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2006年11月06日

第85回全国高校サッカー選手権大会 宮崎県決勝 [ サッカー ]

 3年連続で鵬翔高校と日章学園の対戦となった今年の決勝。快晴の空の下、宮崎市総合運動公園サッカー場で行われた。過去の対戦では日章がリード、キャプテン平、馬込、富高の両FWの得点力は破壊力十分。決勝までの戦いを見る限り日章の攻撃を鵬翔がどこまで守れるかが勝敗を分けるポイントのようにおもわれた。しかし試合は両チームのDFがファインセーブを重ね最後までわからない展開となるが、前半0-0で折り返し、後半がはじまって8分、右サイドをカウンター気味に突破した鵬翔高校10番の角島(FW)がフェイントで相手DFを交わしシュートで1点を先制!その後、日章学園もよく攻めたが、鵬翔1年生ゴールキーパー横畠がファインセーブを連発・・・日章学園の猛攻を最後まで防ぎきり鵬翔が大会4連覇を達成した。
(文・撮影:黒田 健)

試合風景 試合風景
試合風景 試合風景

開催日:11月5日(日)
会場:県総合運動公園サッカー場(宮崎市)

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●試合開始前

 いつものようにアップを続ける両チーム。試合に向けテンションをあげていく鵬翔高校。一見何気ないゲーム前の風景だが、選手一人ひとりの表情や体の使い方などが徐々に試合を意識したものに変化し、やがてチームがひとつになるところまで持っていく・・・試合前からすでに勝負がはじまっているのである。このあたりはさすがに伝統校である。安定感のある強さの秘密はここにあるのかもしれない。もちろん3年連続で勝ち上がっているライバル日章学園にも同様のことが言える。

試合開始前 試合開始前
試合開始前 試合開始前

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■日章学園

1GK大塚
1GK大塚

2DF小高、3DF永友、4DF後藤、5DF弓削
2DF小高 3DF永友
4DF後藤 5DF弓削

6MF朝比奈→14黒木(64分)、7MF鳥原、8MF早稲田、9MF平
6MF朝比奈 7MF鳥原
8MF早稲田 9MF平

10FW馬込、11FW富高
10FW馬込 11FW富高

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■鵬翔高校

17GK横畠
17GK横畠

2DF福田、4DF樋口、5DF福元、20DF横山
2DF福田 4DF樋口
5DF福元 20DF横山

6MF大久保、7MF玉置、8MF蒲原、9MF加藤
6MF大久保 7MF玉置
8MF蒲原 9MF加藤

11FW太田、13FW山本→10FW角島(33分)
11FW太田 13FW山本
10FW角島

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●試合結果

日章学園 0 - 1 鵬翔高校

前半 0 - 0、後半 0 - 1

■ゴール
角島(鵬翔) 後半8分

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●前半

前半 前半

 鵬翔高校は積極的に日章学園の左サイドを攻め、相手の攻撃の拠点、平の動きを封じることを試みる。これに対して日章学園も時折馬込・富高のカウンターなどでチャンスを作るが鵬翔高校DFが踏ん張り決定的なチャンスを与えない。両チーム少しずつあたりが激しくなり、ゲームは少々荒れ模様に。

前半 前半

そんな中33分にアクシデントが起こる。ゴール前でシュートを狙った鵬翔高校・山本の脚に相手DFのタックルが入った。両選手倒れこみ試合が一時中断。山本はそのまま交代。途中出場を予定していた10番角島が入ったがここがこの試合のポイントとなった。前半はこのまま0-0のまま終了。

前半 前半

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●後半

後半 後半
後半 後半

 後半が始まると鵬翔高校が積極的に攻撃を仕掛ける。交代出場の角島の動きはよく、前線でポストになりボールをさばく太田からのボールで再三チャンスをつかんだ。後半8分ついに試合の均衡が破れる。右サイドをカウンター気味に突破した角島がフェイントで相手DFを交わしシュート!ゴールが決まりついに鵬翔高校が1点を先制。

後半 後半

 その後も角島、太田のシュートで何度かチャンスをつかむがゴールは奪えず試合は終盤に。徐々に疲れからか両チームの選手の運動量が落ちる中、鵬翔1年生ゴールキーパー横畠がファインセーブを連発。日章学園の猛攻を最後まで防ぎ鵬翔が4連覇を達成した。

後半 後半
後半

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●パワスポ黒田の感想

参考画像 参考画像
参考画像 参考画像

 昨年の選手権、Jリーグのキャンプから始まった高校サッカーレポート高校総体を含め今年は多くの試合を見てきたが、最後の試合で最高の試合を見ることができた。鵬翔高校・山本の怪我は残念だが、思えば春先にはJリーグのキャンプに参加していた。そのときの課題(ボールタッチの際のアイデア)をこの試合ではしっかりとこなし、本当にいい選手になっていたのが印象的だった。途中出場になった角島も状況判断がよくなりFWとして一皮向け、大一番で決勝ゴールを奪い勝負を決めた。高校総体でみた日章学園・平はスピードを武器にこの世代を代表するアタッカーに成長。日章学園・早稲田、鵬翔高校・横畠、横山の1年生は宮崎だけではなく日本を代表する選手になる可能性を感じた。今年一年戦い続けた2チームの戦いが終わり舞台は最後の全国大会に。負けた日章学園の分も鵬翔高校には国立を目指してがんばってもらいたい。「ずっと一緒にやってきた山本のためにも負けれない試合だった。」角島選手の試合後のコメント。友のために戦ってきたライバルのためにまだまだ彼たちの戦いは続く・・・。

投稿者 pawaspo : 2006年11月06日 15:30

コメント

自分も選手権の決勝を見に行きました。自分は高校の時からずっとファンで高校時代には今鹿島アントラーズにいる増田誓志くんとも試合をした事があり鵬翔高校は一人一人がプロ並に完璧な位うまく強かったです。自分はこの日鵬翔サイドのスタンドで保護者の方々たちと一緒に応援してました!!ほんとに鵬翔が優勝して嬉しいです☆★実は今の三年生が一年生大会の時も決勝で日章学園?鵬翔が試合をしてその時も1?1のPKで鵬翔が勝って優勝してるんですよ♪♪鵬翔には是非全国大会でも頑張ってこの四年間国立にいけなかったのを頑張って行ってもらいたいです!!

投稿者 ☆日南市飯田圭織LOVELOVE☆ : 2006年11月06日 23:49

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