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2006年12月29日
"en-Ray"二胡と奏でる和みの世界 [ ホールライブ ]
◆ココレッタファンクラブ結成記念コンサート
突然ですが皆さん、来年3月に延岡の旧アズマヤ百貨店跡地に『ココレッタ延岡』という名称のショッピングモールがオープンする事をご存知でしょうか?このココレッタ延岡とは、『活気と魅力にあふれた場所・空間として、周りの商店街と一緒になって新しい延岡の街づくりを目指す』というコンセプトの元、エステサロン・セレクトショップ・レストラン・カフェ等の様々なお店が一同に揃うということで、県北地区ではオープンを心待ちにしている方も多数いらっしゃる様です。また、ショップにはエステなども入る事からも、特に女性の皆さんには今、最も気になると同時に期待感も高い様で、"ココレッタファンクラブ"というココレッタだけでなく、延岡市内の様々な商店街でオトクなサービスや特典も得られる会員になられる方も非常に多いとか!そういった経緯もあり、ココレッタ延岡では感謝の意味を込めて、いろんな会員向けのイベントが現在も開催されています。今回のライブレポートでご紹介する、この『"en-Ray"二胡と奏でる和みの世界』と題されたコンサートもその一つで、このココレッタ延岡のデザインコンセプトでもある『スタイリッシュ&カーム』(流行的であり上品、そして平穏・心休まるという意味)を体感するべく、たくさんの方がこの日会場を訪れていました。"女性へ贈る癒しの音楽"というサブタイトルのついたこのコンサートですが、メインゲストに中国出身で某ウーロン茶などのCM曲などでも有名なen-Rayさんを迎え、"二胡"という楽器と共に素晴らしい曲を披露してくれました。また、地元延岡からも津軽三味線の森山由希華さんがステージに上がられ、この日のコンサートをさらに盛り上げられました。早速、このコンサートの模様をお伝えしたいと思います。
(レポート:木原 ケイ)
▲左:スペシャルゲストのen-Rayさん
▲右:オープニングアクトの森山由希華さん
ココレッタファンクラブ結成記念コンサート
"en-Ray"二胡と奏でる和みの世界〜女性へ贈る癒しの音楽〜
日時:2006年11月29日 19:00〜
会場:延岡総合文化センター 小ホール
主催:ココレッタ延岡 http://www.cocoretta.com/
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●ココレッタファンクラブ入会者のみのプレミアムライブ
今回のこのコンサートはココレッタファンクラブ先行入会者のみが参加できるプレミアムライブ。特に、女性向けの招待ライブということもあり年齢を問わず沢山の女性の方が足を運ばれていました。メインゲストのen-Rayさんは全国的にも有名なアーティストだということもあり、今回のコンサート申し込みもかなりの数があったそうです。また会場ロビーではそのen-RayさんのCDなども発売されていました。
ココレッタ延岡 http://www.cocoretta.com/
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●津軽三味線森山流の森山由希華(OA)
会場内に人もたくさん入りだした頃、いよいよこの日のコンサートのスタートを告げるブザーが鳴り響き、大きな拍手と共に演奏が始まりました!まず初めにこの日のオープニングアクトとして登場したのは地元延岡を拠点に活動を続け、また今年度の津軽三味線全国大会で初出場ながら入賞を遂げた、津軽三味線森山流の森山由希華さん!たくさんの方を前に力が入りすぎたのか、1曲目から三味線の弦が切れる(!)というアクシデントがありましたが、特に焦ることもなく直ぐに持ち直し全国大会入賞者らしい素晴らしい演奏を披露してくれました。実は今回のコンサートタイトルにもある"二胡"とこの津軽三味線は同じ流れを組んでいるようで、いわば二胡の親戚だそうなんです。そして同じく流れを汲む沖縄の"三線"も披露してくれました。
津軽三味線森山流 公式ホームページ↓
http://www.geocities.jp/music_yukiaki45/
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●en-Rayプロフィール
中国江西省・景徳鎮生まれ。祖母は日本人。高校在学中に中国政府主催のコンテストで優勝。日本のレコード会社が主催したオーディションに優勝し本格的な音楽活動に入る。1998年に来日し日本を活動の拠点に、コンサート、TV出演、スタジオ・ワーク等で活躍の後、05年5月8日マキシシングル「永遠の人」で日本デビュー。同年11月16日サントリーウーロン茶ソングコレクション「chai chai」に参加。中国語による”木綿のハンカチーフ”など3曲を収録。そして06年2月22日ファーストアルバム「咲きましょう」をリリース。沖縄au着うたサイトで1位を獲得!
en-Ray 公式ブログ↓
http://blog.en-ray.com/
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●en-Rayライブ
そしていよいよen-Rayさんの登場!まずはアコースティックギターとパーカッションの奏でる曲にのり、木綿のハンカチーフの中国語Ver.からスタートです。「たくさん集まってくださいまして『てげ』嬉しいです(笑)謝々!」という、宮崎弁が飛び出すなどノリのいいen-Rayさんです。
その後中国から来日されている二胡の演奏者シュウミンさんもステージに上がり、広大な中国大陸をイメージさせる曲やアメイジング・グレイスなども演奏されました。この"二胡"という楽器が奏でる、木の温もりというか優しさを感じさせる音色は、フルートにも似ているような気がしました。音の強弱などの表現も見事で、優しさや力強さ・儚さなども強く感じました。また、二胡の代表作とされる「誰もいない山の中で、小鳥のさえずりを感じる」風景を表現した曲では、まさにその情景がそこに広がり、優しい空気感の中でゆったりと聞き入ってしまいました。
一方のen-Rayさんは3歳から歌う事を初められ、様々な大会で賞を獲得するほど歌唱力はバツグン!そして現在では日本を拠点に活躍中という事もあり、日本語の歌をうたくことが多いそうです。そんな中、中国の方特有の、日本語のイントネーションが、en-Rayさんの歌唱力とも相まって、なんともいえない、素朴な暖かさや、切なさを感じました。また透きとおる様な高温は、まるで清流を思わせような気持ちよさを感じました。
この日は2部構成になっておりまして、途中休憩を挟みスタートした後半のステージではチャイナドレスに衣装替えされたen-Rayさんがとてもステキでした…。某ウーロン茶のCMでもお馴染みの、「あの素晴らしい愛をもう一度」や「ピンクレディーメドレー」も中国語バージョンで披露してくれました。MCのなかで「中国語の"響き"を知ってもらうのにはピッタリの曲です」とおっしゃっていました。また、「en-Rayの快楽的中国語講座!」のコーナーもMCの中にあり、"お疲れ様でした=シンクゥラ"や"すみません=トゥエプーチャイ"、"愛しています=ウォアアイニー"という意味の中国語を会場の皆さんにレクチャーして下さいました。この日は女性が多かった事もあり「どの言葉も、夫婦円満にさせてくれる言葉ですよ(笑)」という事でした。皆さんもぜひ使ってみてください☆
昨年から沖縄に毎月行っているというen-Rayさん。何でも中国と通じることが、沖縄には非常に多いということです。今年の夏には、"琉球&中国的癒しチャンプルー"というコンセプトのみにアルバムも発売されており、この日の最後には、そのアルバムの収録曲の"風の道"や、"涙そうそう"も聞かせてくれました。ここでコンサートは終了!となるはずもなく(笑)、もちろんアンコールの大きな声がかかります!ステージを下りたと思ったら、あっという間に再登場してきたen-Rayさん。「長く皆さんにアンコールの手拍子をさせたら手が痛くなるので、早く出てきました(笑)」ということでした。アンコールでは「母の心は海のように広い」という意味の歌"海よふるさと"をなんと、マイクを通さず生声で二胡の音色と共に聞かせてくれました!そして最後にはTV番組のエンディングテーマにもなっている"咲きましょう"を歌われ、この日のコンサートは全て終了となりました!
終演後、ココレッタ延岡の安部社長さんから花束を貰い、ステージから降りるとそのままCDを買われた方にサインと握手をされるため、ロビーに登場したen-Rayさん。この日のコンサートのテーマでもあります「癒しの音楽」を肌で感じたお客さんたちからは、「素晴らしいですね!」「すごくよかったです!」等の声が上がっていました。ココレッタ延岡のイメージを掴むのにも大変分かりやすく、またゆったりとした中にも美しさや華やかさを感じ、まさに『スタイリッシュ&カーム』というコンセプトを感じたコンサートでした。この様なイベントを、オープンまでにまだ数回行なう予定だというココレッタ延岡さん。延岡の商業の活性化のためにも、ぜひ素晴らしい施設になる事を、心からお祈りいたします。出演者ならびにスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。オープンまで残り約3ヶ月、大変でしょうが頑張ってください!!
投稿者 blogpawanavi : 04:09 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月23日
天野SHO〜蒼井濁水(OA) [ 自主企画ライブ ]
11月12日(日)、パワナビではおなじみの延岡市にあります「music&booze TAM」さんにて、「solo solo sololy 秋の歌旅音の旅〜宮崎へ」と題して、ベースギターによるアルペジオの弾き語りという独特のスタイルで日本人離れした質の高いパフォーマンスを見せてくれる「SHO AMANO」さんのライブがおこなわれました。またこの日のライブにはSHOさんとは昔なじみであるという、日向市在住のドラマー「前田勇造」さんとのセッションも行われました。さらにオープニングアクトとして登場した地元延岡在住の「蒼井濁水」さんがこの店の雰囲気にピッタリのブルースナンバーを聞かせてくれたりと、内容の充実したライブとなりました。しかし、「ベースギターでの弾き語り」というと、どうしても単音でベースラインを弾き、それに合わせて歌うというベタなイメージしか沸かない自分でしたが、様々なテクニックを駆使し、ベースラインとコードワーク、それにパーカッシブな効果音を加え、オリジナルの楽曲から耳なじみのある楽曲まで、見事に独自の世界を展開していくSHOさんのライブに度肝を抜かれてしまいました・・・。
(レポート:松田秀人)
11月12日(日) at music&booze TAM
■天野SHO 公式H.P↓
URL:http://www.sho-amano.com/
■music&booze TAM H.P↓
URL:http://www.wainet.ne.jp/~tam/
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●オープニングアクト 蒼井濁水
music&booze TAMにピッタリのブルースナンバーを、個性的なハスキーボイスで歌い上げた、地元延岡在住の蒼井濁水さん。
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●天野SHO プロフィール
(文章は天野SHO公式HPより抜粋させていただきました)
1971年に結成された伝説のハードロックバンド "E.B.S." のベーシスト&ヴォーカリストとして、精力的な音楽活動を始める。その後、数々のミュージシャンと共に、さまざまなユニットを結成。1995年1月17日、大地震に神戸が揺れ、人、もの、時間、すべてがゼロになったのをきっかけに、「BASSと歌だけ」の独自のスタイルで、ソロ活動も開始。ONE & ONLYのSHOワールドを確立する。ロックスピリットを具現するパワフルなベースプレイ、完璧なバイリンガルならではの豊かな表現力、ジャンルを感じさせないスケールの大きさで、聴く人の心に不思議な波動を呼び起こす、他に比類なきアーティスト。感動的なヴォーカル&プレイに、国内外から熱烈な支持を得ている。
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●天野SHO ライブ
ヘッドに「SHO」の文字が見られるBacchus(バッカス)製のオリジナルべースギター(上)1本のみを抱えステージに現れたSHOさん。おもむろにベースギターを引き寄せながら「今日、馬ヶ背に入って地球が本当に丸い事をしりました・・・そして、米の山というところでは、野外ライブをやっていて、その上をパラグライダーが飛んでました・・・なんかここって外国みたいですね・・・僕的には初めての日向だと思ってたんだけど、いろいろ思い返してみたら15年前に来ていたようです」といいつつ、耳なじみのあるジョン・レノンのナンバー"ジェラス・ガイ"を演奏。2曲目はエリック・クラプトンのナンバーから"チェンジ・ザ・ワールド"を演奏。イントロだけで会場がざわついた事からも、この楽曲の知名度が分かるのですが、逆にいえば誰の耳にもしっかりと残っているのはアコースティックギターの音色・・・。一歩間違えば楽曲の持つ味わいが題なしになってしまいそうなのですが、SHOさんはベースギター特有のブリブリッとした低音と丸みのあるお洒落な高音を巧みに使い分け、ある意味原曲よりも深みのある音を聞かせてくれました。もちろん、太くて甘い、しかも体の奥のほうから響いてくるようなSHOさんの歌声も最高にマッチしていました。
さらに「僕は神戸の生まれなので、子どもの頃からメリケン波止場なんかで遊んでいたのですが、あるとき外人さんが、ヘイ・ボーイいい曲聞かせてやるよ!といって、聞かせてくれた思い出の曲を演奏したいと思います」といって何をはじめるのかとおもえば、ベースギターで波の音を再現し、そのままルイ・アームストロングの"ワンダフル・ワールド"をワンコーラス目は英語で、そして途中から日本語バージョンで歌ってくれました。そして「今日はここまで電車で来たのですが、途中凄く素敵な海が見れてとても嬉しかったです。もともとサーファーだった僕としては波乗りするなら日向だよな〜なんて思いつつ揺られていました」といっては、スクラッチ音で列車が走る音を作り出し、そのままドゥービーブラザースの名曲「ロング・トレイン・ランニング」を演奏!本来は、もうおなじみとなっているギターのカッティング音がメインとなる楽曲を、独特のリズムに置き換え、まったく違う手法で聴かせてくれました。そして「こんなのもありか〜」と驚いたのは、ビートルズの名曲"レット・イット・ビー"。原曲の持つ美しさやメロディー、そしてコードワークをを損なわず再現していたことです。さらにデレク・アンド・ドミノス"いとしのレイラ"も今までに聞いた事のないアプローチで演奏していました。本当に、ライブ開始から目が点になりっぱなしです。
途中で、神戸の頃の友人だという、日向市在住のドラマー前田勇造さんとのセッションも行われました。また、オリジナル曲で、サリーという名前の73年製の愛車ムスタングの事を歌ったという「ライド・サリー・ライド」では、楽曲中の「ライド・サリー・ライド」という部分をみんなで一緒に歌い、アンコールではお客さんからのリクエストでザ・ポリスの"エブリ・ブレス・ユー・テイク"をスタンド・バイ・ミーと交互に歌い分けるという器用な歌い方をして楽しませてくれました。そして、最後は何度も何度も「ありがとう」と繰り返し、"イマジン"で締めくくりました。
はじめはあまりイメージの出来なかった「ベース弾き語り」でしたが、天野SHOさんのライブを見終わると、ベースギター一本でここまで出来るのか〜と関心してしまうのと同時に、「ベースの弾き語りはぜんぜん有り!」と断言できるようになってしまうのが怖いです・・・。ギターとはまるで違う暖かくて太い音での、優しいコードワークやメロディーワークには、はっきり入ってはまってしまいました。天野SHOさん、TAMのマスター、今日は貴重な体験ありがとうございました。
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●ライブ後の風景
ライブ後はベースギター片手にファンと、楽器に関する情報交換などをしていました。ファンからの様々な質問に、機材を手にとりながら丁寧に説明しているSHOさんが、とても印象的でした。
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●TAMマスターのコメント
「'02年10月から始まったTAMライブも5年目突入、今回のSHOさんのライブで20本目となりました。私自身、ライブ当日に初めてSHOさんとお会いしたのですが、今回も素敵なミュージシャンに出会えてよかったなぁと思っています。「ベースでの弾き語り」という、ちょっと馴染みはないスタイルですが、聴いているうちに「ベース」云々そんなのは関係なし、「こんな音の出る楽器」を奏でるプレーヤーという感じがしました。そして、なにより、天野SHOさんは絶対的に素晴らしいシンガーということ。優しさ、力強さ、しなやかさを感じるアーティストです。また来年、2度目のライブをやりましょうと約束もしました。次回、是非、天野SHOさんのライブを体験してください!
投稿者 blogpawanavi : 01:01 | コメント (1) | トラックバック
2006年12月22日
ヤドカリ〜博多の人 [ インタビューPR ]
今回のパワナビミュージックコーナーでは、2005年に「NHK総合テレビ"熱唱オンエアバトル"初代チャンピオン」となったゴーとタイヘイによる二人組のユニット「ヤドカリ」の今秋発売されたセカンドシングル「博多の人」にスポットをあて、さらにプロモーションのために宮崎にやってきた、ヤドカリではボーカルとアコースティックギターを担当している「ゴー」さんのインタビューを交えてレポートをお届けいたします。ヤドカリファンの方からは「あれっタイヘイさんはどうしたの?」と突っ込まれてしまいそうですが、実はこの日、タイヘイさんは体調を崩されて、残念ながら急遽お休みとなってしまったのです・・・。しかし、ゴーさんには相方の分までしっかりと話していただいたので心配は無用です。それでは早速、「ヤドカリ」と「博多の人」の紹介の後で、「ゴーさん」のインタビューをお届けしたいと思います。
(レポート:松田秀人)
ヤドカリ公式ホームページ:http://www.yadokari.name/
取材協力:オゾンネットワーク エフエム宮崎 ガクオンユニティフェイス
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●プロフィール
(参考資料より抜粋)
▲左:ゴー 右:タイヘイ
◆ヤドカリとは?
秋田出身のアコースティックギター&ボーカルの"ゴー"と、福岡県出身のジャンベ&ボーカルの"タイヘイ"からなる2人組のユニットです。2002年より福岡県を拠点に活動!ストリートライブを精力的に展開する中、2005年3月には「NHK総合テレビ"熱唱オンエアバトルチャンピオン大会"」にて参加アーティスト1300組の頂点に立ち、見事、初代チャンピオンの座に輝きました。圧倒的な楽曲のよさ、パフォーマンスのクオリティの高さを多くの人が認めた証です。ゴーとタイヘイ2人の優しさと笑顔と一生懸命さは、ひとりひとりがとても身近に感じる事が出来、その人柄のよさがまたいっそう、歌詞と曲を引き立てています。2006年6月にはシングル「30年後の君へ」で待望のメジャーデビューを果たしました。
◆どんな歌を唄うの?
ポジティブな歌詞が多い。ヤドカリ独自の世界観をストレートな言葉で明確に伝える事が出来る。ヤドカリの作るメロディは、一度聴くと耳から離れなくなる。ヤドカリの楽曲の優しさ、温もり、純粋さ、ひたむきさ、人間愛は例外なく明日への活力になります。辛いとき彼らの曲を聴けば、素直に泣けるし、そのあと笑顔になれます。そして飽きません。
◆奇跡のハーモニーって?
様々なバリエーションで感覚的に入ってくる声質の違う二人のハモリは、曲に表情をつけ、さらに歌が心に染みる要因となっています。
◆ギターとジャンベ?
自衛隊を辞めた後にはじめた、ゴーのアコースティックギターは素朴な温かみをかもし出し、タイヘイのジャンベは深く印象深いリズムを刻みます。ちなみにゴーは、ヤドカリをやる前、パイロットの訓練生でした。
ヤドカリ公式ホームページ:http://www.yadokari.name/
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●2nd Single〜博多の人
(2006.9.21発売)6曲入り 12cmシングル / VICL-36162
1,200円(税込)
◆収録曲
1.博多の人
2.宛て先
3.君の背中
4.博多の人(instrumental)
5.宛て先(instrumental)
6.君の背中(instrumental ENKAI ver.)
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●ゴーさんインタビュー
※画像はインタビュー当日に出演した、エフエム宮崎「RADIO PARADISE 耳が恋した」オンエアー時のものです。(場所:イオン宮崎ショッピングセンター内サテライトスタジオ)
撮影協力:耳恋パーソナリティー 濱田詩朗さん、アキさん
-----せっかくの宮崎入りだったのですが、残念ながら今回はタイヘイさんはお休みということで、ゴーさんだけのインタビューとなってしまいました・・・。
ですね・・・ちょっと体調を崩してしまって、今日は病欠です。移動も多いし環境の変化も激しいし・・・まあ、ライブまでには必ず復活してくると思いますが、とりあえず僕が元気なのがすくいかな〜って・・・。またどこかで逆の立場になる事があるかもしれないし・・・でも、2人とも絶好調の時はライブもものすごい事になっちゃいますよ!自分達でも本当にいいライブできたな〜って思えるし。
-----2人とも楽器を担当していますが、アコースティックギターとジャンベという、2人組みのユニットはあまり聞かないですよね?
単純にあわせるのは楽ですよ、僕もよくあるギター2本という組み合わせよりも、リズム隊であるジャンベがあったほうが演奏しやすいし、必要最小限の楽器だけどギター2本より広がりを持たせる事ができます。ヤドカリ結成当時もギター2本のユニットって多かったので、単純に嫌だったっていうのもありますけどね・・・。たまたま出逢ったタイヘイがドラマーだったので、今のこういう形になれてよかったです。それと、ギターだけで曲を作っているとマンネリ化してくるので、たまにリズムから作ったりもしますし・・・。
-----今秋に発売された「博多の人」は2ndシングルになるわけですが、1stもしくはそれ以前をくらべて変わったと感じられるところはありますか?
根本的には変わってないと思うんですけど、やっぱり知らず知らずのうちに体がいろんな情報を吸収していて、いい意味で許容範囲が広くなったかな〜とは感じますね!たとえば、ヤドカリ結成当時は打ち込みなんか絶対ヤダ!とか、この曲どこかで聴いたことありそうだからダメ!とか言ってたんですけど、今はその行為が、よりいいものをつくる為だったら積極的に挑戦しようって思えます。
-----それは自分に自信が持てるようになったということですか?
そうですね・・・どこかで仕入れてきた受け売りではなく、少しづつ経験を重ねて、自分にも自信がもてるようになり、自分で自分にOKを出すことができる幅が広がってきたのかもしれないですね・・・。たとえばレコーディングにしても昔は、自分の感性が発した言葉ではなく、受け売りで"ここは生じゃないとね〜"とか言っていたような気がします。きっと年齢を重ねる事に判断基準の幅が広がっているのだと思います。
-----今回の2ndシングル「博多の人」は博多弁で歌っていますね?
「博多の人」は作詞・作曲がタイヘイなんですけど、僕が聞いても、この曲に関しては、博多弁いいな〜って感じますね!特に標準語に直す必要はないと思いました。歌を歌うことは自分を表現するものだから、シンプルに出てきたものが方言だったらそれはそれでいいと思います。でも、博多弁は単に自然なものというだけで、あえてそれを武器にしよう!だとかいうふうには思ってないですね・・・特に意識してないから、気持ちが入るんだと思います。もちろん二人の日常会話は博多弁です。僕は秋田出身なんですけど、もう秋田弁はしゃべれないです(笑)。
-----「博多の人」の中ではどの部分に注目して聞いてもらいたいですか?
やっぱり、タイヘイの実体験に基づいて、まっすぐな気持ちを歌にしているので、歌詞にも注目してもらいたいですね!彼のもつある一面がリアルに浮き彫りにされていると思います。
-----ちなみにゴーさんが作詞された楽曲の中で印象に残っている部分は?
2曲目の"宛て先"ですね!これは僕の実体験を書いたもので、特に「やめてたタバコに火をともし〜」とい部分を思い出すと・・・・・いや、本当に辛くて・・・こうなったらタバコで紛らすしかないだろ!って火をつけちゃった瞬間のことなんですよね・・・。その時は1年ぐらいやめてたんですよ。
-----博多弁の話が出たところで、拠点となっている福岡の話をお聞きしたいのですが、福岡ではよくストリートで歌われていたそうですね!ストリートミュージシャンのパワーってどんなところだと感じますか?
僕は、プロフィールにもあるように、元自衛隊なので、まったく音楽に携わることなく福岡に来て小倉で初めてストリートのライブを見て、そのときメチャメチャパワーを感じてそれから自分でもやってみようかな〜って思うようになったんですよ。それから、ギターを練習してストリートに立つようになったのですが、でもあの福岡のストリートのパワーって、こっちだけのものじゃないんですよ!お客さんにもメチャメチャパワーがあって、お互いにそんな中でやってるから楽しくなれるみたいなところですかね!
-----宮崎のファンはどうですか?
以前ライブハウスでやったとき、えらくノリがよかったのを覚えています(笑)。悪い印象は全然ないですよ!
-----ストリートを通じて得たものはなんですか?
ストリートって、自分がつくって、自分が歌う音楽を、基本的には通りすがりの人に聞かせているだけじゃないですか?だから、反応も凄く正直なんですよ!そんな中で長くやっていると、どの歌のどの部分で反応したかということを、体で感じる事ができるようになるんです。だから自分の中にあるセンスを実戦の中で磨く事ができると思います。
-----プロフィールを拝見したところ、ゴーさんは自衛隊を経験していますが、今の仕事で何か役に立つことはありますか?
ん〜秋田を離れた事に関しては歌を作る上でも経験として役にたっていますね・・・故郷を思う気持ちとか、友達との思い出とか・・・いろいろです。でも自衛隊に入った事はどうかな〜・・・。歌というよりは、どちらかといえば、今の自分の生き様に影響を受けていると思いますね・・・。本当にメチャメチャ厳しかったんですよ・・・口ではいえないぐらい。同期の連中といつも励ましあって負けないように乗り越えてきたし・・・。だから精神的にも肉体的にも、いろんな意味で強くなりましたよ!音楽をやるようになってからも、いろいろと大変な事があるけど、それを乗り越えられるのは、自衛隊の経験があるからだと思ってます。だから歌そのものではなく、僕という人間の役に立っているといったほうがいいかもしれません。
-----ゴーさんは過去に宮崎に来られたことはあるんですか?
結構きてますよ・・・何度かライブもやっています。何度も来ているからといって、宮崎に特別なサークルがあったりするわけじゃないですけど(笑)。
-----宮崎で印象に残ったことは?
そうですね・・・宮崎駅前のギャゼットという建物の1階の中央にステージがあって、そこでライブしたことかな・・・。あそこって真上からも見られてしまうんです(笑)。
-----博多とは同じ九州ですが、宮崎弁の歌って歌えそうですか?
難しいな〜宮崎弁って結構イントネーションきついから・・・・・・。わかりません(笑)
-----それでは最後に宮崎のファンに向けて一言お願いします?
来年の4月発売に向けてアルバム製作をしています。まだその時にライブに来れたらと思っています。その時は是非、見に来てもらいたいですね!それと「博多の人」ぜひ、みなさんも聴いてみてください!よろしくお願いします☆
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2006年12月13日
STARDUST REVUE 25th Anniversary Tour "HOT MENU" 延岡公演 [ ホールライブ ]
思い返すこと4ヶ月前。スターダストレビューの通算26回目となる宮崎ライブは、25歳の誕生日を迎えたばかりでした。そんな記念ライブということもあり、チケットは即ソールドアウト!会場はいつも以上に大盛り上がり♪そして、祝賀ムードたっぷりのいろんな仕掛けが用意され、幅広いファン層への感謝の気持ちのこもった素晴らしいライブでした。・・・・・そんなスタレビのライブが10月1日、今度は延岡総合文化センターで開催されました。意外な事に、これまでの26回の宮崎ライブ中25回が宮崎市での開催。延岡では初のお披露目となりました。くしくも延岡では、このライブより2週間前の9月17日、台風13号による竜巻災害が発生したばかり。全国ニュースなどでその状況を見られたスタレビの皆さんも、被災した延岡のために何か出来ないか?という事を考えてくださっていて、被災地に"頑張ろうや延岡!"というメッセージボードを設置する事となりました。その他にも、今後のツアーでのライブ会場にて義援金箱を設置し、ツアー終了後に延岡市へ送るということです。25周年のお祝いライブでもありつつ、被災した延岡での復興支援ライブの側面も見せた今回のライブ。前回お見せ出来なかった部分も含めてレポートしていますので、ぜひそちらもお楽しみ下さい。やっぱ、要さんのボイス&トークは凄かった!!
(レポート:木原ケイ)
プチュレ presents
STARDUST REVUE 25th Anniversary Tour "HOT MENU" 延岡公演
2006年10月01日(日) 18:00START
at 延岡総合文化センター
協賛 ビューティープランニング
STARDUST REVUE公式H.P. (http://www.s-d-r.jp/)
☆以前のレポートはコチラ☆
STARDUST REVUE関連レポート
■STARDUST REVUE 25th Anniversary Tour "HOT MENU" 宮崎公演
■スターダスト・レビュー根本 要in宮崎
■STARDUST REVUE LIVE ENTERTAINMENT TOUR"AQUA"
■STARDUST REVUE LIVE ENTERTAINMENT TOUR "Heaven"
■ジュピター音楽祭 スターダスト☆レビューin KIJIMA
■JOY FM サマーミッドナイトライブ
さて今回のスタレビ初延岡ライブ。もちろんチケットはあっという間のソールドアウトとなっておりまして、今回残念ながら見に行けなかった方も多かった様です。それだけ人気のあるスタレビライブですので、もちろん会場前 から入り口付近には長蛇の列!そして開場と同時にグッズ販売所と、今回のツアースポンサーでもあるプチュレ特設ブースにも多くの方が詰め掛けられていました。ちなみにプチュレさんでは今回のツアー、来場された方に対してCDジャケット仕様の美容液お試しセットも配られております。
そして会場内に目をやると、期待に満ち溢れた方の熱気ムンムン状態!もちろんステージには前回同様紅白幕が…。今回はこの紅白幕での仕掛けもお伝え出来そうです……。おや?そうこうしている間にいよいよ、スタレビ延岡初ライブの開始を告げるベルが鳴り響きましたようです……。
ベルが鳴り止むと同時に、一瞬の間をおいて客席から大歓声が!なんと、その紅白幕からスタレビの皆さんが登場してきたではありませんか!?これにはお客さんもかなり驚かれたようで、一瞬「?」という感じになったようです。でもすぐに我に返っての大歓声でのお出迎え。まずは要さんからのご挨拶からスタートです。
「デビュー25年目で初の延岡です!という事は次は25年後になるんでしょうか?(笑)今回のツアーは我々25周年のお祝いコンサートなんですが、今回の竜巻の事もあって、いろんな思いで皆さん来られていると思います。是非このライブで日々のストレスを発散していって下さい!最後にきちっとお返しいたしますので(笑)」と、初っ端から要トーク全開!トーク最後には、相変わらずの美しいハーモニーのアカペラをご披露され、この日のライブへの期待感は高まるばかりです・・・!
前回の宮崎ライブ同様、印象的なキーボードから始まる「夢伝説」からスタートした今回のライブ。実は今回のツアー"HOT MENU"では、先行して発売された25周年記念アルバム"HOT MENU"の収録曲全てを演奏し、しかもそのアルバム曲順どおりに演奏され、さらに生の要トークがボーナストラック(?)として聞けるという、まさにスタレビの25年という長い歴史の中でも前代未聞のライブツアーなのです!!「曲よりも大事なトークの時間の為に、ノリの良いバラードが聴けるかもしれませんよ(笑)」とは要さん談です。
もちろん、どちらもスタレビライブには重要です!!(笑)まず前半戦は"RED"のCDからの選曲です。その後も数々のトークのお時間を挟み、名曲「ふたり」や「追憶」、また「トワイライト・アヴェニュー」ではアカペラで披露して下さいました。また、「もっとそばに来て」ではドラムの寺田さんが。「クレイジーラブ」ではベースの柿沼さんがメインボーカルを執られました!このあたりも記念ライブならではデスネ☆
今回は2枚組アルバムの全曲を演奏する長時間ライブという事で、途中休憩をはさんでおります(笑)今回のライブでも、休憩中のゲストとしてD.J.pokkyさんが登場!そこでは、もちろん今回の竜巻の話題となりました。そしてここで延岡市民に嬉しい報告が!
「今回の災害復興にスタレビとしても協力して行きたいという事で、今後のツアー残り7公演の会場で復興支援募金を募っていきたいと思います。ツアー最終日が11月4日となっていますので、その結果はpockyの番組「Weekend JAM」の中で報告しようと思っています!また、今回被災した山下商店街に我々からのメッセージボードを10月4日から設置する事になりました。コチラもぜひご覧になって下さい!頑張ろうや延岡!」
いや、本当に嬉しいですね。その報告後にも、pockyさんと楽しいトークを展開させてくれました。そして、休憩終了を告げるベルが…。いよいよ後半戦のスタートです!
後半は"White"からの選曲という事で、"いのちのこたえ"と"木蘭の涙〜acoustic〜"からのスタートです。いろんなことがこの時点までで起こっているこのライブ。オーディエンス的にも盛り上がらない訳がありません!むしろ、ここまでサービスいっぱいだとずっと興奮しっぱなしで、皆さん大丈夫なんでしょうか?と逆に心配にもなってしまいます(笑)
その後もデビューシングル「シュガーはお年頃」や「Heaven」等お馴染みの名曲がずらっと演奏されているそんな中、メインボーカルをパーカッションの林"ボー"さんが執られ「と・つ・ぜ・ん Fall In Love」を大熱唱!そして、「Goodtimes&Badtimes」ではオーディエンスとバンドがさらに一つとなりコール&レスポンスの大津波が!!そしてその勢いのまま「今夜だけきっと」の演奏へとなだれ込んで参ります!!曲の最後の歌詞「星になった…」の場面では、ステージ後方に流れ星がキラリ☆と流れました…。沸きあがる大歓声!ここで本編は終了となりました。。
メンバーがステージを降りた後、会場内にはもちろんアンコール!の大合唱が鳴り響いております。その声に後押しされるかの様に、数分後メンバーが再登場!
「今回のこの延岡ライブ。これまでのツアー47公演のなかで、一番盛り上がってる!なんていうか、みんなちゃんと曲を聴いてくれてるっていうか、僕達の事を大事にしてくれてるというか。凄く嬉しいです。本当にどうもありがとう」という言葉で始まったアンコールでは、「災害からの復興」という意味も込められての「GET UP MY SOUL」と、ツアーで続いている前回公演会場(今回は佐賀)からのリクエスト「Stay my blue」が演奏されました。そして本日の最後には、25周年の記念ライブという事でお祝いムードいっぱいの「おらが鎮守の村祭り」でめでたく終了!
「皆さんとめぐり合えた事に感謝します。今日のこのライブは、本当に心から楽しかったし、嬉しかったです。この街の一日でも早い完全復興をお祈りします。今日はありがとう!!」というメッセージを残し、スタレビはステージを後にされました。客席を向くと、皆さん本当に心から満足されたようで、喜ばれている方や涙ぐまれている方などあちこちで見受ける事が出来ました。もちろん初の延岡公演は大成功!となりました。
終演後、アンケート回収箱の横に設置された義援金箱には、趣旨に賛同された方々が募金をされていました。(注:今回の延岡公演には市外・県外からも多く来場者がいらしていたという事で、被災地ではありながらも募金箱を設置されたようです)
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そして終演後、特別に地元マスコミ各社への特別インタビューが行なわれました(JOY-FM・ケーブルメディアワイワイ・夕刊デイリー・フリーペーパーen・パワナビが参加)。
「今回の延岡ライブ、ツアー47本目で本当に一番凄いライブでした!何が凄いって、声援とか盛り上がりがとかじゃなく、『聞いてくれていた』事が。バラードなんか物音一つしないし、もしかして寝てるんじゃないかと思うほど(笑)演奏中、お客さんの顔がこちらを一生懸命見てくれていて、本当に嬉しかった。もちろん歓声も凄かったし、なによりバンド演奏に対しての拍手が嬉しかったよね。なんだか僕らも200年くらい着てる様な(笑)延岡のお客さんたちは、理想的な楽しみ方をしてくれたと思う。伝えたい事は全て伝えました。こんなライブはあまりないと思う。」
「災害の後というタイミングもあり、逆に楽しみにしてくれてた様な気がする。モヤモヤした気持ちを発散してくれていれば嬉しいね。今後のリスタートへのきっかけになってもらえれば。この時期って言うのも逆によかったのかもしれない。 募金については、延岡には始めてだったけどニュースの映像で心を痛めていたんだ。僕らに出来る事ってなんだろうって。それからメンバーでいろいろ話し合った時に、「オークションで義援金を募っては?」という意見もあったけど、この会場に来ているのはその被災した延岡の方たち。それはちょっと違うだろうと。結果、この後のツアー7公演で義援金を募ってそれを寄付しようと。例えば一日だけの義援活動でよいみたいな、そんな簡単な事ではいけないと思うんだ。2年前の新潟中越地震が起こった後にも3ヶ所でチャリティーストリートライブを行なった事もあるし。延岡の街に来て、被災の現状も見せてもらって。これは全国に伝えていかなきゃいけない。そのためにもやっぱり義援金を募ろうという事になったんです。また、地元の方々に少しでもここから立ち直るきっかけというかお手伝いが出来ればと思い、山下新天街に僕らからのメッセージボードを設置してもらう事になりました。今回被災された延岡の皆さん、これからも頑張っていきましょう!がんばろや延岡!!」
竜巻発生からちょうど2週間後というタイミングで行なわれた今回のスタレビ延岡初ライブ。皆さんが言われていたとおり、ライブ中のお客さんのノリはこれまで、いろんな会場で私自身が感じたもの以上に素晴らしかったと思います。また、それに応えようとスタレビの皆さんもいつも以上のパフォーマンスを魅せて下さいました。「1回来たからにはもう来ないという訳無いじゃないですか?」といってくれたのは要さんです。毎回半端なく盛り上がる宮崎・大分でのスタレビライブですが、その中間点でもある延岡を大変お気に召されたようでした!また来年以降もどんどん宮崎県内のアチラコチラでスタレビのライブが見れる様になるといいですね!
その後の報告・・・
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さてこのライブの後、沖縄・大阪・埼玉・富山・福井・東京と6都府県7会場で行われたツアーで、スタレビの皆さんは竜巻被害の事をライブの休憩中に話しされ、義援金を募って下さいました。そして集まった義援金総額はなんと、71万3558円にも上りました!!今回の延岡でのライブの休憩中に言われていたように、11月10日オンエアのJOY-FM『DJ POCKY'S RADIO SHOW "WEEKEND JAM" LIVE IN ジャスコ延岡』への生出演の中でその報告をされました。その模様をご覧下さい!!
義援金を延岡市へ送る事となったこの日。延岡入りされた要さんはまず、メッセージボードを送られた被災地、山下新天街を訪られました。当時の現場の写真をじっと見つめられている要さん。現在の復興状況の説明を受け、「逆にこれがきっかけとなって、さらに発展した商店街になるといいですね!」とコメントされていました。
その後、延岡市役所を訪れ、首藤市長(災害対策本部長)に直接、義援金箱を手渡されました。市長との話の中で、「僕らが前面に出るんでなく、このお金は全国のみんなが募金する事に賛同してくれて集まったものなんです。僕らが頑張ったからでは決して無くて、やっぱり全国で延岡を応援している想いの証なんですよね。」といわれていた事が印象に残っています。
以下、要さんのコメント
「ライブの休憩中に、今回被災した延岡の事を話したんです。大変な状況にある事、復興には数多くの支援が必要である事を。お客さんたちはきちんと話を聞いて下さいました。その上で、義援金に協力してくれました。実は今回のライブ、災害発生から2週間後というタイミングの中で、どんな気持ちでステージに上がればいいのか非常に悩みました。笑顔でやってもいいものか?と。延岡に入って車の中から町並みを見ていると、ブルーシートがあちこちに貼っていて。初めは全くそれの意味が解りませんでした。その後、宿泊したホテルのエレベーターホールに「当ホテルの南側の窓が全て割れました」と写真と共に書いてあり、それでようやくこの被害がどういうものであるかと理解できました。
誤解を恐れずに言うと、新しいものを作るうえで、それを壊してより良いものを作り上げていくのが人間の常だと思います。以前よりも強く、美しい街になるようにと思いながら、7公演を行いました。でも、僕らが伝えるべきものは災害の怖さとかではなく、音楽であると。ナーバスではあったけど、それを理解してくださったお客さん方が凄く楽しんでくれた事に対して、嬉しく思っています。」
そして、この日ジャスコ延岡ニューシティー店で行われていたJOY-FM「WEEKEND JAM」の公開生放送に出演。なんとこの日は要さん2時間通しでの生放送出演という事で、いつもの公開生放送時以上の方が会場に来られていました。その中で、延岡市災害対策本部へ義援金を送った事を報告されました。
今回2時間もの出演となっただけに、もちろんトークだけでなくライブも行ってくれることに!「夢伝説」や「今夜だけきっと」などをギターでの弾き語りで歌って下さいました。そして、番組のCM中には会場に来られた方だけにと、「愛してるの続き」も披露して下さいました。会場は、熱気の渦に包まれ、かなりの盛り上がりでした!!義援金だけでなく、歌のプレゼントもしてくださった要さん。「次はいつなのかは分からないけど、必ずまた延岡に来ます!」とおっしゃっていました。今回の義援金の募金活動、本当にありがとうございました。そして、また延岡でライブを行われる事を楽しみにしたいと思います!!
※今回の義援金支援者及び協力コンサート会場
10/1 延岡総合文化センター
10/7 沖縄コンペンション劇場(協力:ビーエムエージェンシー)
10/20 大阪フェスティバルホール(協力:スタレビコンサート事務局)
10/25 草加市文化会館(協力:草加市文化会館)
10/28 富山県新川文化ホール(協力:F.O.B企画 金沢)
10/29 福井ハートピア春江(協力:F.O.B企画 金沢)
11/4 東京昭和女子大学人見記念講堂(協力:SOGO)
11/5 東京昭和女子大学人見記念講堂(協力:SOGO)
ラプソディ(プロダクション事務局/スターダスト・レビューメンバー一同)
ランデブー(ツアー制作/スターダストレビュースタッフ一同)
ビューティープランニング(2006全国ツアー協賛者:本社 宮崎県)
GAKUONユニティフェイス(宮崎プロモーター)
そして、ここでさらにスタレビ情報です!!今年、25周年記念ライブ(全国54公演)を大盛況のうちに終えたばかりのスタレビですが、来年の5月19日には活動25周年の集大成ライブとなる「スターダスト・レビュー 25年に一度の大感謝祭 6時間ライブ おやつ付き」を、さいたまスーパーアリーナで開催する事が決定致しました!!今回の3時間半ライブよりも、さらに2時間半も行われるという異例のスーパーライブ。120%素晴らしいライブになる事は間違いありません!!ぜひこの機会をお見逃し無いように!!!
投稿者 blogpawanavi : 13:27 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月12日
BLACK BOTTOM BRASS BAND "LIFE is PARADE TOUR" [ ライブハウス ]
突然ですが皆さん、お祭りはお好きですか?いきなりこんな質問から始まりました今回のライブレポート。なぜこんな質問を…?とお思いかもしれませんが、実は今回ご紹介するバンド、まさにお祭りのようなライブ!と呼ぶのがピッタリの、楽しくて体が勝手にノリまくってしまうライブを魅せてくれるすんごいバンドなんです!そのバンドとは、3・2・1・ワッショイ!!が合言葉のBLACK BOTTOM BRASS BAND(ブラックボトムブラスバンド)!!5本の管楽器とスネアドラム+バスドラムの打楽器で構成されるこのバンド、なんといっても彼らの一番のウリは「パレード」!楽器の構成を見ても分かるとおり生音でも充分楽しめる事もあって、全国各地のいろんなイベントに引っ張りダコなんです。商店街やショッピングモール等でのイベントにも出演の経験が多く、まさに「お祭り」という言葉がピッタリ♪また、自分達のライブ活動以外にも、本当にたくさんのアーティストさんとも競演されていまして、そんな事からも彼らの音楽性の高さを窺い知ることが出来ます。そんなBLACK BOTTOM BRASS BANDが、12/2に宮崎市にありますWEATHER KINGにてライブを行いました。今回のライブレポートではその日の模様をお伝えしようと思います!「ワッショイ!」という言葉がよく似合う、本当に楽しいライブでした☆
(レポート:木原ケイ)
BLACK BOTTOM BRASS BAND "LIFE is PARADE TOUR"
開催日:2006年12月2日(日)
会場:WEATHER KING
取材協力:GAKUONユニティフェイス
BLACK BOTTOM BRASS BAND公式ホームページ↓
http://www.j-welnet.com/bbbb/
☆以前のBLACK BOTTOM BRASS BAND関連レポート☆
■JUPITER音楽祭2005
■UMK PHOENIX JAM Night2004
B.B.B.B(BLACK BOTTOM BRASS BANDの略)は基本的にインストバンド。という事で当日はオープニングアクトとして、インスト繋がりという意味も込めて地元宮崎のオーセンティックスカバンド"WAVE ISLAND"が出演されました。コチラのバンド、昨年は日本有数のスカのバンドが出演する「BIG SHOT」というイベントにも出演。全国的に通用する実力を持つバンドです。この日はレゲエの名曲「Don't Worry Be Happy」のスカバージョンやオリジナル曲を披露してくれました。会場内はいい感じに盛り上がり、いよいよ本日のメインゲスト、B.B.B.Bの登場となりましたっ☆
毎回趣向を凝らしたステージを行っているB.B.B.Bの皆さん。本日もやっぱりやってくれました♪会場後方の観客入り口から、パレード方式で「マーチング」を演奏しながらの登場です!いやぁ〜、いつ見てもこのパレードは見ている側を楽しくさせてくれます☆すぐ側で生音に包まれながら音楽を楽しめる。これこそまさに「生」=「Live」!この後のステージングも非常に楽しみです!!
ライブでは前半から「We are groovy,Like a sunshine!」というフレーズを会場の全員で輪唱のようにして歌った「こんにちは」や、B.B.B.Bの代表作ともいえる「ワッショイブギ」が飛び出し、観客も一体になってライブを楽しんでおります。B.B.B.Bと会場の全員で「ワッショイ!」と叫ぶのは、非っ常ぉ〜〜に気持ちがいい!!このテンションで、果たして最後まで持つんだろうか?と思わせる程に前半から飛ばしまくりです。。
今回のツアーでは、ニューアルバム「LIFE is PARADE」のナンバーを中心に披露しているB.B.B.B。ライブ中盤では沖縄の雰囲気が心地よく伝わる「ハイサイマンボ」やあの鬼平犯科帳のテーマsongを彼ら風にアレンジした「鬼平」、またローリングストーンズの代表作「サティスファクション」等も演奏されました。
そしていよいよライブは佳境へ突入!「三宮RUDE BOYS」では、曲の途中のコーラス部分を宮崎の名物の名前に変更して会場と共に歌い、その後は夜の浜辺を連想させる「潮騒のテーマ」。そして彼らの生まれ育った神戸をイメージした「We Love KOBE」で本編は終了!…したんですが、すぐにアンコールの声がかかり、一旦ステージをハケたと思ったらあっという間に戻ってきてくれました☆
アンコールでは、会場から「今日誕生日なんです!」という声が上がり、B.B.B.B流の「HAPPY BIRTHDAY」を演奏!メンバーは全く予定になかった様ですが(笑)、まるで用意していたかのように素晴らしい演奏を披露してくれました!これは嬉しいプレゼントですね☆その後、人間のほとばしる情熱を思わせる「月に吠える」を演奏し、いよいよ本日ラストの演奏へ!もちろん最後は「パレード」がバンドのスタイルだけに、客席に下りての「聖者の行進」は、クリスマスも近い事もあってこの時期にピッタリなオーラス曲となりました!!
どうでした?この日のライブ。卓越した演奏技術を持つB.B.B.Bの皆さんは、フジロックに代表される全国での夏フェス会場で大人気なのはもちろんの事、学校などでライブを披露すると共に楽器のレクチャーなどもなさっている様です。また、昨年発生したアメリカのニューオリンズでの水害発生時にも日本国内で募金活動を行い、現地で復興支援ライブを行うなど様々な活動を行われているようです。トランペット、トロンボーン、テナー、ソプラノ・アルト・バリトンサックス、そしてホルンとスネアドラムにバスドラム。いわゆる弦楽器の類は使わずに、管楽器のメロディーと打楽器のリズムのみのニューオリンズスタイルでの演奏を行うB.B.B.B。知っている曲も彼らが演奏すると全く違う様に聞こえてしまうんですが、管楽器特有のゴージャス且つユーモアに溢れた音色が奏でる音楽は、楽しさや喜びの感情が高ぶらずにいられません。「ワッショイ」と「パレード」という2つの大きなテーマを掲げライブを行うB.B.B.Bのライブでは勝手に体が踊ってしまう感覚に陥ってしまいます。。次にまた宮崎にライブに来られる時には、ぜひ多くのみんなで「パレード」を楽しみつつ、「ワッショイ!」と両手を空に高く上げて素晴らしい音楽を楽しみましょう!!
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2006年12月09日
WAYNOライブin日向 [ ホールライブ ]
みなさんは普段どんなジャンルの音楽を聴いていますか?ロック?ジャズ?クラシック?とジャンルはありますが、フォルクローレはいかがでしょうか?もしかすると、普段はあまり聞かない方も多いかもしれませんね・・・しかし、CMや映画、ドラマなどいろんなところでフォルクローレと呼ばる音楽は流れているので「聞いたことがない」という人も居ないのではないでしょうか? 今回は11月2日に日向市文化交流センターで開催された「WAYNO(ウェイノ)」のライブの模様をレポートいたします。
(レポート:甲斐英利)
WAYNOin日向
WAYNO〜太古の記憶が蘇る〜
日時:11月2日(木)
日向市文化交流センター(小ホール)
今回日向でのWAYNOライブでお世話になったBUCKAYROの寺尾さんと受付の皆さん。今回のライブは100名限定!チケットを手に出来なかった方もいらっしゃったのではないでしょうか?会場はステージと客席の距離もなく音楽を肌で感じられる事が出来ました。
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■WAYNOプロフィール
1989年ペルー出身のルイス・ビルチェレスにより結成される。アンデス民謡の古典から伝統的な中にもスペイン・アフリカ・カリブの要素が入った現代の曲や自作曲など幅広く、ニューヨークを中心にアメリカ・ヨーロッパで演奏活動を行っており、最近では、国連祭やニューヨーク自然博物館でも演奏。また映画「座・トライアル・オブ・フェントリス・ウォータール」、TVタイムライフシリーズ「オスト・シビゼーション〜インカ古代の秘密〜」でも彼らの音楽が使われいる。日本でも、各地でのコンサートライブ演奏はもとより、寺院・学校・病院などへの訪問演奏も行い、好評を得ている(イベントパンフレットより)
ステージ登場したメンバーの皆さん、最初にベースの谷中さんが衣装やフォルクローレの音楽の歴史や、ルイスさん(右上写真)の話を通訳しながらペルーの気候やストリートチルドレンの現状などを話してくださいました。
ライブが始まり、演奏を聞く前にペルーの話などを聞けたのがとても良かったと思いました。 ケーナ・サンポーニャという楽器の独特の響きが遠く離れた南米の景色を連想させてくれます・・・陽気な中にもどこか切なさがあったり、どこか、懐かしかったり・・・もちろん、それは他のギター・チャランゴ・パーカッションなどの楽器の音があってこそなんですけどね・・・
そして、忘れてはいけないベースの谷中さん。ペルーの音楽と日本の感性がニューヨークで出会うことで、他のフォルクローレバンドと一線を画し、さらにWAYNOが日本でも多くの地域で受け入れられているのだと思いました。WAYNOにとっては日本は遠い国でもあり、また故郷でもあるんですね (笑
後半からは、熊本からこの日の為に駆けつけてくれたペルーダンスの皆さんが3度に渡って登場!毎回、違うダンスと衣装でライブに花を添えてくれました。最後は踊れるお客さんは踊りで参加、他のお客さんは立ち上がったり、手拍子で一緒に盛り上がりました。
同じ南米でもサルサやタンゴなどとは又ちがった魅力のあるダンスでした。
今回のWAYNOライブはただ音楽を聴くだけでなく、その音楽の歴史や背景、楽器の造りや生い立ちなども聞けてジャンルでいうところのフォルクローレだけでなく、もともとの「民間伝承」という意味でも勉強になり、楽しむ事が出来ました。今回、残念ながら見逃した皆さんは、年に2回ほど来日されているので、次の機会にはぜひ皆さんもWAYNOの音楽に触れてみてください。
終演後は出演者の皆さん全員揃ってお見送り&サイン・握手会。お互い言葉はわからずとも、「良かったです!」「ありがとうございます」といった表情や、ジェスチャーで通じ合っているように見えました。最後の写真は南米産のフェアトレードコーヒー豆で、お客さんにお土産として配られたものです。
※フェアトレードとは?
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2006年12月05日
CRAZY KEN BAND GALAXY TOUR 2K6 [ ホールライブ ]
2006年11月4日(土)、宮崎県立芸術劇場・演劇ホールにて、今回で3度目の宮崎公演となります「CRAZY KEN BAND GALAXY TOUR 2K6」がおこなわれました。特に宮崎にも熱狂的なファンの多いCRAZY KEN BANDだけに生のライブは久々というファンも多く会場は満員!また、開演まえから出来た長い列にはCKBオリジナルファッションアイテムを身に着けて来場されるファンの多さも目に付きました。開演の時間となり、白のスーツにピンクのシャツ、そしてピンクのハットといった、今秋発売された最新アルバム「GALAXY」のジャケットそのままの衣装で横山 剣さんがステージに登場すると、会場が壊れそうになるほどの大歓声があがりました。演奏内容は、前半は最新アルバムからの楽曲を中心に、そして中盤から後半は、様々な楽しいコーナーを挟みつつ定番ナンバーを披露。さらに横山 剣さんひとりだけのキーボード弾き語りコーナーがあったり、ファンには涙もののプレゼントコーナーがあったりと、ファンにとっては短すぎる約3時間のステージとなりました。
(レポート:松田秀人)
取材協力:Hot Stuff GAKUONユニティフェイス
CKB公式HP:http://www.crazykenband.com/
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●最新アルバム「GALAXY」
BSCL-30041 3150円(税)
2006年9月20日発売 発売元 サブスタンス
1 INTRO:GALAXY
2 ハマのアンバサダー w/FIRE BALL and PAPA B
3 AMANOGAWA
4 eye catch:銀河の間
5 メリメリ
6 Shock HAWAIIAN Shock
7 混沌料理
8 Growl:魂の唸り
9 アイワナゲチョラ w/Q from Rappagariya
10 ゆっくり跳ねる音楽
11 俺たちの海坊主
12 HONOLULU BBQ
13 eye catch:How zit?
14 秋になっちゃった
15 黒い傷跡のブルース
16 ドクロ町ツイスト
17 プレイボーイ・ツイスト
18 ミニスカハコスカヨコハマヨコスカ
19 B.B.B.B.B
20 eye catch:GALAXY 4 Fantasy
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●会場風景
会場となった宮崎県立芸術劇場・演劇ホールは開演前から長蛇の列・・・。その中でもひときわ目を引かれたのはCKBオリジナルファッションアイテムを身に着けたファン達!特にグッズの多いCKBだけにこの日も開演前からグッズ販売のコーナーはかなり盛り上がっていました。ちなみに、グッズに関してはCKB公式ホームページからインターネット販売をしておりますので、興味のある方は是非のぞいてみてください。
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●ライブ風景
今回のステージセットで面白かったのは、背景に設置された大型モニターです。実物の剣さんとモニターの中の剣さんが同じ動きをしていたり、モニターと掛け合いをしたり、歌詞の内容がそのままアニメーションになっていたりと楽曲ごとに様々な演出がなされ、いつもより2倍楽しいステージになりました。
さてここからはライブの内容をご紹介します。まずはオープニング!「GALAXY TOUR」というタイトルどおり、宇宙をイメージした動画が背景に流れる中メンバーが登場!まだ照明についていないというのに、早くも満員の会場は総立ち!とそこへ最新アルバム「GALAXY」 とまったく同じ衣装で現れた剣さんが、おなじみのキメポーズをすると、会場からは割れんばかりの声援がおくられました。そして声援に応えるように剣さんが「こんな素敵なみなさんと約3時間過ごせるなんて嬉しいです。それぞれのスタイルでCKBのステージをお楽しみください。」といいつつ、「来年はCKB結成10周年を迎えるので張り切って演奏します!」というファンにとっては嬉しい告知などもありました。前半の内容としては最新アルバム「GALAXY」 が中心・・・。メリメリをはじめShock HAWAIIAN Shock、eye catch:GALAXY 4 Fantasy、プレイボーイ・ツイストなどを演奏。また長者町ブルースの演奏中には、ステージ上ににある白いラックから、剣さんがCDを取り出しプレゼントをするといった嬉しい場面もありました。その他、せぷてんばぁ、レッドライトヨコハマなどを演奏。
中盤はHONOLULU BBQ、秋になっちゃった、ハマのアンバサダー、その他を演奏。なんといっても目玉?は剣さんによるソプラノ笛の独奏・・・「実は音楽をやるきっかけとなったのは、ソプラノ笛がうまくふけたこと」といいつつ「命がけで吹きます」と言って、ピンカラ兄弟の曲を披露してくれました。そしてお客様アンケートのコーナーでは、ファンの書き込みにコメントしていく剣さんが印象的でした。たとえば「宮崎に来てくれてありがとうございます。剣さんを追いかけて早4年、年はとりましたが気持ちは二十歳です」には「CKBのキャッチフレーズは生涯現役ですから、死ぬまで頑張ります」と答え、「日向市でCKBの楽曲タイトル"発光!深夜族"を店名として使わせていただきバーを営んでいます!」には「いや〜いいですね!お店の名前にでしたら、うちの曲名でよろしければどんどん使ってください」といった感じで何通かを紹介しアンケートを書かれたファンへもステージから直接声をかけたりしていました。
またトリオ・ザ・ドッグホーンズにも「3人だけのアルバムをださないんですか?」という質問があり、「Tシャツは2種類作りましたけど、アルバムを出す野望はありません(笑)」との回答で会場を笑わせていました。
さらにギタリストの小野瀬さんには「今も勝負パンツですか?」という問いには「勝負の日はタイガーパンティーです。今日は元気を出すために赤です!」と回答すると、すかさず剣さんが「タイガーといえばタイガー&ドラゴンだよね!」と同名曲へつなぎ、曲中では「お待たせいたしました真っ赤なパンツをはいた小野瀬雅生ショーの始まりです」との掛け声から、テクニックあり、そしてお笑い有りの楽しいギターソロが展開されました。エッジの効いたオーバードライブサウンドでテクニカルなフレーズを弾いたとおもったら、次の瞬間にはリバーブたっぷりのサーフミュージックを気持ちいいアーミングできかせてくれたり、キーボードとの掛け合いを聞かせてくれたりと、まさにてんこ盛りのギターショータイムでした。
そして後半は京浜狂走曲、黒い傷跡のブルース〜けむり、ミニスカハコスカヨコハマヨコスカ、発光!深夜族、べレット1600GT、ダンス天国と続き、お待ちかねのGTへ!お決まりの手拍子&振り付けで子ども達が一緒に踊っていたのがかわいかったです。そしてアンコールでは、ジャパニーズ・ロックンロール・クラシックやファーストアルバムから"空っぽの街角"を聞かせてくれました。さらに、ファンからのリクエストで予定に無い"香港グランプリショートバージョン"を演奏したかと思えば、葉山ツイストでは、アクションドラマさながらの演技も見せてくれました。そして特に印象的だったのは、!「やれなかった曲がいっぱいあるので・・・」と自宅での作曲時に使っている愛用のキーボードのみを抱えてステージに登場した剣さんのなんとも心憎いばかりの弾き語りコーナー。ファンからのリクエストに応え、学生時代に作ったという"シンデレラリバティー"はじめ、懐かしい曲を何曲も歌っていました。最後は最新アルバム「GALAXY」に収録されている"12月17日"という曲を、バンドの演奏でしっとりと聞かせてくれてこの日のライブは終了しました。
ちなみに、横浜出身で宮崎に来て7年になる私としては、いつもCKBの曲を聴くたびに、故郷の思い出が大きな塊となって押し寄せ、なんとも切ない気分になってします。それほど、街の様子やノリ、そして体温が伝わってくるのです。特にライブのMCなどで「○○のトンネルを抜けると○○が見えてきて・・・」といった解説の後に、歌われると、いい年をしていながらキュンとなってしまいます。でも、それらの切ない塊が聞き終わった後にはフワ〜っと暖かいものに変わるのがやめられない理由でもあります。今日のライブでも、たっぷりとそんな気分に浸らせてもらいました。CKBのみなさんありがとうございました。
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第2回清花祭「エイジアエンジニア SPECIAL LIVE」 [ イベントライブ ]
文化の秋!県内様々な学校で学園祭が開催されてますが、宮崎大学学園祭には「エイジアエンジニア in オーシャンドーム」であっついライブを見せてくれた「エイジアエンジニア」が登場! 雨の心配がありましたが、学生の熱い気持ちも天に通じ見事に晴れ! 当初予定された中央ステージでは開催されませんでしたが、学生以外のお客さんも駆けつけ学園祭のラストにふさわしい盛り上がりを見せました!今回のレポートでは写真を中心に「盛り上がり」をご覧下さい!
■第2回清花祭(宮崎大学学園祭)
「エイジアエンジニア SPECIAL LIVE」
・11月19日 ・宮崎大学キャンパス
■エイジアエンジニア ホームページ
http://www.asiaengineer.jp/
■関連レポート
エイジアエンジニア in オーシャンドーム
リハーサルからすでにライブのような盛り上がり…手作りTシャツをメンバーにプレゼントする人もいて学園祭ならではの雰囲気です♪ そして、学祭実行委員が挨拶を済ませたらいよいよライブスタート!
ターンテーブルから曲のイントロが流れ始めメンバーが次々に登場!リハーサルでの盛り上がりもあり、のっけからお客さん、メンバーもテンションはMAX状態!まさにーパーエンターテイナー!
エイジアエンジニアのライブの魅力はとにかく楽しい!「ポジティブ工房 スマイル職人」というプロフィール通りライブを見ていると身体がついつい動きだし、自然と笑顔になってくる。4人の声・言葉がキャッチーなメロディにのって身体に入ってきます! そして、「見て楽しい」ということも大きなポイント!空間を縦横無尽に格好良く、そして時にコミカルに動き回るステージングはライブでしか味わえない最大の魅力です!
当たりは薄暗くなり、メロディアスなナンバーが続いた中盤では目に涙を浮かべるファンの姿も少なくありませんでした。それにしても、アーティストもお客さんも一緒になって、見て聞いて歌って踊れて泣けるエイジアエンジニアのライブは学園祭に本当にピッタリとはまっていました!「距離が近い」というのを通り越して、一緒にライブをしているといった感じです。学生さん達にも本当によい想い出になったのではないでしょうか?
ライブ終了後は、サイン・握手会でファンと交流♪そして実行委員会との交流。学生からの感謝の挨拶の後にエイジアエンジニアからも「こちらこそよんでいただいてありがとうございました!」と深々とお礼が!これには学生達も感動♪これまでの準備などでたまっていた疲れやストレスも一気に吹き飛んだんではないでしょうか?