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| 第1章 音楽って? | |||||
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| 私たちの生活の中で、様々な形で音楽は利用され楽しまれています。リラックスしたい時、元気を出したい時、泣きたい時などに音楽を聴くこと人は多いでしょう。ドラマや映画のシーンの中で音楽による演出効果で、より感情を高めることもあるでしょう。また、以前まで駅員が警告音としてけたたましく鳴らしていた電車の発射合図や、携帯電話の着信音までが音楽(メロディー)になるほどに、音楽の利用法が変わって来ています。ここでは、もっと音の原点に目を向けたいと思います。 まだ言葉も喋れない赤ちゃんを思い浮かべて下さい。誰も大人同士で会話をするように赤ちゃんに話しかけないでしょう。例えば、「こんにちは」でも、思わず「タン、タッタ、タァ〜」とリズミカルに抑揚を付けてしまいます。赤ん坊はリズミカルな擬音や音楽を聴くだけで、反射的に手足を動かし、身体を揺すり、何とも興奮した表情をします。また、寝かしつける時は、ゆったりした子守歌などを歌います。この時、リズムに合わせ優しく叩いたりもしています。生まれて間もない赤ん坊は、言葉の表情やリズムに純粋に反応します。私達が、洋楽などで歌詞の内容が分からなくても、感情が伝わってくるのと同じ事です。 楽器は様々な物があります。現代では、本物の音をサンプリングし、ボタン一つでその楽器の音を再現させることができるほどに進化しました。しかし、人間の創り出した楽器のルーツを知るのも面白いものです。人間は原始的な時代から、音を利用していました。あらゆる国の民族楽器を見ても、以下の様に世界中共通しているのが分かります。一つ目は、「叩く楽器」。木や竹をくり貫き、手や棒で叩く。動物の皮を張り叩く。この皮を擦ることで音になることも知りました。また陶器、鉄などを加工したものもあります。さらに、このような中に、砂や木の実を入れ、それを振ることもしています。二つ目は「吹く楽器」。木や竹などを筒状にし、息を吹き込むことで音を出します。その筒に穴を開け、音階をつけています。草笛、口笛なども吹く楽器でしょう。三つ目は「弾く楽器」。糸状のものをピンと張り、それを弾くことで音にします。太い、細い、長い、短い弦でそれぞれ音程や表情を付けます。弾くだけでなく、擦る、叩くなどして音を出す物もあります。四つ目は「声」。歌うこと。会話でなくリズムに合わせ、メロディーを創ることを知りました。 世界各地で人々は音楽を伝達手段の合図にしたり、祈り、悲しみ、喜びを表す儀式に使いったりしてきました。それを多くの人が囲み、共に歌い、踊りました。これは、私達の今でいう「ライブ」なのです。皆さんのように音を出す人、そこに足を運ぶ人。この二者が集まることでライブが成り立ちます。大昔から、人種や言語が違っても世界中に同じ音楽が存在していたのです。 |
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