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2007年03月26日

SR Factory presents "volcano07" [ ライブハウス ]

 メジャーアーティストから新人アーティストまで幅広いステージングで人気のライブハウス『SR Factory グループ』にて毎年開催されている、現在人気急上昇中のアーティストフェスティバル『volcano』が今年も開催されました!今年で3回目を迎えたこのイベント、ライブハウスの現場の目線で「ライヴが良いバンド」「今鹿児島・宮崎で見てもらいたいバンド」という主旨のもと、現場スタッフが手作りで行なっているという事で毎回多彩なアーティストが参加しています。今年は全15バンド(宮崎のみ・鹿児島のみ出演含む)が出演し、宮崎SR-BOXと鹿児島SR-Hall+CAPARVO Hallで開催されました。その15バンドのうち、宮崎SR-BOXでのライブに出演したバンドは、SOIL&"PIMP"SESSIONS・SCOOBIE DO・POLYSICS・COMEBACK MY DAUGHTERS・No Regret Life・THE SUS(宮崎)・TiPSY LURCH(宮崎) の全7バンド。ロックイズムを「これでもか!」とオーディエンスに伝える事の出来るバンドばかりです。宮崎・鹿児島と2Days行われたこのvolcano 07、ホール内には溢れんばかりの人で埋め尽くされ、季節は冬だというのに熱気ムンムンの中盛り上がりまくったこのライブ。今回のレポートでは、1月20日に行なわれた宮崎Liveの模様をお伝えしたいと思います!!
(文:木原 画像:甲斐)
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volcano 07

日時:2007年01月20日(土) 17:30〜
場所:SR-BOX(宮崎市)
主催:SR Factory
volcano07公式ホームページ

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 今回で3回目を迎えるこのイベント。すっかり宮崎の方にもお馴染みになっているようで、開場前から入り口前階段は長蛇の列!普段はエレベーターで会場に向かえるのですが、今回は階段からのみの入場となりました。エレベーター付近ではグッズ販売特設ブースが設けられ、会場に入る前や舞台転換中にもたくさんの方が詰め掛け、普段手に入らない人気アーティストのグッズを買い求めていました。さあ!それでは早速、当日登場したアーティストの紹介を含めながらライブの模様をご紹介していきたいと思います!!

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■ライブ風景・アーティスト紹介

◆TiPSY LURCH(http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=viva0kn)
〜プロフィール〜
2004年4月、Kenji Nitta(Gt&Vo)を中心に結成。地元を中心に活動し様々な対バンとのライブを重ねながら、2005年6月に初めての九州TOURを行う。2006年3月、Tanaka(Ba&cho),Tsubasa Shiiba(Dr) が加わりさらに活動を加速させていく。GARAGE ROCK,HARD ROCK,EMO ROCKを軸に英詩・日本詩を織り交ぜた、一度聞くと忘れられないメロディーを放つロックンロールバンド!(volcano'07公式H.Pより)

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 オープニングアクトとして、まずステージに登場したのは地元宮崎を中心に活躍中の3ピースバンドTiPSY LURCH。キャッチーなメロディーラインに乗せて客席へ放たれる重厚なサウンドで、会場をあっという間に盛り上げる事に成功!!「volcano!!まだまだこれから盛り上がっていくんで皆さんよろしく!!」とのMCと共に、見事に一発目という重責の中会場を沸かせていました!!そしていよいよ定刻17:30を少し過ぎたところで、南九州ではお馴染みのあのバンドから登場です!!
 
 
◆No Regret Life(http://www.noregretlife.com/)
〜プロフィール〜
2001年1月鹿屋市で結成。同年11月より現在のラインナップとなる。結成当初からハイペースでのライブ活動を行い、2004年4月にミニアルバム「My Life,My Song,My Mind」を発売。それに伴いレコ発ツアーも行う。ファイナルのCAPARVOホールでは300名以上の動員を記録。同年7月LOST IN TIMEとの2マンを最後に東京へ活動の場を移す。2005年2月にマキシシングル「メロディー」でメジャーデビュー。06年夏には[ROCKIN'ON JAPAN][ARABAKI ROCK FES][Sky Jamboree]等で数千単位のクラウドを熱狂させる。そして今秋、最新sig「右手の在処」をリリースする。(volcano'07公式H.Pより)

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 今回のvolcano 07、トップバッターは鹿児島から全国区に駆け上り、今や日本中から大きな期待と人気を誇っているNo Regret Life!このイベントへの参加は一昨年についで2回目となりました。「前回は上京したばかりで、そんな状況でこのイベントに参加したので泣きそうになりました…。」というMCもありましたが、デビューシングル『メロディー』など切ない歌詞と心に響くヴォーカルそしてそれを共に心に届ける演奏で、会場をノリと絶叫の渦に巻き込みました。お隣の鹿児島県出身バンドという事で、宮崎でも人気の高いNo Regret Life。このパフォーマンスの前では後のバンドもやりにくいのでは…と思うほどの素晴らしいライブでした!しかしこの熱狂、この後もまだまだ続いていきます…。

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◆The SUS(http://www.pawanavi.com/sus/)
〜プロフィール〜
宮崎県延岡市出身の3ピースバンド。1999年結成。自主イベントを中心に活動を開始。
翌2000年には九州全域に、2002年からは関東・関西へ活動範囲を広げる。荒々しく疾走感のあるサウンドと叩きつけるような歌詞で多くの若者たちを魅了し、今年6月にはZEPP TOKYOで行われた『SUPER DRY B-JAM』に出演。昨年9月にはAlbum「TWILIGHT ROCK'N'ROLL BEDROOM」をリリースし、九州ツアーを行った。(volcano'07公式H.Pより 一部加筆)

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 高まる会場内の熱気はこのバンドの登場でさらにヒートアップ!今回、volcano初登場となる地元宮崎が産んだロックンロールバンド、THE SUSの登場です!鬼気迫る表情でシャウトする、いつも通りの高いテンションの中ライブを行なう彼ら。ですが、特に今回のライブにはいつも以上に強い思い入れがあったようです。「今回のライブで、うちの佐伯が抜けることになって…」ライブ終盤に放たれた仰天のMC!結成当初からVo.手島の右側に常に位置していたBa.佐伯が今回のライブを持ってTHE SUSを脱退する事に!これには昔からのTHE SUSファンからも一同驚きの声が!!そんな特別な夜、彼らは今まで以上に高いライブパフォーマンスでオーディエンスを巻き込み、熱狂させました。

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◆SCOOBIE DO(http://www.scoobie-do.com/)
〜プロフィール〜
1995年結成。60年代のR&Bをベースにしたパンク・ロックを追求。99年ファースト・マキシ・シングル「夕焼けのメロディー」をインディーズからリリース。同年ファースト・アルバム『DOIN' OUR SCOOBIE』を発表。楽曲のクオリティもさることながら、ライヴでのステージングにも定評がある。バンド名はカルヴィン・アーノルドの曲名から採ったもの。2002年6月、ミニ・アルバム『GET UP』でメジャー・デビューを飾る。06年6月25日に行われた結成10周年の日比谷野外音楽堂での濃厚な夜(3時間超!)はCDとDVDにて発売中!(volcano'07公式H.Pより)

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 「Hey everybody!You can get the funky "Mellow" fellows!We are SCOOBIE DO!!」というお馴染みのコールと共に登場してきたのは今回5年ぶりの宮崎ライブとなるSCOOBIE DO。「volcanoと言うからには燃え上がらねば!」というVo.コヤマのMCどおり、すっかり会場内はかき鳴らされるバンドサウンドと共にSCOOBIE WORLDの虜になりました!体が勝手に踊り出す、ソウルフルなサウンドとコヤマのステージパフォーミングは圧巻の域!今回は、初公開となる4月発売予定のニューシングルも披露してくれました!「昨日のR&Rは興味無え。明日のR&Rは誰かがやる。でも今日のR&Rは俺達とお前達でやっちまうんだぜeverybody!」という名言を残し、さらに会場の温度をさらにあげステージを後にしました!!

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◆COMEBACK MY DAUGHTERS(http://www.comebackmydaughters.com/)
〜プロフィール〜
1998年に高本、稗田、中津川の3人によって結成。2002年8月にCHUN2がギターとして加入。4人編成になったと思ったのもつかの間、同年11月には小坂がキーボードとして加入し、現在の5人編成になる。自分達のペースを保ちながらも精力的に活動をし、海外のバンドも含め多くのアーティストと共演。2003年にはWEEZER公認のWEEZERトリビュート・アルバムに参加。2006年2月、1年10ヶ月ぶりに待望の2ndアルバム『A Parade of Horses』をリリース。その眩いほどのポップネスとロックの甘く響く切なさで、多くの音楽ファンを魅了する。(volcano'07公式H.Pより)

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 それまでの熱狂のステージから一転して、ポップなメロディーと胸にグッと来るせつな系の歌詞が魅力のCOMEBACK MY DAUGHTERSがステージへ!しかしホールの熱気はそのまま継続し、そのグイグイとサウンドと共に押し寄せてくる素直な「心」が、ホール内を席巻しています!PIZZA OF DEATH所属ながら、そのステキな音楽性は聞く者を魅了します。「優しさ」と「激しさ」の同居したCOMEBACK MY DAUGHTERSのライブは、まさに"奇跡"のライブと呼ぶにふさわしい素晴らしいライブとなりました。来月7日には待望のニューシングル"BIRD'S TRADITION e.p."も発売されるということで、ますますこれからの活躍が期待されます!

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◆POLYSICS(http://www.polysics.com/)
〜プロフィール〜
1997年、高校生だったハヤシがDEVOに憧れPOLYSICSを結成。メンバーチェンジを繰り返しながら活動する。結成当初から、揃いのツナギにサングラス、特異なライブパフォーマンス、爆音ギターと、シンセサイザーやヴォコーダーなど、コンピューターミュージックを融合させた稀有なサウンドで注目を集め、一躍「TOKYO NEW WAVE OF NEW WAVE」というシーンのトップに躍り出る。海外での評価も高く、多くの有名アーティストからツアーのオファーが有り、今年4月にはカイザーチーフスのサポートアクトに抜擢され、彼らのイギリスツアーに同行する。2000年のメジャーデビューから5枚のアルバム、8枚のシングルをリリース。最新シングル「You-You-You」好評発売中。(volcano'07公式H.Pより)

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 さぁ、いよいよ残すところ2バンドとなりましたvolcano 07!ここで登場は、個性的なサウンドとそのサングラス+ツナギから、「未来系バンド」の様相を呈するPOLYSICSの登場です!日本国内のみならず海外からも高い評価を得、一昨年のワールドツアーでは6カ国で96本というライブをこなしているPOLYSICS。この日も彼ららしさが大爆発!シンセサイザーやコンピュータミュージックを使った、いわゆる機械的な音を出しながらも人間臭さを感じずにはいられないバンドパフォーマンス!!4月からはイギリスツアーも始まるという事で、宮崎のオーディエンスも床が抜けてしまうんじゃないかといわんばかりにダンス!ダンス!!ダンス!!!の連続でした!そしていよいよ本日の大トリ、あのバンドの登場です!

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◆SOIL&"PIMP"SESSIONS(http://www.jvcmusic.co.jp/soilpimp/)
〜プロフィール〜
東京のクラブ・イベントで知り合ったメンバーにより2001年結成。ライブ・パフォーマンスを中心とした活動を身上とし、確かな演奏力とクールな雰囲気を漂わせながらも、ラフでエンターテインメント、バースト寸前の爆音ジャズを展開。翌年、音源も発表していないバンドながら "FUJI ROCK FES'03"へ出演し大きな話題となる。以降、ワンマンではSOLD、国内の大規模ロックフェスへの参加、NHK「トップランナー」への出演、4度のヨーロッパツアー、イギリスBBC RADIO1が毎年主催する "WORLDWIDE AWARDS 2005" で「Jon Peel Play More Jazz Award」を受賞する等、ジャズのカテゴライズを越え、その活動は日本も超える。(volcano'07公式H.Pより)

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 この日の「volcano'07」宮崎、最後に登場してきたのはこれまた世界でも高い評価を得ているSOIL&"PIMP"SESSIONS!メンバー各々の卓越したスキルから産まれる分厚いサウンドと、ステージ中央に立ちオーディエンスを煽動する社長(agitate-man)のユーモア溢れるアジテートの融合に、たちまち会場内からはシャウト&レスポンスの連続に!!「正月迎えて今日が初めてのライブ。宮崎は暑いって聞いてたけど、みんなはさらにアチィよ!!」とのMCですが、確かにもう会場の客席は半袖でも暑い位の熱気の渦!さらにSOILは体を動かさずにはいられないナムバーを、ここぞとばかりに投げ込んできます!そして最後の曲が終わり、一旦ステージを下りた彼らに「アンコールッ!」の大歓声が!もちろんそれに応えるSOILのメンバー達。もうありえない程のグルーヴがホール内に発生し、ここにvolcano 07は終了いたしました!!

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 終演後も、熱気に溢れたオーディエンスの皆さんはなかなか会場を後にすることなく、この日の特別なライブの余韻に浸っておりました。また、特設販売ブースにはこの日出演したアーティストも顔を出し、沢山のファン達と交流していました。素晴らしいメンバーの揃ったこの日のロックフェスですが、こんなに身近にアーティストを感じる事ができるなんて、なんだかステキですよね?もちろんこの翌日、鹿児島で行なわれたvolcanoもこの日同様に盛り上がりに盛り上がったようで、また来年の開催を楽しみにしながらアーティストさん達、もちろんお客さん方も満足されたようです。
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この様に大盛況に終わった「volcano 07」果たして、来年はどんなアーティストが参加し、南九州をさらにアツく盛り上げるのか。これからもSR FACTORYさんの動きには要注目ですよ☆

投稿者 blogpawanavi : 2007年03月26日 17:38

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