平成10年 4月25日(土曜日) 門川 晴れ / 工藤 晃彦
この日職場の釣り仲間3人とメジナ狙いで門川の沖磯へと向かった天候は晴れ、時より南東よりの風がある程度。しかし、海はうねりが入り少々不安になった。瀬渡しに時折波しぶきが入る。私たち3人以外誰もいない、貸しきり状態だった。目の前の大バエは10名を超える人々が釣りの準備をしている。さて釣り座を構えようとあたりを見廻すが東向きの本命ポイントはうねりの影響で波を被り釣りを出来る状態ではないしかたなく3人ならんで船着場に竿を出す事にした。私は図1のAポイントにした、この日はAM8:00が満潮で潮は大バエ方向へ払い出していた。釣りの準備ができまずコマセを足元へ打ってみると、エサ取さえみえない。全遊導仕掛けで釣りを始める、B地点の吉田君は半遊導仕掛けで竿一本のタナから始めた。するといきなり吉田君の竿が弧をえがく、上がってきたのは型の良いガガラ(あらかぶ)で彼は満面の笑顔でクーラーに押し込む。それから、吉田君と最勝寺さんはガガラの入れ食いが始める。私以外の2人はクロ狙いを忘れたのか?私はこの2人のガガラの入れ食いがうらやましくなり半誘導仕掛けに替え、タナも合わせた。時計を見るともう昼を過ぎているし潮も下げ潮になっていた。不思議な事に私だけ何も針にかからない。少々くやしい。C地点の最勝寺さんが波が収まったからと本命ポイントへ移動したので私がC地点へ収まった。第一投目、サラシの先沈み瀬の駆け上がり付近に仕掛けを落とす。仕掛けがなじんだ時にウキがゆっくりと消えて行く「根がかりかな?」と思いゆっくりと糸を張ってみるが重い感覚があり、根がかりと確信した私は急いで巻上げる、すると何か重いものがわずかに動き出した私はあわてて竿を立てた。大きなイガメ(ぶだい)の様な引きにやりとりも少々雑になる、一瞬魚体が水面に見えた「ギラッ」としたその魚体は、私が今までに見た事がない大型のチヌだった。それから強烈な引きが始まる、沈み瀬に逃げる魚を0.8号の竿が目いっぱいタメる。リールのドラグが逆転を始め冷や汗が出る、ハリスが細くなかなか強引にやりとれない未熟な私の腕を呪った。浮かしては潜られを繰り返し、ようやく寄せる事ができた。吉田君がタモ入れをしてくれた。タモの中に入った瞬間ハリスが切れる。まさに危機一髪だ。初めての大物に足が震える、アドレナリンは出っ放しだった。その後も3人共真剣にチヌを狙い結局それ一匹で終わった。家に帰り、皆に魚をひけらかし検量すると、長さ50cm重さ2.5kgとすべて最高の大物に大満足の私は調子にのり「UMKのJAG天の大物コーナーへ送りつけ見事OAされたのだった。
(私の仕掛け) 
竿 がま磯チヌ競技SP 0.8号 5.3m
リール ステラ3000
ライン 2号
ハリス 1.5号
ハリ オーナーグレ3号
ウキ エキスパートグレ(旧型) 3B
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