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2008年12月26日
高千穂のソウルフード〜『おたに家』 [ 高千穂/そば・うどん, 高千穂/和食 ]
寒い、寒い、と言っていたら早くも年の暮れ。今年もあっという間に過ぎてしまいました……。師走のせわしさに加えて、僕の暮らす高千穂町では11月の中旬より2月の初旬にかけて各村々では夜神楽が奉納されるため、地元の人々は「なおせわし」くなれます。でも確かに「せわし」くはありますが、同時に「楽し」くもあります。実は僕が、夜神楽で密かに楽しみにしているのが振舞いでだされる『うどん』なのです。ごぼうと鶏肉とネギのトッピングがのっているごく普通の『うどん』です。それが芯から冷えた体を温めてくれるのです。椎茸のだしが利いた汁を最後まで飲み干して、口の中に広がる余韻に浸りほっとします。振舞ってくれた村の人に感謝します。そこで今回のグルメレポートでは、「うどん」をはじめ、ありがたい「高千穂のソウルフード」を日常的に提供してくれるお店をレポートしました。村のお母さんたちが地元の食材を丁寧に使って真心をこめてつくっておりますので、体にも良さげな一杯です。それでは、のびないうちにお召し上がりください♪
(レポート:藤木テツロー)
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<おたに家>
住所:西臼杵郡高千穂町大字三田井5139-3
営業時間:10:00〜18:00
席数:30席
定休日:不定休
電話:0982-73-2228
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店舗紹介
場所は高千穂町の街中から天岩戸神社へ向かう道すがら……。日当たりの良い尾谷地区にあります。
戸を開けると村のじいちゃん、ばあちゃんが作った工芸品がたくさん並べられています。今後は、農作物も並べていくそうです。
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【かっちゃんだんご / 各60円】
まずは名物「かっちゃんだんご」から!名前は「今村勝代店長」からとっています。よもぎ、酒、たまご。三つの味が楽しめるかっちゃんだんごは、毎朝、手作りで作られています。味は素朴で風味豊か、手のひらにちょこんとのせられるほどの大きさなので、三つの味を楽しみながら食べられます。
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【とろろ定食 / 1,050円】
おたに家の『とろろ定食』が他店と違うところは、とろろの粘り。すられている山芋はつくね芋とよばれる地元の山芋で、市販のものと比べて粘りが強いのです。そこに干し椎茸のだし汁を練りこみ閉じ込めてしまうので味わいが深い一品となります。色は白くなく、つくね芋そのものの色。体に力がみなぎるのは、気のせいではなく確かな山の力を体に取り込むからだと思います。
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【神楽うどん / 500円】
僕の大好きな「うどん」の登場です。特徴としては麺につくね芋が練りこんであるところです。しかも、高千穂の地粉が使われているので、まさに高千穂のうどんそのもの。鶏肉の旨味とごぼうの甘み、刻み唐辛子の辛味が一層美味しさを引き立てます。最後まで汁を飲み干してしまうのはあたり前。小さめのミニ神楽うどんもありますが、ここは普通サイズの一杯を味わって食べることをお薦めします。
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【新蕎麦】
今年栽培された新蕎麦。なんと美しい白でしょう。数に限りがあるとのことなので、あと数日しかありませんが年内には食べておきたいものです。年越し蕎麦に本物の蕎麦が食べられるのなら言うことなしですね。
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その他メニュー
・宮崎地頭鶏セット(要予約) 1,700円
・地頭鶏炭火焼(180g) 1,500円
・ミニとろろ定食 850円
・おたに家地そば 700円
・親子丼セット 1,050円
・ミニ親子丼セット 850円
・ミニ神楽うどん 350円
・おにぎり 100円
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【はと麦、昔とうきび、唐辛子、大豆】
お店の下の作業所では、今村店長のご主人の光夫さんが、はと麦の脱穀作業を行なっていました。使われている機械は『糖実(とうみ)』と呼ばれるものです。作業所には、他にも昔とうきび、唐辛子が干してありました。大豆はめぐり棒と呼ばれる椿の木で作られた器具で、たたいて分けられます。名前のとおり、めぐり棒の先がぐんぐるん巡ってました。
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あたり前の贅沢があります
食は文化です。『おたに家』に行くとそう感じることができます。煌びやかさはありませんが、郷土で受け継いできた味があります。目の前には高千穂の山々が広がっています。日本の棚田100選にも選ばれた棚田も広がっています。季節のものがそこで食されるというあたり前の贅沢があります。そういうあたり前の贅沢を感じさせてくれるのが『おたに家』です。
投稿者 blogpawanavi : 2008年12月26日 22:13

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