明日からのトーナメント本戦を前にプロアマチャリティートーナメントが行われました。招待外国人選手で今季マスターズ2位ののジョーダン・スピース選手や2012年の全米オープンチャンピオン、ウェブ・シンプソン選手、日本勢では期待の松山英樹選手、石川遼選手らがアマチュアとのプレーを行いました。

プロアマ出場選手

 

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松山英樹選手コメント

「コースの状態はいいと思うが、自分の調子がよくわからないので練習で。パッティングのストロークは良くなっているので、後はグリーンのスピードに慣れるだけ。（コースの特性上）風が吹いても吹かなくても、林には入れたくないよね。」

J・スピース選手コメント

　「とても美しく素晴らしいコースだ。ＰＧＡツアーで戦後最年少優勝をしたからこそ、この大会に呼ばれたと思う。松でセパレートされ、狭くて難しい。毎ショット集中しないと左右にブレてしまいダブルボギーになってしまう。ドライバーで真っ直ぐ打つことが重要で、ティーショットでフェアウェイを確実にキープしていきたい。
　松山英樹や石川遼とは同じ年代ではあるが、ライバル関係のような意識していない。ただ、ローリー・マキロイは4歳年上ですが、世界で10勝しているので、私たちの世代の目標になっている。私の目標はメジャーで何度も優勝することだ。
　初めての来日は最高の気分です。食べ物も美味しいです。とくにビーフが美味しいね！」

石川遼選手コメント

「最高のコースだと思う。(コースの攻略は)フェアウェイが狭くラフに入ると難しい。フェアウェイも傾斜しておりティーショットでどんな球筋で、どこに落とすのかが求められる。今年は特にラフが深いので、どこが浅くて深いのかを調べつつ、ラフに入れないようにティーショットを打っていく。グリーンが小さいが、パーオンしていくことが優勝するために必要なことだと思う。ラフに入っても長いパーパットを打つことがないようにしていきたい。林に入った場合は、脱出して次を5m以内につけたい。
　ティーショットも、長いホールでもただ飛ばせばいいというものではなく、風で長いホールが更に長くなってしまう。でも、フェアウェイキープが最優先になるので…。新しいユーティリティも打ってみたが、今より低く操作性がある球を打つことができそう。低いフェード・ドロー、高い球もラフも打てるので、良ければ今週試してみようと思っている。低い球を打つのが好きなので、それが主体となった攻め方が多くなると思う。しっかりラインを出さないと、ラフにつかまり転がっていかない。フェアウェイからでも難しいホールがあるので、ドライバーの制度も求められる。
　(本日のプロアマは妹の葉子さんがキャディ)
　サイモンにかなりの試合数を担がせてしまったので、オーストラリアの家族に会う機会も少ないので早めに休んでほしかった。先週の試合に勝てず賞金王が厳しくなってきたので…。誰にしようかと思ったときに、自分がコースを知っているのでプロキャディーに頼む必要はないと思い、葉子に聞いたらぜひやりたいということだった。ボールの吹き方で汚れが落ちていなかったときもありましたが…(笑)。バンカーは僕がならしてもいいのかな。葉子とのコンビはやりやすかった。明日からもマイペースでやれるんじゃないかなと思う。」

W・シンプソン選手コメント

「素晴らしいコースで、特にグリーン周りが気にいっている。しかしフェアウェイが狭いのでよい挑戦になり、調子次第では大きくスコアが左右されると思う。このコースはフェアウェイをキープし、アプローチでできる限りピンの下を狙い、上りのパットにすることが重要だと考えている。堅実にプレーをして、最終日にいい順位につけていることができれば充分にチャンスはある。目標は優勝することだ。
　日本に来るのは初めてだけど、ご飯も美味しいし、良い人ばかりだ。石川遼も松山英樹も一緒にラウンドしたことがあり、素晴らしい選手。特に英樹は最近調子が良いから、対戦を楽しみにしている。二人はナイスガイで、日本人として世界に良い印象を与えていると思う。」

 

小田孔明選手コメント

「フェニックスは何が起こるかわからない。林の中に入れたら終わりだし、今日良くても試合でどうなるかわからない。グリーン周りや風が吹けば難しい。ラフが深いし、いかにフェアウェイにおくか。
　作戦は何もない。全部ドライバーで。こんな芝は根こそぎとっていった方が良い。でもやっぱりラフからは飛ばなくなる…。
　今日は7つバーディーを取れた。向かい風でも追い風でも、300ヤードくらい飛んでいた。振れている。調子は良いから、悪くてもトップ5に入りたいし、先週予選落ちした分、賞金をしっかり取り戻さないと。これからの試合は大きく、藤田さんたけでなく賞金ランキング6位くらいまではわからないので、今週頑張って、カシオで優勝して、最終戦で決めたいと思う。」

 

 

藤田寛之選手コメント

 「難しいコースですが、試合とは違い楽しくプレーができた。フェニックスは風が吹くと更に難しくなる。アンダーパーで回ることができれば上位に行くイメージはある。自分の調子はあまり良くない。とにかく最後（日本シリーズ）までプレイできるように持たせることを、自分も周りも考えている。目標のひとつとして賞金王というのがある。周りの期待に応えたいという思いはあるのだけれど、今は背負っているものが重すぎるという感じ。今週は芝をティーに向かって刈っている(※1)のでランが出ない。オーガスタに似ている。グリーンはいつも通り。昨日は少し速く感じて、仕上がりがいいのかなと思ったけど、水を少しまいたのか、いつも通りという印象でした。
　宮崎は時間がゆっくり流れている。暖かくて、緑と海のコントラストも綺麗で、人も優しい。食べ物もいいしいいイメージをもっている。地鶏が美味しい！」
　※1＝逆目の意味

★初日の組み合わせ

http://www.dpt.gr.jp/livescore/2014/pdf/pairing1.pdf

（ダンロップフェニックストーナメント公式HP）

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2014ダンロップフェニックストーナメント

主催 住友ゴム工業、フェニックス・シーガイア・リゾート、毎日放送
後援 
宮崎県、宮崎市、日本ゴルフ協会、九州ゴルフ連盟、日本ゴルフトーナメント振興協会、全日空、宮崎日日新聞社、宮崎放送、ＪＴＢ、宮崎交通　
主管 日本ゴルフツアー機構
企画運営 ダンロップスポーツエンタープライズ

開催日程 
11月16日（日） ＭＲＴダンロップフェニックスアマチュアトーナメント
11月17日（月） 指定練習日
11月18日（火） 指定練習日　プロアマチャリティトーナメント抽選会・前夜祭
11月19日（水） プロアマチャリティトーナメント
11月20日（木） 第1ラウンド　18Ｈストロークプレー
11月21日（金） 第2ラウンド　18Ｈストロークプレー
11月22日（土） 第3ラウンド　18Ｈストロークプレー
11月23日（日） 第4ラウンド　18Ｈストロークプレー
開催場所 
フェニックスカントリークラブ 
〒880-0122　宮崎県宮崎市塩路浜山3083　　　TEL：0985-21-1301
競技方法
72ホールズストロークプレー
前半36ホールを終了後、その上位60位タイ（プロ順位）をもって、後半決勝ラウンド進出者（アマチュア含む）を決定する。第1位がタイの場合は、ツアーディレクターの指定するホールにおいてホールバイホールによるプレーオフを行い優勝者を決定する。
競技規則 2014年ＪＧＡゴルフ規則及びジャパンゴルフツアー機構競技特別規則を適用する。
出場資格
【1】日本ゴルフツアー機構 選考枠（72名）
(1) 2009年度以後のツアートーナメント賞金ランキング第１位者。
(2) 2009年度以後の日本ゴルフツアー選手権、日本オープンゴルフ選手権又は日本プロゴルフ選手権の優勝者。
(3) 2013年度以後のWGC・ワールドカップ日本代表出場者。
(4) 1973年ツアー制施行後に25勝した者。
(5) 2013年度以後のダイナスティカップ日本代表出場者。
(6) 2011年度以後のゴルフ日本シリーズの優勝者。
(7) 2012年度以後のツアー各トーナメントの優勝者。
(8) 2009年度以後の本トーナメントの優勝者。
(9) 2013年度本トーナメントの成績上位10位以内の者。
(10) 直近のツアートーナメントで成績上位5位以内の者（対象：三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ）
(11) 日本ゴルフツアー機構会長が推薦する者。
(12) 2013年度ツアートーナメント賞金ランキング上位70名までの者。
(13) 2013年度チャレンジトーナメント賞金ランキング第１位者。

◎以下 JGTO2014年度出場有資格規定に基づいて72名を満たすまで繰り下げる

【2】主催者選考枠（12名）
(1) 実行委員会の推薦する外国人選手
(2) 実行委員会の推薦する日本人選手
賞金 
総額 ￥200,000,000 (＄1,818,182）
優勝賞金 ￥40,000,000 (＄$363,636）
※$1＝￥110