2006年07月19日
THEATER JUNK in宮崎 [ インタビュー ]
演劇・舞台好きの方なら「THEATER JUNK」と聞いて「おっ!」と思う方も少なくないと思います。2005年の7月から8月にかけて、「永遠の一秒-TEARS FOR THE FUTURE-」という舞台を、門川、小林、串間市、宮崎市で公演されました。この「永遠の一秒-TEARS FOR THE FUTURE-」は戦時中、日本防衛の航空基地として、数多くの戦闘作戦に、特別攻撃隊及び雷撃隊出撃の基地となった「旧日本海軍赤江飛行場」(宮崎空港)から前線に飛び立つ攻撃隊が主人公の舞台。初演は1999年。2003年には「萬スタジオBack upシリーズ2003選抜大会最優秀審査員賞受賞作品」に選ばれています。そして、2005年「THEATER JUNK」の念願だった宮崎公演。宮崎公演時には終戦60周年ということもありMRT宮崎放送で特別番組も制作され放送されました。そんな「永遠の一秒-TEARS FOR THE FUTURE-」が2006年再び宮崎に帰ってきます。そして、どうやら「THEATER JUNK」として新しい動きもあるようです。そこで今回のパワナビHUMANでは、「THEATER JUNK」代表・畠山さんと三上さんによる日向市でのプロモーション活動の様子と一緒に、今後のスケジュールなどを含めて、作品のご紹介をしたいと思います。
(レポート:☆パワナビ甲斐)
■「永遠の一秒-TEARS FOR THE FUTURE-」 日向公演
2006年8月6日(日曜日)
日向市中央公民館
開演:13:00〜 / 18:00〜
前売り券:2000円(小学生以下無料) 当日券2500円(小学生以下500円)
主催:THEATER JUNK
後援:日向市・日向市教育委員会・日向市観光協会・MRT宮崎放送・宮崎日日新聞社・夕刊デイリー
公演問い合わせ:mail@theaterjunk.info
チケット問い合わせ:バッケーロ
TEL:0982−54−3067
E−mail:buckayro@car.ocn.ne.jp
チケット販売:
バッケロー0982−54−3067
道の駅日向物産館0982−56−3809
お船出の湯0982−56−3800
日向市観光協会事務局(日向市駅内)0982−55−0235
■ストーリー
昭和20年、太平洋戦争末期。3人の将校が宮崎基地より、3人乗りの陸上爆撃機"銀河"に乗り組み、払暁の空へと勇躍飛び立っていった。怪我の為、断腸の思いで作戦から外れたもう一人の友人、原口千里に一通の手紙を残し・・・
「我(われ)亡(な)くも永遠(とわ)に微笑(ほほえ)め吾(あ)が友(とも)の涙(なみだ)恐(おそ)ろし決死(けっし)征(ゆ)く身(み)に」
そして彼らは敵艦を発見し、突撃態勢に入る。いよいよ最後の瞬間・・・
しかし、彼ら3人は再び顔を合わせることとなる。60年後の日本・・・いや彼らにとっては"死後の世界"で。そして、彼らは再び出逢う。81歳になった同期の友、原口千里と・・・
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今回は「THEATER JUNK」代表・畠山さん(下の写真左)と三上さん(下の写真右)のお二人が8月6日の日向公演、そして9日の都城公演のPRなどで来宮されました。
初演時は「TEARS FOR THE FUTURE」という題名で東京のみでの公演だったこの舞台。偶然に山梨の文化振興協会の方が舞台を見ていて山梨での公演の話をしてくれた事で、"他の地域で出来るのなら宮崎でぜひ・・・"という思いが強くなったそうです。そして昨年、ついに宮崎公演を行うことが出来たそうなのです。
その後、縁有り、「THEATER JUNK」のお二人が出会ったのが、日向市「バッケーロ」の寺尾さん。
寺尾さんは、今回の公演のバックアップはもちろん、「日向には富高海軍航空隊跡の他にも当時の史跡がありますし、当時は全国各地で「永遠の一秒」のような物語が実際に繰り返されたはずです。単なる興行的な物で終わらず日向や他の場所が舞台の物語も描いて欲しいし、そうする事でこの「永遠の一秒」も文化的な事業となる可能性もあると思うんです。」という思いから、忙しい合間をぬって二人を他方面からエスコートされています。
これに対し畠山さん、三上さんも新たな作品を日向を舞台に描く事を現実的に考えていらっしゃるようです。すでにこの日以前にも日向周辺を回られた時に、いろんなアイデアを集めているそうです。
しかし、新しい物語りを作る為には、どうしても当時の話を知る人への取材や当時の事が解る資料が必要になります。そこで、今回のPRは地元の人、メディア、そして日向市へ今後の協力依頼の意味もありました。
午後から上の写真を撮影させていただいた日向サンパーク温泉でPRを行い、その後、夕刊デイリー日向支社、日向市観光協会などを周り、日向公演の会場となる日向市中央公民館を実際に訪れて細かい部分までチェック。
舞台をあちこち歩き回るお二人を見ているとさすが役者さん、チェックしているだけですが「何か」意味がある物語のように見えてくるのが不思議でした(笑)
最後に訪れたのは日向市役所。日向市長に8月の公演のお知らせと今後の協力を依頼。「まず、今年、自分達がどんな芝居をするのかを皆さんに知って頂きたいと思います。そして、今後、日向を舞台をして物語を書く上でご協力頂きたいと思います。」との畠山さんの言葉に市長も「楽しみにしています」と日向の歴史などの話を交えながら期待を込めて協力の意を表していらっしゃいました。
↑記者室でインタビュー^を受けるお二人と寺尾さん。前回の宮崎公演で出演された公立大の別府さん(写真右上)も宮崎での公演を強力にサポートされています。
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最後にお二人のコメントを
「特攻隊などが題材になると「死」の方が強くなり「こうやって死んでいく」という描き方になりがちですが、「生きた様」を「最後の一秒までをどう生きたのか」を描くことによってそれらを表現したいとおもいます。「人間」として変わらないはずの何かが、今と昔ではどう違うのか。あくまでも演劇としての表現であり"こうだ!"といった押しつけのようなものでもありません。自分達もそうであったように映画や舞台は色んな事を考えるきっかけになると思います。この「永遠の一秒-TEARS FOR THE FUTURE-」が、もう一度、地元の歴史や戦争というものを知ったり、考える入り口、きっかけとなれれば嬉しいです。また、昨年公演前に階上のロビーで行った公演会のように舞台以外の部分でもいろいろと繋げていけたらいいなと思います。」
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今回、自分も同行させてもらい、取材を通していろいろな話を聞くと、知らない事が沢山ありました。各地で慰霊碑などを見る事はあっても実際にそこでどんな事が行われ、どんなドラマがあったのか…今の自分には受け止め切れない事実がありました。畠山さん三上さんが言うように、これを機に地元の歴史を振り返ってみようと思いました。
投稿者 blogpawanavi : 2006年07月19日 09:23
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