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2006年09月30日

竜巻災害を乗り越えて〜がんばろうや延岡! [ 延岡市 ]

 台風13号の影響により発生した竜巻災害から約二週間がすぎた9月30日(土)。大きな被害を受け現在復興真っ只中にある延岡市の「山下新天街」及び「サンロード栄町」では、被災者を含む地元住民達が自らを奮い立たせるべく「がんばろうや延岡」という復興に向けての街おこしイベントを開催しました。会場には様々な出店がならぶ他、学生から一般までたくさんボランティアが参加し、炊き出しや台風13号被害義援金の呼びかけなどを行いました。また、山下新天街とサンロード栄町が交わる鳥居下ではライブステージが設けられ、復興に向け頑張っている人々を励まそうと、「東海中学校吹奏楽部」や「宮崎県警察音楽隊」が演奏を行ったり、今秋コロムビアレコードよりメジャーデビューが決定している、延岡市出身の女性デュオ「スピリット」はライブだけでなく竜巻災害義援金の呼びかけなども行っていました。
アーケード入り口 東海中学校吹奏楽部
(左:アーケード入り口 右:東海中学校吹奏楽部)

 さらに宮崎市出身で現在東京でプロギタリストとして活躍しているタメゴローこと「為山五朗(Gt Vo)」さんとその仲間達(金子裕則Vo Gt、宮下秀司Per、戸高明彦Gt)による、この日限りのスペシャルアコースティックセッションも行われ、道行く人々からのリクエストにその場で応えるかたちで懐かしのフォークソングを歌ったり、ベテランならではの楽しいトークで会場を大いに盛りあげました。
スピリット タメゴローさん
(左:スピリット 右:為山五朗&フレンズ)

 しかし、この日、なんといっても印象的だったのは、山下新天街商店振興組合・松尾光純理事長による挨拶時の「竜巻のおかげで私達は団結する事ができました!」という前向きな言葉でした。
(レポート:松田秀人)

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●会場風景

 まだまだ竜巻災害からの復興は続いています・・・。
被災跡 復興作業


 復興ワゴンセールをはじめ、ホカホカおむすび早い者勝ち500食や、ちゃんこ鍋、カレーライスなど、たくさんの振る舞いが行われ、どのコーナーも大人気でした。特に来場者だけでなくボランティアなど、子ども達の姿を多く見かけました。
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
会場風景 会場風景
(会場風景)

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●松尾理事長と宇都宮さん

 下の画像は代表挨拶を務めた松尾・山下新天街商店振興組合理事長と、このイベントをまとめあげ、「がんばろうやコール」を担当した同青年部の宇都宮さん。松尾理事長の挨拶のでは、災害からの復興真っ只中でありながらイベントを盛り上げるために協力してくれた人々への感謝の気持ちを述べつつ、さらに「昨年は水害、今年は風害、ここまで打ちのめされた山下が立ち上がろうとしています」と商店街の復興を含め今後のさらなる発展を誓うと共に「竜巻という自然災害により、こうやって私達は団結することができました。自然には感謝しています。時がたちアーケードが完成した時は、この日の事を思い出し延岡市民のみなさんと一緒に作ったアーケードとしていつまでも心に残していきたいと思います」と力強く語りました。
松尾理事長と宇都宮さん がんばろうや
(左:松尾理事長と宇都宮さん 右:宇都宮さんのがんばろうやコール)

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●首藤正治延岡市長とタメゴローさん

 会場には首藤正治延岡市長の姿もありました、アーケードを歩きまわり一人ひとりに声をかけている姿が印象的でした。また、この日のスペシャルゲスト為山五朗さんとも会話を交わしていました。実は為山五朗さんは、ご自身でもM.M.T.P(M 宮崎に生まれ、M 宮崎で育ち 、T 東京に暮らす、P プロミュージシャン達) というバンドを結成しており、東京の宮崎出身アーティストをまとめるリーダー的存在でもあります。活動としては昨年の台風14号災害時よりチャリティライブを開催したりDVDを製作し売上を義援金とするなど、ミュージシャンならではの支援活動を行っています。そんなことから、首藤市長とは災害や環境問題などについての話しをしていたようです。
首藤正治延岡市長 首藤市長とタメゴローさん
(首藤正治延岡市長と為山五朗さん)

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●フォトメッセージマガジン・日向時間の藤木哲朗さん

 さらに環境問題といえば、高千穂町出身で自主出版「フォトメッセージマガジン・日向時間」を刊行し、県内各地で環境について講演などを行っている藤木哲朗さんも取材に来ていました。日向時間は既に創刊号、夏号が発売されており、10月20日には最新号が発売されます。この日向時間にはパワナビも毎号4ページのコーナーを割いてもらっています。
藤木哲朗さん 藤木哲朗さん
(フォトメッセージマガジン・日向時間:主幹 藤木哲朗さん)

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●東海中学校吹奏楽部

東海中学校吹奏楽部 東海中学校吹奏楽部
東海中学校吹奏楽部 東海中学校吹奏楽部
(演奏風景)

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●宮崎県警察音楽隊

宮崎県警察音楽隊 宮崎県警察音楽隊
宮崎県警察音楽隊 宮崎県警察音楽隊
(演奏風景)

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●スピリット

 今秋コロムビアレコードよりメジャーデビューが決定している延岡出身の女性デュオ「スピリット」。先週の日曜日、9月24日(日)には台風13号災害義援金及び支援物資預かりブースを設け、県内外からたくさんの支援物資が届けられた須美江海水浴場で開催されたイベント「サウンドビーチすみえ」のステージに立つと共に義援金箱を持って会場をまわっていましたが、今回も同様にステージだけでなく二人で会場を歩きまわり義援金への協力を呼びかけていました。
スピリット スピリット
(義援金の呼びかけ)
スピリット スピリット
(ライブ風景)

スピリットからのコメント
 私達を育ててくれた地元延岡で開催された災害復興イベントに協力できたことがとても嬉しいです。このような被災現場では私達二人の力はとても小さいく、なにもできない事をただ実感させられるだけですが、もし私達が歌うことで少しでも多くの方の心が癒されればと思って精一杯歌いました。まだまだ復興までには時間がかかるでしょうが、頑張ってのりこえてください。

■スピリットブログ↓
URL:http://tomokana.seesaa.net/

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●為山五朗&フレンズ

 東京でプロギタリストとして活躍中(『チャゲSoloツアー』・『徳永英明Rec&ツアー』・『矢沢永吉30周年ツアー』・『長渕剛トリビュートRec』『浜崎あゆみRec』、etc)の宮崎出身ギタリスト「為山五朗」さん率いるこの日限りのアコースティックセッションバンドのライブは、道行く人からのリクエストに応えるかたちで行われたため、懐かしのアコースティックナンバーが続出し、ステージとなった鳥居前には足をとめて一緒に歌う方達がたくさんいました。このメンバーでのアコースティックライブはかなり貴重で、この日たまたま目撃した方は大ラッキーだと思います。ギターを担当した為山さん以外のメンバーも実力者揃いで、メインヴォーカルを担当した延岡出身の「金子裕則」さんは現在上記でご紹介した「スピリット」への楽曲提供など総合的なプロデュースを行いつつ、ご自身もライブ活動を行っています。1979年の「第18回ヤマハポピュラーミュージックコンテスト・つま恋大会」においてオリジナル曲「哀歌」で優秀曲賞を受賞し、同年に「第10回世界歌謡祭」でも同曲で入賞。またチャゲ&飛鳥、クリスタルキングと全国コンサートを展開したりもしていました。また作曲家としても杉良太郎や島倉千代子などにも楽曲提供をしています。そしてパーカッション(カホーン)を担当した宮崎市在住の「宮下秀司」さんは、1995年に現在「JOY-FM・レディオパラダイス耳が恋した」のメインパーソナリティを担当している濱田詩朗さんらとNIHIL TENTION /ニヒルテンションというバンドを結成し、宮下さんはドラマーとしてメジャーデビューをしています。現在は宮崎市を中心にバンド活動を行っています。ギターとヴォーカルを担当した延岡市在住の「戸高明彦」さんは、現在も地元で音楽活動をしており、学生時代は金子裕則さんと共にバンド活動をしていたそうです。為山さんとの繋がりはというと、宮下さんが地元の後輩にあたり、金子さんや戸高さんは年齢的にも同期にあたるそうです。控え室では十年〜二十年前の思い出話しなどを楽しそうにしていました。メンバーは皆同県出身で音楽活動を行っているわけですが、のそれぞれが違う地域・ジャンルで活動をしている事から、どう考えても、このイベントだからこそ集まる事ができたメンバーだと思います。今回は特にバンド名などが無かったので、勝手に「為山五朗&フレンズ」と命名しました。タメゴローさんスイマセン・・・。
為山五朗&フレンズ お客さん
(ライブ風景)

 上記(首藤市長との段)でもご紹介しましたが、為山五朗さんはM.M.T.P(M 宮崎に生まれ、M 宮崎で育ち 、T 東京に暮らす、P プロミュージシャン達) というバンドを結成しており、東京の宮崎出身アーティストをまとめるリーダー的存在でもある事から、昨年のM.M.T.Pのライブ風景をまとめたDVD「LIVE ACT FOR MIYAZAKI Vol 1〜今、宮崎のためにぼくらができること(下画像)」を製作・販売し、その売り上げを昨年の台風14号で被害を受け、荒れ果ててしまった高千穂鉄道の周辺環境整備のためにあててほしいと願い、仕事の合い間にPR活動を続けています。
LIVE ACT FOR MIYAZAKI Vol 1
(LIVE ACT FOR MIYAZAKI Vol 1)

■2005年パワナビM.M.T.P関連記事その1↓
http://www.pawanavi.com/sound/2005/mmtp/index.htm
■2005年パワナビM.M.T.P関連記事その2↓
http://www.pawanavi.com/sound/2005/mmtp2/index.htm

 実は、今回の竜巻災害からの復興イベント「がんばろうや延岡!」でのセッションに関しては、為山さんの「できれば自分も参加したい」という強い希望の元、イベントの2日前に急遽決まったものなんです。東京で暮らしているとはいえ、竜巻災害の事はテレビなどを通して為山さんも知っており、ここ数日間ずっと気になっていたらしく、DVDのPRで宮崎に立ち寄る際に、「このタイミングで延岡でも何かできないか?」と考えていたところ「がんばろうや延岡!」の事を知り自らイベント実行委員の宇都宮さん(がんばろうコール参照)連絡をとり、さらに仲間に声をかけ、メンバー達も為山さんの要請を快く引き受け、急遽参加となったのです。

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■メンバー

為山五朗 金子裕則
(為山五朗/Gt Vo  金子裕則/Vo Gt)

宮下秀司 戸高明彦
(宮下秀司/Per  戸高明彦/Gt Vo)

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為山五朗 金子裕則
バンド画像 バンド画像
(ライブ風景)

為山五朗さんからのコメント
 今回はイベントの2日前に「自分にも何かやらせてほしい!」と、実行委員会の方達に無理を言って参加させてもらいました。「商店街のみなさん!うちのバンドを快く受け入れてくれて本当にありがとうございます。」 個人的にもテレビ画面などを通して台風13号関連の竜巻災害を知り、ここ数日間はいつもその事が気になっていただけに、「みなさんに歌を披露する」というような形ではありましたが、災害復興イベントに参加できたことを嬉しく思っています。本当に僕らにできる事といえば、音楽を通じみなさんの心を和ますことしかできませんが、それが私達ミュージシャンの役目だと思っています。そんなことから今日の内容的には、みなさんからのリクエストをお受けするという形をとらせていただきました。懐かしのフォークソングが中心となりましたが楽しんでいただけたでしょうか?ライブ前に松尾理事長が熱く語られていたお話の内容をしっかりと心に受け止めて演奏をさせていただきました。現場ではこれからもしばらく復興に向けての作業がつづくと思われますが、南国宮崎とはいえ寒くなってきましたので、くれぐれも体には気をつけてください。最後になりましたが、被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。

投稿者 matsuda : 2006年09月30日 16:51

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