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2008年09月22日

石蔵の解体  【千人の蔵プロジェクト】

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足がすくむ。日之影町にある石蔵の解体作業です。その後、昨日のブログにあげた神楽の館の近くに移築します。地元のじいさんと若者を中心に、縁のある千人に参加してもらって移築を成功させ、カフェなどを運営し、高千穂の志の受け継ぎ、ふるさとづくりの拠点にしようというのが千人の蔵プロジェクトです。

本当にまあ小さな町ですが、次から次へとよくやります。興味のある方は下記ホームページをご覧下さい。ちなみに僕も勉強させてもらってます。


千人の蔵プロジェクト 私たちの願い (ホームページより)

 「隣町にある石蔵を移築して、町づくりの拠点に、そして人々の心のよりどころとしたい」と高千穂町の五ケ村むらおこしグループのみなさんが思い立ったとき、高千穂の若者たちは、「新しいものづくり、仕事づくりがしたい」と頑張っていました。
 平均年齢七〇歳のむらおこしグループのみなさんが言いました。
「五ケ村は、昔から水に苦労して貧しく、蔵の立つ家はなかった。村の神楽が絶えそうになったとき、俺たちは、茶屋で団子を売り、それぞれが借金もして、古民家を移築し、神楽宿「神楽の館を作った」。ようやく支払いも終わるという頃、隣町に立派な石蔵を見つけた。今度はあの蔵を移築して、人様のために役立てたい」

 台風で山が崩れ、鉄道の橋が流され、ふるさとが危機に瀕したとき、都会から帰ってきた若者たちもいました。彼らは、村を守ってきた先輩たちと一緒になって、我が町で生きてきた人々の技と知恵を受け継ぎはじめました。
 食を取り巻く環境が悪くなる中、昔から労働食として、三度の食事に加えて人々の空腹を満たしてきた「こびる」に注目し、芋や雑穀などを使った昔ながらのこびるを見つめ、地元産の新しいこびるを開発する試みもはじめました。
 じいさまたちが言いました。「俺たちが蔵を移築する。おまえたちのこびるを食べられる場所にしないか?」「一緒にものづくりをする場、一緒に働く場にしましょう」若者が応えました。元手はどこにもありませんでしたが、この蔵を生きたものにするためにも、国の補助金には頼らずに、我々と多くの人々の小さな資金を合わせて建設しようということになりました。

 私たち千人の蔵建設委員会は、この「石蔵カフェ・千人の蔵」を思いを同じくする千人の人々とともに作りたいと思っています。
 ここは、私たちの高千穂をどうするか、自分たちで考え、受けついでいく高千穂づくりの拠点であるとともに、多くの人々が係わるふるさとづくりの拠点です。
 全国の人々とともに、ものづくり、仕事づくりをし、おいしい「こびる」を囲んで語り合う場所にしたいのです。
どうぞ私たちと縁を結び、高千穂を訪れてください。ともに未来へつなぐふるさとをつくっていきましょう。

HP 千人の蔵プロジェクト
http://www.gokamura.join-us.jp/index.html

投稿者 hujiki : 2008年09月22日 23:34

コメント

先日高千穂にお邪魔した時に石蔵カフェ(店の名前は忘れました)に行ったんですが、それとはまた別だったんですね?
いつの間にかできてたんだぁと喜んだんですけど。
新聞記事でも以前読みました。

投稿者 ミツセ : 2008年09月23日 14:34

投稿者 ミツセ : 2008年09月23日 14:47

コーヒーが美味しい大橋の「石の蔵」ですね。はい、それとはまた別です。完成が11月、12月になりそうっていってたと思います。また、UPしていきますね〜♪

投稿者 テツロー : 2008年09月23日 21:21

千人の蔵プロジェクト・・動いてますね。
今後、どうなっていくのか楽しみにしています。
解体・移築・・・まさにリユース、エコですね。

高千穂あまてらす鉄道の動向も気になります。

投稿者 wattton : 2008年09月25日 19:34

watttonさん、石蔵丈夫だから、眠らせとくのはもったいない!ってことだと思います。
鉄道のほうは、高千穂町に跡地検討委員会ができるもよう。隣町の町長は議会で列車を2両ほしいとあげたみたいです。あ、10月26日には、あまてらす主催でもののけ姫のコンサートがあります。

投稿者 テツロー : 2008年09月25日 21:55