投稿:2009.10.22
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ぶどう畑を渡る甘い秋風を頬に感じながら、出来立てのワインを片手にゆっくりと散歩が楽しめる、ワイン好きにはたまらない土地、山梨県は「勝沼」を散策!
ワインの季節到来である!毎年11月の第3木曜日(今年は11月19日)は『ボジョレー・ヌーヴォー』の解禁日であり、それに伴う新酒のPR活動やイベントも各地で盛んになっている。さらにクリスマスから年末にかけては様々なキャンペーンなどで大いに盛り上がることだろう。 そんなことから、『ボジョレー・ヌーヴォー』を酒店やインターネットで購入したり、レストランなどで楽しむのももちろんいいが、せっかくワインの季節であり、また絶好のドライブシーズンでもあるのだから、ちょっと遠出をしてワインの産地に足を運び、実際に試飲したり、ワイナリーの方の話を聞いたりしながらお気に入りのワインを選んでみるのも楽しくはないだろうか? では「何処に行こうか?」ということになるのだが、ところで「ワインの産地」と聞かれて真っ先に思い出すのはどこだろう?北海道の十勝、兵庫県の神戸、焼 酎でおなじみの南国宮崎県にも綾、都農、五ヶ瀬などがある。しかしワインの歴史と醸造実績から考えれば、やはり国内醸造量の25%に値する年間 10,000klのワインを醸造しており、日本におけるワイン醸造の先駆者達を排出した山梨県甲州市だろう。
特に「ぶどうとワインの町」として有名な『勝沼』は日本国内ではじめてワインの醸造を行った土地というだけに、1877年に設立された「日本最古のワイン会社」を継承する『メルシャン勝沼ワイナリー』をはじめ、30軒以上ものワイナリーが存在し、360°ぶどう畑にかこまれた小高い丘の上には『ぶどうの丘』という町営の施設があり、その施設では美しい甲府盆地の風景を見渡せるばかりか、施設内にあるワインカーヴには、甲州市推奨の約180銘柄・2万本のワインが揃っており、それらの試飲も可能なのである。またワインに関する歴史資料館や、中央本線のトンネルをそのまま巨大なワインカーヴしてしまった『勝沼トンネルカーヴ』といったちょっと変わった観光スポットもあるし、町のいたるとこで「○○ワイナリー」「ぶどう狩り」といった看板を見かける……。ふと「勝沼を流れる川は全てワインなのではないか?」と思えなくもないくらいである。 そこで、今回のこの『旅レポ』では、ぶどう畑を渡る甘い秋風を頬に感じながら、出来立てのワインを片手にゆっくりと散歩が楽しめる、ワイン好きにはたまらない「勝沼散策」の模様を紹介したいと思う。 (レポート:松田秀人)
ぶどうの丘
URL:http://www.budounooka.com/
メルシャン勝沼ワイナリー「シャトーメルシャン」
URL:http://www.chateaumercian.com/winery/
メルシャン株式会社
URL:http://www.mercian.co.jp/
甲州市(サイト内『観光:ぶどうとワインのこだわり情報』)
URL:http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu/
甲州市観光協会「ぐるり甲府市」
URL:http://www.koshu-kankou.jp/index.html
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