« 2005年11月 | メイン | 2006年02月 »

2005年12月26日

BLASH ロングインタビュー [ インタビューPR ]

 最近、宮崎のイベントやライブ、さらにはメディア各方面で"BLASH"という名前をよく耳にする。もちろん、この名前は以前から知っていたし、本人達とも接触はあったが、特に今年に入ってからというもの、その名前の持つ響きが以前にもまして、重厚になってきた。活動にも実が入り、楽曲もしっかりとコーディネイトされ、なにより、BLASH自体に”ハク”のようなものがついてきた。そこで今回のロングインタビューでは、宮崎市のアーケードの路上で、ギター一本を片手に声を張り上げていた彼(彼女)ら2人に、どのような変化があったのかを、路上の頃からの活動を振り返ってもらいつつ、近況を語ってもらった。さらに、2006年は年明け早々に”唄人羽”をゲストに迎えた、"BLASH"の「思い入れ満載ライブ」開催情報も入って来たので、ライブ開催裏話なども聞いてみた。
(レポート&インタビュー:パワナビ松田 撮影:オオタヒサヤ

BLASH BLASH

*****************************************************

■BLASH プロフィール

URL:http://www.blash.jp/

名前:erika(左)
血液型:A型
星座:やぎ座
カラー:黒・赤・緑
好きな:アニメ ピュ〜と吹くジャガー・I LOVE HER

名前:西村伸也(右)
血液型:O型
星座:おひつじ座
カラー:ピンク、むらさき
好きな:おしゃれ手帳・クッキングパパ 好きな

erika 西村伸也

2001年7月
路上ライブをしていた西村と、飛び入り参加したerikaが知り合い結成する。
その後毎週末、ストリートライブを繰り返しその後ライブハウスに活動の場を移す。
2003年4月・4月
「うたいびとはね」のツアー「宮崎公演」と「福岡公演」のオープニングアクトをつとめる。プレス9九州沖縄音楽祭2003宮崎大会グランプリ
2004年8月
インディーズにてデビューCD発売。初の九州ツアー8/27「うたいびとはね」主催イベント【Invation vol、2】(Zepp福岡)で  再びオープニングアクトを努める。
2004年10月
ラジオ番組(FM宮崎・毎週日曜OA/提供:宮崎県)でアルバムから【smile】がエンディングテーマで放送中!
2004年11月
JFN(JapanFM Network)TOSHIBApresents全国インディーズ発掘キャラバンに宮崎地区(FM宮崎) 推薦にてエントリーされる。
2004年12月
2005年1月放送のNHK「オンエアバトル熱唱編」に参加
2005年4月
2005、4月〜MRT宮崎放送の人気テレビ番組「土曜ゴジヤジ」のエンディングテーマ曲制作
2005年8月
日本テレビ系列 UMK「24時間テレビ/愛は地球を救う!」宮崎会場ゲストライブ  
2005年10月
MRTラジオ 「BLASHのチューナーパンクス」放送開始  
現在九州を中心にライブハウス・イベント等で活動中。

*****************************************************

■BLASH インタビュー

BLASH インタビュー

・まずは。みんなでBLASH差し入れみかんを食べる・・・。

パワナビ:それでは、よろしくお願いします。まずは、つきなみな質問ですけど、BLASHの事を詳しく知らない人達のために、結成のきっかけお教えてください!

伸也:はじめ僕は、erikaではなく、他の相方(男)とストリート・・・え〜主に宮崎市の一番外とか、駅前とかでギター片手に歌ってたんです。そんな、ある日、erikaが友達と一緒に、お客さんとして見に来てくれていて・・・。

erika:たまたま、ストリートで2人が歌っているところが目に入ったんですけど、その時、私の知っている曲・・・確か”ゆず”だったかな〜・・・をカバーしてしたので、足を止めて見ていたら、いつの間にか友達と一緒にノリノリになって歌っていました・・・。

パワナビ:それじゃ、伸也君たちの路上ライブにerikaちゃんが乱入したって事?

伸也:そうそう!いきなりハモリとか入れてくるからビックリした(笑)。普通、一緒に歌っても、いきなりハモらないでしょ!

erika:知ってる曲で、好きな曲だったからねぇ(笑)。

伸也:でもね、その時のerikaの明るさとか、度胸とか、いろんな要素が短時間のうちに、僕に伝わってきて・・・なんていうか、ビビッと(笑)きたんですよね!こいつイイじゃんって。

erika:え〜、そんなの初めて聞いた・・・なんで前に言わんの?でも、前から「女の子とのユニットが組みたかった!」っていう事は言ってたよね!

BLASH

パワナビ:当時の相方はどうしたんですか?確か男性でしょ。

伸也:ちょうど、erikaと出会った頃は、いろいろと事情があって、当時の相方が抜ける時期と重なっていて、路上やりながら次のメンバーを探していたんですよ!どうしても、1人ではなく2人というのが頭にあって・・・。でも、次にやるのなら、男同士や女同士ではなく、男女のユニットがいいなぁと思っていたんです。そんな時にerikaが僕達の路上ライブに通ってくれて、次第に会話とかするようになって「彼女ならきっといける!」という事で、思い切って声をかけてみたんです。

erika:それで私がさそわれたんです(笑)!なんで(笑)なんだろ?

パワナビ:さそわれた時のerikaちゃんの感想は?

erika:元々興味があって通っていたわけだから、直ぐにOKしました・・・。でも、私はやる気満々だったんですけど、路上ライブとかのスタンスが中々家族には受け入れてもらえず、快く送り出してもらえるまでに時間がかかりましたね・・・。それでも、自分のやりたい事だったので、なんとか認めてもらえるよう頑張りました。いまでは、凄く応援してくれています。

伸也:新コンビでのスタート当時は、2人とも、変にやる気があって、雨の日とか、お客さんがいようが、いまいが、お構いなしでやってましたよ!いろんなプレッシャーと戦いながらだったけどerikaもとても楽しそうでした!

erika:もう、毎日、外に出て歌ってないと落ちつかなったですね!私も、お客さんがいるいないは関係なかったです。

パワナビ:やっぱり、路上って普通のコンサートとか、発表会とは違うから、特に女の子を持つ父親の私としても、ご両親が心配する気持ちはわかるな・・・。それに路上ライブって度胸がいるでしょ!元々、自分のお客さんでない人にまで、訴えかけるわけだから・・・。きっと楽しい事ばかりじゃないとは思うけど、2人の路上ライブに関する思い出話などもきかせてもらえないですか?

伸也:当時、僕は”唄人羽”にあこがれていたんですけど、ある時いつものようにerikaと路上で歌っていたら、たまたまツアーで宮崎に来ていた”唄人羽”のメンバーが僕らの前で足を止めてくれて、そのまま10曲も聴いてくれたんですよ!もの凄く嬉しかったです。あれは一生の思い出ですね!

erika:その時に、足を止めてくれた曲が、ファーストアルバムの2曲目”心と体”なんです。

伸也:僕達が歌っていると”唄人羽”の本多哲郎さんが缶コーヒーを買ってきてくれたんですけど、あまりに嬉しくて、その時は飲まず、いまだに中身が入ったまま部屋に飾っています。

erika:私も飾ってます。その時の事は私にとっても、とてもいい思い出です。逆に、路上につきものの、嫌なことは、酔っ払いが意味もなく絡んでくる事かな・・・。

伸也:いきなり譜面台を投げ飛ばしたりするんですよ・・・。

erika:でも、そういう経験があったから、度胸もついたように思いますね。それと、当時は路上やってる人が多くて、場所取りなんかも大変だったな・・・。みんな目立ちたくて、大声を張り上げていたから、自然に声量もでてきたし・・・。

伸也:ほかにも、細かい嫌な事はたくさんあったけど、歌いたいほうが強かったからあまり気にしなかった・・・。やっぱり、つらかった事はあとから経験としてついてくるはずだから、そのために路上をやめようとか思った事はないです。

パワナビ:路上ライブをやりながら、変化した部分って・・・。

erika:はじめはコピー曲ばかり演奏していたんだけど、オリジナル曲でお客さんが足を止めてくれるようになった頃から2人の意識が変わったような気がします。なんの予備知識もなく、ただただ、初めて聞く私達の歌詞やメロディーに反応してくれて、自分の時間を割いてくれるわけだから、こちらのお客さんに対する意識も変わっておかしくないと思います。もっと、もっと、お客さんのためにいい曲を作りたいと、強く思うようになりましたね☆

伸也:オリジナルにお客さんが反応してくれるたびに「もっとBLASHの個性を打ち出さなくちゃいけない!」と考えるようになりました。それまでは、ただ路上で歌うのが楽しかっただけでしたが、オリジナル曲を歌う僕達にお客さんがついてきてくれるようになった事で、なにか活動に対するスタンスが大きく変わったような気がします。「プロになりたい!」と思うようになったのもその頃からだと思います。

パワナビ:オリジナル曲の話題がでましたが、2人はどういったアーティストに影響を受けたのですか?

伸也:僕がギターに興味をもったのが、小学生だった頃・・・。たまたまラジオからサイモン&ガーファンクルのボクサーが流れてきて、その中で響くアコギの音色に強く反応してしまいました。これもまたたまたまなんですが、サイモン&ガーファンクルという名前が頭に入り、いろいろ探していると、父がレコードをもっていたので、何回も聞き込むようになりました。さらにその後、バンドブームがあって、「タマ」独特のストロークをハエタタキで真似したりしながら、その傍ら、ビートルズをよく聞いていました。

erika:私は、小さい頃に、NHKの「みんなのうた」で流れていた「以心伝心しよう」っていう曲が大好きで、いつも妹とお風呂で歌っていました。あとから聞いた話なんですけど、この曲を歌っていたのは宮崎出身の大城光恵さんだったそうで、ビックリしました・・・。そして中学生の頃は普通に、安室奈美恵とかスピードが好きで、高校に入ってからaikoが好きになりました。路上に興味を持ったのは”ゆず”ですね!

BLASH

パワナビ:さっき、オリジナルを演奏すっるようになってから、プロを意識し始めたといってましたが、プロを見据えた本格的な活動を意識し始めたのはいつ頃からですか?

伸也:いつ頃からだろう・・・?さっき話した頃から、オーディションなどには、よく応募したりしましたね・・・。特に何かに選ばれたくて・・・というにではなく、ただ、ライブハウスで演奏がしたくて・・・でも、そのきっかけがつかめず、要領もわからなかったので、とにかくオーディションとかにたくさんでれば、ライブハウス関係に詳しい人とかにも、たくさん出会えるんじゃないか?って・・・。

erika:ロックバンドとかだと、よくライブハウス借り切って、自主ライブやってたりとかするんですけど、アコースティックて中々ライブハウスで演奏する機会がないんですよ・・・。もちろん声をかけられる人もいるんですが、私達がそういう立場にいなかったので、オーディションがきっかけ作りの場になればいいなぁって思いました。

伸也:そんな風に、路上だけでなくライブハウスでも演奏ができたら・・・と考えてつつ、アレコレ対策を練っていた頃、以前に出会った”唄人羽”がツアー先で地元からのオープニングアクトを募集していて、たまたま僕らの路上ライブを覚えていてくれ、宮崎公演でのオープニングアクトとしてライブハウスのステージに立つ事ができました。さらにZepp福岡で開催されたツアーファイナルにも、わざわざ僕らを呼んでくれたんです。

erika:はじめはライブハウスっていうのが怖くって・・・。いつもギター片手に、何もない路上で、2人だけで演奏していた私達にとって、ライブハウスにはいろんなものや、決まりごとが多すぎて戸惑いました。リハから本番までの流れとか、セッティングとか専門用語とかが多くて、なれるまで結構かかりましたね・・・。今でも初めてのライブハウスは怖かったりします(笑)。それと同時に、技術面、知識面でも、もっと上手くならなきゃとか、もっと努力しなくちゃ・・・そんなことを強く思うようになった頃でもありました。そしてライブハウスやイベントなどが多くなり始め、次第に路上はやらなくなりましたね。

パワナビ:路上から始まって、ライブハウスやイベント出演の話が多くなったのも、オリジナル曲を演奏し、お客さんに認めらてもらえるようになってからですよね!それでは、オリジナル曲はどういう割合で作られているのですか?たとえば作詞はerikaちゃんで、作曲は伸也君とか?

erika:2人とも、作詞・作曲どちらもやります。自分で作る楽曲には、それぞれテーマがあったり、歌詞や曲の断片的な部分を膨らましていったり様々で、コレといったパターンはありませんが、しいて上げるとすれば、歌詞優先の楽曲が多いかな〜。いい詞はノートにたくさん書き留めてあるし、何もない時は携帯電話に保存したり・・・。それを寝る前にチェックしてイメージを膨らませたりする作業をしています。私にとって歌詞は、自己表現する上でとても大切なものです。内容的には自分の考え方は素直に出していくタイプだから、どの歌詞、どの曲にも気持ちが入っています。だからお客さん達が共感してくれるととても嬉しいです。でも最近はメロディーを頭に思い浮かべながら詞を書く割合が多くなってきました。メロディーにあう言葉の響きもとても大切だとおもうので、鼻歌をうたいながら、イメージした絵に合う言葉を捜したりしています。
携帯電話

伸也:自分はいつも自分自身に問いかけるようなものが多いですね!だから、僕の場合かなりストレートなものが多いかな・・・?僕は今までの間、詞があって、それからギターで作曲する事がほとんどでした。だからどうしても好きなコードや好きなコード進行に当てはめがちになってしまい、あちこちでマンネリ化がおこってしまいました。だから、最近では歌詞を見ながらコード進行とか、コードの構成をするのではなく、鼻歌でも何でもいいから、いいメロディーをまず見つけ、それからコードなりをおいていくようにしています。

erika:たまに凄くいいAメロが出来てしまうと、それを超える印象にのこるようなサビを作るのが大変になったりするよね!

伸也:そんな時は、一緒にセッションしたりもします。僕がギターを弾いていると彼女がメロディーを入れてきたり。一人で煮詰まるような時はこっちの方がいいかな?

パワナビ:それでは、2人の思い出の曲は?

erika:思い出といえば、やっぱり”唄人羽”さんが足を止めてくれた「心と体」ですね!この曲は私が始めて作った曲なんです。人と人の心のつながりを歌ったものですが、初めて作った曲なのでとても大切な曲です。そういえば最近ライブで演奏していないな〜。

伸也:Zepp福岡でのライブ時もこの曲を歌ったんですが、とても好評だったので、そのあと自主制作でMDをつくり、路上ライブ時にお客さんに渡したりもしました。その時会場にいた人達がいまでも僕らのファンでいてくれたりもします。一番たくさん歌った曲でもあり、BLASHであることに自信をもてるようになった曲・・・そして、この曲があったからこそ、”唄人羽”さんとも出会えたわけだし、思い出の曲という事であれば「心と体」ですね。この曲はファーストアルバムの2曲目に収録していますので、もしよければ聞いてみてください。

(下:「心と体」収録ファーストアルバム「アロマリボン」)
アロマリボン
AromaRibbon
1.myself song 作詞 erika  作曲 西村伸也
2.心と体 作詞・作曲 erika
3.ベンチ 作詞・作曲 erika 西村伸也
4,プレゼント 作詞 erika/西村伸也 作曲 erika
5,生涯の恋人 作詞・作曲 erika
6,横顔 作詞・作曲 erika
7,バク 作詞・作曲 西村伸也
8,望遠鏡 作詞・作曲 erika
9,smile 作詞・作曲 erika
※発売元:(有)イベントクルー CV-V1 2,100円(税込)
・タワーレコード,他全国のCDショップでお求め下さい。
・先ずは最寄のショップにお問合せ下さい。CD登録番号 CV-B1

パワナビ:2004年夏に発表されたファーストアルバムについてもう少し詳しく教えてください。

伸也:このアルバムに収録されているのは、「心と体」をはじめ、路上などで歌っていた頃の、アコースティックなサウンドがメインのとてもシンプルなアルバムです。今聞くとアラも目立ちますけど、その時のBLASHがそのまま詰まった、僕達にとってはとても大切なアルバムです。レコーディンもいい経験になったし、お客さんからの反応もよく、このアルバムを作ったことで、県外などにも積極的に回れるようになりました。BLASHの活動の幅が確実に広がりました。

erika:8曲目の「望遠鏡」では私がピアノを弾いています!ピアノは4〜5才の頃からはじめて、中2までやっていました。その頃まではかなり練習もしていたんですけど、今はあまり練習は・・・。元々クラシックピアノだったので、ポップスなどの弾き語りとはまったく違い、違和感がありました。今は作曲の時に使ったりしています。

BLASH

パワナビ:そういえばBLASHという名前の由来は?

伸也:もともと、erikaと2人でスタートした時は、今言うのもはずかしいんですけど「金魚」という名前で活動していたんです。

erika:でも直ぐにかっこ悪い(笑)という事になって、英語の響きで覚えやすい名前にしようと、私が英単語から候補を一杯抜粋して伸也君にみせたら、その中で目に留まったのがBLASHだったというわけです。コレもまたビビッときたそうなんですが・・・。

伸也:いや、いつもビビッだけど、何十個もあった単語の中から本当にBLASHがビビッと(笑)きたんですよ!理由なんてないけど、言葉そのものがスパッと入ってきたんです。でも、名前を変えてから活動が活発になったのでよかったかな(変えて)と思っています。

パワナビ:最近はどのような活動をしているのですか?

erika:定期的にライブハウスやイベントなどに出演する事がメインで、路上はなくなりましたね・・・。でも路上での経験はいろんな意味でライブハウスやイベントでもしっかり活きていますよ!

伸也:2枚目のアルバムのレコーディングを2005年10月から初めています。内容はアコースティックサウンドがメインだったファーストアルバムとは異なり、バンドサウンドがメインとなります。楽曲もロック調のものから、スローバラードまで、様々なジャンルの楽曲をブラッシュ風なアレンジで聞かせる事ができると思います。予定では来春頃発表できるのではと思います。また、その時はちゃんと告知させてもらいますね!

erika:それと平行して、宮崎市合併イベントに伴う、メモリアルソングを手がける事になりました。タイトルは「Irie(アイリー)」パトワ語で楽しいを意味する言葉です。発表は12月31日の宮崎市合併イベント時になります。よろしかったらみなさんもお越しください。
■「新宮崎市誕生 カウントダウン・スペシャルナイト」
会場:大淀川河川敷
日時:05年12月31日22時00分〜06年1月1日0時30分
新宮崎市誕生 カウントダウン・スペシャルナイト

伸也:そして2006年1月8日は、ゲストに”唄人羽”さんを向かえBLASHが企画したスペシャルライブイベント「2SOUND SHOCK」を開催いたします。やっと自分達で企画するライブが出来るようになりました。やっぱりゲストは”唄人羽”さんしかないだろうと、オファーをかけたところ、喜んでOKを出してくれました。今のBLASHがあるのも、”唄人羽”さんの存在が大きいので、このライブもまた、BLASHにとって大きな節目となりそうです。”唄人羽”さんにも成長した僕らを見てもらいたいし、地元のみなさんにも、できる限り生で体験してほしいと願っています。ぜひ、お越しください!
■2SOUND SHOCK
会場:宮崎市芸術劇場演劇ホール
日時:2006年1月8日 17:00会場 18:00開演
出演:BLASH 唄人羽
料金:3,000円(全席自由)
2SOUND SHOCK

パワナビ:それでは最後に、それぞれ、今後の目標を語っていただきインタビューを終わりにしたいと思います。

伸也:只今製作中の2枚目のアルバムは今の僕らがやりたいこと、伝えたい事が全部詰まっているので、たくさんの人に聞いてもらいたいです。そして、もっとたくさんの人達と繋がって活きたいと思います。みなさん今後ともBLASHをよろしくお願いします。

erika:路上ライブで培ってきたBLASHを大切にもちながら、イメージ的な規制概念を自ら打ち破って行く事で新しいBLASHの可能性を見つけそれに向かって挑戦をしていきたいです。みなさん応援よろしくお願いします。

パワナビ:今日は長い時間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。今後の活躍を期待しています。またライブのほうも見に行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

伸也&erika:お疲れ様でした。どうもありがとうございました!


(インタビュー協力:オレンジカウボーイスタジオ)

投稿者 matsuda : 10:52 | コメント (6) | トラックバック

2005年12月23日

coba tour 2005 〜ディア モデストマン〜 [ ホールライブ ]

今回は4月21日にレコード会社移籍後初のアルバムを発売した世界のアコーディオニスト「coba」さんのライブレポートです。 アルバムの中では様々な人やグループとコラボレーションをしてきたわけですが。ライブではそうはいきません。ライブならではのアレンジ、パフォーマンス。アコーディオンの限界に挑戦すると語ってくれたcobaさんのライブ。とても言葉じゃ表せないないようでしたがすこしでも伝われば・・・
 台風一過、開催も危ぶまれた今回のツアーでしたが、皆さんの思いが形となり無事ライブはスタート、お客さんの中には被災者の方もいらっしゃって、「こんな時だからこそ、cobaさんの演奏で元気を取り戻してまた明日から頑張ります」と語ってくれました。
(レポート:照屋 撮影:甲斐

coba.jpg

ライブの詳細はこちらをクリック

投稿者 blogpawanavi : 23:46 | コメント (0)

2005年12月22日

10Shoes LIVE in TAM [ 自主企画ライブ ]

10Shoes LIVE in TAM
オープニングアクト:ともぞう with 岸田良一
■11月20日(日)music&booze TAM(延岡市)にて開催
主催:music&booze TAM 

MUSICのコーナーでおなじみとなっています延岡市一ヶ岡の「music&booze TAM」さんで今年5本目となるライブが11月20日に開催されました。出演は、プロとしても活躍している福岡在住の蓑原淳平さん他3人のアコースティックユニット「10Shoes」。そして、オープニングアクトには、延岡在住の“ともぞうwith岸田良一”さんのユニット。両出演者とも、長年音楽活動をし、しかも九州で生活していることもあり、『福岡と延岡 音楽を愛する男たちの競演』と銘打ち行われました。
今回はTAMさん直々にレポートしていただきました!それではTAMさんよろしくお願い致します!

2005_112110shoes0093.jpg 2005_112110shoes0077.jpg

2005_112110shoes0042.jpgまずはオープニングアクトを務めてくれました
“ともぞう”さんと岸田良一さんを紹介しましょう。
ともぞうさんは、約2年前に延岡にUターン。それまでの約20年間、東京でプロのギタリストとしての仕事も含め多くのライブ活動を行ってきました。実は、ともぞうさんは私の1学年下になるのですが、お互いの高校時代(20数年前!?(爆))に、当時の延岡で噂になるほどのスーパーテク・高校生ギタリストだったのです!
そんな、根っからのミュージシャンのともぞうさんは、バンド活動をしたいがメンバーが見つかるまでとレコーディング機材を購入し、オリジナル曲のデモ音源を精力的に作り始めました。作品が出来るたびに聞かせてもらっていたのですが、その内容や彼の意気込みに感銘した私は今回のライブに出演してくれないかと依頼。バンド形式を前提にしているのに、弾き語り形式でと半ば(かなりかな・・)無理を言って・・ですが・・。(ほんとありがとうございます!)

そして、同じく当店の常連さんでもあり、昨年夏に門川総合文化会館で行われた『中野督夫ライブ with蓑原淳平(今回の10SHOESのメンバー)』でプロミュージシャンとセッションを果たした岸田良一さんと一緒にやってみてはと提案。ともぞうさんと友達でもあり、延岡を中心に積極的に演奏をしている岸田さんも快く了解していただき、今回初のユニットが誕生しました!本番当日の今日までの2ヶ月間、二人は幾度もスタジオに入り、ライブ用に曲を仕上げてきました。いくら上手くても、長年やっていてもこういった事が大切なんですね。さすがです!

2005_112110shoes0082.jpg 2005_112110shoes0036.jpg

さてさて、開演時間となり、ともぞうさんと岸田良一さんの登場です!
ステージ中央には鮮やかなブルーのエレアコを手に堂々と立つともぞうさん。そして後方には愛用のフェンダー・シンラインを手にする岸田さん。ハードロック出身のともぞうさん、一曲目から飛ばします!エレアコを鋭くカッティング!岸田さんはシンラインをマーシャルアンプでドライブさせともぞうさんの迫力ある歌とギターをサポート。それはとても骨太で男っぽいサウンド。さらに歌詞の内容もとても伝わりやすく、これぞ『大人のロック』だ!特にラストの曲は、かなりの大作!ともぞうさんの熱く叫ぶ歌に岸田さんの太く情熱的なギターソロで絶妙に絡まってくる。是非、ドラム&ベースのあるバンド形式で聞きたくなった楽曲でした。今回は30分のステージでしたが、オリジナル曲で臨んだともぞうさんと岸田さん。彼らのキャリアを伺わせてくれたライブでした。今後の活動に期待したいと思います!

そして、セットチェンジとしばしの休憩を挟み『10Shoes』の登場!
2005_112110shoes0114.jpg10Shoesのメンバーは、当店でもおなじみのSHIME中野督夫(センチメンタルシティロマンス)、さらには、チューリップの姫野達也などのプロミュージシャンのサポートギタリストしても活躍、そして、福岡の老舗ライブハウス『DREAM BOAT』のオーナーでもある蓑原淳平さん(Vo&Ag 写真右)と、ライブも行われている福岡のレストランバー『TUPERO(トゥペロ)』のオーナーの藤城広和さん(Vo&Ag 写真左)、そして、ZUNNYさん(Cho&Bass)の3人です。この『10Shoes(テンシューズ)』とは、淳平さんと藤城さんがお店の店主であることから、店主'S・・テンシュズ・・テンシューズとなったそうです。(笑)そしてこの3人は『サザンロッカーズ』というバンドも組んでおり、先日BS-NHKで放送された『全国バンド自慢コンサート』に出演!なんと!全国から応募された362バンドから選ばれた13バンドのみ出演できたコンサートなんです。その『サザンロッカーズ』のフロントマン3人のライブ、期待以上にクオリティーの高いライブとなりました!

2005_112110shoes0091.jpg 2005_112110shoes0102.jpg

2005_112110shoes0144.jpgセッティングも終え、和やかな雰囲気の中、淳平さんから3人の紹介。そして、「TAMさんに捧げます(笑)」と1曲目はジェームス・テイラーの『バーテンダー・ブルース』を演奏。1曲目から3人の素晴らしいコーラスワークとアンサンブルがお客様に確実に伝わっています。それぞれ仕事を持ちながら福岡を中心に活動する彼らのサウンドは、プロミュージシャンと言っても疑うことの無いサウンドです。それはリハーサルの時の音作り、バランス、コーラスなどを的確に、そして妥協せずにチェックする姿勢からも表れていたのです。その後、イーグルス、AMERICA、オールマンブラザーズバンドなどアメリカのウエストコースト系の曲を休憩を挟み2ステージにわたって演奏。
リードボーカルは曲の藤城さんと淳平さんが代わる代わるに担当。リードをとっていない時は、ZUNNYさんと共にコーラスで参加している。そうなんです、3人とも歌えるんですね。ウエストコースト系サウンド独特の高音パートの効いたコーラスワークと、淳平さん、藤城さんの高度な演奏力のギターアンサンブル、ZUNNYさんのベースラインがとても爽やかで心地よいのです。
しかし、爽やかなだけでなく、淳平さんのワイルドなスライドギターや、ZUNNYさんのうねるようなベースソロも随所に盛り込ませ、迫力ある演奏でお客さんを圧倒させます!そしてそして、さらに、彼らは歌と楽器がうまいだけでなく、話も面白いのです(笑)釣り好きの彼ら、釣りの話のほか、日常の出来事など面白おかしく、お客様と会話するように話をします。その中でも特に、ZUNNYさんの食べ物や“1日分の野菜ジュース”に関しての素朴な疑問(笑)がお客様の爆笑を誘いました。
常にお客様がいる『ライブ』と言うものを意識し、歌、演奏はもちろん、トークでもしっかりとお客様を惹きつけ、なによりも自分たちが楽しそうに『ライブ』をしている『10Shoes』。素晴らしいの一言につきました。

ここで、ライブアンケートに書かれていたお客様の感想を紹介しましょう。
「初めてTAMさんのLIVEを観させていただきました。すごくアットホームな感じで好きになりました。今度は友達と一緒に来ます!」
「10Shoesの音楽もMCも楽しくて好きになりました。」「クリアな音で目をつむって聞いていても心地よくてクセになりました。」
「10shoesはさすが、3人の個性がそれぞれ引き立っていて、コーラスも完璧でした。今回来れなかった人はつくづくかわいそうですね〜。」などなど、ちなみに批判等のご意見はありませんでした〜。
2005_112110shoes0153.jpg 2005_112110shoes0172.jpg

さてさて、
終演後はTAM恒例の「ライブが終わったと思いきや、ある意味これからが本番?タ〜イム!」。(笑)
出演者の方々が一旦楽器を置き、客席でお客さんと共にお酒を飲みながらご歓談。さらに店内が盛り上がり始めた頃、10Shoesの方々が当店に来る前に浦城で釣ってきた魚を淳平さんがお客様の目の前で魚をさばき始めましたのです!
さらに、今年2度も当店に出演してくれたCAPELLAのボーカル、響子ちゃんもお三人が釣ってきた魚で味噌汁を作り、淳平さんの船盛り(笑)と共にお客様全員にご振る舞い!!美味しいお魚とお酒…、そう、あとは、セッションタイム!実は、そのCAPELLAの響子ちゃんの相棒、ギターのマーシーこと銀島君が東京で音楽活動をしてみたいということで、翌日に東京に旅立つことになっていました。

2005_112110shoes0177.jpg 2005_112110shoes0185.jpg

それを聞いた10Shoesの皆さんから2人の演奏を聞こう!とのリクエストもあり、CAPELLAの2人の演奏が急遽スタート。途中、淳平さんもギターを手にとり、CAPELLAのオリジナル曲に参加。「マーシー、東京でも頑張れよ!」とお客様からの温かいエールの声と拍手で店内はつつまれました。(感動・・)
その後も、遅くまで皆さんと共に楽しい時間を過ごすことができました。10Shoesのお見送りで皆で店を出た時、「見て!星がきれいだ〜。」と藤城さん。しばし、広い空に輝く星を皆で見上げてました。10Shoes、ともぞう&岸田良一、子供の頃から音楽を愛してきた男達の音楽を楽しむことが出来きた夜。
何ともいえない清々しい気分になれた夜でした。私自身、両氏の次回のライブを楽しみにしています!これをごらんの皆さん、意外と楽器等をやっている方よりも、ライブってどうなもの?と興味を持って来て頂いている方も多くいらっしゃいます。是非一度、TAMのライブをご覧くださいませ。
来年2006年もどんどんライブを行っていきます!よろしくお願いします!

投稿者 blogpawanavi : 00:34 | コメント (1)

pawanavi since 2001.01.24  last renewal 2005.10.11  Copyright - (C) 2001-2005 All Rights Reserved