久しぶりの宮崎開催となった女子バスケットボールトップリーグ、WリーグシャンソンVマジック-山梨クィーンビーズの試合が10月29日（土）都城早水体育文化センター、10月30日（日）宮崎県体育館で行われた。試合はリオオリンピック代表、本川紗奈生、三好南穂を中心に高さとスピードで上回るシャンソンが84-48、94-55で連勝した。

第18回 Wリーグ宮崎・都城大会

対戦カード：シャンソンVマジック vs 山梨クィーンビーズ
＜日程・会場＞
平成28年10月29日（土）　都城市 早水体育文化センター
平成28年10月30日（日）　宮崎市 宮崎県体育館

Wリーグ宮崎・都城大会 第1戦

シャンソン 84-48（28-18 27-3 16-10 13-17） 山梨

会場：早水公園体育文化センター
日時：2016年10月29日(土)

 

 

試合開始前には男女の都城市のミニバス選抜の2試合が行われた。

オープニングのセレモニーでは子供たちと一緒に選手たちが入場。1600人を超える満員の体育館は大盛り上がりをみせた。

 

 

序盤シャンソンが高さとスピードで山梨を圧倒、本川紗奈生のドライブで得点を挙げるとミドル、アウトサイドとバランスよく得点を重ねる。山梨はインサイドをしっかりと固めるシャンソンのディフェンスに対してオフェンスが機能せず55－21とたシャンソンが大きくリードを広げ前半が終了。

ハーフタイムでは都城市ご当地キャラクターぼんち君が登場。コートで元気な子供たちとラジオ体操を披露した。

 

後半に入るとメンバーを替えながら戦うシャンソンに対して山梨も意地を見せるが、得点差はなかなか縮まらず試合は84-48でシャンソンが勝利した。

Wリーグ宮崎・都城大会 第2戦

山梨 55-94（14-24 11-23 19-27 11-20）シャンソン

会場：宮崎県体育館
日時：2016年10月30日(日)

 

試合開始前には男女の宮崎市内のミニバス選抜、中学選抜の4試合が行われた。

オープニングのセレモニーでは宮崎市から宮崎牛7kgが両チームに贈呈された。また両チームの選手からファンの皆さんにプレゼントが投げいれられ会場は大盛り上がり。

 

2000人を超える観客を前に試合は開始、序盤は速攻からの本川紗奈生のドライブ、三好南穂の3ポイントなどで得点を重ねるシャンソンに対して藤井美紀の３Pで山梨も得点を奪うが、シャンソンのディフェンスが固く得点差は広がっていく。1Pで24-14と10点差をつけたシャンソンが47-25とリードを広げ前半が終了。

ハーフタイムショーでは地元ダンススクールの子供たちのステージが行われた。

 

後半に入ると劣勢の中奮闘を続けるホーム山梨に対して宮崎ファンから応援の声がかけられていく。試合は終盤選手をかえながらもリードを広げたシャンソンが94-55で勝利し2連勝を飾った。シャンソンは開幕から勝ちきれない戦いが続く中での宮崎での連勝。きっかけをつかみ上位進出を目指してもらいたい。山梨も初勝利はならなかったが、今季Wリーグ入りの発展途上のチーム、今後の活躍に期待したい。

試合終了後両チームの選手たちが応援に駆け付けたファンの子供たちとハイタッチ、今日の試合を想い出にいつかこのステージにあがる選手が宮崎からも出ればと期待しながら大会は終了した。