平成26年度 第37回 全国選抜高校テニス大会九州地区大会 女子

テニス

投稿:2014.12.06
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来春の選抜の出場権のかかった選抜九州地区大会が、11月15日から17日の日程で長崎市総合運動公園かきどまりコートで行われ、女子は宮崎商業と宮崎南の2校が出場した。初戦の明豊戦ではシングルス1の東美月が敗れるなど接戦ながらも3-2で勝ち上がった宮崎商業は、2回戦も地元長崎の大村に勝利し全国大会出場を決めた。残念ながら準決勝、3位決定戦は敗れたものの、主力が抜けた新チームで全国大会に向けて可能性を感じさせる内容となった。宮崎南は初戦の鳳凰戦では力の差を感じる敗戦も、コンソレーション1回戦では佐賀商業を相手に大接戦を演じたが、残念ながら2-3で敗れ全国大会の出場権を得ることはできなかった。

【日程】平成26年11月15日(土)~17日(月)
【会場】長崎県  長崎市総合運動公園かきどまりコート

女子団体

1回戦

 

宮崎商業 3-2 明豊

S1 東 美月 5-8 松尾風香
D1 諌山希梨・德永薫保 8-3 加藤いおり・宇留嶋結衣
S2 浅見真帆 8-1 笛木愛彩美
D2 猪野ひより・戸髙摩美 8-0 此元佑里花・工藤百子
S3 髙橋もも 7-9 大神塔子

シングルス1では強敵相手に東が落とす苦しいスタートとなったが、シングルス2浅見が安定したテニスで勝利すると、ダブルスでも2勝を挙げ勝利した。

 

宮崎南 0-5 鳳凰

S1 前原茉彩 3-8 古賀千遥
D1 福留美穂・中武美玖 2-8 八田まい子・佐藤未侑
S2 南里綾香 2-8 英 凪紗
D2 西田百花・柴 萌絵 4-8 吉川季らら・沢辺しおり
S3 黒木日菜子 2-8 中島鯉季

強敵相手、そして九州初戦ということで少し緊張のみられた宮崎南、試合は5-0となったが粘りのテニスが九州でも通じる手ごたえを感じさせた初戦となった。

2回戦

 

宮崎商業 3-1 大村

S1 東 美月 4-8 里 萌加
D1 諌山希梨・猪野ひより 8-0 佐々野仁美・原田佳渚
S2 浅見真帆 8-1 光山 葵
D2 郡 風香・戸髙摩美 8-1 野村はるか・福江きらら
S3 髙橋もも 打切 大屋美奈

ここでも相手エースを相手に苦戦の東、ただそれ以外の試合は力の差を感じる試合内容。ダブルスに関しては初戦とメンバーを変えて1年生の郡が出場。元気いっぱいのプレーでチームの流れをつかんだ。

準決勝

 

宮崎商業 1-3 九州文化学園

S1 東 美月 4-8 城間安実
D1 諌山希梨・猪野ひより 3-8 山村寿莉・金子 萌
S2 浅見真帆 4-8 中島ゆりか
D2 郡 風香・戸髙摩美 8-2 吉村果歩・浦川純実
S3 髙橋もも 打切 大村千乃

ここ数年のライバル九州文化を相手に戦った準決勝だったが、シングルス1東は粘るものの経験の差が最後に出て振り切られての敗戦、ダブルス2の1年生コンビが一矢を報いたが、ダブルス1で落とし、シングルス2浅見も内容は良かったもの敗れ1-3で敗戦となった。

3位決定戦

 

宮崎商業 2-3 鳳凰

S1 東 美月 2-6 4-6 古賀千遥
D1 諌山希梨・猪野ひより 6-1 6-3 八田まい子・吉川季らら
S2 浅見真帆 3-6 1-6 英 凪紗
D2 郡 風香・戸髙摩美 3-6 1-6 佐藤未侑・中島鯉季
S3 髙橋もも 6-0 6-0 沢辺しおり

3セットマッチとなり宮崎商業有利かと思われたが、シングルス1、シングルス2を落とし、ダブルス1ではこの大会途中からの諌山・猪野が攻撃的なテニスで勝利すると、シングルス3、高橋は力の差を見せ勝利した。勝負のかかったダブルス2だが、最後はミスも重なり敗れた。主力が抜け一年生が中心のメンバー構成となる中、全国へ向けて戦う力と可能性は感じられる試合内容だった。また抜けたエースはいないがメンバーの力の差はなく、今後の厳しい競争の中で力をつけていけば、もっと上のレベルで戦えるような気がした。それぞれの努力が重なり春にはもう少し上の成績を残してくれればと思う。

コンソレーション

 

 宮崎南 2-3 佐賀商業

S1 福留美穂 0-8 高祖真美華
D1 前原茉彩・柴 萌絵 8-6 嵩下瑞帆・岸川彩花
S2 西田百花 2-8 山田芹奈
D2 南里綾香・中武美玖 8-2 緒方佑莉・松尾美咲
S3 黒木日菜子 8(4)-9 南 咲希

勝つためのメンバー構成、県大会でもなかった布陣で挑んだコンソレーション1回戦、負ければ全国の道が閉ざされる中、シングルス1には福留が出場、強敵相手に敗戦もダブルス1ではエース前原と1年生の柴のコンビで接戦を制して勝利すると、シングルス2西田が敗れたが、ダブルス2でもキャプテン南里と中武のコンビで2勝目を挙げた。
県大会同様勝負のかかったシングルス3では黒木が粘りのテニスで大接戦を演じたが、最後は足を痛めながらの佐賀商業南の精いっぱいのプレーを跳ね返すことが出来ずにタイブレイクの末敗れた。今年の春からの宮崎南の快進撃、九州大会にまでたどり着き、大会でも一番の接戦を演じるところまでチームは成長した。ただ試合の中では守りのテニスの限界を感じた。夏に向けて攻撃的な部分をどれだけ積み上げることができるかが鍵となる。


Bブロック 女子団体戦

予選リーグ①

宮崎日大 2-3 鹿児島中央

S1 竹之内咲紀 6-0 矢﨑真衣
D1 西野沙也加・高見 翼 0-6 東 みく・上野一愛
S2 寺田愛実 6-1 海老原汐音
D2 森山玲奈・山下可南子 1-6 東條里紗・堂下藍里
S3 渡辺空蓮 4-6 仮屋萌々子

予選リーグ②

宮崎日大 2-3 普天間

S1 竹之内咲紀 6-1 宮城もも
D1 森山玲奈・山下可南子 0-6 神田日向子・塩濱梨子
S2 寺田愛実 6-1 仲宗根郁帆
D2 高見 翼・酒井ひかる 0-6 仲村紗織・多嘉良桃子
S3 渡辺空蓮 5-7 太田冴恵

予選リーグ③

宮崎日大 4-1 長崎北陽台

S1 竹之内咲紀 6-1 中西真由
D1 西田沙也加・酒井ひかる 2-6 田口響子・大塚あかり
S2 寺田愛実 6-2 中山知佳
D2 森山玲奈・高見 翼 7-6(7-1) 野中彩理・坂本 萌
S3 渡辺空蓮 6-2 木村仁美

各パート3位対戦

宮崎日大 0-3 致遠館

S1 竹之内咲紀 5-7 北村千紘
D1 森山玲奈・高見 翼 1-6 岡 香乃子・新屋敷有香
S2 寺田愛実 3-6 福母 望
D2 酒井ひかる・山下可南子 打切 橋本莉子・杉野由佳
S3 渡辺空蓮 打切 辻 薫子

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