パワスポホームへ

« 競馬予想2008~マイルCS | メイン | 2008 極真空手オープントーナメント~福祉チャリティー・宮崎県空手道選手権大会 »

2008年11月23日

2008ダンロップフェニックストーナメント 最終日 [ ゴルフ ]

小雨の降る中行われたダンロップフェニックストーナメント最終日は、3日目に首位に立ったP・マークセンが追い上げる石川遼を1打差で振り切り-8で優勝した。序盤から堅実なゴルフでスコアを伸ばしたマークセンだが11番でクラブ選択ミスからダブルボギーをたたき5打差あった13番でバーディーを奪った石川との差が2打に。続く12番でもボギーでスコアを落としたマークセンだが、16番下りの長いパットをしっかりと沈め-9に、続く17番で一つスコアを落としたが、18番をしっかりとパープレイでまとめ優勝を決めた。石川にとっては初日のボールを蹴ってのペナルティーが悔やまれる1打差の2位となった。
(文・撮影:黒田 健)

2008dpt-1123-main01.JPG 2008dpt-1123-main02.JPG

【ダンロップ フェニックス トーナメント】
開催期間:2008年11月20日(木)~23日(日)
開催場所:フェニックスカントリークラブ 宮崎県宮崎市塩路浜山3083
賞金:総額2億円・優勝賞金4千万円
大会公式HP:http://dpt.gr.jp/

2008dpt-1123-image01.JPG 2008dpt-1123-image02.JPG

パワスポゴルフ特集2008 http://www.pawanavi.com/s/golf/2008/ 

**********************************


●最終ラウンドスコア


<優勝>-8

2008dpt-1123-marksaeng1.JPG 2008dpt-1123-marksaeng2.JPG
P・マークセン 68 70 67 71
安定感抜群のゴルフで追い上げる石川を振り切り優勝したマークセン。大きなプレッシャーがかかる中、持ち前の堅実なゴルフでフェニックスを攻略した。終盤まで風が吹かなかったこと、グリーンが最後まで湿り速くならなかったこと、様々な要因が考えられるが自分のゴルフで勝ちきれた今季3勝目は40歳と若くはないがこのトーナメントをきっかけに世界に羽ばたいた選手も多いだけに、今後をうらなう意味でも大きな勝利となった。

2008dpt-1123-marksaeng3.JPG 2008dpt-1123-marksaeng4.JPG
2008dpt-1123-marksaeng5.JPG 2008dpt-1123-marksaeng6.JPG
コメント
今週はシンガポールから入って転戦が続いていて体調的には非常に疲れていた。宮崎に入ったら天候も寒く参ったと思っていて、今週は予選を頑張って通ろうという気持ちで試合に臨んでいた。初日から良いスタートがきれたのが良かった。この結果には自分でもビックリしていますが、本当に嬉しいです。スタート前は11アンダーくらいが優勝スコアだと予想していた。ハーフターンの時には予想通りに伸ばせると思っていたけど、意外と苦労してしまいました。ただ、ハーフターン時にまわりが思ったよりも伸びていなかったので、このまま我慢し続ければ大丈夫かなという感じはあった。自分が思っている以上にまわりが伸びていなかったのは良かった。日本のトーナメントは最近特にコースコンディションが難しくなっている。タフな中でプレーをしなければならないが、そういうコンディションの中でやらせてもらっているから、自分の技術が上がっているように感じている。特にパッティングが良くなっている。週の頭は疲れていたけど、良い結果が出てよかった。来週は中国のワールドカップに出場するが、良い結果が出せると思う。日本はホームのような気持ちでプレーする事が出来ている。来期も同じペースで出場したいと思っている。本当は今年も賞金王を狙っていたが、日本オープンの2週間前に盲腸になり、結局欠場。試合に出られない間に片山さんが頑張ってしまったので、ちょっと今年は難しくなった。


<2位>-7

2008dpt-1123-ishikawa01.JPG 2008dpt-1123-ishikawa02.JPG

石川 遼 72 67 70 68
大ギャラリーをひきつれてのラウンド、昨年に比べて思い切ったゴルフが目立ち、トラブルにも冷静に対応。フェニックスの林すら見方にしたようなゴルフでギャラリーを楽しませた。4日間通して調子は良くなかったと思われるが、そんな状態でもスコアを崩さないのは実力の表れ。来年どのくらい強くなって帰ってきてくれるかが楽しみだ。
2008dpt-1123-ishikawa03.JPG 2008dpt-1123-ishikawa04.JPG
コメント
今日は8アンダーを目標にプレーしていたんですけど、スコアの予想は当たったのですが自分がそこまで届かなかった。72ホールを終わった中でもったいない1打も色々とありましたが、それは全出場選手にいえる事で、まぁしょうがないかな・・・と。勝っても負けても8アンダーまで伸ばしたら満足だという気持ちでプレーをしていましたが、マークセンが11アンダーになったときには「2桁が優勝スコアか」とか思いました。優勝争いをしたのは確かですが、でもドライバーの方に意識がいき過ぎていて。最後の最後までよいスイングをすることが出来なかった。米ツアーは、自分はもちろん、周りの方々、日本のゴルフファンの方などみんなが満足できた時、できたら日本のトップになれたときに行きたいです。


<3位タイ> -6

2008dpt-1123-castano2.JPG 2008dpt-1123-castano.JPG
G・F-カスタノ 68 70 73 67
今年も上位につけながら、優勝には手が届かなかったカスタノ。12番以降5バーディで3位タイまで順位を上げたが3日目の73が最後までひびいた。

コメント
去年の2位に続いて今年も上位で終わり結果にはとても満足している。今日のラウンドは11番のボギーがもったいなかったが、後半パットが面白いように入った。今年最後の試合をこのような良い形で終えられて嬉しい。来年帰ってこられるのが楽しみです。


2008dpt-1123-marushige2.JPG 2008dpt-1123-marushige.JPG
丸山茂樹 71 68 71 68
満身創痍の体で今年も出場の丸山茂樹。そんな状態でも我慢のゴルフでしっかりとスコアをまとめ-6で3位タイと好成績をあげた。体調さえ戻れば来期は活躍が期待される。

コメント
なんとか新聞の片隅くらいには載せてもらわないといけないと思って頑張りました。8番のティショットが木に当たって林に入ったのが・・・。ど真ん中の木にあたるとはね。でも不安要素があっても、今は立て直す精神力も戻りつつある。このコースは最初に言った通り我慢が必要。我慢しきった人が上に行けるコース。それが自分のなかでは出来ていたのでね。大体70%くらいはゴルフが戻ってきている。あとは体なんかの部分だけ。独自の自分のゴルフを取り戻そうと日本に帰ってきて、それを取り戻しつつある。あとは自信をもって出来るようになること。あまりにもアメリカで凄い選手を見すぎて自分が分からなくなっていた。そういう意味では日本に帰ってきてよかった、苦しみながらも毎週エンジョイできてるし、やっぱりホームだね。来期は40歳なりの味のゴルフをしていきたいね。


2008dpt-1123-fujita.JPG 2008dpt-1123-fujita2.JPG
藤田寛之 72 69 69 68
コメント
最後はいい感じで上がる事ができました。今週になって調整していたのが上手くいき始めた。スイング面で。あとはパターを変えたのが今週いい感じだった。こうやって結果として残ってくれれば、やっていることに自信が出てくる。今日は途中一瞬、上が崩れそうになってもしかしたらという気持ちになりましたけど、そうは上手くいかなかったですね。


<6位>-5

2008dpt-1123-tomita01.JPG 2008dpt-1123-tomita02.JPG
富田雅哉 71 69 69 70


<7位>-4

2008dpt-1123-taniguchi.JPG 2008dpt-1123-taniguchi2.JPG
谷口 徹 70 69 71 70


<8位タイ>-3

2008dpt-1123-oda.JPG
小田孔明 72 70 72 67

2008dpt-1123-poulter2.JPG 2008dpt-1123-poulter.JPG
I・ポールター 73 73 66 69
スコア以上にバーディーチャンスがあったが、最後までパットが決まらず-3で8位タイに終わった。初日、2日目のスコアがひびき、優勝争いには加わる事が出来なかったがフェニックスとの相性の良さは今年も感じられた。

コメント
今日は勝てたはず・・・心配していたドライバーの調子は良かったのに、パットが途中から入らなくなった。本当に悔しい。ぜひぜひまた来日して優勝を目指したい!


2008dpt-1123-imano.JPG
今野康晴 71 73 67 70

2008dpt-1123-snedeker.JPG
B・スネデカー 68 71 70 72
昨日までとは一変、出入りの激しいゴルフになった。石川との同組で集中が難しかったのかも・・・。最後まで攻めのゴルフでギャラリーを楽しませてくれた。

コメント
とにかく調子が悪く、特に後半9ホールが苦しかった。


2008dpt-1123-tanihara.JPG
谷原秀人 72 70 68 71

2008dpt-1123-kondo.JPG
近藤智弘 68 69 70 74


<14位>-2
丸山大輔 73 73 67 69


<15位タイ>-1
E・エルス 72 73 70 68
最終日になり、ついに本領発揮し-3で回ったが、トータル-1で15位タイで大会を終了。世界トップクラスのゴルフを見せてくれた。

コメント
今日のプレーには満足している。昨日の後半からスイングの状態が良くなった。優勝争いには絡めなかったが、久しぶりの宮崎を楽しむ事ができた。コースは相変わらず素晴らしいし、本当に最高のトーナメントだと思う。また宮崎に戻ってきたい。


手嶋多一 73 66 73 71

金亨成 70 74 68 71
昨日はOUT、今日はINで一気にスコアをあげた金。爆発力のある若いプレイヤーで来年以降の活躍が期待される。
コメント
今日は全体的に大変難しい試合となった。特に前半は思ったようなプレーができず、スコアも落とし苦しんだ。後半はキャディーのアドバイスが助けになり精神的に崩れることなく持ち直すことが出来た。ラスト3ホール、3連続バーディーは高い集中力からうまくパットを成功させることが出来た。大会自体は一言ですばらしい大会で、とても良い経験をすることができた。世界のトップレベルの選手達とのプレー、円満な運営、親切な関係者、ギャラリー、気持ちよくプレーする事ができた。ありがとうございます。


<18位タイ>EVEN
宮里優作 70 73 71 70
S・マリーノ 71 70 71 72
宮瀬博文 69 73 69 73


<21位タイ>+1
S・コンラン 71 68 76 70
I・J・ジャン 69 75 71 70
B・ジョーンズ 71 71 71 72
矢野 東 70 70 70 75


<25位タイ>+2
B・ジョーブ 74 68 74 70
P・シーハン 67 73 75 71
S・K・ホ 69 70 76 71
M・カイマー 76 69 70 71
久保谷健一 73 73 69 71
鈴木 亨 68 71 75 72
ドンファン 69 76 74 67
野上貴夫 72 72 69 73


<33位タイ>+3
李 丞鎬 71 72 74 70
S・フレッシュ 71 75 73 68


<35位タイ>+4
H・ステンソン 68 70 77 73
白 佳和 71 71 74 72
片山晋呉 73 74 70 71


<38位タイ>+5
広田 悟 73 71 72 73
小田龍一 70 75 72 72
横尾 要 74 72 71 72
武藤俊憲 74 74 70 71
兼本貴司 73 69 72 75
尾崎直道 72 73 69 75


<44位タイ>+6
深堀圭一郎 72 72 73 73
中島雅生 78 70 70 72


<46位タイ>+7
加瀬秀樹 70 72 77 72
すし石垣 74 73 74 70
井上 信 73 74 75 69


<49位タイ>+8
D・スメイル 73 70 75 74
高山忠洋 76 71 71 74
中嶋常幸 74 73 74 71
C・キャンベル 73 75 73 71


<53位タイ>+9
松村道央 70 68 76 79
岩田 寛 68 74 78 73
室田 淳 75 72 73 73
佐藤信人 72 72 77 72


<57位>+10
G・マイヤー 72 76 74 72


<58位タイ>+12
葉 偉志 74 74 72 76
伊澤利光 76 72 78 70


<60位>+13
立山光広 72 76 72 77


<61位タイ>+14
谷口拓也 70 76 75 77
J・ワグナー 71 74 79 74


<63位>+15
甲斐慎太郎 75 73 75 76


<64位タイ>+17
宮里聖志 74 73 76 78
星野英正 73 74 81 73

<66位>+18
竹本直哉 71 75 81 75

投稿者 pawaspo : 2008年11月23日 17:50

コメント

コメントしてください




保存しますか?