目指せ表彰台!!
第7章 ちょっとむだ話
ここまで、レースだけに絞って話を進めて来ましたが、ちょっと横道にそれて、その周辺のいろいろな事について、思いつくまま書いてみます。 

** 結婚 **
ボクは、27才の時、レースで知り合った彼女と結婚しました。彼女は一人で「レースの手伝いをさせて下さい!」とボクらのチームへやってきた。女性にしてはとても珍しいタイプの人でした。レースへの取り組みも熱心で、他の女性とは少し違う物を感じました。  結婚式は、オフシーズンの12月。レースや仕事でたいして式の準備も出来ず、新婚旅行もバタバタでした。でもそのおかげで、体制もバッチリ整いレースへじっくり専念できるようになりました。
** 家庭、親、職場の理解 **
レースはどうしてもケガがつきまといます。そのためには、家庭や親の理解と協力が必要です。ボクの場合は実家が離れているので、親と別居で、妻はレース大好きと、かなり恵まれた?環境にありました。しかし、職場ではケガで迷惑をかけると「レースはやめろ!」と言われそうなので、ごく最近までは全く言わず、会社の人は全くレースの事は知りませんでした。でも最近はスポーツに理解ある職場なので、トレーニングなどを頑張ってる姿を見てくれる事もあり、できるだけレースへの取り組みを分かってもらおうとしています。
** 年令、体力 **
スポーツは、どうしても若くて体力がある方が有利です。モータースポーツも例外ではありません。テレビなどで見ていると、スピード感も無く軽く走っているように見えますが、実際は冬場でもツナギの中は汗をかくほどの運動量があります。しかしちゃんと日頃からトレーニングを積んでおけば、年令のハンデを無くし、逆に年を重ねた経験による冷静さや安定度がかなり有効に働くのではないかとボクは信じています。
** けが **
レースをしている人は、多かれ少なかれケガをしたことがあります。ボクが経験した一番大きなケガは、鎖骨の複雑骨折です。それは初めて全日本選手権への出場資格を得て、気合い十分で1週間前の練習へ行ったときの事でした。有名選手も来ていてすっかり舞い上がってしまっていたのでしょう。激しく転倒し骨折。レースも出れずでした。かなりがっかりでしたが、後で考えると、この時のような状態で出場しても満足の行く結果が出せるはずもなく、最悪はレース中に転倒してもっと悪い状況になっていたかも知れません。いつも冷静に自分を見失わない事だと反省しました。

** 仕事 **
たぶんほとんどの人がボクと同じように、忙しく働いている事と思います。「レースの為に給料を稼がないと!」というつもりで、なんとか乗り切ってきました。でも仕事の都合でレースに全く出場出来ない時期もあり、うらめしく思ったこともあります。

** 資金 *
レースはお金がかかります。給料のほとんどを使ってました。でもレースが楽しいから全てつぎ込んでも、全然苦になりませんでした。だから他の遊びはほとんど出来ませんでした。  レースを職業にする人(レースで食べて行ける人)は、ほんの一握りの人たちです。イメージ的にはレースはスポンサーがお金を全て出してくれて、マシンもメカニックが整備してくれる。自分はバイクに乗る事へ集中すればいいように思えますが、まったく違います。お金の工面や、平日は夜中までマシン整備、週末は緊張感ただようサーキットで練習走行と、毎日少しでも速く走れるようレースの事で頭がいっぱいです。でもそんなこと全てが楽しくってやめられません。

** 友人 **
レースを続けていると、かなり広い範囲に友人ができました。しかも幅広い年齢層の友人です。10歳も年の離れた友人でも、同級生みたいに話せる所が、趣味で知り合ったからかなと嬉しく思います。多分まだまだ長いつきあいができそうです。
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目指せ!!表彰台バックナンバー
第6章 チャンピオン
第5章 ロードレースデビュー
第4章 オフロードも楽しい
第3章 ミニバイクレース 
第1章、第2章 
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