンター、センターフォワードの高さを活かしたポストプレーなど攻撃のバリエーションも豊か。後半になって体力が少し落ちてからはロングパスによるカウンターに作戦チェンジ。しっかりとこの形で2点を取って守りきりました。

【てるは】

●佐賀東3-1高松商
●松山工1-0国見
松山工-国見 松山工-国見
松山工-国見 松山工-国見
松山工-国見 松山工-国見

松山工:ディフェンスの意識が徹底していて、国見の再三のチャンスもしっかりと組織的につぶしていました。全体的に運動量も多く、最後まで緩む事なく守りきりました。攻撃は攻められている時間が長いだけに目立つことはありませんでしたが、しっかりと得点機にチャンスを活かし、1点を守って勝利。個々の能力も高く、チームの意識も統一されているように感じました。攻めに変わる時のスピードが速かったです。

国見:ボールキープやロングパスなど、前半は能力の高い選手がカウンター中心に両サイドを使って攻め続けました。 激しい当たりにも負けないフィジカルの強さなど、高校ではトップレベル。結果としては相手の数少ない攻撃を活かされて敗れましたが、本番では期待できる内容です。

●東福岡1-2多々良学園
多々良学園 多々良学園
多々良学園 多々良学園

多々良学園:試合前の写真のみ掲載

●鹿児島実4-0柳ケ浦
鹿児島実-柳ケ浦 鹿児島実-柳ケ浦
鹿児島実-柳ケ浦 鹿児島実-柳ケ浦

鹿児島実:分厚い攻撃で再三のチャンスを演出。昨日と違うのはシュートが枠に飛びこんだこと(4得点)。他にも何本も入りそうなシュートがあったんですが、相手のキーパーのファインセーブに阻まれました。左サイドの上がりが鋭く、そこからのクロスに合わす攻撃パターンは選手権でも通用するでしょう。個々の技術も高く、とにかく一歩目が速い。パスカットも多く、相手になかなかリズムをつかませない試合ぶりはさすがは優勝候補です。

柳ヶ浦:今日は鹿実の激しい当たりと鋭いサイドアタックに翻弄されました。チームとしての攻撃の形が見れなかったのは残念。デフェンスも修正が必要。明日もう一度見てみたいですね。

総評:鵬翔高校の2連敗は少し残念ですが、選手権前に大会出場12校を見れたのはサッカー好きな私にとって最高のクリスマスプレゼントでした。2日間を通していろいろ見て回りましたが、優勝に絡みそうなチームを挙げるとしたら昨日紹介した熊本の大津高校。チーム全体の調子が良く、U-18日本代表のGK武田が活躍できないほど攻撃のリズムがいいし、メンバーそれぞれが自分の仕事をきっちりこなしていました。
 さて、明日も3試合頑張ります。

投稿者 pawaspo : 00:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月23日

全国大会へ向けて! プーマカップ初日 [ サッカー ]

 第84回全国高校サッカー選手権(30日開幕)を前に今日から3日間、西日本の代表12校が綾町に集まり、本番に向けた強化試合を行っています。
 参加チームは九州から大会連覇を目指す鹿児島実(鹿児島)、国見(長崎)、柳ケ浦(大分)、大津(熊本)、東福岡(福岡)、佐賀東(佐賀)、本県代表の鵬翔(宮崎)の7校。そして全国総体ベスト8の松山工(愛媛)、高松商(香川)、多々良学園(山口)、作陽(岡山)、米子北(鳥取)の5校。
 この12校が本番を想定したプレイを繰り広げていることから、かなりハイレベルな試合を見ることができ、思わず見入ってしまう瞬間の多い一日でした。
※初日は雪のため到着できない高校もあり、一部予定は変更されました。
(レポート&撮影:黒田 健)
鵬翔-大津 鵬翔-大津

■主な試合結果
(メンバー未発表のため総評のみ)

●米子北2-2東福岡(PK5-6)
米子北-東福岡 米子北-東福岡
米子北-東福岡 米子北-東福岡

東福岡:ボールを外に散らし、両サイドからのクロスでたびたび得点機を演出。前半は中盤の動きもよく、選手権に向けて好調をキープしているようでした。点を取った後に取り返されているのが少々気にはなりましたけど、チームとしての形はしっかりと見せてくれました。

米子北:前半はディフェンスの時間が長く、相手の作戦にも対応が遅れていました。しかし、後半はしっかり修正。チームとしての意思統一がしっかりとできている印象を持ちました。選手権では相手をしっかり研究して初戦を戦えば勝利も!

●鵬翔0-3大津
鵬翔-大津 鵬翔-大津
鵬翔-大津 鵬翔-大津
鵬翔-大津 鵬翔-大津
鵬翔-大津 鵬翔-大津

鵬翔:ゲーム立ち上がりの再三のチャンスで点が取れなかったため、流れは相手チームに。個人技で切り崩され立て続けに3失点。早いボール回しで反撃を試みましたが、どこかちぐはぐな攻撃で前半は0-3のまま終了。後半はリズムを変えようと選手を交代をするも、安定した守備に攻撃陣が応えれず。後半のようにしっかりと守りながら攻めることができればともかく、逆に先制されるともろいような気がします。とにもかくにも先制点が重要! 修正点をしっかり直して、明日からに期待しています。

大津:U-18日本代表GK武田に注目していましたが、試合ではほとんど活躍の場面がないぐらい攻撃陣が好調! スルーパス、ドリブル突破などの個人技から組織的な動きまで、しっかりとチームとしての形は出来上がっていました。後半もしっかりとディフェンス中心にまとまりを見せ、そのまま相手を完封! 選手権台風の目になるかも?

●高松商0-0鹿児島実
高松商-鹿児島実 高松商-鹿児島実
高松商-鹿児島実 高松商-鹿児島実

高松商:高さのあるディフェンス陣でしっかり守って、カウンターで得点するチーム。鹿児島実のキツイ当たりにも体をはってディフェンスしていました。左サイドからの攻撃が多く、得点へのカギとなるのはここ? 1人退場者が出た後もディフェンスを修正して守りきりました。鹿児島実を無失点に押さえたことで、かなりの自信になったと思われます。

鹿児島実:バリエーション豊かな攻撃力と個々のキープ力、ディフェンス時の激しい当たりはさすが前年の優勝チーム! どこからでも仕掛けられるため、少々前がかりになることもありますが…。今日の試合は少々気合が入りすぎて、空回りした感もあります。ただ、無得点でも形はしっかりできていました。昨年ほどはフィジカル面での強さは感じませんでした。

●鹿児島実(Bチーム)-大津(Bチーム)
大津レギュラー出場のため、試合途中まで観戦(写真のみ)。
鹿児島実(Bチーム)-大津(Bチーム) 鹿児島実(Bチーム)-大津(Bチーム)
鹿児島実(Bチーム)-大津(Bチーム) 鹿児島実(Bチーム)-大津(Bチーム)


※明日からの予定(変更になる場合があります)

12月24日
【錦原】
▽10時=米子北vs大津▽12時=鵬翔vs作陽▽14時=佐賀東vs高松商
【てるは】
▽10時=松山工vs国見▽12時=東福岡vs多々良学園▽14時=鹿児島実vs柳ケ浦

12月25日
【錦原】
▽9時半=高松商vs作陽▽11時半=国見vs柳ケ浦▽13時半=鵬翔vs大津
【てるは】
▽9時半=佐賀東vs松山工▽11時半=多々良学園vs鹿児島実

 明日は10時から松山工vs国見、12時から鵬翔vs作陽、14時から鹿児島実vs柳ヶ浦の取材を予定しています。温かい服装で高校生の熱い戦いを観戦に来てください。

投稿者 pawaspo : 21:57 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月21日

寒さとも戦います。宮崎市クリスマステニス大会! [ ラケット競技 ]

 12月18日、生目の杜運動公園で宮崎市テニス協会主催の宮崎市クリスマス大会が行われました。今回の大会はクリスマスらしく、参加者全員に参加賞(お楽しみ景品)が当たるオマケ付き。300人を越えるプレイヤーが今年最後の熱い戦いを繰り広げました。
(レポート&撮影:黒田 健)
クリスマステニス大会 クリスマステニス大会

【試合結果】
1部トーナメント
優勝 本田充生(左) 藤田悦子(右)ペア
<藤田選手コメント>
 パートナーのおかげです。リターンとネット際をとにかく頑張って試合に望みました。寒くても本当に楽しくプレイできました。
本田さん 藤田さん

2部Aトーナメント
優勝 宮畑 力也 野村 道子ペア

2部Bトーナメント
優勝 森山 千寿 長峯 敦子ペア

2部Cトーナメント
優勝 小永 吉優 橋本ますみ

3部トーナメント
優勝 弓削 俊浩 奥野 めぐみ
トーナメント トーナメント

 試合は5つのクラスに分けて行われました。寒さのなか、本選6ゲームマッチ、コンソレ(敗者復活戦)4ゲームマッチとかなりのスピードで試合が進んでいき、コートも空いたところから順番に試合が入っていくので、準決勝まではどこでどの試合が行われているかついていけなかったです(笑) それでも選手の皆さんは寒さに負けず、日ごろの練習の成果を見せてくれました。
トーナメント

 できれば僕も写真を撮るだけではなく試合に出て、体を動かしていたい――そんな厳しい寒さで…。とはいうものの、なかには試合中に熱くなって着こんでいた服を脱いで半袖になる人や、サンタの格好をしたまま動きずらそうにプレイしている人もいて、大会は穏やかな雰囲気で進んでいました。勝った人も負けた人も次の大会(2月5日、シングルス大会)に向けてまた練習に励むんだろうな? ちなみに僕は出ません。
クリスマステニス大会

お問い合わせ
宮崎市テニス協会事務局
宮崎市細江2612ファイナルテニス協会着付
TEL 0985-47-8826

年明けの大会予定
2月5日  シングルス大会 木花18面
2月26日 市民マスターズ 木花18面

投稿者 pawaspo : 22:25 | コメント (0) | トラックバック

宮崎のサンタは波に乗ってやってくる? [ スポーツ ]

 12月17日に改修工事から再オープンのオーシャンドーム。内装が変わり、入り口のエントランスは南国ムードがより強調されるような造りになりました。
 今回紹介するのはサーフィンショー「カリビアンビックウェーブ」、サーフィンサンタです。毎日2回行われるショーの人気者はやっぱりサンタさん! 南国宮崎らしいクリスマス気分いっぱいのこのショーは、赤い帽子をかぶった2名のサーフィンとボディーボードの演技で始まります。12月の寒さを忘れさせてくれるテクニカルなショーです。
(レポート&撮影:黒田 健)
サーフサンタ ボディボードサンタ

 その頃、主役のサンタさんは…? ビーチで子供たちとショーを見ながら戯れているのですが、2人の波乗りが終わった後に、ボードを持って海に入っていきました。
サンタ サンタ

 波を見極め、絶好のタイミングでライディングするサンタさんにお客さんから大歓声と拍手! サンタさんを信じる子供たちは、宮崎のサンタさんは海から来るものだと思ったかも?(まるで南半球の国のようですね) ビーチに帰ってきたサンタさんは子供たちから大人気!(危なく大きな頭をやんちゃな子供にはずされそうにもなってましたが) そして、子供たちとのふれあいが続き、サーフィンサンタショーは終わりました。
サンタ サンタ

サーフィンサンタコメント
 楽しく波に乗るんで、お父さんお母さんと一緒に見に来てください。あと、ビーチでは気軽に声をかけてください。一緒に遊びましょう!
サンタ

 オーシャンドームでは12月28日まで通常大人2,000円が1,000円、子供1,000円が500円の「オーシャンドーム特別入場キャンペーン」を行っています。寒い冬の一日をあったかなオーシャンドームで過ごすのもいいかなと思いました。
 12月31日には「オーシャンドームカウントダウンパーティー」、1月1日~3日までは「水の道化師『トゥリトネス』オーシャンドーム新春特別公園」が行われます。詳細はパワナビレポートにて。

オーシャンドーム

オーシャンドームスケジュール
11:00 水中運動教室
12:00 サーフィンサンタショー
13:00 アクアエアロビクス
14:00 キッズゲーム
15:00 サーフィンサンタショー
16:30 ボディーボードタイム
※スケジュールはその日のよって変わる可能性がありますのでお問合せ下さい。

フェニックス・シーガイア・リゾート・オーシャンドーム
URL:http://www.seagaia.co.jp/
〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山
電話:0985-21-1177
営業時間
12月23~30日、1月4~9日 10:00~17:00
大晦日 10:00~25:00
1月1~3日 10:00~19:00

投稿者 pawaspo : 18:41 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月18日

九州大学サッカーリーグ入替戦、産経大が1部残留 [ サッカー ]

 九州大学サッカーリーグ、1部-2部入替戦の第2戦。宮崎産業経営大学(1部8位)と九州保健福祉大学(2部1位)の試合が18日(日)、延岡市の西階陸上競技場で行われた。
 第1戦は産経大が2点差で勝っているので、九保大は2点差以上で勝たないと昇格できない。前半、強風のなか、風下の九保大は2点をリードされて大ピンチとなる。しかし後半、逆に風上に立ってから九保大の猛攻がスタート。試合は激闘となった。
(レポート&撮影:松田秀人)

≪第2戦≫
第一経済大 4 - 2 西南学院大
 (前半2-2、後半2-0)
九州保健福祉大 4 - 3 宮崎産業経営大
 (前半0-2、後半4-1)

≪トータルスコア≫
第一経済大 7 - 3 西南学院大
宮崎産業経営大 6 - 5 九州保健福祉大
※第一経済大、宮崎産業経営大が残留
競り合い1 競り合い2

 九州大学サッカーリーグ1部-2部入替戦の第2戦が開催されたのは延岡市西階にある総合運動公園、西階陸上競技場。
 気候は厳しいものとなった。前日から全国的に厳しい寒さで、晴れとはいえ競技場はかなり冷え込み、吐く息は真っ白。さらに強風が吹き荒れ、会場内のパイロンだけでなくテーブルさえも飛んでいた…。
 エンドによっては風とも闘わなければならない。風上ではどれだけ積極的に攻めこむか、風下の場合はどれだけしっかり守るかがポイントとなった。
西階陸上競技場(外) 西階陸上競技場(内)


■試合データ
九州保健福祉大 4 - 3 宮崎産業経営大
 (前半0-2、後半4-1)
 (天候-晴れ、ピッチ状態-良好、風-強)
☆九州保健福祉大
シュート-5 ゴールキック-6 コーナーキック-8 直接FK-13 間接FK-6
ゴール:53分・16合田 69分・(オウン) 80分・8今村 88分・8今村
☆宮崎産業経営大
シュート-13 ゴールキック-3 コーナーキック-8 直接FK-9 間接FK-1
ゴール:20分・19愛甲 44分・7迫田 79分・7迫田

笛監督と宮崎産業経営大学イレブン
笛監督 円陣を組む産経大イレブン

立木監督と九州保健福祉大学イレブン
立木監督 円陣を組む九保大イレブン


*** 前半 ***

 時計の針が正午を迎えて、強風が収まらぬままキックオフ! 開始早々、風上に立った産経大が2度にわたり九保大のゴールを襲うも得点ならず…。押されっぱなしの九保大は12分過ぎ、フリーキック(FK)からコーナーキック(CK)のチャンスをつかむも得点には繋がらない。
 前半20分、最初にネットを揺らしたのは産経大だった。細かくパスをつないで、低い弾道のシュートを放つも九保大のキーパー桑原がナイスセーブ! しかし、直後のCKから産経大がヘディングシュート! 桑原が食らいつくも、こぼれ球を産経大の19番・愛甲がねじ込んだ。「産経大 1- 0 九保大」。
前半1 前半2

 このゴールで産経大は攻撃にリズムが出てきた。九保大はクリアミスやパスの荒さからヒヤッとさせられる場面が多くなる。逆風というハンデもあり、思うような攻撃ができず、焦りからロングパスを多用するも強風に煽られてコントロールがきかない。シュートを打つ段階まで持っていけないでいる。前半33分、九保大の攻撃、キーパーと1対1になりかけるも、ポジションが若干悪く得点には結び付けれなかった。
前半3 前半4

 前半40分、九保大のゴール前で激しい攻防が繰り広げられる。キーパー桑原による数回のスパーセーブで窮地を脱するが、終了直前の44分、産経大7番・迫田にゴールを決められて「産経大 2- 0 九保大」。というスコアで前半を終了した。
 リーグの入れ替えがかかるこの一戦、九保大が2部から1部に昇格するには勝つだけではいけない。2得点ビハインドをつけて勝たなければならない。そんな九保大にとって、前半で2失点は大きい。キーパーの桑原はよく守っている(悪く言えば、キーパーが活躍せざるをえないシーンをフィールドプレイヤーが作ってしまっている)。攻撃が風上に変わる後半でどれだけ積極的に攻め込めるかがカギとなる。
 一方、リーグ降格は是が非でも避けたい産経大は2点のリードで気分的には楽になったはず。後半は不利な風下となるが、このまま攻めるのか? それとも徹底的に守るかが見所だ。


*** 後半 ***

 今あるチャンスをものにしなければ、また来シーズンも昇格に向けて1年間闘わなければならない。来年の今頃、再びこのポジションでプレイできる保障はない――追い詰められた九保大の怒濤の攻撃が始まった。
 まずは後半3分、左サイドから低いパスをセンターへ。そのまま九保大16番・合田がキーパーの足元を突いて、この日初めてとなるゴールを決めた! 「産経大 2- 1 九保大」。
後半1 後半2

 直後、九保大のロングシュートがキーパーの右上絶好の位置に決まるかと思われたが、これはバーに嫌われて得点ならず。しかし、九保大は前半から大きく変わった。攻撃時間が長くなり、声を出して、細かいパスもつながるようになってきた。
 後半22分、九保大のピンチをまたもやキーパー桑原が救う。その直後の24分! 産経大がよもやのオウンゴール…。これで試合は振り出しに戻った。「産経大 2- 2 九保大」。「あと2点!」。九保大のベンチが熱くなる。
 逆に、追いつかれた産経大。前半に2点を取って余裕が出たか? 攻撃と守りにメリハリが感じられず、ギクシャクしていまっている。
後半3 後半4

 後半35分、九保大に絶好の位置(ゴール前)での直接FKのチャンスがやってきた。蹴るのは九保大8番・今村。ボールは鮮やかなループを描き、そのままゴールネットを揺らした! 九保大応援団からは割れんばかりの大歓声! これで「産経大 2- 3 九保大」。残り時間10分であと1点を追加して勝てば、念願の1部リーグ昇格となる。いまの勢いなら、可能性は充分といっていいだろう。
後半5 歓喜の今村

 しかし、後半39分。産経大はフリースローから、もまれながらもゴール前に押し出されたボールを7番・迫田が低めのシュートで鮮やかに決めた。この時間での得点はあまりにも大きい。産経大ベンチからも大歓声が起きた! 「産経大 3 - 3 九保大」。
後半6 歓喜の産経大イレブン

 ところが、このままでは終わらなかった。後半43分、九保大の8番・今村が気迫で相手ゴールにねじ込んだ! 「産経大 3 - 4 九保大」。
 後半に入ってから九保大は相手のオウンゴールも含めて4得点。「このままの勢いならあと1得点いける!」。残り時間はロスタイムを入れて、おそらく5分。九保大ベンチからの声が大きさを増す。逆に、産経大はあと5分弱をしっかり守りきれば、来年も1部リーグで闘うことができる。年間を通して1部で闘うことの重要さを知っている産経大は必死でボールキープに徹した。
 ロスタイム、九保大のCKが最後のプレイだ。しかし、見事にクリアされた時点で終了のホイッスルが鳴った…。
 試合は「九保大 4 - 3 産経大」で九保大が勝利したが、念願の1部昇格はならなかった。後半にワンゴールをしっかりと決めて踏みとどまった産経大イレブンは、試合に負けはしたものの、喜びと安堵が入り混じった笑顔を見せていた。
試合後の産経大


*** 試合を終えて両監督のコメント ***

■宮崎産業経営大学 「笛 真人」監督
笛真人監督
 今日の戦いは非常に難しかったです。リーグの入れ替えがかかっているので、前回からの得失点差なども含めトータルで考えなければならず、一言ではいえない駆け引きがありました。今日は3-4で負けていまいましたけれども、このチームを1部に残留させるか、2部に降格させるかはとても大きいのです。1部に残留できれば、来年からまた一歩上を目指して闘っていけるのですから…。
 今日の試合に関しては、強風のため前半は風上に立って試合を進める事ができ、パスのつなぎもスムーズでリズムがつかみやすかったです。逆に相手はやりにくかったでしょう。しかし後半、エンドが変わってからはミスが目立ち、バタバタしているところを攻め込まれました。たった1点の差で昇格・降格があることを最後まで考えながら闘わなければならないなか、この強風もあり、何が起こるかわからずとても難しい試合でした。

■九州保健福祉大学 「立木 宏樹」監督
 今日は4-3での勝利ということで1得点足らず、1部リーグへの昇格はなりませんでした。選手たちは持てる力を充分に出し切ったと思います。2部リーグで1年間闘ってきたわけですが、やはり1部リーグで闘ってきたチームとは最後の最後の詰めの部分が大きく違うような気がします。今回の入替戦を通して、1部リーグでプレイするのに必要なものが見えてきました。うちのチームに今足りないものや身につけなければならない技術など、来年はしっかりと目標をもってプレイしていこうと思います。

≪てるKUNの雑感≫
 強風が試合を左右する厳しいものとなった。そんななかで両チームは死力を尽くし、スタンドを興奮させる試合を見せた。2点のビハインド(トータルで考えると4点)から喰らいついた九保大、後半ボロボロになりながらも1点をもぎとった産経大。技術や戦術はともかく、他の面では誇っていいだろう。
 これで産経大の1部残留が決まった。産経大は天皇杯宮崎予選準優勝の結果を残したし、宮崎ではトップクラスのチームだ。九保大は2部で優勝し、産経大との入替戦は激闘となった。1部昇格を狙う力は十分にある。この2チームの来年の活躍に期待したい。


≪佐伯市と延岡市の親善試合≫
 当日は佐伯市(大分)と延岡市によるサッカーの親善試合も行われた。

【陸上競技場】
(10:00-10:45) 延岡小学生1部 1 - 0 佐伯小学生1部
(11:00-11:45) 延岡壮年 0 - 1 佐伯壮年
(12:00-13:45) 九州大学リーグ1部-2部入替戦
(14:00-14:55) 延岡中学生 2 - 2 佐伯中学生
(15:00-16:05) 延岡高校生 1 - 4 佐伯高校生

【補助グランド】
(10:00-11:05) 延岡一般 2 - 3 佐伯一般
(11:15-12:20) 延岡高校生 1 - 3 佐伯高校生
(13:05-13:50) 延岡小学生2部 2 - 1 佐伯小学生2部
(14:00-15:05) 延岡一般 0 - 0 佐伯一般

【球技場】
(10:00-10:45) 延岡小学生2部 5 - 1 佐伯小学生2部
(10:55-11:50) 延岡中学生 1 - 0 佐伯中学生
(13:05-13:50) 延岡小学生1部 4 - 1 佐伯小学生1部
(14:00-14:45) 延岡壮年 1 - 1 佐伯壮年

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全日本実業団女子駅伝、沖電気が3位! [ ]

 第25回全日本実業団対抗女子駅伝が18日、岐阜県で28チームによって争われた。
 コースは6区間42.195km。1区は長良川陸上競技場から加納新本町バス停前までの6.6km、2区は岐阜県庁前までの平坦3.3km、エース区間の3区が大垣市林町までのアップダウンが激しい10.0km。4区が大垣市立総合体育館前までの4.1km、5区が3区を折り返す最長区間の11.6km、6区が長良川陸上競技場までの6.595km。
 雪が降り続ける最悪のコンディションのなか、優勝したのが三井住友海上。4区でトップに立ち、2位に2分近い差をつけてゴールした。これで3連覇。ここ6年間で優勝5回、2位1回と圧倒的な強さだ。
 宮崎からは18年連続18回目の沖電気、4年連続15回目の旭化成が出場。沖電気は一時14位まで順位を下げるも、後半に盛り返して3位の大健闘だった。旭化成は逆に4位から順位を下げての17位だった。

1位 三井住友海上(東京) 2時間13分55秒
2位 天満屋(岡山) 2時間15分46秒
3位 沖電気(宮崎) 2時間15分51秒
 (順位)9→14→13→9→5→3位
 (前半区間)山田幸代(9位、20:55)、野呂かおり(20位、10:59)、平良 茜(14位、32:46)
 (後半区間)山元愛(3位、13:00)、宮内洋子(4位、37:11)、宮内宏子(3位、21:00)

4位 資生堂(東京) 2時間16分10秒
5位 京セラ(京都) 2時間16分14秒
11位 十八銀行(長崎) 2時間16分43秒
15位 九電工(福岡) 2時間18分14秒
17位 旭化成(宮崎) 2時間18分39秒
 (順位)4→6→16→16→18→17位
 (前半区間)宗由香利(4位、20:34)、瀬戸口麻美(16位、10:55)、上田美恵(19位、33:37)
 (後半区間)大渡泰子(12位、13:20)、下川智子(19位、38:38)、梅田樹里(8位、21:35)

23位 サニックス(福岡) 2時間20分35秒

【1区(6.6km)】
 雪がボーボー降る氷点下のコンディション。これはきつい。テレビのコース解説のナレーションは三石琴乃(セーラームーン)。
 1区で飛び出したのがホクレン(北海道)のフィレス。ホクレンは東日本大会で2位に躍進したチームだ。序盤で飛び出す「逃げ馬戦法」か。2位以下に27秒差でたすきを渡した。旭化成の宗が4位。優勝候補の京セラが19位と大きい出遅れ。

【2区(3.3km)】
 ホクレンの根城が区間賞の走り。貯金をさらに大きくした。 宮崎2チームはともに順位を下げた。

【3区(10km)】
 エース区間。ホクレンの赤羽を日立のワンジルと三井の渋井が追いかける。ワンジルが赤羽に追いつき、最後は凄まじい意地のデッドヒートを見せた。
 圧巻だったのがユタカ技研のワンボイ。後半にペースが落ちたけど、14人抜きを見せた。宮崎は旭化成が10人に抜かれて16位に。

【4区(4.1km)】
 三井の石山がトップに立つ。沖電気の山元が上昇の口火を切る。

【5区(11.6km)】
 福士(ワコール)の独り舞台。な、なんと14人抜きで一気に3位に! 1人だけ次元が違った。沖電気の宮内洋子が順位を上げる。福士カメラのおかげで、テレビに何度も映った。

【6区(6.595km)】
 沖電気の宮内宏子が3位まで上がり、「2位までいくんじゃないの?」と夢を見た。

【感想】
 沖電気は後半に着実に順位を上げての3位。これは大健闘というか、素晴らしい結果だと思う。宮内姉妹の成長とかが大きいし、これからが楽しみに。旭化成は1区の宗とアンカーの梅田以外が2桁順位。これといった見せ場がなかった。
 他の九州チームで健闘といえるのが十八銀行。有望な若手が入ってきていて、九州大会でも見せ場たっぷりだった。これから伸びていく手強いチームとなるだろう。九電工はパッとしなかった。
 面白いレースだった。

投稿者 pawaspo : 15:38 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月17日

日本一の産経大サーフィン部 (1) [ マリンスポーツ ]

 サーフィンのメッカ・宮崎にあって、宮崎産業経営大学サーフィン部はトップクラスの実績を残している。団体としては今年春の全日本大学サーフィン選手権で優勝、秋は準優勝。個人ではアマのタイトルホルダー、海外を転戦するプロ選手もいる。まさに“日本一”と言える。
 12月10日(土)、県総合運動公園そばの木崎浜で産経大サーフィン部の練習を見学させてもらった。まずは、選手たちのインタビューから紹介しよう。
産経大サーフィン部

 
杉原康幸(2年、20歳)

――出身地とキャリアは?

 愛知出身です。サーフィンは8年目。今年の夏、プロになりました。

――宮崎の良さって何でしょう?

 波もいいし、暖かい。ポイントが多いし、サーファーが少ないから混むこともないです。今はちょっと寒いですけど(苦笑)

――プロとアマの違いは?

 アマは趣味。プロになるとスポンサーが付いたり、大会で賞金をもらったりします。

――今後の予定は?

 2月、3月はハワイに出かけるつもりです。ハワイは波のスケールが違うし、人もハイレベル。最高峰です。

――産経大のサーフィン部員は?

 部員は13名です。部に入って初めた人もいれば、プロのまま入って来る人もいます。練習はみんな自分だけという感じですけど、一緒に接することができますからね。

――大事なことは?

 どれだけ楽しむかですね。

(サーフィン素人の筆者。ここでプロアマ大会のことなどを教えてもらった。杉原選手は「プロの中のプロの大会で上位になりたい」など語ってくれた)

――サーフィンの魅力とは?

 スポーツのなかでも、サーフィンは自然を相手にします。同じ波は来ないし、同じことはできない。毎日違うし、時間によっても違う。だから、いい波に乗ったときの快感はたまらないものがあります。

――体力は使います?

 使いますねぇ。

――どういう練習を?

 一番の練習は波に乗ること。プールで泳いだりとか、トレーニングもします。

――来年の目標を。

 プロシリーズに今年入れたんで、上位に入れるように頑張ります。
杉原康幸 杉原康幸(アップ)


梅野紘聖(1年、18歳)

――出身とキャリアを。

 サーフィンは10歳の時から始めて、今は清武町に住んでます。キャリアは昨年、日本代表になって世界大会で33位。全日本で4位、西日本で3位。今年は宮崎サーキットでグランドチャンピオンになりました。

――当面の目標はプロ?

 はい。

――サーフィンを始めたキッカケは?

 父がサーフィンをやってて、小さいときから海に連れて行ってもらってたので、自然に始めるようになりました。

――産経大サーフィン部は?

 上手い人がいて刺激になるし、楽しいです。

――宮崎はどう?

 暖かいし、外から来る人が多い。日本では一番の環境です。

――海外に行ったことは?

 ハワイが2回、インドネシアが3回あります。

――ハワイはいいですよね。

 来年の初め、ハワイ修行に行く予定です。世界のトップサーファーがいるから、見るだけでも参考になります。

――サーフィンの難しさとは?

 自然が相手だから、同じ波は来ません。いつも違う波に乗りますから。

――来年の目標は?

 海外の大会に参加して、世界を目指していきたいですね。
梅野紘聖 梅野紘聖(アップ)


川越章吾(2年、20歳)

――出身と始めたキッカケは?

 宮崎市内です。サーフィンは中学2年から。海の近くだったし、先輩に誘われて始めました。

――これまでの実績は?

 高3のときに西日本大会のジュニアで優勝。今年の春に全日本級別選手権の一級で優勝しました。

――当面の目標はプロ?

 そうですね。

――宮崎の良さは?

 波がいいし、ポイントがたくさんあります。

――海外に行ったことは?

 ハワイが2回、オーストラリアが2回あります。来年の4月ぐらいに休学して、カリフォルニアで3ヶ月ほど修行してくる予定です。

――やはり海外は違います?

 海外に行くと変わりますね。波のレベルも人のレベルも違う。みんな上手いです。

――夢は?

 やりたいことはいっぱいあります。

――産経大サーフィン部は?

 みんなでやるのが面白いですね。みんなバカだけど、盛り上がれます。サーフィンは個人のスポーツだけど、サーフィン部という形でチームワークで応援したり。楽しいと調子が良くなるんです。楽しいやり方でやってます。

――他は?

 スケボーにはまってます。スケボーも楽しい。上手くなりたいです。
川越章吾 川越章吾(アップ)


椎葉順(4年、21歳)

――出身、始めたキカッケなどを。

 出身は宮崎市内。始めたのは12歳、中1からです。キッカケは親父が昔やってたので家にボードがあって、兄貴が最初やってたんですけど、自分も自然に始めました。

――これまでの実績は?

 アマの頃は全日本メンクラスで3位、全日本級別選手権一級優勝、全日本学生サーフ選手権で優勝。世界選手権で日本代表になって、海外で47位でした。プロになったのは昨年4月でプロジュニア3位、JPSAプロアマで9位が2回ぐらいあります。

――目標は?

 日本で1位になることです。

――今後の予定は?

 卒業前にハワイで修行してきます。卒業したら海外に行きたいですね。

――これからはもうサーフィン一本で?

 はい。

――宮崎はどうですか?

 最高ですね。波もいいし、水も日本では温かいほう。いろんなポイントがあるから、初心者から上級者まで楽しめます。

――産経大サーフィン部は?

 盛り上がってるんで、みんなこのままでいってほしい。OBとしても協力していきたいです。

――サーフィンの魅力、楽しさは?

 やってみないとわからないですね。自然が相手だし、同じ状況というのがない。難しい。だからこそ、はまる。波は自分のやりたいようになかなかさせてくれない。したいようにできたときは、そのぶんうれしいです。
椎葉順 椎葉順(アップ)


持原孝介(2年、20歳)

――出身と始めたキッカケは?

 出身は宮崎市内。中3が終わる頃、15歳から始めました。親の友達に連れて行ってもらったのがキッカケです。

――これまでの実績は?

 宮崎のアマのサーキット戦、グランドチャンピオンで優勝しました。

――これからの目標は?

 今よりも上手くなっていきたいですね。

――宮崎は?

 サイコーですね。波もいいし、暖かいし。赤江浜とか、日南の内海とか。

――これまでに行ったスポットは?

 種子島、千葉、伊豆。海外はまだないんですよ。行ってみたいです。

――産経大サーフィン部は?

 刺激になります。みんなでやるのが楽しい。

――サーフィンの魅力は?

 大きい波に乗ったときがいいですね。

――来年は?

 一番上のクラスに行くので、ちょっとでも勝てればと思います。
持原孝介 持原孝介(アップ)


1年生3名

藤本副(1年、19歳)(ボディボード、写真左)
 「技術的にはまずはスピンを。来年は大会で勝ち上がりたい」
春園陽(1年、20歳)(ロングボード、写真中)
 「始めたのは16歳から。楽しくやります」
坂本純一(1年、18歳)(写真右)
 「目標は大会で優勝すること。今はダメっす(苦笑)」
藤本、春園、坂本

【参考サイト】
宮崎産業経営大サーフィン(公式サイト)
宮崎産業経営大サーフィン(大学サイト)
日本学生サーフィン連盟
日本プロサーフィン連盟
日本サーフィン連盟

≪つづく≫

投稿者 pawaspo : 17:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月16日

南九州初! gazetのフットサルスタジアム [ サッカー ]

 JR宮崎駅そばのショッピングモールギャゼットマーケットプレイスに12月10日、南九州では初めてとなる本格的フットサルコートがオープンした。
(レポート&撮影:照屋盛義)

外から コートの中

 
フットサルとは?

 フットサルは近年になって人気、知名度ともに上昇しているサッカー競技だ。どういうものなのか? サッカーとの違いを挙げてみよう。

・コートの大きさはサッカーの約1/4。室内コートも使われる
・ゴールも小さい(2m×3m)
・プレイヤーは1チーム5名、交代要員は7名
・選手の交代は自由
・ボールがタッチラインを越えたら足で蹴る「キックイン」
・ゴールキックではなくゴールキーパースロー
・競技時間は20分ハーフ。バスケやアメフトと同じプレーイングタイム方式。
・前後半でそれぞれ1回1分のタイムアウトあり
・オフサイドなし
・チャージ、スライディングタックルは禁止
・退場者が出た場合は2分後、もしくが相手チームの得点後に補充が可能
・6つ目のファウルからは第2ペナルティーキック

 技術的な違いは「足裏でボールをコントロールする」「ボールを隠すようにドリブルする」など。
 このフットサルは子供や女性、年配の方でも楽しめる。コートが狭いからキック力があまり必要ないし、激しいプレイは禁止されている。室内や人工芝のコートでプレイすればユニフォームが汚れることはない。サッカーとフットサルの両方をやっている選手もいる。
 宮崎でも競技人口とチーム数が増えている。これから始まろうということもあり、さらなる普及が期待されている。
ゴール ボード


ギャゼットのフットサルコート

 ギャゼットのフットサルコートは2階の屋外部分にある。屋根はない。ナイター用の照明があって、人工芝は滑っても怪我しにくいものを使用。小さいスタンド席、1人200円のシャワー室も設置されている。ボールもある。
 JR宮崎駅のすぐそばなので、アクセスはバッチリ。近くには大きい有料駐車場もある。人が集まる場所なので、コートでプレイしていると近くを通りがかった人が足を止める。
親 子供


ギャゼットの大会も

 このフットサルコートはギャゼットの10周年リニューアル事業の一環として造られた。プレーする姿が外からも見えて、選手の声とボールが街に響く――外からのにぎわいを演出したいという願いも込められている。
 ギャゼットとしてはいつか大会を開いてみたいとのこと。メンバー登録時にチーム登録も行うので、大会が行われるときは声をかけていくそうだ。
 フットサルの練習や試合だけでなく、遊び感覚で会社帰りに寄ってみるのもOKだ。オープン当日にはサラリーマンが遊んでて、それを通りがかった女子校生が見ていた。
フェンス ベンチ


スタジアムデータ

住所:宮崎市錦町1-25ギャゼット2F
電話番号:0985-26-3000(事務所)
営業時間:11:00~21:00(日祝は11:00~20:00)
定休日:不定休
URL:http://www.gazet.co.jp/

料金(一般)
・平日は1時間あたり18時まで5000円、18時以降は8000円
・金土は1時間あたり18時まで5000円、18時以降は10000円
・日祝は1時間あたり8000円
料金(メンバー)
・料金は一般料金の20%OFF
・登録料は一般10000円、大学生以下8000円で1年間有効
料金(法人)
・年間30000円

※フットサルコートの記事は宮崎本音マガジン『月刊SORA』2006年1月号(12/26発売)にも書いてます(てるKUN)。

投稿者 pawaspo : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月14日

極真空手第18回OT全九州空手道選手権大会 [ 格闘技 ]

九州最強決定戦!極真空手第18回オープントーナメント全九州空手道選手権大会
■2005年12月11日(日)宮崎市総合体育館にて開催
 主催:国際空手道連盟 極真会館 宮崎県支部
 URL:http://www.kyokushin.co.jp/
 テレビ放映UMKテレビ宮崎にて12月29日(木)15:15~16:15

 12月11日(日)、宮崎市総合体育館にて「九州最強決定戦!極真空手第18回オープントーナメント全九州空手道選手権大会」が開催された。この大会は毎年、国際空手道連盟 極真会館主催によって開催されるオープントーナメントで、全九州からフルコンタクト(攻撃を直接体にあてる)系の空手家達が一堂に会し行われる大会である。今年も男女を問わず、下は5歳から上は51歳まで、実に幅広い年齢層の選手が参加し、幼年、小学、中学、高校、壮年、女子、一般といった各クラスにわかれ、極真会館”松井章圭”館長が見守る中、熱戦を繰り広げた。また、この日は、ゲストとして、木山 仁 第8回全世界大会チャンピオン、前田 瑠美 全日本女子重量級チャンピオンが模範演舞を披露した。そして各クラス中もっとも層が厚く激戦となる”一般の部”で優勝を飾ったのは、20歳の”有沢章太”選手(極真会館 鹿児島支部)だった。下の画像は決勝戦での有沢選手の試合風景、向かって右側が有沢選手。
(レポート:文章・会場撮影松田秀人 試合撮影・オオタヒサヤ

有沢章太選手 有沢章太選手

 会場となった宮崎市総合体育館には、球技などとは一味違った緊張感が漂ってた。会場にはたくさんのボランティアスタッフがいるが、様々な指示に対し「押忍・オス」という独特の掛け声で受け答えしているのが印象的だった。グッズ販売コーナーのスタッフに「極真のタオル見せてください」とお願いしたら「押忍」と帰ってきた・・・。さすがだと思えるのは、とにかくダラダラしていない、会場設営も撤収もキビキビとしている。心なしか、取材をしている私達の背筋もいつもより伸びていたような気がする・・・。
宮崎市総合体育館 会場内
グッズ スタッフ


 また、会場にはたくさんの子供達の姿をみる事ができた。女の子も少なくない。
子供達 子供達

オープニングセレモニーそして開会太鼓から、大会最高顧問である松井章圭館長挨拶、那須亨浩選手(日向支部)による選手宣誓、審判長からのルール説明などが行われ、13:30決勝トーナメントがスタートした。この時点ですでに予選は終了しており(午前中に予選を開催)、幼年、小学、中学、高校、壮年、女子の部に関しては決勝戦のみ。一般の部に関してはベスト16からのトーナメントとなる。下記ではその中から、全ての決勝戦と一般のみベスト8より上位の試合、さらにゲストによる模範演舞を全て紹介する。
オープニングセレモニー 松井章圭館長挨拶
大会役員 那須亨浩選手


***** トーナメント決勝全試合紹介(一般のみベスト8~決勝まで) *****


☆幼年の部決勝
○白41・寺坂絋輝(6歳・宮崎東) - 赤48・上山雅貴(瓜生野)●
幼年の部決勝 幼年の部決勝


☆小学1年の部決勝
○白51・大山大河(延岡) - 赤61・安田惟太郎(大分)●
小学1年の部決勝 小学1年の部決勝


☆小学2年の部決勝
○白70・黒木淳史(日向) - 赤87・山口達真(拳成館)●
小学2年の部決勝 小学2年の部決勝


☆小学3年の部決勝
●白94・佐藤彰之介(日向) - 赤113・戸高未登(格闘塾)○
小学3年の部決勝 小学3年の部決勝


☆小学4年の部決勝
○白127・香月海輝斗(券成館) - 赤141・前田拓真(延岡)●
小学4年の部決勝 小学4年の部決勝


☆小学5年の部決勝
○白144・鈴木裕介(宮崎東) - 赤160・池田大空(心眼塾)●
小学5年の部決勝 小学5年の部決勝

☆小学6年の部決勝
○白166・黒木大輔(日之影) - 赤177・柚木崎 翼(瓜生野)●
小学6年の部決勝 小学6年の部決勝


☆中学軽量の部決勝
●白188・佐藤誠一(中2・宮崎東) - 赤205・山口竜昇(中3・小林)○
中学軽量の部決勝 中学軽量の部決勝


☆中学重量の部決勝
●白208・坂田雄太(中3・串間) - 赤222・重松 翔(中2・佐賀)○
中学重量の部決勝 中学重量の部決勝


☆高校の部決勝
●白223・甲斐崇志(高3・日之影) - 赤237・四反田 将(高2・鹿児島)○
高校の部決勝 高校の部決勝


☆壮年の部決勝
○白241・吉田和彦(46歳・鹿児島) - 赤244・長野智幸(43歳・北九州)●
壮年の部決勝 壮年の部決勝


☆女子の部決勝
●白250・近 綾乃(中1・勇征会) - 赤258・山口由里佳(中2・拳成館)○
女子の部決勝 女子の部決勝


ベスト8出場選手による試し割り
ベスト8選手 ベスト8選手

01 山下武範   (33歳・初段・宮崎)   正拳4枚  足刀3枚  肘鉄4枚  手刀5枚
10 廣野克英   (30歳・初段・熊本)   正拳4枚  足刀5枚  肘鉄3枚  手刀3枚
11 篠崎圭太郎 (26歳・初段・高鍋)   正拳4枚  足刀5枚  肘鉄4枚  手刀4枚
18 有沢章太   (20歳・1級・鹿児島)   正拳3枚  足刀3枚  肘鉄3枚  手刀3枚
21 那須亨浩   (31歳・初段・日向)   正拳3枚  足刀6枚  肘鉄5枚  手刀3枚
26 近藤邦友   (29歳・初段・熊本)   正拳4枚  足刀5枚  肘鉄3枚  手刀4枚
33 鈴木幸太郎 (21歳・4級・鹿児島)   正拳3枚  足刀4枚  肘鉄3枚  手刀3枚
40 土器手正之 (25歳・初段・鹿児島)  正拳3枚  足刀6枚  肘鉄5枚  手刀3枚

試し割り 試し割り


少年部による演舞
少年部による演舞 少年部による演舞
少年部による演舞 少年部による演舞
少年部による演舞 少年部による演舞


一般の部ベスト8 - 第1試合 -
○白1・山下武範(33歳・初段・宮崎) - 赤10・廣野克英(30歳・初段・熊本)●
積極的な白1・山下武範の突きでプレッシャーをかけ優勢勝ち
一般の部ベスト8 - 第1試合 - 一般の部ベスト8 - 第1試合 -


一般の部ベスト8 - 第2試合 -
●白11・篠崎圭太郎 (26歳・初段・高鍋) - 赤18・有沢章太(20歳・1級・鹿児島)○
赤18・有沢章太の下段回し蹴りと上段突きのコンビネーションが決め手となった。
一般の部ベスト8 - 第2試合 - 一般の部ベスト8 - 第2試合 -


一般の部ベスト8 - 第3試合 -
●白21・那須亨浩(31歳・初段・日向) - 赤26・近藤邦友(29歳・初段・熊本)○
白21・那須亨浩が効果的な左右の回し蹴りを繰り出すも赤26・近藤邦友の手数が勝った。
一般の部ベスト8 - 第3試合 - 一般の部ベスト8 - 第3試合 -


一般の部ベスト8 - 第4試合 -
●白33・鈴木幸太郎(21歳・4級・鹿児島) - 赤40・土器手正之(25歳・初段・鹿児島)○
開始早々に決まった赤40・土器手正之の下段回し蹴りで一本。
一般の部ベスト8 - 第4試合 - 一般の部ベスト8 - 第4試合 -


前田瑠美 全日本女子重量級チャンピオンによる模範演舞
前田瑠美選手による模範演舞 前田瑠美選手による模範演舞
前田瑠美選手による模範演舞 前田瑠美選手による模範演舞

一般の部ベスト4 - 第1試合 -
●白1・山下武範(33歳・初段・宮崎) - 赤18・有沢章太(20歳・1級・鹿児島)○
下段回し蹴りや膝を効果的に多用する赤18・有沢章太に対し、白1・山下武範は
スピーディーな突きを連打。延長に入り、赤18・有沢章太の上段への突きと
足技による下段への攻撃がバランスよく決まりだす。
終了間際には、最後の力を振り絞って下段回し蹴りのラッシュを見せた。
一般の部ベスト4 - 第1試合 - 一般の部ベスト4 - 第1試合 -


一般の部ベスト4 - 第2試合 -
○白26・近藤邦友(29歳・初段・熊本) - 赤40・土器手正之(25歳・初段・鹿児島)●
間合いを大きくとりつつ上下左右に足技を決めていく赤40・土器手正之に対し、
白26・近藤邦友は突きの連打をきっかけに間合いをつめようとする・・・。
なかなか決定打のないまま試合は延長、さらに最延長へと突入する。
ひときわ声援が響きわたる中、終盤に赤40・土器手正之の
上段回し蹴りが入ったかに見えたが、コレも決定打にはならなかった・・・。
結局、白26・近藤邦友の突きを多用した積極的な攻撃によって優勢勝ちを納める。
一般の部ベスト4 - 第2試合 - 一般の部ベスト4 - 第2試合 -


木山 仁 第8回全世界チャンピオンによる模範演舞
木山 仁 第8回全世界チャンピオンによる模範演舞 木山 仁 第8回全世界チャンピオンによる模範演舞
木山 仁 第8回全世界チャンピオンによる模範演舞 木山 仁 第8回全世界チャンピオンによる模範演舞


松井章圭館長は子供達のヒーローだ
極真会館で空手を学ぶ子供達にとって、松井章圭館長はヒーローだ。
この日も、試合の休憩中などにはたくさんの子供達が、サインを求めて列をつくった。
松井館長はサインと共に、握手をしたり、軽く肩を叩いたりして
子供達にエールをおくっていた。
松井章圭館長 松井章圭館長


一般の部3位決定戦
○白1・山下武範(33歳・初段・宮崎) - 赤40・土器手正之(25歳・初段・鹿児島)●
前半は赤40・土器手正之の、間合い取り、重たい蹴りを中心とした攻撃に、
思うように間合いを詰められなかった白1・山下武範だが、あせらずじょじょに
プレッシャーをかけつつ、後半は突きの連打で間合いをつめ、白1・山下武範が優勢勝ち。
一般の部3位決定戦 一般の部3位決定戦


一般の部決勝戦
○白18・有沢章太(20歳・1級・鹿児島) - 赤26・近藤邦友(29歳・初段・熊本)●
赤26・近藤邦友の手数に対し、効果的な一撃を確実にヒットさせていく白18・有沢章太。
左右の下段回し蹴りに膝を織り交ぜる有沢の立体的な攻撃に、手をやく赤26・近藤邦友
序盤勢いのあった近藤だが、後半はプレッシャーをかけられ後退を余儀なくされた・・・。
判定の結果白4、引き分け1で白18・有沢章太が優勢勝ちで勝利を手中におさめた。
一般の部決勝戦 一般の部決勝戦


一般部門試合結果
 優勝した有沢章太選手には、松井章圭館長より、賞状とトロフィーが手渡された。
一般部門試合結果 一般部門試合結果

1位 18 有沢章太   (20歳・1級・鹿児島)
2位 26 近藤邦友   (29歳・初段・熊本)
3位 01 山下武範   (33歳・初段・宮崎)


一般の部優勝、有沢章太選手のコメント
鹿児島支部のみなさんに支えられて出来た優勝だということを実感できたのがうれしいです。個人的に試合内容を振り返ると、全力を出しましたし、消化不良ではありませんが、もっと出来た事、出来る事があるというのもわかりました。今後はそれらの課題をクリアし、ぜひ今度は、目標でもある、同じ鹿児島支部の土器手先輩に大会で勝てるよう頑張りたいとおもいます。来年のこの大会は、自分の地元、鹿児島で開催されますので、よろしくお願いします。「押忍」。

閉会式
閉会式で松井章圭館長はこう語っていた「今日の結果、真価を問うのは明日からの稽古によってきまります。勝っておごらず、負けてくじけず、今日の経験を活かし、これからの稽古に励んでください。そして空手の稽古ならびに、日々の生活にも、しっかりと目標を持つ事を忘れないでください。」
閉会式 閉会式
閉会式 閉会式
閉会式 閉会式

 試合はたった今終わったばかりだが、選手達にとっての稽古は、たった今この時から始まっている。さすがに肉体的には疲れているはずだが、大人も子供も、みんな実にいい表情をしていたのが印象的だった。今日の結果を心に刻み、彼らにしか見えない新たな目標に向かって、心は既に走り初めているのだろう・・・。ちなみに来年のこの大会は鹿児島県にて開催される。


※パワナビ内、極真会館関連レポート
甲斐万久さん(極真会館中村道場宮崎支部延岡道場)紹介ページ
極真会館中村道場 2004年稽古始め日之影町レポート


松井章圭館長 有沢章太選手
木山 仁選手 前田瑠美選手

試合風景 試合風景
試合風景 試合風景

※上記8枚のみ黒田 健による撮影

投稿者 pawaspo : 14:17 | コメント (4) | トラックバック

第19回 青島太平洋マラソン大会 レポート [ 陸上 ]

初冬の宮崎を走るランナーの姿は寒さを忘れさせてくれました。
第19回青島太平洋マラソン大会
第14回国際視覚障害者マラソン大会
開催日時:2005年12月11日 
(レポート・撮影:黒田 健)

 朝の曇り空から徐々に天気は回復。風の強さを除けばほどよい寒さの、走る選手たちにとって走りよい状況になりました。3km・5km・10km・ハーフ・フルマラソンのカテゴリーで、子供から60歳を越えるベテランランナーまで、多くの選手が自己記録や初完走を目指して参加しました。今回、エイドステーションでは日向夏ゼリーや飫肥天などが並び、多くの人が宮崎ならではの特産品を食べながら走る微笑ましい姿が見られました。
男子マラソン 女子マラソン

結果詳細は公式HPにてご確認ください→http://www.aotai.gr.jp/ 
テレビ放送につきましては12月25日 15:30~16:24 MRT宮崎放送にて

ゲストランナー
そのまんま東
 都城市出身のタレントそのまんま東さん。前日まで自転車で旅していたこともあって、今回は10kmの部にエントリーしました。観客からの声援に応えながら、力強い走りで完走。芸能界屈指のランナーの力を見せてくれました。

君原健二
 日本マラソン界の歴史的ランナー、君原健二選手。今も力強い走りは健在。10kmの部でペースを乱さず、熟年ランナーのお手本のような走りを見せてくれました。

一般参加として増田明美さんの姿も
増田明美さん
 ゴール寸前、軽快な足取りで走り抜ける女性の姿が…。なんと、一般参加で出場した増田明美さん。ゴールしたあとにみんなびっくり! 当然ですが10kmの世代別で優勝しました。

男子ハーフ as-kids-3kwomen.jpg
女子ハーフ as-women-3k.jpg

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女性騎手の戦い! 全日本レディース招待競走 [ 競馬 ]

 いま、日本には15名の現役女性騎手がいる。2名が北海道のばんえい競馬、13名が平地競走の騎手だ。
 11月22日、熊本県の荒尾競馬場で「全日本レディース招待競走」が行われた。第1回の昨年は台風の接近に祟られたが、今年は好天に恵まれた。参加したのは12名の女性騎手。今年は初参加が3名いて、名古屋の宮下瞳は夏に女性騎手の最多勝利記録を更新している。楽しみは大きかった。
【レポート&撮影:照屋盛義 撮影:松田秀人


女性騎手 岩永

 
海と緑のファミリーレジャー・荒尾競馬場

 熊本県の北端、福岡県大牟田市の隣にある荒尾市三井グリーンランドのあるこの街に荒尾競馬場はある。
 荒尾競馬場の一番の魅力は景色の美しさだと思う。初めて行った3年前の夏。スタンドから臨む有明海と雲仙普賢岳に感動したことを憶えている。
 このときにあったのが「霧島賞」。“九州産馬の天皇賞”と言われるレースでJRAや他地区からも参戦がある。明け3歳馬による「たんぽぽ賞」は2月に行われる。
 荒尾けいばは清武町が場外発売所の設置を計画している。実現すれば、宮崎県内で荒尾けいばの馬券が買えるようになる。すぐにでも始めたい人はD-netをどうぞ。
 荒尾競馬場(NAR)荒尾けいば(公式サイト)
内馬場 吉田隆二


全日本レディース招待競走

 日本にはいま、15名の現役女性騎手がいる(成績、リーディングは2005年12月12日時点のもの)。

牧原由貴子(JRA・美浦、'96年3月初騎乗、27歳、通算822戦34勝、05年29戦0勝、172位/178人)
西原玲奈(JRA・栗東、'00年3月初騎乗、23歳、通算491戦17勝、05年29戦0勝、175位/178人)
佐藤希世子(ばんえい、'02年1月初騎乗、30歳、通算1084戦91勝、05年341戦17勝、22位/32人)※不参加
竹ケ原茉耶(ばんえい、'05年1月初騎乗、23歳、通算149戦11勝、05年149戦11勝、25位/32人)※不参加
笹木美典(北海道、'02年4月初騎乗、23歳、通算547戦11勝、05年259戦4勝、29位/31人)
千田和江(岩手、'02年10月初騎乗、24歳、通算233戦11勝、05年69戦1勝、32位/35人)
皆川麻由美(岩手、'04年10月初騎乗、23歳、通算110戦2勝、05年86戦2勝、31位/35人)
牛房由美子(浦和、'99年10月初騎乗、27歳、通算322戦16勝、05年42戦0勝、16位/18人)
平山真希(浦和、'00年4月初騎乗、25歳、通算506戦19勝、05年51戦2勝、13位/18人)
宮下瞳(名古屋、'95年10月初騎乗、28歳、通算4990戦382勝、05年643戦80勝、6位/27人)
山本茜(名古屋、'05年10月初騎乗、22歳、通算97戦10勝、05年97戦10勝、24位/27人)
池本徳子(福山、'96年4月初騎乗、31歳、通算1413戦118勝、05年83戦3勝、24位/24人)
別府真衣(高知、'05年10月初騎乗、17歳、通算94戦13勝、05年94戦13勝、17位/20人)
森井美香(高知、'05年10月初騎乗、21歳、通算65戦1勝、05年65戦1勝、20位/20人)※不参加
岩永千明(荒尾、'04年4月初騎乗、23歳、通算470戦39勝、05年281戦17勝、16位/24人)

 見てもらえばわかるとおり、リーディングは下から数えたほうが早い騎手ばかりだ。勝利数はおろか騎乗数も少なく、今年未勝利の騎手もいる(昨年も未勝利という騎手も)。JRAや南関東のような賞金が高くて騎手が多い地域での苦戦が特に目立つ。
 地元で存在感を残してるとは言いがたい女性騎手たちだけど、彼女たちの存在は大事なものだ。まず、女性騎手は話題になりやすい。宮下瞳の最多勝記録更新はNHKでも放送されたほどだ。新人騎手はデビュー戦が新聞の記事になる。大井から新潟県営に移っていた山本泉がJRAの重賞・新潟2歳ステークスに出てちょっと盛り上がったこともある。また、成績が良くなくてもファンが多かったりする。かくいう自分も、牧原由貴子がチゴイネルワイゼンで活躍していたときは「マッキー!」と叫んでいた…。
 女性騎手は男性の騎手にどうしても体力面で劣ってしまい、それは直線の追い比べで出てくる。競馬の世界はもともと男性社会だから、難しい面もある。ただ、宮下瞳のように地元で大活躍している騎手もいる。10月には3名がデビューして、2名はすでに10勝以上している。海外では活躍している騎手が多く、ジュリー・クローンは1993年に米三冠のベルモントステークスを勝ち(コロニアルアフェアー)、2003年にはBCジュヴェナイルフィリーズも勝って(ハーフブライドルド)、殿堂入りを果たしている。
 日本でも女性騎手のなかからスーパージョッキーが生まれる可能性はあるし、それで競馬界は盛り上がるはず。女性騎手を育て、注目される場を与えるというのは大事なことだと思っている。

 女性騎手招待競走は1997~2000年に卑弥呼杯(中津)、2001年に駒子賞(新潟県営)が開催された。しかし、いずれも競馬場の廃止で消滅している。
 時をさらにさかのぼれば、国内外の騎手を招待したレディースカップ(1981~84年)、ANJレディスカップ(1988年)、インターナショナルクイーンジョッキーシリーズ(1989~93年)が開催されている。各地を転戦する華やかなもので、出場騎手がオープンカーに乗ったセレモニーの写真を見たことがある。
 昨年、岩永千明のデビューをきっかけに、荒尾競馬場で「全日本レディース招待」として女性騎手招待が復活した。昨年は台風の接近で開催が危ぶまれ、全国発売が中止になるなどあったものの、地元の岩永の優勝で盛り上がりを見せた。
 あれから1年。開催時期を11月に遅らせて、第2回を迎えた。昨年出場した佐々木明美(北海道)と赤見千尋(高崎)は引退したものの、初出場の3名が加わった。

 全日本レディース招待競走は2レース(第7Rと第9R)の合計ポイントで競われる。1レースにつき1着30点、2着30点、3着15点、4着12点、5着10点、6着7点、7着6点、8着5点、9着4点、10着3点、11着2点、12着1点、除外2点となっている。同点の場合は第2戦の成績上位が優勢となる。
 10/20荒尾競馬(てるKUNのよもやまBLOG)西高東低――女性騎手のその後(同)


第1Rで別府が2着、第3Rで宮下が1着

 この日、自分は早朝の始発電車で宮崎から延岡まで行き、延岡から3時間ほどかけてパワナビ松田氏と車で荒尾に向かった。競馬場に着いたのは第1レースが終わった後だった。天気は晴れ。風がちょっとある。普賢岳は、う~ん……雲で見えない。残念。
 第1レース、10月にデビューしたばかりの別府真衣が出ていた。高知競馬の馬場管さんから「土佐のはちきん」として期待してると聞いてたんだけど……なんと2着! 5番人気でアタマ差だった。おお~。
 第3レースは宮下瞳と西原玲奈が騎乗。これは宮下が4番人気で1着。最後は2頭の叩き合いをハナ差制してのものだった。女性ジョッキーがいきなり活躍している。
 レース一覧第1R結果第3R結果
第3レース 後片付けする別府


紹介セレモニー

 第4レース終了後、紹介セレモニーが行われた。ウィナーズサークルに12名の騎手が並び、1人1人紹介を受ける。まわりにはたくさんのファンがいる。第1レースで2着の別府には「1レース、上手かったぞ!」、地元の岩永には「がんばれよ!」と声がかけられている。
 12名によるボール投げが始まった。周囲は修羅場と化す。騎手たちは戻るとき、足を止めてサインに応えていた。
整列 西原、牧原
岩永、別府、池本 山本、宮下 平山、牛房 皆川、千田、笹木
ボール投げ 修羅場


華やかで楽しい勝負

 騎手といえど女性。みんな仲良くワイワイやっている。彼女たちのまわりが華やいだものというか、明るいものになっている。近くにいると心が浮ついてしまう。それは自分だけじゃない。じつは別府騎手に挨拶してるとき、地元の若手騎手がサインペンと色紙を持ってニコニコしながら待っていた。なにしとんねん(苦笑)
 今日は客も取材も関係者も多い多い。テレビは2局いた。セレモニーの前後とかやたらと人がいたし。パドックの横断幕など、競馬場もいつもとは違った雰囲気だ。みんななんか楽しそうだった。
 女性騎手たちは準備も楽しく会話しながらやっていた。ただ、曲がりなりにもプロ。地元のジョッキーにアドバイスを聞くなどしていた。
 第7レースの装鞍が始まった。到着した馬に鞍を着けていく。調教師もやって来て、言葉を交わす。勝負のときは近づいている。……とはいっても、テレビのインタビューに応えたり、仲良く話してる騎手もいるんだけど。
一同 アドバイスを聞く牧原
西原 宮下


第7R 小代焼窯元の会賞(サラC系、1400m)

 いよいよ第1戦。ゲートを出ると笹木がハナを切る。つづいて牧原、牛房など。別府は最後方。2コーナーあたりからじわじわと進出していく。第4コーナーは牧原、牛房、西原、別府、岩永の順。そのまま直線へ。直線での叩き合い。抜け出したのは岩永だった。外から鮮やかに差しきってゴールした。このとき、スタンドはドッと沸いた。及川サトル風に言えば「はくしゅ、だいかんせい、わきおこっておりま~~す!」。
 戻ってきた岩永は笑顔笑顔。表彰式では子供も「おめでとう!」と声をかけていた。

1着 ケイティビート(53kg、6番人気、岩永千明) 1:32:9
2着 シルバーレイン(53kg、4番人気、西原玲奈) 1 1/2
3着 サチノウォーランド(55kg、1番人気、牛房由美子) クビ
4着 エアートライブ(55kg、5番人気、牧原由貴子) 2
5着 ストレートパンチ(55kg、8番人気、別府真衣) 2
 売得金額:11,653,000円、第7R出馬表第7R結果
パドック 第7レース


第9R 天草パールセンター杯(サラC系、1500m)

 つづいて第2戦。メインレースであり、全国発売もされる。つまり、日本各地の競馬場と発売所でリアルタイムでレースが流れているということ(南関だと録画のケースもあるけど、どこかのモニターでリアルでやってたりする)。
 レース前にアクシデントがあった。まずは、牧原の落馬。本馬場に入ってから落とされてしまった。ただ、大事に至らずそのまま騎乗した。さあ、いよいよ……と思ってたら除外の発表。西原の騎乗馬が準備運動中に負傷して競走除外となってしまった。ポイント制の騎手招待でこれは痛い…。売上も減ってしまう。荒尾競馬はやはりついてないのか…?
 11頭のレース。千田が逃げて笹木、牧原、宮下が追走する。別府はまたも最後方。今回は向正面でも後方のまま。3コーナーをまわってやっと動き始めた。直線にかける。岩永は中団にいる。直線、笹木が先頭に立って後続を突き放す。牧原がなんとか2着に粘っている。しかし、道中は後方にいた山本と別府が伸びて来た。1着は笹木。2着は山本、3着は別府の10月デビューコンビだった。

1着 サチノマウント(55kg、1番人気、笹木美典) 1:38:5
2着 インタースカイハイ(55kg、8番人気、山本茜) 5
3着 インタークラッシイ(55kg、3番人気、別府真衣) 2
4着 マイキーライアン(55kg、2番人気、牧原由貴子) クビ
5着 シーザーフォンテン(55kg、5番人気、岩永千明) 1 1/2
 売得金額:37,303,700円、第9R出馬表第9R結果
整列 レース後


優勝:岩永千明、2位:笹木美典、3位:山本茜

 総合ポイント1位は岩永千明。昨年に続いての連覇となった。2位はメインで1着だった笹木美典。彼女も戻ってきたときはうれしそうだった。3位は山本茜、4位は別府真衣の新人コンビ。6位の西原玲奈は除外が痛かった。岩手コンビは10位と11位。女性騎手ナンバー1の宮下瞳は最下位だった。こういう招待競走は馬の能力にも左右される。

1位 岩永千明(荒尾) 40ポイント<1着・30点+5着・10点>
2位 笹木美典(北海道) 32ポイント<11着・2点+1着・30点>
3位 山本茜(名古屋) 26ポイント<7着・6点+2着・20点>
4位 別府真衣(高知) 25ポイント<5着・10点+3着・15点>
5位 牧原由貴子(JRA) 24ポイント<4着・12点+4着・12点>
6位 西原玲奈(JRA) 22ポイント<2着・20点+除外・2点>
7位 牛房由美子(浦和) 18ポイント<3着・15点+10着・3点>
8位 池本徳子(福山) 14ポイント<6着・7点+6着・7点>
9位 平山真希(浦和) 10ポイント<9着・4点+7着・6点>
10位 千田和江(岩手) 8ポイント<10着・3点+8着・5点>
11位 皆川麻由美(岩手) 7ポイント<8着・5点+11着・2点>
12位 宮下瞳(名古屋) 5ポイント<12着・1点+9着・4点>
上位3名 鞭投げ


地元で2連覇・岩永千明

 メインレースと総合表彰が一緒に行われた。ウィナーズサークルにはたくさんのファンが集まっている。表彰のため知事が来ているのは驚いた。
 地元の岩永が連覇を果たしたのはハッピーエンドだったか。今年の岩永は昨年ほどの成績ではないけど、騎乗数は多いし順調に育っていると思う。
 以下、表彰式でのインタビュー。「今日はありがとうございます。皆さんの応援が馬に伝わって、一生懸命走ってくれました。優勝は考えてました(笑) いつも応援ありがとうございます。これからも頑張ります。応援よろしくお願いします」。
馬上の岩永 ピース


高知の17歳新人・別府真衣

 12名のなかでただ1人の10代、高知の別府真衣。話した感じはほんと17歳の女の子だな~…としみじみ思った(苦笑) 同期の山本茜とはかなり仲良しのようで、よく一緒にいた。テレビのインタビューも一緒だったし。
 総合成績は4位に終わったけど、存在感は残せた。まだデビューして1ヶ月だから、たいしたもんだと思う。初めての高知以外での騎乗だったし、先輩騎手たちとのレースは刺激になっただろう。
 レースが終わってから話を聞いたら、笑顔で「悔しい思いをしたんで、今度こそは頑張ります!」と答えてくれた。君は高知の希望の星だ。森井騎手と一緒に頑張ってね♪
別府 ボール投げ
インタビュー レース後 ハイ、ポーズ


不知火食堂

 競馬場に来たら、上手いもん食べんといかんちゃが! 馬券買うだけじゃないですよ、競馬場の楽しみは。
 地方競馬情報誌『ハロン』の編集O氏に「荒尾で美味いものってなんすかね?」と聞いたら、「3階の特観席の食堂にある和風チャンポンが美味いみたいです」と教えてもらった。その食堂とは「不知火食堂」。パドックを見下ろせる場所にある。メインレースの前に行ってみた。
 ところが、和風チャンポン(550円)は売り切れていた…。残念! というわけで、お店の方に「肉うどん」(500円)と「カレーライス」(650円)を勧められていただいた。肉うどんは肉の甘みがスープとマッチして美味しかった。宮崎人の味覚に合うと思う。
 他のメニューではお弁当(500円ほど)も人気で早いうちになくなってしまうとか。ラーメン(450円)、長崎皿うどん(700円)もある。荒尾競馬場に行ったときは特別観覧席で絶景を見てほしい。お腹が空いたら、不知火食堂に寄ってみよう。今度はちゃんぽん食べてみまっす。
不知火食堂 メニュー
肉うどん カレーライス


関連サイト

荒尾けいば
 荒尾競馬場の情報は公式サイトで。年末年始も開催されていて、大晦日にはアラブの重賞・有明大賞典が行われる。
 荒尾けいば(公式サイト)

高知ケイバ
 別府真衣騎手が所属する高知競馬場は四国唯一の競馬場だ。土日開催が基本で、日曜は高知城と日曜市をまわってから行くのがオススメ。競馬場はまったりとした雰囲気で家族連れがけっこう多い。夜は土佐の美味いものを食うに限る。カツオのタタキ以外にもいろいろあるぞ。競馬場では鯨の串カツとアイスクリンが名物。
 今回の全日本レディース招待、自分(てるKUN)が撮影した画像とパワナビ松田氏が撮影した画像をデジカメレポートに計60枚ほど載せてもらっている。見てくれよ!ヽ(`Д´)ノ
 高知ケイバ(公式サイト)デジカメレポート
レースを見る 夕焼け

※パワナビ松田の荒尾競馬場レポ日記

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2005年12月12日

林トレーナーに聞く上村里子の世界王座査定試合 [ 格闘技 ]

 11月12日、韓国で行われた女子プロボクシングのIFBA世界ミニマム級王座査定試合(48kg契約2分8回戦)は、上村里子(フィオーレ)が2-1の判定でシン・ユンジュ(韓国)に勝利した。
 試合から1ヶ月。試合の内容などどうだったのか、上村選手をトレーナーとして支えている林真一さんに語ってもらった。2月下旬の世界挑戦も内定。林トレーナーと上村選手はもう始動している。
(レポート&撮影:照屋盛義)

ミット打ち

 
会場の雰囲気に緊張した

――まず、上村さんの調子がどうだったかなんですが。

 一番調子が良かったのは(試合の)2週間前でしたね。1週間前に風邪をひいて、それで調整が狂いました。ただ、彼女の実力ならなんとかなるだろうと。あとは当日次第かなと。

――検量とか、前日はどうでした?

 普通でしたよ。検量も一発でパスしました。

――体重については順調でしたね。

 そうですね。早い時期に体重を落としてキープしていたので、身体も慣れて。いつもより楽でした。

――試合の当日は?

 2試合目だったんですけど、テレビの関係で4試合目に変更されたんです。待たされました。控え室は寒かったんで、みんなの服を着せて身体が冷えないようにしました。

――それはきつかったですね。試合までにもいろんな変更があったし、韓国サイドがルーズだなぁと思うんですが。

 まあ、ルーズなのかもしれないですよね。まいりました。他の国の選手も文句を言ってました。

――でも、試合はできました。

 女子プロボクシングは韓国では人気が高いんですよ。会場の設営とか凄かったです。大学の体育館で、テレビ用のクレーンとか入ってましたから。

――大相撲の韓国公演で使われた会場だと思うんですが。

 いや、違うと思います。会場も変更になったんですよ。(上村さんは)会場の雰囲気に緊張したようです。


内容は求めるものではなかった

――試合は?

 試合開始から動きが固かったです。倒す気まんまんだったので。あと、狙いすぎ。

――倒したいから動きを読まれやすかったとか?

 力みすぎてたんです。それで動きが固かった。

――8ラウンドの長丁場なので修正は利きますよね。

 最後に慣れてきましたけどね。ただ、全体的にパンチをもらいすぎ。

――それは今回の試合だけのものなのか、上村さんのこれまでの試合でもあったことなのか、どちらなんでしょうか?

 今までも含めてですけど、余計にもらってましたね。普段もらわないようなパンチももらってましたから。

――相手(シン・ユンジュ)はどうでした?

 実績はないんですけど、ちゃんと練習してる選手かなと。ただ、(上村さんに)不用意すぎるところがあったんで。もっとレベル差があったんですけど…。

――固くなって力を出し切れなかった。内容は不満ということ…?

 客観的に見て、負けてないんですけど、上のレベルを望んでるので不合格でした。

――でも、勝つことはできました。

 勝ったのは大きいです。(世界挑戦の)査定試合ということを考えると、意味は大きいです。でも、今回は内容重視だったんで。求めるものではなかったです。本人はわかってるはずです。

――最初に取材させてもらったときに「世界挑戦」という強い気持ちでやっていたので、勝ってチャンスをつかんだのは大きいことと思います。

 勝敗では意味がありますね。今回の試合はあくまでも「通過点」ですから。


2月の世界戦に向けて

――次はもう決まってるんでしょうか?

 2月下旬に世界戦が内定してます。

――あ、そうなんですか。いつ頃決まったんでしょうか?

 試合の次の日です。

――早いですね。相手は最初やるはずだった韓国のソン・チョーロン(IFBA世界ミニフライ級王者)?

 そうです。王座決定戦でチャンピオンになりました。

――前の取材で、上村さんは「組しやすい相手」と言ってました。

 タイプ的にはやりやすいと思います。でも、1年前と違って、見る限りではスタイルが安定して上手くなっていた。やりやすいと思ってあぐらをかいてると大負けするでしょう。

――女子ボクシングの選手はグンと成長することがあるみたいですね。

 あっちは初防衛で、しかも相手の国(韓国)での試合ですから。ジャッジとか厳しくなるでしょう。勝つためにはダウンを取るか、KOするか。今回のように固くなったら通用しないと思います。

――パンチをもらったということは、上村さんの状態は…?

 いや、パンチのダメージはなかったです。

――試合まであと2ヶ月ちょっと。練習のほうは?

 練習はもうハードにやってます。でも、こっちの望むハードさにはまだ慣れてないですね。どこかを痛めたりすると困りますから。


苦労したけど大きな経験になった

――韓国はどうでした?

 テレビで観る韓国じゃなかったです。まわりはハングル文字ばかり。言葉が通じなくて苦労しました。食事を頼むメニューさえわからなかったですから。

――帰国は試合の翌日?

 そうです。今回は楽じゃなかったです。

――でも、次もまた韓国ですし、今回苦労したことは活きますよね。

 そうですね。大きな経験になりました。

――世界戦、また変更とかないですよね…?

 やることは決まってますから。あっても開催日が延期になるとかだと思います。

――年が明けてから、2月までまた練習の取材などよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

 こちらこそ。ありがとうございました。

投稿者 pawaspo : 20:29 | コメント (2) | トラックバック

林トレーナーに聞く青島太平洋マラソン [ 陸上 ]

 上村選手(女子プロボクシング、フィオーレ所属)のトレーナーである林真一さんに11月の査定試合の話を聞いた後、ちょっと雑談になった。「友人がスパルタスロン(36時間で246kmを走る競技)に出たんですよ」という話から始まり、林さんが前日の青島太平洋マラソンに出場したという話になった。せっかくなので、青島太平洋マラソンについて少し聞いてみた。
(レポート:照屋盛義)

――フルマラソンに出られたということですけど、タイムはどうでした?

 今年は昨年よりちょっと遅かったですね。

――どれぐらい…?

 2時間46分です。

――速いですよ(苦笑) 自分の友人は「高橋尚子のタイム+3時間」ですから。昨日は途中から晴れましたけど、早い時間は天気が良くなかったですよね。

 そうですね、ちょっとパラつきました。

――フルマラソンはどれぐらい出場してたんですか?

 フルマラソンは4951人だったと思います。

――多いですね、それは! フルマラソンだけじゃなくてハーフとかもありますし。

 全部合わせて7000人ぐらいだったかな。過去最高みたいです。県外から参加する人が凄く多いんですよ。全国のマラソンで第4位ですから。

――宮崎市の人口を考えるとほんと多いですよね。女性とか年配の方とかも多かったですか?

 いましたねぇ。

――どうして人気が高いんでしょうか?

 記録が出やすい、気候が温暖、晴天率が高い、眺めがいい――これですね。

――今回はエイドステーションに日向夏ゼリーと飫肥天があったみたいですけど(他はバナナ、みかん、サロメチール、黒砂糖、塩)。

 ありましたね(苦笑)

――トライアスロンではおにぎりがあるのは知ってるんですけど、フルマラソンだとどういうものが一般的なんですか?

 バナナとかオレンジとか梅干しとか。

――梅干し?

 塩分補給のためにですね。食事は2時間前に済ませるので、お腹は空きますよ。

――飫肥天はどうなんですか?

 じっくり休んで食べるならいいでしょうけど、休んでると間に合わなくなりますからね。


 聞いたのはここまで。「高橋尚子のタイム+3時間」の悪友・バン(6年連続で完走はしてる)にも話を聞けたら聞いてみようと思う。

投稿者 pawaspo : 20:26 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月11日

サッカー県1部リーグ、延岡市SCが全勝で5連覇 [ サッカー ]

 11日(日)、宮崎サッカー県リーグの最終節が行われた。
 1部の第1試合はディナモ都城vs宮崎県庁SC。県庁が敗れたものの得失点差で6位確定、1部残留を決めた。第2試合は延岡市SCvs綾SC。優勝をかけた対決となったが、延岡が綾を圧倒。7戦全勝で1部リーグ優勝を決めた。延岡市SCの優勝は5年連続。
 2部は日向太陽SC1973、3部はFC都城蹴愛が優勝して来季の昇格が確定。西諸ドリームズ(1部7位)と都農FC(2部2位)、FC VOLCANE(2部8位)と小林SC(3部2位)は入替戦を行う。
 1部優勝の延岡市SCは宮崎県代表として「九州各県リーグ決勝大会」(1月14~15日、沖縄)に出場。Kyuリーグ昇格という悲願達成なるか注目される。来季の県1部リーグはKyuリーグから降格するサン宮崎FCが参戦する。
(レポート&撮影:照屋盛義)

≪県1部リーグ第8節 高城町総合運動公園≫
ディナモ都城 1 - 0 宮崎県庁SC
 (前半0-0、後半1-0)
延岡市SC 6 - 1 綾SC
 (前半3-0、後半3-1)
≪県2部リーグ第10節 都城市志和池市民広場≫
児湯SC 3 - 0 BeBuSC
日向太陽SC 5 - 2 飛翔FC
≪県3部リーグ第10節 高崎町総合運動公園≫
N.P.F.C 4 - 1 FC.GARYUW
FC都城蹴愛 8 - 2 小林SC

≪県1部リーグ成績≫
優勝:延岡市SC、2位:綾SC、3位:楽蹴クラブ、4位:サザンクロスFC1974、5位:ディナモ都城、6位:宮崎県庁SC、7位:西諸ドリームズ、8位:田野ウィングス
≪県2部リーグ成績≫
優勝:日向太陽SC1973、2位:都農FC、3位:児湯SC、4位:飛翔FC、5位:Andimo門川1965、6位:だっくす、7位BeBu SC、8位:FC VOLCANE、9位:五十市FC
≪県3部リーグ成績≫
優勝:FC都城蹴愛、2位:小林SC、3位:寺門健、4位:N.P.F.C、5位:スパークス、6位:日南蹴友会、7位:西都SC、8位:FC.GARYUW、9位:旭陽会
高城町総合運動公園 延岡市SCの表彰

 
ディナモ都城 vs 宮崎県庁SC

 会場は高城町の総合運動公園。第1試合のキックオフは10時。8時ごろは雨が少し落ちてたけど、晴れになった。風があまりないので、それほど寒くない。
 ディナモ都城(5位)と宮崎県庁SC(6位)、ともに下位に低迷しているチーム同士の対戦。ディナモの5位はすでに確定している。ただ、最後は勝って〆たいか。宮崎県庁SCは残留がかかる。敗れても3点差以内なら大丈夫だけど、大差で負けると2部2位との入替戦出場となってしまう。今季最後の大事な試合だ。

 前半。序盤はディナモ(緑)の攻勢。前線でボールをつなげている。8分には2対2という場面があったけど、県庁キーパーがシュートをキャッチ。右側にいた選手がフリーだったので、こっちにボールを流せば先制していたかもしれない。10分過ぎにはコーナーキック(CK)。県庁(パープル)は危ない場面がつづく。
 しかし、県庁が持ち直す。ディナモの攻撃をカットし、攻撃チャンスを作る。ディナモの縦パスがなかなか通らない。13番・河野などディフェンス陣がよく守っている。16分には左サイドにボールを流し、そこから持ち込んでチャンスを作った。対するディナモは17分、左から右のフリーの選手へ。シュートは惜しくも外れた。県庁は19分、ディナモのクリアミスを拾ってシュート。これも惜しかった。互いにチャンスを作っている。
 20分過ぎ、県庁の左からの攻め。10番・鬼塚→9番・稲田と個人技も使って縦につなげ、ゴール前にクロスを上げる。そして、シュート。入らなかったけど、いい攻め。ディナモはオフサイドが増えた。県庁の時間だ。
 34分、ディナモがペナルティーエリア左側からフリーキック(FK)。ここで選手を1人交代。混戦状態からシュートを放つも、県庁の選手たちがなんとかしのいだ。40分過ぎにはディナモが2人目の交代。ロスタイム(1分)、ディナモのCK。飛び込んで頭で合わせるもボールはバーの上。前半0-0で終わった。

 後半。ペナルティーエリアそばのFKなど県庁の危ないシーンがつづく。それにしても、寒い寒い。雲がなくなったら、風が吹くようになった。手が冷たい…。
 7分、ディナモの右からのシュートはキーパー正面。ここから荒いプレーが目につくようになる。ディナモ、後方からのスライディングなどでイエロー2枚。県庁はFKからのチャンス。ここで選手も交代する。シュートは入らなかった。
 県庁はゴール前へボールがつながらない。そして12分。ディナモの12番・福留が左側からシュート! これが入って、ついにディナモが先制した。県庁、ここで2人目の交代。
 20分過ぎ、県庁はミスが目につくようになってきた。チャンスになっても思い通りにいかない。県庁ベンチは「うわ~!」と叫びっぱなしだ。疲れもさすがに出てきたか。
 28分、ディナモの28番が左でボールを持ってフリーに。しかし、これを県庁ディフェンスがカット。30分過ぎ、県庁のCK。折り返して8番・温水がヘッドで合わせるも入らない。35分、18番・黒木が左のきつい角度からシュートもバーの上。38分にはCK。41分には10番・鬼塚がディフェンスラインからぎりぎり抜け出してシュートも飛び出したキーパーに止められた。県庁、攻めまくるも点が入らない。ワンテンポ早くすればフィニッシュかも…というシーンも何度かある。ただ、さすがにこの時間だから、残留は濃厚になってきた。でも、県庁は点を取りに行ってるし、ディナモは勝とうという気持ちを出している。
 ロスタイムは1分。県庁のCK。これがラストプレイ。でも、入らなかった。1-0でディナモ都城の勝利。県庁は1部残留を決めた。

ディナモ都城 1 - 0 宮崎県庁SC
 (前半0-0、後半1-0)
ゴール前の混戦 1対1
FK 県庁の攻め
ディナモ都城 宮崎県庁SC


延岡市SC vs 綾SC

 これまで6戦全勝でトップの延岡市SC。5戦1分で2位の綾SC。この2チームの直接対決で宮崎県社会人トップリーグの優勝チームが決まる。
 第1試合のとき、延岡の選手たちが打ち合わせをしていた。自分の耳に入ってきたのは「ここで負けたら、1年間やってきたことが無駄になるぞ!」。この言葉の意味は試合後にわかった。
 試合開始前。両チームの選手を見比べてみる。延岡の背の高さが際立っている…。ただ、延岡は交代要員が2名だけと選手は少ない。

 12時過ぎキックオフ。前半2分、綾(緑)のFK。綾はゴール前、ヘッドで合わせるもボールはバーの外だった。
 9分。試合が動いた。延岡(オレンジ)のローングボールを9番・江藤が受けて10番・寺田へ。これを寺田がヘッドで決めて先制! さらに11分。センターラインそばからのロングパスを9番・江藤がゴール前で受けてシュート! 早くも2点が入ってしまった。時間はまだまだあるけど、綾にとっては精神的にキツイかも。相手より1点多く獲らないと優勝はできないのだから。
 18分、綾の8番・日高が右から走りこんでシュートもキーパーに止められる。19分、こぼれ球を延岡の5番・松田がシュートもキーパーがセーブ。23分は延岡、26分は綾がCK。点は入らないけど、綾が持ち直してきた。
 ……と思ったら、39分に延岡の17番・曽我部が右からドリブルで切れ込んでゴール左上にシュート! リードを3点差に広げた。シュートするとき、別の選手がゴール前を横切ってキーパーが見えにくくなってたかも?
 このまま前半は終了。延岡が3-0でリードしている。じつは延岡、試合前の打ち合わせで「前半は守っていこう」と言ってたんだけど…。ところで、30分の前には綾の13番・吉田がイエローを受けている。この試合、イエローが出まくることになる。

 後半1分、延岡が右からシュート。これを9番・江藤が押し込んで6点目……と思ったら、蹴りが弱くて入ってなかった。オイオイ…。でも、こういうプレーが今はそれほど痛くない。3点リードだし、延岡が優勢の流れ。パスがつながってるし、ランプレイも効果的におりまぜている。コートはワイドに使っている。たとえば、左サイドで試合が展開してるとき、選手1人が右端まで行ってボールを待つシーンがあった。サイドバックも機会があれば攻撃に参加してくる。
 5分、延岡の21番・中川の左からのシュートはキーパーがジャンピングセーブ。直後の6分、綾は21番・瀬尾が左から持ち込んで、最後は24番・富永が合わせて1点を返した。2点差に。
 綾の8番・日高にイエローが出た。綾の選手たちは自分たちのプレー、審判のジャッジへの不満からか苛立ちが出ている。それがファイティングスピリットに結びつけばいいんだけど…。攻めるシーンは増えている。13分にはロングボールを24番・富永がボレーでポンと返して、8番・日高がボレーシュート。ボールはバーの上に行ったけど、これが入ってたら凄かったな…。
 15分、延岡の21番・中川が右から持ち込んでシュートも入らず。この時間、綾が攻めるようになって、逆に延岡が悪くなってきた。さらに、9番・江藤にイエロー。ジャッジへの不満があからさまで、選手がいらだっている(「オイオイ…!」って感じ)。
 しかし18分、延岡の21番・中川が右からドリブルで切れ込んでクロスを上げ、これを9番・江藤がゴール正面で合わせて4点目。リードを再び3点に広げた。綾はFKもCKも入らないで「なんでや~!」。23分、綾ディフェンスのミスをついて中川が持ち込んで5点目。綾イレブン「やる気ねぇとや?」。綾、25分のFKは入らず。27分には17番・吉田が2枚目のイエローで退場。綾は10人になってしまった。これはもう決まった…。
 32分、延岡が6点目。ゴール前の混戦から押し込んだ(得点は中川?)。35分、9番・江藤が折り返して7番・今村がシュートもボールは上。これは決定的チャンスだった。綾はもうチグハグで、口から出るのは苛立ちや愚痴ばかり…。それほど動けてもいない。
 試合は6-1で終了。終わってみれば延岡の圧勝だった。優勝となれば「うわー!」と喜びそうだけど、そんなそぶりはまったく見られなかった。

延岡市SC 6 - 1 綾SC
 (前半3-0、後半3-1)
延岡の攻め 奪い合い
延岡の6点目 試合後の握手


閉会式

 都城から2部、高崎から3部のチームがやって来て閉会式が始まった。1部、2部、3部の順位が発表される。そして、各部の優勝と2位のチーム、得点王とアシスト王が表彰された。
 最後は福重運営委員長の挨拶で終わった。「5月にリーグ戦が開幕して、今日終了しました。不祥事も多かったですが、1つ1つのルールを守って、試合ができる感謝の気持ちを持って、まわりの現実を見つめなおしてください。1部リーグで延岡市サッカークラブが5連覇を達成しました。来月の各県リーグ決勝大会に出場します。Kyuリーグに上がるだけの力はあります。がんばってください」。
表彰式 日向太陽SC


延岡市SC・奈須監督「Kyuリーグに上がりたい」

 閉会式終了後、延岡市SCの奈須秀司監督に話を少しうかがった。

――1部リーグの全勝優勝、おめでとうございます。

 ありがとうございます。優勝を目標にしてたので、できてよかったです。

――延岡市SCはフィジカルなどあらゆる面で抜けた存在かなと感じたのですが、チームの「ここが強い!」というものは何でしょうか?

 戦術や個人技とかもあるでしょうけど、まずは気持ちですね。「上にあがりたい!」という目標を持ってやって来ましたから。

――それはKyuリーグ(九州リーグ)昇格?

 はい。九州リーグに上がりたいんです。

――1月の九州各県リーグ決勝大会、組み合わせはもう決まっています。まずは長崎、勝てば鹿児島(大隅NIFS UNITED)と沖縄(小禄クラブ)の勝者。強敵だとは思いますが…?

 どこが来ようと、自分たちのサッカーができればと思います。じつは、決勝大会には4年連続で出て、ずっと負けてるんです。まずは1勝、ですね。

――Kyuリーグから宮崎のチームがいなくなったので、ぜひ頑張ってください。

 はい!


 「ここで負けたら、1年間やってきたことが無駄になるぞ!」という言葉の意味。たしかに優勝が目標ではあったけど、それはKyuリーグに向かうチャンスを得るため。あくまでも「通過点」。
 今年の延岡市SCは九州社会人選手権で佐世保SCに勝ちV・ファーレン相手にいい試合をしていた。チャンスはあると思う。


宮崎県1部リーグ最終順位

1位 延岡市サッカークラブ(延岡市、7勝、勝ち点21、得点32、失点7、得失点差+25)※決勝大会へ
○ vs 西諸ドリームズ(4 - 1)
○ vs サザンクロスFC(5 - 1)
○ vs 田野ウィングス(6 - 1)
○ vs 楽蹴クラブ(5 - 1)
○ vs 宮崎県庁SC(4 - 1)
○ vs ディナモ都城(2 - 1)
○ vs 綾SC(6 - 1)

2位 綾サッカークラブ(綾町、5勝1分1敗、勝ち点16、得点26、失点11、得失点差+15)
○ vs サザンクロスFC(2 - 0)
○ vs 西諸ドリームズ(3 - 1)
△ vs 楽蹴クラブ(1 - 1)
○ vs 田野ウィングス(11 - 0)
○ vs ディナモ都城(5 - 1)
○ vs 宮崎県庁SC(3 - 2)
● vs 延岡市SC(1 - 6)

3位 楽蹴クラブ(宮崎市、4勝2分1敗、勝ち点14、得点21、失点13、得失点差+8)
○ vs 宮崎県庁SC(5 - 3)
○ vs ディナモ都城(2 - 1)
△ vs 綾SC(1 - 1)
● vs 延岡市SC(1 - 5)
○ vs サザンクロスFC(3 - 0)
△ vs 西諸ドリームズ(3 - 3)
○ vs 田野ウィングス(6 - 0)

4位 サザンクロスFC1974(宮崎市、3勝1分3敗、勝ち点10、得点13、失点16、得失点差-3)
● vs 綾SC(0 - 2)
● vs 延岡市SC(1 - 5)
△ vs 宮崎県庁SC(3 - 3)
○ vs ディナモ都城(3 - 1)
● vs 楽蹴クラブ(0 - 3)
○ vs 田野ウィングス(3 - 0)
○ vs 西諸ドリームズ(3 - 2)

5位 ディナモ都城(山田町、3勝4敗、勝ち点9、得点14、失点15、得失点差-1)
○ vs 田野ウィングス(2 - 1)
● vs 楽蹴クラブ(1 - 2)
○ vs 西諸ドリームズ(7 - 2)
● vs サザンクロスFC(1 - 3)
● vs 綾SC(1 - 5)
● vs 延岡市SC(1 - 2)
○ vs 宮崎県庁SC(1 - 0)

6位 宮崎県庁サッカークラブ(宮崎市、1勝2分4敗、勝ち点5、得点15、失点19、得失点差-4)
● vs 楽蹴クラブ(3 - 5)
○ vs 田野ウィングス(5 - 0)
△ vs サザンクロスFC(3 - 3)
△ vs 西諸ドリームズ(3 - 3)
● vs 延岡市SC(4 - 1)
● vs 綾SC(2 - 3)
● vs ディナモ都城(0 - 1)

7位 西諸ドリームズ(野尻町、1勝2分4敗、勝ち点5、得点18、失点25、得失点差-7)※入替戦へ
● vs 延岡市SC(1 - 4)
● vs 綾SC(1 - 3)
● vs ディナモ都城(2 - 7)
△ vs 宮崎県庁SC(3 - 3)
○ vs 田野ウィングス(6 - 2)
△ vs 楽蹴クラブ(3 - 3)
● vs サザンクロスFC(2 - 3)

8位 田野ウィングス(田野町、7敗、勝ち点0、得点4、失点37、得失点差-33)※2部降格
● vs ディナモ都城(1 - 2)
● vs 宮崎県庁SC(0 - 5)
● vs 延岡市SC(1 - 6)
● vs 綾SC(0 - 11)
● vs 西諸ドリームズ(2 - 6)
● vs サザンクロスFC(0 - 3)
● vs 楽蹴クラブ(0 - 6)


宮崎県2部リーグ最終順位

1位 日向太陽サッカークラブ1973(日向市、6勝1敗、勝ち点18、得失点差+21)※1部昇格
2位 都農FC(都農町、5勝1分1敗、勝ち点16、得失点差+10)※入替戦へ
3位 児湯サッカークラブ(川南町、4勝2敗、勝ち点15、得失点差+13)
4位 飛翔フットボールクラブ(高城町、4勝3敗、勝ち点12、得失点差-1)
5位 Andimo門川1965(門川町、3勝4敗、勝ち点9、得失点差-4)
6位 だっくす(宮崎市、2勝1分4敗、勝ち点7、得失点差-13)
7位 BeBuサッカークラブ(高原町、1勝6敗、勝ち点3、得失点差-13)
8位 FC VOLCANE(三股町、2分5敗、勝ち点2、得失点差-13)※入替戦へ
--- 五十市FC(都城市、3勝1分4敗、勝ち点10、得失点差-15)※3部降格
 ※五十市FCはすべて没収試合。


宮崎県3部リーグ最終順位

1位 FC都城蹴愛(都城市、6勝2敗、勝ち点18、得失点差+9)※2部昇格
2位 小林サッカークラブ(小林市、5勝3敗、勝ち点15、得失点差+1)※入替戦へ
3位 寺門健(日南市、7勝1敗、勝ち点14、得失点差+36)
4位 N.P.F.C(佐土原町、4勝1分3敗、勝ち点13、得失点差+5)
5位 スパークス(西都市、4勝4敗、勝ち点12、得失点差-4)
6位 日南蹴友会(日南市、3勝1分4敗、勝ち点10、得失点差+6)
7位 西都サッカークラブ(西都市、3勝1分4敗、勝ち点10、得失点差-13)
8位 FC.GARYUW(高崎町、2勝6敗、勝ち点6、得失点差-3)※入替戦へ
9位 旭陽会(延岡市、1分7敗、勝ち点1、得失点差-38)※降格
 ※寺門健は勝ち点がマイナス7ポイント。

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2005年12月09日

筋肉ミュージカル2005ジャパンツアー宮崎公演レポ [ スポーツ ]

 テレビでおなじみの筋肉(マッスル)ミュージカル。「筋肉で音楽を奏でる」というコンセプトのもとに生まれた、エネルギッシュなパフォーマンスだ。2001年にスタートしてから年々規模は拡大し、来年はラスベガス公演が予定されている。
 その筋肉ミュージカルが宮崎に上陸! 大盛況に終わった宮崎公演をここに紹介する。
(レポート:照屋盛義)

■10月29日(土)宮崎市民文化ホールにて昼夜2回の興行にて開催
演目画像提供:マッスルミュージカルオフィシャル
取材協力:ガクオンユニティフェイス
マッスルミュージカル マッスルミュージカル

子供から年配の方までマッスル

 公演が行われたのは10月29日(土)。会場は宮崎市民文化ホール。昼夜2回の興行で、自分は昼に足を運んだ。
 会場に着いてビックリ! 駐車場は満車に近い状態で、入口は長蛇の列。会場ロビーは人であふれ、グッズ売店には人が押し寄せている。公演時、会場は満員だった(たしか、立見席もでていた)。しかも、まだ土曜の昼だ。夜も多くの人が訪れるはず。大盛況だ。
 いろんな世代の人がいることにも驚いた。小さい子供を連れた家族もいれば、老夫婦もいる。カップルがいれば、中年の女性同士で来た人もいる。
 筋肉ミュージカルは「筋肉で音を奏でるミュージカル」だ。音楽というのは人の好みが大きいけど、彼らが奏でる音は人を選ばないということ。テレビ番組や「海筋肉王バイキング」で興味を持った人も多いのではないだろうか。
宮崎市民文化ホール 入口
長蛇の列 売店


祭りだマッスル。驚きマッスル

 公演が始まり、幕が上がるとステージはお祭りだった。男性アスリートたちが神輿をかつぎ、その上には女性アスリートが座っている。「ワッショイ! ワッショイ!」。神輿が客席にまで入って、会場全体を祭りの空気に変える。今回の公演タイトルは「MATSURI JAPAN TOUR」。祭りがテーマだ。
 ワッショイのノリそのままに、ロングロープのパフォーマンスが始まった。長縄跳びだ。小学校のときにやったアレが、目の前でとんでもないものになっている。グラスを盆に載せたまま跳んだり、肩車しながら跳んだり、その他いろいろ! 1つ1つに会場が驚いて沸く。「なんでそうできるの!」って感じで。「ロープ」は縄だけじゃない。女性アスリートの身体も使っている。手首と足首を持って…。ほんと、あれはビビッたな…。このロングロープで観客の心は掴まれただろう。
 次もビックリした。バイク(自転車)のパフォーマンス。一番凄かったのは大の字に寝た人の上で、車輪が当たらないように位置を変えながら着地するもの。小さい頃、香港映画『Mr.Boo!』で手の指の間をナイフで突きまくるシーンがあって、鉛筆でよく真似した。たまに刺さって痛かったけど、目の前のバイクは失敗したらそれどころじゃない…。もちろん、失敗はなし。凄かった。
 「むぎわらぼうし」は麦藁帽子を使ったパフォーマンス。大道芸に近いものを、大人数でユーモアも交えて演じている。「だるまさんが逆立ちした」は、だるまさんが転んだを逆立ちで。鬼さんが向いてるときは、逆立ちで静止だ。日常的なもの、昔遊んだものをマッスル風にアレンジするアイデアに感心させられる。観客への説明も身体の動きでコミカルにやってくれる。
 観るだけの演目ではない。観客参加型のものもある。座りながら、腕を使うだけでできる筋肉体操。「M! U! S! C! L! E! マッスル!」に合わせて、ステージのアスリートたちと一緒に行う。観客はノリノリだから、ほとんどの人が一緒にやっていた(自分もマッスル!)。
 前半が1時間ほどで終了。観るほうもちょっとだけ疲れる。
kinniku002.jpg


跳びマッスル。笑いマッスル

 15分のインターミッションを挟んで後半がスタート。序盤にテレビで観た「跳び箱」が来た。跳び箱といえば、小中学生のときは怖いものだった…。中学では普通に跳ぶだけでなく、脚を伸ばしたままとか変わった跳び方をするようになった。逆立ちするのもあって、自分は失敗して転落、肩が外れた嫌な思い出がある…。
 しかし、ステージ上のアスリートたちは恐怖感を微塵も感じさせず、観客が驚くような跳び方でドンドン越えていく。輪をくぐったり、とか。跳び箱の前だけじゃなく、横からもポンポン越えていく。個人のムーブだけじゃなく、チームの息のあったコンビネーションにも驚かされる。しかも、息つく暇もないほどに次々とサプライズなアクションが繰広げられていく。
 さあ、モンスターBOXの登場だ。故アンドレ・ザ・ジャイアントよりも高い透明のボックスが運び込まれ、セッティングされていく。このときは場内は「シーン」。これは常人に跳べるものではない。自分だったら、壁にへばりつくのがやっとか…。でも、跳ぶんだよな~。高跳び競技のような記録挑戦の演出をしてたけど、どの公演でも失敗なく跳んでるんだよなぁ…。それが凄い。
 後半、一番楽しかったのが「けんばん君」。アスリートたちがピアノの鍵盤になり、音に合わせて腕立て伏せで鍵盤の動きを表現するもの。音が外れたり、1つの音が何度も鳴らされたり(=何度も腕立てさせられたり)で可笑しかった。
 健康筋肉体操で観客も楽しく動き、獅子づくし、大漁祭とフィナーレに近づいていく。後半が終わったとき、場内からはすぐにアンコールを求める拍手が起こった。拍手が延々とつづく。しばらくして、幕が再び上がった。
 アンコール演目は「新Body Slap」。身体を叩いて音を鳴らす。「筋肉で音を奏でる」をシンプルに体現したパフォーマンス。これで公演のすべてが終わった。


鍛え上げられたスポーツエンターテイメント

 帰り、会場から出てくる人たちの顔を見た。ニコニコしてる人が多い。舞台や映画、ライブの満足度は観た人たちの表情に表れる。売店はグッズを買い求める人でいっぱいだった。
 何から何まで鍛え上げられたもの――自分はそう思った。アスリートたちは個人の肉体や技術はもちろん、チームのコンビネーションも洗練されていた。相当に練習を積んでるんだと思う。演出や進行もさすがで、たとえばハリウッドのアクションムービーのように序盤に観客の心をつかめるものがしっかりあった。
 演目もさまざまで、サーカスや大道芸でありそうなものから日常の遊びまで、いろんなものをマッスル風にアレンジしたり生み出したりしている。笑いもいろいろあって。観客参加のアクションがあるのもよかったと思う。1つの簡単なもので、公演に何度か参加できた。
 印象的なのは笑顔。表情もだし、身体でも楽しんでいることを思いっきり出していた。ステージと客席が1つになって楽しんでいた。

 それにしても、凄かったなぁ。ステージのアスリートたちはミスすることなく、いろんなアクションを見せてくれた。「こうするんだ」とわかるものでも「どうなるんだろう?」とわからないものでも、それが目の前で起こると観客は驚くわけで、成功が当たり前だと思って観ている。これが、今回のスポーツエンターテイメントとスポーツ競技の違いだと思う。スポーツ競技なら失敗が起こって当たり前。ゲームの流れが変わったり、結果に影響したりする。でも、スポーツエンターテイメントは成功するのが当たり前。失敗はアクシデントだ。筋肉ミュージカルのアスリートたちは、そんな難しい状況のなかで演じている。それに感心させられた。
 最後に個人的なことを。自分は横浜に住んでる頃、よく大井競馬場(TCK)に行っていた。TCKではよくステージでショーをやっていて、自分が一番好きだったのが女性のショーダンスグループ「REGINA」。メインレース前でも、馬券の予想そっちのけで観ていた。その「REGINA」のメンバーの1人が、筋肉ミュージカル女性リーダーの浅見さん。久しぶりに観て、うれしかったです。

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2005年12月06日

新富町に大相撲がやってきた! [ 格闘技 ]

 今朝はかなり冷え込み霜が降りていました。そんな寒い中、早起きした僕は地元新富町に来ている陸奥部屋の取材に行ってきました。幕内の個性派人気力士十文字関、九州場所で幕内返り咲きをほぼ決めた豊桜関。十両の琉鵬関など総勢23名が下三納代公民館を宿舎としてるぴーモール商店街内「さくら南公園」で14日までの日程で合宿を行っています。けいこは7:00からとまだまだ寒い中始まり、約3時間、内容の濃いけいこが行われていました。大きな体の力士たちがばちっ!ばちっ!と体をぶつけ合う姿は本場所さながら。日本の国技の奥深さを感じました。保育園児や小さな子供たちの見学者にはお相撲さんがこたえて一緒に写真を撮ったり、地元の人の話しかけに応えたりけいこ以外の部分でもやさしいお相撲さんの姿がマチジュウデ見られています。
(レポート&撮影:黒田 健)

大相撲合宿1 大相撲合宿2

■今後の陸奥部屋予定06日 けいこ 7:00~10:30
   激励会(下三財集会所) 17:45
07日 けいこ 7:00~10:30
08日 けいこ 7:00~10:30
09日 けいこ (予定??)
10日 けいこ 7:00~10:30
11日 けいこ 7:00~10:30
    交流けいこ 9:00~10:00
    もちつき大会・ファンサービス 10:30~12:00
12日 けいこ仕上げ 7:00~10:30
13日 後片付け・荷造り 8:00
    土俵屋根撤去 
14日 テント解体 9:00
    役所に立ち寄り空港へ

相撲合宿3 相撲合宿4

■大相撲グッズの販売もしています!
 昨年も好評だったため、合宿期間中「日本相撲協会」及び「国技館サービス株式会社」のご協力を得て、特別に大相撲グッズの販売となりました。 相撲グッズは、国技館をはじめ場所中や相撲協会の認めた巡業中にのみ販売が許可されるもので、近くではなかなか手に入れる機会がありません。この機会にぜひ、お買い求めください!

[販売期間] 12/4~12/12
[販売会場] 新富町さくら南公園 稽古場付近
[販売予定品目] 2006年大相撲カレンダー・歴代大湯呑・歴代横綱灰皿・タオル・手ぬぐい・扇子
           ストラップ・ボールペン・巾着・ミニハンカチ 他

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2005年12月04日

てるコラ(8) 九州各県サッカーリーグの状況は? [ ]

 FC琉球とロッソ熊本の“Kyuリーグ卒業”がほぼ決まり、早くも気になるのは来季昇格する2チーム。九州各県リーグ決勝大会は1月14~15日に沖縄で開催されることになっており、そこで2チームが決まる。
 決勝大会に進出するのは各県のトップリーグの優勝チーム。さて、どうなっているのだろうか? ちょっと調べてみた。12月11日が終われば出そろう。
 決勝大会に参加するチームは、ぶっちゃけチャンスだと思う。自動昇格枠が2つあるのだから。しかも、昨年のFC琉球みたいに飛び抜けて強いチームもいない。宮崎からKyuリーグ昇格なるか…?
 一応書いておくけど、来季のKyuリーグで待っているのはV・ファーレン長崎、新日鐵大分、ヴォルカ鹿児島、ニューウェーブ北九州、海邦銀行、沖縄かりゆしFC、三菱重工長崎。どこが昇格しようが、来季は上位4チームの優勝争いとなる可能性が高い。

≪決定≫
【沖縄】小禄クラブ
【鹿児島】大隅NIFS UNITED
【大分】耶馬溪FC
【福岡】七隈トンビーズ
≪まだ未定≫
【宮崎】延岡市SC or 綾SC(12/11終了)
【熊本】熊本教員蹴友団 or ランザ熊本(12/4終了)
【佐賀】九州INAX?
【長崎】?(12/11終了)

≪沖縄≫
 小禄クラブが優勝。成績は5勝1分1敗。最終戦(10/16)のvs与勝スポーツで負けていれば、優勝は与勝だった(1-1の引き分け)。

≪鹿児島≫
 大隅NIFS UNITED(NIFSとは鹿屋体育大学の略称)が6勝1敗で優勝。

≪大分≫
 最終節(12/4)を待たず、耶馬溪FCの優勝が決定していた。全試合が終わって9勝1分(勝ち点25)で、2位のASボラーレに勝ち点で5つ差をつけた。

≪福岡≫
 七隈トンビーズが9勝1分で優勝(福岡1部は6チームの2回総当り)。七隈は九州大学サッカー1部で優勝した福岡大学のサッカー愛好会だ。

≪宮崎≫
 最終節(12/11)、延岡市SC(6勝)と綾SC(5勝1分)の直接対決で決まる。

≪熊本≫
 熊本県サッカー協会のサイト、データの不足があってはっきりわからない。ただ、既存のデータを見る限りでは熊本教員蹴友団が無敗で1位、ランザ熊本が2位。この2チームの優勝争いだと思う。12/4が最終節だから終わればわかる。

≪佐賀≫
 まったくわからず。九州INAXがリードしてるらしい。

≪長崎≫
 まったくわからない。10チームの1回戦総当りで12/11が最終節。終われば分かるでしょ。

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