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2007年04月27日

みやざき演劇祭2007・ワークショップ! [ 宮崎市 ]

 今年の秋、宮崎演劇界が総力をあげ、開催される演劇のお祭り的大イベント『みやざき演劇祭2007』が行われます!「みやざき演劇祭」とは宮崎での演劇文化の創造とともに、宮崎から全国へ宮崎の演劇文化を”毎年”発信していくというものです。そして記念すべき第一回となる『みやざき演劇祭2007』では、東京で劇団『ペテカン』をたちあげ、舞台のみならずテレビドラマやCMでも大活躍中の本田誠人さん(延岡市出身)をお招きし、本田誠人さん自身が作・演出をてがける『茜色の窓から』の公演予定もあります。そんな中、4月20日(金)〜22日(日)の三日間、宮崎市にある宮崎県立劇場と大坪保育園の一室では、『みやざき演劇祭2007』・プロデュ―ス公演『茜色の窓から』(作・演出/本田誠人)のワークショップ兼キャスティングのためのオーディションが開催されました。演劇をやるのがこの日始めての人から、二十数年の芸歴を持つ人まで、三日間で、のべ55人が参加し大いにもりあがり、宮崎の演劇文化のルネサンスを感じさせてくれる賑やかなものとなりました。今回のレポートでは、三日目にあたる22日(日)のワークショップにお邪魔したのですが、僕がもっている演劇のイメージとは「静まり返る練習場に演出家の怒号が響き、緊張する役者が責められて泣いたり落ち込んだり・・・」といったもので、ピリピリするスタッフ…に囲まれ、まるで、少女マンガの『ガラスの仮面』に出てくるヒトコマを見せられるのではないかと思っていたのですが、実際のところは本田さんのユニークな人柄と、宮崎の演劇人の素晴らしいコミカルな演技に、取材しながら面白くて何度も吹き出してしまいました。参加されたみなさんも、最初から最後まで、笑顔と笑いの中でのワークショップ兼オーディションでありました。そんなことから取材の前と後では、僕の中でのイメージも180変化してしまいました。今から秋の『みやざき演劇祭2007』が楽しみになりました!
(レポート:藤木テツロー)

ワークショップ ワークショップ
ワークショップ ワークショップ
▲ワークショップの模様と、指導にあたる本田誠人さん(左下)

◆『みやざき演劇祭2007』公式ブログ↓
URL:http://miyaengeki2007.seesaa.net/

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◆ワークショップの様子

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◆自己紹介

自己紹介 自己紹介
自己紹介 自己紹介

 まずはグループを作って、一グループ5分間という設定で、お互いに自由に話しかけあいながらの自己紹介。本田さんは、参加者の自己紹介を聞きつつ、こまめにノートに何やら書き込んでいく。

自己紹介 自己紹介

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◆自己紹介再現VTR

VTR VTR

 三つのグループが自己紹介を終えたところで、本田さんから「自己紹介再現VTR演技」の要望。最初にした自己紹介をもう一度、同じように行なって下さいというのだ。自分の自己紹介や、周りの人に言ったことをどれだけ覚えておけるかというゲームであり、再現VTRで自分を演じることになるのだという。参加者は驚きながらも、さすが、そこは役者さん。見事に思い出しながら演じきる。けれども、最初と二度目では同じ言葉でもテンションが違い、そのテンションの違いが爆笑を誘う。自己紹介再現VTRの演技が終わると、本田さんが事細かに面白おかしく最初と二度目の違いを指摘され、会場はまたもや爆笑の渦!

VTR VTR

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◆同級生エチュード

同級生 同級生
同級生 同級生

 三人一組になり、二分間とにかく喋る!ピーチクパーチク喋り続ける!『言葉のボリュームではなく口数を多く、周りの人から見て、「あん人どん、うるせえねぇ〜!」って思われるぐらい、喋って下さい』との本田さんからの要望。凄いハイテンションで喋る参加者に、またまた爆笑の渦!

同級生 同級生

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◆台本をみながらの演技

台本をみながら 台本をみながら
台本をみながら 台本をみながら
台本をみながら 台本をみながら
台本をみながら 台本をみながら

 いよいよ、台本を読みながらの演技が始まる。台本を読みながらだと、中々難しい様子。台本に載っている自分が演じるキャラクターとセリフ、そして、共演者とのコミュニケーション能力も必要になってくる。悪戦苦闘の中で光ったのは、ベテラン勢!会場をあっという間に、演劇の世界に引き込む!そしてやっぱり爆笑を誘う名演技!「役に自分を近づけるのではなく、自分に役を近づけること」とは、本田さんから参加者に向けたアドバイスでした。

台本をみながら 台本をみながら

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◆本田誠人さん

本田誠人さん

本田誠人(ほんだまこと)さんプロフィール 
 1974年生 延岡市出身。宮崎県立延岡西高等学校在学中に『Say-You』というお笑いコンビを結成。吉本興業主催の「ダウンタウンの全九州お笑い選手権」でグランプリを獲得。舞台芸術学院を卒業後、95年に男5人で劇団『ペテカン』(主宰・濱田 龍司)を旗揚げ。作・ 演出も手掛け、99年にはパルテノン多摩小劇場フェスティバルで最優秀賞を獲得。役者としても舞台のみならず、テレビドラマやテレビCMにも多数出演。最近の代表作としてドラマ『電車男』(フジテレビ)、『きらきら研修医』(TBS)がある。

『みやざき演劇祭2007』では、自ら作・演出をてがける『茜色の窓から』の公演予定もあります。

本田誠人さんのコメント
 いや〜もう!本当に参加者のみなさんより、僕が一番楽しかったんじゃないかというぐらい、楽しませてもらいましたね〜!みなさん、本当に個性的で達者で、逆に僕のほうが勉強になりました!今回、声をかけて戴きまして、本当に嬉しいですね〜!しかも、第一回の演劇祭ということなんで、非常に光栄でございます!この三日間、非常に楽しかったので、選ばれた方々と、宮崎で一つの劇団を作るぐらいの気持ちです!楽しみですね〜!なかなか演劇を観る機会ってないと思うんですけど、今回はせっかくの第一回の演劇祭なので、僕らも盛り上げるし、皆さんも一緒になって盛り上がってくれたら嬉しいな〜と思います!「来てね!」っていう感じです!

◆劇団『ペテカン』ホームページ↓
URL:http://www.petekan.com/index.html
◆本田誠人の『まがなすきがな』ブログ↓
URL:http://blog.livedoor.jp/m_1974_honda/
◆過去のパワナビレポート(インタビュー)↓
URL:http://www.pawanavi.com/human/2004/07/petekan/
◆過去のパワナビレポート(夏の舞台04・公演風景)↓
URL:http://www.pawanavi.com/dopuri/2004/08/03/index.htm

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◆演劇祭ディレクター・黒木朋子さんのコメント

黒木朋子さん

みやざき演劇祭について
 『みやざき演劇祭2007』は、それぞれの劇団が自主的にやるお芝居もあるし、今回のように所属している劇団に関係なくオーディションなどで配役を決めていくお芝居もあります。今回のワークショップは、『茜色の窓から』のキャスティングのためのオーディションなのですが、本田誠人さんの『ペテカン』での練習方法を活用し、そこから参加者が自己表現をしていくというものです。本田さんは宮崎出身で、宮崎の演劇人と一緒に物づくりをしていける方ということ、作品が作れて演出もでき、東京でもご活躍されていますし、何より私たち宮崎の演劇人も一緒にやってみたい役者さんというところで、演劇祭参加のお願いをしました。宮崎出身の演劇人と宮崎の演劇人とで、劇団の枠を超えて一緒に作品をつくりあげ、その課程の中で創造的な交流を図るとともに、宮崎から全国に向けての発信を目指します。宮崎には劇団としては20ぐらいあるんです。まだ、他にも活動している人たちがいると思います。各劇団、今までは別々に活動してきたんですね。それぞれの劇団がそれぞれに、自主公演を一年に一回とか、半年に一回とかのペースで行なって来たんです。あまり全体での交流というのは、頻繁には行なわれていませんでした。今回の『みやざき演劇祭2007』のように、みんなで劇団の枠を超えて、お祭り的に大きなイベントをやろうとするのは今年が初めてです。お客様にしても、今まではそれぞれ自分に縁のある劇団のお芝居だけしか観たことがなかったり、一般の人でも宮崎で演劇を見たことが無いという人も多いだろうし、劇団があるというのも知らない人も多いと思うんです。今回の演劇祭で、観る側も演じる側ももっと枠を広げて戴きたいと思っています。もっとたくさんの人たちに観て頂きたいと思います。宮崎では宮崎国際音楽祭や、美術館での色々な美術展があります。演劇も同じ芸術なので、一般の人にも、もっともっと知って戴きたいし、親しんでもらえればと思います。演劇祭は毎年やっていくので、演劇をやったことのない人でも、これからどんどん参加して戴きたいと思っています。

演劇の魅力について
 私は演劇を21年間やっています。演劇の魅力は一言では言えないのですが、やっぱり「人」だと思うんです。人が大好きだからやっていると思うんです。演劇って、例えば、普段こうやって話していること自体がもう、演劇に近いことだと思うんです。人によって、言葉違いや声のトーン、態度が違ってくる。そういうことはもう、どこか少し自分自身というものを作って演じている。今こうして話していてもです。それが、舞台の上で演じられていくから、観ている側は共感できていくのかなって思いますね。舞台はライブですから、その空気とか感情が伝わりやすいんですよね。舞台はお客様がいないと成り立たないものだと思っています。舞台で演じている役者の感情と、お客様の感情とが一緒に動いていくような感覚をいつも感じているんですけど、それがないとお芝居の喜怒哀楽が表現できないんじゃないのかなと思います。

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◆参加者の感想

参加者

 最後にワークショップに参加されたみなさんの感想をご紹介します。

牧野友季さん 劇団『夢』
初めてやったこともあったけど、先生から色々なアドバイスをもらえて、楽しかったです。

岩崎考平さん
今日は、本田さんからプロの演技が学べて良かったです。

杉山知づるさん
小林から来たかいがありました。

田原遥海さん
楽しかったです。凄く!とても!

岩浦紗智さん
充実した3日間でした♪また参加したいです♪

むちうったさん 劇団『220』
自然な演技が難しかった。力をいかに抜くかが大切だと感じました。若い人から年の人まで幅広い参加者でした。

参加者 参加者


投稿者 blogpawanavi : 2007年04月27日 12:57

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