2007年05月19日

ひゅうがリサイクルセンター [ 環境 ]

 みなさん突然ですが、5月30日って何の日だか知っていますか?あんまり知られていないのですが、5月30日は、「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」で、「ゴミ0の日」、環境美化の日なんです。ちなみに、5月3日は、「ゴ(5)ミ(3))」で、ゴミの日です。そこで、今回パワナビでは「ゴミ」について考えてみました。日常の生活の中で結構ゴミって出ますよね。例えば喉が渇けばペットボトルのジュースや缶ジュース。ご飯を作れば、野菜を包んであるビニールや、食品トレー、生ゴミもそうです。パソコン、テレビ、冷蔵庫などの電化製品もいずれはゴミとなってしまいます。それではその後、ゴミは一体何処に行ってしまうのでしょう?そこで今回は、数あるゴミの中から、特に不燃物や粗大ゴミに焦点をあて、日向市に新しく完成した「ひゅうがリサイクルセンター」(株式会社 黒田工業)にお邪魔させてもらい、ゴミについて学ばせて戴きました。「ひゅうがリサイクルセンター」は、日向市全域の一般家庭から出る粗大ゴミ、不燃ゴミ、資源物と、産業廃棄物(主に事業活動に伴って出るゴミ)をリサイクル可能な再生プラスチックペレットや、固形燃料等に製造できる複合型リサイクル施設で、行政が完全に民間に委託するというのは、全国初!なんだそうです。
(レポート:藤木テツロー)

外観 川崎さん
▲左:施設外観 右:お話を伺った川崎工場長と木戸さん

設備 設備
▲施設内設備の一部

ひゅうがリサイクルセンター
(株式会社 黒田工業)
住所:宮崎県日向市竹島1-86
TEL:0982-55-0055

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◆ゴミの見学ツアーも随時企画予定

外観 施設内
▲施設外観と施設内


 ひゅうがリサイクルセンターでは、施設を通してゴミのことを考えていただけるようにと、施設内に見学コースを備えています。ゴミの見学ツアーも随時、企画していくそうです。実際に現場に来て、自分達が何気なく出したゴミが、どのような順序で処理され、どういうものになっていくのかを見るだけでも勉強になると思いますし、作業員の方々が一生懸命、分別している姿を見ると、ゴミに対する意識も変わると思います。

輪留めもリサイクル 輪留めもリサイクル
▲下記の『ペレット』から作られた擬木と車止め

 上記の画像にあります、こちらの施設の駐車場に設置された擬木と車止めも、実は、ゴミから生まれた『ペレット』というものを利用して作られているのです。さてみなさんの地域のゴミ事情はどうですか?ゴミ0の日を前に、みんなで考えてみてはいかがでしょうか?それでは、早速、みなさんとご一緒に施設内を見学したいとおもます。

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◆施設内にある最先端の機械で出来ること

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◆とはいっても、細かい分別は手作業しかない・・・

ゴミ ゴミ
ゴミ ゴミ

 最先端の機器があるからといって、なんでもかんでも、ごちゃ混ぜの状態で、機械に放り込むことはできません。様々な資源として再利用するための基本は、やはりゴミの分別の徹底にあります。一般廃棄物の場合は、各家庭からゴミを出す時点で、しっかりゴミの分別をしておかないといけません。結局最終的な細かな部分は、全て人間による正しい判断と、地道な努力しかありません・・・。

ゴミの分別 ゴミの分別
ゴミの分別 ゴミの分別
▲再利用するための基本はゴミの分別の徹底


危険なスプレー 危険なスプレー
▲ガス抜きされていない危険なスプレー

スチール缶とアルミ缶
▲スチール缶とアルミ缶にわけられる。

生きビン
▲そのまま再利用可能な『生きビン』

蓋がついたままのビン
▲分別されていない、蓋がついたままのビン


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◆破砕選別処理施設

破砕選別処理施設 破砕選別処理施設
▲投げ込まれたものを破砕していく機械

 不燃ゴミ、粗大ゴミを機械で粉砕し、リサイクル可能な資源物をとりだします。タンスなどの木製品の木くずは『RPF』(固形燃料)の材料となります。『RPF』(固形燃料)に関しましては下記にてご紹介しています。

破砕選別処理施設 破砕選別処理施設


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◆廃プラスチック再生処理施設

農業用廃プラスチック 農業用廃プラスチック
▲左:農業用廃プラスチックゴミ置き場 右:廃プラスチック再生処理施設

 農業用廃プラスチックや、『ベール』と呼ばれる、地域から集められた家庭からでたゴミ(一般ゴミ)を圧縮したものを機械で破砕し、プラスチック製品とプラスチック製品以外の機械に入れたらいけないものとを、機械と手で選別します。

ベール
▲家庭から出た一般ゴミを圧縮したもの『ベール』

一般ゴミ処理風景
▲ゴミ処理風景

・プラスチック類は、専用の機械で粉砕して洗浄した後、さらに細かく粉砕し、『フラフ』と呼ばれる軽い羽根のような状態にします。

フラフ
▲廃プラスチックを破砕し、洗浄したもの『フラフ』

 フラフを溶かし小さく粒状にしたものを『ペレット』と呼び、擬木や車止めなど、プラスチック製品のリサイクル原料となります。

ペレット
▲フラフを溶かし、プラスチック製品の原料となるもの『ペレット』

・食品トレーや発泡スチロールは、専用の機械で溶かし、『インゴット』と呼ばれる、カセットケースや食品トレーなどのリサイクル原料となります。

分別する。
▲再利用可能なものとそうでないものに分別する

インゴット
▲『インゴット』を製造する機械

インゴット
▲再利用可能な原料となるもの『インゴット』


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◆固形燃料化施設 【RPF製造】

固形燃料化施設

 RPF…Refuse paper & plastic fuel 「RPF」とは、プラスチック製品として再利用が困難な古紙及びプラスチックを原料とした、高カロリーの固形燃料のことで、こちらの固形燃料化施設では、破砕選別処理施設、廃プラスチック再生施設から出た、可燃性残渣物と木くずを混ぜ合わせ、『RPF』と呼ばれる固形燃料が製造されます。

可燃性残渣物 木くず
▲左:可燃性残渣物 右:木くず

『RPF』は主に、工場内のボイラー燃料として利用されます。一般的に可燃性残渣物は焼却処分しますが、RPFの材料にするのが、ひゅうがリサイクルセンターの独自性と言えます。

固形燃料『RPF』 固形燃料『RPF』
▲固形燃料『RPF』

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◆汚水の洗浄

 ひゅうがリサイクルセンターでは、それぞれの工程で排出される汚水もきれいに洗浄しています。

50-mizu.jpg

 汚水は動物性バイオマス、化学薬品で処理されます。

洗浄作業
▲洗浄作業

残土
▲最終的に処理できない残土。小林市の処分場に運ばれます。


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◆工場スタッフのお話

川崎工場長
▲左:お話を伺った川崎工場長 右:施設案内をしてくださった木戸さん

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◆工場長の川崎さん

「ひゅうがリサイクルセンターを運営する株式会社黒田工業という会社は、昭和39年創業以来、農業用廃ビニールをリサイクルしてきた会社なのですが、なぜ、農業用廃ビニールに取り組んだかというと、当時、海がめがくらげと間違えてビニールを食べて、死んでしまって浜に打ち上げられていることが多かったんですね。そこで、うちの社長が何とかしようと思って廃ビニールの回収とリサイクルに取り組んできたわけです。今回、おそらく民間では初めて、行政から一般廃棄物の全面委託を受けることになり、大変責任を感じておりますが、民間の活力、民間の力、民間の知恵、民間の改善力を行政にも発信して行こうと思っています。小さな自治体でも一生懸命ゴミに対して取り組んでいるところもあるので、その情報を私たちが学び、それを日向市にフィードバックし、また、取り組みが遅れている地域に情報を発信していけるような情報発信基地になることも目指しています。」

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◆木戸加澄さん (四月入社)

テツ:ゴミを扱う仕事は、ご苦労もあると思うのですが、最初からこういう仕事に興味があったのですか?

木戸さん:学校で地球温暖化やゴミの埋立地の問題などの環境問題を勉強していた頃に、ちょうど、ひゅうがリサイクルセンターの求人票を見て、私も環境問題に興味があったし、新しくできた会社を一から作りあげるということで、自分もその中に入って一緒に働きたいなと思いました。

テツ:実際に働いてみて、どういうことを考えるようになりましたか?

木戸さん:今まで自宅では、特に意識して分別をしていなかったんですよ。でも、実際に自分がゴミの手選別などを体験してみて、しっかりと意識して分別しないといけない部分がたくさんあって、だから、家とかでもお母さんが分別できてなかったら、「もっときちんと分別しないと駄目よ〜!」って注意するようになったし、日常的に考えるようになりましたね。

テツ:働いていて、ゴミがこうなればいいな〜と思う希望はありますか?

木戸さん:分別してあると本当に助かります。今は分別が徹底されていませんね。持ち込まれるゴミでも、ペットボトルとトレーがごっちゃになっていたりしているから、それをここでまた、手選別しないといけないです。一番は機械にかける前にしっかり分別されていた方が、より良い製品ができるんですよ。全国的にもそうなんでしょうけど、やっぱり住民の方の意識ですね。作業させてもらっているものから言うと、やっぱり分別ですね。膨大な量のゴミが来ますが、みんな誇りを持って働いています。

テツ:皆さん気持ちの良い挨拶をしてくれて、とても感心しました!今日は、お忙しいところ、工場内を案内してくれて本当にありがとうございました!


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◆最先端の機械を見学して・・・

説明

 実際に工場内を見学させていただいた中で、印象的だったのは、手作業でゴミの選別をしている職員の方々の姿です。いくら最先端の機械を導入していても、ゴミの分別が徹底されていないので、こうした作業が必要になるのです。それぞれのゴミをリサイクルして新しい製品をつくるにしても、不純物が入っていると商品としては使うことが出来ないそうです。最初から住民が意識を持ってゴミを分別することで、分別するのにかかるコストを削減でき、最終のゴミ処分場に行くゴミも減るということがわかりました。ゴミの最終処分場に掛かる費用も大変なもので、先日、宮崎市のゴミ担当の職員の方にお話をうかがったところ、ゴミの最終処分場を作るのに掛かる経費がおよそ300億円。けれども、たったの15年間で満杯になるそうです。たとえば、日向市の一年間に排出するゴミが、約1,650,000sで、一世帯あたり70sです。最先端の機器を揃えたひゅうがリサイクルセンターが出来たことで、資源化できるゴミが増えたことは住民にとっては良いことだと思いますが、こうした施設を有効利用するためには、平行してゴミを出さない努力をすることを心がけ、それでも出てしまったゴミは分別化を徹底することが大切だと思いました。今回のレポートを通し僕自信も反省すべき点が多々あることに気がつきました。最後になってしまいましたが、川崎工場長、木戸さん、ひゅうがリサイクルセンターの皆さん、お忙しいところ色々と教えて戴きまして、ありがとうございました!

分別

 また、このレポートを編集中に、延岡市にある「延岡ジャスコニューシティー店」で、「ひゅうがリサイクルセンター」の川崎工場長及び、スタッフのみなさんと一緒に、環境やゴミについてのイベントをさせてもらいました。上記のような問題をわかりやすくパネルで紹介したり、子ども達と一緒に、ペットボトルや、牛乳のパックなどで工作教室をおこなったり・・・できれば、今後もこのような活動ができれば、もっと、環境やゴミなどについて、みんなで考える時間ができるとおもうのですが、そんな中、このイベントの会場に来ていた「パワナビの松田さん」が、こんな事を言っていました。

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◆パワナビ松田談

 たぶん昔の人は「節約」が当たり前だったのだろうけど、自分を含めて現代人は”もったいない”という感覚が非常に薄れているのだと思う・・・。その原因としては、とにかく商業主義で、何にもかもがスピード化され、自分で時間をかけて育てる事などはできにくく、そのためにお金に対する執着心が増すばかりで、物に対する愛がどんどん乏しくなる・・・。そんな中、バブル経済の影響や様々なイメージ戦略など、いくつもの要素が重なって、こんな風になってしまったのだとは思うんだけど・・・。だって、2年前に買った車がもう古臭いといわれ、去年買っパソコンは型おくれじゃぁ・・・だんだんさめてくるよね・・・それも、半ば無理やりって感じで愛着を剥ぎ取られるんだから、仕掛ける側も金金金で節操がないというか・・・。中には、そんな事には全く動じない人もいるけど、そういう人も、年々少なくなっていくんだろうね・・・。でも、うちの婆ちゃんは車の運転もできなければ、携帯電話も持っていないし、当然インターネットもできないけど、ゴミは出さないよ!ゴミをだすのはもっぱら自分やかみさん、子ども達で、だぶん婆ちゃんだけだったら、ほとんどゴミらしいゴミは出ないハズ・・・。だって、自分が食べるだけの野菜を自分でそだてて、ソレを引っこ抜いて、あます所なく料理につかって、自分の胃袋に入れる・・・。収穫しても、あきらかに食べきれない分は、保存が利くものに変えるし・・・。飲み物は自分が育てたお茶を飲み、お菓子は団子作って楽しんでいる・・・。まぁ、出るゴミといえば魚の骨ぐらいのものかな?確かに、はたから見れば、どこにでもいる田舎の老人に過ぎないし、もちろん何億円もするビッグな仕事をとってきたり、何千人もの従業員を操れる能力があるわけではないから、資本主義の中ではごくちっぽけな存在かもしれないけど、生物として地球からいわせれば、自分の暮らしにしっかりと責任をもっている実に優秀な人材なんだと思う。まあ、そんな婆ちゃんは、なにかにつけて「もったいない・・・もったいない」って口癖のように言っているんだけど・・・。そういえば、昔、誰かに聞いたんだけど”もったいない”っていう言葉は”勿体無い”と書くのだそうで、”勿体=もったい”は仏教用語で物体をさし、勿体がなくなる・・・物体のあるべき姿がなくなってしまうを惜しむことらしく、早い話が「その物の価値を分かっていない」という状態を差すそうなんだよね・・・。だから”もったいない”イコール”ダサい”なんていうのは、何か間違ったイメージのすりこみで、「君、そんな使い方はもったいないよ」なんて、お年寄りからいわれたら、「君は物の価値をぜんぜん分かっていないセンスのない人だね」という事になるんだよね・・・。確かに、髪型やファッション、街に立ち並ぶビルはどんどんハイセンスでお洒落になっていってるのだろうけど、こと、暮らしに関しては、年々、センスがなくなっているともいえるよね・・・。


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 確かに、われわれ先進国で暮らす現代人は、いろんな面から考えても、あまりにもハメを外しすぎており、すでに誰もが、本来人間ひとりが責任もてる範囲外のことをしているのかもしれません。しかし、それをしているのは、地球上で極一部の人間達だというのも忘れていけないでしょう。われわれの目の前から、あたかも消え去ったように感じられるゴミは、実は地球上のどこかに存在しており、それらの責任は何故か、きちんと責任をとっている人々に転換されたりしているのも事実なんです。
 

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◆参考〜ゴミの最先端地域のご紹介

【徳島県上勝町・上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言】http://www.kamikatsu.jp/zero-waste/frame.htm

 ゴミの34分別で有名な徳島県の上勝町は、2020年までに町からゴミをゼロにする、上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言をしています。その宣言の中に、『ごみの再利用・再資源化を進め、2020年までに焼却・埋め立て処分をなくす最前の努力をします!』とあります。


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2007年02月21日

筑紫哲也さんに聞いた!スローライフと日向時間 [ 環境 ]

 2007年1月、南国宮崎に新しい県知事が誕生しました。それから早1ヶ月が過ぎ、"そのまんま東"さんは"東国原(ひがしこくばる)知事"となり、その知名度から宮崎県は連日連夜に渡り、テレビ番組や新聞・雑誌等をはじめ、様々なメディアに取り上げられています。さらに季節がら春のスポーツキャンプシーズンとも重なっているため、メディア各社は宮崎に大挙し、東国原知事の追跡報道はじめプロスポーツチームのキャンプ取材で大忙しのようです。思えばこれほどまでに宮崎が注目されるのは昭和30年代の新婚旅行ブーム以来ではないでしょうか・・・・?ということで、その余波が確実に『宮崎県情報サイトパワナビ』及び『日向時間』に携わる私めにも伝わり、なんとTBSテレビ系『筑紫哲也NEWS23』のメインキャスターとしてもお馴染みの"筑紫哲也さん"に直接お話を聞かせていただけるという貴重な機会をいただきました!
(レポート:藤木テツロー)

筑紫哲也さん 筑紫哲也さん
▲左:筑紫哲也さん 右:筑紫さんの話を聞く藤木

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●筑紫哲也さん

1935年大分県生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業
TBSテレビ系「筑紫哲也NEWS23」メインキャスター
ジャーナリスト、NPO「スローライフ・ジャパン」理事

◆TBSテレビ系『筑紫哲也NEWS23』
http://www.tbs.co.jp/news23/
◆マンデープラス
http://www.tbs.co.jp/news23/onair/monday/index-j.html
◆スローライフ―緩急自在のすすめ(岩波新書)
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/4310100/top.html

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●きっかけ・・・

 まずはじめに、なぜこのような機会が訪れたのか?を少し説明させていただきます。2月16日(金)の午後、たまたま宮崎市の平和台公園内にあるとあるレストランで、藤木テツローが発刊しておりますフォトメッセージマガジン『日向時間』の「スライドショー+お話し会」の打ち合わせをしていたところ、知り合いの女性が「明日、筑紫哲也さんが宮崎に取材に来るみたいだけど、取材の後に交流会のようなイベントが企画されてて、イベントスタッフの方がテツロー君にもその会に参加して欲しいみたいなこと言ってたよ・・・」なんてことを言うのです・・・。いきなりの事だったので詳細がはっきりしなかったのですが、どうやら筑紫さんが東国原知事の取材をするために宮崎を訪れるという情報が入り、「みやざきみらいフォーラム」スタッフの"武井俊輔さん"を中心とする若手有志が、「綾を中心に宮崎に関心の高い筑紫哲也さんに宮崎の様々な分野で活動する若者を紹介したい!」とお願いをしたところ、それを快く受け入れてくださった筑紫哲也さんが、挨拶だけでなくお話しができる時間まで作ってくださったとのことでした。 「細かいスケジュールは明日・・・」ということだったので、翌日連絡がくるのを待っていると、夕方5時過ぎにイベントスタッフの方から「山形屋のスターバックスコーヒーに筑紫さん入りましたけど、お時間ありますか?」と電話がありました。「それは早速行かねば!」と思い、急いでスターバックスコーヒーに行って見ると、山形屋店内側の一番目立つところに筑紫さんが座っていました。ガラス越しに見る筑紫さんは、テレビで見る筑紫さんそのもので、「あ、筑紫さんだ」と思わず呟いてしまいました・・・。僕が到着した時はすでに話し合い(交流会)は始まっており、筑紫さんはたくさんの人に囲まれていました。ちなみに会場に集まったのはどういった人達だったかといいますと、宮崎大学や宮崎公立公立大学を中心とした大学生を中心に、公務員、自営業などさまざまな分野の若者たち。そして宮崎のメディア関係者も数人いらっしゃいました。

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●筑紫哲也さんに聞いた!

※僕が会場に到着した時、筑紫さんはすでに下記のようなお話をされていました。

筑紫哲也さん
  ユネスコが子供たちの幸福度っていうのを調べた統計があってね、世界中で一番孤独な子供が多いのは日本なんですよ。三人に一人の子供が孤独なんです。家族がいたって携帯電話でコミュニケーションしていて、とにかく生の声でのコミュニケーションが少ないんですよ・・・・・孤独になるんですよ子供たちが・・・。 (また前記とは別な話題→)たとえば日本の医者は病気は治すけど患者は治さないって言われるんだよね。病気そのものを治すレベルは高いんだろうけど、病気が治った患者がすぐ死ぬ場合も結構あるわけですよ・・・。医療の現場では境界領域の縦割りがひどいでしょ。それぞれにすごい専門家がいるんだけど、そこがうまくリンクしていないんだよね・・・。人間の体はみんな関係して色んな症状が出てるわけじゃないですか・・・。だから社会科学っていうか世の中の仕組みから離れすぎてる日本のお医者さんは「やばい」って言ってるんだよね・・・。お医者さんになる人ほど本当は知らなければいけないよね・・・世の中のことを・・・。実際はそうなってないよね。(医学部の学生も参加していたのでこのような話にもなりました)

筑紫哲也さん
▲話を聞く藤木(左) 筑紫哲也さん(右)


※ふむふむと、納得しながらも筑紫さんの話を聴いていると、筑紫さんの目の前に座っている人が僕に席を譲ってくれて、スタッフの武井俊輔さん(下画像)が筑紫さんに僕を紹介してくれました。


武井俊輔さん
 彼は高千穂町在住で『日向時間』という写真雑誌を作っている藤木さんです。「日向時間」という言葉に関して宮崎では5分、10分、時間に遅れても「日向時間だからいいよね!」みたいな時間にルーズなことで、あまり良い意味で使われないのですが、ゆったりした宮崎らしいというイメージの良いところもあるんです。

筑紫哲也さん
▲筑紫さんの右隣が武井さん


藤木テツロー
 藤木と申します、宜しくお願いします。宮崎県の様々な情報をウェブで発信してる『パワナビ』というサイト内で特に「宮崎人」にスポットをあてたコーナーを担当しています。今回は「宮崎人」という切り口ではないのですが、ぜひご紹介させていただきたいと思います。また武井さんからのご紹介にありましたように、県北の高千穂町で『日向時間』という写真雑誌を作っています。(『パワナビ』と『日向時間』の名刺と、フォトメッセージマガジン『日向時間』を手渡させて戴きました)


筑紫哲也さん
▲筑紫さんに日向時間を手渡す


筑紫哲也さん
 これがそう?『日向時間』へ〜!あっ、そういえば今日、東国原知事と話してたらこっちが何にも喋ってないのに知事が「スローライフ」っていう言葉を使ったわけ・・・。僕は「NPOスローライフ・ジャパン」の理事をもやっているし、岩波新書で『スローライフ―緩急自在のすすめ』っていう本を出しているから、知事が「スローライフ」って言ったのに驚いたんだけど、、これ(スローライフ)が『日向時間』と関係があるわけなんだよね・・・。僕は昔沖縄に住んでいたんだけど、日本に返還される前の沖縄には『日向時間』に似た言葉で『沖縄タイム』っていうのがあって、約束事なんかするとね、みんないつも一時間遅れなんですよ・・・わりあい正確に一時間きっかり遅れてやってくるの(笑)。・・・今、日本はご存知のように世界で最長寿国ですよね。その中で沖縄県が日本一だってことは、世界一の最長寿国が沖縄だっていうことですよ。いや、だったんですよ・・・。平均寿命に関しては全国46都道府県の中で、沖縄の女性は依然として1位なんですけど、近年男性が1位からいきなり26位に落っこちたわけ・・・。早い話が急落したわけね!じゃぁ、何故そんなに急激に落ちたのかが大問題なわけで議論はいっぱいあるんだけれども、一つの理由としては"時間"があげられるんですよ・・・。沖縄が日本に返還されて本土化されて、昔にくらべて沖縄の人が時間を守るようになってきたの!たとえば、僕は沖縄に住んでいた人間だから沖縄との関わりが多くて、今でも沖縄に講演しに行くんですけど、面白い事に講演の開始時間があんまり遅れないで始まるようになったわけ・・・。だんだん正確になるどころか「早めに始めましょう」って言うわけ・・・。僕は沖縄が好きな理由の一つに「沖縄は時間がゆったり流れてるから」というのがあるだけに、以前「こんなに時間が正確に真面目になったら沖縄は大切なものを失うよ」って言ってたんだけど・・・でも、それが平均寿命なんですよ。沖縄はおばあちゃんのことを「おばあ」っていうんだけど、その「おばあ」が強いわけよね!"家父長制"じゃなくて"家母町制"っていうくらい家の中で"どすん"とお母さんが構えているんだよね!だから女性は自分たちのペースを今でも守っているんですよ。逆に、うまく息抜きができないまじめな男性達は近代化した途端にストレスですよ・・・。女性に比べ男性は不器用だし真面目であるから、近代化した途端にストレスですよ。それで、1位から26位まで急落したわけね。


藤木テツロー
 僕が考える宮崎の『日向時間』というのは、自然に寄り添って生きてきた生活の時間、郷土に根付いた時間だと思うんです。時間が、きちっ、きちっと守れるのは人間が造ってきたものの中だけのことだと思うんです。

筑紫哲也さん
 人類は産業革命の前までは、日が昇ったら働いて、日が沈んだら寝たわけよ・・・。ところがね、イギリスで産業革命っていうのがおきて工業化していくわけだけど、工場を造るときに工場主が最初に大事だと思って造ったものは何だか知ってる?・・・・・それは時計台ですよ。今まで農業をやっていた人たちや色んな人たちが工場で働きはじめるわけでしょ、最初に教えなきゃならなかったのは「仕事は日が昇ったら初めて日が沈んだから終わる」んじゃなくて「仕事は時間で始まって時間で終わる」っていうことだったの。つまり、人間は時間で・・・時計で働くということを教えることが産業革命に人をならす最初だったの。そうして近代は始まったわけですよ。だけど、どっかに不自然なとこがあって…。だから今日、「東国原知事と宮崎県は何を目指すのかを考えないといけない」という話をしたときに、「なんの物差しで宮崎の価値を計るのかということが大切」といった話をしたんだよね。経済でばっかし数えると350億円削れなかったとか、会社が100社来なかったとか・・・そういった数字だけを見て「お前は何をやってる!」っていう話になるんでね・・・だから知事には「もっと違う物差しを持たないと本当に宮崎を変えることにはならないんじゃない?」っていう話をしたら、彼は「スローライフ」って言ったから、僕はびっくりしたんだよ。スローフードっていうのはイタリアで出来たんだけど、ようするに地元のものをゆっくり食事をすることで、「我々はガソリンを補給するようにジャンクフードや、ファストフードを食べて走るようなものではない、人間は自動車ではないんだ!」と宣言したのがイタリアのスローフード宣言なんだけど、食べ物だけじゃなくて、人間の文化には"衣食住"っていうのがあるんだから、じゃあ"住 "のスローフードは何だろうか?"衣 "のスローフードは何だろうか?と考えていくと身の回りにたくさんあるんだよね・・・。君の言うように宮崎に生きている人が宮崎の流れの時間の中に生きて、「あ〜ここに生きているのが幸せだな」と思えれば、知事さんが何をやるにしろ一つの目標を達したことになる。その物差しでみんなが数えてくれるならそれはいい事だよね!逆にそうじゃなくて、経済効率でGDPの計算を始めると、それと反する部分が出てくるよね。

筑紫哲也さん

藤木テツロー
 宮崎県が一年間に福岡に本社のある電力会社に払っているお金が1,300億円以上あるそうなんです。例えばそれを太陽光発電等の自然エネルギーに変え、1/3でも宮崎の中でお金を回せることができれば350億円は簡単に削れるし、宮崎は世界に誇る太陽光発電の基地となるんじゃないかと思うのですが?


筑紫哲也さん
 簡単に削れる・・・か・・・。あっ、そうだ、もう一つ知事とお話しをしたのがね、宮崎が最初から持ってるプラスのことがあるんだけど、日本列島で南向きにバッ〜と横っ腹出しているのは日本全国で宮崎県だけなんですよ。こんなに県の海岸線そのものが南に腹をだして、自然が残っているところは日本で宮崎以外ないわけですよ。君は太陽の話をしたけど、こんなに天然のプラスがあるのに、そんなことをみんなGDPなんかに換算しないでしょ。それをもしブータンの王様が言い出したような、GNH(国民総幸福)という「幸福指数」で表わしたらバッ〜と上にあがるわけですよ。


藤木テツロー
 太陽だけでなく、宮崎は"水"にも恵まれているんです。水の循環というのは平均で十日だそうなんですけど、宮崎は宮崎の自然の中でほぼ完結されていて、宮崎の山に降った雨が宮崎の川を通って宮崎の海に流れ着いてまた、宮崎の山に帰ってくる。それだけでも恵まれていることだと思います。だから、一つの色々なモデルにはなりやすいだろうなと思んです。


筑紫哲也さん
うん、そうだね〜。


藤木テツロー
 スローライフについてですが、田舎は6月から8月まで、日曜日以外の夜の20時から22時までは、消防団の訓練がずっとあるんですよ。日曜日は地区の草刈があったり、忙しくて全然ゆっくりはしてなんですよね。だから、都市の人がどれだけ田舎の現状を理解しているのか疑問ではあるのですが・・・。


筑紫哲也さん
 田舎がスローライフというようなイメージにつては、以前、歌手の加藤登紀子さんともそういう話になったことがあったんだけど、加藤さんのご主人が亡くなられて、ご主人がやっていた農園を多少は加藤さんも面倒みなければいけないと思って田舎に戻って生活してみたそうで、その時の体験から「スローライフなんてとんでもない!スローライフどころか、田舎の方がよっぽど忙しくてやらなきゃならない事がたくさんあるわよ!」って言ってたんだよね。まあ都会の暮らしになれている人が、実際に田舎で生活するとなればそう簡単にはいかないですよ・・・。だから実はね、スローとファーストっていうのは時間だけで計るのは間違えだなと思ってるし、僕が初めから言っているのは、「ファーストをあまりにも価値にしすぎる世の中だから、ファーストに対してスローの効用を考えましょう・・・どっちを選ぶかは自由にしましょう」と、こういう運動なんですよ!単に時間だけが早ければいい、遅ければいいという問題ではなくて、時間の使い方だと思うんですよ。

筑紫哲也さん

藤木テツロー
 時間の使い方ですか・・・・・?


筑紫哲也さん
 これは、なかなか難しい問題だというのは分かっているから、せめて「世間がそうだからそうしましょう」って自分で決める事をしなで、自分が無駄だなと思いながら使う時間はなるべく少なくしようっていうこと。だから、「緩急自在」って言っているのは、「自在」っていうのが大事で、「自ら」が「在る」って、書くわけ。つまり自己決定なわけよ。

 (なるほど〜!)と歓心感心していたら、後ろから肩を叩かれ交代の合図・・・。できればもう少し、話したいと思いながらも、「本当にありがとうございました」と筑紫さんにお礼を言い、僕の持ち時間は終了しました。


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●藤木テツローの感想

 筑紫さんは、サーファーが中心となって反対運動をおこしている大淀川下流に広がる赤江浜の人工リーフ建設問題の現場である赤江浜にも昨年の二月に訪れ、「海のことをやるには、山の人と繋がりなさい」とサーファーたちにメッセージを残しているし、また綾の照葉樹林を世界遺産にする活動にも賛同されているように、宮崎県にはとても好意を持たれているようです。筑紫さんは、参加者達からのたくさんの質問に対して様々な引き出しから色々な話を取り出し、とても分かりやすく丁寧に答えてくれました。一緒に座っていた大学生たちも、その知識の量に驚いたと言っていました。僕が筑紫さんに伝えたことは、この一年間で『日向時間』を通し、ご協力いただいた皆さんから学なばせていただいた事です。太陽光発電の話はNPO法人(市民ソーラー・宮崎)副理事長の中川修治氏に(冬・迎春号にて執筆)、水の循環の話は農学博士・竹下伸一氏に(秋号にて執筆)、筑紫さんが仰っていた経済とは違う‘物差し‘の話も、五ヶ瀬町の夕日の里づくり代表の後藤福光さんは ‘心の物差し‘という言葉で仰っていました(冬・迎春号にてインタビュー)。う〜ん。確かに、僕としてはそれらの内容は受け売りではありましたが、とにかく宮崎の良いところを筑紫さんのような有名なジャーナリストに伝えられたのは良かったと思っています。宮崎に好意的な筑紫さんだけに『日向時間』を読んでくれれば(きっと)感動してくれるはず!と勝手に思っています。

 筑紫さん、貴重なお話を聴かせて戴き、誠にありがとうございました!そして関係者の皆様、このイベントにお招きいただきまして誠にありがとうございました!


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●参加された宮崎大学医学部のみなさんから一言

宮崎大学医学部のみなさん
▲宮崎大学医学部のみなさんと筑紫さん

竹内昭博さん:一生の思い出です。

馬場美由紀さん:貴重なお話が聴けて光栄でした。

紀愛美さん:とても貴重な経験で、嬉しく思いました。

平井雄喜さん:筑紫さんのような方とお話しができて、身に余る光栄です。

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●関連情報とお知らせ

◆みやざきみらいフォーラム
http://www.geocities.jp/miyazakimirai/index.htm

◆綾の森「日向時間・秋号、綾の森(参照)」
http://www.hyuugajikan.com/backnumber/2006_aut/02.html

◆『日向時間』創刊号、宮崎の砂浜の行方(参照)
http://www.hyuugajikan.com/backnumber/2006_spr/akae.html

投稿者 blogpawanavi : 14:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月26日

ビーチクリーンアップin浦城 ポイ捨てはやめてね! [ 環境 ]

 2006年も終わりに近づいて来ましたね!みなさんも家や職場の大掃除をされると思いますが、今回レポートしてきましたのは延岡マリンサービス主催で行われたビーチクリーンアップの模様です。ダイバーさんを中心に約30名の方々が浦城町のフェリー乗り場を中心に、地上から海底までを大掃除!「普段潜らせてもらっている海に感謝と、美しい自然を後世に・・・」という想いで取り組みました。という風に書くと「普段使っているなら当然」と思われてしまうかもしれませんが、別に普段ゴミを捨てているわけでもなく・・・ダイバーだけが利用しているわけでもなく・・・捨てる人がいなければ拾う事もないわけですよね。それにしても、ポイ捨ての域を超えたゴミが多いのが非常に悲しいです・・・
(レポート:甲斐英利)

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ゴミ袋提供などでバックアップして頂いたPADIのロゴもはいった横断幕をバックに参加者全員ではありませんが清掃終了後の一コマ。お疲れ様でした♪

開催:12月17日
主催:延岡マリンサービス
協力:PADI JAPAN
    延岡クリーンセンター

午前10時頃、クリーンアップ前のミーティング。延岡マリンサービスの高橋勝栄さんから注意事項や清掃エリアの説明などがありました。無理をせず安全に活動するのも大事な事ですね!因みに、この日はフェリー乗り場の駐車場周辺の陸上と海底が清掃エリアです。l
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まずは、土に還る素材で出来たゴミ袋を手に早速、地上のクリーンアップ開始!と、いきなり、テレビ!!!不法投棄は全国でも問題になっていますが、こんなところでも・・・こんな景色の良いところに捨てる人の気が知れませんね・・・景色の良し悪しの問題では無いですが・・・

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 周りをよく見ると、車もナンバーが外れていて、明らかに長年放置されています!!!さらに、スプレー缶・ガス缶と危険物も沢山ありますね。事前のミーティング通り、大物や得体の知れない者は後日専門業者の方々に委託・依頼されます。しかし、ここだけでなく、不法投棄のゴミ処理で問題になるのが、処理や移動に伴い発生する金銭的な問題。心ない人が捨てたゴミの為に誰かが肉体的にも金銭的にも負担するのは本当におかしな話ですよね・・・

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明らかに、そこのあるのがおかしいカーバッテリーの数々・・・

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拾っても、拾っても奥から、奥から、ゴミ、ゴミ・・・
子猫の顔も心なしか悲しそうですね・・・

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直接、この場所に捨てられた訳でなく台風などで打ち上げられたゴミも多く見られますが、これも、どこかで捨てられたゴミが川に出て、流されここに辿り着いたわけですよね。街で捨てた小さなゴミや煙草の吸い殻は雨で排水溝に落ち、川に出て、海にまで出る事もあるそうです。そして、取りや、魚が餌と間違えてパクッ。その魚をあなたがパクッ。嫌ですよね? 「拾わずとも捨てない」ともっと多くの方が思ってくれたらこういったゴミも少なくなるんでしょうけど・・・

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↑捨てる悪あれば拾う神あり。今日の活動のご褒美? ゴミばっかり拾っていると、50円の価値が何十倍、何百倍にもなりますね (笑)
↓一方、こちらは茂みに隠れた大物を発見。これは、素人の手には負えませんね・・・
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約1時間で集まった地上のゴミ。 短時間にも関わらずこんなにも集まりました。それにしても様々なゴミがあります。みなさんにケガもなく一安心です。
 
 
 
さぁ、ここからは延岡マリン主催のビーチクリーンアップならではの海底清掃。 ダイバーの皆さんは、息つく間もなく機材のチェック、セッティングをすませ海中へ・・・
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もちろん勝栄さんも海中へ!ベテランの方々は先発隊で少し沖の方まで、残りの方々も次々と海の中へ入っていきます。カラフルなスーツ、九州保健福祉大学のスクーバダイビング部のみなさんも大活躍!

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地上ほどではなくても海中にも空き缶などが見られますね・・・、延岡の海にこんなに綺麗な魚が住んでいる事以上に信じられません!地上が汚れれば、必然的に海は汚れ、魚たちはその場所を後にします・・・普段なかなか目には出来なくても、こんな素敵な生き物や、自然をぜひ守って行きたいですね。
(水中写真はいずれも開催当日撮影されたものです。提供:延岡マリンサービス)

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中央の写真の赤い矢印のところは、水中から気泡が上がっています・・・そうです!その水面下でダイバーの皆さんが上の写真の様にゴミを拾っているんです。 しかしながら、本当に、この景色を見ながらよくゴミが捨てられますよね・・・


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先発隊が潜って、約1時間、海中清掃1本目が終了。この日はとにかく風が強く、海中ではドライスーツで濡れずに快適でも、地上では一気に体温が奪われます。そんな海中で頑張ったダイバーの皆さんの為に、地上班が火をおこして待機!2本目に備えて体力回復&腹ごしらえです♪延岡マリンのまゆみさん特製豚汁や「鉄板少女」ならぬ「鉄板青年カツエイ!」特製の焼きそばなどがふるまわれました。

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beachcrean061243.JPG勝栄さんは「自然の素晴らしさや、大切さをちゃんと知ってもらうことで守る事ができると思う」といつもおっしゃっていますが、その通りだと思います。少なくとも自分は綺麗な魚や景色の水中写真を見たり、生き物がゴミにからまったり、誤って食べて死んでいる写真などを見たら、海にではなくてもゴミを捨てる気にはなりません。
捨てる人の方が少ないと信じたいですが、今回の様に、ほんの一部分をすこしの間清掃しただけで多くのゴミが集まったのも事実です。
「拾わずとも捨てない」
たったこれだけの事でも凄い効果があると思うのです。 自分もこれを機会に改めて、自然やゴミの事を考える事が出来ました。皆さんに、すこしでも「何か」が伝われば幸いです。

最後になりましたが、クリーンアップに参加されたみなさんお疲れ様でした!そして、ありがとうございました!

投稿者 blogpawanavi : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年07月07日

保大スキューバ部 ビーチクリーンアップ作戦 [ 環境 ]

 こんにちは九州保健福祉大学スキューバダイビング部部長の臼井です!いつもは延岡マリンサービスの方々が中心となって行なう清掃ですが、日頃お世話になっている海に感謝の気持ちをこめて、今回は僕達スキューバ部だけで延岡市の浦城フェリー乗り場近辺の清掃を行いました。
(レポート:部長:臼井くんレポート)
(編集:☆パワナビ松田)

ビーチクリーン

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投稿者 blogpawanavi : 20:20 | コメント (0) | トラックバック

2003年04月02日

浦城ビーチクリーン大作戦! [ 環境 ]

3月29日、延岡市の浦城で延岡マリンサービスが中心となって、ビーチクリーンが行なわれました。浦城中学校や九州保健福祉大学のダイビングサークルなど、地元の学生さんも参加し、陸上から海底にかけて大掛りな清掃をおこない、清掃後は交流会を兼ねたバーベキュー大会もあったりと、とても充実した1日を送ったわけですが、それとは裏腹に、地元浦城中学校の学生さん達は「なんでこんなものが棄てられてるの?」「大ショック・・・」と、どう考えても大人達が、むやみに棄てていく「信じられないような」ゴミの数々にかなりのご立腹・・・・・。
(レポート:☆パワナビ松田)

ビーチクリーン大作戦!

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投稿者 blogpawanavi : 21:34 | コメント (0) | トラックバック

2001年05月27日

延岡アースデイ [ 環境 ]

5月27日日曜日、今年で第八回を迎えた「延岡アースデイ」が行われました。このアースデイ、民間行政合わせて108もの団体が参加しています。小雨のぱらつく中たくさんの方々が続々と大瀬川河川敷に集まってきました。またこの日は、延岡アースデイに同時開催として、「川びらき」、大瀬川川底清掃、延岡のあちこちでクリーン大作戦も行われました。
(レポート:矢野さん)

延岡アースデイ

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