競馬”G1″予想 – 2014 -『朝日杯フューチュリティS』


投稿:2014.12.20

パワナビ松田の予想

◎クラリティスカイ
○ダノンプラチナ
▲タガノエスプレッソ
△ペプチドウォヘッド
☆ブライトエンブレム

 中山から阪神へとコース変りした伝統の一線。とにかく初めてということから、先週の阪神JFを見る限り、ディープインパクト産駒のダノンプラチナにどうしても目がいってしまうのだが、そんなダノンプラチナは対抗に下げて、本命はクラリティスカイとする。
 展開に左右されやすいトリッキーな中山コースから、実力を発揮しやすい阪神コースに変わった。クラリティスカイはレース経験と安定感は、世代間の中で頭一つリードしているように思える。前走の東京1600m、前々の阪神1800mとも34秒の上がりで勝利しており、さらに多頭数の競馬でも臆せず自分から動き出せるセンスを持ちあわせている。中山コースであれば、「展開が悪く脚をあました」ということも多々考えられるが、阪神コースに変わった今年は、現時点での完成度の高さが示されるとおもう。
 そんなクラリティスカイの完成度を、素質でぶち破るのは、やはりディープインパクト産駒のダノンプラチナだろう。当然対抗。
 三番手はタガノエスプレッソ。クラリティスカイ同様に、展開に左右されず自分から動き出して押し切れる強さをもっているところがいい。前走のデイリー杯2歳Sでは、アッシュゴールドに勝ったにも関わらず、アッシュゴールドよりもずっと人気がないのも馬券的にありがとう。
 抑えは、ダート戦での強さがどこまで通用するかが見てみたいペプチドウォヘッド。そして話題の良血馬ブライトエンブレムは、久々ということで弱冠割引。

 

パワスポ黒田の予想

◎ダノンプラチナ
○ペプチドウォヘッド
▲ブライトエンブレム
△アッシュゴールド
☆ネオルミエール

 いよいよ競馬もあと2週。朝から宮崎育成牧場からカレンダーと手帳が届いた。本当に毎年感謝してます。今年も当たらなかったなあと反省しつつも今週も予想。
 今年のJRA一番の改革は今週のレース。なんと中山の風物詩、有馬記念の前座的なレースであった朝日杯フューチュリティーSが阪神競馬場で行われる。ト リッキーな中山の1600m。力よりも運、展開に作用されることが多く、世代の代表馬を選ぶレースとしては価値がなかった。それを考えるとこの変更は今後の競馬を考える上で大きな変化となる。
 もちろん初めての施行ということでデータはあてにならない。ただ一つ言えることは日本の競馬場が完全にディープインパクト産駒仕様になっている……。芝にしても 馬場の硬さにしても柔らかなクッションを持つサンデーサイレンス産駒に適応。瞬発力を伝えるディープ産駒が今年の競馬でも大活躍。同じく若干固めだがその分コンパクトな馬体のステイゴールド産駒がこれに続く。同じくサンデー産駒ネオユニバース、ディープのライバルハーツクライなどが比較的大物を排出。ランキングでいうと2位のサンデー系との相性の良さで良血が集まるキングカメハメハ産駒、シンボリクリスエス産駒が上位にはいるが、なぜか印象は薄い。
 では今週のレースに。先週も豪快に勝ち切ったディープインパクト産駒のダノンプラチナが一頭出走。良血馬を数多く所有する馬主ダノックスが送り出したこの一頭。名前にもプラチナがつくようにデビュー前から期待が大きく初戦はとりこぼしたもののその後は2連勝。もちろん母父の気性の荒さと馬体の小ささは若干心配だがやはり性能という意味では一級品でG1馬の風格もある。
 相手はペプチドウォヘッド。岩田からムーアの乗り替わり、初芝など不安点もあるが2歳のこの時期の完成度は高い。中山なら本命だったかもとおもいつつ気になるので2番手評価。
 ブライトエンブレムは日本の良血、数少ないウォーエンブレム産駒の代表産駒、ブラックエンブレムの遺伝子と母系を伝える父ネオユニヴァース、ここに勝負をかける陣営の気持ちが伝わる。問題は騎手だ……。
 あとは距離の適性がなさそ だがこれからを考えると楽しみなアッシュゴールド、良血馬ネオルミエールまで。


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