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2007年12月16日

リトルウェザーキングオープン! nov'el vol.23 [ 自主企画ライブ ]

 宮崎市ではお馴染みのライブハウス「WEATHERKING(ウェザーキング)」の姉妹店である「little WEATHERKING(リトルウェザーキング)」が12月8日に延岡駅の目の前にオープン!このライブハウスはオーナーである玉井さんの長年の夢であったと同時に地元のバンドマンやDJ達の願いでもありました。そんなライブハウスのこけら落としはパワナビでも幾度となくレポートしてきた延岡のバンド集合体「nov'el」のイベントでした。vol.22,vol23と2デイズで開催されたこのイベントは「little WeATHERKING」のこけら落としであり、延岡を代表するロックバンド「THE SUS」の宮崎を拠点にした活動のラストであり、しばらく活動を休止ししていたnov'elの中心メンバーでもある「GRASS HOPPER」の復活と、いろんな想いの詰まったイベントでした。今回は8日開催のvol.22にお邪魔してきました。
(レポート:甲斐英利)

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nov'el vol.22
場所:little WEATHERKING
日時:2007年12月8日
電話:0982-32-4855
BAR営業16:00〜翌2:00(イベント時を除く)
URL:http://www.liveweatherking.com/

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▲ 場所は、延岡駅の改札から看板が見えるほどに「駅前」!ライブイベントが行われている時以外はBAR営業をされていますので普段から音楽を語る場としてもこれから盛り上がりそうですね!

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午後6時半。いよいよ開場してお客さんが真新しいフロアに足を踏み入れます。ライブスタートまではDJタイムロックナンバーを中心に会場を盛り上げました。


■little WEATHERKING いよいよ始動!
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いよいよライブがスタート!まずは1曲だけTHE SUSがステージに。nov'el vol.22と共に、「little WEATHERKING」の歴史がスタート♪

■山猿

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 続いては「山猿」が登場!自分たちでイベントもうって活動しているだけにこのライブハウスが出来たのはとても重要な出来事。「今までなかなか地元で活動が出来なかったので、このライブハウスが出来た事をきっかけにこれからは延岡でもどんどん活動していきます!」と喜びを言葉と演奏で表していました。今後若いバンドを引っ張って行く存在になることは間違いないのでとても楽しみですね!

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高校生など若い層に人気の山猿。まさに今後延岡のバンドシーンを盛り上げていく存在!

■GRASS HOPPER

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 約2年半ぶりのライブとなった「GRASS HOPPER」。今までのようなペースでの活動は出来ないとしても「やっぱライブはいいねぇ〜」と"活動再開"の意思をありありと見せつけてくれました。「見てる方が緊張する〜〜〜」と言われるほど久しぶりのライブでしたが活動休止期間の長さを感じさせないパフォーマンスは流石の一言。

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約40分のライブをなんなくこなしたGRASS HOPPER。今後のはっきりした活動はまだ決まっていないものの早く次のライブが見たいと思わせてくれるライブでした。このライブハウスが出来た事を切っ掛けにGRASSHOPPERのように再び音楽熱を高めてくる人達が増えるといいですね!
 

■THE SUS

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 1日目のラストはTHE SUS2008年からは活動の拠点を宮崎から関東へ移すTHE SUS。九州での活動はのこりわずか。宮崎でのライブはこのイベントがひとまずラスト!今までライブを見る機会がなかって人も会場には沢山いたような気がします。ここ最近は県外のライブが多かった事もり、良い意味でのうっぷんが溜まっていたお客さん達は、最前列で踊り狂るう人。しばらく見られない姿を後方からじっと見つめる人と思い思いにライブを楽しんでいました。

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 今まで延岡のみならず宮崎のバンドシーンを引っ張って来たTHE SUS。いよいよ宮崎を飛び出して関東へ。最近ではCS放送限定ではありますがアサヒスーパードライのCMに出演するなど活動の幅を広げているだけに今後の活躍が期待されます!

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ライブ後は再びDJタイム〜。そして、各バンドの物販コーナーにも多くのお客さんが集まりました。それぞれの想いを込めて開催されたオープニングイベント「nov'el」。これから延岡の新しい音楽拠点となるのは間違いないと思います。みなさんもこれから注目してくださいね!そして、興味のあるイベントがあればぜひ足を運んでくださいね!

投稿者 blogpawanavi : 16:54 | コメント (0) | トラックバック

2007年12月12日

吉川 忠英ライブ in TAM [ 自主企画ライブ ]

 10月30日(火)、延岡市一ヶ岡にあります「music&booze TAM」さんにて、福山 雅治やBEGIN、夏川 りみなどのレコーディングやライブツアーに参加しているギタリスト"吉川 忠英"さんのライブが行なわれました。皆さんご存知の名曲「桜坂」や「涙そうそう」のレコーディングに参加された忠英さんなんですが、今回は37年の活動歴で初めての延岡ライブ。10月末のちょっと肌寒い時期のライブながら、店内には溢れんばかりのお客さんが詰め掛け、熱気ムンムンの中でのライブとなりました。福岡・大分・鹿児島と九州各地を回っている今回のツアー。この日のライブで連続5日目ということでちょっとお疲れじゃないのかな・・・と思っていたのですが、今年で還暦を迎えられるという偉大なギタリストは全く疲れを見せず、演奏時にはものすごい集中力を見せ付けて下さいました。
(レポート:パワナビ☆木原)

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日時:2007年10月30日 19:00〜
場所:延岡市北一ヶ岡 music&booze TAM
吉川忠英 H.P http://www.t-off.co.jp/chuei.html

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 立ち見のお客さんが出る程にパンパンになりました今回のTAMライブ。そんな中スタート定刻の7時をまわり、そのお客さんの波をひょうひょうと掻き分けステージに忠英さんが登場します。それまでざわついていた会場内ですが、登場時には割れんばかりの拍手でお出迎え!「吉川忠英です。今日はアコギ演芸会と題しましてライブを楽しんでもらおうと思います」というMCのあと、静かに優しくアコギを奏で始める忠英さん。「星に願いを」「第三の男」をシブく演奏し、ライブはスタートしました。

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 今年で還暦を迎えられた忠英さん。ギタリストとしての活動歴は37年にも及ぶという事で、これまで活動を共にしたアーティストさんの曲である「なごり雪」や「やさしさに包まれたなら」など演奏されました。ギタリストらしく、弾き語りの"弾き"がメインで"語り"はギターを引き立てる様に優しく歌う忠英さんです。そして名曲「涙そうそう」では、会場の皆さんも忠英さんと一緒にヴォーカルを務め、お客さんもステージと一体化しています。前半ラストは「ハゼのうた」でしっとり仕上げ、いよいよ後半の「アコギ演芸会」へとステージは続きます!

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 10分ほどの休憩中に衣装換えされ、後半がスタートしました。最近、落語にも進出し高座にも登る事があるという忠英さん。「ぶらり一人旅」のナレーターや長嶋茂雄のものまねなども飛び出します(笑)そして一曲目は「落とし話」という曲の途中に小ネタを挟む曲。今年の5月には国立演芸場の高座にも出演されたそうで、その腕前を存分に披露して下さいます。その後少しの小噺を挟み(笑)、少し客席の空気をほぐした後に、何気に弾き始めたこのイントロはかの名曲「桜坂」!ヴォーカルは挟まずギターのみの演奏でしたが、曲の感情を感じさせるすばらしい演奏です。 オリジナルと名曲のカバーを交互に演奏される忠英さん。「スターダスト」では原曲の雄大な世界観をそのままに、「エッジ オブ スカイ」というオリジナル曲では、水平線の壮大なスケールを表現されています。忠英さんの演奏は、コードや曲メロを奏でる音・弦を弾く音・ネックを滑らせる音といった色んな"音"の全てが、曲の持つイメージを表現しています。卓越した技術と長年のキャリアが、この素晴らしい演奏に繋がるんだろうなぁと、演奏中ウットリしながら考えてしまいました。そして本編ラストは「モンゴルの草原と空とを想いながら聞いて下さい。あっ、朝青龍は想い出さないでね(笑)」というMCのあと始まった「草原の音」。十数年前に作られたこの曲はCD音源化されておらず、ライブでしか披露されていないこの幻の名曲は、まさにモンゴルの広い大地に生い茂る草原を想い出させる素晴らしい曲でした!!

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 「ありがとうございました。吉川忠英でした!」本編終了後、そう言い残しステージを下りる忠英さん。もちろんそのまま終らせるほど延岡のお客さんは甘くありません!(笑)アンコールを促す手拍子がすぐに、店内でのMAXボリュームになり忠英さんの足を止めさせます。そしてその要求に答えるべく、ステージに戻る忠英さん。戻り際にはちゃっかり、カウンターにビールをオーダーする事も忘れてはいません(笑)「延岡のますますのご繁栄とご多幸を祈念しまして、乾杯〜ぃ!!」というMCのあと、日本を代表する名曲「上を向いて歩こう」を披露されます。儚くも優しい口笛も、この名曲を情景を引き立たせてくれます。そして本日最後の演奏は、モンキーズの「DAYDREAM BELIEVER」!!この日のライブを締めるのにまさにピッタリのこの曲です。「ギター、ボーカル、MC、ものまね、落語、吉川忠英!」と、この日行なった全ての演目を客席に投げかけるとこの日一番の大歓声!

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 演奏終了後、ステージを下りる際に「お腹空いたぁ〜。さあ、パーティだ!!」と客席に伝える忠英さん。そうです、TAMライブの楽しさはライブだけじゃなく、ステージ終了後アーティストさんと共にお酒やトークを楽しめるところ。っと、その前にこの日CDを買われたお客さんへのサイン会が始まりました。ただこの日の店内はいつも以上に溢れんばかりの人の数。やむなく、サイン会は会場外で行なうことに。サイン会終了後には、TAM自慢の自家製ピザとビールを楽しみながら、この日のライブの事や音楽について語り合いステキな時間を過ごされていました。こんな感じで、日本を代表するアーティストが素晴らしいライブを定期的に行なっているmusic&booze TAM。今後も様々なアーティストさんがTAMのステージに上り、素晴らしい夜を作り上げていくことだと思います。今後の詳しいライブ情報は、TAMホームページに随時UPされていますのでぜひご覧下さい!

投稿者 blogpawanavi : 11:41 | コメント (0) | トラックバック

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