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2006年02月17日

福岡ソフトバンクホークス紅白戦 [ 野球 ]

 2月17日(金)宮崎市、生目の杜(いきめのもり)運動公園、アイビースタジアムでは、宮崎キャンプ真っ只中の”福岡ソフトバンクホークス”による紅白戦が行われた。この日の午前はウォーミングアップやシートノックなど通常の練習が行われ、午後(13:00すぎ)から紅白戦が行われた。時折強い風が吹いたりもしたが、一日を通して天候もよく暖かかったため、平日だというのに紅白戦開始前からたくさんの観客がアイビースタジアムに訪れていた。中でも印象的だったのは、子供達や女性の観客が非常に多いこと・・・。筋金入りの野球好きや、根っからのホークスファン以外のファン層がドンドン増えているような気がする。プレイ以外の場面でも選手達が積極的にファンサービスするなどのアピールが確実に浸透していると思われる。試合終了後は王監督自ら、列を作って待つ沢山のファンに丁寧に声をかけながらサインをしている姿があった。さらに試合後半には、宮崎日大付属高校出身の藤岡好明(40)投手の地元での登板シーンもありスタジアムを沸かせた。尚、紅白戦は7回戦、結果は4-4の引き分けに終わった。今回のレポートでは、毎回見所を抜粋しながらプレイボールからゲームセットまでの模様をお伝えする。
文:松田秀人撮影:黒田 健

会場風景 会場風景
会場風景 会場風景


毎日更新キャンプレポート有りのソフトバンクホークス公式HP↓
URL:http://www.softbankhawks.co.jp/

紅白戦スターティングメンバー

試合風景 試合風景


1 ショート 川崎 52
2 センター 大村 7
3 レフト カブレラ 30
4 ファースト ズレータ 42
5 ライト 宮地 37
6 サード 松田 5
7 キャッチャー 的場 26
8 セカンド 本多 46
9 DH 大野 25
ピッチャー 齋藤 66



1 センター 城所 23
2 DH 仲澤 0
3 ライト 柴原 9
4 ファースト 松中 3
5 サード 江川 8
6 レフト 井手 69
7 セカンド 鳥越 6
8 キャッチャー 山崎 62
9 DH 領健 29
10 ショート 明石 36
ピッチャー 高橋秀 13


得点経過

紅 : 1 3 0 0 0 0 0  /計 4
白 : 0 0 3 0 0 0 1  /計 4


※( )内は背番号。


~ 1回表裏 / 紅 1 - 0 白 ~
松中選手 齋藤投手
■1回表~投手:高橋秀(13白)
2番・大村(7紅)のライト線スリーベースヒットから、3番・カブレラ(30紅)のセカンドゴロの間に大村がホームイン。
■1回裏~投手:齋藤(66紅/上右画像)
2番・仲澤(0白)フォアボールから4番・松中(3白/上左画像)がレフト前ヒット。2アウト1・3塁のチャンスを迎えるが、5番・江川(8白)は三振に打取られ二者残塁。


~ 2回表裏 / 紅 3 - 0 白 ~
高橋秀投手 川崎選手
■2回表~投手:高橋秀(13白)
2アウト1・2塁から9番・DH大野(25紅)がセンターへタイムリーヒットで1得点。さらに2アウト1・3塁の場面で1番・川崎(52紅)がレフト・センター間を破るタイムリー2Bヒット!これで二者がホームイン。打った川崎も果敢に3Bを取ろうとしたが、タッチアウト・・・。
■2回裏~投手:齋藤(66紅)
この回の先頭打者、6番・井手(69白)が鮮やかにセンター前ヒットを放つが、盗塁失敗でアウト。続く7番・鳥越(6白)は三振・・・、8番・山崎(62白)はライトに上がった難しいフライを、宮地がナイスキャッチで3アウト。


~ 3回表裏 / 紅 0 - 3 白 ~
篠原選手
■3回表~投手:高橋秀(13白)
1回、2回と失点を許してしまった高橋秀(13白)だが、この回は上位打線、2番・大村(7紅)をライトフライ、3番・カブレラ(30紅)をレフトフライ、4番・ズレータ(42紅)にフォアボールをあたえるも、5番・宮地(37紅)をスイングアウトの三振に打取り、無失点で締めくくった。
■3回裏~投手:齋藤(66紅)→篠原(16紅/上左画像)へ交代
この回より紅の投手が齋藤(66紅)→篠原(16紅)へ交代となった。その代わり端、先頭打者9番・領健のサードゴロを松田(5紅)がファーストへの悪送球でセーフ。続く明石(36白)を三振に打取るが、1番・城所(23白)にセンター・ライトオーバーのタイムリー3Bヒットを打たれ1点を失う・・・。さらに1アウト3塁で2番・DHの仲澤(0白)がライトへの犠牲フライで1点追加。2アウトから3番・柴原(1白)の打った打球が微妙なバウンドで篠原(16紅)投手のグラブをはじき一塁はセーフ。続く4番・松中(3白)の打席ですかさず盗塁を決める。2アウト2塁の場面で会場からは松中に大きな声援が贈られる。松中声援にこたえタイムリーヒット。柴原がホームインし、この回3点目が入った。


~ 4回表裏 / 紅 0 - 0 白 ~
井手選手
■4回表~投手:高橋秀(13白)→佐藤誠(31白)交代
この回から守備につく白の投手が佐藤誠(31白)に代わる。さらに8番・山崎(62白)がキャッチャーからDHに、9番・領健(29白)がDHからキャッチャーに代わった。代わった佐藤誠(31白)は7番・的場(26紅)にセンター前ヒットを許すが、無失点に抑える。
■4回裏~投手:篠原(16紅)→松本(67紅)へ交代
この回より紅の投手が篠原(16紅)→松本(67紅)へ交代となった。先頭打者の6番・井手(69白/上画像)はセカンド・ショート間を抜けるヒットで出塁するが、直後に盗塁失敗・・・。続く鳥越(6白)はショートフライで2アウト、その後に8番・山崎(62白)がライト線にヒットを放ち、パスボールなどで二塁に進塁するも、9番・領健(29白)がショートフライに倒れ、山崎は二塁に残塁となった。


~ 5回表裏 / 紅 0 - 0 白 ~
城所選手
■5回表~投手:佐藤誠(31白)
この回より白の守備に変更あり。セカンド鳥越(6白)がDHに・・DH仲澤(0白)がセカンドへ変更。紅の攻撃は9番・大野(25紅)から上位打線に続く打順も三者凡退に終わった。
■5回裏~投手:松本(67紅)
この回から紅の守備に変更あり。DH大野(25紅)がキャッチャーに、キャッチャー的場(26紅)がDHへ変更。白の攻撃の見所は、1番・城所(23白/上画像)がレフト・センター間を抜ける長打!よくて3Bヒットかと思われたが、城所は果敢にランニングホームランを狙う。スタジアムは大いに沸いたが、惜しくもホームでタッチアウト・・・。しかし観客からは惜しみない拍手が城所に贈られた。結局、白も無得点に終わる。


~ 6回表裏 / 紅 0 - 0 白 ~
水田選手
■6回表~投手:佐藤誠(31白)→水田(44白/上画像)へ交代
この回、白に投手交代があった。佐藤誠(31白)→水田(44白)・・・3番・カブレラ(30紅)から始まる紅の攻撃だったが、ここは水田がしっかりと無得点に抑えた。
■6回裏~投手:松本(67紅)→藤岡(40紅)
なんと言っても、この回は、地元宮崎出身(宮崎日大付属高校)の藤岡(40紅)の登板でスタジアムは沸いた。そして迎える先頭打者は4番・松中(3白)。松中のコールにも観客は大きな拍手を贈る。この対決は松中がフォアボールを選んだ。続く5番・江川(8白)をファーストフライに打取り、さらに一塁に松中を置き、6番・井手(69白)の打席は4→6→3のダブルプレーで、見事無失点とした。


~ 7回表裏 / 紅 0 - 1 白 ~
藤岡投手 藤岡投手
■7回表~投手:水田(44白)
最終回、7番・的場(26紅)をスイングアウトに打取った直後、8番・本多(46紅)の打った打球は強烈なライナーとなって水田を襲ったが、これを水田がナイスキャッチ、あっという間に2アウトとなった。続く大野(25紅)がセンター前ヒットを放つも、1番・川崎(52紅)はスイングアウトの三振で大野残塁・・・。
■7回裏~投手:藤岡(40紅/上画像)
最後の最後は地元宮崎出身の藤岡(40紅)投手が担当。しかし先頭打者の7番・鳥越(6白)にいきなりファースト・セカンド間を抜けるヒットを打たれると、続く山崎(62白)にもライト前に運ばれノーアウト1・3塁の大ピンチを迎える。9番・領健(29白)はベンチに下がり、明石(36白)の打席はスイングアウトの三振でまず1アウト。しかし1番・城所(23白)にタイムリーを浴び、三塁ランナーがホームイン・・・一塁ランナーはサードでアウトとなり2アウトとなったが、さらに2番・仲澤(0白)にもライト前に運ばれ2アウト1・2塁のピンチが続く・・・。結局、3番・柴原をレフトフライに討ち取りゲームセット。得点は4-4の引き分けとなった。


 試合が終わった後も、帰りの選手達を出迎えるために沢山のファンが正面玄関の前に並んだ。ファンが差し出す色紙やボールなどに、しばし足を止めてサインをする選手達。さらに王監督自身も、何時間かかるかわからないような列を相手に、丁寧に、そして一人一人に声をかけながらサインを続けていた。
会場風景 会場風景

投稿者 pawaspo : 2006年02月17日 20:33

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