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2009年4月13日
こびるカフェ 千人の蔵 [ 高千穂/カフェ ]
石蔵造りのカフェ「千人の蔵〜こびるカフェ〜」が4月1日、高千穂町岩戸にオープンしました。この蔵はもともと日之影町にあった築100年を超えるものを、「五ケ村(ごかむら)むらおこしグループ」のおじいさん達が「村おこしの為に使えないか?」ということで約5ヶ月を掛けて移築し見事に復活させたもの。「千人の蔵」という名前の由来は、この計画のために、国や県の補助金を使わず、全国に呼びかけ募った方々からの一口一万円の協賛金「1,000万円」にちなんだそうです。そして、この蔵を若者と一緒に動かしていきたいと呼びかけ、「高千穂こびる研究会」の皆さんと手を取り、オープンに辿り着いたそうです。今回のレポートでは、ちょっと聞き慣れない言葉、「こびる」とは何?という部分も含めてご紹介していきたいと思います。
(レポート:甲斐英利)
こびるカフェ 千人の蔵
住所:高千穂町岩戸五ケ村
電話番号:0982-72-2222
営業時間:11:00〜16:00
定休日:毎週水曜日(祝日の場合翌日がお休み)
駐車場:あり
HP URL:http://www.gokamura.join-us.jp/
BLOG URL:http://blog.livedoor.jp/senninnokura/
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◆千人の蔵までの道のり
延岡方面から国道218号線を高千穂町へすすみ「雲海橋」を越え2つ目の交差点を「天岩戸」方面へ右折。しばらく道なりにすすむと下の写真の交差点に辿り着きますこの交差点を左折してさらにすすむと再び交差点がありますのでここを左折。
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50m程走った左手が駐車場。その右前方に千人の蔵が姿を現します。
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◆店舗紹介
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外観のイメージより広い感じのする店内。100年の風雨に耐えた石達の力強さと気の温もりが同居する不思議な空間です。
照明の配線も昔ながらのがいし引きで雰囲気をより一層高めています。
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入り口の左手には階段があり二階へ。二階はお座敷になっていて、階段の下で靴を脱いであがります。天井が間近にせまる一階とはまたちょっと違った雰囲気。
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入口の奥からはテラスに出られて、もちろんここでの飲食もOK。木漏れ日のなかでゆっくりとした時間が流れています。
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テラスから見える風景。これから木々が葉を着けてくるととても素敵な景色になりそうです。右の写真に見える山は「古祖母」といわれ、地元ではまさに祖母のようにこの地域を見守ってくれていると皆さんに愛されているそうです。
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テラスのは蔵の移設前から完成までの写真もありました。移設中、若者達はおじいさん達のパワーとスピードにただただ圧倒されていて、運営やメニューなど考える時間的についていくのがやっとだったそうです。
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◆メニュー紹介
それでは、カフェメニューを紹介していきます。…と、そのまえに「こびる」とは?
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▲今回のレポーター、ミキさん。「高千穂こびる研究会」のメンバーでもあります。
「『こびる』とは漢字で書くと『小昼』で、昔の人たちが、農作業や山仕事、お祭りや神楽の時に、田のあぜや山にすわって食べていた食事で、現代で言うところのおやつのようなものです。高千穂の人々に愛され育まれて来たのが「こびる」なんです。千人の蔵ではその「こびる」をもっと若い世代や地元以外の人にも伝えていこうと現代風にアレンジしたりして提供しています。」
■地元の釜炒り茶 300円
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高千穂・日之影・五ヶ瀬などのお茶を日本茶インストラクターの指導の受けていれているお茶。小鉢が日替わりでついてきます。取材時は牛乳ゼリー寄せでしたが煮豆などいろいろな「こびる」が楽しめます。
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「本格的にいれた釜炒り茶は家庭で飲むお茶とはひと味もふた味も違う風味が楽します。まずはお茶でゆっくりと気分を落ち着かせてみてはいかがですか?」
■神楽まんじゅう 100円
■キラキラきんかんまんじゅう 100円
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地元の粉を使ったおまんじゅう。ふっくらとした皮は蒸しパンのようなほのかな甘みが口に広がります。
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「『神楽まんじゅう』は高千穂ではメジャーな『神楽うどん』の具である鶏ごぼうを煮詰めたものが詰まっています。田舎の味を気軽に味わえるのでおすすめです!そして『キラキラきんかんまんじゅう』はその名の通り宝石のように奇麗な地元のきんかんがちりばめられています。ほろ苦いきんかんの風味が口に広がりまるで初恋の味・・・?(笑)」
■こびるピザ 300円
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続いて紹介するピザ2品の記事はじつは上のまんじゅうと同じもの!薄く延ばし、蒸さずに焼けばピザの生地に!まさに「こびる」を現代風にアレンジした千人の蔵ならではのメニューです。
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「こびるピザは生地の上にトマト、椎茸、油味噌ソースをのせチーズをかけたものです。えっ?と思われるトッピングかもしれませんが、これが不思議とチーズと合うんです!家々に伝わる油味噌が味の決め手のこびるピザぜひお試し下さい!。
■神楽ピザ 300円
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「『神楽ピザ』もおまんじゅうと同じそざい。トッピングは鶏ごぼうにチーズなのでまさに神楽まんじゅうのピザバージョン!「こびる研究会」の持ち寄り会で生まれた一品です!どんな味なのかぜひ皆さんの口で確かめてください♪」
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「ピザはいずれもミニサイズなのでぜひ両方お試し下さい(笑)」
■野菜たっぷり和風スープカレー 850円
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地元のやさいがたっぷりのヘルシーカレー。こちらのメニューは4月のランチメニューですので気になる方はお早めに!+150円でドリンク付きにも出来ます。
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「カレーのベースの美味しさの秘密は温泉茶屋のお母さん達がつくった秘伝のスープ。うどんの出汁をカレーにアレンジし直した和風のスープカレーです。」
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「ご飯は赤米を使っています。野菜の旨味がたっぷりととけ込んだスープにつけてお楽しみ下さい♪」
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◆坂本さん・工藤さんと
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▲この日の厨房をまかされていた坂本さん(左)と工藤さん(右)
「これからも新しい「こびる」メニューを考えて皆さんにお届けできるようにがんばっていきます。千人の蔵を高千穂の文化、先人達の暮らしを受け継ぐ場、ふるさとの産業を支え、食と農を支える小さなカフェに。そして若者の仕事づくりに向けての研修の場、食育の場、年寄りも若者もみんなで飲んで食べて夢を語り合う、この蔵に縁を持った人の様々な表現の場にしていきたいと考えています。ぜひ皆様も高千穂の食文化「こびる」に触れてみてください。」
投稿者 blogpawanavi : 2009年4月13日 12:00

先日テレビで拝見しました。
どれも美味しそうで石蔵も周りの景色もとっても素敵です。
熊本市からですが、小型犬を連れてのテラス席利用は可能ですか?
昨年、神楽の館で昔話の講演をした小澤俊夫です。小澤健二の父です。ぼくが全国で主宰している昔ばなし大学の人たちと、お神楽を見に行きたいと思い、そちらの田中さんのお世話で、11月21・22・23日に御地へ伺うことになりました。一行40名ですが、千人の蔵にも是非行きたいので、よろしくお願いします。日程はこれから田中さんと詰めるのですが、こびるを食べさせてもらいたいので、食事時間をうまく千人の蔵に当てたいと思います。
よろしくお願いします。 小澤俊夫