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宮崎人なら誰でも一度は聞いたことのある高千穂「岩戸開」、(あまのうずめのみこ・左)の舞と強力夢想の(たじからおのみこと・右)の天の岩戸開きにより、岩戸にかくれた(あまてらすおおみかみ)がでてきて、再び明るい平和な時代が到来する。といったお話です。 |
| そして、写真上の面を作り、自ら神楽を舞う「工藤正任・工藤浩章」さんに会うため、高千穂にある「天岩戸木彫」工房へやってまいりました。延岡市より218号線を熊本方面へ、そして天岩戸方面(県道7号線)に右折してしばらく行くとこの看板があります。ここを左(天岩戸温泉)へと上っていきます。 |
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坂を上がると工房はすぐそこ、きれいな景色を目の前にしばし途中下車で記念写真!とっても静かなところです。 |
| こちらが「天岩戸木彫」の工房!神楽面の作成現場を生で見るのは初めて!ちょっぴり楽しみ・・・ |
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「高千穂神楽面は、高千穂地方の古くから伝わる代表的な工芸品で、全工程手作業、しかも一刀彫りで1面1面の表情が異なり生きた表現を出すのは至難の技だそうです。 |
| 工房内からコツコツと小気味のいい音が・・・写真は2代目の「工藤正任」さん、先代の技を受け継ぐ正任さんは只今67歳で現役続行中!パワフルです!! |
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今日はインターネットの取材ということもあって只今ホームページにチャレンジ中という3代目「工藤浩章」さんにお話を伺うことになりました。(よろしくお願いします)
「こちらこそ!」、浩章さんは面を作るだけでなく、神楽も舞います! |
| 1年を通して宮崎県内を中心に活動中とのこと、自分でも面をつける立場とあって面の裏側までこだわりがあるようです。左の写真は浩章さんです! |
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さて、(それにしても凄い数のノミですね!)「面作りは全て手作業なので一刀彫の工具には独特の工夫がされているんですよ」
(それではとりあえず面作りの流れを見せていただけないでしょうか?) |
| まずは「木取り」です。原木を削りやすいようにブロック状にしてから乾燥させて写真のような形にしていきます。 |
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次は「荒削り・荒彫り」です、大きいノミで輪郭を作っていきますが、おおよその形がきまってくるのでバランスなどを考えて慎重に削っていきます。 |
| どうですか?右が荒削り前・左が荒削り後です。 |
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裏はこんな感じです! |
| これは「小作り」中の写真です。ダンダンと面の表情が現れてきます、表面はまだゴツゴツしています。 |
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「小作り」終了!上の写真と比べると表面もなめらかになってきました。これでノミを使った作業は終わりです。 |
| 彩色前の仕上げに「ペーパー」をかけます。これで表面はツルツルになります。面のゴツゴツ感がなくなりましたよね! |
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最後に彩色をして完成です!この面を1日1面作るんだそうです。でも、みなさん知ってました、神楽の面に鼻の穴が開いていますが、この鼻の穴が結構重要!舞う人にとっては視界確保が何より大切、鼻の穴から足元を見ているんだそうです。それで鼻もチョット大きめ!?なんですね! |
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| 3代目の浩章さんはこの道14年、なんでもこの道に入る前は整備工をされていたとか、初めは仏像を彫ったりして無我夢中で修行を重ね面作りの道へ・・・「特注品などイメージ通りの作品ができ、お客様に喜んでもらえたときが一番うれしいです。」と語る浩章さん。今後は修行時代の仏像彫りの技術を生かし、神楽の全身像にチャレンジしたいとのこと! |
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浩章さんはご自身でも神楽を舞う関係で、「作る側だけでなく使う側の立場で見ることができるのが強み」だとおっしゃっていました。みなさんも機会があったらぜひ、浩章さんの舞をご覧になってくださいね!さらに左の写真は技術協力で水戸黄門に出演されたときの記念の1枚です。他にも工房内には芸能人との写真がいくつかあります。ウラヤマシイ・・・ |
技術力もさることながら、スピードも要求される職人の世界で、常に「一流の職人でありたい」と願うお二人、体に気をつけて末永く頑張りつづけてください!
今日はありがとうございました。
※神楽面は通販もしているそうです詳しいことは「天岩戸木彫」さんまでTELにてご連絡ください。 |
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