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2005年12月21日
田中勝春がグレイスティアラで統一GIを制覇 [ ☆試合結果 ]
21日(水)、神奈川県川崎市の川崎競馬場で全日本2歳優駿(2歳GI、川崎、左・ダート1600m)が行われた。全日本2歳優駿はダート2歳では唯一のGI。これまでの勝ち馬にはアグネスワールド、アグネスデジタル、トーシンブリザード、ユートピアがいる。ちなみに、後ろ3頭が勝ったレースは現場で観た。アグネスデジタルのあそこまでの活躍など予想だにできなかった…。
今年はJRA4頭、北海道3頭、岩手1頭、川崎2頭の計10頭で争われた。船橋の社台ファームの馬が出走除外になったとはいえ、寂しいメンツとなった(南関はやる気なしか?)。レースはエイシンダンベリーが逃げて、1番人気の道営モエレソーブラッズは3番手。直線に入ると先行集団が苦しくなり、中団にいたグレイスティアラが外から差し切った。先団の後ろにいた岩手アテストが2着、モエレソーブラッズは3着だった。
フジキセキ産駒のグレイスティアラはエーデルワイス賞(GIII)を勝っているように、これでダートは無敗。芝よりもダートが走る。騎乗の田中勝春はアドマイヤマンボで勝ったことがあるけど、そのときはGIではなかった。南部駒賞(岩手の2歳最強決定戦)で2着だったアテストが2着。父はフォーティナイナー、母は岩手で活躍したアプローズフラワーだ。
今回のレースが来年につながるかどうかといえば、はっきり言って疑問。まだまだ強い馬が出てくると思う。それにしても、レース実況聴いたけど、ファンファーレが酷すぎ! ある意味、必聴。ちなみに、川崎競馬場ではこの時期、こんなことしてます。
1着 グレイスティアラ(牝2、54kg、4番人気、JRA、田中勝春) 1:42:3
2着 アテスト(牡2、55kg、6番人気、岩手、小林俊彦) 3/4
3着 モエレソーブラッズ(牡2、55kg、1番人気、北海道、五十嵐冬樹) 1/2
4着 キングトルネード(牡2、55kg、8番人気、川崎、酒井忍) 2
5着 エイティジャガー(牡2、55kg、5番人気、北海道、石崎隆之) 2
単勝 10 560円
馬連 1-10 12670円
馬単 10-1 22180円
三連複 1-7-10 11480円
三連単 10-1-7 157620円
出馬表、結果、レース実況
調教師・騎手免許試験新規合格者
平成17年度第3回調教師・騎手免許試験の合格者がNARから発表された。ばんえい競馬初の女性調教師(谷あゆみ)が誕生している。金沢では上山から佐賀に移籍していた前野幸一など、一旦引退していた3名が騎手として復帰した。
内田利雄、安藤光彰が正月から南関東で騎乗
地方競馬は「蛸壺競馬」だ。1つの競馬場で騎手や馬などを囲い込んでおり、免許は同一でありながら他地区での騎乗や出走には大きな制限がある。この「地方と地方の壁」が徐々に低くなっている。
地方競馬のなかでもっとも賞金レベルの高い南関東(大井・船橋・川崎・浦和)は通算2500勝以上の騎手に限り2ヶ月以内での限定騎乗を認めるようになった(他にも制限あり)。そして、フリーの内田利雄、笠松の安藤光彰が正月からこれを使う。
内田利雄は“ミスター・ピンク”としてファンに親しまれている騎手で北関東で活躍した。カッツミーでJRA重賞(ラジオたんぱ賞)も勝っている。宇都宮廃止後はフリーとなり、新しい騎手の形を開こうとしている。安藤光彰は安藤勝己の兄で、JRA重賞も勝っているし、地元ではトップジョッキーである。
冬になれば北国の競馬場はお休みとなる。そこのトップジョッキーが南関で騎乗する可能性もある。
投稿者 blogpawanavi : 2005年12月21日 18:24
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