JUPITER MUSIC FES 2012~Is Back in KIJIMA~ライブレポート!
SEAMOの呼びかけで「ジュピター音楽祭」が名前も新たに復活!7組のアーティストによる1日限りの音楽祭『JUPITER MUSIC FES 2012~Is Back in KIJIMA~』ステージだけでなく、各アーティストの楽屋裏での表情までレポート!
緑豊かな高原にある大分県別府市「城島高原パーク」。以前は全国のジャズファンを熱狂させていた伝説の野外フェス「城島ジャズイン」が行なわれていました。そして、2001年からはジャズインのスピリッツが引き継がれ『ジュピター音楽祭』が開催されてきましが、ジュピター音楽祭も2010年に10回目を迎え、一旦終止符が打たれました。
しかし、2009年、2010年と過去2回連続出演したSEAMOより、『城島高原パーク・ジュピターウッドパワースタジアムならではの素晴らしい空間を活かしたライブを是非復活してほしい!』という呼びかけに、主催者側も共感し、ジュピター音楽祭が名前も新たに『JUPITER MUSIC FES』として復活!
今回のレポートでは、フェス当日の様子をステージだけでなく楽屋風景等を交え紹介します。
出演
SEAMO / Ms.OOJA / ソナーポケット / SM☆SH / TSUYOSHI / GILLE
オープニングアクト:CHIMO
会場:城島高原パーク ジュピターウッドパワースタジアム
開催日:2012年9月23日
取材協力:ガクオン ユニティ フェイス
会場風景
会場は、城島高原パークの木製ジェットコースター「ジュピター」の敷地内につくられた「ジュピターウッドパワースタジアム」。入園は9時からできるので、多くの人が楽しいアトラクションでテンションをあげてから入場することになりました。
開場前には、ジュピターを取り囲むように長蛇の列が出来ていました。そして、15:30になり、いよいよ入場です。
CHIMO
JUPITER MUSIC FES 2012~Is Back in KIJIMA~のオープニングアクトは地元大分のアイドルユニット『CHIMO』。地元のライブハウスやお祭りなどで活躍中のCHIMO。普段とは違う大きなステージに少々緊張気味……。しかし「見てくれた方々を笑顔にする」というコンセプト通りのパフォーマンス披露し、会場を明るく和ませてくれた。
URL:http://www.chimo-oita.com/
1:恋のドキ学説明書
2:DENGEKI Lover
3:なチュ
シクラメン
「東京都大田区は蒲田出身のDEppa、肉だんご、桃紅茶の3人組三流ポップアーティスト」というユニークフレーズから始まるプロフィールで、ライブ前から心を奪われそうになる『シクラメン』。下町魂、人情を重んじ、メジャーデビュー前に全国のショッピングモールで培ったパフォーマンスは、会場が大きくなっても変わらずオーディエンスの心をつかむ!
1:はな
2:夏物語
3:MUSIC
GILLE
YouTubeに投稿した「フライングゲット」のカバー動画が話題となり、2012年の音楽シーンを騒がせたGILLEがステージに登場!楽屋でのキュートな笑顔からは想像できない「ダイヤモンド・ヴォイス」と称される歌声で、この日もオーディエンスを魅了した。
URL:http://www.universal-music.co.jp/gille/
1:フライングゲット
2:春夏秋冬
3:Granade
4:WISHING
5:やさしくなりたい
TSUYOSHI
過去に、デビュー前の「AI」「SOUL’d OUT」らと共に、デモ制作を行なっていた『TSUYOSHI』。その歌唱力は「BENNIE K」や「SOUL’d OUT」のシングルへの客演、ツアーゲストを経て全国区へ。大分では初となるステージだが、オーディエンスはその美声に包まれ、一瞬にしてTSUYOSHIの世界に惹きこまれた。
URL:http://tsuyoshi-music.com/
1:Starting Over
2:雨音
3:Love Song〜ヒカリアビテ〜
4:太陽の女神
5:Progress
SM☆SH
2010年、日本での活動を本格的に開始した韓国のダンスヴォーカルグループ『SM☆SH』。かっこよさと可愛らしさを併せ持つ魅力的な5人だが、もちろん、歌唱力とパフォーマンスも見逃せない。早朝から整理券配布を待ったファンもいたのだそう。
1:Bounce ☆ up
2:STEP
3:Do it Do it!
4:Movin’ on
5:Get Your Swag On
Ms.OOJA
大分初ライブとなる『Ms.OOJA』。大分でのライブは初めてとのことだが、終始リラックスムードでステージに。2011年2月にメジャーデビューし、瞬く間に全国へ。TVドラマ『恋愛ニート〜忘れた恋のはじめ方』の主題歌となった「Be…」をあわせ5曲を披露し、その温もりある声で会場をしっとりと包み込んだ。
URL:http://www.universal-music.co.jp/ms-ooja
1:My Way
2:Life(a Cappekka START)
3:最後の歌/First Love
4:Be…
5:One way Drive
ソナーポケット
飾らず真っ直ぐな歌詞が若い世代を中心に人気の『ソナーポケット』。ラブソングが注目されがちだが、この日は定番の「ソナポケ☆DISCO」で会場全体を巻き込み茶目っ気たっぷりのソナポケピース!!!(写真参照)音楽のルーツの違う三人ならではのたくさんの魅力の詰まったステージだった。
1:365日のラブストーリー
2:サマーデイズ!
3:ソナポケ☆DISCO
4:君と来る未来。
5:キミ記念日〜産まれて来てくれてアリガトウ。〜
SEAMO
この人が居なければ開催さえ無かったかもしれない「JUPITER MUSIC FES 2012~Is Back in KIJIMA~」。発起人塾長こと『SEAMO』。オープニングのCHIMOから繋いできたこのフェスの盛り上がりをグンっとひとつ上の段階へ引き上げるそのパフォーマンスは流石の一言。
2010年は「マタアイマショウ」でステージを終えたが、今回は違った。さらに「Continue」と続く。このフェスを復活させたい!続けたい!というSEAMOの気持ちがたっぷりつまった1曲だった。
1:SEAMO行進曲
2:その手は何のためにある
3:不景気なんてぶっとばせ!
4:メドレー
5:君に一日一回「好き」と言う
6:Rhyme Het Coaster
7:ルパン・ザ・ファイヤー
En1:マタアイマショウ
En2:Continue
メンバーラインナップ(フィナーレ)
そして、ここでステージに出演メンバーが再登場。SEAMOがメンバーを紹介したあと、あらためのこのフェスの魅力を語り、「続けていこう!」と客席にも熱いメッセージなげ掛ける。そして、それに答えるオーディエンス!この日1番のコール・アンド・レスポンスで「JUPITER MUSIC FES 2012~Is Back in KIJIMA~」は膜を閉じた。
終演後の様子
終演後に揃っていただき集合写真。サイン会で残念ながら全員とはいかなかったものの、皆さん本当に最高に良い顔されてました。
さらにそのあと、シクラメン、GILLE、SM☆SHは握手会へ。そして、「JUPITER MUSIC FES 2013」へ続く……。
会場周辺マップ