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2006年05月04日

天皇賞(春)現地レポート☆ [ 競馬 ]

■英雄デープインパクト!戦いの舞台は世界へ☆
 「パワスポは宮崎人の活躍を追いかけどこまでもいきます!」ということで、先日4月30日(日)、歴史的なパフォーマンスで見事に天皇賞・春(JRA京都競馬場・芝3200m・G1)レコード勝ちし、全国的、いやいや、今となっては世界的な話題となっているディープインパクト!前にもお伝えしたように、実はこの馬を管理している池江泰郎調教師は宮崎県出身ということで、今回パワスポ黒田は応援をかねて、京都競馬場へ出向き現地取材を行いました。とにかく今でも「興奮さめやらぬ・・・」といった感じです!
(文・撮影:黒田 健)

デープインパクト デープインパクト
デープインパクト デープインパクト


取材協力:JRA日本中央競馬会 宮崎カーフェリー

■4月29日(土)出発(宮崎→大阪)
 4月29日、7時10分発の大阪行きの宮崎カーフェリーで出航。今回は宮崎カーフェリーさんのご協力で、1等客室での船旅になりました。フェリーに乗るのは50回以上の船旅のベテランでも人生初の一等客室(笑)。自分たちの空間があることがこれほど楽だとは・・・。しかもテレビ付で遅くまで天皇賞の話をしながらゆったりと過ごす時間がもて、旅ならではの出会いにもつながり、船上での楽しいひとときを過ごす事ができました。思えば旅の計画を立てるとき、安さと移動時間ばかり気にしていたような気がしますが、今回、時間をかけて移動する楽しみ方がわかったような気がします。「ゆっくりと旅を楽しむ」ことができる!それがフェリーの旅かも知れません。ベットでゆっくり眠れて体調も万全で大阪に行くことができました。
(写真:ディープインパクトの応援に宮崎から大阪に向かう宮崎市の岩切さんと出会いました。)
岩切さん フェリー
フェリー フェリー

宮崎カーフェリー公式HP↓(5月1日にHPリニューアルされました。)
http://www.miyazakicarferry.com/

■4月30日(日)10:00 京都競馬場到着
 京都競馬場に到着しました!まずは場内探索から・・・ディープインパクトを見るのは神戸新聞杯以来二度目になるのですが、三冠達成後の今回は競馬場中がディープインパクト一色!勝負服に旗、いたるところでディープインパクトグッズを身に着けた人を見かけ、グッズを販売するブースも人がいっぱい集まっていました。それにしても物凄い数の人です・・・・・。
京都競馬場 京都競馬場
京都競馬場 京都競馬場
京都競馬場

■4月30日(日)11:00 3R芝1800m
 本日最初馬券購入レース。ディープインパクトはやはり後方から。ということで4コーナーの馬場チェックに!芝コースは内側に仮柵。直線では後方の馬が一気に先頭に!これは馬場的にも外からの差しが有利??そんな馬場を確認。ちなみに馬券はかすりもせず。写真も勝ち馬の姿なし・・。
3R芝1800m 3R芝1800m

■4月30日(日)12:00 お昼ごはん
 馬券は少しだけ買ってはハズレというなんとも微妙な状態で・・・。気分転換にカツカレーを食べました。これで完全に流れはこっちに!「流れはこっちこっち!」(高校野球風?)
カツカレー

■4月30日(日)13:20 7Rダート1400m
 気がつけばJRAの騎手は地方競馬出身の人でいっぱい。地方競馬にもよくいって写真を撮っていた僕にとっては懐かしい顔が・・・。ということで元園田競馬の岩田騎手が7R勝ち初めて馬券も当たる。

■4月30日(日)15:00 パドック撮影断念
 ディープインパクトの登場する天皇賞(春)。知り合いのカメラマンの人から「パドックに行くともどってこれない」とアドバイスをもらい、パドック撮影は断念。本馬場入場とレースにすべてをかけます。

■4月30日(日)15:20 ディープインパクトの登場!
 本馬場に出走馬が登場。一頭先に入ってきたのはブルートルネード。馬体重がプラスの16kg。これは太い!買ってたけど見た瞬間、馬券はあきらめた。次々と入場してくる出走馬の中、リンカーンがいい感じに見えたが・・・。ディープインパクトが登場して他の馬のいいイメージが一瞬にして消えた。カッ!と口をあけて叫んだように見えた本馬場入場の瞬間。気合乗りも抜群で飛ぶように走り目の前を過ぎていった。(下の画像はその時のディープインパクト)
本馬場入場 本馬場入場

■4月30日(日)15:40 ゲートが開いた!
 出走!ゲートが開いた瞬間、大歓声が起こる。ディープインパクト出遅れ!これもまた衝撃!レースは一周目、ブルートルネードが逃げ宣言のトウカイトリックをおさえて逃げるがペースは少し遅く感じられた。ディープインパクトは後方2番手ぐらいを追走。折り合いはついていた。必死にディープインパクトの姿を写真におさめる。
1周目 1周目
1周目

■驚愕の第3・第4コーナー
 3コーナーに向かう坂の途中からディープインパクトが外をまわりあがっていく。少し早いような気がした。というかそのスピードがゴール前を走る馬のような?こんなスピードで4コーナーをまわることができるのか?ゴールまでばてずに走れるのか?頭の中をいろいろなことが駆け巡った瞬間だった。4コーナーではもう先頭に立つディープインパクト、そして直線!カメラはディープインパクトの姿を捕える。武豊騎手が後を向いている・・・。「えっ??」
第3コーナー 第3コーナー

■ディープ圧勝!
 他馬を突き放すディープインパクトの姿をしっかりと撮影。75・3%という天皇賞(春)史上最高の単勝支持率に応え圧勝!!超満員の京都競馬場メインスタンドが割れんばかりの大声援をおくる☆おめでとう!ディープインパクト!武豊騎手!池江先生!強すぎる、そして直向な彼らの姿に感動。本当にいいレースを見れました・・・。なんかありきたりな表現ばかりですが、言葉が思い当たりません・・・それほど歴史的なパフォーマンスでした・・・本当にきてよかったです!
ディープ圧勝 ディープ圧勝
ディープ圧勝 ディープ圧勝

■池江先生も武豊騎手もニッコリ!
 レース後の口取り(レースの記念写真)ではたくさんの人に囲まれた今日の主役たち。表彰式では武豊騎手、池江先生など全員がガッツポーズで大歓声に応えた。世界一への証明のためこの夏、秋は海外へ旅だつ予定のディープインパクト。
レース後 レース後
レース後 レース後

 レース直後、帰ってくるディープインパクトの姿は少し疲れているようにも見えました。今までのレースでは見たこともないようなパフォーマンスを見せてくてた直後だけにこれは仕方ないでしょう・・・。レース翌日からは、またいつもの様子だったようなので一安心しました。みなさんも知ってのとおり、競走馬の中では小柄な馬ですが、とにかくタフなようです。しかし、他の馬とはやっぱり能力が違いました。世界を意識するには十分すぎる強さを見せた快勝劇だったと思います!「また見に来たい」そんな思いをもって競馬場をあとにした人が大半だっただろうと思います。そしてJRA様、宮崎カーフェーリー様はじめ、今回の取材にご協力いただきました皆様に感謝をしつつ、私も京都競馬場を後にしました。今回のディープインパクトの管理を手がける池江泰郎調教師をはじめ、中央競馬界のは何人もの有名な宮崎出身の関係者がいらっしゃいます。今後もパワスポでは、そうした方々を少しづつ取り上げていければと思いますので、競馬のコーナーも是非、よろしくお願いします。
レース後 レース後

■天皇賞・春 競争成績 

1着 ディープインパクト 武豊 3:13.4 レコード
2着 リンカーン 横山典弘 3:14.0 3 1/2馬身  
3着 ストラタジェム G.ボス 3:14.8 5馬身
4着 アイポッパー 福永祐一 3:14.9 1/2馬身
5着 トウカイカムカム 幸英明 3:15.1 1 1/2馬身

ディープインパクト号
馬主 : 金子真人ホールディングス(株)
管理調教師 : 池江 泰郎
騎手 : 武 豊
担当きゅう務員 : 市川 明彦
生産者 : ノーザンファーム
(北海道勇払郡早来町)
獲得賞金 : 8億8444万5000円

投稿者 pawaspo : 2006年05月04日 13:37

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