JX-ENEOSウインターカップ2015男子1回戦


投稿:2015.12.27
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日本一を目指して初戦を迎えた延岡学園、相手は過去に名勝負を繰り広げた尽誠学園。延岡学園の高さと尽誠学園の組織的なバスケットのぶつかり合いで試合は接戦に。終盤五代の体を張ったプレーで勝ち越した延岡学園が逃げ切り69-67で勝利し2回戦に駒を進めた。

東日本大震災復興支援
JX-ENEOSウインターカップ2015
平成27年度 第46回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

主催:公益財団法人日本バスケットボール協会
公益財団法人全国高等学校体育連盟
朝日新聞社
日刊スポーツ新聞社
期日:2015(H27)年12月23日(水・祝)~29日(火)
会場:東京体育館

1回戦

延岡学園 69-67(17-19 19-11 14-23 17-16)尽誠学園

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シェハのインサイドをうまく使い序盤から試合を進める延岡学園、榎田のドライブなどで流れは延岡学園に。終盤尽誠も川口の3Pなどで点差を詰め19-17延岡学園リードで1Pが終了。2Pに入ると流れは尽誠に、榎田がアウトするとシェハのマークが厳しくなり23-30とリードを広げられる。このピリオド終盤、延岡学園もシェハのゴールなどで得点を奪うが一進一退の攻防が続き、30-36で前半が終了。

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後半開始から延岡学園は石田の3P、シェハのインサイドでバランスよく攻め一気に同点に追いつくと、尽誠もディフェンスの圧力を強め試合は接戦に。両チーム選手をかえながら試合は進み延岡学園が3点リードしたところでこのピリオドが終了。最終P、尽誠の3ポイントで試合は振り出しに、延岡学園も五代の体を張ったプレーでリードを奪うと、相手のミスも重なり67-60とリードを広げる。尽誠のタイムアウトから再び尽誠が3Pで3点差に。緊張の見える両チームファールでフリースローをもらうがなかなかシュートが入らなくなる。最後は2点のリードを何とか守り切った延岡学園が勝利した。

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大会初戦らしい戦いとなってしまった延岡学園、シェッハを中心にインサイドの高さの差を使った攻撃でリズムをつかむと予想されたが、体調の戻らない榎田、試合が開いてしまったためやはりいつものようなオフェンスの切れ味は感じなかった。試合は接戦となり最後は気持ちで勝ち切った感じだが、そんな試合のなか、最後にチームを救ったのはスタンドの応援団だったような気がする。延学らしいユーモアたっぷりの応援、特に三冠を経験したOB達の応援が選手たちの一声が最後の場面で子供たちの大きな力になった。

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