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2007年10月10日

天下一薪能2007秋スナップ集 [ 延岡市 ]

 2006年に10周年を迎えた天下一薪能。「今年は新しい10年の始まりの年」という想いで開催され2300人の観客の皆さんが幽玄の舞いに酔いしれました。今年も酷暑の8月から始まった搬入作業。当日、後片付けまで、市民ボランティアの皆さんを含め多くの方の力が合わさって作り上げられた能舞台。その舞台で人間国宝である片山九郎右衛門さんを始め日本を代表する方々が内藤記念館所蔵の「増女」「般若」等の能面をつけ舞います。舞台も石垣の反響音も会場も、そして携わる人々も日本全国に誇れるものばかりです。昨年に引き続き今年も能舞台の様子を取材させていただきましたので、当日の様子をご覧ください!
(レポート:甲斐英利)

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天下一薪能 2007 秋
日時:10月6日(土)
場所:延岡城址二の丸広場
主催:NPO法人のべおか天下一市民交流機構
ホームページ:http://www.nobeoka-tengaichi.jp/


■天下一薪能2006スナップ集はコチラ

■薪能関連レポート
雨中激闘!(2001年)
なんとなく見えてきた!(2001年)
青空は気持ちイイ!(2001年)
天下一薪能スナップ写真集 (2001年)
のべおか天下一薪能1週間前レポート(2002年)
のべおか天下一薪能みんなの写真集(2002年)

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■本番三日前の様子
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 ▲本番三日前には、会場の設営も殆ど終わり仕上げの段階に入っていました。

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■開演前
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参道などにはずらりと灯籠やのぼりが立ち並び気持ちを高めてくれます。
下の写真は会場で雨が降らないようにずっと祈っていたてるてる坊主。おかげで今にも降りそうな空模様でしたが、舞台の間は降らず、終演後にすこしパラつき始めました・・・てるてる坊主効果抜群♪

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まだ少し陽が残る17:30に鏡ノ間からお囃子が聞こえいよいよ開演です。

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■半能:「龍田」

●ものがたり
 日本全国を巡り法華経を納める僧が竜田の明神に参詣するために竜田川を渡ろうとすると、若い娘が出てきて「竜田川紅葉乱れて流るめり 渡らば錦中や絶えなん」(古今集)や、「竜田川紅葉を閉づる薄氷 渡らばそれも中や絶えん」(家隆の歌)といった古歌を示しながら、渡れば神慮に背くことになるといい、僧侶の渡川をとどめます。娘は巫女であることを伝え、僧を明神へ案内をします。僧は今は盛りと真っ赤に燃えた神木の紅葉を拝み、巫女は竜田の峰々を見上げて、冴えかかる川の音を聞くのでした。そして、巫女は「私は竜田姫なのです」と僧に名乗ると、宮の中に消えていきます。 不思議なものを見た思いのする僧は、通りががりの地元の者に、さつきの出来事を語ると、地元の人は、竜田明神の謂れを語り、重ねて奇特を見ることを勧めて去っていきます。その勧めにしたがって神前で通夜をすることにした僧の前に、竜田姫が現し、熊野の本宮・新宮はじめとする全山の護法の神々がのりうつっていることを示しながら、明神の縁起や紅葉を愛する竜田姫の紅色に寄せる心を語り、何かに取り付かれたように神楽を奏し、夜明けとともに天に上がり姿を消していきます。
(公式ホームページより)

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■火入れ式
火入れ 延岡市「首藤正治 市長」 福島県いわき市「村田文雄副市長」
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▲辺りがすっかり暗くなったころ火入れ式が行われました。


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■狂言:「察化」

●あらすじ
連歌の会を催すことになった主人。田舎住まいだけに参加する者たちはすべてが初心者。困った主人師匠として都に住む叔父さんを招くことにした。そこで家来の太郎冠者に叔父さんを連れてくるように命じます。 お使いとはいえ、都に行けるとあってはしゃぐ太郎冠者、主人に叔父さんの住まいを聞かずに飛び出します。都についてはたと困った太郎冠者の前に「私が叔父さんだと名乗る男と出会います」 その叔父さん、実は偽者で都では有名な詐欺師「見乞(みごえ)の察化」。その男を見るなり正体を見破った主人だが、ここは詐欺師に居直られて被害にあってはと穏便に事を収めて帰ってもらうがよしと判断し、太郎冠者には私の言うとおり口まねをして、接待するようにしたのだが、太郎冠者は言わなくてもいいことも主人の口まねを繰り返し、話は混乱してしまい、状況は悪化するばかり。イライラを募らせた主人は、最後は怒ってしまい、太郎冠者を打ち倒すと、今度は真似をするように太郎冠者がその偽叔父さんを打ち倒してしまい詐欺師は逃げ帰ります。結局は追い払うのに大成功というわけです。前半は取り違えの面白さ、後半は口真似の混戦会話といったところがみどころです。
(公式ホームページより)

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■能:「安達原」

●ものがたり
 諸国行脚の祐慶と同行の山伏が、ある日陸奥の安達原にたどり着いたとき、ちょうど日が暮れます。あたりに人里はなく、一軒のあばら家があるだけです。この家には女がひとり侘び住まいをしていました。祐慶たちは、女の一夜の宿を乞いますが、女はあまり気が進まない様子でした。それでも頼みに頼み、何とか泊めてもらうことになり、あばら家の中に入れてもらいます。延岡天下一薪能 安達原 家の中には糸織り機があり、物珍しさを感じた、女に糸車を回して見せてもらいます。でも女の様子はどことなく変です。女は身の不運や仏道との無縁を嘆き悲しい様子です。ほどなく、女は祐慶たちを焚き火でもてなそうと薪をとりに出かけようとするのですが、その際、女は祐慶たちに絶対に私の寝所を覗いてはならないと言い置いて出かけていきます。残された祐慶たちは、僧侶である自分たちになぜわざわざ覗いてはならないと念を押したのか不思議がります。どんどん気になり始めた一行のうち、能力が、祐慶の制止も聞かず、寝所を覗いてしまいます。なんとそこにあったのは夥しい数の死骸でした。女は安達原に棲むといわれていた鬼女だったのです。逃げ出す祐慶たちを追いかけて鬼となった女が追いかけてきて祐慶たちに襲い掛かってきます。祐慶たちは験力をふりしぼり鬼女に立ち向かいやっとのことで退散させます。
(公式ホームページより)

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■終演後

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 終演後は、市内の高校生やボーイスカウトの皆さん、実行委員のみなさん全員で「お見送り」です。みなさんの元気な声はとても気持ちよく、舞台の素晴らしさと共にこの光景がお客さんの記憶にきっと残ると思います。この他にもスタッフのみなさんは駐車場の整理や誘導など本当に沢山の人々が陰で働いています。天下一薪能のホームページではそんなスタッフのみなさんの活動風景も見る事が出来ますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください!

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みなさん本当にお疲れさまでした!

投稿者 blogpawanavi : 2007年10月10日 19:52

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