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2007年06月27日

田植えをしました。 【高千穂町・土呂久】

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先週の日曜日、町内の知り合いの農家の田植えのお手伝いをしました。
当日は、延岡からも手伝いが来ていて、子どもも大人も一緒になって田植えをしました。
(県内のテレビ局も取材に来ていました)


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みんなで田植えをするのは楽しかったのですが、しっかり筋肉痛になりました。
農家でない自分が田植えをすることを労働とはよばないのかもしれませんが、自然の中で働くのはやっぱり気持ちがいいものです。(遊び半分、だから楽しいのかもしれません)働いた後の、ご飯もまた美味しいものです。農家のご苦労はしりませんが、作物を作って食べるということには憧れます。半農半○○、晴耕雨読な生活ができたらいいなと思います。

投稿者 hujiki : 22:55 | コメント (2)

2007年06月23日

『日向時間』スライドショーの詳細 【日向市】

『日向時間』スライドショーの詳細が決まりましたので、ご報告いたします。
日向市では、6月28日と、7月7日にあります。


『日向時間』スライドショー+おはなし会

スライドショー
@地球温暖化に苦しむ、南太平洋に浮かぶ島国『ツバル』の日常と実状。
A電気もガスも水道もない島で、村人と暮らしたたびの記憶。人間にとって幸せとは何なのか、南の島の住人からのメッセージ。

※Aは時間の都合により、行なわない場合もあります。もっと、大切なお話しが、地元の人とできればと思います。

ツバルのこと、。宮崎のこと日向のこと高千穂のことなど、写真スライドショーをみながら、暮らしのことを中心に話をさせていただきます。


開催日時 06月28日
開催時間 19:00〜21:00
開催場所 日向市中央公民館
入場無料
主催 日向市役所 環境整備課
お問い合わせ・0982−53−2256(担当・中山さん)


【子どもたちが対象・『日向時間』スライドショー 】

「10代の託児ボランティア」養成講座のゲストとして、色々な国を旅したときの出会いや、フォトメッセージマガジン『日向時間』のこと。宮崎のこと日向のこと高千穂のことなど、写真スライドショーをみながら、暮らしのことを中心に話をさせていただきます。

今回は、子どもたちが対象となります。

開催日時:7月7日
開催時間:15:00〜17:00
開催場所:日向商工会館1階 市民交流プラザ(日向市駅西口そば)
参加資格:13歳〜19歳
参加費:500円(資料として『日向時間』一冊プレゼント)
主催 NPO法人こども遊センター(担当・朝香さん)
   日向市上町3−15
TEL 0982-54-1635
メールhk-kodomo-you@cello.ocn.ne.jp
後援 日向市教育委員会

参加をご希望の方は、NPO法人こども遊センター(担当・朝香さん)まで、ご連絡ください。

『日向時間』ホームページ
http://www.hyuugajikan.com/

『日向時間』ブログ
http://www.pawanavi.com/hyuugajikan/


【日向市】
日向市は、僕の住む高千穂町より車で一時間半。天然の良港、天然の砂浜に恵まれた風光明媚な美しい街です。また、市内を流れる耳川を遡れば、若山牧水の里(東郷町)、民俗学の宝庫と呼ばれる九州山地の中央に位置する、諸塚村、椎葉村いう、山村に辿り着きます。
このように、海洋資源、森林資源に恵まれた素晴らしい町です。しかも、日照時間日本一というスペシャルな土地なのです。


【太陽光発電】
せっかく日照時間日本一と言うスペシャルな土地でお話しをさせていただくのですから、太陽光発電のお話しもさせていただこうと思います。『日向時間』冬号で太陽光のことについて、執筆していただいた、NPO法人(市民ソーラー・宮崎)副理事長の中川修治さんに、とても良いお話をききました。

太陽光発電は、原子力発電所のような人間の手に負えないような施設でもないし、将来の人類にまで負担になるような核廃棄物と言うゴミはだしません。農業で例えると有機農法なのです。だから、それに見合ったエコ贔屓をしなければならないと言うことです。今、現在、太陽光発電をつけている人はとても良い人です。元が取れないのも承知で、環境に配慮して犠牲的な精神の元、太陽光発電をつけているということが言えます。本当だったら、こういう人たちをエコ贔屓しないといけないのです。

このエコ贔屓がされているのが、ドイツです。日本では太陽光発電は、余剰電力ぐらいにしか考えられていませんが、ドイツでは主要電力と考えられています。ドイツでの太陽光発電は、304万キロのエネルギーを生み出しています。日本は170万キロ。国民一人当たりの設置数で考えると、日本人の二倍の設置数があるそうです。

なぜ、このようなことが可能なのか?それは、アーヘン・モデルと呼ばれる、20年経ったら必ず元が取れるということが断言できる制度があるからです。ドイツでは1kW日本円で100円ほどの買取価格がありますが、日本の場合は20円〜25円程度。日照時間で考えると、ドイツは日本より二割ほど日照時間が少ないにも関わらず、それでも太陽光発電をつけるという理由は、元本が保障されているアーヘンモデルが確立されているからでしょう。しかも、驚いたことに、ドイツで設置されている太陽光パネルの2/3は、日本製だそうです。もったいないですね、日本。

宮崎県が、毎年、電力会社に支払っている電気代が、1300億円。これは、宮崎県の自主財源とほぼ同額。市長村レベルでも、市長村それぞれの自主財源とほぼ同額の電気代が電力会社に支払われているそうです。この電力が、もし、街の中で作られれば、お金が街の中で回っていくと言うことになります。

中川さんのアイデアはここにあります。太陽光発電の売電単価を45円まで引き上げれば、損はしないそうです。本来であれば、電力会社が責任を持ってそれをやればいいのですが、電力会社が出来ないのであれば、45円の売電単価から、電力会社の買い取り価格(20円〜25円)を引いた額(20円〜15円)を行政が負担する。その負担も現金が出せないのであれば、街の中で回る商品券と言う形で補填すれば、商店街にもお金がまわり、街に活気が生まれると言うものです。

とにかく、日照時間日本一の日向市は、このお話が相応しいと思います。
県内でも、昭和シェル石油が田野町に、太陽光発電パネルの工場を持っています。
もしかしたら、日向市に、工場の誘致ができるかもしれませんね。

いずれにせよ、石油もウラン鉱石も、近い将来、枯渇すると言われています。
宮崎の日照時間。これが、そのままエネルギーとなります。


投稿者 hujiki : 16:26 | コメント (2)

2007年06月22日

土呂久歳時記 【高千穂町】

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土呂久歳時記 春〜初夏
http://www.pawanavi.com/hyuugajikan/archives/2007/05/post_186.html


月刊「むすぶ」 
http://www9.big.or.jp/~musub/index.htm


月刊「むすぶ」という、雑誌で毎号、高千穂町にある土呂久集落の歳時記を書かせていただいております。歳時記といっても、毎月、ぶらっ〜と、土呂久を訪れ、見たもの、聴いたものを写真で綴るということだけなのですが、同じ高千穂町内に住んでいながら、町の中で暮らしてきた僕にとっては、土呂久の田んぼや畑、野の花や虫、山や川は、とても新鮮なのです。なので、楽しみなが写真を撮っています。

月刊「むすぶ」は、とても硬派な雑誌です。大手メディアがとりあげられないことを、市民が寄稿して情報を発信しています。いわば、闘う雑誌なのです。闘いの土台は、市民の暮らしです。個人の尊厳です。そんな雑誌の中で、土呂久の村人の暮らしや、自然の風景を紹介できるのはありがたいです。

明後日は、土呂久の農家の田植えの手伝いをします。

投稿者 hujiki : 09:30 | コメント (4)

2007年06月20日

ひどい話だと思います。 【宮崎の砂浜の行方】

『日向時間』創刊号で、赤江浜人工リーフ建設問題をとりあげました。
あれから、一年近く経ちましたが、工事に反対していたサーファーが言っていたとおり、人工リーフは早くも壊れ始めています。県が言っていたような砂浜に砂があふれるようなこともありませんでした。

赤江浜は宮崎県の工事でしたが、今度は、国交省が、シェラトン・グランドオーシャン前から石崎浜左岸前までの間に、長さ300m、幅150mのヘッドランド(T字突堤)7基を20年かけてつくる提示をしたそうです。

ひどい話だと思います。食糧不足、エネルギー不足。世界では、地球温暖化による異常気象、環境の変化にどう対応していくべきかが話あわれているときに、「美しい国、日本」の政府、お役人は、あいも変わらず、日本の国土を荒廃させ、短期的にでもそれで、お金が生み出せればそれでよしとしています。何処からお金を生み出すのかと言えば、日本国民の税金からです。信じられない話です。不良資産を払い続けなければならない、私たちのことはお構い無しです。未来の子どもたちのことは、まるっきり無視です。

税金も二酸化炭素も、いくら小さな蛇口を閉めて回っても、大きな蛇口が壊れているようでは意味がありません。


『日向時間』創刊号  赤江浜人工リーフ建設問題
http://www.hyuugajikan.com/backnumber/2006_spr/akae.html


以下、国交省、説明ppfから抜粋】

3(2)住吉海岸における浸食対策(案)1
■養浜+ヘッドランド(突堤)
・養浜が基本
・但し養浜だけでは砂浜を確保できないので砂を補足する施設(ヘッドランド
など)も整備
シーガイア前浜(既設の整備随消波堤北側)から石崎側左岸までの間に7基の
ヘッドランド(突堤)の地図提示
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3(3)ヘッドランドについて
・大きさ
(現在は長さ:300m、幅:150mとして計画)
・配置間隔
(現在は1kmおきに7基予定)
・材料
(自然の石、コンクリートブロック など)
・工事の方法など
(陸上から、海上から など)
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4 今後のスケジュール
■中長期的な予定
・平成19年度は調査・検討のみ
・現在、平成20年度からの事業化に向け、予算要求中
(H19.8要求、H19.12事業化決定、H20.4予算配分)
・条件が整えば、平成20年度の秋以降に試験施工に着手したい
 (台風、アカウミガメの産卵・孵化が終了した11月頃)
・それまでに必要な調査・検討・設計を行う
・なお整備は20年かけて段階的に進める


投稿者 hujiki : 16:05 | コメント (8)

2007年06月16日

Pレポート 五ヶ瀬町の釜炒り茶 〜宮崎茶房〜

五ヶ瀬町桑の内にあるお茶農家、宮崎茶房のパワナビレポートが出来上がりました。
http://www.pawanavi.com/gourmet2/archives/2007/06/post_206.html


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お茶摘みのバイトもさせてもらいながら、写真を撮らせていただいているのですが、地域を守るという意味でも、宮崎茶房を僕は応援していきたいな〜と思いました。緑の中で、労働の汗を流すのも僕には大切なことです。無農薬、化学肥料一切なし、天皇杯まで受賞している農家の仕事が、報われれば良いな〜と思います。

きれいな水を沸かして飲む、五ヶ瀬の釜炒り茶はたまらない香りがします。
『日向時間』ともども、『宮崎茶房の』釜炒り茶も、まとめて発信していきます!


投稿者 hujiki : 18:03 | コメント (7)

2007年06月15日

6月12日に思う。

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日曜日に未来バンク理事長の田中優さんの講演会に行った。
地球温暖化から、戦争の問題まで分かりやすくお話していただいた。

当然だが、あまり、良い未来ではない。あまり、良い現実でもない。

世界が人為的にもたらされた地球温暖化の影響により、希望を失う日までそう遠くはないのだろう。その事実を多くの科学者が知っていたり、それに対して活動している人たちがいる。僕の周りにもいる。そのことを諦めている人たちもいるし、知らないふり、感じないふりをする人たちもいる。それは、人間だから仕方がないことだと思う。

でも、僕たちはあまりに知らないことが多すぎる。不安になることは知りたくないのかもしれないし、毎日の生活の中で、しっかりと考える余裕がないのかもしれない。地球温暖化の危機にひんしている人類だけど、マネーゲームは終わらない。郵便局に預けたお金がイラク戦争に使われていたり、日本に借金を返すために、自分たちの食料ではない、外貨にかわるものを作るために、途上国の人たちが飢えで苦しんでいたり。放射能を撒き散らす原発を作り続けたり。

もうすぐ、石油の供給が追いつかなくなる。ピークオイル。
石油会社からお金をもらっていない科学者の見解は、ほぼ一致している。2010年頃に石油の需要と供給のバランスが崩れる。ピークオイルは、マネーチャンス。大国はこぞって、石油、パイプライン、天然ガス、水、鉱物資源を奪い合う。そこには、見栄も外聞も正義もない。貧しいものから戦場に送られるのは、アメリカも日本も同じなんだろう。


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悲観的になったり、人間に呆れたりするのは簡単でつまらない。


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生まれてくる命もある。
何も出来なくても、自分の心に照らし合わせ、恥ずかしくない生き方をしたい。


投稿者 hujiki : 09:18 | コメント (0)

2007年06月12日

『日向時間』スライドショー+おはなし会 日向市・五ヶ瀬町

『日向時間』スライドショー+おはなし会のお知らせです。

6月28日、7月7日、日向市
7月12日、五ヶ瀬町

6月28日は、日向市中央公民館で、夜の7:00過ぎより9時前まで。
主催は、日向市役所 環境整備課です。
お問い合わせ・0982−53−2256(担当・中山さん)
入場無料なので、日向市にお住まいの方はお誘いあわせの上、ご参加下さい。

7月7日は、日向市、、商工会議所の中にある、NPOこども遊センターで、
中学生、高校生に向けてのお話です。

五ヶ瀬町は、小学生の保護者に向けてのお話です。

お声をかけて戴き、ありがたい限りです。
『日向時間』に込められた、大切なメッセージを広げていきます。

投稿者 hujiki : 03:57 | コメント (0)

2007年06月10日

天空カフェZeal  幸子と千盡展 【宮崎市】

『日向時間』で、毎号、絵を書いていただいた弥勒先生の個展をやっているということを聞き、宮崎市にある天空カフェZealに行って来ました。残念ながら、弥勒先生の絵は飾られておりませんでしたが、木像があり、さすが弥勒先生の作品は、面白いな〜と一人で喜びました。


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弥勒先生の個展は終わっていましたが、幸子(ゆきこ)さん、千盡(せんじん)さん夫婦の個展、『幸子と千盡展』をやっていました。


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絵の造詣が深く無い私ですが、勇気を持って感想を述べさせてもらいますと、幸子さんの絵は僕の物事の捉え方と近いような気がしました。単純でストレートに、大きなものも小さなものも、海水も血も、地球も私も同じような(あ〜、何を言っているのか、分からなくなってきましたが)、それでいて心にある。そんな感じです。千盡さんの絵はカッコイイ〜!いつまでも新しい絵でありつづけるような感じを受けました。白い絵があるのですが、何でか分かりませんが、見た瞬間に嬉しくなりました。面白いな〜!お薦めです!


6月1日(金)〜7月1日(日)
AM11:00〜PM6:00
木・金・土・日(開催)


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『日向時間』でも、大変お世話になっています。
天空カフェZeal。 素敵な出会いがありますよ☆

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宮崎市大字海江田6411
TEL 0985-65-1508
AM11:00〜PM6:00
木・金・土・日(開店)

投稿者 hujiki : 23:43 | コメント (2)

2007年06月07日

雉(きじ)の卵 【五ヶ瀬町・奈郎津】

引き続き、桑の内の宮崎茶房でお茶のバイトです。
うさぎに続き、珍しいものを見つけました!

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雉の卵です。高原町からお茶を学びにきているM君が見つけました。草を刈っていたら、藪の中から茶色い雉が飛んでいきました。ちなみに、この前、兎をみつけたのもM君です。26歳の青年なのですが、花の名前とかも、よく知っています。人の生き方や、農村について、しっかりと自分の考えを持っている青年です。見習うとこが多いです。雉は、残念ながらもう戻ってこないだろうということでした。M君は、申し訳なさそうに草むらに卵を返しました。


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場所は奈郎津(なろうづ)、八幡様という神様がおわす土地です。

投稿者 hujiki : 22:30 | コメント (0)

2007年06月05日

関之尾の滝 【都城市】

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先日、都城に行ってきました。
上の写真は、日本の滝100選にも選ばれた関之尾の滝です。
『日向時間』秋号の、『mizu』の一番初めの滝の写真と、同じ滝です。


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かにがいたので、パチリ。


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関之尾の滝のそばで、『鎌倉亭』という飲食店を営む狩長さん。
『日向時間』夏号で、広告を戴きました。
久しぶりにお会いした狩長さん。40代後半なのに、僕よりも若々しくて、お洒落。
宮崎のこと、都城のこと、高千穂のことなどを、あれこれ談笑しました。
宮崎の色々な人と出会えたのは、『日向時間』のお陰です♪


『日向時間』秋号、『mizu』。
http://www.hyuugajikan.com/backnumber/2006_aut/03.html

投稿者 hujiki : 22:00 | コメント (0)

2007年06月04日

ぴょん ぴょん うさぎ 【五ヶ瀬町・桑の内】

今日も、お茶摘みのバイト。一番茶を摘んでいます。
摘んでいたら、うさぎを発見〜!ダッシュで捕まえました。赤ちゃんうさぎです。可愛いです☆

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うさぎは、たまーに見かけるけど、捕まえるのは初めてです。さすが、五ヶ瀬です。
赤ちゃんうさぎ、可哀想なので逃がしてあげました。でもまた、捕まえたいな☆


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茶畑です。
明日も、頑張るぞ!


投稿者 hujiki : 23:04 | コメント (0)

2007年06月01日

お茶摘みのバイトと写真展 【五ヶ瀬町・桑の内】

高千穂町の隣町、五ヶ瀬町の宮崎茶房というお茶農家で、お茶摘みのバイトをしています。
気持ちいいですよ。労働です。

でも、単なるバイトではありません。
お茶摘みの写真も撮っています。
パワナビの取材も兼ねていますが、フィルムでも撮ろうと思っています。


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宮崎茶房のおばあちゃん

写真展とお茶会をしようと思っています。


投稿者 hujiki : 23:19 | コメント (4)