« 2006年09月 | メイン | 2006年11月 »
2006年10月26日
米倉利紀 Concert tour 2006 [ ホールライブ ]
10月15日(日)、宮崎市民文化ホール(宮崎市)で行われた米倉利紀さんのライブに行ってきました。私事ではありますが、実は小学生のころから米倉さんのファンで、たびたび楽曲を耳にしています。そんな事から今回のレポートをとても楽しみにしていました。驚いたことにレポートの依頼を受けた日の朝、米倉さんの「Yes,I do」が頭の中に流れており、「レポートお願いします!」という内容の電話の内容に、「電話の主は私が米倉さんのファンだという事は知らないはずなのに・・・」とちょっとびっくりしつつも「これは何かの縁では?」と勝手に思ったりしています!ライブレポートは初めての経験だったので戸惑いもありましたが、私が体感した、感動と興奮を皆さんにもお伝えできればと思います。
(レポート:カオル 撮影:甲斐英利)
米倉利紀 Concert tour 2006
―gotta crush on…..volume. three―“fall back”
10月15日(日)
宮崎市民文化ホール
■fallback関連レポート
米倉利紀"fall back"インストアライブin宮崎
今回はニューアルバムの発売に合わせた全国ツアーということで、会場となった宮崎市民文化ホールにも、県内外から多くのファンが駆けつけ、長蛇の列は会場外にまで及びました。歌声もルックスもとっても魅力的な米倉さん。一見、女性ファンばかりかと思いきや、中にはカップルで来られたファンの方や、子供さんを連れてご家族でいらっしゃったファンも方もいました。米倉さんの歌声や音楽性はもちろんのこと、明るくユーモラスなキャラクターであることも、幅広い年齢層に支持されている理由の一つなのかもしれませんね。
会場のフロアへ入ると、今回のツアーに合わせて様々なグッズが販売されていました。中でもわたしが気になったのがこの右上の写真のDVD。なんとこのDVDを購入すると市場では手に入らないミニうちわがもれなくプレゼントされるんです!こんな嬉しい特典があるのもライブならではの楽しみですよね。
そしていよいよ会場内へ・・・始めてのライブレポートで憧れの米倉さんに会えるということもあり、期待は膨らみ緊張も次第に高まっていきました。会場内のファンも米倉さんの登場を今か今かと待ち、興奮を抑えきれない様子でした。
そしていよいよライブスタート。紫色のスポットライトに照らされた米倉さんが姿を現すとともに、会場は総立ちになり、拍手の嵐。米倉さんの圧倒的な歌唱力と存在感に魅了されると共に、ファンの方々の熱気も伝わってきました。
様々なジャンルの曲を情熱的に歌い上げた今回のライブ・・・。米倉さんの甘く力強い歌声には、ついつい引き込まれてしまいます。中でも、「大丈夫、諦めないで、笑顔でいつづけようよ・・・」というとてもシンプルな歌詞が私の心に強く響き、人間味あふれる優しいメロディーが自然と身体の中に溶け込んでとても素直な気持ちで聴くことができました。
途中、MCで米倉さんは今回のNEWアルバムについて「Fall backは、自分の寛げる空間でソファーにゆっくりと凭れ掛ってリラックスして楽しめるようなアルバムになっています」と話してくださいました。そういった意味で、この日のステージには左上の写真のように米倉さんの大好きなイラストレーター茂本ヒデキチさんの作品も掲げられ、ソファーなどのインテリアにもこだわっており、まるで米倉さんのお部屋に遊びに行ったような、そんな気分でリラックスして楽しむことが出来ました。
そして今回“fall back”ツアーに参戦して一番驚いたこと。それは米倉さんとファンとの距離がとっても近いと言うこと。演奏中は勿論のこと、MCの間もファンとの掛け合いがとっても多く、米倉さんのプライベートのお話まで聞くことが出来、思わず時間が経つのを忘れてしまう程でした。米倉さんの音楽を通して、名前も知らなかった人同士が同じ空間で一体となって分かち合う興奮と喜びを心と身体で満喫することが出来ました。
・終演後の一コマ
終演後の楽屋前にてFM宮崎でお馴染みのDJポッキーさんと米倉さん。
コンサートに遊びに来ていたDJポッキーさん、久々の再会にお二人の話も弾んでいました。
投稿者 blogpawanavi : 12:22 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月20日
Spiritメジャーデビュー激励会 [ イベントライブ ]
結成から5年。ついにメジャーアーティストへ!Spirit激励会!
みなさん、ニュースです!パワナビでもすっかりおなじみの延岡出身の女性デュオ「Spirit」が、な、なんと来月11月22日に全国的にも老舗の「コロムビアレコード」より念願のメジャーファーストシングル『セレブレイション/虹』で全国デビューを果たすこととなりました!それを受けて先月、マリエールオークパイン延岡にて、"Spirit激励会"が開催されました。県北地区を中心に活動されていたSpirit。この日は、彼女らと同世代の方から、ご年配の方まで、本当に幅広い多くの方々が出席されていて、二人を温かく見守り思いっきり背中を押して全国に送り出そう!という空気で満たされていました。ユニット結成の5年前から、このパワナビでもSpiritのたくさんのステージをご紹介してきましたが、今回のレポートではその日の模様をお届けすると共に、その注目のメジャーデビューシングル『セレブレイション/虹』の先行予約の情報もお伝えしようと思います。
(レポート:パワナビ☆ケイ撮影:パワナビ甲斐)
Spiritメジャーデビュー激励会
日時::2006年9月29日
会場:マリエールオークパイン延岡
Spirit公式H.P. http://www.pawanavi.com/sb/
Spirit公式Blog http://tomokana.seesaa.net/
デビューシングル『セレブレイション/虹』の発売まで2ヶ月を切った先月末に、200名以上の方々を招き激励会は開催されました。新聞社やテレビ局などマスコミ関係者もたくさん出席されていて、Spiritに対する期待の高さを感じました。会の開始前で緊張気味なSpiritのお二人ですが、TV取材のカメラを向けられればいつもの笑顔でご挨拶♪そうこうしているうちに気付けばいつのまにか本番のお時間です。たくさんの人で埋め尽くされているこの会場で、今日はどういったステージを披露してくれるんでしょうか?
定刻となり、会場内の照明が落とされました…。そして聞こえてきたのはお二人の歌声…。。いよいよ今日の激励会のスタートです!!会場後方から入場してきた彼女達が歌うのはもちろん、セレブレイション!!
二人のステキなハーモニーで幕を開けた今日の激励会は、たくさんの地元の方々が発起人となり開催されました。そんな方々を代表して、延岡観光協会会長の田丸 眞さん。延岡市商工部長の飯干 泰志さんがご挨拶をされました。そして、延岡アポロ石油の南 裕之さんがデビューを祝う祝杯のご発声をされました!その後もたくさんの方に声をかけられる本日の主役Spiritです。
そして再度、会場の照明が落ちると同時に、会場後ろのスクリーンになにやら映像が映し出されます…。それはこの日のために作成された「Spirit5年間の軌跡VTR」!結成のきっかけとなった「BSジュニアのど自慢全国グランプリ大会」の模様や、その後の数々のステージが映し出されました。そしてそのVTRが終わり、いよいよSpiritのステージの開始!一曲目はシングルのカップリング曲『虹』からスタートです!
そしてステージ中盤では、Spiritのプロデューサーでお二人の所属事務所"Stylish Blue"の社長でもある金子 裕則さんと一緒に『3つの花』を歌う場面も!その後も金子さんはデビュー曲『哀歌』を披露され、この日の二人を祝福されました。そしてお二人の衣装も変わり、いよいよステージは後半へ突入。
ゴールデンゲームス延岡のイメージソング『逆転のランナー』や、『夏のままで』を披露すると、会場の盛り上がりは最高潮へ達しました!そして、昨年、ニューヨーク グランドゼロで平和へのメッセージを込め現地で歌った「願い」を熱唱した所でステージは終了となりました。歌い終わった彼女達にたくさんの花束が贈られると、お二人の目にうっすらと光るものが…。きっと、これだけたくさんの方が背中を支えて下さっているという事を再確認し、嬉しさのあまりこみ上げたものなんでしょうね…
そして、この日会場に訪れた方々に感謝の挨拶を行なうSpirit。たくさんの方が来られている会場ですが、すべての方一人ひとりにキチント挨拶をされていました。もちろん中には記念写真を撮影される方も。そうして、すべてのテーブルを回った頃、会場から「アンコール」の声が!そしてそれはあっという間に会場全体からの声となり、かなりの大音量となりました!これは嬉しいハプニング☆アンコールに応えての曲はもちろん、『セレブレイション』です!!
この日、たくさんの花束を貰ったSpiritですが、終演後改めて発起人の方から、この日までの大変な道のりと、これからの活動を激励する花束を手渡されました。その花束は、プロデューサーの金子さんにも渡されました。この激励を受けて、Spiritの智美さんは「今日報告できて本当に嬉しいです。宮崎だけでなく、全国的にも知られて、たくさんの方のために歌っていきたいと思います!」 佳那江さんは「いつまでも魂のこもった歌を歌い続けていきたいと思います!」というメッセージを会場内の方に送られました。そして再度、会場内から起こったアンコールに応えて『セレブレイション』を歌ったあと、万歳三唱を行いこの会は終了となりました!
会終了後、ロビーに設置されたシングル特別先行予約ブースではたくさんの方が立ち寄り予約をされていました。そしてステージを終えたお二人も、お客さんのお見送りに出て来られ、たくさんの方と記念撮影を行なわれていました。ちなみに下の3ショットの写真中央は、お二人のメイクを担当されている通称"幸ねぇ"さんです。そして、今日の会に出席していた我々パワナビ編集部の3人もこの日の記念撮影をお願いしてみました(笑)どうです?意外とポーズ決まってないですか?(笑)
それでは最後に、Spiritのお二人からメッセージを頂いておりますのでそちらをご覧下さい!
高津 智美(緑衣装)
「思えば5年前、歌うことが趣味だった私達がたくさんの方々に支えられたおかげで、いよいよここまで辿り着きました。でも、ようやくスタート地点に辿り着いたばかりです。この日の事を忘れずに、これからもずっと走り続けていこうと思います!皆さん、応援の程よろしくお願いします!!」
高本 佳那江(オレンジ衣装)
「この日までの5年間、長かったような気もしますがあっという間でした。今日も、こんなにたくさんの方々が激励に来てくださって、幸せな感動で胸がいっぱいです。このたくさんの方の期待を裏切らないように、これからも二人でこのハーモニーを全国のたくさんの人に伝えていきたいと思います!そして、紅白を目指します!!(笑)」
いよいよメジャーデビューが目前となったSpiritのお二人。これまでも、たくさんの笑顔とハーモニーで楽しませてくれましたが、更に上を目指して今後の活動に期待したいと思います!
それでは、メジャーデビューシングル『セレブレイション/虹』の先行予約の情報です!
Spirit メジャーデビューシングル
『セレブレイション/虹』(QACS-10001,定価¥1050)
すでに、ジャスコ延岡店内のCDショップ"We's"では、予約予定枚数に達した為、受付が終了しております!お急ぎ、お近くのCDショップにてご予約頂きますようにお願い致します。ちなみに、本日20日までにご予約いただくと、オリコンヒットチャートへ確実に加算されるようです。もし間に合わなくても、お急ぎご予約いただければ、加算されるようですのでぜひよろしくお願い致しますとのことでした。
また、同時にファンクラブ会員も募集中との事です。会員ならではのオトクな内容盛りだくさんとなっているようですので、ぜひコチラもご活用下さい!
投稿者 blogpawanavi : 19:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月18日
美々川音楽祭2006 [ イベントライブ ]
10月7日(土)、県北を中心とした県内のアマチュア13バンドが出演したライブイベント「美々川音楽祭2006」が美郷町西郷区「石峠レイクランド・芝生広場ステージ」にて開催されました。今回で6回目となるこのイベント・・・昨年は台風14号の影響から中止となってしまいましたが、実行委員会の熱い思いから、1年ぶりの復活となりました。今回のレポートでは、実行委員会による出演13バンドの紹介を交え当日の会場の模様をご紹介したいと思います。
(レポート:松田秀人)
主催:美々川音楽祭2006実行委員会
石峠レイクランド公式ホームページ↓
URL:http://www.kiraratv.jp/lakeland/
===============================================
●会場風景
▲左:左から音響・照明:AVC前田さん、司会:佐藤さん、杉本実行委員長
▲右:1年ぶりの再結成となった、ナス&キューリック
===============================================
●バンド紹介
※紹介文は実行委員会によるものです。紹介は出演順となります。
===============================================
●heather
バンド紹介
日向高校生で結成されたバンドです。今回のライブのスタートを飾るにふさわしい、パワフルな演奏を聞かせてくれます。
===============================================
●H's-B ハイスクール・ボーイズ
バンド紹介
当、美郷町西郷区の高校生を中心に結成したバンドです。高校生最後の思い出となる、素晴らしいステージを展開してくれると思います。
===============================================
●MAY STORM
バンド紹介
当、美郷町北郷区のバンド。前年度のこの音楽祭に向けて結成されたバンドです。残念ながら前年度は中止となってしまったので、今年は二年分燃えています☆
===============================================
●バーニー
バンド紹介
西郷の国際交流員。昨年アメリカのロスからこの地にやってきました。流暢な西郷弁も聞く事ができます!ちなみにギターの師匠はLANDINGの小野さんです。
===============================================
●なばっこ4
バンド紹介
諸塚村からの出場。今回で名前のとうり4回目の出場となる常連のバンドさんです。ギターの甲斐君のプレイに注目!
===============================================
●ナックル
バンド紹介
西郷出身の田原君がやって来ました。身も心も長渕です。今回唯一のアコースティックバンドです。剛コールお願いします。
===============================================
●THE SUB STUFF
バンド紹介
日向市からの出場です。このバンド只者ではありません。なんとドラムが7才の龍生くん。うまい、すごくうまい。宮崎のライブハウス等にも出演し、各メディアにも取り上げられている逸材です。
===============================================
●サザンウインド
バンド紹介
日向市からの出場。あれ、ギターの人どこかで見たような・・・?そうです、前回までLANDINGでドラムを叩いていた児玉さんです。実力派のメンバーを従え、今回カントリーバンドとして出演です。
===============================================
●ほびーず
バンド紹介
こちらのバンドも日向市からの参加です。管内のイベント等にも積極的に参加しています。アニメ系の曲をお届けします。メンバー全員かなりの達人。ほんとうに楽しいステージになると思いますよ!
===============================================
●3GIGABYTE
バンド紹介
宮崎市から来て頂きました。UMKジャムナイト等、多くのステージを経験、UMK土曜のニューステーマ曲も提供しているバンドです。すごいバンドです。楽しみです。
===============================================
●NOISE
バンド紹介
日向市東郷町から出場の常連さん。いつも楽しいステージを展開してくれます。なんと、本日ベースの福畑君と、コーラス美那子ちゃんが入籍しました。みんなでおめでとうコールお願いします!
===============================================
●ナス&キューリック
バンド紹介
なんと、あの伝説のナスキュウが本日限りの再結成!島根県からメンバー二名が急遽帰省し、このライブのために一夜だけの再結成をしてくれました。必ずみんなを楽しませてくれると思います。
===============================================
●LANDING
バンド紹介
最後を飾るのは地元西郷区のバンドLANDINGです!今回はブラスパート不在のステージになります。いつもとチョッと違うよ。頑張りますから応援してね!
===============================================
昨年の台風災害を乗り越えて、一年越しの開催となった「美々川音楽祭2006」ですが、今年の開催に至るまでには、杉本実行委員長のイベントに対する情熱はじめ、実行委員会の皆さんや地元の方々の努力があったようです。そんなことから、今年に関しては、私もイベント当日の朝、どこまでも続く青空をみて凄〜くホッとしました。また来年もこのイベントで合えるのを楽しみにしています。出演者ならびに関係者のみなさん、取材にご協力ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
投稿者 matsuda : 17:36 | コメント (3) | トラックバック
2006年10月11日
米倉利紀in宮崎"fall back" [ インタビューPR ]
いよいよ10月15日に宮崎市民文化ホールでコンサートが開催される米倉利紀さん。今回のレポートでは、8月23日に発売されたアルバム"fall back"に関するインタビューに、タワーレコード宮崎店で開催されたインストアイベントの模様を織り交ぜてご紹介いたします!
(レポート:☆パワナビ甲斐)
米倉利紀公式ホームページ
http://www.toshinoriyonekura.com/
取材協力
タワレコード宮崎店・MRTMicc
宮崎でも数多くのファンに支持されている米倉さん。甘く切ないバラードからダンサブルな楽曲、そして、ファン達の心を鷲づかみにするような人間味あふれるトーク。そんなことからコンサート会場では米倉さんが、思わず照れ笑いするくらい盛り上がります。最近は男性ファンが年々増え続けているそうですが、なんといってもファンの中心となっているのは米倉さんと同世代の女性達・・・。ライブ会場は、一緒に歌って、踊って、泣いて、笑って…時間と空間を共有できる場所。そこで、米倉さんとお客さんを繋ぐ「音楽」・・・「前回のアルバムでは自分の事を伝える土台を作って、今回のアルバムでは自分のスタイルが伝えられればと思います。」と米倉さんは最初に語ってくれました。それは、どんなスタイルなのか、どんな気持ちで聞こうか。そもそも"fall back"とはどんな意味なのか?落ちる?戻る?
↑インストアでは異例の?ホール・ステージでのライブ・・・・・。宮崎での人気の高さの証拠です。ちなみにこの日は朝から整理券が発行されました・・・
---それでは、まず今回の"fall back"というタイトルについて。実際の意味合いなどを教えて下さい。
"fall back"とはスラングで「リラックスして楽しむ」という意味があるんです。子供の頃に歌い、聞いてワクワクしていた歌謡曲のように音楽を純粋に楽しみたい。そんな純粋に楽しめる僕らしい曲を作りたかったんです。皆さんにもリラックスして楽しんで聞いてもらいたい。人によって、「リラックス」の状態って様々だと思うんですよね。シチュエーションも様々だから、いろんな人の、それぞれの「リラックス」した状態・スタイルで自由に楽しんで聞いてもらえたら良いと思うんです。
---そういえば、自分はよく車の中で音楽をきくのですが、一人で運転してるあの空間が今の自分には一番リラックス出来る場所なのかもしれません・・・米倉さんのアルバムも車の中で聞き込みましたから!知らず知らずに「リラックスして」楽しんでいたようです(笑) では、制作時の米倉さんも?
今回のアルバムの曲達は、とってもリラックスした状態で書けていると思います。レコーディングも本当に充実していました。今まで何度も一緒に音楽を作ってきたアレンジャーさんとは今まで以上に息の合った作業が出来ましたし、今回が初めての方とも良い緊張感の中で楽しくレコーディングが出来ました。
↑登場のアナウンスとともにご覧の盛り上がり。この後、ほぼ総立ち。
---そんな雰囲気の中、出来たアルバムですが、自分には楽器の”生音”がとてもすんなりと入って来ました。これは意識されたものなんですか?
今回のアルバムですが、実はリズム系は殆ど「打ち込み」で機械的な音が多いんです。でも自分の周りの人からも「今回の生音良いね〜」って言われるんですよね。小さな音でも楽器やアーティストの音がうまく主張してくれているのだと思います。生楽器ならではの現場での掛け合いもありますし、音と心の臨場感を感じてもらえるのは嬉しいですね。
---米倉さんは以前コンサートで自分にとっては「声」が楽器で、いわゆる楽器がは弾けてたら・・・と。また、ヴォーカリストとバンドという感じではなく同じ立場で一緒に音楽をつくりたいとおっしゃっていましたが。
そうですね、今回のレコーディングでも、他の楽器との兼ね合いもそうなんですが、自分の声でコーラスを数多く重ねています。それは例えば、ギタリストの方がレコーディングで幾重にも音色を重ねたりするのと同じ。今回のツアーでも他のメンバーの方達のアイデアをいろいろと吸収しつつ皆で作っていきたいですね。
↑「ほんま、うるさいなぁ〜笑」と愛のムチに会場はさらに大喜び☆うるさいと言われるのがうるさくて騒いでるのか?と思う程(笑) 写真右:このアルバムジャケットのパネルがこの後大変な事に!
---では、詩の面からの聞きどころというか、こういう部分を聞いて欲しいというところはありますか?
曲は昔から即興で歌ったりするのが好きで、そのノリで自然に口ずさんだものの中から気に入ったメロディーを自宅の留守電に残したりするんですが、歌詞は書きためてしまうと、夜中に書いたラブレターみたいに後から見ると恥ずかしいので、頭の中にストックしていますね。リアルな気持ちや考え方を正直に書いています。そして、ラブソングでも恋愛以外のメッセージも込めているので、皆さんにうまく伝わっていると とても嬉しいです。
↑実は両サイドのお客さんは実物の米倉さんがこのパネルに隠れてうまく見えなかったらしく、「パネルの米倉さん」は邪魔者扱い(笑) 「ごめんねぇ〜おれじゃまやねぇ〜」
---それでは最後に、10月15日の宮崎でのコンサートにむけての想いを聞かせて下さい。
新しいシングル・アルバムの曲はもちろん、15周年を前に、この14年間をみなさんと一緒に振り返りながら楽しめればいいなと思っています。宮崎のみなさんには本当に温かく応援していただいています。また一緒に楽しい時間を過ごしましょう!
---コンサート本当に楽しみにしています!今日はどうもありがとうございました! あっあの、コンサートのMCが楽しすぎていつも大笑いしてるんですが、ネタ考えたりしてるんですか?
実は、ステージに上がるまでMCの内容は考えてません (笑) でも、普段から、「笑いたい」「楽しみたい」って気持ちが強いですね。 MCはいつもテトリスのような感じですね。こまめに積んで消して「アハハハっ」ってこともあるし、積んで積んで「ドーン」とテトリスしたり 笑。 だから、各会場のお客さんの反応で、いい意味で毎回変わっていきますね。
↑最後の最後まで見送り続けるファンの皆さんに対して、米倉さんもしっかり答えてくれます。本当に距離のないすばらしいインストアライブでした♪
-----------------------------------------------
とても、鋭いまなざしで想いを語る米倉さんも、冗談をいっておどけてみせる米倉さんも、どちらも自然な「米倉利紀」そのもので、それらがスマートに表現できることが魅力の秘密だと感じました。
「今回のアルバムは夏に発売しましたが、多くのみなさんの耳に届くのは秋ぐらいでしょうか、インスタントの音楽ではなく、じっくりと冬になっても、春になってもいいなぁと感じてもらえたら嬉しいです。永遠に輝き続けるダイヤモンドのように」
米倉さんのホームページではアルバム・シングル共に、セルフライナーノーツがご覧頂けます!ライナーノーツを読みながらアルバムを聞くのも良いですね!あなたにとって一番「リラックスして楽しめる」環境でぜひ"fall back"を聞いてみてください!
投稿者 blogpawanavi : 02:39 | コメント (1) | トラックバック
2006年10月02日
JUPITER 音楽祭2006 KIJIMA JAM INN [ イベントライブ ]
お待たせしました!『夏』といえば「お祭り」「花火」だったりと、人それぞれ違うとは思いますが、ここ何年かですっかり定着したのが「野外音楽イベント」(通称夏フェス)!だとおもいます。今年の夏も全国各地で開催された夏フェス!そして、7月15日(土)に開催された「JUPITER 音楽祭2006 KIJIMA JAM INN」は、全国の夏フェスの中でもトップを切って開催される、いわば「夏の始まりを告げる」イベントなのです!しかも、JUPITERという名前からも分かる様に城島遊園地の代名詞でもある、6万本の米松から作られている木製コースター「JUPITER」の壮大な光景をバックにステージが組まれています。このような普段ではありえない環境の下、「copa salvo」「SunSet Swish」「bird」「SOUL'd OUT」「PE'Z」と、今回も幅広いジャンルのミュージシャンがアツいライブを繰り広げられました。その模様を今回はたっぷりとお伝えしたいと思います!!秋の夜長にごゆっくりお楽しみ下さい!
(レポート:木原 撮影:甲斐)
JUPITER 音楽祭2006 KIJIMA JAM INN
7月15日(土)開催
主催:TOSテレビ大分
取材協力:城島後楽園遊園地・GAKUONユニティフェイス
昨年のレポート(http://www.pawanavi.com/sound/2005/kijima/index.htm)
一昨年のレポート(http://www.pawanavi.com/sound/2004/0807jupiter/index.htm)
遊園地での開催という事もあり、開場前にはジュピターをはじめバードマンやポセイドン等を楽しまれた方も多かったようです。ライブ前に同じ場所でこういった楽しみ方ができるのも遊園地開催ならではですね☆さて、そうしている内にいつの間にか開場のお時間です。今年のジュピター音楽祭のトップを飾ったのは、現在バラエティ番組のエンディングテーマにもなっている3rdシングル「ハダカの約束」が発売されたばかりの「上條ひとみ」さんです!
■アーティスト紹介
上條ひとみ
ホームページ:http://www.aint.co.jp/h-kamijyo/
数多くのファッション雑誌、TVCFで、モデル・タレントとして活躍。切なく透明感溢れる声と女性にも支持される清潔感溢れるルックスで、様々なメディアですでに熱狂的なファンを獲得。女性ヴォーカリストの王道にして普遍の魅力を携えた上條ひとみに、ご注目下さい。(H.Pより抜粋)
「皆さん、こんにちわ!暑いけど、最後まで盛り上がって行きましょう!」というコメントに観客側からも歓声が上がり、きっちりトップバッターの重責を果たされました。上條さんはこの日の総合MCも兼任されていて、ステージの後にはテレビ大分のキャラクター"トスキー"とともに、今回の幅広いジャンルのアーティストの紹介をうまくつないで更に分かりやすく盛り上げられていました。
そして、次に登場したのがラテンロッカーズの異名を持ち、音楽と同様、メンバーもアッツアツのコチラのバンド「copa salvo」です!
copa salvo
ホームページ:http://www.copasalvo.com/
2000年4月結成。03年キューバでの初海外録音CDを発表し、夏の野外フェス&韓国での初の海外ライヴを敢行。05年1月東京ワンマンライヴ〜25ヵ所の全国ツアー〜6月代官山UNIT『plants festival』ツアーファイナルまで激走。年末には4年ぶり12inchアナログ(限定2枚組)をリリース。さらに、FUJI ROCK FES‘05などの巨大イベントにも参加して話題を呼ぶ。06年はついに5thCD『MANGO-OLOGY』を3月22日リリース。(H.Pより抜粋)
そのイカつい見た目とは打って変わって(失礼!)ラテン音楽をベースに、独特の高い音楽性をこれでもか!といわんばかりに聞かせてくれるcopa salvoの面々。この日が今年最初の野外フェス出演だったようで、福岡で毎年開催されている「福岡SunSet Live2006」にも4年連続の出演が決まっているようです。
3人のパーカッションの醸し出すタテノリのリズムが、暑かったこの日の気温とミックスし、観客のテンションをガンガンに上げていきました。「テレビも入ってるし、もっともっとノッていこうぜ!」というMCも入り、最初からこんなに盛り上がっていいのか?と思うほどの盛り上がりを見せました。
そして、その熱気も覚めやらぬ中、続きましての登場はイケメン3人組の「SunSet Swish」の登場です!
SunSet Swish
ホームページ:http://www.sunsetswish.com/
2004年2月,高校時代の「ツレ」三人で結成。大阪・枚方ブロウダウンで初ライヴ。その後、関西地区でストリートライブと同時にライヴハウスに数々出演。透明で情感に満ちた佐伯大介(Vocal)の声に、冨田勇樹(Guitar)のギターが熱量と色彩を添え、石田順三(Piano)のピアノが潤いと奥行きを与える。降り注ぐピアノサウンドと思わずキュンとするハイトーンヴォイス。そして流れるメロディックギター。この理想的なコンビネーションが抱え持つ可能性は無限だ!! (H.Pより抜粋)
3人お揃いのポロシャツで登場のSunSet Swish。ストリートでも全国各地でライブを行なってきた彼らは、過去には九州各地でも行なっていたようです。"SunSet"という名前の通り、"夕暮れ時"を連想させるような爽やかな曲調の彼ら。なかでもVoの優しく透明感のある声は、そこにいる人たちを優しく包み込むようにゆったりとした気持ちにさせてくれます。
また、そんな音楽性とは打って変わって、MCの方では関西出身ということもあってか、会場を爆笑の渦に巻き込む場面も多々ありました☆これからも全国各地を回っていかれるそうで、今後も目が離せませんよ♪
そして、そんな優しい空気感を受けて次に登場したのは「bird」!
bird
ホームページ:http://www.bird-watch.net/
99年「SOULS」でデビュー。1stアルバム「bird」は70万枚を売上、日本ゴールドディスク新人賞を獲得。歌詞と歌声を武器に、あらゆる音楽ジャンルの壁を軽々と飛び越え活躍するその姿勢は、ライブも含めいずれも高い評価を得ている。06年10/4には2年振りとなるオリジナル・アルバム発売。ニューアルバムでは冨田恵一/冨田ラボをプロデューサーに迎え、birdの新たな音世界がスタート。2007年2月にはbird 2007 LIVE !「BREATH」も決定 (H.Pより抜粋)
今回はギターとパーカッションでアコースティックな編成となったbird。その独特の歌声をしっかりと披露してくれました。デビューシングルの「SOULS」や、「空の瞳」等のヒットナンバーはもちろん、約2年振りとなるニューシングル「SPARKLES」も披露されました。
"出産"という、女性として人生の中でも大きい経験をされ、今回ステージに立ったbird。一回り大きくなった彼女のパワーを存分に感じる、最高のステージでした。また、今回が大分でのライブは初めてだったようで(遊園地でのライブも)、「また絶対ライブしたいと思います」とMCでも話されていました。
さて、そんなしっとりとした時間の後は、大盛り上がりの時間です!いよいよ、「SOUL'd OUT」の登場です!
SOUL'd OUT
ホームページ:http://www.souldoutweb.com/
99年結成。主に楽曲制作を軸としてグループとしてのキャリアをスタートさせ、2001年頃から東京を中心としてCLUBでライブ活動を本格的に開始。今や、名実共に日本を代表するラップグループとなった。2MC+Trackmasterの三人が、Hip Hop・ソウルクラシックス・R&Bなどのブラックミュージックをルーツに繰り出す、オリジナルのサウンドスタイルとパフォーマンスは圧巻。2006年9月27日にリリースした最新シングル「Starlight Destiny」は、オリコンウィークリーチャート初登場6位と自己記録を更新。もはやHip Hop/R&Bの枠を超えたモンスター・グループとして進化し続けている。(H.Pより抜粋)
SOUL'd OUTの登場と共に、一気に沸き返る会場内!ここからは、まるで「CLUB JUPITER」と言いたくなるような時間となりました。Main MCのDiggy-MO'の繰り出す高速弾丸ラップと、Bro.Hiの驚異的ヒューマン・ビートボックスに、会場はもうある種のトランス状態に陥りました。デビューシングル"ウェカピポ"や"Dream Drive"が鳴り響く頃には、最高潮のアゲアゲ状態!
圧巻だったのは、Bro.Hiのビートボックスに日本の名曲"上を向いて歩こう"をミックスした瞬間!人間の口からこれだけの様々な"音"がでてくるのには、正直あっけにとられてしまいました。そんなステージが終わる頃、会場には幻想的な雰囲気が漂ってきました!!!
そんなステキな時間に今回のトリを飾るべく登場したのは、昨年に続いての出演となった「PE'Z」です!
PE'Z
ホームページ:http://www.worldapart.co.jp/pez/
2000年ライヴハウスやクラブなどで精力的な活動を始める。昨年には、NHKホールでのライブに加えイギリスのマンチェスターやロンドンオランダはアムステルダムでのライブも成功させ、その圧倒的かつ独創的なパフォーマンスによりその名を世界中に轟かせている。7/19に発売された最新カバーアルバム「日本のジャズ -SAMURAI SPIRIT-」では独自のグルーブ、そして豪華な選曲でライブの興奮を余すところ無く再現。その高い個人技・PE'Zというバンドの底力を、ライブ会場で痛感して下さい!!(H.Pより抜粋)
昨年のこのイベント出演後、大分では3回目となった今回のPE'Z。最近では、アメリカやヨーロッパなど、世界各国でライブを行なっている彼らの武器は、なんといってもその圧倒的なライブパフォーマンス!ストリートライブで培ってきたその演奏力や音楽性は、まさに日本の誇りといっても過言ではないほど。そんな彼らの登場に、会場内の期待感は否が応にも盛り上がってきます。
ベースソロから始まった今回のPE'Zは、"Hale no sola sita〜LA YELLOW SAMBA〜"や、発売されたばかりのカバーアルバムから、"用心棒"や"みずいろの雨"も披露されました。そしてついにここでライブ終了!!
終演後、会場では打ち上げ花火が夜空を包み、このステキな一日を更にステキにしてくれました☆
その後、遊園地内には先程聴いた覚えのある爽快な音楽が……
な、なんと先程ライブを行なったばかりのSunSet Swishの"シークレットサプライズライブ"が開催されたのです!先程までイベント会場にいた方以外にも、たくさんの方が20万個のイルミネーションに彩られた会場に集まって、このアツい夏の夜を音楽と共に楽しんでいられました。
このように毎年、夏の到来を感じさせてくれるJUPITER音楽祭。野外のイベントを楽しみ、普段とは違ったシチュエーションの遊園地をも楽しめる…と、他の夏フェス会場では味わえない光景がいっぱいです。今年、参加できなかった方はぜひ来年参加してみてください。きっと、たくさんの楽しい出来事が起こる事間違い無しですよ☆