2005/06/29更新
4年ぶりに復活した、噂の舞台を
作・演出・主演 を手がけた”今井雅之さん”自らが語る
「THE WINDS OF GOD 〜零のかなたへ〜」
05/08/17 宮崎県立芸術劇場(演劇ホール)

インタビュー&画像 05年6月10日
今井雅之さんより動画メッセージ (クリック)
取材協力
有限会社エルカンパニー ガクオンユニティフェイス FM宮崎
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宮崎県情報サイト”パワナビ”今回、パワーアップな人々のコーナーでご紹介するのは、みなさんにはTVドラマや映画などでおなじみの俳優”今井雅之”さんです。なんで「今井雅之さんが宮崎県にいるのか?」といいますと、なんと4年ぶりに復活した舞台「THE
WINDS OF GOD 〜零のかなたへ〜」が今年の8月17日、宮崎県立芸術劇場(演劇ホール)で公演される事となり、プロモーションのために来宮しているわけなのです!91年に文化庁芸術祭賞、93年に国連作家協会芸術賞を受賞、アメリカのブロードウェイでもロングラン公演され、95年には松竹系で映画化された「THE
WINDS OF GOD 〜零のかなたへ〜」ですが、今回のインタビューでは、作・演出・主演をされている”今井雅之”さんご自信に、この作品についての思い入れや、様々なエピソードなどを、「パワナビスペシャルインタビュー」としてタップリご紹介したいと思います。また「動画メッセージ」も収録いたしましたので最後までお付き合いくださいね☆さらにこの日、今井さんがプロモーションの為に訪れた”FM宮崎”でのトーク風景も納めましたので、あわせてご覧ください。
URL : http://www.ceres.dti.ne.jp/~elle-co/
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| 今井雅之さんプロフィール |

今井雅之
http://www.ceres.dti.ne.jp
/~elle-co/ |
俳優・脚本・演出家
1961年4月21日生まれ
兵庫県出身
身長:178cm
特技: 空手(2段)柔道(初段)
銃剣道(初段)
少林寺拳法(1級)
学歴:法政大学文学部英文学科卒業
職歴:陸上自衛隊入隊経験有り
免許:自動二輪、普通免許のほか
大型特殊(戦車)免許取得
1986年 奈良橋陽子出演「MONKEY」で舞台デビュー
1991年 1991年度文化庁主催芸術祭において「WINDS OF GOD」で史上初の原作・脚本・演技の三役で受賞
1993年 「WINDS OF GOD」で国際連合作家協会芸術賞受賞
1993年 エル・カンパニー結成
1996年 日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞
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| THE WINDS OF GOD 〜零のかなたへ〜 ストーリー |
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| 平成の若手漫才コンビの兄貴と金太。お笑い名人大賞を夢見る熱意と友情はあれど、芽のでる気配はなし。8月のある日、自転車で交通事故に遭ってしまい、現代から太平洋戦争のド真中にタイムスリップ。1945年8月、特攻隊基地の兵舎だった。二人は墜落事故で記憶喪失になったことにされ、特攻隊の一員に。ゼロ戦出撃を今日か明日かと待つ仲間に、生きる意味を問いかけ始めて・・・。 |
| 4年ぶりに復活した理由 |
| 2001年9月9日に沖縄で国内ツアーにいったんピリオドを打った今井雅之。その2日後、あの「9.11同時多発テロ」の映像が飛び込んでくる。そして、ワシントンポストに”カミカゼ・アタック”と書かれ、「ブロードウェイにも行ったのに、俺は何をしていたんだ!辞めてる場合じゃない。日本語が使われたことが悔しかった。」とその時の心境を語っている。その悔しさを伝えるために、今度は本作品の再映画化を決定(来年夏全米で公開予定)。今年の4年ぶりの舞台復活はその映画にかけた彼の熱い想いと本気を表しているともいえる。(フライヤーより抜粋) |
| パワナビスペシャルインタビュー |
「夢を追いかけて、力一杯生きていくのが若者の特権!」
パワナビ:はじめまして宮崎県情報サイト”パワナビ”です。今日はよろしくお願いします。今井さんはこの作品では作・演出・主演をされていらっしゃるので、思いいれをタップリと含めつつ、詳しく教えてください。
今井雅之:押忍(オスッ)よろしくお願いします!
パワナビ:まずはじめに、この作品を作るきっかけからおしえてください。
今井雅之:ええ〜、まずこの作品を描こうと思ったきっかけは、もう17年ぐらい前になるかな〜・・・。当時、自分は全然売れてなくって、誰も使ってくれない状況が続いてたから「だったら自分で作っちゃえ!」って事で、まったく描いた事なんかなかったんだけど、主演がやりたい一心で27歳の時に描き上げてしまったちゅ〜ところかな!
パワナビ:作品の中で大きな位置を占めるのが戦争風景ですよね?27歳にして何故こんな重たいイメージの付きまとう題材を選ばれたのですか?
今井雅之:当時は丁度バブルの絶頂期で、何故か作品的に洋物の割合が多くて、まあチョイ役ばっかりだったけど、外人の役が凄く多かったんだよね〜。で、だんだんそんな状態がイヤになってきて、日本人が堂々と日本人の役をやりたいな〜って・・・。個人的に”新選組”とか好きだったんだけど、「ありゃズラや衣装に金がかかりそうだな〜」って考えてるうちに「そうだ、特攻隊だったら衣装代もかからないし、髪の毛も切っちゃえばいいや」と、そんなノリと興味本意で決めたんだよね!そんな事だから、当時の自分がイメージしていた特攻隊って、もろに天皇陛下万歳!お国のために!的なもので、俺自身、そういった世間でいわれるイメージを特にどうこうとは思っていなかった。ところが、話を作るにあたって、実際に特攻隊に所属していた100人以上の人達を取材しているうちにどんどんイメージ変わってきたんだよね!彼らにストレートに「本当に天皇陛下万歳!だったんですか?」って聞いてみたら「いやいや、今井君、それはTVや映画の影響で、実際には、そんな事ではなく、やっぱり国にいる家族達を守りたい一心だったんだよ」っていう答えが多くて、さらに「死ぬのは怖くなかったんですか?」という問いには「時代的に君らとは少し違うかもしれないけど、特攻命令を出された時には頭は真っ白になって、ス〜って血が引いたよ」・・・・・。そんな取材を重ねているうちに、「なんだ、みんな普通の人じゃないか」っていう、自分が思っていた特攻隊のイメージは180度かけ離れたものなんだって気付いたんだよね。そんな戦後の日本が勝手に作りあげていたイメージとは「全然ちゃうやんか!」っていう部分を本にしたっかったんだよね。
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パワナビ:全然違うといえば、舞台の主人公は、戦争とはまるで無縁の現代に生きる2人の漫才コンビです。交通事故のショックで第二次世界大戦末期にタイムスリップし、神風特攻隊員に生まれ変わってしまい、当時の軍国主義等を理解できずとまどってしまう・・・そんな、かなり奇抜ともいえる発想はどこからきたんですか?また、現代人の代表として漫才師を選んだのはどうしてですか?
今井雅之:ある種、神風特攻隊に特別なイメージをもった現代人が、戦争の真っ只中、それも神風特攻隊の隊員になってしまうわけだから、当然、驚きや戸惑いもあるわけで、でもそうこうしているうちに、だんだん他の隊員達も俺達と同じ普通の人じゃん!ってわかってくるその変化が描きたかったのと、漫才師を選んだのは、常に死と隣あわせに生きなければならない特攻隊員達と、正反対の位置にいるのは何かな〜ってことで漫才師にしたんだけど・・・・・だって、現代の自衛隊や機動隊で活動している人間がタイムスリップしても面白くないでしょ(笑)。まあ平成のチャラチャラした若いもんがタイムスリップするのもアイディアのひとつかもしれないけど、やっぱり、明日は死ぬかもしれない人間達と、ボケと突っ込みばっかり考えてる人間っていう対比と、少なくとも漫才師として成功し、有名になろうと夢を追っている若者と、追いたくても夢を追うことを許されない若者の対比を考えると、普通のアンちゃんはダメかなって・・・。
パワナビ:では、両極端な2つの世界をひとつの物語として描くストーリーの中で、今井さんが一番表現をしたかった部分はどういうところですか?
今井雅之:一番表現したかったのは、神風特攻隊という名前で知られる、この、特別攻撃隊の隊員達は、実は特別な人達ではなく、ごくごく普通の、下は16歳〜上は24・5歳の若者が体を張って日本を、家族を守ろうとした。でも、自分が取材を通して知った、彼らは決して死ぬ事が誇らしかった訳でなく、生きていたかったという事。髪型とファッションは違っても、若者達の心は今も昔も変わらないという事。そして、若者達の持つ大きなエネルギーが、時代背景と共に、ある時期は戦争に、ある時期は学生運動に、ある時期は暴走族に、またある時期はコンピューターゲームに受験戦争へと注がれる中、老人達はみんな自分達の利益ばかりを追い求める事にエネルギーを傾ける一方で、若者達の純粋なエネルギーが一番ギラギラしている瞬間に何が起こっていたのかを、戦争を通して魅せたかったね!こんな世の中を作ってるのは大よそわれわれ大人たちであって、若者達にそんな環境を与えてしまっているのも大人達、だから、大人達よ、もっとしっかりせぇ!ってゆうメッセージもこめられてる。
パワナビ:タイムスリップ等、非現実的な描写も含まれますが、題材的に後半はかなりの部分でリアリティのある表現が必要だったと思います。そんな2つの要素が入り混じった作品で一番苦労した点はどこですか?
今井雅之:苦労したと言えば、リアリティの部分では、1年間かけて取材したわけだから、それが苦労といえば苦労かもしれないけど、本当に苦労したのは、この作品が次第に注目され始め、メジャーになってからだね・・・・・。いや〜、正直いって、この題材が、日本の中でこれほどタブー視されていようとは思わなかったね・・・。かなり苦労したよ。今となっては、こんなに堂々と公演をやってりけど、沈黙していた時期もあったし、ここまでメジャーになった今でも「神風だから」っていう理由で冠スポンサーが付かないっていう・・・・今でも苦労してるね(苦笑)。
パワナビ:今の話の中で、作品の中核となるのが「神風特攻隊だから」という点で、今だに日本だからこその偏見があるのは分かったのですが、約17年を経て、少しはやりやすくなった部分はないのですか?
今井雅之:表現という意味では、まったく問題はないんだけど、タブー視されているという点は今だにかわらないな〜。
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パワナビ:それほどまでに、日本ではタブー視されている題材を扱った作品を、アメリカのブロードウェイにもっていってしまい、それだけではなくロングラン公演を果たす作品にまで押し上げた今井さんですが、実際に、アメリカは戦争当時敵国であったわけで、アメリカにとっても余り触れてほしくない内容ではなかったのでしょうか?アメリカでの反応が気になります。さらに台詞は全て英語だったんですよね!
今井雅之:いや、アメリカ人はタブー視はしてない。ただ直接関係した人達が怒ってるというだけで・・・。タブー視している人達がなんとなくたくさんいる中で舞台をやるよりは、直接的に被害をこうむって怒っている数人の人が見ているところで舞台をやるほうがはるかに楽だね。アメリカでは直接的に知人を殺された!とか怒っている人はいたけど、日本のように、戦争に関わってない人が「なんとなくその話題には触れないでください」っていうような事はなかったから、日本よりはやりやすかったよ。大変といえば英語を覚えるのは大変だけど(笑)。アメリカにすれば、はじめっからアジア人自体がマイナーなわけで、自分らの前に日本の先輩達が開拓してくれてたわけでもないから、まったくのゼロ発信だった・・・だから告知とか知ってもらうのに苦労したな!だって、今の日本でもアメリカ映画はみんな観にいくだろうけど、タンザニア映画とかいかないでしょ?アメリカでのアジア人舞台なんてそれと一緒。でも観に着てくれたら、反応はアメリカのほうがダイレクトに伝わってくるよ、タブーとかがないから、単に作品として面白いか、面白くないか、演技がよかったか、悪かったか、ただそれだけだから。
パワナビ:では、アメリカに行く前と後では、日本での公演をする際に、何か心境の変化等はありましたか?
今井雅之:ん〜あんまりいい意味じゃないけど、同じ舞台をやっていて、こんなに色眼鏡で観られてしまう日本ってやりにくいな〜と感じたのは確か。日本語なのに趣旨を理解してもらうまでに凄く時間がかかるし、それに、アメリカと大きく違うのは、日本て「舞台」っていうだけで来なくなるよね。「えッ舞台?いかねえよ」みたいなところがある。さらに「特攻隊なんてみたくねえよ、関係ねぇよ」って感じ。全てではないけど、そんな人達を劇場に誘うわけだから大変だよ。アメリカはブロードウェイでやっていれば、ある程度話題にもなるし、よほどひどくない限りはお客さんが足を運んでくれるし。
パワナビ:それでは少し話題を変えますね。4年ぶりの復活ということですが、徐々に作品のマイナーチェンジなどはするんですか?
今井雅之:いや、漫才のネタを変えるぐらいであと全部一緒!でも、17年前にやった時と比べると、内容的に、徐々に薄れていかなければならないものなんだけど、実際はそれとは逆に、時代がどんどんこの作品に近づいているような気がするね。
パワナビ:さて、このたび、「THE WINDS OF GOD(神風)〜零のかなたへ〜」が全編英語で最映画化されます。公式ホームページには「日本映画史上例をみない、全編英語脚本でハリウッドに殴りこみ!」とありましたが、来年ロサンジェルス、ニューヨーク、ワシントン、ハワイで公開との事で、台詞は全て英語だそうですね?現在撮影の進み具合など教えてもらえますか?
今井雅之:ここ宮崎に来る前はロスで撮影してたんだけど、撮影は無事完了しました。本物の飛ぶゼロ戦は日本にはなくて、ロスにある!それを撮りに行ってたんだよ。グラウンドゼロでは世界初のロケも行った。後、国内は鹿児島での撮影がほとんど!そして、出演者はみんな日本人だけど台詞は全て吹き替えなしで英語!只今編集中です!
パワナビ:それでは最後になります。今井さんからファンのみなさんへ、メッセージをお願いします。今井さん今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。8月の宮崎公演はぜひ、パワナビもうかがわせてもらいます。お疲れさまでした。
今井雅之:押忍(オスッ)お疲れ様!それじゃ最後のメッセイージは動画でいこうか!こっち?こっち?あっコレね!はいいつでもいいよ!
今井雅之さんより動画でメッセージ (クリック)
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| FM 宮崎 WEEKEEND JAM 出演 |
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WEEKEND JYAM出演風景、DJポッキーさん(右)と番組スタッフのみなさん!
「うゎぉら〜、宮崎ちいと遠いんちゃうか〜」と、いつもどおりの語り口調で、みんなを笑わせていました。番組終了後はポスターにサイン!さらに記念写真をパチリ。
http://www.joyfm.co.jp
/personalities/jam.html |
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| FM 宮崎 昼時火曜パラダイス 出演 |
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パーソナリティーの萩原 純さんは、ご自身も演劇をやっていて、今井雅之さんの大ファンだとか!番組終了後、しっかりサインをもらっていました。
http://www.joyfm.co.jp/
fm/hirupara.html |
| 公演日程とチケット取り扱い |
| 只今発売中! |
開催日時 : 8月17日(水) 開場
18:30 開演 19:00 |
開催場所 : 宮崎県立芸術劇場(演劇ホール)
http://www.miyazaki-ac.jp/ |
| 全席指定 ¥5,800 |
★ローソンチケット :
TEL 0570-063-008 (Lコード:88845)
★チケットぴあ : TEL
0570-02-9999/9966 (Pコード:361-373) |
| 只今発売中! |
開催日時 : 9月24日(土) 開場
17:30 開演 18:00 |
開催場所 : 熊本県立劇場(演劇ホール)
http://www.kengeki.or.jp/ |
| 全席指定 ¥5,800 |
★ローソンチケット :
TEL 0570-063-008 (Lコード:88848)
★チケットぴあ : TEL
0570-02-9999/9966 (Pコード:361-377) |
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