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●試合結果

楽天 　　　　　0 0 0　 0 1 0　 0 0 0 　 1
ソフトバンク 　0 0 0　 0 0 0 　0 0 0 　 0

楽:愛敬-有銘-河本-徳元-吉田-小倉-福盛
ソ:田之上-三瀬-吉武-篠原-藤岡

・愛敬(4勝4敗0Ｓ)：田之上(1勝2敗0Ｓ)
・福盛(0勝0敗15Ｓ)

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●先発メンバー

■楽天
1 中 鉄平
2 二 高須
3 左 バレント
4 三 フェルナンデス
5 DH 山崎武
6 右 磯部
7 一 リック
8 捕 藤井
9 遊 草野
投手 愛敬

■ソフトバンク
1 中 大村
2 遊 川崎
3 三 カブレラ
4 一 ズレータ
5 右 柴原
6 二 本間
7 左 城所
8 DH 小斉
9 捕 山崎
投手 田之上

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●試合前セレモニー
試合前には6月初旬に宮崎県で行われたモク・オ・ケアヴェ・インターナショナルフェスティバル日本大会に出場した、宮崎のフラダンスチームから選抜されたメンバーでのフラダンスの披露が行われた。

上記フラダンス参考レポート（１）
http://www.pawanavi.com/sports/archives/2006/06/post_22.html
上記フラダンス参考レポート（１）
http://www.pawanavi.com/sports/archives/2006/06/2.html

　宮崎の今の旬の食べ物といえばやはり完熟マンゴー。試合前に両チームの選手には宮崎サンシャインレディーから宮崎産完熟マンゴーが贈られた。

　今日の始球式は宮崎からやってきた竹内良敬さん（80歳）が登板、力いっぱい山崎捕手のミットめがけて球を投げ込んだ。

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●試合開始

1回表　
　楽天の1番「鉄平」は今年、中日から移籍し、野村監督の元、一気にブレイクした俊足＆巧打の選手。追い込まれながらもしぶとくセンター前に運び、いきなり出塁。2番ベテラン「高須」が送りバントでランナーを進めるが、3番「バレント」、4番「フェルナンデス」は変化球にタイミングが合わず、「田之上」がきっちり打ち取り無失点に抑える。

1回裏　
　ソフトバンク先頭の「大村」は内野ゴロ、大声援の中バッターボックスに入った「川崎」もセカンドゴロに倒れ2アウトランナーなし。3番は好調の「カブレラ」！変化球に上手くバットを合わせ右中間を破る2塁打でチャンスを作る。ここで先日試合を決めた「ズレータ」の打席。ストレートを上手くミートし、右に流したが残念ながらファースト正面をつきこの回無得点。

2回表
　楽天先頭のベテラン「山崎武」がセンター前に運び、初回に続きノーアウトのランナーが出塁。一方ソフトバンクの「田之上」投手は楽天「磯部」を内野フライ、「リック」をスライダーで三振で2アウトに打取る。続く8番「藤井」の当たりはライト前に・・・。これをソフトバンク「柴原」が好捕しなんとかこの回もソフトバンクは楽天を無失点で抑える。

2回裏
　ソフトバンクこの回先頭は「柴原」。好プレイのあとの打席とあって期待されたが惜しくも打球はショートの正面に。続く「本間」が初球レフト戦を破る2塁打で出塁。「迫力あるプレイを体感しよう」と特別に設けられたフィールドシートすれすれを打球が通過する迫力のあるプレーがみられた。しかし、アウト2塁のチャンスに「城所」「小斉」が倒れこの回も得点ならず。

コカコーラフィールドシート
http://www.softbankhawks.co.jp/ticket/field.html

3回表
　楽天、この回の先頭は延岡学園出身の「草野」。29歳という遅咲きのルーキーはセンターフライで打ち取られるも宮崎のファンから暖かい声援が送られた。初回ヒットで出塁の「鉄平」はレフトフライ、「高須」も内野ゴロで楽天この回は三者凡退に・・・。

3回裏
ソフトバンク先頭の9番「山崎」がしぶとくセンター前にはじき返し出塁。続く「大村」はいい当たりをライトに運ぶも、あと一歩伸びず1アウト。2番「川崎」の当たりはライトの頭を越え、ランナー「山崎」は一気にホームをつく。タイミングはセーフに見えたがが楽天「藤井」が上手くランナーをブロックしてタッチアウト。結
果的にこのプレーがこの日の鍵をにぎることになった。2アウト3塁とチャンスは続いたが、続く「カブレラ」は空振りの三振に倒れる。

4回表
　楽天の攻撃、「バレント」、「フェルナンデス」、「山崎武」というクリーンナップを、ソフトバンク「田之上」投手がわずか6球でおさえ三者凡退に。

4回裏
　ソフトバンク先頭の「ズレータ」がセンター前ヒットで出塁。「柴原」のいい当たりの打球は運悪くショート正面を突き6－4－3のダブルプレー。「本間」も初球をたたきファーストゴロに倒れる。

5回表
　楽天、先頭の「磯部」はがセンターオーバーの2塁打で出塁。「リック」の内野ゴロで「磯部」は3塁に進む・・・。ここで登場したのが、守備でファインプレーを魅せた「藤井」。昨日の試合では先発メンバーをはずれた事もあってか、今日は一段と気合が入っているように見えた。その「藤井」が変化球をセンター前にはじき返し、楽天が先制。「草野」が送りバントできっちりランナーを進めるが、「鉄平」はセンターフライでこの回は1点どまり。

5回裏
　先頭のソフトバンク「城所」がストレートをはじき返し、俊足をいかして3塁に。ソフトバンクは絶好のチャンスを得る。ここで楽天「愛敬」投手が「小斉」を2塁ゴロに、そして気迫のピッチングで「山崎」を浅いライトフライ、「大村」をレフトフライに打ち取り、無得点でしのいだ。

6回表
　楽天、先頭の「高須」がセンター前ヒットで出塁。ここでソフトバンクは投手交替。2番手は「三瀬」。つづく「バレント」に対し「三瀬」は力のあるストレートで2塁ゴロを誘いダブルプレーに打取る。きっちりと仕事を果たし三番手の「吉武」にピッチャー交代。代わりばなの「フェルナンデス」の当たりは内野を強襲。記録は内野安打。2アウト1塁の場面も、つづく「山崎武」を冷静なピッチングで空振り三振に打取り、この回無得点で終わる。

6回裏
　ソフトバンク先頭の「川崎」は内野ゴロに倒れるも、「カブレラ」が3塁戦を破る2ベースヒットでチャンスメイク。続く「ズレータ」もきっちりボールを選びファーボールでランナー1,2塁に。ここで楽天の投手は「有銘」に交替。早々に「柴原」はストレートを上手く捕らえるが、打球はまたしても2塁の正面をつきダブルプレーに。今日のソフトバンクはつきに見放されている模様。

7回表
　楽天の「磯部」、「リック」を簡単に押さえて2アウトランナーなしから、今日大活躍の「藤井」がレフト前にはじき返し出塁。期待の延岡学園出身の「草野」もこれに続きライト前ヒットで1,2塁に。ここでピッチャーが「篠原」にかわりバッターは好調「鉄平」。フルカウントからの変化球で見逃し三振に。

7回裏
　たくさんの黄色い風船が球場をいろどり、大歓声に迎えられたラッキーセブン。

　ソフトバンクの攻撃は「本間」から・・・しかし見逃しの三振。つづく「城所」も2塁ゴロに倒れこの回も2アウトに。楽天はここでピッチャーを「徳元」にチェンジ。ソフトバンクも「田上」を代打に送るが、この起用がドンピシャ、レフト線を破る当たりで2塁に進む。一気に勝負をかけるソフトバンクは「金子」が代打に。ところが打球はまたまた野手の正面をつき得点ならず。流れというのか、つきがないというのかどうしても一点がとれないソフトバンク。重い空気が球場を包む。

8回表
　「篠原」は先頭の「高須」、続く「バレント」を空振り三振におさえきっちりと仕事をこなした。ここで宮崎日大高校出身の「藤岡」投手がマウンドに上がる。宮崎応援団からの熱い声援に迎えながらの登板に楽天4番の「フェルナンデス」を空振りの三振におさえる。

8回裏
　楽天はこの回から投手をベテラン「吉田」に交替。先頭の大村のあたりはぼてぼての2塁ゴロ。「大村」の俊足がいき内野安打に。「川崎」の送りバントで2塁に進み、勝負はクリーンアップの2人に。ここで楽天もピッチャーを「小倉」に交代。「小倉」は直球で「カブレラ」を見逃し三振に。「ズレータ」も力で押してライトフライに押さえこの回も無得点に。

9回表
　好投のソフトバンク「藤岡」が楽天「山崎武」、「磯部」をショートゴロに、「リック」をライトフライに打取り三者凡退。」テンポよく押さえ見方の最終回の攻撃につなげるピッチング。

9回裏
　楽天は好投の「小倉」にかえて「福盛」をマウンドにあげる。都城高出身の「福盛」に対して宮崎応援団も暖かい拍手で迎る。「福盛」は声援に応え「柴原」、「本間」、「城所」を切れのあるボールで三者連続の三振に打取りゲームセット・・・。７月22日に宮崎で行われるオールスターへ向けて絶好のアピールを行った。逆にソフトバンクはあと一打が出ず、楽天「野村」監督の投手起用に完封リレーに抑えられた。

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●パワスポ黒田の感想
　
　緊張感のある投手戦、宮崎出身選手の活躍もあり大いに野球を堪能する事ができた今日のゲーム。ソフトバンクはあと一歩のところで1点がとれずに敗れてしまった。「野村」監督の選手起用も絶妙だったが、ソフトバンクホークスも怪我人が多く出ている苦しいチーム状況の中、底力を充分に感じれる内容だった。また試合以外でもヤフードームの施設やその周辺にはたくさんのプレイスポットがあり、時間をつぶすにも事欠かない。そしてなにより試合終了後も遅くまで選手を応援し続けるソフトバンクファンの熱い気持ちが印象的だった。宮崎でも特に人気が高く、様々なファンサービスを欠かさないソフトバンクホークス！宮崎市から福岡まで高速道路を使って4時間、延岡市から阿蘇を抜けて熊本から高速道路を使って4時間半だが、今後も今回のような機会があれば、是非、福岡まで応援に行きたい思う。

　最後に今回の取材でご協力いただた関係者のみなさんに御礼を言いたいと思います。皆様、当日は本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

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●この夏行われる宮崎での一大イベント
　
■7月22日（土）サンヨーオールスターゲーム第二戦
場所：サンマリンスタジアム宮崎
http://allstar.sanyo.co.jp/top.html

■ソフトバンクホークスを応援しよう！！
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