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2008年07月25日

コドモソウル ワンマンライブ [ ライブハウス ]

 6月21日、宮崎を拠点に全国へ活動の場を広げている「コドモソウル」の3rdアルバム発売記念「元気かい?ハロー!ツアー」のツアーファイナルにして初のワンマンライブが宮崎SR-BOXにて行われました。今回のツアーは、初日の宮崎SR-BOXを含め九州、東名阪の7ケ所、8公演。ファイナルのこの日はツアーをしてさらに実力をつけたコドモソウルを見ようと会場にはあふれる程のファンの皆さんが駆けつけました。それでは、ツアーの感想などを含めたミニインタビューと会わせて当日のライブの模様をご覧下さい。
(レポート:甲斐英利 撮影:オオタヒサヤ)

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コドモソウル
「元気かい?ハロー!ツアー」ファイナル
日時:08年6月21日
場所:宮崎 SR-BOX

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コドモソウルプロフィール
ホームページ:http://kodomosoul.com

 今、日本で一番活気のある県宮崎で一番元気のある3ピースバンド。ボーカル&ギターの小野優樹は作詞作曲を担当。ベースの黒田雄紀はスマイルフェイスで看板娘的存在。ドラムの豊島大貴はこのバンドのリーダーでムードメーカー。2005年に結成以来、地元宮崎を発信拠点に全国展開で活動中。思わず口ずさんでしまうキャッチーなメロディーと3人が織りなすサウンドが最大の魅力。また、等身大の言葉を紡いだ歌詞は、コドモソウル作品の重要なスパイス! コミック本を思わせるデザインで統一された作品は今回の3作目が完結編。 (HPより抜粋)

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メンバー(上写真左から)
ボーカル&ギター:小野優樹(23)
ベース&コーラス:黒田雄紀(21)
ドラム&コーラス:豊島大貴(27)


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ミニインタビュー
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ここまでのツアーを振り返って感想は?
黒田:前回はずたぼろにやられたんで(笑)
豊島:今回2回目のツアーなんですが、前回は初ツアーって事もあって正直、雰囲気にのまれたりして、結果的にCDも売れなかったり・・・コテンパンにやられて帰って来たんですけど、今回のツアーは全箇所でCDも売れて、「またライブに来て下さい」と言ってくれたお客さんもいて、結構手応えはあったと思います。
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---CDに関して。 今回特にこだわった部分は?
小野:「1」・「2」とやってきて「3」というのの違いは、よりバンド色が強くなって来てるというのが「3」なんですけど。新しい事にも挑戦してて、今までは自分がコーラスまで録っていて、もちろんライブのときは二人がコーラスしてたんですけど、今回はCDの段階から二人がコーラスを録ったりしているのでそういう所ですかね。あと、今回は色々と音を入れたりしているのでより力強くなったような気がします。
---楽曲つくりに関して、普段はどのように製作されているんですか?
小野:自分たちはセッションとかはあんまりなくて、僕がギターで弾き語りのような感じでつくってそれを二人のところに持っていってイメージを伝えて行きます。抽象的で色でいうとどうとか、二人には無理難題でしょうけど(笑)そうやってうまく景色を創っていくというか、僕が鉛筆で下書きをしてそれに色をつけて「コドモソウル色」に染めていくという感じがいままでの創り方ですね。
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---3人の今までの音楽的背景は同じ?それとも・・・
黒田:それが違うんですよ・・
豊島:面白いくらいバラバラですね(笑)ボーカルはストリートで弾き語りやっててスピッツさんとか聞いてましたし
小野:僕一人でやってるとPOP色が強くなったりアコースティック色が強くなったりするんですけど、ドラムの大貴は力強いロックを聞いてたんで、それが加わってアコースティック色が強くなりすぎずちょっとロックの要素が入ったりまた、ベースの雄紀が入ることによって、まぁ、ね!なんか・・・なんか? ねっ!(笑)
黒田・豊島:笑笑笑

---因に黒田さんの聞いていた音楽は?
黒田:ハードコア系とか今の音楽と全然違うジャンルを聞いてましたね。
甲斐:じゃぁ、ベースラインにその辺りがにじみ出て曲にアクセントを付けてる訳ですね!

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変な質問ですが、ライブと音源製作の気持ち的な比重は?
 「俺らはライブバンドだ!」ってバンドさんもいますけど。
豊島:そうですね、ライブばっかりという感じではなくてうまく平行しながら今後もやっていきたいですね。
小野:たぶん宮崎では珍しいバンドなんですよね。お客さんも「ワァーーー!」って感じではなくて結構しんみり聞いてくれたりとかなんで「ライブバンド!」って感じではないですね。
豊島:イベントバンド?(笑)

---じゃぁ、音源とライブの音作りは?
豊島:今回の「3」はライブの音に近づけたものになってますけど、やはり迫力は違ってきますよね?それと、音だけでなく動きなど音と映像がリンクするので音源とは違った楽しみがあると思います。
小野:あとは、CDにはいろいろと音が入ってますが、ライブは純粋に三人の楽器の音だけなので、CDを聞いた人がライブを見て「薄っぺらいな」と感じないようにという風な音作りはやはり考えてますね。

---それでは、今後の活動予定を教えて下さい。
小野:7月8月は県内を中心にライブ活動をして、秋くらいに全国をまたまわって、来年には4枚目を出したいなと、大きな展望としてはそんな感じですね。


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ライブの様子
 ライブ開始前にはスクリーンに2007年にスペースシャワーTVで全国放送された「あいいろバス」のプロモーションビデオが流れていました。ライブへの期待がさらに高まります!
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 そして、いよいよライブスタート!オープニング曲は「コドモソウル3」の1曲目に収録されている「ロビン」。オープニングにぴったりの元気あふれる曲。「君に夢中になる〜」と歌詞にありますが、逆にこっちがのっけからコドモソウルに夢中になってしまいます。
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「今日はワンマンライブということで、いつも雨ですが、洪水警報でてます!!!(笑)」なんてMCの後は雨の夜にピッタリの曲「君は咲いていて」。アコースティックギターに囁くようなボーカル。そこに二人のコーラスが重なりしっとりとした空気をつくりあげていました。1部ラスト前には「コドモソウル1」から「ブルーノイズ」というジャジーな曲。これまでの音楽的背景の違う3人だからこその音楽の幅の広さが感じられる曲です。そしてラストは「コドモソウル2」から「そんな夕暮れ」。みんなで「ララララ〜」と合唱して第二部へ・・・この間にスクリーンではツアーの思いでスライドショーが流れていて3人のオフショットが満載でした。

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スペシャルゲスト?
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第2部のオープニングには遥々宇宙からやってきたというバンド「モドキソウル」が登場。なんか3人とも見た事ある顔ですがコドモソウルファンの皆さんも大喜びでした。(笑)そんなスペシャルゲストの後に「コドモソウル」が再び登場。「ライブの日はいつも足下が悪い中・・・と言っていますが雨の曲がなかったのでつくりました。」とドラムをカホーンに持ち替えてアコースティックな雰囲気で第2部がスタートしました。
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 その後は、しばし元気なコドモソウルの時間。「ワンマンライブなのでたまにはカバー曲でも!」と歌いだしたのは「ルージュの伝言」。オリジナルといってもいいくらいコドモソウル色に染まってました。
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 ライブ終盤に掛けてはいままでアルバムの曲を織り交ぜつつツアーの思い出や、とある中学校でお願いされた職業講話の時のちょっと笑えるエピソードなど色んな「コドモソウル」を楽しむ事ができました。この日駆けつけたファンのみなさんは文字通り「老若男女」とわずという感じです。きっと3人の穏やかな雰囲気がそうさせているのでしょうね。
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メンバーが去った後のステージには「恋だな」のプロモーションビデオがながれ、会場入り口には1部と2部の間に流れたツアーの思い出スライドショーに使われていた写真いがいにも今回のツアーでの思い出がギュっとつまったアルバムが置かれていました。ファンにとってはライブ以外の3人の姿が見られる貴重なアルバムでした。
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終演後には物販ブースで待っていたメンバーにファンの皆さんは握手やサインを求めて集まっていました。なかなか引かない人の波にコドモソウルの人気と、これからの活躍が容易に想像できました。それでは、最後に3人それぞれのライブ後の感想をどうぞ。

黒田:今日は初めての、人生初めてのワンマンライブだったんですけど、こんなにお客さんが見に来てくれて、本当にすごくうれしかったです。また、ぜひ!ワンマンライブやりたいなと思いました。これからも頑張ります!ありがとうございました! 

豊島:5月11から始まったこのツアーですが、ホームだけに強くちゃいけないんですけど本当は・・・他に比べて宮崎は盛り上がるので、とても楽しく出来るんですけど、これを県外でも全国でも出来るようにコドモソウルという名前を、そして曲を聞いてもらって、知ってもらって、メジャーデビューできればもっと沢山の場所で自分たちもお客さんも楽しいライブが出来ると思うのでそこ目指して頑張っていきたいと思います!今日は本当にありがとうございました!

小野:あっという間に・・・2時間くらいですけど、終わりまして・・・。やっぱりまだ、細かい部分が荒いので、そういう部分を修正しつつ、また全国まわってきます。それでより良いライブが出来ればいいなと思います。もっとデッカイ所でもしたいなと思ってます。(笑)これからも頑張ります!ありがとうございました!

お疲れの所ありがとうございました!そしてこれからますます頑張ってくださいね!

投稿者 blogpawanavi : 2008年07月25日 21:42

コメント

すごくライブの臨場感が伝わりました。
見に行けばよかった〜〜!
また、ワンマンライブ期待します。

投稿者 daasan : 2008年08月04日 05:17

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