競馬”G1″予想 – 2013 -『天皇賞(春)』


投稿:2013.04.26

パワナビ松田の予想

◎ゴールドシップ
○アドマイヤラクティ
▲デスペラード
△フェノーメノ
☆カポーティスター

 完全なる一強ムードだが、今回はゴールドシップの相手探しとする……。3200Mという距離を考えれば、特にこれといった馬もおらず、かといってゴールドシップが衰えているわけでもなく、逆に春天の常連であるベテラン勢は高齢化するばかり、そんなことから相手上位は5歳で長距離実績のある、トニービンの血をひい二頭、アドマイヤラクティとデスペラードに期待する。どちらもクラシックでは活躍していいないが、ここに来て長距離レースで安定感をみせている。とくにデスペラードは、ずっとダートを使われてきたが、近3走、3000Mを超えるレースで抜群の安定感をみせている。
 フェノーメノはこのメンバーでは、勢い、重賞実績ともにトップクラスだが、2500Mを超えるレースに出走経験がないことと、オッズ面から、若干割引した。
 あとは、昨年の秋ころから徐々に力をみせはじめ、今年に入ってから重賞でも活躍をしだしたハーツクライ産駒の4歳馬カポーティスターを抑える。
 

パワスポ黒田の予想

◎ゴールドシップ
○サトノシュレン
▲フェノーメノ
△トーセンラー
☆トウカイパラダイス

 エアグルーヴが死んだ週にブエナビスタがキングカメハメハの子を受態、名種牡馬ストームキャットもなくなった。天皇賞にもついに外国馬が出走、ジャパンカップでは鋭い切れ味をみせたレッドカドーもこの距離では少々部が悪い。だからと言って日本馬を見渡すとゴールドシップの能力は抜けており他の馬と言っても一長一短でなかなか難解。しかしゴールドシップが頭では馬券にならない。ではゴールドシップが負けたダービーを振り返ると、これはやっぱりダービーの舞台にのり方を間違ったと考えるのが妥当であろう。やっぱここは3連単でゴールドシップの頭と考え馬単気分で馬券を買うのが良いのかもしれない。
 まずはC.デムーロのマイネルキッスだが2009年の勝ち馬で翌年も2着、生粋のステイヤーだがさすがにピークは過ぎた。デムーロで着狙いが妥当かも。これに対してドバイで2着、香港でも勝ち星を挙げたレッドカドーだが、前記のように距離が微妙。もちろん戦績だけ見ると超一流の馬だとはわかるがこのローテーションもきついと考え見送り。
 ということで対抗だが血統を重んじて、ゴールドシップの父ステイゴールド産駒を狙いたい。サトノシュレンは実はJRA宮崎育成牧場の育成馬。何度か写真を撮った記憶もある。うるさかったな、そんなイメージだったが…。長く使えるのがステイゴールド産駒の特質であり、年齢を重ねやんちゃな部分は消え、しっかりとした末脚を発揮できるようになる。ここは成長を信じて一発狙いたい。
 もちろんフェノーメノも同じくステイゴールド産駒で実績上位。母父もエルハーブの激しさをもつサトノシュレンと違い、名馬ディンヒル。最近の競馬を見るとステイゴールド、ディープインパクト、ゴールドアリュールの池江ブランドの時代が続いている。ここは逆らわず素直に狙いたい。
 となると次に狙いたいのはトーセンラー、もちろん父ディプインパクトは池江ブランドの最高傑作。
 最後はこれまた池江ブランドの隠し玉トーカイパラダイス、母トウカイミヤビは初めて牧場に行ったときにふれ合った大切な馬、何か因縁を感じる今回の天皇賞は宮崎出身の池江元調教師の関連馬で狙いたい。
 それにしてもマイネルキッス、レッドカドー以外は日本の競馬で活躍した馬の子供がずらりと並んだ。そういえばマイネルの父もジャパンカップ走ってたな…。


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