焼肉丸丸(まるまる)日の出本店


投稿:2012.09.02
【延岡・日向エリア】 【グルメ】 【焼肉・ホルモン】

36年間親しまれた秘伝のタレで食べる絶品焼肉が人気!豊富なメニューと広々した店内は家族連れにオススメ☆

焼肉丸々・焼肉イメージ

 今回のグルメレポートは、スタミナをつけて残暑を乗り越えたい方、夏の疲れを払拭したい方、家族で食事を計画中の方や同窓会などのグループだけでなくカップルや少人数の集まりなど、さまざまなシーンで焼き肉を満喫出来るお店、『焼肉丸丸(まるまる)日の出本店』をご紹介します!

焼肉丸々・外観焼肉丸々(まるまる)日の出本店 二代目店主・安藤紀代さん

▲焼肉丸丸日の出本店外観(左) 店主・安藤紀代さん(右)

 36年前(昭和51年)に延岡市内では初めてとなる「ファミリー向けの焼肉店」としてのオープン以来、幅広い年齢層のリピーターが通う『焼肉丸丸』。今年2012年4月より「市役所横店」を閉店、店主も父である初代・安藤喜丸さん(右画像)から受け継ぐ形で、安藤紀代さんと、紀代さんの弟、安藤憂武さんへと交代し「日の出本店」に一本化!現在は紀代さんと憂武さんが力を合わせきりもりしています。
 そこで今回のレポートでは、長年に渡り、地元で愛され続けている伝統の味を守りつつ、先代の時代にはなかった「女性からの視点を大切に」という新テーマを掲げ、気持ちも新たにスタートした『焼肉丸丸(まるまる)日の出本店』の安藤紀代さんにおすすめメニュー等をご紹介していただきました♪

焼肉丸丸 日の出本店

住所:延岡市日の出町2丁目1-17
(JR延岡駅裏すぐ)
電話:0982-34-1500
営業時間:17:00〜23:00

定休日:不定休

 

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店舗紹介

焼肉丸々・店内イメージ

▲88人着席できる広々とした店内。

 実は『焼肉丸丸』がオープンした当時の延岡市内で「焼肉店」といえば、現在のように、家族でワイワイ楽しむようなイメージではなく、どちらかといえば大人の男性が好む『ホルモン焼き』が主流で、ビールを飲みながらおつまみのようにちょこちょこと焼いて食べるのが定番だったため、女性や子ども達から好まれる場所ではなかったようです。
 しかし「子どもも大人も一緒になってバーベキュー感覚で焼肉が楽しめるような、ファミリー向けの焼肉店を延岡に!」と考えた初代店主、安藤喜丸さんは、九州だけでなく関西方面へ足を運び、お店の雰囲気や、メニュー、タレの味を研究し、ようやく延岡市内では初めてとなる『ファミリー向けスタイルの焼肉店』をオープンしたのが昭和51年のことだそうです(当時は現在の日の出町ではありませんでした)。

焼肉丸々・店内イメージ焼肉丸々・入り口階段

▲小さなお子様連れにもうれしい座敷(左) 店舗入り口への階段風景(右)

 そして今年の4月より、安藤紀代さんと、紀代さんの弟である憂武さんが、父である初代の安藤喜丸さんから店舗を受け継ぎ、二人三脚で新展開をされています。
「新しいお客さんが徐々に増えている一方、世代交代した今でも、昔なじみのお客さんもこれまで同様に足を運んでくれるのがとても嬉しいです」と語るの安藤紀代さん。 
 中でも、今も受け継がれている「秘伝のタレ」は評判で、常連達の心をつかんで離さないようです。「ご飯にタレをかけて食べたい!との声が多いんですよ」と安藤紀代さん♪

 

おいしさのヒミツ☆

独自ルートで仕入れる新鮮で上質な肉をリーズナブルに提供!

焼肉丸々・イメージ

 初代が独自に開拓したルートで上質な肉を仕入れつつ、さらに、生産者や販売ルートを追跡出来る「国産牛肉トレーサビリティ」を設けて安心・安全を徹底追求しています。また「お客様にお腹いっぱい食べて満足してもらいたい」という思いから、価格は極限まで抑えているのでとってもリーズナブルなのです!

オープンから変わらない秘伝のタレ!

焼肉丸々・秘伝のタレ

 15種類以上の野菜やフルーツと、独自配合のスパイスで作るタレは、初代がオープンしてからこれまで、ずっと変わらず受け継がれています。ほんのり甘みがあり、あっさりしているので小さい子どもにも大人気!残りのタレをごはんにかけて食べる人も多いそう☆にんにくとコチュジャンを別添えしているので、好みの辛さに調整する事も可能です!

 

『焼肉丸丸』いちおしメニュー紹介☆

焼肉丸々・2代目安藤紀代

 数多くラインナップされているメニューから、おススメの「焼肉メニュー」と人気の「サイドメニュー」を順にご紹介します☆

 

宮崎牛上カルビ 1,100円

焼肉丸々・宮崎牛上カルビ

▲焼肉店で人気の牛カルビは、単に国産の牛カルビだけでなく、「特選」の宮崎牛の高品質メニューをこの低価格で提供されるというのだから驚きです!

焼肉丸々・焼肉イメージ

 

イベリコ豚肩ロース 780円

焼肉丸々・イベリコ豚

▲高品質で有名なスペインの豚肉ブランド「イベリコ豚」が格安で手軽に食べられるとあって、人気を集めています!牛肉のように「サシ」が入り、甘みのある脂が特徴。

 

はらみセット222 (焼き野菜つき)2,980円(通常3,340円)

焼肉丸々・はらみセット

▲豚はらみ2(左)、鶏はらみ2(中)、牛はらみ2(右)約6人前
 ほどよい歯ごたえとやわらかさで人気の「はらみ」が無期限キャンペーンの激安セットメニューとして登場!「はらみ」が大好きな人はこの期間中にぜひ必食です!

 

焼肉丸々・焼き野菜

 

その他のはらみセット

・はらみセット333(焼き野菜つき) 4,080円(通常5,010円)
(牛はらみ3、鶏はらみ3、豚はらみ3 約9人前)
・はらみセット555(焼き野菜つき) 6,980円(通常8,350円)
(牛はらみ5、鶏はらみ5、豚はらみ5 約15人前)

その他のお得な盛り合わせメニュー

・ファミリーセット 4,980円
(カルビ2、特ホルモン2、鶏ももみ2、豚バラ2、大ごはん3  約8人前)
・大皿盛りセット 5,980円
(カルビ5、豚バラ5、大ごはん3、みそしる3 約10人前)
・はらみ10セット 5,980円
(牛はらみ5、特ホルモン5 約10人前)
・ミックス6セット 3,280円
(カルビ2、特ホルモン2、白ホルモン2 約6人前)
・ミックス10セット 5,380円
(カルビ2、特ホルモン2、白ホルモン2、鶏ももみ2、豚バラ2 約10人前)
・海のものセット 2,250円
(いかはらみ、いかあし、プリプリ海老、ホタテ、北海コーン)
・飲み放題コース(2時間)
(1人3,500円・4,000円・5,000円コース 女性は500円引き)

 

人気のサイドメニュー紹介☆

石焼ビビンバ 950円

焼肉丸々・石焼ビビンバ

▲お肉と野菜、ごはんなど、10品目を一緒に食べるので、タンパク質・ビタミンミネラル・炭水化物などの栄養をバランスよく、そして美味しく食べられる無敵のメニュー!

焼肉丸々(まるまる)日の出本店焼肉丸々・石焼ビビンバ

▲特別に安藤紀代さんに見本をお願いしました!

焼肉丸々・石焼ビビンバ焼肉丸々(まるまる)日の出本店

▲石の器に「ジューッ」と焼き付けながら混ぜ合わせると、おこげの香ばしさやタレの香りが湯気と共に立ち上がって食欲をそそります!タレとナムルから出た野菜の旨味がご飯にからまってとろける食感と、まろやかさの奥に時折ピリッと感じるとうがらしの辛みが絶妙なリズムです♪

 

クッパ 870円

焼肉丸々・クッパ

▲カルビ肉、キムチ、きのこ、ワカメ、海苔、ナムル数種、キムチ、溶き卵、ネギなどのトッピングが、スープから飛び出るほどの具だくさん!焼肉の〆に食べる方が多いそうですが、この一品だけでお腹いっぱいになりそうです!

焼肉丸々・クッパ

 

冷麺(夏期限定 / 9月中は注文可能) 870円

焼肉丸々・冷麺

▲スイカ、キムチ、ほうれん草などの自家栽培した無農薬野菜やタマゴ、海苔、ハムが山のように盛りつけられた、安心・安全・贅沢冷麺!夏場の焼肉店には欠かせませんね♪

焼肉丸々・冷麺

▲歯ごたえのこんにゃく麺でさらにヘルシーさと満足感がプラスされています!

 

延岡の地酒・guzzle(ガズル)

焼肉丸々・地酒guzzle焼肉丸々・地酒guzzle

▲延岡市の地酒『千徳酒造』の微発泡日本酒『guzzle(ガズル)』。通常の日本酒よりもアルコール度数が低く、シュワっとしていて口をリフレッシュしてくれるので、焼肉を食べながら日本酒を楽しみたい人にはぜひおすすめ!!

 

安藤紀代さんインタビュー

焼肉丸々・スタッフ

▲安藤憂武さん(左から2番目)、安藤紀代さん(画像中央)とスタッフのみなさん

 

焼肉が暴食というイメージを払拭し、健康を重視した焼肉店を目指したい。

 

Q:開業から35周年をすぎて新たなスタートを迎えられ、本当におめでとうございます。父である安藤喜丸さんから、歴史ある店舗を引き継がれた今の感想をお聞かせ下さい。

「父がオープンした当初は『焼肉=ホルモン焼き』というイメージが強く、子ども達にはまったく関わりのない存在だったそうです。しかし、そうした偏った考え方をぬぐいさり、家族みんなで外食を楽しむ文化をつくっていきたいという思いから、このようなファミリー向けの焼肉店をオープンしたと聞いています。おかげで三世代に渡って通って下さる常連の方もいて、『必要とされている』という実感がわいてきます!」

Q:『焼肉丸丸』という名前の由来は?

「昭和時代には、学校で先生からもらえる最大級の褒め言葉は『◎(にじゅう丸)』でしたよね?『○』がふたつ重なってさらに喜びが大きくなることから、子どもも大人も満足してほしいという願いを込めて『丸丸(まるまる)』とつけたそうです」

 

焼肉丸々(まるまる)日の出本店

 

Q:オープン当時のメニューは『焼肉』だけだったのですか?

「いえ、今でもバーベキューをする時の事を想像して頂ければ分かりやすいかもしれませんが、豪華なお肉だけ並んでいても、子ども達だけでなく大人も飽き飽きしてくるものです。だから、あれこれ注文して少しずつ食べる楽しみを持てるように、当時はサイドメニューとして、オムライスなどのちょっとした洋風軽食を準備していたそうです。」

Q:相手の立場にた立ったときをイメージしてメニュー構成されたということでしょうが、つくる側のことを考えると、かなりハードワークだったのでは?

「私の印象では、毎日かなり忙しく動き回っていましたね!休みもなく今日まで走り続けたのでしょう……。でもそれは、私たちがお客様をサービスしたいという気持だけでなく、そんな気持ちを受け止めて下さったお客様がいらっしゃったからこそ続ける事が出来たのだと思います。私は、そんな思いを受け継いで、私らしい『焼肉丸丸』を展開したいと思っています」

 

焼肉丸々・安藤紀代さん

 

Q:世代交代をして新たに取り組んでいる事はありますか?

「近年のダイエットブームやヘルシー思考で、『焼肉=暴食』というイメージが強くなり、焼肉店は敬遠されがちです。しかし、お肉は人が健康的に生きるためには必要なタンパク質やビタミンが豊富に含まれています。だから、お肉を安心して食べて頂ける様に、女性目線で健康に気遣ったメニュー構成にしたいと思います。たとえば、現在では、野菜を無農薬で自家栽培して安心・安全なものをそろえたり、サイドメニューに使用するトッピングは他店舗に比べ物にならないくらい豊富に野菜を取り入れています」

Q:これからの豊富を教えて下さい。

「今まで父が培って来たこの店の歴史を大切にしながら、私に出来る事を意識して、先ほども話したような『女性目線』を大切にしお店造りをしていきたいと思います。無農薬の野菜を自家栽培したり、 野菜をふんだんに使用した、丸丸ならではのメニューを考案したり、焼肉に限らず子ども達が大好きなメニューを揃えたり、家族揃って楽しみながら、そして安心して通える様な焼肉店にしていきたいと思っています」

お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。

 


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