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2007年04月07日

第120回九州地区高等学校野球大会予選決勝 [ 野球 ]

 4月4日(水)、サンマリンスタジアム宮崎にて「第120回九州地区高等学校野球大会予選決勝」が行われた。春の九州大会代表枠を争って行われた日南学園と小林西の決勝戦は5-0で日南学園が勝利した。初回、日南学園が3四死球で無死満塁のチャンスから4番中本、5番西井のタイムリーで3点を先制。3回には西井の2打席連続のタイムリー、4回にも1点を追加し小林西先発都甲から5点を奪い序盤で大きくリードを広げた。4回1死から登板した牟田が打たれながらも要所を締めるピッチングで9回まで無失点で味方の反撃を待ったが、小林西は日南学園先発有馬投手の前に8回まで散発の4安打に抑えられ反撃の糸口をつかめない。9回に登板の中崎もキレのある球で最終回を三者凡退に押さえゲームセット。日南学園が選抜出場の都城泉ヶ丘とともに大分で行われる九州大会に出場する。
(文・撮影:黒田 健)

日南学園有馬投手 日南学園

日南学園 日南学園

2007年4月4日 13:00プレイボール
サンマリンスタジアム宮崎 天候 晴

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●試合結果

日南学園  301 100 000 5
小林西   000 000 000 0

投手
日南学園:有馬-中崎
小林西:都甲-牟田

3塁打:大原(日南学園)
2塁打:持田 川嶋(日南学園)
  :榎田(小林西)

日南学園

日南学園スタメン
1 持田 
2 大原 
3 畑中 
4 中本
5 西井
6 大松
7 堀
8 有馬
9 川嶋

小林西

小林西スタメン
1 西
2 四藤
3 榎田
4 馬ノ段
5 川野
6 園田
7 岩元
8 内田
9 都甲

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●試合経過

1回表 1回表
1回表

●1回表

 日南学園は初回制球の定まらない小林西先発都甲から3四死球で無死満塁のチャンスに4番中本がセンターにはじき返し2点を先制。続く5番西井も連続タイムリーで1点を追加。鮮やかな先制攻撃で3点リード。

1回裏 1回裏

●1回裏

 二死から3番榎田がレフト前ヒットも2塁を狙うが日南学園ショートを守る川嶋のすばやいカバーリングでタッチアウト。

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2回表

●2回表

 先頭の有馬がヒットで出塁も後続が抑えられ無得点

2回裏

●2回裏

 5番川野がヒットで出塁、送りバントでランナーを2塁に進めるも後続が倒れ無得点

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3回表 3回表<br />

●3回表

 5番西井のセンターへのタイムリーヒットで1点追加。リードを広げる

3回裏

●3回裏

 8番からの攻撃も9球で三者凡退

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4回表 4回表
4回表 4回表

●4回表

 先頭の川嶋が2塁打で出塁。送りバントでランナーを3塁に進め大原の右中間突破3塁打で1点追加。ここで小林西は先発都甲をあきらめ2番手牟田に交代。牟田は4番中本を浅いレフトフライ、5番中本を三振に押さえる。

4回裏 4回裏

●4回裏

 好打順も調子をあげる有馬に対して内野ゴロ3つで簡単に三者凡退

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5回表 5回表

●5回表

 1死から6番大松がヒットで出塁も後続が倒れ無得点

5回裏

●5回裏

 川野がエラーで出塁も後続が倒れ無得点

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6回表

●6回表

 先頭の川嶋が四球で出塁するが盗塁を狙いタッチアウト。続く持田もエラーで出塁するが後続が倒れ無得点。

6回裏

●6回裏

 ますます調子をあげる有馬にこの回も内野ゴロ3つで無得点

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7回表 7回表

●7回表

 4番からの攻撃も内野ゴロ3つで3者凡退

7回裏

●7回裏

 先頭の榎田が2塁打で出塁も後続が倒れ久々のチャンスも無得点に。

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8回表

●8回表

 簡単に三者凡退に倒れる。

8回裏

●8回裏

 先頭の岩元がレフトヒットも2塁を狙いタッチアウト。日南学園のショート川嶋のファインプレーでこの回も無失点に抑える。

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9回表

●9回表

 先頭の持田が2塁打で出塁も後続が倒れ無得点に。

9回裏 9回裏

●9回裏

 日南は2番手中崎を投入。小林西の攻撃を簡単に3人で押さえゲームセット!

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●感想

 日南学園、有馬は今大会を通じて好投、決勝も低目を中心に球を丁寧に集め、勝負どころではキレのあるストレートで相手打者をつまらせ小林西にチャンスを作らせない完璧な投球内容をみせた。守備も固く、相手投手の攻略に関してもチームの統一した意識が感じられた。サイドスローの投手が多い今年の宮崎の状況を考えると今日のゲームでタマに逆らわずはじき返すバッティングで相手校の先発・都甲を攻略した内容は評価される。気になるのは2番手に登板した本格派の牟田をチャンスをつかみながら打ち崩せなかった点。これに対して小林西だが打線に関しては今日は手も足も出なかった。守備面での好プレーも目立ったが、打線の強化がないと夏は勝ち進むのは苦しいかもしれない。しかし、今大会を経験することで夏に向けて、短期間で大きく成長する子供達だけに、大きく期待できる部分もある。確かに今日の試合を見る限り、数字的に一方的だったが、細部を見渡せば今年の宮崎のチームは甲子園でも充分勝ち進めるレベルにあるような気がした。この夏が楽しみである。

投稿者 pawaspo : 2007年04月07日 18:10

コメント

この試合!遠く埼玉より見に行ってました!もちろん小林西の応援です(*^∇^*)日南学園の有馬君を打てないと勝ちはないと思って見ていたんですが都甲君の初回立ち上がりで勝負が半分ついちゃった感じと思いました(ToT)

投稿者 ちづ子 : 2007年06月21日 12:15

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