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2006年01月17日

大相撲初場所10日目、朝青龍がトップタイに [ 大相撲 ]

 大相撲初場所10日目。ただ1人全勝の北勝力は、好調の時津海にまわしを取られて敗れた。1敗の朝青龍と栃東が勝って、3人が1敗で並んだことになる。2敗で4人が追う。実質的には朝青龍、栃東、琴欧州、白鵬の優勝争いと見ていいだろう。
 幕下の澤井が敗れて、入門以来初めての負け越し。来場所の新十両はなくなった。

(1敗)朝青龍、栃東、北勝力
(2敗)琴欧州、白鵬、時津海、北桜

10日目の結果

三段目以下
 岩永と勇大は2人とも負け越し。来場所はともに序ノ口だ。同世代の三段目・萬華城は3勝2敗。男佑が5勝無敗で優勝が見えてきた。
幕下
 澤井(西幕下2)が十両の上林(東十両13)と対戦して、押し倒されて負け。入門してから初めての負け越しとなり、十両昇進がなくなった。力がまだ足りないということか。ライバルの影山(西幕下12)も敗れて2勝3敗。
○栃乃洋(東十両1、9勝1敗) vs 琉鵬(東十両8、8勝2敗)●
 1敗同士の対戦は三役経験の実力者・栃乃洋に軍配。十両で単独トップに。
●春日王(東前頭12、7勝3敗) vs 北桜(東前頭17、8勝2敗)○
 インタビューで年齢を10歳サバ読む北桜(笑) 相撲は若々しい。
●北勝力(東前頭11、9勝1敗) vs 時津海(西前頭14、8勝2敗)○
 まわしを取られると弱い。まあ、下位とばっかりやってるんだしね。
●高見盛(東前頭10、5勝5敗) vs 若の里(東前頭16、6勝4敗)○
 高見盛が前に出るも、若の里が土俵際で残った。若の里は相撲内容がまだ悪い。
●露鵬(東前頭2、7勝3敗) vs 安馬(東前頭6、7勝3敗)○
 2回目の立会い。安馬がなかなか手を付かない。焦らしまくる。ついてからは頭からぶつかる形で突進し、身体を預けるようにして押し出した。露鵬はひるんで途中で引いてしまった。安馬、サイコー!
●垣添(西前頭7、6勝4敗) vs 黒海(西前頭2、6勝4敗)○
 黒海の圧力が勝った。勝ち越しまであと2番。
●雅山(東前頭1、5勝5敗) vs 白鵬(西関脇、8勝2敗)○
 雅山が突っ張って白鵬がのけぞるも、左の出足が鋭かった白鵬は前まわしをつかんでいて組み相撲に。こうなると白鵬が上。重量級の雅山の圧力にちょっと苦労するも、下手出し投げで転がした。
●春日錦(西前頭5、4勝6敗) vs 琴欧州(西大関、8勝2敗)○
 立会いすぐに両まわしをつかみ、速攻で引き付けて前に出た。圧勝。勝ち越して一安心できたのでは。
○栃東(東大関、9勝1敗) vs 岩木山(東前頭5、5勝5敗)●
 岩木山がガツンと当たって突っ張り、右を差して前に出る。栃東ピンチも、土俵際で残って身体を入れ替えると岩木山がバッタリ倒れた。栃東は左足を痛めたようで心配…。
○朝青龍(東横綱、9勝1敗) vs 琴光喜(東関脇、7勝3敗)●
 18連敗中の琴光喜が勝つかと思わせるシーンが何度かあった。立会い、横綱が張るも琴光喜が右を差して前に出る。向きが変わるたびに琴光喜が前に出る。しかし、最後は朝青龍のすくい投げが決まった。琴光喜が19連敗となったけど、内容は良かった。


11日目の取組

北勝力(東前頭11、9勝1敗) vs 北桜(東前頭17、8勝2敗)
 これは面白い相撲になりそう。
安馬(東前頭6、7勝3敗) vs 時津海(西前頭14、8勝2敗)
 安馬が好調の時津海をどう料理するか。ここで勝ち越して、2桁を目指してほしい。
雅山(東前頭1、5勝5敗) vs 露鵬(東前頭2、7勝3敗)
 露鵬、重量級の雅山にどう相撲を取るか。勝てば念願の勝ち越し。
琴光喜(東関脇、7勝3敗) vs 白鵬(西関脇、8勝2敗)
 白鵬、優勝争いに残るためには負けられない。
白露山(東前頭4、3勝7敗) vs 琴欧州(西大関、7勝3敗)
 白露山は足の指を痛めてるし、琴欧州の優位は揺るがない。
栃東(東大関、9勝1敗) vs 黒海(西前頭2、6勝4敗)
 黒海はこれまで当たった横綱と大関はみんな倒している。
朝青龍(東横綱、9勝1敗) vs 岩木山(東前頭5、5勝5敗)
 朝青龍はまだ負けないだろう。

投稿者 blogpawanavi : 2006年01月17日 17:59

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