2008年05月29日

水郷延岡・酒蔵めぐり [ 地域 ]

 延岡市は水郷延岡ともいわれ昔から豊かな水に恵まれています。その水は農業はもちろん、近代では工業でも欠かせないものです。そして、お酒つくりにも水は欠かせません。今、延岡が全国に誇る三つの酒造会社ももちろんこの延岡の水を使っています。といってもこのレポートは水の事や酒つくりの事を深く掘り下げる訳ではないんです。。。5月24日(土)に宮崎県SSグループ連絡会議・延岡支部さんが企画された「水郷延岡・酒蔵めぐり」にご一緒させていただいたのです。この酒蔵めぐりの大きなコンセプトは「酒文化を観光資源として考えたとき、どのような広がりや新しい接点があるのかを考える。」というもので、佐藤焼酎、ひでじビール、千徳酒造の代表者の方はもちろん、延岡市商業観光課、観光協会、市議会議員、若鮎レディ、市民の方などが参加し、それぞれの立場からみた「観光」としての酒蔵めぐりを体験しました。
(レポート:甲斐英利)

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※イメージ写真は今回のパンフレットより抜粋
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◆延岡中小企業センターからスタート

 朝10時「酒蔵めぐり〜延岡の物産・観光資源の活かし方」研修会のスタート。今回のルートは中小企業センターをスタートして、祝子町の佐藤焼酎→ひでじビール→千徳酒造→観光物産ステーション→中小企業センターと回りました。普段、通り慣れた道もマイクロバスに乗り込み「観光客」として見てみるとまた違った雰囲気が味わえてこれだけでも良い経験となった気がします。

酒蔵めぐりマップ
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※マップは今回のパンフレットより抜粋
中小企業センターをスタート。SSグループの皆さんの挨拶の後は最初の酒蔵である佐藤焼酎の古賀さんから佐藤焼酎のガイドで旅路を行きます。
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今回全体ガイド役の岸上さん
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SSグループ延岡支部長 岩田さん、佐藤焼酎 古賀さん


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◆佐藤焼酎製造場株式会社

宮崎県延岡市祝子町2388番地1
TEL:092−33−2811

 最初の到着したのは佐藤焼酎製造場株式会社。創業、明治38年。100年以上続く佐藤焼酎の名は今では全国に広がっています。平成19年には新しい酒蔵も完成し、創業当時からの伝統を頑にまもりつつも新しい技術や現代の様々な問題にも積極的にとりくんでいます。
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 生憎の天気でしたが、晴れていれば眼下に祝子川、その奥には雄大な行縢山がそびえとても気持ちのよい場所です。佐藤焼酎では、もちろんこの祝子川水系の天然水を原料として使用しています。祝子川は奇麗なだけではなく、ニニギノミコトにまつわる伝説も残されているので、そんな事を考えながら焼酎を飲むとまた違った味わいを楽しめるかもしれませんね。そして、その景色を眺めながら建物のなかに入ると水江社長が出迎えてくださいました。
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佐藤焼酎の酒蔵は半円状になっていて、グルリと場内を見学して回る事が出来ます。製造過程の段階ごとに解説ボードもあるので実際に作業を見ながら詳しく製造工程を見学する事が出来ます。
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ガラス越しに実際に製造過程を見学できます。各部屋、壁に描かれた絵も見所です。
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 佐藤焼酎では蒸留粕の再利用にも取り組んでいます。蒸留粕の再活用による本格焼酎造りの実験プラントを立ち上げていて、旭化成で開発された中空糸膜を使った精密濾過膜で濾過し遠心分離機で固形物を液体に分け、液体は仕込み水の一部として使用。固形物は肥料として肥料会社で加工されます。また、蒸留粕に含まれる成分の中に、がんなどに効く成分をしらべるプロジェクトにも参加されています。
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ロビー横には展示販売もあります。広く明るいこのスペースで祝子川を眺めながら焼酎談義するのも良いかもしれませんね。

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◆ひでじビール醸造所

宮崎県延岡市むかばき町747-56
TEL : 0982-39-0090
ホームページ:http://www.hideji-beer.jp/

 続いてやってきたのは行縢山の麓にあるひでじビール。ひでじビール醸造所が出来たのは1996年。製造者のみなさんのビールに対する情熱はとても高く誕生して12年にして2007年度のiTQi(国際食品審査会)にて優秀味覚賞を受賞。「iTQi」はEU本部主管の欧州最大級の食品検査・分析・審査会で、ITQI分析研究機関において厳密な品質分析、検査の後、50名余りの審査員により味覚・官能などのブラインド検査を行うそうです。ヨーロッパ各国から推薦されたシェフやソムリエたち審査員のお墨付きというわけなのです。
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移動中は「延岡クイズ」で盛り上がりました。今回は殆ど市内在住のかただったのでかなりマニアックな問題が15問。豪華プレゼント付きだったのですが「プレゼントしないでいいように難問ぞろいです(笑)」ということで全問正解者は現れず。。。ちなみに甲斐は12問正解でした・・・若山牧水が中学入学した時の成績。。。わかりませんーーーん(笑)
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 ひでじビールの工場見学は大きなガラス越しに全体を見渡します。ビール造りは、細菌や温度の影響を非常に受けやすいため施設内に入る事ができません。もっと近くで見てみたい!とも思いますがこれもおいしいビールを造るため・・・ぐっと我慢です。そのかわり実際の原料などを手にしながら詳しい製造過程・方法を説明してくれるのでビールへの興味がとても高くなります!ホームページでも詳しい製造過程が見られますよ!
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麦芽の糖化が終わり濾過して出来たモルトジュース麦の糖分だけでこんなに甘いの?というくらい甘く良い香りがします。ちなみのまだアルコールはなくこの糖分をビール酵母が食べてアルコールと炭酸ガスを出すそうです。
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こちらがそのビール酵母の培養床。上部の白い部分が酵母。ひでじビールでは2006年から日本全国でも数少ないビール酵母純粋自家培養技術を導入しているそうです。右の写真はホップ。実際に使われるのはペレット状のものですが実際のホップも見る事ができるのです。ホップには抗菌・防腐作用もあるそうですよ!
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ひでじビールの販売コーナーでは、過去のラベルをはじめ、ひでじビールの歴史も見る事が出来ますよ。

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◆昼食タイム

 観光の楽しみのひとつといって良いのが食事!ではないでしょうか?この日の昼食はひでじビールのテラスで「七輪焼き」&話題の新酒『太陽のラガー』の樽ビール。青空の下で!とはいきませんでしたが、それでも皆さん大満足のご様子。醸造のこだわり、苦労話を聞いた後だけにビールの味も格別だったのでしょう?
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◆千徳酒造株式会社

宮崎県延岡市大瀬町2-1-8
TEL : 0982-32-2024
ホームページ:http://www.sentoku.com/

 最後にやってきた酒蔵は明治36創業の千徳酒造株式会社(創業時は恒富酒造合資会社)。清酒のみの蔵元としては県内唯一。平成15酒造年度 熊本国税局酒類鑑評会 優等賞受賞から立て続けに賞を受賞しています。また、千徳酒造では地産地消にこだわり、原料となる米は高千穂の地で10年の歳月をかけて開発したお米を利用、そして仕込み水は五ヶ瀬川の伏流水を使用し、まさに地酒とよべるものなのです。
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酒造りの始まりは精米。歴史を感じる「縦型精米機」という精米機が並びます。右の写真の内部は砥石のようになっていて、食べる為の精米とは違い粒が丸くなるほど精米していくそうです。ちなみに大吟醸用の米の精米では2昼夜、約50時間かけるそうです。
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酒造りは低温で長時間発酵させる必要があるため今の時期は実際に作業を見る事は出来ませんでしたが、設備などと合わせて、写真パネルで製造過程を見る事ができます。お酒の種類に寄って行程もかわり大吟醸などはやはり手間隙が一段とかかるそうです。一般的なお酒とくらべると発酵だけでも倍以上の時間がかかるのだとか・・・
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場内には歴史を感じる場所が沢山・・・機械化進んだとはいえまだまだ昔ながらの行程が多い酒造り。
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もろみをしぼる機械。酒粕が平らなのがこれで納得。しかしここでも大吟醸は別・・・もろみを袋に入れて滴ってくる酒だけを集めるそうです。そしてその後いくつかの行程をへて貯蔵タンクへ。
詳しい行程はホームページでも紹介されています。

蔵見学が終わったら「はなかぐら館」でショッピング。千徳酒造のお酒だけでなく、地場産品も取り揃えてあるのでお土産選びにもぴったりです。
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清酒酒蔵ならではの商品も、右の茶色い袋は酒をしぼるの使った袋なんだそうですよ!もちろん数の少ない稀少品です。
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はなかぐら館では千徳酒造の歴史を写真で振り返ることもできます。昔使われていた道具などもありますよ!
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右の写真は「千徳の仕込水」はなかぐら館で汲んで持ち帰る事もできます!
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試飲もできますので運転手では無い方はぜひお試し下さい!

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◆のべおか観光物産ステーション

JR延岡駅構内
TEL : 0982-33-6886
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最後に訪れたのは「のべおか観光物産ステーション」延岡駅に併設されたこのお店では延岡の地場産品がところ狭しと並びます。現在は法律上酒類は展示のみで販売はされていませんが、そのほ他の加工品、水産加工品はとても充実しています。
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お土産としてではなく、水産加工品などはご自宅用に買いにこられる方もいらっしゃるようです。知っているようで意外に知らない地元の名産品達。みなさんもちょっと覗いてみませんか?
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若鮎レディのお二人に持って頂いているのが、コノハナサクヤヒメとニニギノミコトが出会ったと伝わる愛宕山に設置されました「錠かけモニュメント」にぴったりのハート型南京錠はおひとつ910円(キューピット)。せっかくだったらこれで!

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◆一日のまとめ

 午後4時前、中小企業センターにもどり、一日の感想をひとりづつ発表。そして、「観光としての酒蔵めぐり」の可能性をつよく感じる意見が多く出されました。知ってそうで知らない地元の事。お酒の事。まだまだ、面白くできる見せ方、聞かせ方。十分な観光資源だとわかっていても個々でのPRでは難しい場面もあるということなど具体的な話もでてきました。詳細な感想や良い所・改善点は後日、各自が提出することになっていますので今回の研修会を期にいろんなアイデアが出され、県内外の人達に大いに自慢できる「酒蔵めぐり」が出来上がっていくのではないでしょうか?各酒蔵では随時見学を受け付けてらっしゃるのでみなさんもぜひ「酒蔵めぐり」してみませんか?

※見学を希望される場合は事前に電話等で希望時間などお問合せください。

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宮崎県SSグループ連絡会議のみなさんより
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「観光客の誘致は、宿泊、飲食などの需要を増やし、雇用を生み、業者や地域を経済的に潤します。今回の取り組みがひとつの切っ掛けになればと思いますし、単発的な取り組みではなく、今後、SSグループ延岡支部の取り組みとして継続して取り組み、酒蔵めぐりの企画を実現できればと思います。またガイドマップの作成等、しっかりと形になるように取り組みたいとお思います。」

みなさんおつかれさまでした!

投稿者 blogpawanavi : 20:43 | コメント (1)

2008年01月31日

松葉小学校(北川町)が閉校します [ 地域 ]

 少子高齢化が進む中、今年もまたいくつかの学校(北川の小学校は下赤・瀬口・松葉の3校が閉校)がなくなります。今回、ご紹介する「蛍の町」として有名な延岡市北川町にあります「延岡市立松葉小学校」もそのひとつで、残念ながら本年度をもち、121年という長い歴史の幕を閉じる事となりました。「松葉小学校」がある松葉地区には、現在92戸・約300人弱の人々が生活し、在校生徒数は1年生から6年生まで合わせて13名(1年1名、2年2名、3年4名、4年1名、5年3名、6年2名)となっています。校庭から見渡す風景は美しく、360度ぐるりと豊かな自然が溢れる山々に囲まれ、耳をすまさずとも小川のせせらぎが絶え間なく聞こえる静かな環境の中で、子ども達はまるで兄弟のように遊び、そしてお互いを励ましあい学んでいます。しかし宮崎県の最北部に位置する事から、南国とはいえ冬場はとても寒く、一度凍りついたプールの水は中々溶けないそう。それでも昼休みともなれば、毎日全員で、汗だくになってかけまわるそうです。生徒数の変移としては、明治21年、川内名小学校の分校として開校された当時15名だった生徒数が、昭和6年に168名を記録、そして昭和32年の156名をピークに生徒数の増減をくりかえしながら(昭和22年から平成14年までの55年間は小中併設校として小中一貫教育を行う)も下降の一途をたどり、ついに北川小学校との統合を迎えることになりました(卒業生は約1,500名)。学校の合言葉は「やる気」「元気」「思いやり」。これまでに「交通安全優良校」「へき地教育振興賞」「学校発明工夫展学校賞」「花いっぱいコンクール優良賞」等などの表彰を受け、さらに「読書教育推進校」として数回に渡り研究公開を行なったり、つい先日も、国土交通省河川局による「私たちの壁新聞コンクール」で優秀賞を受賞しました。また、PTA活動も積極的で「全国PTA協議会表彰」「文部大臣表彰」に輝くなど、学校と保護者、地域が一体となった活動が評価されています。たとえ少人数でも、地域社会との連携を重視し、その利点を上手に活かした"松葉ならでは"の行き届いた教育により、生徒達は思う存分個性を発揮し活躍しているようです。とはいうものの年々生徒数が減っていけば徐々にトーンダウンしていきそうなものですが、それでも先生・生徒の双方がやる気を失わず、松葉スピリットを継続する事ができた裏側には「数世代にわたり培われた学校と各家庭の強い信頼があってこそなしえる斬新な取り組みへの理解と、それを成功させるための行動力があったから」と、現校長の廣瀬美紀さんは語ってくれました。ただ、スポーツ活動をはじめ、どうしても少人数では学べない事や、身につかない事、さらに物理的にどうにもならない現実があるため惜しまれつつも閉校となってしまいますが、「松葉小学校」には人間にとって大切なエキスがいっぱい詰まっているように感じられました。
(レポート:松田秀人)

松葉小学校 職員のみなさん
▲左:松葉小学校 右:職員のみなさん

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▲左:彼はこの場所(玄関)がお気に入りだそう 右:廣瀬美紀校長先生

延岡市立松葉小学校
延岡市北川町川内名435
TEL:0982-49-1012
FAX:0982-49-1014
E-mail:1751ea@miyazaki-c.ed.jp
URL:http://www.miyazaki-c.ed.jp/kitagawa-matsuba-e/public_html/sb/
(たくさんの画像や記事が掲載されています)

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◆松葉小学校までの道のり

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道のり 道のり
 国道10号線を延岡市内から大分方面に向かい北川町に入ります(左上画像)。途中、10号線と326号線の分かれ道がありますが、そのまま10号線を進みます。しばらく行くと左下↓の「松葉小学校6キロ」の看板が見えますので、43号線(蒲江・北浦)へ右折します(右上画像)。

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 この辺は蛍のシーズンに訪れた事がある方がいらっしゃると思いますが、やはり出かけるのは夜。日中はあまり通らないかもしれませんね・・・。

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 右上↑の看板「松葉小学校1キロ」地点を左折します。

道のり 道のり
 細い道を約1キロ進むと「松葉小学校」の看板が右手側に見えてきます。看板のすぐ右上が「松葉小学校」です。四方を山に囲まれ、直ぐ下に小川が流れるとても美しいところです。

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◆松葉小学校紹介

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松葉小学校 松葉小学校

玄関 花

 下は生徒作の初代校長の森誠之輔氏。もともとは寺子屋だったと伺いましたが、明治5年に北川・北浦両下塚で「北浦・下塚小学校」を設立。その後明治14年に北川村矢ヶ内地区に移転。明治16年同校廃校と同時に川内名小学校区に編入。そして明治21年に「川内名小学校分校」として現在地に開校(この年を開校としている)。明治24年に「松葉尋常小学校」と改称。「北川町立・松葉小学校」と改称したのは昭和24年の事。延岡市との合併により現在は延岡市立となっています。なんでも初代校長の森誠之輔氏は自費で職員室を建造落成されたそう。立派な髭がトレードマークのようですね!

※松葉小学校の歴史詳細はこちら↓
URL:http://www.miyazaki-c.ed.jp/kitagawa-matsuba-e/public_html/sb/log/200501.html#eid4

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 学校内には校舎、体育館、音楽室、理科室、25mプールなどのほかに、コンピューター・放送室や松葉中メモリアル館、そしてみんな揃ってお昼ごはんを食べるランチルームなどがありました。

体育館 プール
廊下 廊下
教室 教室

音楽室 音楽室

 グランドにはバックネット、遊具の他にサッカーゴールが設置されていましたが、人数的にサッカーは無理との事・・・。それでも「個人技を磨く」とトラッピングやドリブルの練習をしているそうです。

グランド サッカーゴール
遊具 バックネット

 そんな中、図書室(まつばっ子本の森)は手作りの飾りつけなどがたくさん目につき、みんな本が大好きなのがわかりました。

図書室 図書室

 また、学校内のいたるところに、過去から現在に至るまでのたくさんの写真が飾られています。

過去写真 過去写真
現在写真 現在写真

 さらに、よくよく目をこらしてみれば、鹿の足跡や糞が・・・。職員の方は「あ〜こっちの方向からくるのは例の親子だな!」と笑っていました。

鹿 鹿

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◆廣瀬美紀校長先生のお話

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廣瀬美紀校長先生 校長先生の机
▲左:廣瀬美紀校長先生 右:いつもココから生徒達を見守っている

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-----松葉小学校との出会いについてお聞かせください。
 校長としてこの松葉小学校に携わって2年になるのですが、実は30年前にこの地に赴任しています。ですからこの小学校との出会いは30年前ということになります。それから、松葉を離れ、縁あって今度は校長として戻ってまいりました。着任した当時はまだ閉校に関する件は知りませんでした。私はこの春定年を迎えるので、私にとって、この松葉小学校での2年が最後のお仕事になります。ただ、平成14年に小中併設が終わり、中学校がなくなってからは、地域住民の方々を含め、なんとなくといった雰囲気は感じていたのではないでしょうか?まあ複雑な気分ではありますが、今は記念式典や記念冊子などの準備を着々と進めているところです。

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-----初めて松葉地区に来たときの印象は?
 30年前、宮崎市出身の私は延岡市で音楽の教員をやっており、自分から「へき地」を希望し松葉と出会いました。とにかく最初に驚いたのは、地元の方達のやる気と行動力です。新しいものを受け入れ、それを実践していこうとする精神は凄く旺盛でした。だから学校が何かを始めようとすると、嬉しい事にバックアップが凄かったですね!そのスタイルは30年後、再び訪れた時も変わっていませんでした。なにせ近代の30年ですから、時代背景から技術の進歩までガラッと変わっており、考え方やスタイルも180度違って当然なのですが、精神的な部分でのいい面はしっかり引き継がれていたというのが、とても嬉しい事でした。実際に顔を合わせてみれば、30年前に保護者だったみなさんが、おじいちゃん、おばあちゃんになり、教え子達がお父さん、お母さんとなって、今では子ども達を連れて学校にやってくるので、3世代に渡りお付き合いをしているという事になりますよね。もう家族も同然です。今までにいろいろな学校を経験しましたが、中には様々な取り組みに対して積極的でないイメージが強い地域もありました。確かにご父兄の方々の生活も大変だということも理解できますので、難しい事ではあると思いますが、この松葉地区の方々のやる気は本当にこちらが感心してしまうほどなのです。まずPTAの会合や参観日などの出席率が常に百数十パーセントあります。ご夫婦で参加される方も多いですね。きっと、このように人数の少ない学校、地域ですから、誰かに任せている場合ではなく、みんなが一人一役を受け持って、自分から率先して立ち上がらなければ何も動かないという事を体で感じているのかもしれませんね。逆に人が多いと、自分がやらなくてもきっと誰かが・・・という気持ちになってしまうのかもしれません。

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-----大きな小学校との大きな違いは?
 今、松葉小学校では、13名の子ども達に8名の職員がついているのですが、毎日、全員が1度は話をするんです。昨日はどんな事をしたら何が起こったとか・・・。子ども達も話したがっていますし・・・家族のように子ども達の事がわかります。だから、ここにいる13名は兄弟のように接しています。たとえば月曜日が祝日などで3連休の時などに「お休いいね〜どこいくの?」なんて聞くと、「みんなと合えなくなるから3連休はやだ」って言うんです。少人数のマンツーマンなので勉強は結構厳しいんですけど、それでもみんな学校が好きなんです。昼休みはいつも13人で遊んでいますよ!晴れの日はグラウンドで、雨の日は体育館で、冬でも夏でも汗だくになって!1年生から6年生が年齢に関係なく一緒にいるので、遊びを通して自然に子ども達なりのルールが出来上がったり、下級生を思いやる心が生まれたりするを見ていると嬉しくなりますね。もちろん男女の隔たりだってありません。まるでお兄ちゃんが妹の手を引いて遊んだり、泣いている弟をお姉ちゃんが慰めたりという光景は日常茶飯事です。上級生は本当によく下級生達の面倒をみるんですよ!街場の学校では中々見ることができないかもしれませんね・・・。まあ、大人になると様々な人間関係で悩まされますが、男女にしろ縦横にしろ、あの子達をみていると、思わずこちらの心が洗われる気がします。また、うちの学校はみんな遠方から通っているので、今ではほとんどが保護者による車での送り迎えです。だから1日最低1回ないし2回は保護者の方々ともお話をすることになります。それだけに生徒だけではなく保護者とのコミュニケーションも頻繁にとることができます。学校生活又は家庭で気になったことをタイムリーに報告相談ができるのは、問題を持ち越さないという点においても、とてもいいことだと思います。ただ、保育園などを利用されていらっしゃる方は分かると思いますが、毎日の送り迎えって結構大変なんです。仕事をされている方々はいつも時間を気にしていなければならないですし・・・。そんな中、おじいちゃんやおばあちゃんの存在が非常に大きいんです。ちょっとした事でも頼めるだけで、精神的にかなり楽になったりします。身近におじいちゃんやおばあちゃんがいる環境だからこそかもしれませんね。

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-----小さいというデメリットは?
 確かに全国にはこうした学校はたくさんあり、常に様々な方面から子ども達の事を考え検討をしているのだと思うのですが、実際に現場にいると現状はわかっていても、なくならなければいいのにと考えてしまう事もあります。マンツーマンのキメ細やかな指導は常に生徒達の集中力を高めますし、子ども達1人1人の特性をよく理解し、その子どもにあった指導をすることができます。また保護者を含めた人間関係や教育(勉強だけでない)に対する感心度の高さなどは、やはり少人数だからこそという部分は実感させられます。ただ、その反面、ひとつの問題に対してみんなの意見を聞くといったような場面では限られた思考しかなく、自分以外の豊かな発想や感性を持った仲間の意見を聞くことができないのです。対策としては、教師の側が数パターンのキャラクターをつくり、彼はこう言っているよ・・・などの努力をしていますが、それにも限界があります。同じ目線で一つのものを見たときにでてくる、子どもならではの豊かな発想を直接体で感じ、切磋琢磨していくには、どうしてもある程度の人数が必要なのも確かなのです。それは特にスポーツなどでいえるでしょう。ここでは友達同士でサッカーや野球などもできませんし、毎日元気に遊んではいるものの、どうしてもやることが限られてくるので、総合的な体力面などでは劣ってしまうのです。もちろん松葉小学校でも、基礎体力を向上させるための運動などはやっていますが、ある意味そういった事はどこの学校でも工夫してやっていますし、特別飛びぬけているわけではありません。また、みなさんは田舎の子どもはたくさん歩くから体力があると思われがちですが、それは何キロも先から徒歩で通っていた昔の話で、今では車での送り迎えだけでなく、友達の家との距離が離れていて遊びにいけないなどの理由から、家の中にいることが多くなってしまい、逆に街中で積極的にスポーツをする子どもさんのほうが体力が上がっていくのです。だからって、無理に歩け!というのは時代の流れでどうにもならないのです。途中に街灯や家もないので、万が一の事を考えれば、健康のために歩けとはなりません。

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-----今後は北川小学校に統合されるわけですが心配な事はないですか?
 まったく知らない子ども達の中へ行くわけではないので、そこは持ち前の元気でどうにかなると信じています。大きいといっても、北川町内なので、様々な催しのさいにはみんな顔を合わせていますし、体験学習、宿泊学習なども一緒だったりするので、学校は違っても、仲のよくなっている子ども達も多いみたいですから。どちらかといえば、不安というよりも、子ども達にとっては新しい友達がたくさん増えるという期待のほうが大きいかもしれません。心配しているのは大人達ばかり・・・なんてことかもしれませんね。ただ、みんなこの松葉小学校が大好きなので、ここに通えなくなるという点においては悲しいですね。特にそれは、おじいちゃんおばあちゃんの世代のほうが大きいかもしれません。今までこの地区では、何をやるのも学校が中心となってやってきましたから、なんとなく地区がバラバラになっていくような寂しさを感じる事と思います。だって、生徒数が13名しかいないのに、運動会の時などは200人以上もの人が駆けつけてくれるんですよ!

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-----今後はどのように利用されたいいとお考えですか?
 そうですね、この校舎がある場所自体とても静かで、自然が豊かないいところなので、できれば研修や体験学習ができるような施設として、これからも利用していただけたらと思います。また、お年寄りがホッとできるような場所になればいいとも思います。昔ほどではないですが、シーズンになれば蛍も飛びますし、この地区のみなさんの思い出の場所として活きつづけてもらえたらこんなに嬉しい事はありません。

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◆人と人のシンプルな繋がりをもう一度

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みんなの顔 玄関

 今回のレポートでは、全国各地でも増え続けている過疎化などの問題についてどうこう言うのではなく、こうした小さな学校ならではの魅力や利点を廣瀬美紀校長に語っていただく事で、私たちが忘れかけていた、人と人のシンプルな繋がりをもう一度考える事ができればと思いレポートさせていただきました。とにかく小さいけれど、濃厚な人の"気"はどんなに大きい学校にも負けないくらいぎっしりと詰まっている「松葉小学校」。2008年2月23日に開催される最後の式典には、現在300人を超える参加者が集まっているとの事です。

作品 昔の写真

投稿者 blogpawanavi : 21:47 | コメント (1) | トラックバック

2007年08月01日

高千穂線復活支援総決起大会 [ 地域 ]

 「私たちの命、高千穂線。」この言葉の元、7月22日に開催された「高千穂線復活支援総決起大会」に約750名の方々が集まりました。この決起大会は高千穂線復活を目指す新会社「神話高千穂トロッコ鉄道株式会社」を支援するという事が目的で、「TR高千穂鉄道株式会社」と「神話高千穂トロッコ鉄道株式会社」そしてそれに関わる団体など、高千穂線に関わるこれまでの経緯や今後どうやって高千穂線を復活させていくか、また、各団体の代表などが高千穂鉄道の必要性・想いを語りました。今回は、「高千穂線全線復活熱望会議」の参加団体でもある延岡観光協会が主催となり開催されました。、この「高千穂線全線復活熱望会議」とは、“住民主体の地域づくり”に県民と行政当局がどう連携・協力し、どのように目的(高千穂線復活)を達成していくかという意義に共感し、熱い心をもって高千穂線全線復活を支援する個人と団体の集まり。で、延岡観光協会、高千穂町観光協会など現在は20を越える団体・個人が加盟しいているそうです。
(レポート:甲斐英利)

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高千穂線復活支援総決起大会
日時:7月22日(日)
場所:延岡市野口記念館
主催:延岡観光協会
神話高千穂トロッコ鉄道株式会社ホームページ

 開会に先立ち、延岡神楽の岩戸を開くシーンがある「戸取りの舞」で高千穂線復活を祈ります。天鈿女命(あまのうずめのみこと)が舞、手力男の命(たじからおのみこと)が天岩戸を開けるシーンには会場から大きな拍手が送られました。これで、高千穂線にも天照大神が光をさしてくれるのではないでしょうか? その神楽の後には、ステージ上のスクリーンに高千穂線の姿が映し出され、会場の皆さんで、高千穂線乗車の疑似体験です。運転席、車窓から見える高千穂沿線の綺麗な景色、そしてトロッコ列車で楽しむ人々が映し出され会場からは、高千穂線を懐かしむ声が聞かれました。
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▲スクリーンに映し出されたトロッコ鉄道
司会をつとめたのは、神話高千穂トロッコ鉄道 上田取締役と八戸区住民の会 佐藤さん

 高千穂線擬似乗車が終わり、本格的に高千穂線支援について会がスタート。延岡観光協会の田丸会長はスクリーンに映し出された高千穂線をみて「涙が出る思いです」と語り、県内でも多くの観光客が訪れる高千穂、そして阿蘇からの観光客を引き込む事は、高千穂、延岡だけでなく宮崎県の観光業界全体にとっても効果があると伝え、高千穂線は県民の財産であることを訴えました。 その後、神話高千穂トロッコ鉄道の興梠社長が現在までの経緯を説明。国土交通省など、各団体との交渉の中、情報の公開を自己規制してきたことが、多くの誤解と、不安と、不信感を与えてしまうこととなった事、そしてこれからは、情報の公開と共有をして行く事を約束しました。
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▲主催である延岡観光協会の田丸会長(左)、神話高千穂トロッコ鉄道の興梠社長(右)

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現在支援金を募っている2億円の使い道など、代表的な質問はスクリーンにて説明があり、
会場からも、質問や意見・要望が出されました。


■応援メッセージ
ここからは、元国鉄総裁 仁杉氏や、宮崎ゆかりの著名人などからの応援メッセージがスクリーンに映し出されました。また、沿線沿いに住む住民の方たちの高千穂線への思いを収録したインタビューも上映されました。さらに、高千穂線全線復活熱望会議に加盟している団体の方たちの思いも語られました。
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▲メッセージビデオ  高千穂線全線復活熱望県民会議 粟田議長(右)
粟田議長は「宮崎県の皆さん、「高千穂線復活」の取組みに、ご注目下さい。手をつないで下さい。ご支援下さい。そして熱望県民会議にご参加下さい。貴方と貴団体のお申し込みをお待ちしています。支えあい、応援し合う、新しい宮崎の風土を創り出しましょう。」と熱い思いを伝えました。

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▲高千穂線全線復活熱望県民会議 藤木事務局長(左)、TRの運転士だった斉藤さん(右)

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▲高千穂線沿線住民の会の松本会長(左)、八戸区住民の会 佐藤さん(右)

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▲高千穂線を残そう干支の会 速日さん(左)、延岡商業高校 甲斐さん(右)
甲斐さんは、実際に北方町から高千穂線を使って通学していましたが、災害後は毎日母親が高千穂鉄道に変わって送迎をされているそうで、母の身体を心配しつつ高千穂鉄道の復活を訴えました。

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▲高千穂の神様として高千穂鉄道の事を黙って見ていられません!と飛び入りで熱い思いを語った神様ご一行。


皆さんの高千穂鉄道にかける想いが今まで以上に熱く、一つになったところで、高千穂線応援ソング「ガンバレ!ぼくらの高千穂線」を「チームZEN」演奏し、会場全体で大合唱!最後に田丸会長の音頭で「頑張ろー!」コール。超満員の高千穂線復活支援総決起大会は閉幕しました。
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ロビーでは・・・
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開会前後、ロビーでは、高千穂沿線の物産展や、写真展、学生たちのメッセージなどが展示されていました。また、高千穂線全線復活熱望県民会議のみなさんによる支援金活動も行われました。延岡駅から槙峰駅間が廃線となるタイムリミットは9月6日。これからは、支援団体だけでなく、神話高千穂トロッコ鉄道だけでもなく、高千穂線に思いを寄せる人々みんなが一つになって活動をして行かなければ全線復活はありえません。また、支援活動により廃線の危機を脱したとしても、その後、どう復活させ、運営していくのかという大きな問題もあると思います。私自身も自宅から線路が見える事もあり、小さい頃から慣れ親しんできました。自分に出来る事を考えながら、今後の高千穂線を見守って行きたいと思います。

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2007年07月05日

むかばき青少年自然の家&ひでじビール [ 地域, 遊び ]

 延岡市民の間では、小中学校での登山などでおなじみとなっている、標高831mの祖母傾国定公園・行縢山。行縢町といえばパワナビ代表・松田の自宅があることから、パワナビレポートでもたびたび登場していますが、そのふもとに位置する『宮崎県むかばき青少年自然の家』は、前記のような事から、延岡市内はじめ、県北地区で生まれ育った30代前半より若い世代の方ならば、ほぼ間違いなく一度は研修などで利用した経験があるかと思います。かくいう私、パワナビ木原も小5と高1の頃、学校の行事としてこの施設を利用し、数々の研修メニューを受けた記憶があります。団体として初めて宿泊する夜に体育館で行われる"キャンドルの集い"や、自分達の夕食を野外で調理した経験。また最大の研修メニューである行縢山への登山活動では、日本の滝100選にも選ばれている行縢の滝(落差76.7m、幅20m)の迫力に驚き、さらに山の頂上から見える延岡市内の雄大な景色に感動した記憶があります・・・。もちろん現在でも施設には多くの学生達が来所しており、雄大な自然環境の中で多くの思い出を作っているのですが実は、以前の「宮崎県むかばき"少年"自然の家」という名称から、「むかばき"青少年"自然の家」と名称が数年前から変更されており、学生だけでなく青年以上、つまり一般の方でも宿泊利用が出来る施設となっているのです!さらに施設の周辺には、パワナビプレゼントコーナーでもお馴染みの"宮崎の地ビール"で全国的にも有名な「ひでじビール」の製造工場があったり、以前もご紹介した「檜窯」という陶芸体験のできる施設があったりと、色んな体験が楽しめる地域となっています。家族そろってキャンプ感覚でも楽しめ、恋人同士ならばデートコースとしても楽しめる行縢山周辺ですが、そんなステキな地域を、私同様に延岡で生まれ育った"エンママ"ノゾミちゃんと一緒に、「むかばき青少年自然の家」と「ひでじビール工場見学」を楽しんでまいりました!今回は、その二つの施設をレポートしたいと思います!また今週土曜日には、むかばき青少年自然の家では初めての開催となるアコースティック野外ライブも開催されるということですので、そちらも注目してみてくださいね☆それではこれよりノゾミちゃんにご登場いただき、むかばきの楽しさを存分に紹介して頂たいと思います!
(レポート:木原ケイ&ノゾミ)

むかばき青少年自然の家 甲斐さん
▲左:むかばき青少年自然の家敷地内で森林浴
▲右:むかばき青少年自然の施設案内をしてくれた甲斐さん

ひでじビール工場 即購入
▲左:ひでじビール工場見学で「宮崎県知事ラベル」を試飲
▲右:美味しかったので即購入!

●むかばき青少年自然の家
住所:延岡市行縢町760-3
TEL:0982-38-0272
ホームページ:http://mukabaki.web.fc2.com/

●ひでじビール
住所:延岡市行縢町747-56
TEL:0982-39-0090
ホームページ:http://www.hideji-beer.jp/index.html

●行縢山関連レポート↓
http://www.pawanavi.com/view/archives/2006/06/_vol2.html
http://www.pawanavi.com/view/archives/2006/03/tobu_vol_2.html
http://www.pawanavi.com/dopuri/2001/04/17/index.htm
http://www.pawanavi.com/dopuri/2005/04/04/index.htm
http://www.pawanavi.com/hibiki/2006/01/miyoko01/
http://www.pawanavi.com/hibiki/2006/01/miyoko02/

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☆むかばき青少年自然の家

 まるで「緑のトンネル」とも言えるような木々の中の一本道の坂を登るとひょっこり現れる「むかばき青少年自然の家」の看板!門を抜けると右手には、ゆたかな自然にかこまれた広い駐車場、左手には大きな建物が目の前に現れます・・・。宮崎県北地区の学校研修や、スポーツ合宿などでおなじみの「むかばき青少年自然の家」に、小中学校時代の研修宿泊で訪れて以来十数年(?)ぶりに足を運んでみました。久しぶりに訪れた自然の家ですが、子どもの頃の記憶がすぐによみがえり、ついついテンションも高まります☆そんなはやる気持ちを落ち着ける為(笑)、まずは敷地内の広い森の中を探索してみました。

むかばき青少年自然の家 むかばき青少年自然の家

 建物の玄関前にあるこの広いスペース(右上↑)は、自然の家を利用する団体さんが最初に訪れる集合場所。私たちが学生の頃も、研修で訪れた時はまずここに集合していましたよ〜(^^)(私は外泊慣れしていなかったので、「おうちに帰りたい〜〜」とシクシク泣いて皆さんを困らせていましたけど・・・苦^_^;)でも、そのときは気づくことの無かった、静かで豊かな自然。このマイナスイオンたっぷりの大自然の中で、マスの釣堀体験、そして、みんなで飯ごう炊飯などを行った思い出がよみがえってきます(^^♪

森林浴 森林浴
森林浴 森林浴

 問題を解きながらゴールをめざすウォークラリーを行った事や、広い調理場を使いクラスメイトのみんなとカレーを作った事を覚えています。また、この森にはたくさんの種類の植物が生息し、ちょっとだけ堰き止められた川にはマスが泳いでおり釣堀になっています。

屋外 屋外
屋外 屋外

 そしてびっくりしたのが、この木の上に建設中の「森の小屋」!!まるでトムソーヤなどの物語に出てくるような建物ですが、実際にここに宿泊することも出来るようになるそうです!! また、今週末が七夕ということもあり、施設内はお祭りムード!7月7日(土)は入場無料のライブイベント(下記参照)も開催されるそうですよ☆

木の上の家 七夕
▲只今工事中です!

 さて今度は、今度は建物の中に入ってみることにしました。施設内には広々とした体育館や研修室があり、スポーツや創作活動などを楽しむことができます。ちなみに木原さんが高校生の時に利用した際には、この体育館に畳を敷き詰め男子生徒は全員ここで寝ていたそうです・・・。研修室では、この日はちょうど北方中学校のみなさんが工作中でした(^^)さて、何ができたのかな・・・?廊下の壁には貴重な蝶や昆虫などの標本が展示され、歩きながら行縢の自然を知ることができます。また、宮崎の偉人達の肖像画なども展示されていました。

建物内 建物内
建物内 建物内
建物内 建物内

 そして宿泊ができるお部屋は、二段ベットが常設された10名用の部屋をはじめ、和室・大広間もありどんな大人数の団体でも対応できるようになっています。そういえば小学生時代の合宿の夏の夜の思いではといえば「怪談話・・・」、みんなで二段ベットの上に座り、「あの部屋は出そう、こっちは大丈夫・・・」そんな噂話に花を咲かせたものでしたぁ(*^_^*)なつかしぃ〜〜♪**また男性側の部屋の前には、広い絨毯のスペースがあり、みんなで本を読んだりお話したり自由に過ごすことができます☆

お部屋 お部屋
お部屋 お部屋

 さらに星が綺麗に見えることで有名な行縢ならではといえる設備がこちら「天体望遠鏡」です。季節毎に見ることの出来る様々な星座や惑星を大迫力で観ることができますし、その横のテラスから観る行縢山が最高で、肉眼でしっかりと行縢の滝の水量を確認することができます。また夕焼けに映し出された行縢山のシルエットがとてもロマンチックですよ(*^_^*)。何でも今週末の7月7日(土)に開催される"七夕ライブ"ではこのテラスで、この景色をバックに5組のアーティストさんの演奏が”入場無料”楽しめるとの事。行縢山の向かって右側に位置する「雌岳」に天の川が掛かるということで、いつも以上にロマンティックな景色になるそうです!ライブについては、イベント好きな木原さんが関わっているという事なので、後で詳しくお伝えしてもらいますね☆

テラス テラス

 大自然の環境の中でたっぷりマイナスイオンに癒された後には、今度は美味しいお食事で癒されて下さい。学校での研修や、スポーツ合宿などの団体宿泊も受け入れられるこの施設の食堂では、170名もの方が一度に食事が出来るようになっているんだそうです!!ちなみにこちらは「山のレストラン すがはら」という名称で、延岡での学校給食やお弁当を作られている老舗の"すがはら"さんが営業されており、事前に連絡があれば登山客など一般の方でもお食事を楽しむことが出来るようになっているそうです。

すがはらさん 山のレストラン すがはら
▲中央が"すがはらさん"手に持っているのは自作の一厘差し

 そしてその気になるお料理の方はというと、朝食 380円・昼食 500円・夕食 600円で全ての料理がお替りし放題というシステム!!毎日メニューは変更されているそうで、ちなみにこの日の昼食メニューは、牛丼・お吸い物・揚げ餃子の野菜あんかけ・魚のフライ・野菜サラダ・かぼちゃのサラダの全6品。これだけ食べられて、料金はたったのワンコイン500円。すごくないですか?しかもお弁当屋さんが作っているだけあって、凄くおいしいんです(^_-)-☆どんな食べ盛りの子供たちでもスポーツ選手でも、お腹いっぱい食べられる上にメニューが豊富とあって大人気なんだそうです(^_^)私も遠慮なく、たーーーっくさん頂いてきました♪本当にごちそう様ですm(__)m そしてこのテーブルの上に飾られたかわいらしい季節の花の一輪挿し・・・。こちらは何と料理長の手作り作品なんだそうです!お料理だけでは無く、食べる風景にも料理長の思いやりが詰まっていました♪

山のレストラン すがはら 山のレストラン すがはら
山のレストラン すがはら 山のレストラン すがはら

 さて、こちらの施設は数年前から一般にも開放されているそうで、事前に連絡があればどなたでも利用・宿泊できるようになったそうですよっ☆とは言っても、やっぱり研修施設!団体行動や、集団生活のマナーを身につける場所でもあります。その為、お部屋の利用にも施設の決まりごとがあり、お泊りの際にはお部屋やベットの利用の仕方を施設の職員方がレクチャーして下さいます。職員の甲斐さんのお話によると、最近はベットで寝る子ども達が増えたため、毎朝布団をたたむという習慣がなく、中には布団や毛布のたたみ方がわからない子どもさんもいるそうです。そんなことから、「敷き布団はS字にたたむと、次に使う時便利だよ!」と教えてあげると、喜ぶ子どもさんもいるそうです。私も、昔を思い出しながらしっかり勉強してきました(^_^)vお部屋にはその決まりごとが掲示されているので、マナーを守って利用して頂きたいと思います(^^♪ もちろん一般としてご宿泊される大人の方達も、子ども達と同じです。

毛布をたたむ 毛布をたたむ
 
 この様に、私達から下の世代の方々には絶対に思い出に残っている施設だと思いますので、その思い出のアルバムを開くように、キャンプや登山など行えば多いに楽しめること間違いなし!!そのうち私の子どもが大きくなった時には、家族みんなで楽しみに来たいなぁと思いました。この様に、行縢山周辺には行縢青少年自然の家やひでじビールさんの他にも、伝統のある行縢神社や檜窯なども近くにありますので、ぜひ心を癒しに立ち寄ってみられては如何でしょうか??夏真っ盛り!毎日過ごすだけで疲れてしまうような季節ですが、むかばきの大自然の中でおこなえる、森林浴でのリフレッシュはご自分へのステキなプレゼントになるかと思いますよ(*^_^*)

送迎バス 自動販売機コーナー
▲送迎バス/自動販売機コーナーもあります

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☆たなばたLIVE in むかばき


-----それではここからは木原さんに、7月7日(土)に,むかばき青少年自然の家にて、入場無料で開催される七夕ライブについての情報を紹介してもらいたいと思いますので、バトンタッチします!


 はい、ようやくボクの出番が来たようです(笑)。行縢山の雄岳と雌岳、その雌岳に降り注ぐかのような天の川をバックに特設ステージを組んで、ステキなアーティスト達の奏でる、優しさあふれるアコースティックライブが、2007年7月7日の土曜日に、このむかばき青少年自然の家で開催されます!メインゲストにはおなじみJOY-FM耳恋の"シローちゃん"こと濱田 詩朗さん。さらに以前パワナビでもご紹介した"坂本梨奈"さん。そして地元延岡からは、"SOY"という実力派バンドと"Jam The Mod"という九保大生たちのバンド。そして津軽三味線奏者の森山由希華さんが出演します。アコースティック系の女性ヴォーカルバンド2つと、津軽三味線の鋭い響き。そして梨奈さんの夜空に溶け込むナイスヴォーカルと、シローさんの力強くも儚げな弾き語り…。想像しただけでもウットリしちゃいます☆この日は施設内も自由に見学できるという事なので、学生時代の頃の"むかばき"という記憶のページを開きつつ、この日行われる全国でも有数のビール工場の見学と天の川を眺めながら楽しめるステキなライブを、"むかばき"のページに新しく書き込まれてみてはいかがでしょうか?

 尚、このライブは遠距離恋愛中の織り姫と彦星(?)が、年に一度会える日に行われるという事だからなのかは分かりませんが(笑)、入場料は無料となっております!!またこのライブ前の15時30分頃より、ひでじビール製造工場のほうで、今回ご紹介した様な工場見学会とかビールをおいしく飲めるセミナー等も行います。もちろんこちらも参加費は無料となっておりますので、ぜひたくさんの方のお越しをお待ちいたしておりますとの事でした!!


手作りステージ 会場
▲職員のみなさんと地元の方々が作った手作りステージ
(左:雨天時会場 右:通常予定会場)


●日時
2007年7月7日(土曜) 17:00〜(ひでじビール工場見学は15時30分より開催)

●会場
むかばき青少年自然の家 3階特設ステージ(雨天時:屋内ステージ)

●入場料、参加料
すべて無料!!(宿泊代、飲食代除く)

●出演

濱田 詩朗[ハマダシロウ] / アコースティック (宮崎市)
坂本梨奈 / アコースティック (宮崎市)
森山由希華 / 三味線 (延岡市)
SOY / バンド (延岡市)
JAM THE MOD / バンド (延岡市)

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☆ひでじビール

ひでじビール ひでじビール
▲一番右がひでじビールの味を守り続けている片伯部さん

 はいそれではまた、私ノゾミが、「むかばき青少年自然の家」の目と鼻の先、徒歩約5分に位置する「ひでじビール」さんの工場をご紹介したいと思います。2007年7月に創業11周年を迎えるひでじビールさん・・・宮崎の地ビールとして全国各地でも評価の高いビールを提供されていることでおなじみですが、実は今年、2つのコンクールにエントリーをされ、そして「第24回春季全国種類コンクール」にて「上位入賞」を果たし、またヨーロッパ最大級の食品検査・分析・審査会機関である「iTQi国際食品審査会」で、「優秀味覚賞」を受賞されたんです!共に銘柄を伏せてのブラインドテスト方式ということで、その商品の評価は国内はもとより世界的にも認められたといっても過言ではありません!!そんなひでじビールのおいしさの秘訣は、全国でも2〜3ヶ所の地ビール工場でしか行われていないという"純粋自家培養"のビール酵母を使われている事!!ビール酵母の研究において日本最高峰のスペシャリストから培養の方法を学んだという事もあって、それを使ったビールは文句なしの美味しさ。また、味・見た目だけでなく全てにおいて「きれいなビール」を作るため、工場内を高いレベルでの清潔を保つために掃除ひとつにも気を配り、タンクの管理にも「そこまでやるんですか!?」というほどまでに徹底した管理をされています。そんなビール工場内の見学は随時行われていて、シーズンにはかなりの人数が工場を訪れる様です。私も他に漏れず、工場内を見学させていただきました!!

工場見学 工場見学

 私自身、ビール工場を見学する機会はもちろん今回が初めて。機材の説明やきれいなビールが出来るまでの工程を、スタッフの方が優しく丁寧に説明して下さいます・・・。ビールが出来る工程としては、いろんな麦を種類によってブレンドし、仕込窯といういわゆるビールの"お風呂"に浸けて糖化させる事から始まり、それをろ過したものを煮沸窯で約1時間、ホップというハーブに近いものを3回に分けて入れながら煮ます。その作業が終了したものを、遠心力を使いつつ沈殿させ細かいカスを取り除いてしまいます。ここまで徹底した作業を経て完成した麦汁を冷やしつつ純粋自家培養されたビール酵母を加え、約1ヶ月半から2ヶ月間タンクの中で発酵させていきます。その発酵にも色んな方法があり、タンクの中を移動させることでうまみたっぷりのビールと変身していく訳です!!

工場見学 工場見学

 ここまでのビール製造工程の説明を聞いていれば、「んーーーーー 飲みたいッ<(`^´)>!!」と我慢ができなくなるのはある意味当然ですよね?「ちょっとだけお願いしますッ!」とお願いしたところ、特別に試飲をさせて頂きました^^♪できたてビールの味は、言うまでもなくサイコーでした!私の勝手なイメージで、地ビールとはとても苦いものなんだろうなぁと想像していたのですが、コレがホントに飲みやすくてやさしい味。何杯でもおかわりしちゃいそうでした☆危ない危ない・・・。

試飲 試飲

 そしてこの日は5,000本しか製造しないという限定販売の「宮崎県知事ラベル」の瓶詰め作業が行われており、一足先にそのお味も堪能させて頂いちゃいました^m^♪ちなみにこの限定商品のラベルには高千穂や堀切峠など、宮崎の観光地を紹介されています。「宮崎を応援したい!」という想いから考案されたというこのビールは、7月5日より発売開始だそうです。

宮崎県知事ラベル 宮崎県知事ラベル

 また「太陽のラガー2007年夏限定」は、東京は銀座にあるパブで取り扱われているそうなんですがそこのマスターいわく"藤原紀香"の様なビールだとの評価されたそうで(笑)、凛とした品のある女性のイメージのビール何だそうです。宮崎の自然や夏の日差しをイメージされた「太陽のラガー」は、ひでじビール"きつね"と比べてホップの量がなんと2倍!香りがすばらしく、まるで太陽のような黄金色に仕上げられています。

試飲 試飲

 この他にも4種類のビールが用意されており、通信販売も行われているんだとか。詳しいお問い合わせは、お気軽にお問い合わせくださいとの事でした。また、工場見学ツアーの方も前日にご連絡いただければ、お一人様からでもご案内されるそうです。ぜひこちらもお楽しみくださいねっ♪この大自然の中、こだわりを持って常に真剣勝負をしているビール職人さんたち。この日も真夏の暑い日でしたが、スタッフのみなさんのほうがもっともっと熱かったです!!!そして工場での試飲で火がついてしまった私は、まだまだ陽が傾くまでに相当な時間がかかりそうだというのに、ついついお土産に・・・と帰りに「ひでじビール」を購入してしまいました。ちなみにこちらの工場では一般販売もOKだそうです。行縢山登山の帰りによられる県外の方も多いそうですよ!

ひでじビール ひでじビール

 「むかばき青少年自然の家」そして「ひでじビール」の関係者のみなさん、これから本格的な夏を向かえる準備にお忙しい時期だというのに、私達の急な取材にご協力いただきまして本当にありがとうございました!!

投稿者 blogpawanavi : 13:52 | コメント (3) | トラックバック

2007年04月21日

高千穂鉄道沿線住民の会〜東国原知事に陳情 [ 地域 ]

 2005年9月6日の台風14号は宮崎県に甚大なる被害をもたらしました。県北でも当時、風光明媚な五ヶ瀬川沿いを走る鉄道として有名だった高千穂鉄道を直撃し、五ヶ瀬川の増水により北方町の第一五ヶ瀬川橋梁(川水流〜上崎間)、第二五ヶ瀬川橋梁(亀ヶ崎〜槙峰間)が流失、日之影駅周辺を始め多くの鉄路が流出、土砂に埋まってしまいました。2005年12月20日には、部分復旧を断念。2006年9月5日には国土交通省へ高千穂駅〜槇峰駅間の休止届と、槇峰駅〜延岡駅間の廃止届を提出。高千穂鉄道株式会社は経営を断念・・・未だに全区間不通となっています。 そして2007年4月10日午後14:00、「高千穂鉄道沿線住民の会」は、高千穂鉄道全線復旧を求めて、高千穂鉄道に関する陳情書、及び、高千穂鉄道全線復旧の願いが込められた署名(27,019名)を携えて宮崎県庁を訪れました。さらに知事会議室にて約15分間、東国原知事を前にし、高千穂鉄道に関する陳情を行ないました。その会議室には多くの報道関係者の姿が見られ、宮崎県におけるこの問題の大きさを表わしているようでもありました。また、会議のなかでは、高千穂鉄道沿線住民の会から、高千穂〜高森間の鉄道開通の案の説明もありました。
(レポート:藤木テツロー)

東国原知事に陳情 東国原知事に陳情
▲会場風景(左) 住民の声を聞く東国原知事(右)
千羽鶴 東国原知事に陳情
▲高千穂鉄道全区間復旧の願いをこめて折られた千羽鶴(左)

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◆2007年4月10日 宮崎県庁

東国原知事に陳情 東国原知事に陳情
東国原知事に陳情 東国原知事に陳情

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◆松本幸三さん(中央) 延岡市民の会
松本幸三さん
 今日は、高千穂から延岡までの高千穂鉄道、全線復旧を知事に陳情するために来ました。高千穂鉄道沿線住民の会に加えて、東京の「じっとしちょ連」「じっとしちょ連in日之影」、今日あらたに「ふるさと高千穂会」という宮崎の団体も参加してくれることになりました。これからは住民と行政が協力し合って高千穂鉄道を残していきたいですね。住民の足としてももちろんですし、古いものがだんだんと無くなっていく中、昔から『旅』イコール『鉄道』というイメージもあり、特に美しい自然の中を走る高千穂鉄道は、残していかなければならないと思いますね。

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◆斉藤拓由さん 元TR 運転士
斉藤拓由さん
 鉄道に対して何らかの形で動かんといかんと思ってですね。どっちにしても九月を区切りとして、廃止・存続という話になってるじゃないですか・・・。自分としてはどんな形であれ線路だけは剥がして欲しくないと思います。剥がしてしまったら終わりじゃないですか…。また、鉄路をつくりましょうっていっても、莫大な費用が掛かるから、おそらくそれは無理な話になってくると思いますしね…。だから、県とか国が線路だけでも剥がさんで、どんな形であれ残すっていう形にしてくれると嬉しいんですけど…。そういう意味も込めてこの活動に賛同していています。

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◆佐藤ケイ子さん 八戸区住民の会
佐藤ケイ子さん
 高千穂から槇峰までという話が出ていますが、私たちは高千穂から延岡まで鉄道が通ってもらわなければ困るんです。今のような状態では過疎化が進み、目に見えて子供が育てられない町になってしまいます。町に住む人は鉄道を毛細血管ぐらいにしか考えていないかもしれないけど、私たちにしてみれば、大動脈なんです。今やらなければ、町はこのまま終わってしまうんです。高千穂から延岡まで鉄道を通すのは署名してくれたみんなの願いなんです。赤字だから駄目だというのは違うんじゃないかなと思うんです。黒字にしていくために私たちもみんなで努力しますから、どうぞ宜しくお願いします。

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◆知事と住民の会代表とのやりとりの一部

知事と住民の会代表とのやりとり 知事と住民の会代表とのやりとり

知事
もし、鉄道を通すか?高速道路を通すか?二者択一どっちかを選べといわれたらどっちを選びますか?

住民
高速だったら、素通りしてしまうんですよね。やはり、途中下車できる鉄道が欲しいんですよ。

知事
延岡も熊本も高速道路が欲しいと言っているんですよ・・・。行政としては優先順位をつけて選択していかなければならないんです。モータリーゼーションはあと、100年は続きます。高千穂〜槇峰間はですね・・・神話トロッコ鉄道・・・彼らのやる気、手腕をこれからも見守っていかなければならないと思います。槇峰〜延岡間を開通させるとしたときに、流された二つの鉄橋を造るのにいくらぐらい必要だと思います?できれば私も鉄道は通したいですよ・・・。高千穂なくして宮崎の観光は無いですから・・・。その事についても選挙中から言ってきましたから。ですから代替案・アイデアを広く募って、そこで、高千穂・日之影の活性化を考えていかなければならないと思っています。基本的に私としては、地域住民の足としての代替案はやっぱりバスです。バス路線を充実せにゃいかんと思います。で、DMV/デュアル・モード・ビーグル(金属車輪とゴムタイヤをあわせ持った乗り物)の話をしたんですけど、試運転が始まっているんですよ。これに一回乗りにいこうかなと考えています。一台で十数人乗りなんですよ、これを2,3台繋げれば2000万円ちょいぐらいですから、これを柱にできればと考えています・・・。約束は出来ませんが、自分の中でイメージしているのはそういったものです。その費用をどこから持ってくるのか、財政の見直しを含めて、色んな視野で考えなければいかんと思っています。ただ、これが本当に出来ない場合。じゃあ、どういう代替案があるのかということを、我々宮崎のみんなで…、そして、僕が個人的に考えていかなければならないと思います。住民の方々の地域の足、地域の活性化、環境、色んな視野で多面的に考えていかなければならないというのが僕のスタンスです。

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◆高千穂鉄道に関する陳情書

 東国原宮崎県知事への高千穂鉄道に関する陳情書は、高千穂鉄道沿線住民の会を代表して、田邊代生さんから直接手渡されました。内容は下記のようなものです。

田邊代生さん

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宮崎県知事   東国原 英夫 殿

高千穂鉄道に関する 陳情書

 高千穂鉄道沿線住民の会は、「高千穂鉄道の全線復旧」「延岡から槇峰間の廃止撤回」を強く望んでおります。沿線住民の足とも言える高千穂線再開と、なおかつ「子供からお年寄りに至る交通弱者の足」とも言うべき環境にやさしい鉄道、観光資源として重要な鉄道の復旧を強くお願いしたく署名を添えて陳情いたします。

署名者数 27,019名

平成19年4月10日

高千穂鉄道沿線住民の会
高千穂山参会
高千穂商工会女性部
日之影中央区
八戸区住民の会
北方干支の会
延岡市民の会

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◆高千穂鉄道の問題

高千穂鉄道
▲2006年4月に撮影

 高千穂鉄道の問題は、高千穂鉄道沿線住民の地域の足としての問題と捉える一方、『観光立県宮崎』を標榜する宮崎県の観光に対する姿勢を問われている問題でもあります。宮崎県内でも最も多い、年間100万人を越える観光客が訪れる高千穂町と、宮崎県央、県西、県南をどう繋いで行くのか?実際の問題として、高千穂鉄道全区間不通により、個人客が激減している高千穂町を始めとする県北の観光をどう捉えているのかという問題があります。会議の中で高千穂鉄道沿線住民の会が提案した、高千穂〜高森間にしてみても、高森鉄道側は東国原知事が上げていた、DMV/デュアル・モード・ビーグル(金属車輪とゴムタイヤをあわせ持った乗り物)にいち早く着目し、熊本〜阿蘇〜高千穂間を結ぶ中九州を繋ぐ観光を視野に入れていると聞きます。「観光は点ではなく、線」という言葉もありますが、過疎化の進む町にだけ責任を転嫁するのではなく、県北と県央、県西、県南を結ぶ具体的な考えを示していくことが求められています。

高千穂鉄道
▲2006年4月に撮影

 別の問題としては、高千穂鉄道の鉄橋が流出した原因といわれている山と川の荒廃があります。林業の衰退とともに山は荒れ、道路の拡張のために山を削り、ダムに溜まった土砂は、五ヶ瀬川の川床を上げ、地域住民が不安に思う中で、2005年の台風14号による大雨により、五ヶ瀬川が氾濫し鉄橋は流出したのでした。単なる天災ということで片付けられる話ではありません。そして、この問題は鉄道と同じように放置され、さらに被害が大きくなることが懸念されています。地域住民からは「現場を見に来て下さい」という知事への声もありました。

投稿者 blogpawanavi : 23:51 | コメント (1) | トラックバック