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2007年07月24日

今井雅之 〜 産隆大學應援團 [ インタビューPR ]

◆産隆大學應援團 全国ツアー2007〜地上最強のチアボーイズ〜
 今回のインタビューは、2007年8月31日(金)に大分県立芸術会館にて公演される、あの「WINDS OF GOD」で宮崎でもおなじみの、今井雅之さん作・演出による、笑いと涙の男の舞台「産隆大學應援團」の見所について、今井雅之さんご自身にいろいろと質問させていただき、その内容について詳しく語っていただきました。この日はプロモーションのため東京から大分に来ていたところ、少しだけお時間をいただきインタビューさせてもらったのですが、お話の中で今井さんは、九州のファンに向けて「特に自分は九州と波長が合っていて居心地がいいんです、そんな自分が九州人にお勧めの作品を持ってきました!われこそは九州男児だと思う人はぜひ会場に足を運んでください!」との熱いメッセージを投げかけました。この作品は、もともとフジテレビのドラマだったことから、「知ってる!」という方もいらっしゃると思いますが、今井さんが舞台むけにアレンジし”今井風男スパイス”を加えたことで、切れ味が増していることは間違いなしです。このインタビューをご覧になって興味をもたれた方は、九州男児だけでなく、九州男児にあこがれる女性の方を含め、ぜひ!会場に足を運んでみてください。ちなみにチケットは只今発売中です!
(レポート:松田秀人 取材協力:エル・カンパニーガクオンユニティフェイス
→インタビュー会場:大分全日空ホテルオアシスタワー

今井雅之 今井雅之

産隆大學應援團公式ホームページ↓
http://www.sanryu-ouendan.com/

◆大分公演〜只今チケット発売中!!
日時 :8月31日(金)
開場 18:00 開演 18:30
場所 :大分県立芸術会館 
全席指定 ¥5,800(税込)※未就学児入場不可
<郵送販売>
GAKUONユニティ・フェイス(AM10:00〜) TEL:0985-20-7111
<プレイガイド>
★ローソンチケット/ローソン
TEL:0570-084-008(Lコード:85110)
★チケットぴあ/ファミリーマート
TEL:0570-02-9999/9966(Pコード:376−994)
中央町プレイガイド(ビートパワー)、エトウ南海

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◆今井雅之さんプロフィール

俳優・脚本・演出家
1961年4月21日生まれ
兵庫県出身
身長:178cm
特技: 空手(2段)柔道(初段)
     銃剣道(初段)
     少林寺拳法(1級)
学歴:法政大学文学部英文学科卒業
職歴:陸上自衛隊入隊経験有り
免許:自動二輪、普通免許のほか
    大型特殊(戦車)免許取得
1986年 奈良橋陽子出演「MONKEY」で舞台デビュー
1991年 1991年度文化庁主催芸術祭において「WINDS OF GOD」で
    史上初の原作・脚本・演技の三役で受賞
1993年 「WINDS OF GOD」で国際連合作家協会芸術賞受賞
1993年 エル・カンパニー結成
1996年 日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞

公式ホームページ→http://www.ceres.dti.ne.jp/~elle-co/


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◆ストーリー

産隆大學應援團公式ホームページ
▲産隆大學應援團公式ホームページより

 熱い!アツイ!あとぅ〜い!超熱血コメディ。臭い、汚い、時代遅れーその暑苦しくも男くさい存在感ゆえ、女にモテないのはあたりまえ、一般市民からも避けられていた望月たち産隆大學應援團の團員たち。伝統ある應援團が團員不足のために、部の存続が危うくなってしまっていた。そこに現れたのは、愛する産隆大學應援團の危機を知り、再入学を果たした伝説の男・第20代團長の今井雅之演じる、渕村だった。「応援とは一方通行の愛だ!」そう言い切る渕村に、TAKE2東演じる、望月ら團員たちは…。はてさて、應援団の行く末はいかに・・・?!月曜日深夜に絶大な人気を誇っていた、フジテレビ制作のドラマが復活!ドラマには無かったオリジナルストーリーを本舞台では、今井雅之本人が熱く脚本を書き下ろし、演出を手がける。舞台ではあまり観る事ができない超熱血コメディ、観た人みんなが元気なれる作品にどうぞご期待下さい!!


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◆インタビュー 〜 応援とは一方通行の愛だ!


-----この「産隆大學應援團」もともとフジテレビのドラマだったものを、今井雅之さんの脚本により舞台化される事になったと伺ったのですが・・・。

今井さん:そうですね・・・ドラマの舞台化に関してですが、今までの舞台は100%オリジナルの作品ばかりだったので、今回のような流れは初めてですね。

-----何故チャレンジしようと考えたのですか?またドラマを意識されたりしましたか?

今井さん:以前から応援団をテーマにした作品に興味があり、そのうち自分でもやってみたいという想いがあったので、産隆大學應援團の舞台化の依頼を受けました。ただ、応援団に関しては自分なりにイメージがあったので、その辺はまったくドラマと同じわけではなく、あくまでも今井雅之のスピリットが充分注入されています。ドラマを意識する・・・という点では、舞台はドラマや映画と違いスピーディーなカット割りなどはできないので、そういった部分で出来上がっているドラマのコミカルな部分やテンポ感を崩さないように、どのようにして舞台に転換させるか・・・さらにドラマの持つ”テイスト”だけは変えない事を意識しました。

今井雅之さん

-----ドラマから舞台へ変換するさいの打ち合わせの段階で「ここは変えてはならない」など、テレビ局側から細かな指示などはあったのですか?

今井さん:まあ、もちろん途中はいろいろとありましたけど、最終的にはほぼ全体的に自分のスタイルでやらせてもらいましたね!

-----舞台から今井雅之さんをイメージすると、どうしても「WINDS OF GOD」を思い出してしまうのですが、比べられたりはしませんか?

今井さん:確かに「WINDS OF GOD」は舞台だけでも18年以上も関わっている作品だし、映画を含めれば来年で20年たつわけだから、ファンの側からしてみれば比べて当然でしょうね。

今井雅之さん

-----比べるといえば、「WINDS OF GOD」などの裏話で、今井雅之さんならではのハードトレーニングをされたと伺いましたが今回も、主要メンバーはトレーニングをされたのでしょうか?

今井さん:もちろんトレーニングは行いましたが、「WINDS OF GOD」の時のようなハードなトレーニングはしませんでしたね(笑)。自分が取りまとめを行っている作品に関しては厳しいトレーニングがつき物なんで、一緒に舞台をやっていく役者の皆さんに「最後までついて行きます」的な誓約書を書いてもらうんです。途中で挫折したらそれなりのペナルティもあります。特に「WINDS OF GOD」のような戦争をテーマにしたような作品の場合は、精神的な部分の表現もあるので、失神者が出るぐらいのトレーニングをしました。もちろん自分も一緒にトレーニングをします。ただ今回の作品に関してはテレビ局との契約も絡んでいたので、そういった誓約書を書いてもらうようなことはありませんでした。

-----これは個人的な意見ですが、そうしたハードなトレーニングの効果から、役者さん達の肉体は凄く引き締まっており最初から最後まで、緩みのようなものを感じませんでした。心身ともにリアルな表現がなされていることから、「WINDS OF GOD」に関しては映画よりも舞台のほうが、役者さん汗や肉感がリアルに感じられて好きですね!

今井雅之さん

今井さん:ああ、嬉しいですね!それだけの事を、みんなでやってきてますから・・・。

-----「WINDS OF GOD」とは全く違うタイプの作品かもしれませんが、応援団がテーマということからストーリーを見た限りでは「男の世界」を描いている部分は似ていますよね!でも今回の作品はディテールを作り上げていく過程において、その大部分が「笑い」に転換されなければならないので、同じ「男の世界」でもかなり異なりますよね?

今井さん:そうなんですよ・・・舞台の中で応援団達がやっている事って、結局「笑い」に繋がってしまうのだけど、でも、「本当の意味で応援するってどんなこと?」というのが、彼らの行動を通して徐々に伝わっていくうちに、その「笑い」が感動に繋がっていくんですよ!だってある意味、必死になってただただ応援することって滑稽じゃないですか?

-----確かに勝ってもほめられるのは選手達ばかりで、応援団がほめられるということはあまりないですね・・・。逆に負けた時は「応援が少なかった・・・」なんていわれる事がありますけど。

今井さん:だって、応援団員達も選手達と同じような過酷な練習をして試合にのぞむわけですよ・・・。でも、いくら応援団員達が血ヘドをはいて応援練習をしても、選手がまったくだらしがなかったら、それらの事が無意味になってしまうんです・・・。正直いって馬鹿な話ですよ・・・でもね、僕は昔から言ってるんですけど”応援とは一方通行の愛”なんです。だから、その恋に喜んでもらいたいとか、振り向いてもらいたいとか、そういった気持ちは捨てなければならないんです。

今井雅之さん

-----漠然としていますが、たとえばちょっと昔までは、そういう意味で一見無意味に見える事に命をかける「男っぽさ」がいい意味で描かれた、映画やドラマ、漫画などが多かったように思いますが、最近はなんとなく、そういうのってダサい・・・みたいな風潮があたりまえのようにありますよね・・・。確かにスマートではないかも知れませんが、たとえダサくてもそれをやった事がある人でないと分からない感覚や世界もあるような気がするのですが・・・?

今井さん:確かにそうですね・・・でも、大人になれば誰でも不条理な事に直面するじゃないですか?そういう中で、とにかくみんな消耗してしまうんですけど、若いうちからそういうものに対して肉体的にも精神的にも鍛えられていないと、ちょっとしたことでも簡単に潰れてしまうようになるんですよ・・・。

-----私も最近、怒られなれていない人・・・折れやすい人が多いのでは・・・と感じることが多々あります。

今井さん:この件に関しては誤解されたくないんだけど、たとえば体罰とイジメってまったく違うもので、相手の将来を考え愛をもって行うのが体罰で、相手をおとしめることしか考えないのがイジメなんです。だから、体罰は殴った方も、心や体が痛むんです。そして、人間としてやってはいけないことは、何がどうあれやってはいけないんです。そのことに関しては、しっかりと”やってはいけないこと””くじけてはいけないこと”として肉体に刻み込まれなければならないのです。家族を背負って立つ男ならなおさらです。でも、最近の世の中は体罰とイジメを同じ土俵に上げているようなところがあるのが残念ですね・・・。

今井雅之さん

-----笑いだけでなく、それらの部分も今回の作品に描かれているわけですね!それでは、ものすごくアバウトな質問で申し訳ないのですが、ザッとで構わないので、今回の作品の見所を教えていただけませんか?

今井さん:見所・・・ですか・・・・・う〜ん「九州人ならきっとわかる!」と言えるかもしれませんね・・・。いや、たとえ九州人でなくとも、心が九州人の方にはきっとわかってもらえるはずです。

-----といいますと・・・・?でも、確か今井さんは兵庫県出身ですよね・・・九州にはよく来られると聞いていますが?

今井さん:九州の人とはなんとなく波長があうんですよね!だから自分がやりたい事、表現したい事をちゃんと理解してくれるっていうか・・・とにかく熱い人が多いですね!そしてなにより、男に二言は無い!という表現がピッタリはまる人達が全国の中でも一番多いのではないでしょうか?だから、そんな九州男児のスピリットを持った人がこの作品をみれば、至るところで共感できるわけです!

-----共感できなければ九州男児ではないと?(笑)

今井さん:まあ、そういうことになります。(笑)

-----それでは、もうそろそろ時間が無くなってきましたので最後の質問です。ちなみに今回公演が予定されている大分県の印象はいかがですか?

今井さん:九州でも物凄く熱〜い、福岡、熊本、鹿児島にくらべると、「熱」という点では若干低いと思いますけど、人が優しいし、なんといってもフグが美味しいのが印象的です。

今井雅之さん

-----ということで、お忙しい中インタビューにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。8月31日(金)の大分公演楽しみにしています!

今井さん:こちらこそ!われこそは九州男児と思う皆さん、ぜひ会場に足を運んでください!「押忍」

投稿者 blogpawanavi : 2007年07月24日 11:11

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