パワスポホームへ

« 決勝戦~高校野球宮崎大会トーナメント表 | メイン | 競馬予想2006~小倉記念 »

2006年07月26日

甲子園の道~夏の高校野球宮崎大会(決勝) [ 第88回高校野球(県夏), 野球 ]

第88回全国高等学校野球選手権宮崎大会 決勝
 春夏連続出場を目指す第一シード延岡学園と2度目の甲子園出場を目指す宮崎日大の対戦が快晴の空の下、アイビースタジアムで行われた。延岡学園大西と宮崎日大の山城の両エースの先発で始まったこのゲーム。投手戦が予想される中、3本の本塁打含む攻撃で、延岡学園が9-1で宮崎日大をくだし、春夏連続の甲子園出場となった。決勝戦では、3本の本塁打と9得点から打撃面が目立っているが、投げては、延岡学園エースの大西が1失点で完投。また守備陣の安定したプレイにも注目したいところだ。また敗れた宮崎日大も終盤まで接戦を演じ、大いにこの大会を盛り上げた。エース山城の好投、堅い守備とチームの個性がしっかりとでていた。チームの主力であった2年生には今後の活躍を期待したい。
(文・撮影:黒田 健)

試合風景 試合風景

========================================

■アイビースタジアム~決勝

========================================

●「延岡学園 vs 宮崎日大」

延岡学園  002 100 051 9
宮崎日大  010 000 000 1

↓投手
延岡学園:大西
日章学園:山城、大坪

↓本塁打
延岡学園:小園、米良、西本

========================================

●1回表
 日大山城が延学1、2、3番から3者三振をうばい最高のスタートをきる。
1回表 1回表

●1回裏
 宮崎日大は3番中富のヒットでランナーを出すが4番玉野が三振に。延岡学園大西も上々のたちあがり。
1回裏 1回裏

●2回表
 4番山田のあたりはショートの正面に。後続もたたれこの回も3者凡退。
2回表 2回表

●2回裏
 松川がヒットで出塁。続く豊田の送りバントで2塁に。続く湯浅は内野ゴロに倒れるが、8番山城のヒットでランナーは1,3塁に。9番谷山のヒットで日大先制!
2回裏 2回裏
2回裏

●3回表
 1死後米良が2塁打で出塁。大西はセンターフライに倒れるが、1番西本のあたりを日大ファースト玉野がトンネル。ランナーが返り試合は1-1の同点に。続く谷口のタイムリーで逆転。
3回表 3回表
ky-0725-3o-03.jpg 3回表

●3回裏
 2死後4番玉野のあたりは右中間を破り長打になるが3塁クロスプレーになり判定はアウト!
3回裏 3回裏
3回裏

●4回表
 山田がレフトへのヒットで出塁。小川が送り一死後、好調津田の3塁打で1点追加。
4回表 4回表

●4回裏
 松川が初回に続きヒットで出塁。送りバントで二塁に進み、湯浅のヒットで1,3塁。チャンスは広がるも後続を大西が抑える。
4回裏 4回裏

●5回表
 大西がヒットで出塁も送りバント失敗でダブルプレー。谷口、柳田の連続ヒットでチャンスを再び作るが山田がショートゴロに倒れ無得点。
5回表 5回表

●5回裏
 大西が粘りのピッチングで日大4番からの攻撃を3者凡退に。
5回裏

●6回表
 小川がヒットで出塁、送りバントで二塁に進むも津田のセンターライナーに飛び出しタッチアウト。
6回表 6回表

●6回裏
 この回も大西がきっちり抑え三者凡退。
6回裏 6回裏

●7回表
 山城も気迫のピッチングで延学8番からの攻撃を三者凡退に。
7回表

●7回裏
 試合は小康状態に。延学、堅い守りで3者凡退に。
7回裏

●8回表
 延岡学園2番からの好打順。好投を続けていた山城が延学打線につかまる。先頭の谷口がヒットで出塁、送りバントで二塁に進み、山田は四球で1アウト1,2塁。ここで
小川のあたりはライトオーバーの3塁打で2点追加。続く小園のあたりは1直線にレフトスタンドに。続く津田の内野ゴロのあと8番米良がこの回二本目のホームラン。延岡学園7点リードに。
8回表 8回表
8回表 8回表
8回表 8回表
8回表

●8回裏
8回裏
 2アウト1塁から玉野のヒットで1塁ランナー中富が3塁を狙うがタッチアウト。
8回裏 8回裏

●9回表
 日大は投手を2番手大坪に交代するが、先頭の西本がダメ押しのソロホームラン。
9回表 9回表
9回表

●9回裏
 内野ゴロ二つで2アウト。日大湯浅のあたりは2塁後方のフライ。途中交替の尾崎がボールをキャッチして試合終了。延岡学園が宮崎大会を制し夏の甲子園出場を決めた。
9回裏 9回裏

========================================

●宮崎県大会優勝・延岡学園

延岡学園

 故障明けのエース大西の気迫の投球に決勝戦は打線が3本塁打で応え、延岡学園が宮崎大会を制した。2枚看板の大西、山田の投手陣に齋藤が加わり、大会を通じて安定した守備がこれを支え、第一シードの重圧にも耐え勝った延岡学園。甲子園でも期待できるチームになった。攻撃面では3番柳田、4番山田にの不調はあったものの下位打線が好調で、控えの選手も要所で結果をだしていた。チーム力では近年の代表のレベルを上回り経験という意味でも本当に甲子園が楽しみ。

PS:しかし、春のセンバツ出場時のインタビューで「目標は夏に設定し体を作っている」と語っていた浜崎監督の言葉が、今更ながらに、よみがえってくる・・・・・。
※参考 2006センバツ大会出場時のレポート↓
http://www.pawanavi.com/sports/archives/2006/02/post_204.html

投稿者 pawaspo : 2006年07月26日 13:33

コメント

コメントしてください




保存しますか?