宮崎県北エリア・地域観光コンシェルジュ「22名」紹介!


投稿:2012.03.31
【高千穂エリア】 【延岡・日向エリア】 【レジャー】 【観光スポット】 【アウトドア】 【マリンスポーツ】 【ドライブ・散策】 【登山・ハイキング】 【マニアック】 【インタビュー】 【地域】 【遊ぶ】

様々な活動を通じ、宮崎県北エリアの魅力を全国に発信し、地域観光を盛り上げる人々!

宮崎県北エリア・地域観光コンシェルジュ22名

4月も後半にさしかかり、楽しみなゴールデンウィークを目前に控え、観光地めぐりやアウトドアスポーツなどの計画をたてていらっしゃる方々も多いことでしょう。
 そこで今回はそんな方々の強い味方になるであろう「宮崎県北エリア」(延岡市、日向市、高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町、美郷町、門川町、椎葉村、諸塚村)を拠点に地元に根づいた独自の活動を展開し、自ら「地域観光コンシェルジュ」となり、宮崎県北を盛り上げる22名の人々をご紹介いたします。

子ども田植え体験風景カヌー体験(五ヶ瀬川、北川)

 もちろん、「地域観光コンシェルジュ」どなたからも「わからないことがあれば、いつでも私達専門家に、気軽にご連絡ください!」との、力強いコメントをいただいておりますので、気になる人物や活動内容があれば、ぜひコンタクトをとってみてください。きっとホームページや観光冊子には掲載されていないような、コンシェルジュならではの、観光に関する旬な耳より情報を教えてくれると思いますよ!
 ちなみにこのレポートは、「ひむか経済懇談会・ひむか共和国推進実行委員会(延岡商工会議所内)」発行による、『宮崎県北広域観光〜おかえりなさい日本のふるさと・ひむかツアーのススメ』という無料パンフレット制作時に行ったインタビューがもとになっています。
(レポート:松田秀人)

公式ホームページ及びパンフレット

『宮崎県北広域観光〜おかえりなさい日本のふるさと「ひむかツアーのススメ」』
URL:http://www.himuka-tour.jp/
制作:ひむか経済懇談会「ひむか共和国推進実行委員会」(延岡商工会議所内)
監修・冊子デザイン:馬場和久(0982株代表)
URL:http://0982.tv/
監修・インタビュー:中九州情報サイト・パワナビ
URL:http://www.pawanavi.com/

 

高橋勝栄さん(延岡市)

 ダイビングを通じ延岡の海の魅力を全国に発信し続けること20年、今では毎年3000人以上が訪れる九州有数のダイビングスポットに育てあげた。

高橋勝栄さん(延岡市)

・延岡マリンサービス店長
・PADIコースディレクター

活動内容・実績

 宮崎県初の「5スターIDダイブ・リゾート」認定ショップであり、35年無事故の実績を誇る『延岡マリンサービス』。高橋勝栄さんは、店長を務める傍ら「県北唯一」となる「PADIコースディレクター」としてPADIの最新の教育を用い、確実で質の高いダイバーを育ている。また、訪れたダイバー達に延岡の海の魅力を120%満喫してもらうため、ダイビング専用ボート「ルンバルンバII号」を所有し、40ヶ所を超えるダイビングポイントを縦横無尽に行き来している。そうした活動により、これまで「陸の孤島」と呼ばれた延岡に全国からダイバーを集め、現在では毎年3000人以上が訪れる九州有数のダイビングスポットに育てあげた。

高橋勝栄さんコメント

 沖縄と伊豆がごちゃまぜになったような延岡の海中はみどころがいっぱい。島野浦島の海に群生する「日本一のオオスリバチサンゴ」やとても大きくて神秘的な「水中洞窟」、そしてカエルアンコウをはじめとした、魚種・魚影・サンゴ群生も豊富。さらに街の中心部からダイビングスポットまで車で数十分というアクセスのよさ。延岡はダイビングのホームグラウンドとしては何処にも負けないロケーションを誇っています。ベテランから初心者まで、誰もが心の底から楽しむことができる、延岡ならではの感動と喜びをプレゼントします!

海のアイドル「カエルアンコウ」

▲海のアイドル「カエルアンコウ」

インフォメーション

店名:延岡マリンサービス
住所:宮崎県延岡市川島町3357-1
電話:0982-36-0852
URL:http://www.marine.gr.jp/

体験内容・その他備考

・体験ダイビング(4時間)保険・ドリンク付き15,000円(1名料金)
・シュノーケリング(3時間)保険・ドリンク付き5,000円(1名料金)
・島野浦島クルージング(1.5時間〜2時間)保険・ドリンク付き3,500円(1名料金)
・ビーチコーミング(1.5時間〜2時間)保険・ドリンク・軍手・袋・クラフト素材付き2,500円(1名料金)※団体割引有り
〜ビーチコーミングとは、浜辺や海岸に流れ着いた漂着物を拾い集める遊びのことです〜
・ノベ☆スタ(のべおか感動体験案内人)

 

渡邊貴哉さん(延岡市)

 宮崎県北の自然を通じ地域のあり方を考え、訪れる釣り人達にその本質を伝えるフライフィシッング歴29年の達人。

渡邊貴哉さん(延岡市)

・疑似餌専門店『プロショップ タイトライン』オーナー
・フライフィシッング歴29年の達人

活動内容・実績

 秋になると延岡の風物詩「鮎やな」がかかる五ヶ瀬川。釣り人にとっても五ヶ瀬川は九州を代表する鮎釣りの聖地として有名。また春にはヤマメ釣りが解禁され県内外から大勢の釣り人が訪れる。そんな釣り人の心強い味方が、県北唯一の疑似餌専門店『プロショップ タイトライン』。店内には、フライ、ルアーなど、所せましと様々な疑似餌が並んでいる。オーナーの渡邊貴哉さんはフライフィシッング歴29年の達人として有名。同時にシーズン中は鮎釣りにはまっているそう。店のホームページ上では、毎日のように自身の鮎釣り情報が更新され、釣り人にとっては貴重な情報源となっている。

渡邊貴哉さんコメント

 日本の釣具産業は、完全なる内需型の産業です。日本の釣具業界のもつ知識や技術に他国の釣具業界は追いつけません。けれども、今、日本の業界では釣り人の老齢化がおこっています。大人が自然の中で遊ばないから、子どもも自然の中に入らない。僕は仕事や遊びを通して、自分の子どもや子どもたち世代に、僕が経験している自然の知識を伝え、体感させてあげたいと思っています。宮崎のフィールドは、私たちが思っている以上に素晴らしいのです。川の水の透明度、水量、ロケーション、他県の人が宮崎の自然に触れるととても驚かれます。自然を通じ私たちはもっと地元の本質を学ぶ必要があると思います。

五ヶ瀬川での鮎釣りをする渡邊さん

▲五ヶ瀬川での鮎釣りをする渡邊さん

インフォメーション

店名:疑似餌専門店『プロショップ タイトライン』
住所:宮崎県延岡市古川町677−3
電話:0982-35-8455
URL:http://blogs.yahoo.co.jp/tightline100

営業時間:
(冬期10月~2月) 
平日 12:00~21:00
土曜日 12:00~21:00
日曜日 店休日(諸事情により開店していることもあります) 
祝日 12:00~21:00(連休最終日は店休日とさせていただきます) 

(春期3月~5月) 
平日 16:00~21:00
土曜日 12:00~21:00
日曜日 店休日 (諸事情により開店していることもあります)    
祝日 12:00~21:00 (連休最終日は店休日とさせていただきます)  

(夏期6月~9月) 
平日 17:00~21:00
土曜日 12:00~21:00
日曜日 店休日 (諸事情により開店していることもあります)
祝日 12:00~21:00(連休最終日は店休日とさせていただきます)
(解禁日の前後や特別な事情により開店時間や店休日に変更になる場合があります)

体験内容・その他備考

・著作『百匹釣り男の本』(フライの雑誌社)
・ノベ☆スタ(のべおか感動体験案内人)

 

三井寿展さん(延岡市)

 カヌー(川)からマウンテンバイク(山)まで、アウトドアスポーツを活し、宮崎の観光産業の発展を提案。

三井寿展さん(延岡市)

・Playing Factory Mitsui 代表
・日本マウンテンバイク協会、公認インストラクター

活動内容・実績

 宮崎県北を代表する一級河川五ヶ瀬川はカヌーに適した川でもある。水量も多く、川幅も広く、急流から緩流まであり、初心者から上級者まで、レベルに応じて楽しむことが出来る。『Playing Factory Mitsui』代表の三井寿展さんは、そんな五ヶ瀬川や、その他の県北の川を案内してくれるカヌーイスト。県内外から訪れる観光客や、地元の子どもたちを温かくガイドする。また、三井さんは日本マウンテンバイク協会、公認インストラクターでもあり、2005年まで、全日本ジャパンシリーズ・エリートライダーとして活躍。現在も、指導・普及に務めている。

三井寿展さんコメント

 北海道から沖縄まで様々な場所を見てきましたが、宮崎ほどアウトドアスポーツに適した自然環境が身近にある場所はありません。海、山、川が揃い、色々なアウトドアスポーツをオールシーズン楽しめます。子どもたちには、とにかく外に出て、自然のなかで遊ぶ魅力を味わって欲しいです。カヌーや、マウンテンバイクも、そのきっかけの一つになればと思います。また、その中から競技者が育ってほしいとも思います。環境整備をし、延岡市に、アウトドアスポーツを活かした観光産業が築けるように取り組んで行きたいと思います。

カヌー体験風景

▲カヌー体験風景

インフォメーション

店名:Playing Factory Mitsui
住所:宮崎県延岡市緑ヶ丘2-15-7
電話: 090-3669-0421
URL:http://www.yo-michey.com

体験内容・その他備考

・カヌー体験(五ヶ瀬川、北川)予約制
料金:8,000円~
体験時間:3~4時間 催行人数4人~
・マウンテンバイクスクール 料金、体験時間、催行人数:応相談
・日本マウンテンバイク協会 公認インストラクター
・ノベ☆スタ(のべおか感動体験案内人)

 

永野時彦さん(延岡市)

 国内地ビール2大コンテスト「W金賞受賞」の実績を持つ『ひでじビール』。完全自家栽培養酵母使用のこだわりの製法で業界を牽引する地ビールメーカーに!

永野時彦さん(延岡市)

・宮崎ひでじビール株式会社 代表取締役

活動内容・実績

 延岡市は行縢山を背にした、ロケーション抜群の場所にある『宮崎ひでじビール』は、商品名「太陽のラガー」で、国内地ビール2大コンテスト「W金賞受賞」をするなど、地ビール業界をはじめ各方面から高い評価を受ける地ビールをつくり続けている。「飲めばビール観が変わってしまうほどの喜びがある」と評判の商品は、どれも行縢山の天然水を活かし、完全自家栽培養酵母でゆっくり熟成させるこだわりの製法が特徴。代表取締役の永野時彦さんは、現在の評価に留まらないチャレンジ精神を持った人物。季節限定商品は、どんなに評判が良くても、一樽分2500本しかつくらない。一発勝負でリスクが高い分、誠心誠意つくり込んで行く。このチャレンジ精神がビールファンの信頼を勝ち取り、業界を牽引する地ビールメーカーに育て上げた。

永野時彦さんコメント

 私たちがつくっているのは贅沢品なのです。だからこそ、こだわりをもち、妥協をしたくはありません。たった一本のビールだけれども、お客様が飲む時には、絶対楽しい時間が流れていて笑顔があります。その時間を演出するという思いをもって、商品づくりに取り組んでいます。現在、力を入れているのが、宮崎農援プロジェクト。宮崎のこだわりの作物をつくっている本気の農家と組んで、限定2500本の季節限定商品を開発しています。キンカン、日向夏、マンゴー、今までに何十種類もの作物を商品化してきました。お陰さまで、「ひでじがやることは間違いない!」との信頼を得るまでになりました。私たちの評価があがれば、農家、作物の評価にも繋がります。郷土の農家を応援して行くためにも、信頼される地ビールメーカーとして、精進して行きたいと思います。

ひでじビールのラインナップ

▲ひでじビールのラインナップ

インフォメーション

企業名:宮崎ひでじビール株式会社
住所:宮崎県延岡市行縢町747-58
電話:0982-39-0090
URL:http://www.hideji-beer.jp

体験内容・その他備考

工場見学 無料開放(ガイドが必要な場合は、要予約)、
料金:無料、体験時間:平日10:00〜17:00
太陽のラガー 国内地ビール2大コンテスト・W金賞受賞
・2009年6月ジャパン・アジア・ビアカップ2009「ピルスナーボトル部門金賞受賞」
・2009年 6月インターナショナル・ビアコンペティション2009「ジャーマン・ピルスナー部門金賞受賞」

 

河野洋一さん(延岡市)

 海産物の宝庫「北浦町」にシーフードレストランをオープンし、地取れの新鮮な素材を生かし、ワカメしゃぶしゃぶ、ひじきピラフなどの個性的な料理を提供!

河野洋一さん(延岡市)

・『DRINK&FOODセイレーン』オーナー

活動内容・実績

 東京でライブハウスやレコード会社に勤務した後、平成18年に帰省。魚介類販売の会社「三洋」を設立し、インターネット販売や町内外のイベント出店などを通じて、隠れた北浦の魅力を発信。近年はシーフードレストラン「セイレーン」をオープンし、ワカメしゃぶしゃぶ、ひじきピラフなど地取れの新鮮な素材を生かした個性的な料理を提供している。特産品化を目指し、ワカメの養殖実験にも取り組み始めたばかりだ。

河野洋一さんコメント

 北浦には、地元の人たちが当たり前に思っていることが、他の地区の人たちには新鮮に感じるものがたくさんあります。私自身、25年ぶりに帰省してみて、魚は東京と比べものにならないぐらい美味しいと思いました。これからも北浦の人たちが取り組んだことがないような料理法に挑戦していきたい。

女性に人気のヘルシー料理「ワカメしゃぶしゃぶ」

▲女性に人気のヘルシー料理「ワカメしゃぶしゃぶ」

インフォメーション

店名:DRINK&FOODセイレーン
住所:延岡市北浦町古江3105-9
電話:0982-45-2233
URL:http://siren-aso.com

体験内容・その他備考

・魚介類販売
・ワカメしゃぶしゃぶ、メカブ茶の特産品化

 

赤木義行さん(日向市)

 サーフィンメッカ「お倉ケ浜」の自然景観を守るため10年前に「日向渚を守る会」を結成。サーファーと共にビーチクリーン作戦を展開。

赤木義行さん(日向市)

・NPO法人 日向渚を守る会理事長

活動内容・実績

 日本の渚100選に選ばれ、サーフィンのメッカとして知られるお倉ケ浜の自然景観を守るため、10年前に「日向渚を守る会」を結成。平成23年 (2011)11月にNPO化した。お倉ケ浜はアカウミガメやコアジサシの産卵場であり、赤岩川河口には希少植物の群落がある湿地もある。そうした自然環 境を守り、後世に伝えるため、サーファーらに呼びかけて毎月第2日曜日にビーチクリーン作戦を実施している。

赤木義行さんコメント

 これだけいい波が立つ場所は日本国内でも少なく、気候も温暖なため、1年中海に入れる。その環境に惚れて県外から移り住むサーファーも多い。これだけの素晴らしい環境を維持しながら、日向を全国有数のサーフタウンとして発信していくのが夢。今後は、サーファーだけでなく海、浜を愛する人たちと一緒に活動に取り組み、林間学校やキッズキャンプの開催、修学旅行の誘致も目指したい。

ビーチクリーン風景

▲ビーチクリーン風景

インフォメーション

団体名:NPO法人 日向渚を守る会
住所:日向市大字財光寺3116-2
電話番号:0982-57-3347

体験及び活動内容

・ビーチクリーン作戦(毎月第2日曜日)
・タルカスカップサーフィン大会(1月1日開催)

 

海埜 士さん(日向市)

 日本を代表するサーフィンポイント「お倉ヶ浜」で、世界大会、全日本選手権を戦ってきたプロサーファーが伝える、地元に根づいた本物のサーフィン文化!

海埜 士さん(日向市)

・サーフショップ Dear Surf オーナー
・一般社団法人 日本プロサーフィン連盟 理事

活動内容・実績

 日向市のお倉ヶ浜と言えば、日本を代表するサーフィンポイント。約4kmにもおよぶ広い砂浜、波質はもちろんのこと、シャワー施設や駐車場など施設面が充実。日照時間、快晴率にも優れていて、オールシーズン、コンディションが良いポイントして日本一の呼び声も高い。県内外を問わずファンも多く、波に魅せられて移住してくるケースもあとをたたない。この地でサーフショップを営む『Dear Surf』オーナーの海埜 士(うみのあきら)さんは、世界大会、全日本選手権を戦ってきたプロサーファーでもある。現在は、大会の運営や選手の育成、サーフィンスクール、海外へのサーフトリップを通して幅広い層にサーフィンの魅力を伝え、サーフィン文化の構築に尽力している。

海埜 士さんコメント

 サーフィンの魅力は自然と向き合うことにあります。波にもまれ、波に乗り、ストレスを忘れ心と身体がリセットされていく。海の中では、肩書き、性別、年齢、なにも関係ありません。何万キロも先の海で起こった低気圧で波が生まれ、陸地に届く最後の瞬間に僕たちは波と出会います。そこには一期一会のドラマがあります。サーフィンは、挨拶や助け合い、道徳心も養われます。日南市の鵜戸中学校のように授業でサーフィンを取り入れる学校もありますし、ハワイのワイキキのように、経済とうまく結び着いている地域もあります。サーフィンを楽しめる地域としての魅力を、ここ日向でも実現化していきたいと思います。

海埜さんライディング画像

▲海埜さんライディング画像

インフォメーション

店名:サーフショップ Dear Surf
住所:宮崎県日向市平岩12131-5
電話:0982-57-1141
営業時間:9:00~19:00 定休日:無休(夏季)
URL:http://dearsurf.com

体験内容・その他備考

・1日サーフィン体験レッスン
料金:9,000円
(15歳以上から 日本サーフィン連盟損害賠償保険料込み)
レンタル:有り
(ウエットスーツ/サーフボード”初級者〜上級者用”/ボディーボード)
・サーフトリップ、サーフィン大会、etc

 

佐藤吉人さん(日向市)

旅と酒を愛した「若山牧水」の故郷「東郷町坪谷」で、牧水と同じ旅姿をして、牧水が育った村での生活をたどりながら、東郷町の魅力を発信。

佐藤吉人さん(日向市)

・あくがれて牧水実行委員会会員
・なりきり牧水第1号

活動内容・実績

 旅と酒を愛した若山牧水。その故郷、東郷町坪谷で牧水と同じ旅姿をして、牧水が育った村での生活をたどりながら、東郷町の魅力を発信しようと平成19年(2007)に始まった「なりきり牧水」。以来、開催時期を変えながら年1回のペースで開催している。参加者は脚半にわら草履、頭には山高帽と牧水の旅姿に”変身”。腰に竹の水筒を提げ、つえを手に、牧水生家を中心に周辺約3キロを散策。牧水が愛した尾鈴の山並み、のどかな里山の風景、牧水が好んだ「まぜくり」や煮しめ、山菜おこわなどの食を堪能してもらう。実行委員会(清水邦彦代表)には地元を中心に11人が所属する。

佐藤吉人さんコメント

 日向市との合併に際し、東郷町が埋もれてしまわないように、盛り上げるにはどうするかを考え、東郷が生んだ国民的歌人・牧水を生かそうと考えたのが最初です。これまで、毎年季節を変えながら実施していますが、リピーターも増えています。一人でも多くの人に「なりきり牧水」を体験してもらい、東郷の素晴らしさを知っていただきたい。

あくがれて散歩道「なりきり牧水」風景

▲あくがれて散歩道「なりきり牧水」風景

インフォメーション

団体名:あくがれて牧水実行委員会
住所:日向市東郷町八重原迫野内2213
電話番号:090-1168-3292

体験及び活動

・あくがれて散歩道「なりきり牧水」(年1回開催)

 

三輪修司さん(日向市)

細島の一大イベント「細島みなと祭り」では中心となり運営にあたる傍ら、細島住民にむけたフリーペーパー『Yappa!ほそしま2168』を発行!

三輪修司さん(日向市)

・細島みなと祭り実行委員会実行委員長
・HOSOSHIMAまちづくり協議会 地域活性化部会事務局

活動内容・実績

 天然の良港「細島港」をもつ、風光明媚な港町、日向市「細島」。漁業が盛んである一方、昔から、交通、物流、経済の重要地域とされてきた。その細島でまちづくりに尽力しているのが、『細島みなと祭り 実行委員会』委員長でもあり、『HOSOSHIMAまちづくり協議会 地域活性化部会』事務局を務める三輪修司さん。細島の一大イベント「細島みなと祭り」では中心となり運営にあたり、あじすくい、伝馬船レースなど、港町ならではの催しを企画。また、細島住民にむけたフリーペーパー『Yappa!ほそしま2168』を発行し、細島の歴史やまちあるきなど、地域を学ぶきっかけを提供している。

三輪修司さんコメント

 他地域と同じように、細島も昔と比べれば人口が減少し、当然のようにあると思っていた文化や祭りも年々縮小しています。このままでは先細りになると思い、若者たちが奮って、他の年代、団体と連携し、細島を盛り上げようと活動しています。細島には昔と変わらない地域住民同士の助け合いや絆が今も当たり前にあります。そして港や山際に並ぶ家々、明治時代の史跡など、素晴らしい風景がたくさんあります。多くの人に細島を訪れてもらい、まちあるきで魅力を感じていただきたいです。さらに『細島みなと祭り』では、太鼓台の担ぎ手やボランティアスタッフも募集しています。他地域住民との交流、連携することで、細島はもっと素晴らしい地域になると思います。

細島みなと祭り風景

▲細島みなと祭り風景

インフォメーション

団体名:HOSOSHIMAまちづくり協議会
住所:宮崎県日向市大字細島716-4
電話:0982-52-7621
携帯:090-2503-0228
URL:http://www.hyuga.jp/blog/minatofes/

体験内容・その他備考

平成24年度 細島みなと祭り 
平成24年 7月13日(金)14日(土)15日(日) 
予定開催地 宮崎県日向市細島 細島商業港一帯
ステージ:「海の駅 ほそしま」駐車場
HOSOSHIMAまちづくり協議会 地域活性化部会事務局
・Yappa!ほそしま2168発行
・桜の名所「桜ヶ丘復活プロジェクト」

 

高木慎平さん(日向市)

「住民みんなが誇りを持ちPRする」をテーマに、「協働」を意識した観光事業を推進し、パーソナルとオフィシャルを繋ぐ環境構築に力をそそぐ。

高木慎平さん(日向市)

・社団法人日向市観光協会 主事

活動内容・実績

 JR日豊本線日向市駅構内にある『社団法人日向市観光協会』。耳川流域の杉材をふんだんに使った駅舎はそれだけでも見応え十分で、荘厳な山の文化が伝わってくる。日向市と言えば、細島やお倉ヶ浜に代表される海側の観光スポットが有名だが、旧東郷町との合併や、日向・東臼杵広域観光推進協議会設立など、山側の観光スポットの開発及び連携にも力を入れている。同協会主事、高木慎平さんは、見晴らしがよく美しい梅林など、山にある観光資源の掘り起こしや、冠岳の山開きなどにも携わり、日向市にある「海・山・街」の観光の魅力を分かりやすく県内外に発信している。

高木慎平さんコメント

「観光」は、素材がそこにあれば成り立つというものではなく、人の繋がりや、思う力、具体的なアクションによって形にしていくものだと思います。経済の仕組みを築き、そこで暮らす住民が幸せになる仕組みが大切です。日向市観光協会は、「協働」を意識した観光事業を推進しています。例えば、ボランティアガイド、冠岳の山開き、サーフィン大会に見られるように、ボランティアを募り、住民、行政、企業を結び、みんなで日向市の観光を盛り上げています。住民みんなが誇りを持ちPRする。その環境づくりが大切で、パーソナルとオフィシャルを繋ぐ、それが私の仕事です。地域を愛する人がいて、愛する想いが集まれば、それが最強の観光資源!

冠岳山開き風景

▲冠岳山開き風景

インフォメーション

団体名:社団法人日向市観光協会
住所:宮崎県日向市上町1番19号
電話:0982-55-0235
URL:http://www.hyuga.or.jp

体験内容・その他備考

・日向ひょっとこ夏祭り
URL:http://www.hyottoko.jp/fs/
・日向市歴史観光ボランティアガイド 平兵衛さんの会
URL:http://www.hyuga.or.jp/cms/index.php?itemid=368
・日向・東臼杵広域観光推進協議会
URL:http://www.himuka-tourism.jp
・冠岳山開き
・日向市長杯のりのりカップinお倉ケ浜
・あくがれ散歩道「なりきり牧水」

 

火宮和俊さん(高千穂町)

 気軽に参加できる体験プログラムをはじめとした、様々な企画やアイデアを提案し、神話の郷「高千穂」の観光を盛り上げる!

火宮和俊さん(高千穂町)

・一般社団法人 高千穂町観光協会 旅行部

活動内容・実績

 古くから天孫降臨の聖地として伝えられる神話と伝説の町「高千穂」。近年では町の随所に点在するパワースポットをめぐるツアーが人気を集めている。またこの町の観光拠点である「高千穂峡」には、日本屈指の渓谷美をひと目見ようと、年間を通じたくさんの観光客が訪れる。さらに秋から冬にかけて行われる、神話にちなんだ「高千穂夜神楽」には、その神秘的な神事に魅了された人々が全国から足を運ぶ。『一般社団法人 高千穂町観光協会 旅行部』の火宮和俊さんは、神話の郷高千穂の旬の情報を、県内外の人々にわかりやすく発信しつつ、気軽に参加できる体験プログラムをはじめとした様々な企画やアイデアを提案し、地元地域観光を盛り上げている。

火宮和俊さんコメント

 ここ高千穂町は、宮崎県の中でも最北に位置し、全国的に有名な観光スポットがあふれる熊本県や大分県と隣接しているため、そちらから流れてくる観光客の方々の割合が非常に多く、そのため、我々『 高千穂町観光協会』には、各種サービスや旅行プランはもとより、短時間で気軽に参加し楽しむことが可能な「現地体験プログラム」や「現地ツアー」などの充実が常に求められます。さらに、近隣の阿蘇や久住といった観光地との連携を密接に図るため、情報発信のありかたにおいても、地元の価値観を大切にしつつ、逆に外からの視点を常に意識しなければなりません。中央九州における宮崎県の代表として恥ずかしくないコンテンツを磨き上げるため、これからも頑張ります。

神楽面の彩色

▲神楽面の彩色

インフォメーション

団体名:一般社団法人 高千穂町観光協会 旅行部
住所 :宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井809-1
電話 : 0982-73-1800
ホームページ:http://takachiho-kanko.info/

体験内容・その他備考

・現地体験
(神楽面の彩色、勾玉づくり、彫り物づくり、まち歩き、エコミュージアム散策、その他)
・各種旅行企画、手軽な現地ツアー
・交通、宿泊、食事処など各種手配
・レンタカー、レンタサイクル、レンタルバギー

 

飯干淳志さん(高千穂町)

 秋元集落の農村資源を活かした仕事づくりを通し、ムラの暮らしを学び、ムラの暮らしを活かした、秋元ムラの「創造」と「挑戦」を全国に発信。

飯干淳志さん(高千穂町)

・高千穂ムラたび活性化協議会 管理者
・株式会社 高千穂ムラたび 代表取締役

活動内容・実績

 神秘的な地として全国に名高い高千穂。その中でもさらに山深い秘境「秋元」。ムラの農村資源を活かした生業づくりが脚光を集める秋元集落。リーダーの飯干さんはムラ人とともに、ラナンキュラスや夏イチゴの施設園芸、地元食材の創作料理を提供するオーベルジュ型民宿、秋元エコミュージアム、秋元産米を使ったどぶろくの製造・販売を手がける。県内外から多くの観光客が訪れるほか、同じ過疎の問題を抱えるムラの住民の視察・研修が絶えない。

飯干淳志さんコメント

 ムラの継承を見据えた、秋元の「創造」と「挑戦」を感じていただきたい。ムラと都市との交流を意識し、ここにしかない宝を磨き、ムラに生業をつくる。若い人たちを育て、暮らして行ける場をつくる。私たちは、ムラの継承を目的として取り組んでいます。

秋元ムラ散策風景

▲秋元ムラ散策風景

インフォメーション

施設名:『民宿 まろうど』、『農家民宿 蔵守』レストラン
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山4815-1
電話:0982-72-2004
『秋元ムラをたのしむ!』
URL:http://akimoto-mura.com/index.html
『民宿 まろうど』、『農家民宿 蔵守』レストラン(予約制)
URL:http://akimoto-mura.com/minsyuku-maroudo.html

体験内容

◆高千穂のムラたび体験 プログラム
・秋元ムラ散策、ムラ談義
・地元食材を使った創作料理体験
・椎茸の収穫体験
・ フラワーアレンジメント体験
・秋元ムラエコミュージアム巡り
・どぶろくづくり体験
予約制:料金:応相談(プログラムセット内容、宿泊、食事など)
◆秋元ムラ ご案内
予約制:料金:2,000円 体験時間:2時間ほど
◆民宿 まろうど
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山6604
電話番号:0982-72-7226
ホームページ:http://akimoto-mura.com/minsyuku-maroudo.html

 

佐藤孝子さん(高千穂町)

 農作業の傍ら、地元産のキンカンやトマト等を加工した新メニューを考案しつつ、「農業体験」や「米粉パンづくり体験教室」を行い、食を通じて高千穂の魅力をPR!

佐藤孝子さん(高千穂町)

・そよ風工房『農家カフェ風の道『オーナー

活動内容・実績

 高千穂の山々と峡谷、そして上岩戸の農村風景を同時に楽しめる、心安らぐロケーションの中に佇む『そよ風工房』。オーナーの佐藤孝子さんは、農作業の傍ら、地元産のキンカンやトマト等を加工した新メニューを考案しつつ、地元や観光客を対象とした「農業体験」や「米粉パンづくり体験教室」を行っている。工房の代名詞となっている「手づくり米粉パン」を使用した人気メニュー「米粉ピザ」や「お焼き」は、併設されている「農家カフェ風の道」で味わうことができる。

佐藤孝子さんコメント

 とにかく癒されに来て下さい!のんびりとした時間の中で、美味しい物を食べれば、心も体も「ほっ」とするでしょう。また体験メニューについてもお気軽にご連絡くださいね。笑顔が広がって行くことを嬉しく思います。

米粉パンづくり体験風景

▲米粉パンづくり体験風景

インフォメーション

店名:農家カフ風の道
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町上岩戸573-2
電話:0982-76-1450
営業時間:11:00〜16:00(夜/予約制)
定休日:月曜日

体験内容・その他備考

米粉パン・米粉ピザ・お菓子づくり体験、農業体験
(椎茸の駒打ち体験など)
予約制、料金:1,000円〜、体験時間:1時間〜

 

工藤鉄平さん(高千穂町)

 人が一番の特産品」をテーマに、高千穂郷の暮らしに根付いた生業学習体験を軸とした民泊型教育旅行の確立に取り組む。

工藤鉄平さん(高千穂町)

・フォレストピ高千穂郷ツーリズム協会 事務局

活動内容・実績

 フォレストピアとは「森林理想郷」を意味する。高千穂郷(高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町、椎葉村、諸塚村)は、まさにこの呼称が相応しい地域。高千穂郷の観光情報の集積、発信基地である『フォレストピ高千穂郷ツーリズム協会』事務局・工藤鉄平さんは、「人が一番の特産品」をテーマに、高千穂郷の暮らしに根付いた生業学習体験を軸とした民泊型教育旅行の確立に取り組んでいる。また、自身のライフワークとして、こびる(郷土の労働食)の研究に尽力している。

工藤鉄平さんコメント

 民泊型教育旅行では、年間一万人の受け入れを目指しています。高千穂郷には、観光客として訪れるのではなく、地元の人と仲良くなりに行こう!というような気持ちでお越し下さい。体験を通して暮らしを学ぶことで、新しい価値観を知り、高千穂郷の魅力をより楽しめると思いますし、地域の方も温かく迎え入れてくれることでしょう。

子ども田植え体験風景

▲子ども田植え体験風景

インフォメーション

団体名:フォレストピ高千穂郷ツーリズム協会
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井13番地
電話:0982-73-1207
FAX:0982-73-1234
URL:http://www.forestpia-koiki.jp/

体験内容・その他備考

・高千穂郷の観光案内情報の発信(同協会ホームページ)
・生業学習体験を軸とした民泊型教育旅行の確立、修学旅行誘致
・物産展への参加(高千穂郷の農作物、工芸品、物品の販売)

 

藤木哲朗さん(高千穂町)

 高千穂を拠点に、西臼杵郡内の遊休農地、耕作放棄地を活用した市民共同農園の構築や、伝統文化の復興など、暮らしを豊かにする活動に取り組む。

藤木哲朗さん(高千穂町)

・特定非営利活動法人 ひめしゃら倶楽部 理事長
・日向時間舎 主幹

活動内容・実績

「食と農のネットワーク・コミュニティづくり」「森づくり」「暮らしの見える手仕事づくり」など、暮らしの根幹に取り組む『特定非営利活動法人 ひめしゃら倶楽部』。昨年の9月に藤木哲朗さんが理事長に就任し、事務所を宮崎市から高千穂町へ移転。これまでの森づくりの活動から幅を広め、高千穂を拠点に、西臼杵郡内の遊休農地、耕作放棄地を活用した市民共同農園の構築や、伝統文化の復興にも取り組み、ニホンアカネの染織教室を開催。わら細工、竹細工などの名人集団、高千穂郷マイスター協会との連携もすすめ、暮らしを豊かにする活動に取り組んでいる。

藤木哲朗さんコメント

 温暖な気候にあり、何百年、何千年前から人の営みがある宮崎県北部は、とても豊かな地域だと思います。その中で培われてきた暮らしの伝統文化は、地域の自然と村人の叡智により育まれてきたものです。私たちは、ほんの数十年の間に急激に失われた、暮らしの叡智を見直し、実践していくことで、未来に繋げる当たり前の幸福を考えることを目的としています。『ひめしゃら倶楽部』で取り組む「食と農・森・手仕事」は、暮らしの根幹であり、どんな時代になっても必要なもので、私たちの暮らしを助けてくれます。そのコミュニティとネットワークをつくり、永続的な暮らしを構築できたらと思います。

茜草染体験交流会より

▲茜草染体験交流会より

インフォメーション

団体:日向時間舎、特定非営利活動法人 ひめしゃら倶楽部
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井823-40
電話:0982-72-6026
URL:http://www.pawanavi.com/hyuugajikan/

体験内容・その他備考

食と農のコミュニティ、ネットワークづくり
・高千穂町上川登地区、日之影町椎谷地区、深角地区にて市民農園事業。ニホンアカネ、柚子、栗、野菜の栽培と販売、食のワークショップなど。
森づくり
・ 延岡市上鹿川地区、西都市尾八重地区、植栽事業
暮らしの見える手仕事づくり
・ 高千穂町『匠の里』での染織教室
・『匠の里』店舗経営へ参画

 

杉田英治さん(五ヶ瀬町)

 五ヶ瀬町の豊かな自然を活かしたエコツーリズムを通じ、「五ヶ瀬風の子自然学校」「公民館組織」と連携し、地域の過疎化問題や田舎で生きる意識改革を進める。

杉田英治さん(五ヶ瀬町)

・特定非営利活動法人 五ヶ瀬自然学校代表
・自然屋かわじん代表

活動内容・実績

 五ヶ瀬町の豊かな自然を活かしたエコツーリズムで、子どもたちに自然体験の機会を提供し続ける『特定非営利活動法人 五ヶ瀬自然学校』。多くの子どもたちが蘇陽峡でのカヌー体験や、五ヶ瀬ハイランドスキースクールなどで、かけがえなのない感動を味わっている。理事長の杉田英治さんは、地域の過疎化問題を常に意識し、田舎の仕事、田舎の良さを知り、田舎で生きる意識改革を進めている。地域の子どもたちを集めての放課後子ども教室「五ヶ瀬風の子自然学校」や公民館組織と連携することで、人間関係の重要性を皆で学び、さらにブランド米(四億年の大地)など、特産品をてがけて生業づくりも果敢に取り組んでいる。

杉田英治さんコメント

 義務教育の過程の中で、授業や修学旅行を通じ、自然体験をすることが重要だと思います。生きる源を経験してほしいですし、それを知らずして大人になるのは危険だと思います。五ヶ瀬には自然もあり、農業、林業など、暮らしの生産現場があります。また、都会から田舎への移住を考えている子育て世代にも、田舎で生きることを模索ししっかりした子育てに取り組んでほしい。そういう意識が集まれば、五ヶ瀬もさらに変わって行くと思います。

蘇陽峡でのカヌー体験風景

▲蘇陽峡でのカヌー体験風景

インフォメーション

団体名:特定非営利活動法人 五ヶ瀬自然学校
住所:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡2840
電話:0982-73-6366
URL:http://www.gokase.org

体験内容・その他備考

体験は全て予約制:料金、人数、時間など応相談

自然体験
・蘇陽峡でカヌー体験
・五ヶ瀬ハイランドスキースクール
・スノーシュートレッキング
・祇園山or黒峰トレッキング

田舎のお仕事体験
・木工教室
・椎茸コマ打ち体験
・山菜料理教室

伝統芸能体験
・   えりもの切り体験
・タイシャ流棒術体験

宿泊施設 五ヶ瀬の里キャンプ村
バンガロー、テント、管理棟 
予約制 料金:テントサイト1張530円~

・農業(ブランド米「4億年の大地」の栽培、販売)
・放課後子ども教室
・ 特産品の製造販売(お米、お茶、椎茸の加工品など)
・ ログハウス販売

 

山本栄治さん(日之影町)

 高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町に伝わる暮らしの手仕事のマイスター達と共に、高千穂郷の貴重な文化を継承し、伝承する活動に取り組む。

山本栄治さん(日之影町)

・高千穂郷マイスター協会 事務局長

活動内容・実績

 高千穂郷マイスター協会は、高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町に伝わる暮らしの手仕事マイスター集団。竹細工、わら細工などの工芸品はもとより、コンニャクづくり、漬け物づくりなど、高千穂郷の貴重な文化を継承し、伝承する活動に取り組んでいる。2012年3月には、高千穂町内に拠点となる『里山・匠の館』をオープン。事務局長の山本栄治さんを中心に、工芸教室や、料理教室、さまざまな体験教室を企画。高千穂郷の特産品なども販売する。高千穂郷の文化に触れながら、気楽に地元住民と観光客が交流できる店づくりに取り組んでいる。

山本栄治さんコメント

 高千穂郷には、他地域から見たら、驚くべき技術を持った名人がたくさんいます。私たちの代でその技術を絶やすのではなく、子、孫の代まで残してあげたいと思っています。そのためには、みんなが力を合わせて、後世のことを考えなければなりません。今回、拠点となる店舗を設けたのもそれが理由です。今、私たちが立ち上がらなければ、もう間に合わないと思いました。マイスターの品物ばかりではなく、県北の障害者施設関係者の方にも声をかけ作品を展示しております。誰でも興味がある人は大歓迎です。気軽に声をかけあえる人間関係を築き、心が癒されるような場所をつくって行きたいと思っています。

マイスターによる竹細工製作風景

▲マイスターによる竹細工製作風景

インフォメーション

団体名:高千穂郷マイスター協会
住所:宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折13502-11
電話: 090-1168-5207
ショップ『里山・匠の館』
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1444-1

体験内容・その他備考

・『里山・匠の館』企画運営
・マイスター環境教育学習(地元小、中学校でのマイスター授業)
・物産展への参加(高千穂郷の農作物、工芸品、物品の販売)

 

岩田幸男さん(美郷町)

 建築会社の社長、役場の支所長、町議ら多彩なメンバーからなる役者たちが、抱腹絶倒の芝居を繰り広げる「岩田利右衛門一座」

岩田幸男さん(美郷町)

・岩田利右衛門一座 座長

活動内容・実績

 一座が産声を上げたのは、昭和60年(1985)。美郷町南郷区鬼神野にある鬼神野神社の秋の例大祭を盛り上げてくれていた青年団が、地区の高齢化に伴い活動できなくなったことから、それに代わるものをと岩田幸男さんらが即興で芝居を演じたのが最初。利右衛門は岩田さんの祖父の名前から取った。台本は岩田さんが考えるが、ほとんどがアドリブ同然。ほぼぶっつけ本番のような岩田さんの語りに合わせ、建築会社の社長、役場の支所長、町議ら多彩なメンバーからなる役者たちが、抱腹絶倒の芝居を繰り広げる。各地から公演はもとより、岩田さんへの講演依頼が相次いでいる。

岩田幸男さんコメント

 自分が面白いから続けて来られた。お客さんにうけなくても、自分たちが面白ければいいと思ってやってきた。神社の例大祭、南郷旅館での春と秋の定期公演のほか、県内各地での講演が増えてきた。台本なし、稽古なしでもできる芝居だから、少々メンバーが足りなくても現地で調達したりできるのもいい。

岩田利右衛門一座公演風景

▲岩田利右衛門一座公演風景

インフォメーション

団体名:岩田利右衛門一座
住所:美郷町南郷区鬼神野745番地
電話番号:090-6897-2634

体験内容・その他備考

公演依頼=岩田利右衛門一座事務局
(川野一郎事務局長:090-1178-4617)

 

岡田栄一さん(美郷町)

 戦時中、沖縄県豊見城から疎開してきた児童との縁をきっかけに地域間の交流がはじまり、10年前、北郷村青年団を中心に「うなまエイサー琉星會」を結成、初代会長となる!

岡田栄一さん(美郷町)

・岡田商店専務取締役
・うなまエイサー琉星會団員(初代会長)

活動内容・実績

 美郷町北郷区は、戦時中に沖縄県豊見城(とみぐすく)から児童が疎開してきた縁で、昭和63年に豊見城村(現在は豊見城市)と旧北郷村市が姉妹都市を締結し、交流を続けている。その一環で10年前、北郷村青年団を中心に沖縄の伝統芸能であるエイサーに取り組んだのが最初。豊見城市から指導者を招いてエイサーの指導を受けた本格的なエイサーで、現在は20代から30代後半まで約20人の団員が所属し、町内外で年間50前後のステージをこなす。beginのヒット曲などポピュラーなナンバーに合わせた創作エイサーは親しみやすく、その勇壮な舞いも相まって町内外のイベントに引っ張りだこだ。

岡田栄一さんコメント

 エイサーを通じて感動してもらい、北郷の若者も頑張っているところをアピールできればと頑張っています。北郷は豊かな自然に加え、住む人たちの温かさも手伝って、近年は県外からの移住者が増えています。そうした人たち、特に若者がさらに増え、一緒にエイサーをしてくれるとうれしいですね。

エイサーを演舞する岡田栄一さん

▲エイサーを演舞する岡田栄一さん

インフォメーション

団体名:うなまエイサー琉星會
住所:美郷町北郷区宇納間63
電話:0982-62-5005
URL:http://plaza.rakuten.co.jp/kitago/

体験内容・その他備考

・各種イベントでのエイサー演舞
・練習日(毎週夜2回、北郷総合林業センター)

 

櫻川勝志さん(門川町)

「みんなと朝市」(毎月第4日曜)の開催や、特産品の平兵衛酢を使ったブランド魚の門川金鱧に合う調味料「ちょべっさん」の開発などに取り組み地域を盛り上げる!

櫻川勝志さん(門川町)

・門川青壮年連絡協議会会員
・(財)門川ふるさと文化財団業務係長

活動内容・実績

 門川青壮年連絡協議会(黒木豊史会長)は平成20年(2008)、若者が少なくなる中、漁業・農業・文化・商工・レジャー・福祉など異業種のメンバーが連携して門川を盛り上げていこうと発足した。毎月第1火曜に定例会を開き、「みんなと朝市」(毎月第4日曜)の開催、特産品の平兵衛酢を使ったブランド魚の門川金鱧に合う調味料「ちょべっさん」の開発などに取り組んできた。すり身(揚げ身)マップの作製、サバイバル婚活なども計画中。

櫻川勝志さんコメント

 美しい海、山、川に恵まれ、歴史もある門川町。ここには、地元の人も知らない素晴らしい場所がまだまだいっぱいあります。そうした地域の宝物を発掘し、または守りながら、その良さを町内外に発信していきたいですね。学校の育成会やPTAなどの活動とも絡めながら、そうした取り組みができればと考えています。

みんなと朝市(毎月第4日曜)風景

インフォメーション

団体名:門川青壮年連絡協議会、(財)門川ふるさと文化財団
住所:門川町大字加草3192
電話:090-1349-2525

体験内容・その他備考

・みんなと朝市(毎月第4日曜)
・調味料「ちょべっさん」の開発
・すり身マップの制作
・サバイバル婚活

 

椎葉記史さん(椎葉村)

 地域観光ガイドを務める傍ら、会員数500名を数える「しいば好き人」ファンクラブを運営し、ファン感謝祭や通信を通じて交流を深め、山深き椎葉村の魅力を全国に発信。

椎葉記史さん(椎葉村)

・一般社団法人 椎葉村観光協会 事務局長

活動内容・実績

 椎葉民俗芸能博物館1階にある『一般社団法人 椎葉村観光協会』。山の文化、郷土芸能が暮らしの中に色濃く残る椎葉村だけに博物館には見所が満載。博物館横の階段を上がると、椎葉厳島神社、その下には鶴富屋敷があり、平家の隠れ里の息吹を感じることが出来る。同協会事務局長の椎葉記史さんは「物腰も柔らかく、分かりやすい言葉で椎葉の魅力や見所をガイドしてくれる」と観光客の間で定評がある。また同協会の特徴的な取り組みに、椎葉を好きな人、縁のある人を中心に会員が500名を超える「しいば好き人」というファンクラブがあり、ファン感謝祭や、通信を通じて交流を深めている。

椎葉記史さんコメント

 椎葉村の自然、村人の優しさに触れていただきたいです。椎葉には、とりわけ年配の観光客が多いです。「秘境のままでいてほしい」「ここに来ると癒される」そう口々におっしゃいます。私達は、足を運んで来られた方々に「椎葉に来て良かった」と心から思っていただけるような環境づくり、おもてなしを大切にしています。課題としては、宿泊業の後継者の問題です。椎葉村は過疎、高齢化がすすんではおりますが、大小合わせて25の旅館、民宿があります。一人でも多くの若い後継者が生まれ、新たな感覚で盛り上げていただきたいと願っています。旅館が発展すれば、商店街も盛り上がります。観光業を通して地域の問題を解決して行ければと思います。

こんにゃく作り体験風景

▲こんにゃく作り体験風景

インフォメーション

団体名:一般社団法人 椎葉村観光協会
住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822番地4
電話:0982-67-3139
URL:http://www.shiibakanko.jp

体験内容・その他備考

観光ガイド案内人 予約制、料金:1,000円~、体験時間:1時間~
・しいばファンクラブ「しいば好き人」
・観光ガイド案内人 
・ツーリズムネットワーク

 

田邉 薫さん(諸塚村)

 諸塚型エコツーリズム『まちむら応縁倶楽部』にて、山の暮らしの多彩なイベントを開催。またエコツアー「諸塚でやま学校をしよう!」は開催回数が100回を超える!

田邉 薫さん(諸塚村)

・一般社団法人 諸塚村観光協会 事業主任
・しいたけの館21 館長

活動内容・実績

 諸塚村の旅の基点は、エコミュージアム諸塚「しいたけの館21」。施設内には、一般社団法人 諸塚村観光協会もあり、諸塚村の暮らしと観光案内情報、また特産品である椎茸について学べる場となっている。諸塚型エコツーリズム『まちむら応縁倶楽部』では、山の暮らしの多彩なイベントを開催。エコツアー「諸塚でやま学校をしよう!」は、開催回数が100回を超え、参加者との息の長い交流を実現し、地域文化の継承にも繋がっている。館長で、観光協会の事業主任を務める田邉 薫さんは、環境教育が専門。参加者と村との橋渡しに務めている。

田邉 薫さんコメント

 諸塚村の魅力は、モザイク林相に代表されるような、山の暮らしにあります。椎や樫の原生林、椎茸栽培に使うクヌギ林、杉やヒノキなどの人工林。それはまさに山で暮らしてきた証です。この風景をつくりあげてきた自然と、人と出会い、私は東京から移住してきました。「エコツーリズム」を通して多くの人に山里の暮らしを実感していただきたいと思います。普段の観光では気づくことの出来ない、素の山村の暮らしを感じることが出来ると思います。村人との顔の見える交流、交流から移住、居住へ。観光の面から、持続可能な山村の暮らしを築いていきたいと思います。

お茶つみ体験風景

▲お茶つみ体験風景

インフォメーション

団体名:一般社団法人 諸塚村観光協会
住所:宮崎県東臼杵郡諸塚村大字家代3068しいたけの館21内
電話:0982-65-0189
ホームページ:http://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/01home_f.htm

体験内容・その他備考

まちむら応縁倶楽部

・エコツアー「諸塚でやま学校しよう!」
山菜採り講座、山茶摘み、天然ウナギ捕り、炭焼き体験 
夜神楽体験、etc
予約制 料金:一般5,500円 中学生以下4,500円(1泊3食付き)

・森のエコスクール・森のエコゼミナール
(教育機関向けの環境教育プログラム)
郷土料理体験、牛の世話体験、森の宝探し体験、etc

・宿泊施設
うちに泊まらんけ!くぬぎの里農家民宿
森の古民家、山里の国際交流間「学びの館」

・大豆応縁倶楽部
(無農薬大豆の会員制トラスト栽培)
予約制 料金:応縁費1口2,000円(耕地20㎡/口)


pawanavi Since 2001.01.24|Renewal 2012.07.23 Copyright - (C) 2001-2016All Rights Reserved