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2007年07月27日

熱望事務局日誌・vol1,明日はUMK「ジャガ天」

ご無沙汰しております!
慣れないデスクワーク&終わらない消防団活動で、余裕のない日々を送っております。(他人からは、とても余裕があるように見られているようですが…)

高千穂線全線復活熱望県民会議の事務局を高千穂観光協会の一室に設けてもらい、わたくし(テツロー)と、元TR運転士の齊藤さんの二人で、二人して苦手なパソコン(帯で言ったら黄色帯ぐらいの腕前)を使って事務作業をしております。(早く終わらせて、外回りがしたい二人です)

明日、齊藤さんはUMKの「ジャガ天」にでるので、宮崎の人は見て下さい。


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写真左は、高千穂線・深角駅に桜をいっぱい植えて手入れしている山本さん。深角駅の駅長さんとみんなから、呼ばれています。右が僕の相棒の齊藤さん。大きくて、ヤンキーっぽいけど、とても優しいです。ちなみに寅年です。ちなみに僕は、辰年です。ということで、頑張ります!


投稿者 hujiki : 23:30 | コメント (0)

2007年07月17日

『高千穂線全線復活熱望県民会議』事務局長就任です。【高千穂線】

『高千穂線全線復活熱望県民会議』という、高千穂線を考える県民会議ができまして、思いがけなくそこの事務局長に就任してしまいました。(代表は、漫画家・赤星たみ子さんのお姉さん、粟田利枝さん。日之影町在住。事務局長補佐が、TR高千穂鉄道の運転手だった斉藤さんです。)

くしくも台風4号が宮崎県に迫りくる12日に就任し、台風の中を二日間徹夜で19日付けの新聞(宮崎日日新聞)にページもの(両面)としていれる高千穂線復活の広告をつくることとなりました。

『日向時間』復活もままならないところではありますが、驚きの、高千穂線復活の矢面に立たされる形となりましたこと、『日向時間』ファンの皆様には取り急ぎお伝えいたします。今後、どのようになるかは、随時、この『日向時間』ブログでお伝えしていきます。


平成17年9月6日に宮崎県を襲った台風14号により、高千穂〜延岡をむすぶ、高千穂線は五ヶ瀬川の氾濫により、2本の橋梁を失うと共に、線路を流出し、第三セクター高千穂鉄道は経営を断念することとなりました。

あれから二年、高千穂鉄道を復活させようと立ち上がった民間有志で作られた「神話高千穂トロッコ鉄道」が、国交省、九州運輸局、TR、との息をつめた折衝を繰り返したきたわけですが、相手があっての折衝ごとということもあり、沿線住民に情報を公開することを自己規制してきたため、逆に住民の不信を招くこととなりました。もともと赤字だから経営を断念するという後ろ向きなところで始まった、高千穂線の問題なので、一部の住民を除いて、町では高千穂線のことを話すことがなくなってしまいました。

2007年9月6日に高千穂駅〜槇峰駅までの休止期限が終わり、延岡駅〜槇峰間の廃止が決定される日をまえに、このままでは高千穂線復活の望みがなくなってしまうと、「神話高千穂トロッコ鉄道」取締役のU氏が立ち上がりました。今までの会社の秘密主義をやめ、沿線住民に情報を公開していくと共に、一緒に高千穂線復活を協力していくということに、会社の方針を転換させました。延岡の大きな企業・団体を高千穂線全線復活の支持にまとめ、当初から高千穂線復活運動に取り組んでいた、日之影町八戸婦人部をはじめとする沿線住民の会との関係修復に取り組み始めました。


xデーは、9月6日。この日までに高千穂線復活に必要な、住民の支援と、鉄道事業者の認可をとるのに必要な額とされる2億円を集めることを目標と定めました。(現在の支援金は、2500万円ほど)

そこで、『日向時間』テツローに高千穂線全線復活熱望県民会議・事務局長就任の要請があるわけです。プロ野球で言えば、日本シリーズ、0勝3敗、負ければ終わりの絶体絶命のピンチに、いきなり二軍から招集したばかりの高卒ルーキーを、先発で使うようなもの。もしくは、嵐のなかをU氏が運転するヘリコプターから、落下傘部隊として、投入されるようなもの。なぜそんな大事な場面で僕かというと……?やっぱり、『和み』かな?…。

町内にある、高千穂線の運動を続けてきた参山会の末席に座り、また、『パワナビ』を通して高千穂線のレポートをあげてきたことで、今までの流れをある程度把握し、各団体との関係も良好(しがらみがないというよりも組織がない)、しかも、高千穂町民であることで、僕に白羽の矢が立ったというわけです。(あと、定職をもってないと思われたのかも?!)


とにかく、男・テツローは、信頼している人に、「あんたしかおらん」と言われ、ちょっと考えて確かにおらんかもしれんな〜?と思ってしまったので、嵐の中に突撃してしまうことになったのです。

高千穂の町のことで言えば、トロッコ会社に町民の前で説明してもらうこと。存続を求めていく前に、存続か・廃止かを話し合える場をつくることです。その結果、町民がどちらを選ぶかは、町民次第です。

高千穂線全線復活熱望県民会議・事務局の仕事としては、トロッコ会社と住民との間の潤滑油&トロッコ会社と住民とのパイプ役。情報の収集と情報の発信。そして、『和み』でしょう〜。

どうなることやら、行けるとこまで、行ってきます。

宮崎の皆さんは、19日付けの宮崎日日新聞を見て下さい。

しばらくは、嵐の中で、よろよろ必至です。個人的な、テツローの応援を引き続き、よろしく〜!

おっと!『日向時間』復活も忘れていませんので、あしからず〜☆


以前にUPした、高千穂線関連のパワナビ・レポートです。
http://www.pawanavi.com/human2/archives/2007/04/post_113.html

投稿者 hujiki : 15:01 | コメント (22)

2007年07月13日

宮崎市在住の方へ 太陽光発電・中川さんからのお願い。 【台風に備え】

『日向時間』冬号で、太陽光発電のことを執筆いただいた、中川修治さんより、緊急のお願いがはいりましたので、宮崎市在住の方にお知らせいたします。

以下、中川さんのメールを転載。

皆さん、台風4号がこの週末にやって来そうであります。 九州直撃コー スを辿っています。で、皆様にお願いです。NPOハウス屋上の皆様の市民共同発電所は順調に稼動中でありますが、パネルが諸般の事情からかなり立った角度のままになっております。で、もし、台風4号が直撃をしますと、パネルが飛ぶ可能性があります。

台風の進路
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/typha.html

その為に今回のプロジェクトはパネルを水平にすることが可能な設計としておりますので早急に角度を水平にせねばなりません。ただ、一人では角度変更は難しいのです。で、土曜日台風が到達している様ですので、お忙しいこととは存じますが、是非、皆様のお力を金曜日の午前11時にお貸し願えればと存じます。 私も入院中ではございますが、抜け出して現場へ行くつもりであります。是非とも、ご参加いただきますようお願いいたします。

どなたでも結構です。ご友人などにもお声を掛けていただけたら幸いです。宜しくお願いいたします。参加可能な方はご連絡いただければ幸いです。力仕事では有りますが、男性でなくてもOKです。ロープを抑えもらえるだけでも随分助かるのですから・・・。

最低5人は必要です。現在2名が一応、確保されてはいますが・・・。金曜日、午前11時、NPOハウス屋上です。宜しくご協力ください。

HP:宮崎県NPO活動支援センター NPOハウスの場所は、一番下にあります。
http://www.bunkahonpo.or.jp/npo/npo1.htm

テツローより、宮崎市在住で、行けそうな方は是非!
みなさん、台風には要注意で、食料・水をしっかり買い込んでおきましょう。

投稿者 hujiki : 04:10 | コメント (11)

2007年07月11日

MDC展 宮崎のデザイナーいいよ! 【パワナビ・レポート】

最近、なかなかレポートをあげれていない、パワナビ・レポーターのテツローですが、第13回宮崎グラフィックデザイン展2007〜「焼酎とデザインの仕事展」〜をレポートしました〜!


第13回宮崎グラフィックデザイン展2007〜「焼酎とデザインの仕事展」
http://www.pawanavi.com/event2/archives/2007/07/132007.html


ちなみに、実行委員長の萩原宏典さんは、なにを隠そう『日向時間』のアートディレクターでもあるのです。『日向時間』デザインもとても好評で、全国で発売されているデザイナーがデザインのことを勉強する本にも、デザインの見本として掲載されました。僕にとってデザイナーとは、僕の企画、イメージを具体的に形にしてくれる人。とても、重要な役割を果たしてくれているのです。

宮崎グラフィックデザイン展は、ほぼ、毎年やっていますので、機会があったら見て下さいね。きっと、デザインを通して、人生が豊かになりますよ。宮崎の人が宮崎の人をしっかり評価する。これも、とっても重要です。宮崎のデザイナーとっても良いですよ!


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萩原宏典さん。フォトメッセージマガジン『日向時間』のアートディレクターでもある。


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思わず焼酎が呑みたくなる焼酎展。

投稿者 hujiki : 00:06 | コメント (4)

2007年07月09日

仰天の結末!コノハナサクヤ姫を救出せよ! 【高千穂】

昨日のブログでお伝えした、『盗難。コノハナサクヤ姫』は、仰天の結末を迎えることとなりそうです。

な!な!なんと!!! つづく…。


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あれ!?何を見ているのかな?


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おや?!お兄さんがクレーンでつるされて穴のなかに入っていく。


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お兄さん「コナハナサクヤ姫、無事でしたよ〜」


な!な!なんと!!!盗まれていたと思われていた、コノハナサクヤ姫のブロンズ像は、建てられていた足もと、20メートル真下にあったのです!何で足もと20メートル真下に穴が開いているのかというと、ここは、50年以上までは、街の人が使う井戸があったそうです。上水道が出来、井戸を使わなくなり、時代が流れ流れて、この井戸の上にコノハナサクヤ姫のブロンズ像が建立されることとなったとのこと。

昔は、井戸の穴の入り口が1mほどしかなかったそうなのですが、長年の年月の中で、縁が侵食されつづけ、地盤沈下をおこす手前まで来ていたところに、連日の大雨で一気に崩落したようです。

「この条件と時間帯を狙った計画的犯行」とにらんだ同署は、とんだ赤っ恥。事件は現場でおきてるんだ!って、教訓になったかな?ちなみに、通報した本人は、「恥ずかしい。穴があったら入りたい」と申しておりました。ほんと。ほんと。

僕も、ちょっと恥ずかしい。ちなみに、この日は雨が降り続き、コノハナサクヤ姫の救出は断念。明日以降に持ち越されました。笑い話でよかった!新たな高千穂の神話の物語ですね☆

投稿者 hujiki : 22:18 | コメント (11)

盗難。コノハナサクヤ姫 【高千穂町】

雨が続く高千穂町で事件です。
高千穂の町の中心街にあった、コノハナサクヤ姫のブロンズ像が盗まれました。

(詳しくは宮崎日日新聞の記事で↓)
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200707080102

びっくりですね。大雨の中、重機を使って根こそぎ持っていったのでしょう。
ばちあたりものです。毎朝、お水をあげて参拝していた方もいるのに。

全国的にマンホールの蓋など、金属が盗まれる事件は最近ニュースでよく見ていましたが、まさか、わが町、それも、町の中心地にあるコノハナサクヤ姫を盗むとは…。

時代が変わったのでしょうか?ニニギノミコトもがっかりです。

投稿者 hujiki : 01:49 | コメント (7)

2007年07月06日

宮崎県北部山沿いは大雨 【北方町】

昨日も雨、今日も雨、今も雨。宮崎県北山沿いは大雨に見舞われております。
土砂災害が心配です。天気予報では明日も雨です。


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北方町の干支大橋(通称・赤橋)より五ヶ瀬川を臨む。吸い込まれそうになる。思わず飛び込みたくなる。が、当然、飛び込みません。左側を走っているのが、高千穂鉄道の線路。右側が旧国道です。


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荒れた山は、山崩れをおこしやすく、崩れた土砂や木が、川下の町に濁流となりおしよせます。治山治水。猛威を振るう自然から、私たちの生活を守るには、自然の力を自然の力で弱めるしかないように思います。


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平成17年に五ヶ瀬川に掛かる橋梁が流されたあとに完成した橋が見えます。橋の下には、いつも土砂が溜まっていて、川から橋までの距離がさほどありません。この付近は、洪水の被害に悩まされているところです。計画されていたこととはいえ、この橋が、更なる被害を生まなければよいのですが…。

投稿者 hujiki : 23:48 | コメント (4)

2007年07月02日

生きるコアジサシの雛 【宮崎の砂浜の行方】

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今年も、コアジサシが誕生する季節となりました。もともと、コアジサシは河原で卵を産む鳥だったそうですが、残念ながら人間の河川工事により、安心して卵を孵せる河原がなくなり、砂浜で卵を産むこととなりました。この日もたくさんのコアジサシが孵化していました。全ての卵が孵るわけではありませんし、生き残れるわけではありません。中には、すでに死んでいる雛もいました。

生きるのは本能なのでしょう。ポリエチレン?の用器の下敷きになっている雛をみつけました。助けてやろうかとも思ったのですが、いっとき様子を見ることにしました。30分ほど砂浜を歩き、飛んでいる親鳥や亀の産卵の跡、テトラポットの写真を撮りました。下敷きになった雛はどうなったかなと思い、戻ってみると、雛がもう一匹増えていました。近くにいた雛が移動していました。。用器の下敷きになっていたのではなく、寒さを凌いでいたのだと思いました。朝の砂浜が寒かったのだと思います。誰からも教わらなくても、本能で生きる最善の策を選んでいるのですね。

この砂浜は、国土交通省が提示したヘッドランド建設計画がある住吉海岸の隣の浜です。
コアジサシは生まれる場所を奪われ、死ぬ場所を奪われては、生きていけません。それでも、どこかに生きる場所を探して生きていくのでしょう。

人間もまた、生まれる場所、死ぬ場所を奪われては、生きていけません。それでも、どこかに生きる場所を探して生きていくのです。

過酷な時代に入ります。それでも、生きることを諦めずに、コアジサシの雛のように、最善の策で道を拓いていかなくてはなりません。


投稿者 hujiki : 22:53 | コメント (4)

『佐土原・住吉海岸ウォッチング』のご案内 【宮崎の砂浜の行方】

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宮崎市の北部海岸「佐土原・住吉海岸ウォッチング」のご案内

・と き/2007年7月8日(日)午前9:00〜12:00頃まで(雨天決行)
・ところ/宮崎港一帯〜住吉海岸〜佐土原町の海岸
・集合場所/サンマリーナ宮崎駐車場集合(一ツ葉)      
・主 催/佐土原・住吉海岸の砂浜を考える市民有志
・連絡先/・連絡先/Tel 090-8301-1123 小玉直也

6月下旬に行われた国交省・宮崎県・宮崎市主催の「住吉海岸(仮称)懇談会」で、シーガイア前浜から石崎川左岸にかけての砂浜に、7基のヘッドランド(幅150m、長さ300mのT字型突堤)を建設する計画が提示されました。
そこで、関心のある市民が中心にとなって、この海岸のことを考えていくために、まず「佐土原・住吉海岸ウォッチング」を企画し、現状をこの目で見ることにしました。
急な催しですが、是非友人・知人など誘い合わせてご参加くださいますようお願い致します。
なお、当日はビーチクリーンも平行して行います。動きやすい服装でご参加下さい。


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投稿者 hujiki : 21:51 | コメント (2)

2007年07月01日

あ〜、気持ちがいい!西米良村! 【西米良村】

昨日は、『日向時間』でお世話になった、西米良村在住の写真家・小河孝浩さんを訪ねました。
前日に高千穂を出て、日向市で講演会をし、県南の新富町の叔父の家に泊まって、次の日に、新富町から、西都市を通り、西米良村に辿り着いたわけですが、同じ宮崎でも、県南の平野部は、あち〜です。
一ツ瀬川沿いの道を上流に登っていくと、人口約1300人の西米良村に着くわけですが、空気がひ〜んやり、とても心地の良い風が吹いていました。

小河さんに、たくさん近況報告をして、西米良温泉『ゆた〜と』で絶品のサーモン丼をごちそうになり、『日向時間』冬号で、インタビューをさせてもらった山百姓・中武洋文君の家におじゃましました。中武君の家、凄く見晴らしの良いところにあります。久しぶりの中武君、ますます男に磨きがかかっていましたが、こういうところで、暮らしていたらそりゃ〜、いい男になるな〜と納得しました!


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左・写真家の小河孝浩さん、真ん中・山百姓の中武君、右・中武君の偉大なるお父さん。
西米良には米良三山という西米良を代表する美しい山がありますが、なんだか、この御三方のようです。
この山の中で、独立独歩のたくましい精神が培われたのでしょう。


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もうじき、米良ほおずきの最盛期です。北は北海道から南は沖縄まで、全国に700人の顧客を持つ、中武ファームの米良ほおずきは、天空の畑で作られる天下無二のほおずきです。今年は豊作だそうで、茜色の美しいほおずきが、た〜くさん育っていました。

西米良、サイコーです!日帰りではなく、ゆっくり滞在したい村です。今回は、温泉に入る暇もなかったで、今度はゆっくりしたいな〜!


写真家・小河孝浩さんオフィシャルサイト
http://www.spin.ne.jp/~taka/top.html

中武ファーム 中武君ちのホームページ
http://www2.shintomi.ne.jp/~nakatake/index.htm

『日向時間』冬号
http://www.hyuugajikan.com/backnumber/2007_win/index.html

投稿者 hujiki : 22:40 | コメント (4)