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2006年09月21日
WEATHER KING 10周年記念 2DAY'S LIVE EVENT [ ライブハウス ]
9月17日(日)18日(月祝)、宮崎市にあるライブハウス「WEATHER KING」では、オープン10周年を記念するライブイベントが開催されました。二日間に渡り行われた10周年記念ライブには、県内各地よりオープン当時から付き合いのあるベテランバンドから、これから本格的な活動を開始しようという若手バンドまで総勢22組が集まりオリジナリティ溢れるパフォーマンスで「おめでとう!」の気持ちを表現し会場を盛り上げました。このイベントは本来なら同日に都農ワイナリーの野外特設ステージで行われるはずでしたが、台風13号の影響により野外での開催が不可能となり「WEATHER KING」での開催となりました。オーナーの玉井さんの話しによると「うちが大きなイベントを開催する時はいつも台風がくるんですよ、名前がいけないのかな・・・?」との事・・・。ちなみにWEATHER KINGとは「天気」とはいうものの、空の天気ではなく「気分・機嫌」「お調子者」を意味するそうです。キングというぐらいだから、そうとうな「気分屋さん」なわけで、大きなイベントの時はご機嫌斜めの事が多いようですね(笑)・・・。という事で、今回は悪天候が予想される中、たくさんのバンドとお客さんで賑わった、2DAY'S LIVEの初日にあたる9月17日の模様を、出演バンドからの「10周年おめでとうメッセージ」を添えてご紹介したいと思います。
(文:松田秀人 撮影:甲斐英利)
(※誠に申し訳ございませんが、9月18日の模様に関しましては出演バンド名のみの掲載とさせていただきます。ご了承のほどよろしくお願いいたします。)
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●17日の会場風景
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●バンドからのおめでとうメッセージ!
※出演順
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DRUNKEN MASTER
バンドからのコメント〜Shiiba/Vo Gu↓
このたびは10周年おめでとうございます!僕たちのバンドは、WEATHER KINGにお世話になってから3年ぐらいなのですが、今回の10周年記念2DAYライブの初日のトップを飾れて本当に嬉しいです!ぜひ、20周年時も一発目はDRUNKEN MASTERでお願いします。それまで僕たちもしっかりとバンドを続けていきます。
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BANJAX
バンドからのコメント〜そうしろう/Vo↓
WEATHER KINGでの思い出は、なんといっても玉井さんの結婚式で、玉井さんがドラム叩いているときですね!あんなに幸せそうにしている玉井さんをはじめて見ました。とても印象に残っています。オヤヂになってもずっと続けてくださいね!PS:うちのギタリストは玉井さんに似てます・・・・・。
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山猿
バンドからのコメント〜トシ/Vo↓
まずは10周年おめでとうございます。実は山猿を結成して初めてのライブハウス経験がWEATHER KINGで、その時「これがライブハウスか」と感動した思い出があります。これからも20周年、30周年記念ライブに参加できればと思います。大変だと思いますが、宮崎・・・そして延岡のミュージックシーンもひっぱっていってください!
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ZA-OZZ
バンドからのコメント〜ツカダ/Vo Gu↓
10周年おめでとうございます。WEATHER KINGとの付き合いは約3年になります。横道坊主のオープニングアクトをやらせてもらってから、バンド仲間が増えた事が一番の思い出です。また、これからも10年、20年と頑張っていきましょう!
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凡
バンドからのコメント〜コウダ/Vo↓
旧WEATHER KINGで凡が始まり今日に至ります。凄く有名なバントとブッキングさせてもらい緊張した事とか、たくさんの思い出があります。WEATHER KINGに育ててもらった僕たちが、僕たちなりの恩返しを考えたとき、ここで学んだ様々な経験を糧にし、これからも真剣にバンド活動をつづけていくことだと思いました。10周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。
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SUN BURST
バンドからのコメント〜オオイシ/Gu↓
このたびは10周年おめでとうございます。とにかく我らは毎月のように出演させてもらい、ここで成長していったバンドなので思い出がありすぎてひとことでは語れません。これからも今まで同様にお世話になると思いますので、これからも頑張ってくださいね!
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VOICE SIN DIRECTION
バンドからのコメント〜ユミエ/Dr↓
WEATHER KINGにはオープン時からお世話になっています。10年前にオープン告知のチラシを配った記憶があります。その時から、もう10年もたったなんて信じられません。これからもバンド達の心のよりどころとして、20年、30年と続けてくださいね!10周年おめでとうございます!そして、ありがとうございます☆
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THE SUS (+MC:MURA=LEFTY)
バンドからのコメント〜手島/Vo Gu↓
THE SUS結成以前から既に存在していて、今も宮崎には欠かす事のできないライブハウスとなっているWEATHER KINGの10周年記念イベントに出演できて光栄です。今回は悪天候という事で、会場が都農ワイナリーからWEATHER KINGになりましたが、ホームタウンが延岡のうちとしては、いろんな意味で忘れる事のできないライブとなりました。これからも嵐に負けない強いライブハウスであってください。僕らも頑張ります。10周年おめでとうございます。
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SKANK★
バンドからのコメント〜サオリ/Vo↓
10周年おめでとうございます。SKANK★自体は2年前からお世話になっているんですけど、個人的には4年ぐらいになります!私たちのバンドは管楽器があるのですが、いつも音のバランスに気を使ってくれるのでとても演奏しやすいです。ありがとうございます。10周年といわず50周年目指して頑張ってください☆その時私もちゃんと歌ってますから(笑)。
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BLASH
バンドからのコメント〜シンヤ/Vo Gu↓
WEATHER KINGは僕たちを成長させてくれたライブです。これから10年先もここで歌えたらいいな〜と思っています。10周年おめでとうございます。
バンドからのコメント〜エリカ/Vo↓
10周年おめでとうございます。WEATHER KINGは大好きなライブハウスです。これからもよろしくお願いします☆
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●18日出演バンド
(出演順)
SPICA
AIR GROOVE
GOP
GLICO's Market
ガドリングスガバンド
HAPPY herb PIZZA
泣虫パンチ
TORU
BIRD YEARS
スポンジポンヂ
なわや
ARISING SUN
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●スタッフのコメント
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オーナー:タマイさん
コメント↓
あいにくですが台風13号の影響で会場が変更になってしまいました。本当は都農ワイナリーの特設野外ステージで開催する予定だったので、できればみんなのためにも晴れてほしかったですね・・・。ライブハウスの名前に「ウェザー」っていう言葉が入っていながら、いや、いるためか?大きなイベントの時は必ず台風や大雨に当たってしまうんです。オープニングレセプションも台風だったし、オレンジレンジが出演したFM-Qリーグのイベントもでした。まあ、ウェザーとはいうものの、ウェザーキングの本当の意味は「気分屋」「お調子者」なんです。そんな「お調子者」がやっているから、天気のほうも気分でコロっと変わってしまうのかもしれません。でも、今回出演してくれたバンドたちや、いつも付き合いのあるバンドならびに関係者の皆さんには本当に感謝しています。めでたく10周年を迎えられたのも、そんな皆さんに支えられてきたからに他なりません。これからも、いろんな出来事がおこるでしょうが、どんな天気の時でもめげずに頑張っていきたいとおもいますので、今後ともよろしくお願いします。今回、実行できなかった野外ライブに関しても、めげずに再度企画します。できれば来年の春頃の開催を目指して頑張ります。さらに只今、延岡にWEATHER KINGをオープンするべく奮闘中です!また詳細が決定したらお知らせしますので、そちらも合わせてよろしくお願いします。
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ブッキング担当:ウエダさん
(VOICE SIN DIRECTION/Vo Ba)
コメント↓
WEATHER KINGでは年間を通して、かなりの数のバンドがライブを行います。時代によってバンドシーンも変化していくのでしょうが、昔はライブハウスも少なく、手軽に演奏を聞かせる場がなかったので、出演者とお客さんがひとつになってライブイベント自体を作り上げていたように感じられます。「どうにかしてライブがやりたい、演奏がしたい!」という気持ちが見ている側にもヒシヒシと伝わってきました。しかし今の宮崎のバンドシーンを見ると、ライブハウスの数が増えた事によってバンドのほうが自由にライブハウスを選べる時代となりました。また、コンピューター技術の進歩からCD等の音源製作も個人レベルで簡単に、安価でできるようになりました。インターネットなどを活用すれば、自分たちの作品を多くの人にあまり苦労せず聞かせる事ができる環境が整ったといえます。15年前と比べればかなりの違いがあります。その反面、あまりに簡単にステージに上がれたり、音源が作れたりしててしまうため、バンドにとって一番大切な「バンドスピリット」を確立する機会が少なくなった事は事実だと思います。実際はこのスピリットがしっかりしていなければ、いいライブはできないと思います。現代はバンドも多様化し間口も広くなった分、自由度は増してしるのでしょうが、そんな大切な「バンドスピリット」を先輩達からじっくりと受け継ぐ仕組みもなくなってしまっているのです。だからこそ、WEATHER KINGとしては、今後、全国に羽ばたきたいという夢を持った若いバンドマン達に、演奏する場だけでなく「バンドスピリット」も伝えていきたいと思っています。そして、バンドのみなさんが、振り返った時に「いい経験を積むことができたな〜」と思ってもらえるような、質の高いライブハウスを目指して頑張りたいと思います。地元のバンドが盛り上がる事で店のレベルが上がり、店のレベルが上がることでいいバンドが育ち、また地元が盛り上がる・・・そんな、意味のある連鎖を期待しています。今後は20周年に向けて、ブッキング担当としてもプレイヤーとしても、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。
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音響担当:キヨシさん
コメント↓
ここで音響をやるようになって4年が過ぎました。本当にいいバンドが多く、こちらのほうが鍛えられたといっても過言ではありません。今はバンドの人達と楽しい時間を過ごさせてもらっています。そんな時間を過ごせるのもWEATHER KINGがあるからだと思います。今後も、カッコイイバンドにたくさん集まってもらえるような店造りを心がけ、もっともっと、音響という仕事を楽しみたいと思います。そして現場では、できる限りいい音で演奏してもらい、またお客様には楽しんでもらいたいので、僕も自分が感じた事を素直にみなさんに伝えますので、みなさんもどんどん意見をぶつけてきてください。一緒にカッコイイバンドサウンドを作っていきましょう!これからもよろしくお願いします。
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■WEATHER KING公式ホームページ↓
URL:http://weatherking.org/
■WEATHER KING 10周年記念 2DAY'S LIVE EVENT告知↓
URL:http://www.pawanavi.com/human2/archives/2006/09/weather_king_sa.html
投稿者 matsuda : 11:34 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月19日
Fried Pride LIVE in MIYAZAKI [ ライブハウス ]
8月30日(水)、宮崎市「SR-BOX」では、宮崎初ワンマンとなる「Fried Pride」のライブが行われた。今年の6月21日に6枚目のニューアルバム「Musicream」がリリースされたばかりという、絶好のタイミングだけに"フラプラファン"としては嬉しいばかり!さらにこの日が九州沖縄ツアーの最終日だったこともあり、ステージ上のパフォーマンスも最後の追い込みとばかりに冴え渡っていた。そんなことから、会場はライブ開始と同時に異様な興奮につつまれ大合唱の連続!大ホール並の盛り上りを見せた。演奏もヴォーカル&ギターという実にシンプルな最小ユニットながら、「Fried Pride」に詰まっている底なしのアイデアを感じ取る事ができた!「6枚目にして初の日本語に挑戦!」と表記のあるニューアルバムからも井上陽水の「リバーサイド・ホテル」やゴスペラーズの「永遠に」を独特のアレンジで披露!とにかく二人で何でもこなしてしまうFried Prideの魅力は、ヴォーカルShihoの日本人離れした変幻自在かつ背骨から搾り出すようなソウルフルな歌声に加え、世のギターヒーローをミックスジュースにしたような横田明紀男の超絶ギターが絶妙にからみあい、技術と情熱をぶつけあうスリリングな展開がてんこ盛りされているところだろう。そんな事から、多分にテクニカル色の強いステージをイメージしがちだが、間近でみる「Fried Pride」のライブは、「あの曲のこのテクニックが・・・」なんていうのが恥ずかしくなってしまうほど情熱的だった。変な表現かもしれないが、勢いにのったどんな若手アーティストより、新鮮で活きがよかったと感じる事ができた。今回のレポートで「Fried Pride」のお二人の「活きのよさ」がちゃんと伝わるか心配でならない・・・。
(文:松田秀人 撮影:甲斐英利)
■Fried Pride公式ホームページ↓
URL:http://www.friedpride.com/
■ビクターエンターテイメントFried Prideホームページ↓
URL:http://www.jvcmusic.co.jp/friedpride/
■Fried Prideブログ「フラリプラリ」↓
URL:http://yaplog.jp/friedpride/
開催日:2006年08月30日(水)
会場:SR-BOX
取材協力:株式会社ホリプロ ガクオンユニティフェイス
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●ニューアルバム 「Musicream」
Fried Pride待望のニューアルバムは、6枚目にして初の日本語に挑戦!JAZZ/ROCK/POPというカテゴリーを遥かに超越した“フラプラ流POPアルバム”完成!!
「Musicream」
VICJ-61356
\3,000(tax in)
2006.6.21 RELEASE
01. 君の瞳に恋してる(Boys Town Gang)
02. リバーサイド・ホテル(井上陽水)
03. 接吻 KISS(Original Love)
04. Nightbirds(Shakatak)
05. Words With Wings(Fried Prideオリジナル曲)
06. Get Down To Me(Fried Prideオリジナル曲)
07. Midas Touch(山下達郎)
08. 永遠に(The Gospellers)
09. Higher Ground(Stevie Wonder)
10. La La Means I Love You(The Jackson Five)
※アルバムに関する詳細はこちらをクリック!試聴可能です
■ビクターエンターテイメントホームページ↓
URL:http://www.jvcmusic.co.jp/friedpride/
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● プロフィール
「Fried Pride」
類まれなる歌唱力と表現力を併せ持つハートフルヴォーカリストShihoと、超絶技巧のスーパーギタリスト横田明紀男の二人からなるジャズを超えたジャズユニット。2001年9月、日本人初の米国コンコード・レーベルからアルバム「Fried Pride」でデビュー。日本人離れした歌唱力とアルバムクオリティーの高さ、誰にも真似できないギタープレイで各方面から大きな注目を浴びる。その後、定期的にアルバムを発表。2004年8月にリリースした4thアルバム「That's my Way」ではグラミー賞アーティストでもある"マーカス・ミラー"、"ギル・ゴールドスタイン"、"マイク・マイニエリ"と共に作品を製作。この作品をきっかけに本格的に海外での活動をスタートさせた。現在までに米国ニューヨーク・ブルーノートをはじめ、数々の海外公演やイベントに出演する。2005年5月リリースの5thアルバム「two,too」でも更なる進化を魅せオリコンジャズチャート3位を記録。常に現在に満足せず、新たな可能性に二人で挑戦し続け、独自のサウンドやプレイスタイルはもちろん、ワールドワイドな活動を積極的に行い、多くの人々を魅了している。そして、いよいよ初の日本語に挑戦した6枚目のアルバム「Musicream」を2006年6月21日にリリースした。
■さらに詳しいプロフィールはこちら↓
(Fried Pride公式ホームページ"profile"より)
URL:http://www.friedpride.com/body/profile.html
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●ライブ風景
会場:SR-BOX
2001年、初の日本人アーティストとして名門ジャズレーベル「コンコード」から1stアルバム「FRIED PRIDE」でデビューして以来、毎年1枚づつアルバムを発表し、今年6月21日にリリースしたばかりのニューアルバム「Musicream」を引提げての、宮崎"初"ワンマンとなった今回のライブだが、私個人的には数年前に宮崎の野外イベント「UMK PHOENIX JAM Night」でライブを体験している。確か当時は1stアルバムを聞いて「なんだこの凄い人達は?」とか言っているところにタイミングよく「宮崎に来るみたいですよ〜」という情報が入り、宮崎でも頻繁に1stのジャンピング・ジャック・フラッシュなどが流れはじめていた・・・。さらに何かの番組でディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を演奏しているのを見て「リッチーの影なんかありゃしない・・・女性Voも、こりゃ〜えらくカッコイイぞ・・・」と、生"フラプラ"を見るのを心待ちにしていた記憶がある。たぶん、3rdに収録されたスモーク・オン・ザ・ウォーターはラジオからも頻繁に流れてはいなかったので、アルバムでいうと2nd発売直後の2002年ではなかったろうか?しかし、JAM Nightの野外ステージは大きかったので、"フラプラ"の表情までは確認できなかったが、それでも、二人の表情を感じたような気になれたので「流石だな〜」と思った。
そんな、思い出の"フラプラ"をもっと近くで熱く体感できる機会が来た!8月30日(水)宮崎SR-BOX!「今度は顔のシワの1本1本までしっかりと見てやろう!」そんな事を心に決めながら、延岡から宮崎に向かう間、車の中ではずっと「Musicream」を聴いていた。今回は「日本語に挑戦!」とのキャッチコピーがあったのだが、よくよく考えてみると日本人が日本語に挑戦というのもおかしな話だ・・・。しかし、いざアルバムを聴いてみると「なるほど!」と、あらためて思わせてくれるほど"フラプラ"の楽曲は世界に向けられている。決して日本人に向けられた日本語ではなく、日本を含めた世界の人々に日本語のメロディーを紹介しているのである。何故か4曲目のシャカタクの「Nightbirds」から5・6曲目のオリジナル、そして7曲目の山下達郎「Midas Touch」への流れに妙にはまってしまい、何度も4〜7曲目を聞き返した。そうこうしているうちに、SR-BOXに到着。スタッフの方と取材の打ち合わせを済ました後、時間があったので一旦外に出て開演ギリギリに会場に戻ると、すでに座席は満席で一部立ち見も出ていた。BGMが止まり、開演となった・・・。ブルーのライトの中に現れたヴォーカルのShihoさんは、以前のイメージとは違うロングヘアー!英語の歌を歌っていると、まるで外国人アーティストを見ているよう。ショートの時よりもロックミュージシャンっぽくてワイルドに感じられる。ブログ(フラリプラリ)の中で髪型が徐々に変わったのは知っていたが、今回のロングはまったく想像していなかったので、とても新鮮でカッコイイ!もしかしたら又、髪型がかわるかもしれないので、ロング時のShihoさんを見れたのは個人的にラッキーだったかも。ギターの横田さんはいつもの横田さんだったので安心した。
・・・と、もの思いにふけって?いると既に1曲目が始まっている・・・。曲はスティービー・ワンダーのパート・タイム・ラバー!二人は以前見たJAM Nightの大きなステージと違い、ライブハウスの小さなステージの上でイスに腰掛け演奏しているのだが、これが何故か?ステージ狭しと動きまわっているように見えるから不思議・・・。ヴォーカルの声も、マイクを通しているのか生声なのか分からないくらい迫力がある。そして超絶技巧ギターの演奏はいつもの如く素晴らしい!自分の中では「超絶」などという言葉で済ましてしまうのが恥ずかしいのだが、超絶は超絶なので「超絶」と書いた!
初めて間近に見る"フラプラ"を前にいろいろと思いをめぐらせていたら、1曲目が終わってしまった。2曲目のララ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユーはニューアルバムにも収録されている誰もがどこかで一度は聴いた事がある曲。まだ2曲目だというのに会場が大合唱になっていた。Shihoさんの宮崎ライブ第一声が「プリーズゆびパッチン!」だったのには、思わず噴出してしまった・・・。
曲間のMCでは横田さんに「アキオコール」まで起こり、変に盛り上がっていた(笑)。そんな客席に向けて、お二人はこんな事を言っていた。
Shihoさん:「みなさんこんばんは!今回は宮崎初のワンマンライブという事なんですが、実はワンマンというのが初で、宮崎でのライブは2回目です。3〜4年前にUMK PHOENIX JAM Nightという野外イベントに出演したんですが、その時は台風の影響で外出できませんでした。だから、昨日やっと宮崎の街に出て、名物の地鶏のもも焼きを食べました!初のワンマンライブだったので、いろいろ心配な事もあったけど、こうしてみなんさんが集まってくれて新しい出会いがあるのが嬉しいです。みなさんリラックスしてくださいね!私も、ここ私ん家ィ〜☆ぐらいでやってますから!」
横田さん:「アキオコールありがとう!でも、ヨコタコールはあるけど、アキオ、アキオっていうのは小学校の運動会以来のレアな出来事です。前回、宮崎に来た時は台風だったけど、今回は天気がよくてよかったです」
このほかにも横田さんは、低くて渋い声ながら、微妙に面白いギャグを連発していた。
この日の5曲目は、4thアルバムのトップを飾るオリジナル曲「ザッツ・マイ・ウェイ」!演奏する前にShihoさんが「この曲は今日SR-BOXにいらしている女性の皆さんだけにおくります」とコメントし、この曲にこめられた「これが私のやりかた!」というメッセージを、客席の女性達に熱く投げかけると、会場にいた女性達だけが"ザッツ・マイ・ウェイ"をShihoさんと一緒に歌い始めた・・・興味本位で男が覗き見するにはちょっと近寄りがたい空間が出来上がっていたようなので、この時ばかりは会場にいた男性陣は横田さんのギターにすがるしかなかった。さらにライブ後半ではニューアルバムから日本語の曲「リバーサイド・ホテル/井上陽水」と「永遠に/ゴスペラーズ」の2曲を演奏した。思えばShihoさんの日本語をコレだけじっくり聴いた事があっただろうかと思った。もちろん日本人だから日本語が上手いのは当然(笑)だが、単に日本語の歌を日本人向けに歌っているのではなく、世界に通じる日本語をメロディーにのせて体の中から搾り出しているように思えた・・・。
もちろん横田さんの「超絶」ギターソロ(ステラ・バイ・スターライト)も見逃せない!上記でも超絶について書いたが、近くで横田さんを見ていて感動したのは、あれだけのテクニックをライブ演奏で見事に披露しながら、テクニックより数歩前に必ず「パッション」が感じらる事!そんな事からShihoさん同様に、横田さんも日本人離れしている。きっと海外のスーパーギターヒーローのようにテクニックだけでなく超絶パッション?が体中を駆け巡っているのだろう。そういえば、ライブ後に横田さんと話す機会があったので、いろいろと質問してみたのだが、その中で特に印象的だったコメントは「だれも未来の事はわかりません。明日も今日と同じようにステージにたっていられる保障はないんです。だから今精一杯の演奏をする!自分たちの熱い気持ちを演奏でしっかりと観客に伝えキル!これがFried Prideの活動の原動力に繋がるんです」というもの・・・。確かに二人からは演奏に対する情熱が技術以上に伝わってきた。横田さんは私もよくギター専門誌などで拝見するのだが、今度なにかの専門誌で「超絶・情熱ギタリスト」の特集を組む時は真っ先に日本代表で横田さんをあげてもらいたいと思った。そしてライブ終演直後に、この記事用のライブ風景を撮影していた同僚と話した事なのだが、「Shihoさんて、横田さんが長いギターソロを弾いているときもメチャメチャ存在感あるよね」と私・・・。すると同僚のカメラマンが「なんかね、写真撮ってても、ギターの後ろにShihoさんがいないと落ち着かないっていうか、おさまりが悪いっていうか・・・とにかく、ちゃんと二人で絵が出来上がってるんだよね」と語っていた・・・。かといってソロの間中、Shihoさんがダンスをしているわけでもなく、ただ横田さんに向かって微笑んだりしているのだが、その表情が半端ではない!ライブ中のMCでも横田さんの事を「私が世界で一番好きなギタリストです!」と語っているように、ステージ上でも、横田さんのギターソロが始まると、まるで熱烈なファンのような眼差しを、横田さんに投げかけるのだ(右上画像)・・・。だから、そんな光景を見ているこちらまで、何故かいい気持ちになってしまうのである。きっと、TVなどのグルメレポートで美味しそうに食べる人を見ているだけで、お腹がすいてくるのと一緒なのかも知れない。とにかく、そんな光景がとても印象的だった・・・。ライブの終盤は「ワーズ・ウィズ・ウィングス」や「ディグ・イット」といったオリジナル曲を演奏し、アンコールでは「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」「クロウス・トゥ・ユー」を歌いつつ、「メッチャ楽しかったです!本当は明日の朝までやりたいけど」という言葉を残して二人はステージを後にした。
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■セットリスト
注)☆印はオリジナル曲、★印は「Musicream」収録曲
1 パート・タイム・ラバー/スティービー・ワンダー
2 ★ララ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユー/ザ・デルフォニックス
3 ファンタジー/アース・ウインド・アンド・ファイアー
4 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン/ジャズスタンダード
5 ☆ザッツ・マイ・ウェイ
6 Gt Solo(ステラ・バイ・スターライト)
7 リオ・デ・ジャネイロ・ブルー/フレディー・コール
8 リボン・イン・ザ・スカイ/スティービー・ワンダー
9 ★リバーサイド・ホテル/井上陽水
10 ★永遠に/ゴスペラーズ
11 ★☆ワーズ・ウィズ・ウィングス
12 ☆ディグ・イット
EC1 ジャンピング・ジャック・フラッシュ/ザ・ローリング・ストーンズ
EC2 クロウス・トゥ・ユー/ザ・カーペンターズ
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●握手&サイン会
ライブ後のひとコマ・・・。
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■JOY-FM 耳恋スタッフと
ライブの前日、Fried Prideのお二人が出演したラジオ番組JOY-FM「Radio Paradise 耳が恋した」のパーソナリティー、シローさんとアキさんが応援に駆けつけた!
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●メッセージ
最後にFried Prideのお二人から、宮崎のファンに向けてメッセージをいただきました!
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Shihoさん:「本当なら週一でやりたいぐらいです!今日が私たちの九州沖縄ツアーの最終日だったんですけど、みなさんが暖かく迎えてくれて嬉しかったです。みんなシャイなのかな〜と心配していたんですけど(笑)ライブもとても盛り上がり、いい最終日が迎えられました。今回はニューアルバム"Musicream"リリース直後という事なので、宮崎のみなさん!宮崎にピッタリの1枚"Musicream"ぜひ、よろしくお願いします。ドライブするにはピッタリのアルバムです☆」
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横田さん:「九州を何箇所かまわって感じたのは、九州の人ってその土地土地で個性的なカラーを持ち合わせているので、九州男児とひとくくりできません。とにかく地場に根ざしたアイデンティティを持った人が多い事です。そして、1度でもライブを観に来てくれて、知ってくれると、とても暖かく接してくれます。だから、僕達の音楽は、そんなみなさんにとっての"気持ちいい風"になれたらいいな〜と思っています。
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Fried Prideのお二方に関係者の皆様、取材にご協力いただきまして誠にありがとうございました。今後の御活躍を楽しみにしております。
投稿者 matsuda : 11:09 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月15日
エイジアエンジニア in オーシャンドーム [ イベントライブ ]
夏休み最後の日曜日となった8月27日。宮崎市のフェニックス・シーガイア・リゾート「オーシャンドーム」では「エイジアエンジニア」のスペシャルライブが行われました。実はこのライブ・・・7月22日に出演予定だったフェニックスJAM NIGHT 2006が、九州各地で大きな被害を伴う大雨の影響で中止となってしまい、初の宮崎ライブを楽しみにしていたメンバーより「この夏が終わる前に宮崎に行きたい!」との強いアピールから急遽決定したものです。そのため、前々からライブ告知やPR活動を大々的に行ってきたものではないので情報が行き渡っておらず、ライブ当日のオーシャンドームには「エッ何でいきなりエイジアエンジニアのライブがはじまったの?」と驚きと喜びの入り混じった表情を隠せないファンも多数見かけました。さらに今年の7月19日にサマーコンセプトミニアルバム『純夏 〜Jun-natsu〜』をリリースしたばかりという事もあり、宮崎のエイジアエンジニアファンにとっては、絶好のタイミングでの"サプライズ"となり、この夏いちばんのプレゼントになったことでしょう。そして今回のレポートでは、オーシャンドームでのライブの模様のほかに、メンバーからのメッセージもいただきましたので、ライブ風景と合わせてご紹介したいと思います。
(レポート:松田秀人)
■エイジアエンジニア公式ホームページ↓
URL:http://www.asiaengineer.jp/
開催日:2006年08月27日(日)
会場:フェニックス・シーガイア・リゾート オーシャンドーム
取材協力:エイベックス・エンタテイメント株式会社 ガクオンユニティフェイス
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●オーシャンドームスペシャルライブ
夏休み最後の日曜日という事もあり、たくさんの人でにぎわうオーシャンドーム内に、突然「エイジアエンジニア」の軽快なリズムが響き渡ると、みんなが特設ステージに注目しはじめました。音楽にさそわれ、ひとりふたり・・・・・いつの間にか凄い数のファンがステージのまわりに集まっていました。そんな中、メンバーが登場し「エイジアエンジニアです。只今公開リハーサル中です!この後、僕達のライブがあるので、ぜひ見に来てください!」とマイクパフォーマンス!事前にライブ開催の情報を入手して訪れたファンに混ざって、「本当に・・・」と驚きを隠しきれない表情で遠巻きに眺めていた人々も、メンバーの登場と共に、いっせいにステージに詰めかけました。
夏の終わりは直ぐそこまで来ているというのに、エイジアエンジニアのライブが始まると、会場はとたんに夏真っ只中に逆戻り!ステージまわりのファンだけでなく、水中にいた人達も泳ぐのをやめてリズムをとったり、一緒に歌ったり・・・とても楽しそうにしていました。しかし、特に印象的だったのは、アルバムタイトルにもなっている曲「純夏〜Jun-natsu〜」でした。今までノリノリだった会場の雰囲気がガラッと変わり、夏の終わりを予感させる懐かしくて切ないメロディーが会場に響きわたると、この季節にはあまりにもピッタリすぎる曲の登場に、賑やかだった客席が、まるで夏の思い出に浸るように静まりました・・・・・。ライブ内容はニューアルバム「純夏〜Jun-natsu〜」の曲を中心に、約40分程度行われ、ライブ終了後はサイン&握手会も行われました。
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●エイジアエンジニアよりメッセージ
【メッセージ】
「宮崎のみなさんこんにちは!エイジアエンジニアです。宮崎でのライブは初となるわけですが、本当は7月22日に出演予定だった"フェニックスJAM NIGHT 2006"が、九州に多大な被害をもたらした大雨により中止になってしまい、僕達としては幻のライブとなってしまいました。その時、僕達は宮崎の地にいて、中止を聞いてから、たまたまオーシャンドームに立ち寄って、こんなところでライブできたらいいよね〜なんて話していたので、ひと夏の間に、宮崎・・・それもオーシャンドームでライブができた事をメンバー一同喜んでいます。宮崎は南国リゾートという事もあって"ポジティブ工房 スマイル職人"と称するエイジアエンジニアにとってはうってつけの土地だと思います。今日も、会場がみんな水着というのも僕達にはピッタリだったし、水の中でも踊ってくれたり、手を叩いてくれたり・・・本当に盛り上がりました。今回のオーシャンドームライブが7月からの"純夏ツアー"ラストライブとなるので、全てをぶつけたいと思ってステージに臨んだのでとても気持ちよかったです!今後も、南国の皆さんに負けないように"ポジティブ工房 スマイル職人"で頑張っていきたいと思いますし、皆さんを盛り上げる自信もあるので、応援よろしくお願いします。」
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●おしらせ
「純夏〜Jun-natsu〜」好評発売中!
2006年7月19日 ON SALE!!
【CD+DVD】RZCD-45408/B\2,500 (tax in)
rhythmzone
(↓以下公式ホームページより文章を抜粋しました)
純夏や 心染み入る この調べ、日本の夏を彩るサマーコンセプトミニアルバム「純夏」。スーパーエンターテイナーズ、エイジアエンジニアがお届けするサマーコンセプトミニアルバム。心に染みる名曲「純夏」を筆頭に、多種多様なジャンルのサウンドを織り交ぜた斬新で実験的なヒップホップサウンド。今年の夏はこれ1枚で決まり!
自らを「ポジティブ工房 スマイル職人」と称するエイジアエンジニアが「夏」にフォーカスしたコンセプトミニアルバムをお届け。エイジアエンジニアの本来の持ち味である、元気、陽気、コミカルなイメージをフルに詰め込んだ内容。半歩先行くサウンドアプローチとして、プロデューサーにはおなじみYANAGIMAN,USBに加え、新進気鋭のクリエイターHALFBY、sugiurumn、 LOS KARIBRES、さらにはニューヨークの重鎮DJ SPINNAまでジャンルの壁をぶちこわすありえないコラボレーションを実現!DVDにはZepp Tokyo、渋谷クアトロでのライブの模様を、いまもっとも旬な映像クリエイターたちがグラフィカルに編集した「AE LIVE GRAPHICS」を8曲分収録!
投稿者 matsuda : 10:10 | コメント (1) | トラックバック
2006年09月08日
#SOAR LIVE "CASUAL〜ふるさとのうた〜" [ 自主企画ライブ ]
2004年発表のデビューアルバム"響歌"が、タワーレコード宮崎店でいきなりチャート1位を獲得!その後も、九州を拠点に様々な地域で音楽活動を行っている#SOARのお二人。先月8月22日にもニューアルバム「CASUAL」をされたばかりです。そのアルバムリリースに伴ったライブが、リリース前々日の8月20日、延岡総合文化センターで行なわれました。そしてそのライブには、延岡出身の彼らの他に、同じ延岡出身の「Spirit」・「金子裕則」さん、#SOARの所属している「シャーロックレコード」の「SWAN」さんと「千鶴伽」さんも出演され、彼らのライブをより盛り上げられていました。また、#SOARの地元でのライブということもあってか、お客さんの中には大分や長崎から駆けつけられた方もいらっしゃいました。今回のライブレポートでは、#SOARの延岡凱旋ライブとなったこのライブの模様をお届けしたいと思います!
(レポート:パワナビ☆ケイ)
#SOAR LIVE "CASUAL〜ふるさとのうた〜"
8月20日(日)
at 延岡総合文化センター大ホール
■シャーロックレコードH.P. http://www.sherrockrecords.com/
■スタイリッシュブルーH.P. http://www.pawanavi.com/sb/
開演に先立ちこの日のM.C.を努められる、延岡のモーツァルトの異名(?)を持つ金子裕則さんが、今日のライブの概要を伝えられました。いよいよ始まる#SOAR凱旋ライブ。まずは、この日のゲストミュージシャンの方々が登場です!!
★千鶴伽(ちづか)
http://www.chizuka.net/
まずステージに上がったのは、この日が延岡初ライブとなった"千鶴伽"さん。アーティスト活動を通して、様々なシーンで福祉活動もされているそうです。それでは、早速コメントを頂いておりますので、どうぞご覧下さい!
「宮崎の皆さん始めまして、千鶴伽です。実は今日、福岡から延岡まで自動車で移動していたのですが、高速道路が大分の湯布院から大雨で通行止めになっていて、それから慌てて電車に飛び乗ってついさっき到着したんです。そういうアクシデントを乗り越えつつ、辿り着いたので、今日はいつもよりテンションも高です(笑)その思いが皆さんに届くように頑張ります!
という、大変な思い(笑)をされて延岡に到着された千鶴伽さん。しかし、ステージではそういった疲れは微塵も見せず、素晴らしいステージを見せてくださいました。時にはピアニカを吹きつつ、時には三線を弾きつつ歌う彼女の声は、特に中音がはっきりしていて聞き取りやすく、歌詞がダイレクトに心に伝わるステキな歌声でした。
★SWAN(スワン)
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=KIMIKO_SWAN
しっとりとした時間はまだまだ続きます。次に出演されたのは、長崎を拠点に活躍中のSWANさん。昨年行われた#SOARの延岡ライブの際にも来延れていたようですが……?(右の方はpfの美山 千香さんです)
「こんにちは、SWANです。前回の#SOAR延岡公演(昨年、野口記念館にて開催)の時には物販ブース担当だったので、今日これからステージに立てることを光栄に思います。この日のために、普段以上にライブリハを重ねてきました。今日会場に来られたたくさんの方々に"SWAN WORLD"をお届けしたいと思います!」
という特別な気持ちで今日のステージを迎えられたSWANさん。しっとりとした声が特徴で、なんだか水に浮かんでいる様な気分にさせられます。7月7日の七夕の日にニューアルバムをリリースされたばかりで、そこからのナンバーを中心に披露して下さいました。彼女が歌う歌詞は、彼女の心からのメッセージ。それをたくさんの人たちに伝えるべく、いろんな曲に乗せて歌われているとのことでした。
★Spirit
http://www.pawanavi.com/sb/
これまでのしっとりとした会場内が、一気にヒートアップ!11月にメジャーデビューを控える、Spiritの登場です!延岡ではもちろん、ラジオ番組のパーソナリティーも勤めている事で宮崎県内でもすっかりお馴染みとなりました!今後は活躍の場が全国になります!ますます目が離せませんね!(写真後ろの方々はは、ダンスで盛り上げてくれたリミックスの皆さんです)
「皆さんこんにちは、Spiritです!今日のは、#SOARのライブに一緒に参加出来るとあって、凄く楽しみにしてきました!私たち自身も5年間たくさんの方々に見守られて、いよいよデビューというスタート地点まで辿り着けました。今後もその気持ちを忘れずに、地元のたくさんの方々に愛されていけたらと思っています。紅白とレコ大新人賞目指して頑張ります!」
相変わらず元気いっぱいのSpirit。ステージ上でもその元気を爆発させていました。中盤には、彼女達のプロデューサーでもある金子裕則さんも登場し、3人で歌う場面も。時にはしっとりと、時には元気いっぱいに歌う彼女達。今年12月から始まる地上デジタル放送のMRTのテーマソングにも彼女達の曲が選ばれたようで、これまで以上にラジオやテレビなどいろんなところで彼女達を見る機会が増えそうですね!メジャーデビュー後もさらに上を目指して頑張って欲しいと思います!!
★#SOAR
http://www.sherrockrecords.com/
少しの休憩時間をはさみ、今日のメインでもある#SOARがいよいよ登場!今日はバンドを従えてのステージで、普段のスタイル(ギター+ピアノ)とは一味違った#SOARを感じられそうです。アルバムリリースを2日後に控え、気合の入った様子の#SOAR。コメントは最後にもらうとして、早速ステージの模様をお伝えしましょう!
普段の彼らは弾き語りのスタイルでのパフォーマンスなんですが、バンドが後ろに付いたことで、よりそのスタイルが際立っています。彼らの曲には、いろんな人の想いだとか願いだとか、たくさんの気持ちが込められており、その気持ちを力いっぱい伝える為にステージに上がっている。そんな風に感じるこの日のステージでした。
バンドメンバーが一旦下がり、今回のライブのサブタイトルでもある「ふるさとの歌」が普段通りの弾き語りスタイルで披露されました。現在は長崎を拠点に活動している彼らの綴った故郷延岡への想い…。地元でのライブ…。普段以上にいろんな思いが込み上げて来たのでしょう。涙をこらえながら歌い、伝えてくれました。
そしてライブもいよいよ佳境へ。ノリの良いビートの効いたナンバーで、この日のライブに駆けつけてくれた客席のみなさんも一気にアゲアゲ状態へ!!ラストを飾った"ふうせんガム"では、入場の際に配られた風船を会場のみんなで飛ばして、この日の成功を一緒に祝う場面も。。そして本編終了後、まだまだ足りないとばかりにアンコールの声がすぐにかかり、再度二人が登場!アンコールとして2曲、披露してくれました。こうしてこの日のライブは全て終了!!
終演後は、この凱旋ライブに感動したお客さん達が物販コーナーに列を成し、たくさんのグッズを買われていました。そして、この日ステージに上がったアーティストさん達も現れ、サイン会が開かれたり、記念撮影をしたりとこの日の成功を共に喜んでいました!そして今日の主役、#SOARのお二人も登場され、CDをお買い上げいただいた方に記念のサインを書かれていました!
そして、すべての方のサインを書き上げ、お疲れのところを恐縮ながらコメントを頂きました。
「こんにちは#SOARです!今日は、本当にたくさんの方々にお越し頂き、感謝してもしきれないほどに嬉しいです。延岡では初のバンドでの演奏という事で少し緊張しましたがその分、よりメロディアスに、より力強く、楽しんで頂けたんではないかなぁと思います。今後も共感してもらえるような作品を作って行きたいと思います。これからも、延岡出身であることを誇りに思いつつ頑張って行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします!!」
という事で、大盛況に終わった『#SOAR LIVE "CASUAL〜ふるさとのうた〜"』。今後も、全国各地でライブ活動を行う予定の彼らですが、また来年も延岡でライブを行なう予定があるようです。その時は一回り大きくなっているであろう彼らを、よりたくさんの人で迎えてあげましょう!!