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2007年09月30日
秋模様・ご自愛下さいませ。 【高千穂町】
高千穂町は、古墳の多いところです。何気なく見ている風景が、実は古墳だったりします。古代人は、とてもいい場所に古墳をつくっています。古代と変わらず、今も、その近くに住んでいる人がいるのも面白いですね。
暑かった夏も終わり、ここかしこに、秋の気配が漂うようになりました。
季節の変わり目に、体調を壊している方はいらっしゃいませんか?
(僕は、喉が痛いですね。風邪かな?)
皆さんは、くれぐれもお体にお気をつけになり、どうぞご自愛くださいませ。
2007年09月29日
秋模様 【高千穂線沿線】
高千穂線、行縢駅は、すっかり秋の空でした。
吐合駅のそばの線路は、コスモスの花盛りでした。
2007年09月27日
齊藤運転士、サウンドビーチすみえ'07に出演しました! 【延岡市】
毎年恒例の、サウンドビーチすみえ(延岡市)。若者たちが自分たちで企画して、スポンサー集めて、つくり上げて、楽しむという、とても元気のでるイベントです。
昨年は、仕事の合間にちょこっと顔を出したのですが、今年は高千穂線のブースで出店しました。
写真は、齊藤運転士が正装しての高千穂線アピールトークの模様です。
この後、ミュージシャンの中尾諭介さん、歌手のSpiritさんとともに、『ガンバレ!ぼくらの高千穂線』を熱唱♪
齊藤さんの高千穂線復活が多くの方に、届いたと思います!
Spiritさんのブログ (サウンドビーチすみえ'07の様子)
http://tomokana.seesaa.net/article/56855287.html
2007年09月20日
単身 バングラデシュより、知事来る。 【高千穂町】
がっかり、させたらいけないので最初に言っておきますが、知事といっても東国原知事ではありません。バングラデシュという国の、アブアル・ホセイン、ジョソール県知事です。単身、高千穂町の土呂久に砒素を学びに、やってきたのです。
『日向時間』秋号でも、掲載したのですが、今から36年前、土呂久鉱毒事件が告発されました。多くの村人が砒素の被害に苦しみました。そして、今も苦しんでいる被害者がいます。当時は、第4の公害病といわれ、全国紙の一面で大きく報じられるほどだったそうです。
バングラデシュでは、約1000万本掘られた井戸の25%が基準値を超える砒素に汚染され、それを飲用している約3000万人が健康被害の危険に直面しているといわれています。土呂久の悲しみの上に蓄積された経験が必要とされています。
アブアル・ホセイン、ジョソール県知事は、土呂久の被害者の声に耳を傾け、熱心に話を聴き入っていました。僕が凄いと思ったのは、知事が、ゴーヤ、キューリ、トマト、こんにゃく、畑に植えてある、さまざまな植物の葉を見て、それが何かを知っていること。稲のことや高千穂牛のことを熱心に訊いている姿に感心しました。日本にも、こういう政治家がたくさんいたら、良い国になるのにと思いました。
勉強熱心な、アブアル・ホセイン、ジョソール県知事。
ジョソール県の人口は300万人を越えるそうです。
宮崎日日新聞 記事 ↓
バングラデシュで地下水のヒ素汚染対策に取り組む同国ジョソール県のアブアル・ホセイン知事(47)が16日、高千穂町岩戸の土呂久地区で土呂久鉱害認定患者から聞き取り調査を行った。ホセイン知事は「母国では多くの人がヒ素の害で苦しんでいる。今回得た知識を役立てたい」と話している。
ホセイン知事は、宮崎市のNGOアジア砒(ひ)素ネットワーク(AAN、上野登代表)が国際協力機構(JICA)の委託を受けて現地で実施している「持続的ヒ素汚染対策プロジェクト」の最高責任者。同国では25パーセントの井戸水がヒ素に汚染されているとされ、ホセイン知事は安全な水供給に力を入れている。
NGOアジア砒素ネットワーク
http://www.asia-arsenic.jp/jp/
『日向時間』秋号、NGOアジア砒素ネットワーク
http://www.hyuugajikan.com/backnumber/2006_aut/06.html
北方町民の意思表示! 【高千穂線】
「高千穂線を残そう北方干支の会」の早樋仁会長と、北方町の皆さん。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070915/20070915_001.shtml
=2007/09/15付 西日本新聞朝刊= 以下、本文↓
高千穂線の運行再開を目指す神話高千穂トロッコ鉄道を支援しようと、延岡市北方町の市民グループ「高千穂線を残そう北方干支の会」の早樋仁会長らが14日、高千穂町にある同社を訪れ、興梠亘社長に旧北方町の住民から寄せられた支援金130万円を贈った。
支援金は「干支の会」の協力要請を受けた旧北方町の区長会(黒木信輝会長)が全地区を対象に募った。各地区の組長らが8月上旬から、全1534世帯を1軒ずつ回って依頼したところ、約8割の世帯が協力。トロッコ社によると、旧北方町住民からは、同社が開設している支援金受け付け口座にも計約82万円が振り込まれており、この日持参された支援金と合わせて総額約212万円が寄せられたことになる。
住民を代表して早樋会長は「台風5号で大きな被害を受けたにもかかわらず、これだけの金額が集まった。住民の思いを切に受け止め、1日も早い全線復旧に向けてまい進してほしい」と述べた。これに対し、興梠社長は「台風被害で大変な時期に支援金をいただき、感激しています。沿線住民のみなさんと一体となり、全線復活を目指して頑張りたい」と感謝した。
=2007/09/15付 西日本新聞朝刊=
北方町では、高齢者、通学生が、列車の不通で大変困っています。今回の支援金は、なんとしても列車を走らせてほしいという町民の意思表示といえます。この民意が反映されないのであれば、行政は何のためにあるのでしょうか?早樋会長は、この熱が、沿線の住民、全国の人に伝わって欲しいと話していました。
2007年09月14日
山の中の運動会 【高千穂町】
高千穂町、向山南・小・中学校の合同運動会です。
地区の住民参加の運動会は、とても楽しそうです。
飛び入り参加の上野・小・中学校のPTAの方々。
心づくしが、嬉しいですね。
2007年09月11日
9月11日
アメリカで「同時多発テロ」と呼ばれる事件が起きたのは、2001年9月11日のことです。
もう、6年前の出来事です。その当時、僕はすし屋の店員で、休憩中にテレビで、その事件をみました。ビルに、飛行機がつっ込み、爆発しました。ビルの近くを歩いていたサラリーマンが身をかがめました。僕もテレビをみながら、身をかがめました。
あれから、世界中ではいろいろなことが起こっています。ここに書くまでも無く、世界中で色々なことがおこっています。僕は、それをテレビでみるだけです。僕は、人を殺さないし、人を助けません。…でも、本当は、僕の住む世界が、人を殺していると思っています。こうやって、パソコンをうちながら、人を殺しているような気もしています。でも、本当はそういうこともわかりません。
何も分からない世界、分からないふりをしている世界。どうでもいい世界。でも、僕は知っています。この体のなかに漂うもやもやは、そういう世界をおかしいと思っているということを。テロという言葉も、おかしいと思っています。人が住んでいる大陸を、新大陸発見だということと、同じようにおかしいと思っています。だから、それはおかしいのだと、旗を立てます。何をする、しないではなく、旗をたてます。それは、おかしいのです。
世界は、9月11日に変わり始めたような気もしますが、本当のところはわかりません。でも、でも、本当に世界は平穏になるように変わってほしい。悲しみにうちひしがれる人が、増えていいはずがない。一人でも多く、心のそこから笑えることができれば、きっと世界は幸せになれるから。悲しみを越えて世界が幸せになることを祈ります。
2007年09月08日
TR、宮崎県に嘆願書を提出 【高千穂線】
9月6日。TR、宮崎県、沿線自治体に、嘆願書を提出しました。
↓詳しくは、高千穂線全線熱望県民会議 blog ができましたので、こちらをご覧下さい。
http://takachihosen-kenminkaigi.com/2007/09/post_3.html
高千穂線存続運動で、一番難色を示しているのが県です。自分たちが経営を諦めた以上、それを存続させようとする企業・団体を支援するというのは、行政としては自己矛盾だということなのでしょう。しかし、17年間高千穂鉄道を公共の乗り物だと認めて支援してきたのも、県なのです。だとすれば、県が諦めた公共の乗り物を必要としている沿線住民のために立ち上がった民間企業有志を、一企業だとして切り捨てるのは住民を切り捨てるという、行政としての自己矛盾なのではないでしょうか。
現実問題として、バスで代替できるとしていましたが、バスの便数の少なさ、高額なために移動できない交通弱者がでています。年配の方にしてみれば、バスに乗って延岡まで行くのが肉体的に苦痛だということ。高校生等の通学生を持つ家族は高額な通学費に苦しみ、北方町ではすでに、4世帯が延岡市へ引越しをしました。過疎地域が、加速度的に過疎化への道をたどっています。
高千穂町での観光に対するインパクトは大きく、列車運行時に比べ、昨年は二万人の宿泊客の減少があります。単純計算で×一万円だとしても、二億円の損失です。全てが鉄道の不通が原因だとは思いませんが、トロッコ列車を目当てに来ていた宿泊客、大手ツアーが高千穂に宿泊しなくなったのが大きな原因だといえます。日之影町では、温泉施設の利用者が激減し、町が消滅しそうなそうです。
山村の存亡をかけて、頑張ります。
2007年09月04日
深角駅 【日之影町】
深角駅。春には美しい桜の花が咲き、列車が花びらを揺らします。
「もう少し涼しくなったら草を刈ろうかね」、深角駅を守ってきた地元のおじさんが、
そう言っていました。
人の行き来のなくなった駅は寂しそう。誰か、遊びに来てください。
夏の終わりの油蝉。じんわりと鳴いています。
2007年09月02日
バッタ、三匹…何を考える?
小学二年生の頃、国語の教科書にバッタの詩が載っていたような気がします。
高千穂には、バッタがたくさんいます。バッタ三匹、進化の違いで形や色が違います。
2007年09月01日
東洋一の高さ・高千穂橋梁 【高千穂線】
【高千穂橋梁】
天岩戸駅ー深角駅間
全長:352.5m 水面からの高さ:105m
東洋一の高さを誇る鉄橋です。
高千穂線の歴史は、明治時代の陳情にはじまり、100年の歴史があります。
高千穂線が廃線になれば、この橋梁も壊さなくてはいけません。もったいね〜。
100年かかって造り、維持してきた鉄道も、壊すのはあっという間なんでしょう。
『日向時間』テツローは、高千穂線全線復活熱望会議の事務局長でもあります。
なんの因果かわかりませんが、この時代に生きているものとして任せられた使命、高千穂線存続頑張ります!
平家の郷、夏の日 【椎葉村】
空は高く、雲は流れて行く
遠い昔、平家の落人が辿り着いた村
ただ、夏の日