« 競馬予想06~AJCC・平安S | メイン | 大相撲初場所千秋楽、栃東が2年ぶり3回目の優勝 »
2006年01月21日
大相撲初場所14日目、優勝は栃東か? 白鵬か? [ 大相撲 ]
大相撲初場所14日目。優勝争いはまずは2敗の白鵬が登場。同じ2敗の好調・時津海を問題にせず2敗を守った。そして、1敗の栃東vs2敗の北勝力。熱戦となるも栃東が勝ってただ1人、自力優勝の権利を手にした。そして、この時点で3敗の朝青龍の優勝はなくなった。
幕下はチェコ出身の隆の山が負け越し。三段目ではロシア出身の阿夢露が勝ち越した。
さあ、いよいよ千秋楽。幕内優勝は久々の栃東か? 初めての新鋭・白鵬か? 白鵬としては琴欧州に大関は先を越されたけど、優勝は俺が……という気持ちがあるだろう。把瑠都や若ノ鵬など7名による幕下の優勝決定戦も非常に楽しみだ!
(1敗) 栃東
(2敗) 白鵬
(白鵬が琴欧州に負ける) 栃東の優勝
(栃東が朝青龍に勝つ) 栃東の優勝
(白鵬が琴欧州に勝ち、栃東が朝青龍に敗れる) 栃東と白鵬の優勝決定戦
14日目の結果
幕下・三段目
ロシア出身の阿夢露(西三段目16)がうれしい勝ち越し。幕下復帰できるか。チェコ出身の隆の山(西幕下29)はうっちゃりを狙うも寄り倒されて3勝4敗。2場所連続の負け越しとなってしまった。やはり体重を増やすことかなぁ。自分は隆の山の十両昇進を夢見て待ち続けるよ(´・ω・`)ショボーン
影山(西幕下12)は勝ち越しを決めた。来場所は澤井と逆転か。弓取式の皇牙(東幕下12)は勝って5勝2敗で終えた。来場所は十両を狙える位置に上がると思う。
高見藤(西幕下5)は勝ち越したけど3勝4敗で、まわりの状況を見るに十両昇進はなさそう。十両の琴春日に勝って4勝3敗とした玉力道(東幕下5)は、あとは結果を待つばかり。
十両
新富町合宿で稽古しあった琉鵬(東十両8)と猛虎浪(西十両10)は、琉鵬に軍配。11勝3敗として優勝争いに望みをつなげた。猛虎浪は10勝4敗。豊真将(東十両12)は9勝5敗。里山(西十両13)はうれしい勝ち越しを決めた。
優勝争いは栃乃洋が12勝2敗で単独トップ。3敗で琉鵬と玉春日。
●稀勢の里(東前頭9、7勝7敗) vs 嘉風(西前頭13、5勝9敗)○
立会いは互角も稀勢の里が土俵際まで押していく。ここで嘉風が少し身体を下げて、電車道で稀勢の里を反対側まで押し切った。
○露鵬(東前頭2、9勝5敗) vs 垣添(西前頭7、7勝7敗)●
露鵬が左に動きながら張って、送り出した。露鵬、新三役に一歩近づいた。
●旭天鵬(東小結、3勝11敗) vs 黒海(西前頭2、7勝7敗)○
立会い、黒海が突っ張って、頭を付けながら右上手を取る。一呼吸置いて引きつけ、粘る旭天鵬を寄り切った。黒海、なんとか踏ん張った。でも、こういう相撲は昨日取っておけよ…。
●琴光喜(東関脇、8勝6敗) vs 安馬(東前頭6、9勝5敗)○
突進型の大きな力士と軽量・安馬の対決。初対決は呆気なく敗れた。しかし、この日は安馬が出足鋭く、琴光喜を土俵際まで押してのけぞらせる。琴光喜が粘って土俵の外には出せなかったけど、バタバタの琴光喜を引いて倒した。安馬、素晴らしい相撲。地力が徐々に増している。上でやる来場所が楽しみだ。
●時津海(西前頭14、11勝3敗) vs 白鵬(西関脇、12勝2敗)○
立会い、白鵬が左足でグッと踏み込んで前まわしをつかんで右四つに。時津海の左上手を切ってグッと引きつけ、前に出て寄り倒しで勝った。好調の時津海さえ寄せ付けない強さ。白鵬、強い。
○栃東(東大関、13勝1敗) vs 北勝力(東前頭11、11勝3敗)●
昨日とは違って、今日は好内容だった北勝力。じつはこれまでの対戦成績は2-3といい。栃東をよく見て押す。しかし、充実の栃東も相手をよく見ているし、身体もよく動けるのだろう。北勝力をいなすと、前にバッタリ倒れた。この瞬間、朝青龍など3敗力士の優勝は消えた。可能性は栃東と白鵬のみ。しかも、自力で決めれるのは栃東だけだ。
○朝青龍(東横綱、11勝3敗) vs 琴欧州(西大関、10勝4敗)●
今場所の主役と目されていた2人の対決が、優勝と関係のない一番となるとは。それでも懸賞は42本である(そして、2人は千秋楽に優勝を争う2人と戦う)。朝青龍の右腕には今日もテーピング。攻めも左から。琴欧州の右をつかんだりする。最後は引き落としで勝った。
千秋楽の取組
栃乃洋(東十両1、12勝2敗) vs 皇司(西十両4、10勝4敗)
ここで栃乃洋が勝てば優勝。でも、負けたときは琉鵬と中入りで相撲を取る玉春日次第になる。玉春日が勝ったら、決定戦はいつやるんだ?
北桜(東前頭17、9勝5敗) vs 琴奨菊(西前頭10、7勝7敗)
北桜はここを勝てば敢闘賞では? ただ、相手は勝ち越しがかかる力士だ。
嘉風(西前頭13、5勝9敗) vs 普天王(西前頭8、8勝6敗)
若手対決。それにしても、嘉風は幕内に入ると小さく感じるね。
高見盛(東前頭10、7勝7敗) vs 黒海(西前頭2、7勝7敗)
勝ち越しをかけた一番。自分としては黒海に勝ってほしい。
露鵬(東前頭2、9勝5敗) vs 北勝力(東前頭11、11勝3敗)
露鵬は2桁いけるか。三役に行くためには勝っておきたい。
雅山(東前頭1、7勝7敗) vs 安馬(東前頭6、9勝5敗)
重量級vs幕内最軽量。雅山の厳しい攻めに安馬がどう対処するか。
岩木山(東前頭5、7勝7敗) vs 玉乃島(西小結、7勝7敗)
玉乃島がまさか星を五分に戻してくるとは…。凄いとしか言いようがない。玉乃島がここを勝つと、来場所の三役の空きは1つだけとなる。
琴光喜(東関脇、8勝6敗) vs 時津海(西前頭14、11勝3敗)
これより三役。時津海はここで相撲を取るのは初めて。
白鵬(西関脇、12勝2敗) vs 琴欧州(西大関、10勝4敗)
白鵬、優勝がかかっていなくても琴欧州は「負けたくない相手」だった。
朝青龍(東横綱、11勝3敗) vs 栃東(東大関、12勝1敗)
朝青龍は手負いの状態。充実の栃東が有利だろう。朝青龍は勝って存在感を見せつけれるか。
投稿者 blogpawanavi : 2006年01月21日 18:06
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.pawanavi.com/sports/mt-tb.cgi/561