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2008年07月06日

高千穂あまてらす鉄道株主総会  【高千穂線】

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詳しい記事はこちら 【西日本新聞】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/31716?c=260

はい、久しぶりに高千穂線のニュースです。
6月29日、高千穂あまてらす鉄道の株主総会がありました。僕も設営のお手伝いをしてきました。30名ほどの株主さんが集まりました。内容としては、これまでの経緯。監査報告。今後の方針を高山社長が説明しました。
高山さん、風邪をこじらせてひどい声でお気の毒でした。数字が入った事業計画書は今回は出ませんでした。町が協力した場合の事業計画書。しなかった場合の計画書どちらも必用だと思います。前者と後者では規模が全然違いますからね。町としてはいまだサイレントですね。
高千穂は県内外でも天孫降臨の地として大変有名です。特別の思いをもっておられる方も多いですね。けれども、内実は小さい諍いがとても多く、世の乱れが高千穂の乱れと直結していると思えるぐらい乱れに乱れています。

『高千穂の魔力』と僕たちの間ではよんでいるのですが、一歩踏み込むと恐ろしいことになっています。どこの町でもあることでしょうが、それが一気に全面にでてきてますね。
『兆し』と僕は捉えています。台風で橋梁が流され不通となり廃線になる高千穂線。町内の各団体の分裂。知事ブーム。日本一の高千穂牛。農協職員の横領。高千穂高校県道部の男女県総体優勝。アナウンサーの事故。若者たちの台頭。フリーパーパー。自然学校。(おまけに日向時間)。五ヶ村の神楽の館、千人の蔵プロジェクト。そして、高千穂あまてらす鉄道。
まさに吉凶混合です。小さな町でさまざまな出来事がおこっています。ここ数年の間に何回全国ニュースで取り上げられたことでしょう。

色々ありますが、でも僕は好きですよ。小さな町でひじで小突きあいひざをぶつけあって暮らしています。だれかが我を通そうとすれば誰かと衝突する。それでも、本当の悪人はいないんです。中には人の陰口ばかり言っているしょ〜もない人もいますが、そういう人も高千穂のある一面を背負ってでてきているのは確かなんです。(とはいえ会ってしまうと、つい舌打ちをしてしまいますが…。大人になれ俺。)みんなキャラが際立ってるから面白いのです。

ある人が言いました。「高千穂町は神話(神楽)と高千穂峡と補助金の上にあぐらをかいてきた」。なるほどと思いました。神話(神楽)と高千穂峡はよくきくことです。補助金は気づきませんでした。県が観光に力を入れれば当然のように高千穂へということで今まで来たし、今の知事の考えもそうですね。だから、新しいものが生まれなかったともいえます。また、そこに利権が生まれるという不幸もありますね。

6月に高千穂峡の一部が崩落しました。幸いにもけが人はでませんでした。一部なので観光には大きな問題はないようです。ほかに危険箇所がないか、県が調査をしています。もし、高千穂峡に大きな災害がおこれば、高千穂の観光はストップです。少なくとも今の観光はストップです。そうなったときに何が生まれるだろうか…。兆しはまだまだ続きそうです。今日、宮崎は梅雨があけました。


高千穂あまてらす鉄道。 議事録UPされています。
http://www.torokko.jp/


投稿者 hujiki : 2008年07月06日 21:35

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