上田正樹ディナーショー! 2001/12/13
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とってもハートフルでソウルフルな「上田正樹さん」の歌声、マイクを通さない生声でも会場中に響きわたるパワフルな心の叫びは、さすがに日本屈指のシンガーです。クリスマスソング「Merry X'mas in my heart」や懐かしい名曲「悲しい色やね」。またお客様からのリクエスト「TAKAKO」、さらにニューバムから「NO MORE BLUES」などを熱唱し、たまたま会場にいらしていた「TAKAKOさん」との楽しい会話のやりとりや、時にはジョークを交え笑いをとったりと、約1時間のHOTなステージで会場のファンを魅了しました。
ステージ終了後のCD販売とサイン会ではご覧のような大騒ぎ!凄い人気です。一枚一枚手書きで丁寧に描かれた文字の中には「My Friend」という一行が・・・・・ファンにとっては家宝になりそうな一枚ですね!
右は噂?のTAKAKOさん!この方はたまたま「TAKAKO」という名前だっただけで特別にプレゼントまでいただけたようです。なんてラッキーなんでしょう。
「上田正樹さん」のサイン責めはまだまだ続きます。やっぱり人気の秘訣は歌声やシブさだけでなくやさしい人柄も大きいようです。「上田正樹さん・バンドのメンバーのみなさん・スタッフの方々」おつかれさまでした。そして取材協力ありがとうございました。
■上田正樹アルバム情報■
NO MORE BLUES
MASAKI UEDA

\2,800

・NO MORE BLUES
・He's Got All The Whisky
・Mellow Yellow
・Stone Free
・Black Magic Woman
・This is a R&B band
・Just can't Help it
・You Gotta Be
・Some Like It
・Aiternative Lifestyle people
・大阪へ出てきてから
(初回限定Bonus Track!)




A,M,S Records
(Asian Music Standard)
■上田正樹。衝撃のNEWアルバム!絶賛発売中!!■
BLUESとは銘打っているものの、このアルバムにはバティ・ガイ風もなければレイ・ヴォーン風もない。B.Bキングだっていやしない。どこがブルースなんだ、と訝しく思う人もいるだろう。でも、ここには確かにキー坊――上田正樹――のBLUESがある。つまり、それはキー坊にしか歌えない歌。上田正樹というシンガーにとって必然性=リアリティのあるグルーヴが存在するということだ。
 何しろ「R&Bやブルースの形を追求するんじゃなくて、歌から派生するグルーヴを自分たちなりに作れへんやろか」とさらりと、インタビューに答えてしまう人なのだ。いくら何でもおっとりしすぎだと思う。一旦この手の音楽にハマった者なら誰もが思い描く理想の姿。それをキャリア30年にもなるキー坊が、何のてらいもなく自然に語れるなんて。ルーツをたどる、というのとも違う。よく判ったようにこんな事を言う人がいるロックも何もかもブルースから生まれた。だからブルースをやりつくしてからそれを土台に他の音楽をやりたいと。でも彼は逆だ。いろんな迷路をくぐり抜けて、今ようやくブルースに直面してみよ、と心に決めたのだと思う。
 ここで思い出すのは1982年の大ヒット曲「悲しい色やね」のことだ。竜巻みたいなサウス・トゥ・サウスというバンドのイメージが強力なあまり、歌謡曲に身を売って、みたいな事を言う人もいたのは知っている。けれど、少なくとも私にとってそれは違和感のない1曲だった。大阪の海に捨てずにはおれない”どうしようもなさ”をキー坊は決して絵空事として歌ってなかったからだ。
 もっともあの当時は、それも直感の中でのものでしかなかった。だが、このアルバムを聴きながらそれは確信に変わった。何よりキー坊はずっとブルースを歌っていたんじゃないか、と今更ながら気づいて愕然ともした。
 初回特典の「大阪へ出てきてから」は有山じゅんじとの名作『ぼちぼちいこか』の中でも人気の高かった1曲だ。一緒に口ずさみながら、この歌もまたシカゴやメンフィスにやってきた黒人たちの気持ちとさほど変わらないのだなぁと気づく。ジミヘンの”StoneFree”と「大阪へ出てきてから」は、今キー坊によってブルースとして一点につながろうとしている。私にとってもブルースは、もうこりごりと口にしたそばから絡め取られていくような音楽だ。あえて「ノーモア」と大見得きったキー坊もまた、その手強さに四苦八苦してきたのだろう。でもオトシマエは一旦このアルバムでつけた。シンガー上田正樹は重荷を捨てて、「オルタナティヴ・ライフスタイル」に向かって必ずまたひとつ大きくなる。そういう意味では、ブルースはきっと何かを捨てて明日に一歩踏み出すポジティブな音楽なのである。

★妹尾みえ(Mie Senoo)
BLUES MARKET
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