« 2008年10月 | メイン | 2008年12月 »

2008年11月30日

スパークリングサンセットライブ〜鳥尾さん+宮里陽太+小山大介 [ イベントライブ ]

 ワインの季節!都農ワイナリー(都農町)では、毎年収穫と新酒を祝う『都農ワインまつり』の前夜祭として『スパークリングサンセットライブ』が開催されました。芝生広場に設置されたオープンステージでは、ジャズやポップス、さらに津軽三味線など、様々なジャンルの音楽が美しい夕日と日向灘をバックに演奏され、訪れた人々は出来立ての新ワインを片手に、気持ちいい芝生の上に寝転びながらその音色を楽しみました。6回目となった今回は地元アマチュアミュージシャンによる演奏を初め、ゲストに2003年浅草ジャズコンテストのバンド部門でグランプリを受賞した、只今都内で活躍中の女性3人によるジャズバンド『鳥尾さん』、そして小林市出身のサックスプレーヤー『宮里陽太』さん、ギタリストの『小山大介』さんといった強力なゲストを迎え、本格的なジャズプレイを披露!またライブ会場には都農ワイナリースタッフが「今年は最高の出来!」と絶賛する、2008年キャンベル・アーリーと2008年マスカット・ベリーAを音楽と共に楽しめるよう、試飲・販売ブースを設置していました。ちなみに、『鳥尾さん』のピアノを担当する中島さんは“尾鈴ぶどう”の生みの親、永友百二さんと遠縁にあたるということで、都農ワイナリーにとってもゆかりのある方だとか・・・。そんな事からライブの合間に、中島さんと親戚にあたる方が、地元とぶどうの栽培に関する様々なエピソードを語る場面なども見る事ができました。
(レポート:松田秀人)

entame20081025-sunsetlive-001.jpg entame20081025-sunsetlive-002.jpg
▲鳥尾さん+宮里陽太+小山大介ライブ及び会場風景

entame20081025-sunsetlive-003.jpg entame20081025-sunsetlive-004.jpg
▲「今年は最高の出来!」とスタッフが絶賛する2008年の新ワイン

開催日:2008年10月25日(土)
会場:都農ワイナリー・オープンステージ
都農ワイナリーホームページ↓
URL:http://www.tsunowine.com/

**********************************************

◆会場風景

entame20081025-sunsetlive-005.jpg entame20081025-sunsetlive-006.jpg
entame20081025-sunsetlive-007.jpg entame20081025-sunsetlive-008.jpg
entame20081025-sunsetlive-009.jpg entame20081025-sunsetlive-010.jpg
entame20081025-sunsetlive-015.jpg entame20081025-sunsetlive-016.jpg

entame20081025-sunsetlive-011.jpg entame20081025-sunsetlive-012.jpg
entame20081025-sunsetlive-013.jpg entame20081025-sunsetlive-014.jpg

-----------------------------

<イベント代表・小畑工場長>
entame20081025-sunsetlive-017.jpg entame20081025-sunsetlive-018.jpg
▲右は共にワイン造りをしているスタッフの赤尾さんと、今年のワインの出来について語るひとコマ。

・・・・・ライブについて
「もともとこのワイナリーの芝生広場にステージはなく、この丘の素晴らしい眺めを見ながら"ここにステージがあって、音楽を聞きながら美味しいワインを楽しめたらいいな"と有志が集まって造りました。それ以来、このライブイベントも今年で6回目となり、ゲストの方々の素晴らしい演奏を聞かせてもらいました。できれば今後はプロ、アマを問わず、もっと多くの人々に気軽に利用してもらえればと思います。また、今回のゲストである『鳥尾さん』の中島さんは、この都農ワインと関係の深い“尾鈴ぶどう”の生みの親、永友百二さんとは遠縁にあたるということで、この会場にも親戚の方々がこられているようです。もしかしたら興味深い裏話が聞けるかもしれないので、楽しみにしています」

・・・・・今年のワインについて
「これまで、いろんな作柄の年がありましたが、今年ほど天候に恵まれた年は記憶にありません。2008年はビッグビンテージに相応しい条件が整ったといえます。キャンベル・アーリーは例年に比べ色合いのトーンが力強く、弾けるような輝きのある薔薇色をしていて、その色合いどおり、味のほうもフルーティーさが前面に出たロゼワインに仕上がりました。またマスカット・ベリーAは艶があり、深く強い色調の赤紫色が美しく、味わいも酸味とタンニンのバランスが非常によい、ライトな仕上がりながら果実味を力強く感じる赤ワインに仕上がっています。自信作ですので、ぜひお試しください」

-----------------------------

<2008年新酒のお知らせ>
entame20081025-sunsetlive-019.jpg entame20081025-sunsetlive-020.jpg
▲左:ワイン造りに携わる赤尾さん 右:2008年の新酒

キャンベル・アーリー2008(ロゼワイン)1,240円
entame20081025-sunsetlive-025.jpg
商品に関するHP内のコメント

マスカット・ベリーA2008(赤ワイン) 1,350円
entame20081025-sunsetlive-026.jpg
商品に関するHP内のコメント

**********************************************

◆地元アマチュアライブ

<桃色クリニック>
entame20081025-sunsetlive-021.jpg entame20081025-sunsetlive-022.jpg
entame20081025-sunsetlive-023.jpg entame20081025-sunsetlive-024.jpg
▲ポップスからロック、さらにオリジナル曲など、様々なジャンルの楽曲を演奏。


<津軽三味線・石井流>
entame20081025-sunsetlive-027.jpg entame20081025-sunsetlive-028.jpg
▲海外演奏の経験を持つ津軽三味線の腕前を披露。


<増田ますだ>
entame20081025-sunsetlive-029.jpg entame20081025-sunsetlive-030.jpg
entame20081025-sunsetlive-031.jpg entame20081025-sunsetlive-032.jpg
▲増田さん夫妻と友人が、おなじみのジャズナンバーを演奏。

**********************************************

◆鳥尾さん+宮里陽太+小山大介ライブ風景

entame20081025-sunsetlive-034.jpg

entame20081025-sunsetlive-035.jpg entame20081025-sunsetlive-036.jpg
entame20081025-sunsetlive-037.jpg entame20081025-sunsetlive-038.jpg

 「サンセットライブ」というイベントタイトルの通り、ライブ後半は美しい夕日が差し込むステージで、心地よいジャズナンバーの数々を聴かせてくれました。

entame20081025-sunsetlive-039.jpg entame20081025-sunsetlive-040.jpg

 ステージの途中では“尾鈴ぶどう”の生みの親、永友百二さんと遠縁にあたるという、ピアノ担当の中島弘恵さんの知人や小畑工場長と共に、都農ワインにまつわる様々なエピソードを語る場面もありました。

-----------------------------
※プロフィールはイベントフライヤーより抜粋
-----------------------------

<鳥尾さん>
entame20081025-sunsetlive-051.jpg
 女性3人によるジャズピアノトリオ。メンバーは中島弘恵(ピアノ)、伊東里栄子(ベース)、安永春美(ドラム)。東京学芸大学の軽音楽部の同級生で、大学2年のときに結成。在学中より都内のジャズクラブで演奏活動をはじめる。2003年浅草ジャズコンテストのバンド部門でグランプリを受賞、2004年にビーナスレコードより、ファーストアルバム「BE-BOP」をリリース。今年、結成10周年を迎える。


・中島弘恵(ピアノ)
entame20081025-sunsetlive-041.jpg entame20081025-sunsetlive-042.jpg
→福岡県出身。東京学芸大学小学校教員養成課程音楽科。4歳からピアノを始めた。好きなピアニストはウイントン・ケリー、ソニー・クラーク、フィアニス・ニューボーンJr.など。ジャズ以外では洋楽全般を聴いていた。「ジャズは50年以上も前に録音されたものでも新鮮で、聴くといつもワクワクしてくる。私はジャズ・ピアノで歌いたい。うまく歌えないときはもんもんとしtしまいますが、歌があふれ出てくるときはすごくうれしいです」(中島)


・伊東里栄子(ベース)
entame20081025-sunsetlive-043.jpg entame20081025-sunsetlive-044.jpg
→東京都出身。東京学芸大学小学校教員養成課程数学専修。好きなベーシストはポール・チェンバース、サム・ジョーンズ、ジミー・ギャリソンなど。4歳からピアノの個人レッスンを受けた。高校の時はフュージョン・バンドでピアノ/キーボードを担当。現在、昼間は中学の非常勤教師の顔を持つ。「高校の頃はパット・メセニーと矢野顕子が好きでした。大学でベースを始めてからビバップのほうが好きになったんです。4ビートのベースは、最初はウォーキングや同じコードでいろんな演奏ができる事が面白かったのですが、最近はタイミングやリズム、音の質などが全体に影響を与えることに興味を持っています」(伊東)


・安永春美(ドラム)
entame20081025-sunsetlive-045.jpg entame20081025-sunsetlive-046.jpg
→福岡県出身。東京芸術大学障害児教育学科。小学生の時にピアノとエレクトーンを始める。中学のブラスバンド部ではサックスを演奏した。好きなドラマーはジミー・コブ、フィリー・ジョー・ジョーンズ、ルイス・ヘイズなど。「ジャズ研に入ったとき、”ドラムがいないが”といわれて、いい経験になると思ったので始めました。最近になって自分にできることや足りないものがわかってきました。それまではそれさえもわからなかったんです。演奏中に”こんなふうにやりたい”とひらめいたことがやれたときはすごくうれしい。ジャズは人間性が出るところがいいですね」(安永)

-----------------------------

<宮里陽太/サックス>
entame20081025-sunsetlive-047.jpg entame20081025-sunsetlive-048.jpg
→1983年生まれ。宮崎県小林市出身。父親が集めたJazzのレコードを小学生時代に聴き、ジョン・コルトレーンやマル・ウォルドロンにショックを受け、中学校のブラスバンドでサックスを始める。2006年、洗足学園音楽大学・ジャズコース卒業。第24回浅草JAZZコンテストにてグランプリ受賞。ジャズ、スムースジャズ、ファンクなどを基本に様々なセッションやレコーディングに参加。クラシックを岐部淳子、田中靖人、またJazzを土岐英史、Bob Zungの各氏に師事。UMKフェニックス・ジャム・ナイト2007にjam nightスーパーバンドで出演。

-----------------------------

<小山大介/Eギター>
entame20081025-sunsetlive-049.jpg entame20081025-sunsetlive-050.jpg
→1978年生まれ。16歳のときにギターを始め、ロックやブルースを演奏していた。大学入学後学内のビッグバンドに参加し、ジャズギターにめざめる。2000年の山野ビッグバンドコンテストにおいて、スキャットを交えたギターソロをとり、雑誌ジャズライフより、ベストベンソニクス賞(ジョージベンソンをもじった賞)を受賞。2006年、ギブソンジャズギターコンテストで審査員特別賞を受賞。ジャズギターを潮崎郁男氏、杉本喜代志氏、加藤崇之氏に師事。

**********************************************

◆お疲れ様でした

entame20081025-sunsetlive-033.jpg
▲左から:都農ワイナリー赤尾さん、小畑工場長、鳥尾さんの三人、小山さん、宮里さん


投稿者 blogpawanavi : 10:41 | コメント (0) | トラックバック

2008年11月15日

AMERICAN EXPRESS presents Jake Shimabukuro Music Is Good Medicine JAPAN TOUR 2008 [ ホールライブ ]

 2007年9月18日から約一年。再びジェイク・シマブクロさんが帰ってきた。"Music Is Good Medicine(音楽は最良の薬)"のコンセプトで、様々な人たちと触れ合うイベント等も含め、目指せ!日本全国47都道府県!というライブとイベントによる大規模なジャパン・ツアーを敢行!。今回のツアーは各地でソロとバンド編成という異なったバージョンのコンサートを展開。今回レポートする大分公演はソロバージョンで会場が「平和市民公園能楽堂」…開演前からどんなライブになるのか楽しみで胸がずっと高まっていました。
(レポート:甲斐英利 取材協力:ガクオンユニティフェイス)


081024 Jake022 081024 Jake025

AMERICAN EXPRESS presents
Jake Shimabukuro
Music Is Good Medicine JAPAN TOUR 2008

日時 :2008年10月24日
場所 :平和市民公園能楽堂(大分)
公式ホームページ:http://www.jakeshimabukuro.net/
JAPAN TOUR 2007:http://www.pawanavi.com/music2/archives/2007/09/2007.html

081024 Jake01 081024 Jake02
 ライブが行われたのは平和市民公園能楽堂・・・能楽堂???会場名を見て誰でもそう思ったのではないでしょうか?会場前から列を作っていたお客さんも普段のライブにくらべてちょっとそわそわしてたような気がしました。
081024 Jake05 081024 Jake06
081024 Jake04 081024 Jake09
081024 Jake08 081024 Jake07
▲ライブ前の会場の様子。
 写真を見てわかると思いますが、柱が一本ありません。この柱って取り外し出来るんですね(笑)。柱があるからなぁ〜と勝手に不安に思っていた気持ちが会場に入って一気になくなりました。逆に能舞台に合わせたちょっと控えめの照明や演出が幻想的でこれから始まるライブへの期待がさらに強くなりました。それでは、当日のライブの模様をご覧ください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ライブレポート

----------------------------

<オープニングアクト  J-Min
081024 Jake013
J-Min公式ホームページ:http://www.avexnet.or.jp/j-min/

 今回のツアーのオープニングアクトを務めるのは韓国出身のシンガー”J-Min”。昨年開催されたイベントでJakeと出会い、それがきっかけとなり、昨年のJakeのツアーに参加、その実力が認められ、Jake自らの依頼を受け今回のツアーへの参加が決定した。
081024 Jake010 081024 Jake011-1
081024 Jake012 081024 Jake028
 この日はオリジナル曲を含む2曲を披露。切なげなメロディーのバラードを、アコースティックギター片手に、のびやかに力強く歌い上げる”J-Min”。その歌声は、時に艶やかで壊れそうなほど繊細かと思えば、次の瞬間には生命観あふれる太くブルージーなものに変化をしたり、次々と表情を変える。特に美しく張りのあるハイトーンが印象的!
またMCでは「私一応外人です(笑)韓国出身なので、もしかしたら日本語が"アレ?"かもしれないですが、よろしくお願いします」とおちゃめな一面もみせ、会場を和ませる場面もあった。もちろんルックスも抜群!今後期待の実力はシンガーである。

----------------------------

Jake Shimabukuro
081024 Jake029
公式ホームページ:http://www.jakeshimabukuro.net/
SET LIST
1, TRAPPED
2, ME&SHIRLEY T.
3, SABOTEN NO HANA
4, BLUE ROSES FALLING
5, HULA GIRL MEDLEY
6, SAKURA
7, GENTLY WEEPS
8, EVERYTHING IS BETTER WITH YOU (feat,J-Min)
9, DONT BREAK YOUR HEART (feat,J-Min)
10, MIAGET GORAN YORU NO HOSHI WO
11, LET'S DANCE
12, PIANO-FORTE
13, FIVE DOLLARS UNLEADED
14, YEAH
15, THIRD STREAM
16, ORANGE WORLD (Two Hand Strum)
-----encore
Enc1, ICHIGO ICHIE
Enc2, THRILLER
Enc3, CRAZY "OITA"
081024 Jake017 081024 Jake018
1, TRAPPED
美しい鐘の音色が聞こえると、能楽堂の廊下にJakeの姿が現れライブがスタート。世界中の様々な場所で演奏したJakeでも、さすがに能楽堂の廊下からの登場は珍しい。バックライトに映し出されたJakeの輪郭と"能"の舞台が幻想的に見える。

2, ME&SHIRLEY T.
軽快なリズムと共に、いつもの笑顔で会場の隅から隅まで動き回るJake。
「アロ〜ハ!みなさん平和市民公園能楽堂ようこそ!凄〜くきれいな舞台ですね」と語りかけると、会場からは歓声が沸く。
 
3, SABOTEN NO HANA
淡いイエローの照明の中、日本ではお馴染みの曲を、甘く切なく、可愛らしい音色で聴かせてくれた。
081024 Jake022-1 081024 Jake021
4, BLUE ROSES FALLING
「久しぶりに演奏します。よろしくお願いシマブクロ!」
とのお決まりのギャグに、待ってました!とばかりに会場は大爆笑。しかし、笑いとは裏腹に、その楽曲は、呼吸をするのをためらってしまうほど、繊細な音量で演奏される。聞入るというより、染入る演奏につい時を忘れてしまう。
081024 Jake020 081024 Jake030
5, HULA GIRL MEDLEY
Jakeが音楽を手掛けた邦画『フラガール』より、メインテーマなど3曲をメドレーで披露!映画の様々なシーンを、コミカルな身振り手振りで観客に伝えるJakeが印象的だった。

6, SAKURA
「次の曲は日本の曲”さくら”です。ウクレレでの演奏ですが、琴を意識してアレンジしました」というJakeの解説どおり、和音だけでなく、フィンガーピッキングもあえて琴のような爪弾き方をし、音色に独特の響きをもたせているのが凄い。なんといっても、独特の間のとり方まで、ものにしているのは流石というよりない。

7, GENTLY WEEPS
先ほどの琴の音色とはうって変わり、弦がはちきれんばかりの激しいストロークからはじまり、時にブルージーに、また時にはエドワード・ヴァン・ヘイレンばりのライトハンドを見せたりと、多彩なテクニックを惜しみなく披露。
081024 Jake014 081024 Jake015
8, EVERYTHING IS BETTER WITH YOU (feat,J-Min)
9, DONT BREAK YOUR HEART (feat,J-Min)
ここから2曲はオープニングアクトを務めたJ-Minとのステージが続く。
2曲とも最新アルバム『YEAH.』から!ウクレレとアコースティックギターの音色にJ-Minの歌声が重なると、今までとは全く異なる空間が広がる。一見するとスローなカントリー調の優しいメロディーだが、ほのかに潮の香りがするのは、やはりウクレレならではだろう。

10, MIAGET GORAN YORU NO HOSHI WO
「日本の有名な曲をカバーします。きっと星がきれいな大分にピッタリだと思います」演奏が始まると、歌が無いのに、何処からとも無く歌詞が入ってくるのは、やはり、この楽曲がそれほど日本人になじみが深いということだろう。

11, LET'S DANCE
スパニッシュ調の激しく情熱的なソロからはじまるこの楽曲。
会場の手拍子と共に、ところ狭しと動きまわるJakeの姿が妙に凛々しい!
081024 Jake023 081024 Jake031
12, PIANO-FORTE
この楽曲も最新アルバム『YEAH.』から。優しいメロディーの中、
時折聞こえてくるハーモニックス音が心地いい。

13, FIVE DOLLARS UNLEADED
こちらも『YEAH.』から。雄大な自然の中を駆け抜けるかのような軽快な楽曲。途中、ガラっと変わる、幻想的なコードワークが印象的。

14, YEAH.
最新アルバムのタイトルトラック" YEAH." ハイテンポなカッティングにやわらかなメロディーがつづき、さらにパーカッシヴなスクラッチへと繋がるドラマチックな楽曲
081024 Jake024 081024 Jake019
15, THIRD STREAM
クラシックギターの早いパッセージが連続するような、テクニカルなオープニングが印象的な楽曲。常にウクレレを手にしているJakeだが、彼の体の中にはいったいどれほどの音楽が刻み込まれているのだろうか?と関心させられると共に、その全てを確実に自分のものにしているのは、ただただ凄いとしかいいようが無い。
081024 Jake025-1
16, ORANGE WORLD (Two Hand Strum)
ライブ関係者一人ひとりの名前を上げ「ありがとう」と感謝の言葉をかけるJake。その人柄そのもののような、楽しげな音色が鳴り響くと、会場からも手拍子が沸き起こる。最後は大声援の中、右手を高々と突き上げ、ファンの声援にこたえつつ、能舞台を後にした。しかし、ファンの声援はまったく鳴り止まず、少しの間を空け、アンコールへと突入した。

-----encore
Enc1, ICHIGO ICHIE
Enc2, THRILLER
Enc3, CRAZY "OITA"

081024 Jake026
 アンコールでは、最新アルバム『YEAH.』からICHIGO ICHIEや、Jakeが子どもの頃、大ファンだったというマイケル・ジャクソンの楽曲『 THRILLER』を演奏する場面もあった。さらにJake自ら客席に駆け下り、丁寧に通路のひとつひとつを練り歩き、ファンの声援にこたえるなど、人間味溢れるパフォーマンスでファン達を魅了した。そして最後は、そんなJakeと心を通わせたファン達によるスタンディングオベーションに見送られ、満面の笑みを浮かべ、ウクレレ片手にJakeは能舞台を後にした。

投稿者 blogpawanavi : 12:06 | コメント (0)

pawanavi since 2001.01.24  last renewal 2005.10.11  Copyright - (C) 2001-2005 All Rights Reserved